JP2009284930A - ジャー炊飯器 - Google Patents

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英樹 両角
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Abstract

【課題】再加熱操作を行った後、停電検知が停電と判断した後には、常に熱い状態の保温米飯を食することができるジャー炊飯器を提供する。
【解決手段】商用電源の停電と停電復帰を検知する停電検知手段23と、鍋10の温度を所定の保温温度に維持する保温工程と、その保温工程の保温温度よりも高い温度に上昇させる再加熱工程と、その再加熱工程を選択する再加熱工程選択手段30とを備え、前記再加熱工程後は、前記保温工程の保温温度よりも高い保温温度にて維持する高温保温工程へと移行し、前記停電検知手段23が停電と検知し、さらに停電復帰を検知した後は、前記保温工程へ移行するもので、再加熱操作を行った後、使用者がご飯を食する時には、常に熱い状態の保温米飯を食することができる。さらに、再加熱のご飯を食した後は保温温度を、再加熱前の保温工程の温度まで下げることにより、省エネができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、炊飯後の飯を所定の保温温度(約70℃)に保持する保温機能を有するジャー炊飯器に関するものである。
従来から、使用者の操作により、保温中に飯を食する前などに、保温米飯を予め定められている保温温度より高い温度(約90℃)に上昇させる再加熱手段を有するジャー炊飯器がある。また、一定の保温温度に維持する定温保温機能と、保温経過時間により2水準以上の保温温度に変化させる変温保温機能を選択設定できる機能を有するジャー炊飯器もある。これらの機能を併せ持つジャー炊飯器では、再加熱操作時の保温機能状態を記憶させ、再加熱後には、再加熱開始前の保温機能状態に設定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のジャー炊飯器は、再加熱操作により保温機能状態が変化することがなく、使用者は保温機能の再設定を行わなくてよく、便利である。
特許第2795201号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来のジャー炊飯器では、再加熱動作後に保温機能の再設定を行わなくてよいものの、例えば再加熱終了から時間が経過してしまった場合、折角再加熱した保温米飯の温度が元の維持温度に向けて下がってしまい、使用者の求める熱さの保温米飯を食せないことがあった。また、再加熱開始前の工程における保温維持温度が一定ではないため、再加熱終了後元工程に戻ってからの経過時間によって、再加熱米飯の温度が変化してしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が台所で再加熱を行い、居間でご飯を食べるために、ジャー炊飯器のコンセントを抜き、停電検知手段が商用電源の停電を検知し、さらに使用者がジャー炊飯器を移動させ、ジャー炊飯器のコンセントを入れ、停電検知手段が商用電源の停電復帰を検知した場合には、使用者がご飯を食べるために、場所を移動したと判断することができ、それまで、高い保温米飯の温度を維持でき常に熱い状態の再加熱米飯を食することができる。さらに、ご飯を食したと判断できるので保温温度を、再加熱前の温度まで下げることにより、省エネができることを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のジャー炊飯器は、上面が開口した本体と、前記本体に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を加熱するための鍋加熱手段と、前記本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋と、商用電源の停電と停電復帰を検知する停電検知手段と、前記鍋の温度を所定の保温温度に維持する保温工程と、その保温工程の保温温度よりも高い温度に上昇させる再加熱工程と、その再加熱工程を選択する再加熱工程選択手段とを備え、前記再加熱工程後は、前記保温工程の保温温度よりも高い保温温度にて維持する高温保温工程へと移行し、前記停電検知手段が停電と検知し、さらに停電復帰を検知した後は、前記保温工程へ移行するもので、再加熱工程後、商用電源が停電するまで高温で保温されるので、使用者がご飯を食する時には常に熱い状態の保温米飯を食することができる。さらに、再加熱のご飯を食した後は保温温度を、再加熱前の保温工程の温度まで下げることにより、省エネができる。
本発明のジャー炊飯器は、停電検知手段が停電と停電復帰を判断した後には、常に熱い状態の保温米飯を食することができ、さらに、ご飯を食した後は保温温度を、再加熱前の保温工程の温度まで下げることにより、省エネができる。
第1の発明は、上面が開口した本体と、前記本体に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を加熱するための鍋加熱手段と、前記本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋と、商用電源の停電と停電復帰を検知する停電検知手段と、前記鍋の温度を所定の保温温度に維持する保温工程と、その保温工程の保温温度よりも高い温度に上昇させる再加熱工程と、その再加熱工程を選択する再加熱工程選択手段とを備え、前記再加熱工程後は、前記保温工程の保温温度よりも高い保温温度にて維持する高温保温工程へと移行し、前記停電検知手段が停電と検知し、さらに停電復帰を検知した後は、前記保温工程へ移行するもので、再加熱工程後、商用電源が停電するまで高温で保温され、使用者が台所で再加熱を行い、居間でご飯を食べるために、ジャー炊飯器のコンセントを抜き、停電検知手段が商用電源の停電を検知し、さらに使用者がジャー炊飯器を移動させ、ジャー炊飯器のコンセントを入れ、停電検知手段が商用電源の停電復帰を検知した場合には、使用者がご飯を食べるために、場所を移動したと判断することができ、それまで高い保温米飯の温度を維持でき、常に熱い状態の加熱米飯を食することができる。さらに、ご飯を食したと判断できるので保温温度を、再加熱前の温度まで下げることにより、省エネができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の保温工程を、鍋の温度を所定の保温温度で維持する定温保温機能と、2水準以上の保温温度で鍋の温度を維持する変温保温機能の2つの機能を有し、使用者が保温工程を、定温保温機能または変温保温機能に設定する保温工程選択手段を備えたことを特徴とするので、使用者の好みで定温保温機能または変温保温機能を選択でき、保温のご飯の温度を時間の経過に関わらず常に一定にしたい場合は、保温工程を定温保温機能に選択し、保温のご飯の温度を省エネのために、2水準以上の温度で、時間の経過とともに、常定温保温機能の温度にしたり、定温保温機能より低くした温度にしたりして、保温の消費電力量を削減したい場合には、保温工程を変温保温機能に選択することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の再加熱工程後、所定時間を経過しても前記停電検知手段が停電と判断しない場合、再加熱工程前の保温工程へ移行するもので、使用者が再加熱を行ったものの、何らかの理由によりご飯を食さなかった場合などに、長時間の高温保温によるご飯の変質や乾燥を抑えて、使用者がおいしく米飯を食することができる時間を長くできるようになるという便利な機能を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3を用いて、本発明の実施の形態1におけるジャー炊飯器を説明する。
図1は、本実施の形態におけるジャー炊飯器の前後方向断面図である。図面を簡潔にするために、電気的接続のためのリード線等は省略してある。
図1において、10は、上面が開口する略円筒形の本体である。本体10は、着脱自在に鍋11を収納するため、有底筒状の鍋収納部12を有す。鍋収納部12の底部には、鍋加熱手段として鍋11を誘導加熱する鍋加熱コイル13が設けられている。14は、底温度センサーで、鍋11の底面と当接するよう付勢されて装着され、炊飯及び保温時の鍋1
1の温度を検知している。
本体10の上面開口部15は、本体10にヒンジ軸16により開閉自在に支持された蓋17で覆われている。蓋14の下面には、放熱板18が構成されている。また、蓋内部には放熱板18を誘導加熱する蓋加熱コイル19が設けられている。
さらに、蓋温度検知手段である蓋温度センサー20が、放熱板18に当接するように設けられている。21は鍋パッキンであり、蓋17を閉じた時に、鍋11の上辺に当接し鍋11を密閉する。
制御基板22は、加熱コイル13および蓋加熱コイル19への電力供給を制御している。さらに、制御基板22には、商用電源が制御基板に電力を供給しているかどうかを判定する停電検知手段23が設けられている。操作基板24は、底温度センサー14、蓋温度センサー20、マイクロコンピュータ内の計時手段にある時間計測用タイマ(図示せず)を有している。
さらに、操作基板24上には、使用者が操作時に用いる入力スイッチ25、操作時の入力受付報知や炊飯動作終了報知、再加熱動作終了報知のためのブザー(図示しない)が設けられている。
図2は、本実施の形態におけるジャー炊飯器の操作部を示す図である。
図2において、透明部を有する操作パネル26の内部に、表示手段であるLCD27が設けられ、炊飯・保温状態や予約設定時間、現在時刻などを表示する。炊飯ボタン28、保温ボタン29、再加熱工程選択手段30、保温工程選択手段31、切ボタン32の入力スイッチが配置されており、それぞれのボタンを押すことにより炊飯を開始したり、再加熱開始を開始したり、再加熱工程選択をしたり、保温工程選択をしたりすることが可能となっている。
図3は、本実施の形態におけるジャー炊飯器の保温工程時に再加熱操作を行った時の鍋の温度の変化を示す図である。t1は保温工程中での再加熱動作開始時点、t2は再加熱動作終了時点、t3は停電検知手段23が停電を検知した時点、t4は停電検知手段23が停電を検知した時点であり、30は、底温度センサー14にて検知している鍋11の温度である。
本実施の形態におけるジャー炊飯器による炊飯・保温、および再加熱時の動作を説明する。
使用者は、所定の量の米と水を鍋11内に準備し、ジャー炊飯器にセットし蓋17を閉め、ジャー炊飯器のコンセントを入れる。この時、制御基板22の停電検知手段23は商用電源が制御基板に電力を供給しているかどうかの判定を行い、停電でないことを検知する。
使用者が炊飯ボタン28を押すと操作受付を報知するブザーが鳴り、炊飯工程が開始され、所定のプログラムにしたがって底加熱コイル13や蓋加熱コイル19による加熱を行う。炊飯が終了すると炊飯終了を報知するためのブザーが鳴り、所定の保温温度、例えば、74℃での保温工程に移行する。保温工程においては、所定のプログラムにしたがって底加熱コイル13や蓋加熱コイル19による加熱を行い、保温開始からある程度時間が経過すると、鍋11の温度30が、所定の保温温度(例えば、74℃)で安定する。
保温工程時のt1において、使用者が再加熱工程選択手段30を押して、再加熱操作すると、操作受付を報知するブザーが鳴り、再加熱工程が開始され、所定のプログラムにしたがって加熱コイル13や蓋加熱コイル19による加熱を行う。本実施の形態では、鍋11の温度30が90℃に到達するとブザーが鳴り、再加熱工程が終了する(t2)。再加熱工程終了後は、再加熱工程前の保温温度である74℃よりも高い温度である85℃にて維持する高温工程へと移行する。使用者はブザー音により再加熱工程の終了を知り、台所から居間にジャー炊飯器を移動させて再加熱米飯を食するために、ジャー炊飯器のコンセントを抜くと、停電検知手段23が商用電源が停電と検知する(t3)。さらに使用者がジャー炊飯器のコンセントを入れると、停電検知手段23が商用電源の停電復帰を検知する(t4)と、再加熱前の保温状態である74℃にて維持する保温へ移行する。
停電検知手段23が商用電源の停電を検知しない場合は、85℃での高温保温を維持するプログラムとなっている。よって使用者は、再加熱終了後の時間によらず、再加熱前の保温温度に対して常に熱い状態の保温米飯を食することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、使用者は、再加熱終了後の時間によらず、再加熱前の保温温度に対して常に熱い状態の保温米飯を食することができ、さらに、ご飯を食したと判断できるので保温温度を、再加熱前の温度まで下げることにより、省エネができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるジャー炊飯器の保温工程時に再加熱操作を行った時の鍋の温度の変化を示す図である。なお、上記実施の形態1におけるジャー炊飯器と同一部分については同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
30は、保温工程選択手段31で定温保温機能を選択した時の、底温度センサー14にて検知している鍋11の温度であり、本発明の実施の形態1の動作と同じである。
31は、保温工程選択手段31で変温保温機能を選択した時の、底温度センサー14にて検知している鍋11の温度である。
保温工程選択手段31は、使用者が保温工程時に、鍋11の温度を、保温のご飯の温度を時間の経過に関わらず常に一定にしたい場合(例えば、74℃)は保温工程選択手段31にて、定温保温機能を選択し、保温のご飯の温度を省エネのために、2水準の温度で、時間の経過とともに、常定温保温機能の温度(例えば、74℃)にしたり、定温保温機能より低くした温度(例えば、60℃)にしたりして、保温の消費電力量を削減したい場合には、保温工程選択手段31にて変温保温機能を選択できる。
本実施の形態におけるジャー炊飯器による炊飯・保温、および再加熱時の動作を説明する。
使用者は、炊飯終了後、保温工程時に、鍋11の温度を、保温のご飯の温度を時間の経過に関わらず常に一定にしたい場合(例えば、74℃)は保温工程選択手段31にて、定温保温機能を選択し、保温のご飯の温度を省エネのために、2水準の温度で、時間の経過とともに、常定温保温機能の温度(例えば、74℃)にしたり、定温保温機能より低くした温度(例えば、60℃)にしたりして、保温の消費電力量を削減したい場合には、保温工程選択手段31にて変温保温機能を選択する。
変温保温機能を選択した場合、保温工程で74℃の温度で維持する時間が長いと、保温のご飯の保温臭、変色、乾燥が起きるので所定の時間が経過すると、60℃の温度で下げ
維持するようにしている。また60℃の温度で維持すると、ご飯の腐敗菌が繁殖しやすくなるので、所定の時間が経過すると再び74℃の温度まで上昇させ維持するようにし腐敗を抑えるようにしている。この動作を繰り返し行い、ご飯の保温臭、変色、乾燥、腐敗を抑えるとともに、定温保温機能を選択した場合に比べ、保温の消費電力量を削減することができる。
使用者が保温工程選択手段31にて変温保温機能を選択し、米と水を鍋11内に準備し、ジャー炊飯器にセットし蓋17を閉め、ジャー炊飯器のコンセントを入れる。この時、制御基板22の停電検知手段23は商用電源が制御基板に電力を供給しているかどうかの判定を行い、停電でないことを検知する。
使用者が炊飯ボタン28を押すと操作受付を報知するブザーが鳴り、炊飯工程が開始され、所定のプログラムにしたがって底加熱コイル13や蓋加熱コイル19による加熱を行う。炊飯が終了すると炊飯終了を報知するためのブザーが鳴り保温工程に移行する。保温工程において、炊飯終了後の鍋の温度が60℃まで下がり、所定の時間が経過するまで60℃で維持される。その後74℃の温度まで上昇させ所定の時間が経過するまで、74℃で維持するようにし、再び60℃で維持される。
保温工程時のt1において、使用者が再加熱工程選択手段30を押して、再加熱操作すると、操作受付を報知するブザーが鳴り、再加熱工程が開始され、所定のプログラムにしたがって加熱コイル13や蓋加熱コイル19による加熱を行う。本実施の形態では、鍋11の温度30が90℃に到達するとブザーが鳴り、再加熱工程が終了する(t2)。再加熱工程終了後は、再加熱工程前の保温温度である74℃よりも高い温度である85℃にて維持する高温工程へと移行する。使用者はブザー音により再加熱工程の終了を知り、台所から居間にジャー炊飯器を移動させて再加熱米飯を食するために、ジャー炊飯器のコンセントを抜くと、停電検知手段23が商用電源が停電と検知する(t3)。さらに使用者がジャー炊飯器のコンセントを入れ、停電検知手段23が商用電源の停電復帰を検知する(t4)と、再加熱前の保温状態である60℃にて維持する保温へ移行する。
以上のように、本実施の形態では、使用者の好みで定温保温機能または変温保温機能を選択でき、保温のご飯の温度を時間の経過に関わらず常に一定にしたい場合は、保温工程を定温保温機能に選択し、保温のご飯の温度を省エネのために、2水準以上の温度で、時間の経過とともに、常定温保温機能の温度にしたり、定温保温機能より低くした温度にしたりして、保温の消費電力量を削減したい場合には、保温工程を変温保温機能に選択することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるジャー炊飯器の保温工程時に再加熱操作を行った時鍋の温度の変化を示す図である。t1は保温工程中での再加熱動作開始時点、t2は再加熱動作終了時点、t5は高温保温工程での経過時間が予め設定された所定時間の時点である。また30は、底温度センサー14にて検知している鍋11の温度である。
図5に基づいて本実施の形態の動作を説明する。
保温工程時に時間t1において、使用者が再加熱工程選択手段30を操作し再加熱操作を行うと、所定のプログラムにしたがって底加熱コイル12や蓋加熱コイル19による加熱を行い、鍋11の温度30が90℃に到達するとブザーが鳴り、再加熱動作が終了する(t2)。再加熱動作終了後は、高温保温工程へと移行するとともに、制御基板23に設けているマイクロコンピュータ内の計時手段にある時間計測用タイマで、高温保温工程での経過時間が予め設定した所定時間内(例えば15分以上)に、停電検知手段23が商用
電源の停電を検知しないと再加熱前の保温状態(例えば70℃)へ移行する。
以上のように、本実施の形態によれば、何らかの事情により使用者が再加熱操作を行いつつも直ぐには米飯を食さなかった場合において、高温保温による米飯の劣化を抑えることができ、また、再加熱前の保温状態へ移行するので省エネができる。
本発明に係わるジャー炊飯器は、停電検知手段23が商用電源の停電を検知した後、さらに停電復帰時には、常に熱い状態の保温米飯を食することができるもので、家庭用のジャー炊飯器に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるジャー炊飯器の前後方向断面図 同ジャー炊飯器の操作部を示す図 同ジャー炊飯器にて保温工程時に再加熱操作を行った時の鍋の温度の変化を示す図 本発明の実施の形態2におけるジャー炊飯器の保温工程時に再加熱操作を行った時鍋の温度の変化を示す図 本発明の実施の形態3におけるジャー炊飯器の保温工程時に再加熱操作を行った時鍋の温度の変化を示す図
符号の説明
10 本体
11 鍋
13 加熱コイル
14 底温度センサー
14 蓋
18 蓋ヒータ
19 蓋温度センサー
20 鍋パッキン
21 マグネット
22 リードスイッチ(蓋開閉検知手段)
22 制御基板
23 停電検知手段
24 操作基板
28 炊飯ボタン
30 再加熱工程選択手段
31 保温工程選択手段

Claims (3)

  1. 上面が開口した本体と、前記本体に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を加熱するための鍋加熱手段と、前記本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋と、商用電源の停電と停電復帰を検知する停電検知手段と、前記鍋の温度を所定の保温温度に維持する保温工程と、その保温工程の保温温度よりも高い温度に上昇させる再加熱工程と、その再加熱工程を選択する再加熱工程選択手段とを備え、前記再加熱工程後は、前記保温工程の保温温度よりも高い保温温度にて維持する高温保温工程へと移行し、前記停電検知手段が停電と検知し、さらに停電復帰を検知した後は、前記保温工程へ移行することを特徴とするジャー炊飯器。
  2. 保温工程は、鍋の温度を所定の保温温度で維持する定温保温機能と、2水準以上の保温温度で鍋の温度を維持する変温保温機能の2つの機能を有し、使用者が保温工程を、定温保温機能または変温保温機能に設定する保温工程選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のジャー炊飯器。
  3. 再加熱工程後、所定時間を経過しても停電検知手段が停電と判断しない場合、再加熱工程前の保温工程へ移行する請求項1または2に記載のジャー炊飯器。
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