JP2008023228A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非金属材料からなる内鍋を用いた電気炊飯器において、的確な炊飯量判定を行い得るようにする。
【解決手段】 水および米を収容する非金属材料からなる内鍋を備えた電気炊飯器において、前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第1の炊飯量判定手段と、該第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定後において前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第2の炊飯量判定手段とを付設して、第1の炊飯量判定手段によって大雑把なランク分けを行った後に、該第1の炊飯量判定手段による判定結果に基づいて炊飯加熱手段への電力供給量を制御しつつ第2の炊飯量判定手段によって最終的な炊飯量判定が行われるようにしている。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、電気炊飯器に関し、さらに詳しくは非金属材料からなる内鍋を備えた電磁誘導式の電気炊飯器に関するものである。
従来からよく知られている電気炊飯器としては、金属製の内鍋を着脱自在に収容し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体の内周面を構成するとともに前記内鍋を収容時に支持する保護枠と、前記内鍋に電磁誘導を発生させる電磁誘導コイルとを備えたものがあり、このような構成の電気炊飯器において、炊飯初期の吸水工程において炊飯量判定を行うようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
近年、ご飯の炊き上がりをより良好ならしめるために、内鍋として、非金属材料からなる内鍋(例えば、土鍋、セラミック鍋あるいは炭鍋)を用いる試みがなされてきている。この場合、内鍋自体が電磁誘導によって発熱しないため、内鍋の底部および底部近傍(例えば、底部と側壁部との間の湾曲部)に誘導発熱体を配設し、該誘導発熱体を電磁誘導コイルから発生する磁界により発熱させることにより、内鍋を加熱するようになっている(特許文献2参照)。
特開2004−275226号公報。
特開2004−141456号公報。
ところで、特許文献1に開示されている電気炊飯器の場合、内鍋が金属材料(特に熱伝導性にすぐれた金属材料)により構成されているところから、温度変化が小さな吸水工程において炊飯量判定を行っても、比較的正確な炊飯量判定が得られることとなる。
しかしながら、特許文献2に開示されている電気炊飯器の場合、非金属材料からなる内鍋(例えば、土鍋、セラミック鍋あるいは炭鍋)が使用されているところから、熱伝導性が極めてよくないという特性を有している。このような特性を有する内鍋を使用した電気炊飯器の場合、特許文献1に開示されている電気炊飯器と同じ手法で炊飯量判定を行っても、良好な結果が得られないという問題がある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、非金属材料からなる内鍋を用いた電気炊飯器において、的確な炊飯量判定を行い得るようにすることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、水および米を収容する非金属材料からなる内鍋と、この内鍋を取り出し可能に収容する炊飯器本体と、該炊飯器本体の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記内鍋を加熱する炊飯加熱手段と、前記内鍋の底部の温度を検出するセンタセンサーと、前記蓋体に設けられた蓋内温度を検出する蓋センサーとを備えた電気炊飯器において、前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第1の炊飯量判定手段と、該第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定後において前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第2の炊飯量判定手段とを付設している。
上記のように構成したことにより、第1の炊飯量判定手段によって少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定が行われた後に、第2の炊飯量判定手段によって少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定が行われることとなる。つまり、第1の炊飯量判定手段によって大雑把なランク分けを行った後に、該第1の炊飯量判定手段による判定結果に基づいて炊飯加熱手段への電力供給量を制御しつつ第2の炊飯量判定手段によって最終的な炊飯量判定が行われることとなるのである。その結果、熱伝導性に劣る非金属材料からなる内鍋を使用した場合であっても、的確な炊飯量判定を行うことができ、その後においてはかくして得られた炊飯量判定に基づいて適切な加熱制御を行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定を、炊飯初期の吸水工程において行うようにすることもでき、そのように構成した場合、吸水工程においては一定温度(例えば、30℃)の温度調整で一定時間吸水させることとなっているが、その途中においてわずかに昇温させつつ炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、大雑把な炊飯量判定)を的確に行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、前記第1の炊飯量判定手段を、前記センタセンサーによる検出温度に基づいて炊飯量判定を行うものとすることもでき、そのように構成した場合、センタセンサーにより検出された内鍋温度に基づいて内鍋の温度調整が行われる過程において炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、大雑把な炊飯量判定)をより一層的確に行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第2又は第3の手段を備えた電気炊飯器において、前記第2の炊飯量判定手段による炊飯量判定を、前記吸水工程に次ぐ昇温工程において行うようにすることができ、そのように構成した場合、第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定に基づいて炊飯加熱手段への電力供給量を制御しつつ内鍋の本格的な加熱が開始され、その過程において第2の炊飯量判定手段による炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、最終的な炊飯量判定)を的確に行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第2、第3又は第4の手段を備えた電気炊飯器において、前記第2の炊飯量判定手段を、前記蓋センサーによる検出温度に基づいて炊飯量判定を行うものとすることができ、そのように構成した場合、蓋センサーによる沸騰検知によって最終的な炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、最終的な炊飯量判定)をより一層的確に行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第6の手段として、上記第1、第2、第3、第4又は第5の手段を備えた電気炊飯器において、前記第1および第2の炊飯量判定手段による判定終了時期を、内部監視タイマーの時限により設定することができ、そのように構成した場合、非金属材料からなる内鍋の熱伝導性の悪さに起因して、第1および第2の炊飯量判定手段による判定終了時期を的確に判定できない場合であっても、当該判定終了時期を内部監視タイマーの時限により設定することができることとなり、ご飯の炊き上げに支障をきたすことがなくなる。
本願発明の第1の手段によれば、水および米を収容する非金属材料からなる内鍋と、この内鍋を取り出し可能に収容する炊飯器本体と、該炊飯器本体の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記内鍋を加熱する炊飯加熱手段と、前記内鍋の底部の温度を検出するセンタセンサーと、前記蓋体に設けられた蓋内温度を検出する蓋センサーとを備えた電気炊飯器において、前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第1の炊飯量判定手段と、該第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定後において前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第2の炊飯量判定手段とを付設して、第1の炊飯量判定手段によって少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定が行われた後に、第2の炊飯量判定手段によって少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定が行われるようにしたので、第1の炊飯量判定手段によって大雑把なランク分けを行った後に、該第1の炊飯量判定手段による判定結果に基づいて炊飯加熱手段への電力供給量を制御しつつ第2の炊飯量判定手段によって最終的な炊飯量判定が行われることとなり、熱伝導性に劣る非金属材料からなる内鍋を使用した場合であっても、的確な炊飯量判定を行うことができ、その後においてはかくして得られた炊飯量判定に基づいて適切な加熱制御を行うことができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定を、炊飯初期の吸水工程において行うようにすることもでき、そのように構成した場合、吸水工程においては一定温度(例えば、30℃)の温度調整で一定時間吸水させることとなっているが、その途中においてわずかに昇温させつつ炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、大雑把な炊飯量判定)を的確に行うことができる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、前記第1の炊飯量判定手段を、前記センタセンサーによる検出温度に基づいて炊飯量判定を行うものとすることもでき、そのように構成した場合、センタセンサーにより検出された内鍋温度に基づいて内鍋の温度調整が行われる過程において炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、大雑把な炊飯量判定)をより一層的確に行うことができる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第2又は第3の手段を備えた電気炊飯器において、前記第2の炊飯量判定手段による炊飯量判定を、前記吸水工程に次ぐ昇温工程において行うようにすることができ、そのように構成した場合、第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定に基づいて炊飯加熱手段への電力供給量を制御しつつ内鍋の本格的な加熱が開始され、その過程において第2の炊飯量判定手段による炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、最終的な炊飯量判定)を的確に行うことができる。
本願発明の第5の手段におけるように、上記第2、第3又は第4の手段を備えた電気炊飯器において、前記第2の炊飯量判定手段を、前記蓋センサーによる検出温度に基づいて炊飯量判定を行うものとすることができ、そのように構成した場合、蓋センサーによる沸騰検知によって最終的な炊飯量判定が行われることとなり、少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定(換言すれば、最終的な炊飯量判定)をより一層的確に行うことができる。
本願発明の第6の手段におけるように、上記第1、第2、第3、第4又は第5の手段を備えた電気炊飯器において、前記第1および第2の炊飯量判定手段による判定終了時期を、内部監視タイマーの時限により設定することができ、そのように構成した場合、非金属材料からなる内鍋の熱伝導性の悪さに起因して、第1および第2の炊飯量判定手段による判定終了時期を的確に判定できない場合であっても、当該判定終了時期を内部監視タイマーの時限により設定することができることとなり、ご飯の炊き上げに支障をきたすことがなくなる。
本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器では、図1に示すように、例えば米および水を収容する内鍋3として非金属材料からなる鍋(例えば、土鍋、セラミック鍋、炭鍋等)が採用されており、その底壁部3aの外周面および該底壁部3aから側壁部3b面に至る間の湾曲面には、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な、例えば銀ペースト等の金属製の第1,第2の誘導発熱体G1,G2が個別に貼設されている。
即ち、この電気炊飯器は、同構成の内鍋3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された下部側合成樹脂製の皿状の底壁部4および上部側筒状の側壁部6よりなる内ケース(保護枠)46と、該内ケース46を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1と、該外ケース1と上記内ケース46とを一体化して形成された炊飯器本体の上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット(蓋)2とから構成されている。
上記内ケース4の底壁部(底部)4aの下方側にはコイルカバー93が設けられ、その下部にはフェライトコア7を配置し、またその上部には、上記内鍋3の底壁部3aの下面側と側部湾曲面側の各誘導発熱体G1,G2位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された第1,第2の2組のワークコイルC1,C2が設けられており、それにより通電時には内鍋3の上記第1,第2の誘導発熱体G1,G2にうず電流を誘起して、内鍋3を間接的に加熱するようになっている。該第1,第2のワークコイルC1,C2は、例えば相互に直列に接続されている(したがって、以下の動作説明および図3の制御回路図では単にワークコイルCとして示す)。
内ケース46の皿状の底壁部4は、底面部4aの中央部にセンタセンサーCSのセンサー部嵌合口が形成されているとともに、同センサー部嵌合口の外周側上面にドーナツ状の遮熱板50が設けられている。また、外周側側面部4bの上端側には、所定幅半径方向外方に張り出したフランジ状の段部4cが設けられ、この段部4c部分に上部側筒状の側壁部6の下端6b側が係合載置されている。
他方、上部側筒状の側壁部6の上端6aは、内枠部材9を介して炊飯器本体側上端の肩部材11に連結して固定されている。
そして、上記第1,第2のワークコイルC1,C2の一端は、例えば図3の制御回路図に示すように整流回路35および平滑回路36を介した電源ラインに、また他端はIGBT(パワートランジスタ)37のコレクタにそれぞれ接続されている。
また、上記内ケース46の上部側筒状の側壁部6の外周には、炊飯および保温時において加熱手段として機能する例えばコードヒータ等よりなる保温ヒータH1が設けられており、炊飯時および保温時において上記内鍋3の全体を有効かつ均一に加熱するようになっている。この保温ヒータH1部分には、同部分の温度を検出するサーミスタからなる側部温度センサーS3が設けられている。
そして、それらを例えば図3の制御回路のようにマイコン制御ユニットによって適切に駆動制御することによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになっている。
ところで、本実施の形態の場合、例えば図1に示されるように、上記皿状の下部側底壁部4および筒状の上部側側壁部6からなる内ケース46の内周面と内鍋3の外周面との間には、その底部側から側部上方に到る送風通路を形成する隙間5a〜5gが設けられている。
この隙間5a〜5gは、上記ドーナツ板状の遮熱板50の内側センタセンサーCSの外周部5a部分では広く、遮熱板50と内鍋3の底壁部3aとの間5b部分では狭く、内鍋3の底壁部3a外周の設置用凸部31,31,31部分5cでは平面リング状の凹溝部に形成され、さらに内鍋3の底壁部3aから側壁部3bに到る湾曲部5d部分では狭い状態から徐々に広くなって上下方向にストレートな側壁部3bの下部に達した部分5eでは最も広くなって断面積の大きな熱風留り空間を形成している。
そして、同内鍋3の側壁部3bの下部部分から肩部開口縁部3cに到るまでの上下方向にストレートな部分5fでは、上記内ケース46の上部側側壁部6と内鍋3の側壁部3bとが近接する位の狭い隙間に形成され、やがて外ケース1側の肩部材11と内鍋3の開口縁部3cとの間の広い隙間5gを介して炊飯器本体と蓋ユニット2との間の隙間から外部に開放されている。
一方、本実施の形態では、上下方向に対向する電磁誘導加熱手段としての第1のワークコイルC1と外ケース1の底部材1bとの間に位置してファン17(図3参照)を設けるとともに、上記内ケース46の下部側皿状の底壁部4部分に同ファン17からの風を上記内ケース46と内鍋3との間の送風通路に導入する第1,第2の風導入口(図示省略)を設け、この第1,第2の風導入口を介して上記ファン17からの風を、上記第1のワークコイルC1を冷却した後に上記内ケース46と内鍋3との間に導入し、その底部側から側部外周側全体に上昇させて行くようにしている。符号93は第1,第2のワークコイルC1,C2を支持しているコイルカバー、94はコイルカバー等支持部材である。
一方、符号2は蓋ユニットであり、該蓋ユニット2は、その外周面を構成するとともに中央部に調圧パイプ15を備えた合成樹脂製の外カバー12と、該外カバー12の内側に嵌合一体化して設けられた合成樹脂製の内枠13と、該内枠13の内側開口部内にパッキン14aおよび金属製の放熱板16aと、該放熱板16aの上面に設けられた蓋ヒータH2と、上記放熱板16aの温度(例えば、蓋内温度=蒸気温度)を検知するサーミスタからなる蓋センサーS4と、上記放熱板16aの下方に設けられた金属製の内蓋16bとを備えて構成されている。また、放熱板16aの外周縁部下方および内蓋16bの外周縁部下方には、それぞれパッキン14a,14bが設けられており、内蓋16bは、同パッキン14bを介して内鍋3の開口縁部3cの上面部に接触させられている。また、15aは調圧パイプ15内の調圧弁、15bはその下部側キャップ、15cは調圧ボールである。
この蓋ユニット2は、上記外ケース1上部の後端側で肩部材11に対してヒンジ機構8を介して回動自在に取付けられており、その開放端側には、該蓋ユニット2の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉規制を行うロック機構10が設けられている。
一方、上述の炊飯、保温機能に対するタイマー予約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニューに対応した加熱量、加熱パターン、保温温度、保温時間、保温OFF制御モードなどの操作設定は、当該電気炊飯器本体の図示しない前面部に設けられた、図2のような操作パネル20の各種入力スイッチ群22a〜22iを介してユーザーにより行われ、その設定内容に応じて最終的に上記第1,第2のワークコイルC1,C2および保温ヒータH1、蓋ヒータH2が適切に制御されるようになっている。
上記操作パネル20のスイッチ22a〜22iは、例えば炊飯スイッチ22a(ON表示部23a)、タイマー予約スイッチ22b(ON表示部23c)、取消スイッチ22c、保温スイッチ22d(ON表示部23b)、再加熱スイッチ22e、メニュー選択スイッチ22f、時スイッチ22g、分スイッチ22h、保温OFF制御モード選択スイッチ22i(ON表示部23d)よりなっている。
また、上記操作パネル20の中央部には、炊飯、保温の各メニュー、設定された保温温度、設定保温時間並びに現在時刻および炊飯完了までの残時間その他の必要事項を表示する液晶表示部21が設けられている。
そして、上記外ケース1内の上記操作パネル20の裏側空間には、図示しない操作基板、マイコン基板がそれぞれ傾斜状態で設置されている。
また、上記内ケース4の前面部側(図1参照)には、例えば図3に示されるような、第1,第2のワークコイルC1,C2、保温ヒータH1、蓋ヒータH2等を駆動制御する、上記IGBT37や保温ヒータ駆動回路33、蓋ヒータ駆動回路24、電源電圧整流用のダイオードブリッジよりなる整流回路35、平滑回路36、マイコン制御ユニット32などを備えた図示しない電源基板が上下方向に立設して設けられている。
また上記外ケース1は、例えば金属部材で形成された上下方向に筒状のカバー部材1aと、該カバー部材1aの上端部に結合された合成樹脂製の肩部材11と、上記カバー部材1aの下端部に一体化された合成樹脂製の底部材1bとからなり、かつ上記内ケース46の底壁部4との間に所定の広さの断熱および通風空間部を形成した全体として有底の筒状体に構成されている。
さらに、上記内ケース46の下部側皿状の底壁部4の中央部には、上述の如く上下方向に同心状に貫通したセンターセンサー嵌合口(センターセンサー収納空間部)が形成されており、該センターセンサー収納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コイルスプリングにより上方に上昇付勢された状態でサーミスタからなる内鍋温度検知センサS1および内鍋検知スイッチS2を備えたセンターセンサーCSが設けられている。
従って、該構成では、先ず炊飯時には、上記内鍋3は、上記第1,第2の2組のワークコイルC1,C2の駆動により生じる渦電流によって、その底壁部3aから側壁部3b側にかけて設けられている第1,第2の誘導発熱体G1,G2が発熱して内鍋3の底壁部3aから側壁部3bに亘る部分が加熱されるとともに保温ヒータH1によって内鍋3の側壁部3bが加熱される。
しかも、同状態において、上述のようにファン17による熱風が供給されて内鍋3の全体を包み込む。その結果、例えば炊飯量が多い時などにも内鍋3の全体を略均一に加熱して加熱ムラなく効率良く炊き上げる。また、沸騰工程以降の水分がなくなった状態における内鍋3の底壁部3aの局部的な熱の集中を防止して焦げ付きの発生を防止することができる。
次に、炊飯が完了した保温時には、上記第1,第2のワークコイルC1,C2がOFFにされる一方、内鍋3の側壁部3bに対応して設けられた上記保温ヒータH1および放熱板16aに設けられた蓋ヒータH2の駆動により、内鍋3の底壁部3aから側壁部3bおよび上方部の全体が適切な加熱量で均一に加熱されて結露の生じない土鍋の熱保持力を利用した余熱による保温が実現される。
ところで、上記マイコン基板P2のマイコン制御ユニット32には、上記各入力スイッチ22a〜22iを介して入力されたユーザーの指示内容を判断する所望の認識手段が設けられており、該認識手段で認識されたユーザーの指示内容に応じて所望の炊飯又は保温機能、保温OFF機能、所望の炊飯(又は保温)メニュー、それら炊飯又は保温メニューに対応した所定の加熱パターンを設定して、その炊飯加熱制御手段又は保温加熱制御手段、保温OFF制御手段を適切に作動させて所望の炊飯又は保温制御、保温OFF制御を行うようになっている。
従って、ユーザーは、上記各入力スイッチ22a〜22iを使って炊飯又は保温、タイマー予約、予約時刻設定、白米又は玄米、早炊、おかゆ、すしめし、炊き込み等の炊き分け、通常保温モード又は省エネ保温モード、保温OFFモードその他の各種機能の選択設定内容を入力すれば、それに対応した機能内容が当該マイコン制御ユニット32内の認識手段を介して炊飯および保温加熱パターン等設定部に自動的に設定入力され、対応する炊飯又は保温加熱制御、保温OFF制御が適切になされるようになる。
(炊飯器本体側制御回路部分の構成)
次に、図3は上述のように構成された炊飯器本体側の炊飯(又は保温第1,第2のワークコイルC1,C2制御、その他の制御を行うマイコン制御ユニット32を中心とする制御回路部分の構成を示す。
図中、符号32が上述のような炊飯加熱制御手段および保温加熱制御手段、内鍋温度判定手段、内鍋検知手段、ブザー報知手段等を備えた炊飯・保温・保温中止判定等制御用のマイコン制御ユニット(CPU)であり、該マイコン制御ユニット32はマイクロコンピュータを中心として構成され、例えば内鍋3の底部、側部の各温度検知回路部、放熱板16aの温度検知回路部、ワークコイル駆動制御回路部、内鍋3のセット状態検知回路部、発振回路部、リセット回路部、保温ヒータおよび蓋ヒータ等駆動制御回路部、ブザー報知部、電源回路部等を各々有して構成されている。
そして、先ず上記内鍋3の底壁部3a側のセンタセンサーCS部の内鍋温度検知センサーS1、内鍋3の側部3bの側部温度センサーS3、蓋2側放熱板16の蓋センサーS4等に対応して設けられた温度検知回路43および内鍋検知スイッチS2に対応して設けられた鍋検知回路44には、内鍋3の底壁部3aの温度検知信号、側壁部3bの温度検知信号、蓋2側の放熱板16aの温度検知信号、内鍋検知スイッチS2による内鍋検知信号がそれぞれ入力されるようになっている。
また、上記ワークコイル駆動制御回路部は、例えばパルス幅変調回路41、同期トリガー回路40、IGBT駆動回路42、IGBT37、共振コンデンサ38によって形成されている。そして、上記マイコン制御ユニット32のワークコイル駆動制御回路部により、上記パルス幅変調回路41を制御することにより、例えば炊飯工程に応じて上記ワークコイルC(C1,C2)の出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、炊飯工程の各工程における内鍋3の加熱温度と加熱パターンを炊飯量を考慮して適切に可変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのないご飯の炊き上げを実現するための適切な出力制御が行われるようになっている。
また同マイコン制御ユニット32の保温ヒータ駆動制御回路部および蓋ヒータ駆動制御回路部により、それぞれ保温ヒータ駆動回路33および蓋ヒータ駆動回路24を制御することにより、例えば保温又は炊飯工程に応じて上記保温ヒータH1、蓋ヒータH2の出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、保温又は炊飯工程の各工程における内鍋3の加熱温度と加熱パターンとを実際の炊飯量を考慮して適切に可変コントロールするための適切な出力制御が行われるようになっている。
また、符号22a〜22iは上述した図3の各種入力スイッチであり、同スイッチ22a〜22iの必要なものが適切に操作されると、上記マイコン制御ユニット32側の認識手段によってユーザーの指示内容が認識され、その認識内容に応じて対応する所望の制御手段を適切に作動させて所望の制御を行う。
そして、この実施の形態の場合、上述の保温OFF制御モード選択スイッチ22iが押されている時は、炊飯完了後、通常の保温デューティー比による保温加熱および保温表示は行わないが、庫内の温度バランスを保つために同デューティー比に比べてOFF期間の大きい1/16、2/16程度での保温ヒータH1、蓋ヒータH2のON,OFFを行ないながら、結露が生じにくい内鍋3の底部よりも蓋2側の放熱板16aの温度が高い状態で、徐々に内鍋の温度を下げて行き、所定の温度50℃(又は所定の時間の経過)までご飯の温度を降下させる露付き防止制御が行われる。
なお、図3中の符号39は、上記IGBT37のフライホイールダイオード、35は、家庭用AC電源30との間に挿入された上記ワークコイル駆動用のダイオードブリッジを内蔵した電源側整流回路、36はその平滑回路である。
さらに、符号17は前述の送風ファン、34は同ファン17の駆動回路、21は液晶表示部である。この実施の形態の場合、上記液晶表示部21には、上記入力スイッチ22a〜22iのON操作に対応して所望のメニューや時刻等の必要事項が表示され、以後設定内容に応じた必要な表示がなされて行くようになっている。
なお、図3の制御回路では、繁雑さを避けるために、上記マイコン制御ユニット32側への定電圧電源回路は省略して示している。
次に、図4のフローチャートは、本実施の形態にかかる電気炊飯器の炊飯〜保温工程における制御フローを示すものである。
先ず、ステップS1においては、例えばメニュースイッチ22fの操作により所定の炊飯コースが選択され且つ炊飯スイッチ22aの操作により炊飯が開始されると、ステップS2において吸水工程が実行される。この吸水工程においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2が出力60%で通電され且つセンタセンサーCSの検出温度が30℃となるように温度調節が行われるとともに、蓋ヒータH2によって蓋センサーS4の検出温度が30℃となるように温度調節が行われることとなっており、低い温度で一定時間吸水させる。このようにする理由は、非金属材料からなる内鍋3の熱伝導の悪さを考慮したからであり、吸水完了時には全体が一定温度(例えば、30℃)となるようにしている。なお、このとき、側面ヒータH1へは通電されないこととなっている。
ステップS3においては、吸水工程の終わり近くにおいて第1の合数判定(換言すれば、第1の炊飯量判定)が行われる。この第1の合数判定においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2が出力80%で通電され、わずかに昇温させる過程(例えば、所定時間後にセンタセンサーCSの検出温度が50℃となる過程)において合数判定がワークコイルC1,C2のON/OFF制御におけるOFF時間の積算値により行われる。この場合、非金属材料からなる内鍋3の熱伝導の悪さに起因して、ワークコイルC1,C2のOFF時間の積算値が炊飯量が最小の場合を除いてあまり差ができないところから、最小量Mminとその他の合数Mとの二つのランク分けによる合数判定(つまり、少なくとも二つ以上のランクに分ける大雑把な合数判定)が行われる。
ステップS4においては、昇温1工程が行われる。この昇温1工程においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2が出力70%〜100%で通電されるとともに、側面ヒータH1がデューティ比8/16で通電されることとなっており、電力を上げて加熱を開始し、蓋センサーS4にて沸騰を検知するか、内部監視タイマーの時限が経過(換言すれば、タイマアップ)するまで加熱される。なお、このとき、蓋ヒータH2には通電されないこととなっている。
上記昇温1工程中において、ステップS5で第2の合数判定(換言すれば、第2の炊飯量判定)が行われる。この第2の合数判定は、昇温1工程の区間の時間を計測して最終の合数判定が行われる。この場合、昇温1工程における温度上昇が大きくとれるところから、非金属材料からなる内鍋3の熱伝導の悪さがあったとしても、第1の合数判定において最小量Mminと判定された以外の合数Mを少なくとも二つ以上のランクに分ける合数判定が行われる。例えば、炊飯量は、Mmin、M1、M2、M3(M1<M2<M3)のように少なくとも三つ以上のランクに分けられることとなる。
上記したように、第1の合数判定によって大雑把なランク分けを行った後に、該第1の合数判定による判定結果に基づいてワークコイルC1,C2への電力供給量を制御しつつ第2の合数判定によって最終的な炊飯量判定が行われることとなっているので、熱伝導性に劣る非金属材料からなる内鍋3を使用した場合であっても、的確な炊飯量判定を行うことができることとなる。
ステップS6,S7,S8においては、昇温2工程、昇温3工程および昇温4工程が行われる。これらの昇温2〜4工程においては、ワークコイルC1,C2が出力60%〜80%で通電されるとともに、側面ヒータH1がデューティ比8/16で通電されることとなっており、ご飯全体が十分高温(例えば、120℃)になるまで加熱される。なお、このとき、蓋ヒータH2には通電されないこととなっている。
ステップS9においては、炊き上げ1工程が行われる。この炊き上げ1工程においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2が出力60%で通電されるとともに、蓋ヒータH2および側面ヒータH1がデューティ比8/16で通電されることとなっており、ワークコイルC1,C2の電力を下げて沸騰を維持させることとなっている。このように沸騰維持の際にワークコイルC1,C2の電力を下げることができるのは、非金属材料からなる内鍋3の蓄熱性が極めて良好なことに由来している。
ステップS10においては、炊き上げ2工程が行われる。この炊き上げ2工程においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2の出力が70%に少し引き上げられるとともに、蓋ヒータH2および側面ヒータH1がデューティ比6/16で通電されることとなっており、ワークコイルC1,C2の電力を少し上げて温度を沸騰点以上に維持させようとしている。
ステップS11においては、炊き上げ3工程が行われる。この炊き上げ3工程においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2が一定時間のOFFとONとの繰り返しで通電されるとともに、蓋ヒータH2および側面ヒータH1がデューティ比8/16で通電されることとなっており、ワークコイルC1,C2への間欠通電により、ご飯の焦げ付きを防止しつつ沸騰を維持させるようにしている。つまり、ご飯の温度が下がってきたら一定時間の加熱を繰り返して高温を維持するようにしているのである。このような制御が可能なのは、非金属材料からなる内鍋3の蓄熱性が非常によいことに由来している。
ステップS12においては、むらし工程が行われる。このむらし工程においては、図5のタイムチャートに示すように、ワークコイルC1,C2への通電が停止されるとともに、蓋ヒータH2および側面ヒータH1がデューティ比8/16で通電されることとなっており、非金属材料からなる内鍋3の蓄熱性が非常によいことから、ワークコイルC1,C2への通電を停止した状態であっても、ご飯のむらしが十分に行えることとなっているのである。
ステップS13においては、保温工程が行われる。この保温工程においては、ワークコイルC1,C2、蓋ヒータH2および側面ヒータH1への通電が停止されることとなっている。なお、センタセンサCSの検出温度が保温温度にまで低下した後には、従来の保温制御と同様の保温制御が実行されることとなっている。
ところで、上記実施の形態において説明した以外の手法で合数判定(即ち、炊飯量判定)を行う場合もある。
例えば、吸水工程で従来の合数判定(即ち、電力OFFの積算時間)で三つに分けて、次の昇温時の出力電力および設定温度を決め、昇温工程で設定温度に達するまでの時間でさらに細分化した合数判定を行うようにしてもよく、センタセンサーCS(従)と蓋センサーS4(主)とを使い、吸水工程後に合数判定のための一定電力で出力して蓋センサーS4での温度勾配の違いにより各合数判定を行うようにしてもよく、吸水工程で従来の合数判定(即ち、電力OFFの積算時間)で二つに分けて(Aランク/多い、Bランク/少ない)、次の昇温時の出力電力および設定温度・昇温監視タイマを設定し、仮にBランクと判断したら設定温度に達するまでの時間を計測し、その時間が昇温監視タイマに対して超える場合は、Bランクでも分量が多いと判断し、同じようにして、Aランクについても設定温度・昇温監視タイマを設定し、昇温監視タイマを超えるようであれば、Aランクの中でも分量が多いと判断するようにしてもよい。また、合数判定のための所定の設定温度を検知する手段としては、内鍋3の底部に接するセンタセンサーCSを採用することができる。さらに、合数判定方法としては、吸水時で判断した合数判定結果を基に所定の出力電力で所定の設定温度まで上昇するまでの時間を計測、または所定温度に達するまでの変化量(勾配)から各合数を割り当てる場合もある。
また、従来の昇温工程の電力は、所定電力でのフルパワーを掛けていたが、非金属材料からなる内鍋3は熱伝導が悪く、蓄熱性がよいため、発熱体G1,G2部分のみが局部加熱するため、ご飯の状態も局部的に焦げが発生する。そのため、本実施の形態においては、出力電力制御方法を所定時間経過とともに出力電力を徐々に下げることで、内鍋全体が均一的に加熱されることとなっている。この場合、電力は一定でOFF時間を徐々に設けるようにしてもよい。
さらに、非金属材料からなる内鍋は熱伝導が悪く蓄熱性がよいため、昇温での電力の掛け方に工夫が必要となり、熱伝導が悪いため、低い電力にて内鍋全体がじわっと熱くなってきたら、一気に最大電力を掛けるのが好ましい。その後は内鍋の蓄熱性の良さから電力を下げ沸騰検知に持っていくのが好ましい。
本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における操作パネル部の拡大平面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の制御回路部分の構成を示すブロック図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器のマイコン制御ユニットによる炊飯〜保温工程における制御内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器のマイコン制御ユニットによる炊飯〜保温工程における制御内容を示すタイムチャートである。
符号の説明
1は外ケース
2は蓋ユニット
3は内鍋
32はマイコン制御ユニット
1〜C2,Cは第1〜第2のワークコイル
1は保温ヒータ
2は蓋ヒータ
CSはセンタセンサー
4は蓋センサー

Claims (6)

  1. 水および米を収容する非金属材料からなる内鍋と、この内鍋を取り出し可能に収容する炊飯器本体と、該炊飯器本体の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記内鍋を加熱する炊飯加熱手段と、前記内鍋の底部の温度を検出するセンタセンサーと、前記蓋体に設けられた蓋内温度を検出する蓋センサーとを備えた電気炊飯器であって、前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも二つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第1の炊飯量判定手段と、該第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定後において前記内鍋に収容された炊飯量を少なくとも三つ以上のランクに分ける炊飯量判定を行う第2の炊飯量判定手段とを付設したことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記第1の炊飯量判定手段による炊飯量判定は、炊飯初期の吸水工程において行われることを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 前記第1の炊飯量判定手段は、前記センタセンサーによる検出温度に基づいて炊飯量判定を行うものとされていることを特徴とする請求項2記載の電気炊飯器。
  4. 前記第2の炊飯量判定手段による炊飯量判定は、前記吸水工程に次ぐ昇温工程において行われることを特徴とする請求項2および3のいずれか一項記載の電気炊飯器。
  5. 前記第2の炊飯量判定手段は、前記蓋センサーによる検出温度に基づいて炊飯量判定を行うものとされていることを特徴とする請求項2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器。
  6. 前記第1および第2の炊飯量判定手段による判定終了時期を、内部監視タイマーの時限により設定することを特徴とする請求項1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電気炊飯器。
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