JP2007029206A - 電気炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 炊飯加熱制御手段および保温加熱制御手段を備え、炊飯加熱制御手段による炊飯工程終了後、保温加熱制御手段による保温工程に移行するようにした電気炊飯器であって、制御モードとして通常モードと該通常モードに比べて省エネ性が高い省エネモードとの2つの制御モードとを備え、省エネモードでの制御中に所定の条件を検知すると、該省エネモードでの制御よりも省エネ性能に劣る制御を行うようにした。 このような構成によれば、仮に省エネモードで制御が開始された場合であっても、所定の条件を検知すると、自動的に該省エネモードでの制御よりも省エネ性能に劣る制御を行うようになる。 したがって、当該条件に応じて、炊飯性能を必要かつ十分な範囲でアップすることができ、炊飯性能と省エネ性能の両立を図ることができる。
【選択図】 図6
Description
この発明では、炊飯加熱制御手段および保温加熱制御手段を備え、炊飯加熱制御手段による炊飯工程終了後、保温加熱制御手段による保温工程に移行するようにしてなる電気炊飯器であって、炊飯制御モードとして、通常モードと該通常モードに比べて省エネ性が高い省エネモードとの2つの制御モードを備え、省エネモードでの制御中に所定の条件を検知すると、該省エネモードでの制御よりも省エネ性能に劣る制御を行うようにしたことを特徴としている。
この発明では、上記請求項1記載の発明において、所定の条件とは、初期水温又は室温が所定の値よりも低い場合であり、該場合には、吸水時間又は吸水温度を元の省エネモードでの制御に比べて大きくするようにしたことを特徴としている。
この発明では、上記請求項2記載の発明において、吸水工程が終了すると元の省エネ制御に戻るようにしたことを特徴としている。
この発明では、炊飯加熱制御手段および保温加熱制御手段を備え、炊飯加熱制御手段による炊飯工程終了後、保温加熱制御手段による保温工程に移行するようにしてなる電気炊飯器であって、炊飯制御モードとして、通常モードと該通常モードに比べて省エネ性が高い省エネモードとの2つの制御モードを備え、通常モードでの制御中に所定の条件を検知すると、該通常モードよりも省エネ性に優れた制御を行うようにしたことを特徴としている。
この発明では、上記請求項1記載の発明において、所定の条件とは、初期水温又は室温が所定の値よりも高い場合であり、該場合には、吸水時間又は吸水温度を元の通常モードでの制御に比べて小さくするようにしたことを特徴としている。
図1〜図3は、省エネ制御機能を備えた本願発明の最良の実施の形態1に係るマイコン式電気炊飯器の炊飯器本体の全体および要部の構成をそれぞれ示している。
先ず本願発明の最良の実施の形態1における電気炊飯器は、例えば内鍋(飯器)3として電磁誘導の可能な磁性金属板よりなるものが採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯時の加熱手段として、合成樹脂製の内ケース4を介して当該内鍋3の底壁部3aから側壁部3bの略全体を包み込むように当該内鍋3の底壁部3aの中央部側と側方部側の2ケ所の全周に対応する2組のワークコイルC1,C2が設けられ、また当該内鍋3に対する保温時の加熱手段として、当該内鍋3の側壁部3bの全周に対応する保温ヒータH1が設けられている。そして、それらをマイコン制御ユニット32によって適切に駆動制御することによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになっている。
該電気炊飯器の炊飯器本体Aは、例えば図1に示すように、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋(飯器ないし保温容器)3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1と、該外ケース1と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器器体Aの上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット(蓋)2とから構成されている。
次に、図3は上述のように構成された炊飯器本体A側の炊飯および保温制御(通常/省エネ)、その他の制御を行うマイコン制御ユニット32を中心とする制御回路部分の構成を示す。
(1) 通常モード
先ず、図4のフローチャートは、本最良の実施の形態1の通常モードにおける基本的な炊飯〜保温制御フロー(メインルーチン)を示すものである。
次に、図5のフローチャートは、本最良の実施の形態1の省エネモードにおける基本的な炊飯〜保温制御フロー(メインルーチン)を示すものである。
上述の省エネモードを選択して、吸水工程を省略(又は吸水時間を短かくするか、吸水温度を低く)した場合、例えば冬季のように、使用される水の温度や室温が低すぎる場合には、そのまま省エネモードで炊飯すると、良好な御飯の炊き上げを行うことができない問題が生じる。
すなわち、該制御では、先ずステップS1で、現在設定されている炊飯制御モードが省エネモードであるか否かを判定する。その結果、NOの通常モード(非省エネモード)である場合には、ステップS2に進んで、当該通常モード(図7のタイムチャートを参照)での炊飯制御を行って保温工程に移行する。
すなわち、該制御では、先ずステップS1で、現在設定されている炊飯制御モードが省エネモードであるか否かを判定する。その結果、NOの通常モード(非省エネモード)である場合には、ステップS2に進んで、当該通常モード(図7のタイムチャートを参照)での炊飯制御を行って保温工程に移行する。
上述のように、省エネモードでは基本的に吸水工程を省略し、初期水温又は室温が所定の基準値よりも低い場合にのみ、例外として吸水工程に移行させるという方法が採用されている。
上記低水温時の省エネモードでは、省エネモードにおいても極めて短かい吸水時間(例えば2分)の吸水工程をもたせ、これをベースとして初期水温(又は室温)が所定の基準温度よりも低くなる毎に所定の段階で吸水時間を長くして行くことにより炊飯性能の低下を補うという方法を採用した。
上述のような省エネモードで炊飯を行った場合、電力消費量は有効に節減できるが、時として電力量不足のために炊き上がり不良となるケースが生じる。
一般に通常モードではフルパワーで炊飯するので、消費電力量が大きく、IGBT37等の発熱部の発熱量も大きい。したがって、通常冷却ファン17は炊飯開始時から連続的に駆動される一方、省エネモード時にはヒートシンクセンサ19aの検知温度が所定値以上に上昇した時に初めて冷却ファン17を駆動することによって、可及的に消費電力を節減するようにしている。
次に図19および図20は、本願発明の最良の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊飯器本体および要部の構成を示している。
上述の最良の実施の形態2のように側面断熱部材53を使用すると、内鍋3の保熱性、外部との断熱性が高くなり、省エネ機能が向上する。
上述の最良の実施の形態2,3のように側面断熱部材53を使用すると、内鍋3の保熱性、外部との断熱性が高くなり、省エネ機能が向上する。
上述のように内鍋3の外周部に側面断熱部材53を設けたり、保温ヒータH1の外周に断熱プレート57を設けると、内鍋3の断熱性、保熱性が有効に向上する。
上記最良の実施の形態5の構成では、第2の内ケース4cの断熱空間60を介して側面ワークコイルC3を設置するようにした。これに対して、本実施の形態では、例えば図24に示すように、断熱空間60に変えてシリコンシートなどの透磁性のあるシート状の断熱材61を介して側面ワークコイルC3を設置したことを特徴としている。
上記の説明では、側面ワークコイルC3の場合についてのみ説明した。
以上の各実施の形態において一貫して述べて来たように、最近の電気炊飯器には高い省エネ性能が要求されている。
Claims (5)
- 炊飯加熱制御手段および保温加熱制御手段を備え、炊飯加熱制御手段による炊飯工程終了後、保温加熱制御手段による保温工程に移行するようにしてなる電気炊飯器であって、炊飯制御モードとして、通常モードと該通常モードに比べて省エネ性が高い省エネモードとの2つの制御モードを備え、省エネモードでの制御中に所定の条件を検知すると、該省エネモードでの制御よりも省エネ性能に劣る制御を行うようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
- 所定の条件とは、初期水温又は室温が所定の値よりも低い場合であり、該場合には、吸水時間又は吸水温度を元の省エネモードでの制御に比べて大きくするようにしたことを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
- 吸水工程が終了すると元の省エネモードでの制御に戻るようにしたことを特徴とする請求項2記載の電気炊飯器。
- 炊飯加熱制御手段および保温加熱制御手段を備え、炊飯加熱制御手段による炊飯工程終了後、保温加熱制御手段による保温工程に移行するようにしてなる電気炊飯器であって、炊飯制御モードとして、通常モードと該通常モードに比べて省エネ性が高い省エネモードとの2つの制御モードを備え、通常モードでの制御中に所定の条件を検知すると、該通常モードよりも省エネ性に優れた制御を行うようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
- 所定の条件とは、初期水温又は室温が所定の値よりも高い場合であり、該場合には、吸水時間又は吸水温度を元の通常モードでの制御に比べて小さくするようにしたことを特徴とする請求項4記載の電気炊飯器。
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