JP2008057801A - 加熱調理器 - Google Patents

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嘉夫 岡村
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英徳 加古
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Abstract

【課題】 視認性と操作性が良い加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の調理方法の項目マグネトロン16、蒸気発生装置40、熱風循環機構60として、その中から一つを選択する第1のダイヤル104と、この第1のダイヤル104で選択した加熱手段の加熱条件である設定温度を選択する第2のダイヤル105と、この第2のダイヤル105で選択した設定温度の加熱条件で調理を開始するスタートキー106と、加熱手段と設定温度を表示する表示部10を有し、操作パネル8には、左から表示部10、第1のダイヤル104、第2のダイヤル105、スタートキー106を順番に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被加熱物を加熱する加熱手段を備えた加熱調理器に関する。
従来より加熱調理器には、操作部に、温度条件の選択、加熱方法の選択、並びにメニューの選択など、加熱調理器を操作するための選択ボタンが多く使用されており、どのボタンを押せば所望する選択ができるか認識しにくいものであった。またその選択ボタンには、限られた場所に配置されるものであって、夫々の選択ボタンに選択ボタンの説明が施されていて、視認性が悪いという問題を有していた。
そこでこの問題を解決する為に下記のような加熱調理器が提供されている。
例えば、前面に操作パネルを有していて、その操作パネルにダイヤルの回転で入力する入力手段を3つ備えていて、第1の入力手段と第2の入力手段の間に表示部を配置させることにより、操作ボタンの数を減らすことができ、操作性を向上させる加熱調理器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また他の加熱調理器では、3つの操作入力手段群を配設し、使用者に操作手順を知らしめるために、操作入力手段群の夫々近傍に数字A、B、Cを配置するものが提供されている(例えば、特許文献2参照)。
また、操作パネル部上に設けられたロータリーエンコーダを回動することにより、表示部に表示される表示項目を選択し、その表示項目に対応する調理方法に行こうさせることで、調理方法の選択をするのに主に回動操作だけで済むから、操作性が向上する加熱調理器が提供されている(例えば、特許文献3参照)。
他に、複数のダイヤル式の入力手段を有し、そのうちの一つのダイヤルの中央部にスタートキーを配置することで操作パネルのスペースを減らすことができる加熱調理器が提供されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−227616 特開2005−265237 特開平11−22976 特開2006−138546
しかしながら、特許文献1のような加熱調理器においては、入力手段を3つ備えていてどの入力手段をどのように操作すれば使用者の目的とする調理が開始できるか把握することが難しかった。
また特許文献2に記載のものでは、使用者に操作手順を知らしめるために、操作入力手段群の夫々近傍に数字A、B、Cを配置させており、操作手順を操作パネルに表示しなくてはならず、すっきりとした外観を得ることができず、また使用者はその数字を確認しながら操作しなくてはならず操作性が悪かった。
また、特許文献3に記載のものでは、表示部に表示される表示項目を一つのダイヤルの回動操作により選択しているため、表示部に選択する項目は表示されるが、その表示がどこの階層の操作する画面なのか認識が難しく、とくに機械操作が苦手の使用者にとっては、一つのダイヤルだけでは、逆に操作がしづらいという問題があった。
また、特許文献4に記載のものではスタートキーが一つのダイヤルに組み込まれている為、使用者は誤ってスタートキーを押す恐れがあるし、第1の入力手段が複数のキーであるため、視認性がよくなく、外観もすっきりしないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、視認性と操作性が良い加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わる加熱調理器は、被加熱物を加熱する加熱手段と、複数の調理方法の項目の中から1つを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段で選択した調理方法の加熱条件の項目の中から選択する第2の選択手段と、さらに前記第2の選択手段で選択した加熱条件で調理を開始するスタートキーと、前記選択手段で選択する項目を表示する表示部とを備え、前記表示部と、前記第1の選択手段と、前記第2の選択手段、及び前記スタートキーは順番に配置されていることを主たる特徴とする。
本発明によれば、表示手段と、第1の操作手段、第2の操作手段、スタートボタンを順番に配置し、第1の選択手段で調理方法を選択し、次いで第2の選択手段で第1の選択手段で選択した調理方法の加熱条件を選択し、第2の選択手段で選択した加熱条件をスタートーキーにより開始させるようにしたため、使用者は配置した順番に操作するだけで、希望する調理を実行することができ、操作方法がわかりやすく操作性が向上し、表示部、操作手段、スタートボタンを順に配置しているので視認性も向上する。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
本発明の加熱調理器を電子レンジに適用した一実施例を示す図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、電子レンジの扉を閉塞した状態の正面図である。図2は扉を開放した状態で示す正面図である。図3は縦断正面図である。図4は横断平面図である。図5は縦断側面図である。図6は、ダイヤルの拡大図である。図7は、電気的構成図。図8は、操作パネルの操作方法を示すフローチャートである。
図1、2に示すように電子レンジの本体1は、外郭が矩形状の外箱2で形成されていて、底部下面に脚部3が設けられている。
外箱2の内部には前面が開口した内箱4が設けられており、この内箱4の内部を加熱室5としている。またこの加熱室5の前面開口部5dは本体1の前面のほぼ全幅にわたる大きさの矩形状をなしている。
そして、本体1の前面には加熱室5の前面開口部5dを開閉可能な扉6が設けられている。この扉6は図示しないヒンジ部を介して本体1の前下部に上下方向に可動可能に枢支されている。
また扉6の前面部には図1に示すように、上部に手掛け部7が設けられていると共に、下部に複数の操作部9及び表示部10を有する操作パネル8が設けられている。この操作パネル8は、詳細は後述するが、操作部9は加熱調理の調理方法等を選択設定するもので、表示部10は選択された調理方法や調理温度などを表示するためのものである。
またこの扉6には、扉6をロックする扉ロックスイッチ11(図7参照)が設けられており、この扉ロックスイッチ11は加熱室5内が高温時は扉6を開放できないように扉6をロックするロック機能を有している。
そして外箱2と内箱4の間には図4、図5に示すように空間が設けられており、内箱4の右方には右側空間12、左方には左側空間13、下方には下側空間14が設けられている。
また図5に示すように加熱室5の後方には機械室15が形成されていて、この機械室15には下部にマグネトロン16(マイクロ波発生手段に相当)と、このマグネトロン16の駆動装置17が設けられている。
このマグネトロン16はマイクロ波を発生するもので、その発生したマイクロ波は、下側空間14に設けられ加熱室5の下面の中央に延びる導波管18を通して開口部(図示せず)から加熱室5内に供給可能としている。
また機械室15の中央部から上部にかけては、左右方向の中央部に後述する熱風循環機構60(ヒータ手段に相当)が設けられている。
さらに機械室15の上部には加熱室5内の温度と、被加熱物の温度を測定する温度センサ19が設けられている。
一方、加熱室5内には図3に示すように両側壁に突起状の段部30が形成されており、上方に上段部30a、下方に下段部30bが形成されている。
またその段部30上に加熱調理用の角皿31が載置できるように構成されていて、上段角皿31aと下段角皿31bが其々配置されている。
これら角皿31はいずれも段部30上をスライド移動することが可能で、角皿31を前面開口部5d方向にスライド移動させることによりに加熱室5から取出し可能である。
そして図2、図3に示すように左側空間13における加熱室5の左側壁5aの外側であって、上段部30aと下段部30bの間に位置して蒸気発生容器41が配設されている。
図3に示すように、蒸気発生容器41は、図示右側が開口している容器で構成され、容量が12ml程度の蒸気発生室41aが形成される。
これら蒸気発生容器41は、例えば金属ダイカスト(例えばアルミダイカスト)から構成されている。
蒸気発生容器41の蒸気発生室41aの上下には棒状のシーズヒータからなる蒸気用ヒータ44が2本鋳込まれている。この2本の蒸気用ヒータ44は両端の端子が蒸気発生容器41から突出されており、電気的に独立して電源101(図7参照)と接続されている。
また容器本体42の図示左側には給水口が形成されていて、これにパイプ55が取り付けられている。
また蒸気発生室41aの上部には蒸気発生容器41の温度を検出するサーミスタ48が取り付けられている(図7参照)。
一方、蒸気発生容器41の側壁には3個の筒状の蒸気吹出口49が横方向に並んで略等間隔に形成され、右端面から突出している。
そして図3に示すように加熱室5の左側壁5aには、蒸気吹出口49に対応する3個の蒸気開口部51が形成されている。また、加熱室5の左側壁5aの内側には蒸気開口部51の周縁を覆うカバー部材52が取り付けられている。このカバー部材52は、蒸気開口部51と連通する3個の筒状の蒸気口53を有している。
一方、図3に示すように、加熱室5の下側空間14には水タンク54が配設されている。水タンク54は約400mlの水を収容可能な大きさを有しており、外箱2に対して着脱可能に構成されている。外箱2に装着された水タンク54はパイプ55を介して蒸気発生容器41の給水口47と接続される。パイプ55の途中には給水ポンプ56が接続されており、給水ポンプ56が駆動されると水タンク54内の水は蒸気発生室41a内に供給されるようになっている。
これら蒸気発生容器41、水タンク54、パイプ55、給水ポンプ56などから蒸気発生装置40が構成される。
一方、加熱室5の後壁側には熱風循環機構60が配設されている。
図5に示すようにこの熱風循環機構60は、熱風ファン61と、熱風ヒータ62、ケーシング65、及びファンモータ66で構成されており、そのうち、熱風ファン61は遠心ファンが用いられている。
この熱風ファン61はケーシング65に覆われており、このケーシング65の後側の機械室15にはファンモータ66が取付けている。このファンモータ66の回転軸がケーシング65内に挿入されており、これに熱風ファン61の中心ボス部が取付けられ、この熱風ファン61を回転駆動するように構成されている。
そして、熱風ヒータ62は、2本のシーズヒータで構成され熱風ファン61の周囲部を囲うように配設されている。
この2本のヒータからなる熱風ヒータ62は、定格出力が異なる第1の熱風ヒータ63と第2の熱風ヒータ64で構成されており、これら第1の熱風ヒータ63と第2の熱風ヒータ64は其々独立して電源101に接続され、第1の熱風ヒータ63は1300Wの定格出力で、第2の熱風ヒータ64は1000Wの定格出力で構成されている。
これらに対して、図2に示すように加熱室5の後壁5cには、熱風ファン61の中央部と対応する位置に循環空気の吸入口67が多数の小孔により形成され、熱風ファン61の外周部より外側の位置に循環空気の吹出口68を同じく多数の小孔により形成している。
また吹出口68は熱風ヒータ62と対応するように環状に配置して形成されている。 なお、前述の上段角皿31aと下段角皿31bについては、循環空気の吸入口67と吹出口68とを遮断するように、吸入口67を上下より挟むように配置されている。
またさらに図4に示すように、加熱室5内の右側壁5bには排出開口部70が設けられており、その右側壁5bの外側には蒸気排気機構71が設けられている。
この蒸気排気機構71は、通常時には排気ダンパ72がばね(図示せず)の付勢力により排出開口部70が閉塞されており、排気ダンパ72を回動させるダンパモータ78の駆動により、回転移動するようになる。
ここで、前述した操作パネル8について説明する。
この操作パネル8は、図1に示すように操作部9と表示部10により構成されており、その内表示部10は、ドットマトリクス液晶で構成され文字および記号が表示できる構成のものである。そしてその表示部10から左方向には、操作部9が配置されており、左から順番に、第1のダイヤル104(第1の選択手段、ダイヤル式操作部、決定手段に相当)と、第2のダイヤル105(第1の選択手段、ダイヤル式操作部、決定手段に相当)と、スタートキー106と、取り消しキー107が配列された構成をしている。
この第1のダイヤル104と第2のダイヤル105は、所謂押圧式ダイヤルスイッチにて構成されるもので、ロータリーエンコーダとタクトスイッチが組み込まれていて、ダイヤルの回動動作と押圧動作を一緒に行える構造となっている。
またスタートキー106と取り消しキー107は、タクトスイッチで構成されるもので、押圧操作により動作するものである。なお、取り消しキー107は後述する選択した項目を一段階前の操作に戻す機能を有している。
また操作パネル8の内部であって、ダイヤルの奥方にはLED111が配置されており(図示せず)、LED111が点灯することにより、ダイヤルの周囲に環状に設けている透明な樹脂製の透明リング104a、105bとから光が透過して、ダイヤルの周囲が点灯する構成をしている(図6参照)。
またスタートキー106にも、同様に裏側にLED111が配置されており、スタートキー106の中心に形成される文字状の透過部が点灯する構成をしている。
つづいて、電子レンジの電気的構成について説明する。
図7は、電子レンジの概略的な電気的構成を示すブロック図である。
電子レンジが備える制御装置100には、前述の操作パネル8の操作部9、加熱室5内の温度を検出する温度センサ19、また蒸気発生容器41内の温度を検出するサーミスタ48、及び電子レンジに電源を供給する電源101が接続されている。
操作部9では、調理方法等を設定した信号を制御装置100に入力し、温度センサ19及びサーミスタ48は、それぞれ温度検出信号を入力する。
そして制御装置100には、操作パネル8の表示部10、マグネトロン16の駆動装置17が接続されていると共に、蒸気発生装置40の蒸気用ヒータ44、及び給水ポンプ56が接続されている。
さらに、熱風循環機構60のファンモータ66、及び熱風ヒータ62である第1の熱風ヒータ63、第2の熱風ヒータ64に接続されている。
また扉6の開閉をロックする扉ロックスイッチ11と、蒸気排気機構71のダンパモータ78および、使用者に報知するための音源110(報知手段、決定報知手段に相当)、LED111(点灯表示手段)も接続されている。
また制御部100は、記憶手段であるメモリー100aを有していて、加熱手段の制御方法のリストが予め記憶されており、これらのリストは、階層化されて分かれ記憶されており、第1の階層には、複数の加熱手段の「レンジ」「オーブン」「スチーム」と、「お好み温度」がリスト項目として記憶されており、これら項目が設定されることにより予めプログラムされた加熱手段が選択されて調理されるように構成されている。
例えば調理方法の項目のうち「レンジ」が選択されると、マグネトロンにより食品を加熱する調理方法「レンジ調理メニュー」が選択される。また「オーブン」の場合には、熱風循環機構が生成する熱風により食品を加熱する調理方法「オーブン調理メニュー」、「スチーム」の場合は、蒸気発生装置による高温スチームにより食品を加熱する調理方法「スチーム調理メニュー」が選択される。なお「お好み温度」が選択されると、調理温度が設定できる状態になる。
また、第1の階層の下位に位置する第2の階層は、加熱条件である調理温度を設定するためのリストで構成されていて、30度から250度まで1度間隔で設定可能としている。
なお第1の階層の他の領域には調理方法のリストである複数の料理メニューも記憶されている。
次に、上記構成の電子レンジの作用について述べる。
まず、扉6を開け図示しない調理物を加熱室5内に収容載置し、後述するが使用者は調理方法と加熱条件を決めて操作部9から「レンジ」、「スチーム」、「オーブン」の調理方法や加熱時間、加熱設定温度などの加熱条件を入力操作する。
そして、操作部9のうちのスタートスイッチを操作して加熱開始を指示すると、制御装置100は設定された調理方法や加熱条件に基づき予め設定された制御プログラムに従ってマグネトロン16や蒸気発生装置40、熱風循環機構60を駆動させて加熱調理を実行する。
ここでまず、加熱室5内に蒸気を供給しながら加熱調理を実行する調理メニュー(以下、「スチーム調理メニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
これは、例えばケーキやシュークリームのシューを焼くためや、シューマイや肉まん等の加熱調理に利用される。
「スチーム調理メニュー」の開始が指示されると蒸気用ヒータ44がオンされる。この結果、蒸気発生容器41及が加熱される。そして、蒸気発生容器41に設置されているサーミスタ48が蒸気発生室41aの温度を120度以上に達したと判断したら、給水ポンプ56を駆動して、水タンク54から蒸気発生容器41への給水を開始する。
蒸気発生容器41に給水ポンプ56により少量の水が供給されると、その水は蒸気発生室41a内に落下し、瞬時に蒸発する。
この蒸気発生室41aで発生した蒸気は、蒸気吹出口49を通り、上段角皿31aと下段角皿31bの間の蒸気開口部51から加熱室5内に放出される。このとき、蒸気吹出口49及び蒸気口53が筒状であるため、蒸気は図3の矢印Sのように加熱室5の左壁部に対して略垂直な方向に放出される。
そして加熱室5内に載置されている調理物に蒸気が当たり凝縮熱効果により調理物は加熱される。
次に、加熱室5内に熱風を循環供給しながら加熱調理を実行する調理メニュー(以下、「オーブン調理メニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
これは、例えばトーストや肉類のロースト等の加熱調理に使用される。
「オーブン調理メニュー」の開始が指示されると、ファンモータ66と熱風ヒータ62が通電される。
これによって、ファンモータ66は熱風ファン61を回転駆動し、熱風ファン61は図5の矢印Mに示すように加熱室5内の空気を加熱室後壁5cの吸入口67から吸入する。
そして、熱風ファン61により円周方向に送風され熱風ヒータ62によって加熱される。
その加熱された空気が加熱室後壁5cの吹出口68から吹出されることにより加熱室5内の空気が循環され、加熱室5内の温度が高まる。
この熱風循環機構60の動作により調理物は強制対流加熱される。またこの際、加熱室5内は熱風ヒータ62の熱輻射による加熱も行われる。
さらに、加熱室5内の調理物をマイクロ波により加熱調理を実行する調理メニュー(以下、「レンジ調理メニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
これは、例えば牛乳のあたためや、冷凍食品の解凍等の加熱調理に利用される。
加熱室5の底に直接調理物を載置収容し、「レンジ調理メニュー」の開始が指示されると、マグネトロン16が駆動し、マイクロ波が導波管18を通り、加熱室5下方から回転アンテナ(図示せず)によりマイクロ波が加熱室5内にむらなく照射されて加熱調理が行なわれる。
さらにここで、蒸気発生装置40と熱風循環機構60を併用して過熱スチームを生成し、この過熱スチームで調理物の加熱調理を実行する調理メニュー(以下、「過熱スチームメニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
この過熱スチームメニューは例えば鳥の丸焼きや、ハンバーグの加熱等の加熱調理に利用される。
まず、加熱室5内の上段部30aと下段部30bにそれぞれ上段角皿31a及び下段角皿31bをセットする。
そして、上段角皿31a及び下段角皿31bに調理物を載置収容する。
次いで、操作パネル8の操作部9により「過熱スチーム調理メニュー」が選択されて、スタート指示を受けると、制御装置100は所定のプログラムに基づいて指令を出す。 まず、熱風循環機構60の第1の熱風ヒータ63と第2の熱風ヒータ64に電力が供給されると共にファンモータ66が駆動して、加熱室5内の予熱を行い、加熱室5内を100度Cに達するまで加熱する。
つづいて、蒸気発生装置40の蒸気用ヒータ44を発熱させ120度Cまで蒸気発生室41aを高温にする。そして給水ポンプ56を駆動させて、蒸気発生室41aへの給水を開始する。このとき、制御装置100は所定容量の水が間欠的に、例えば2秒おきに蒸気発生室41aに供給されるように給水ポンプ56を駆動させ、1回当たりの給水量は「過熱スチーム調理メニュー」の種類に応じて制御する。例えばケーキやシュークリームのシューを焼くための「過熱スチーム調理メニュー」が設定されたときの1回当たりの給水量は0.5mlに、シューマイや肉まん等の「過熱スチーム調理メニュー」が設定されたときの1回当たりの給水量は1.0mlにそれぞれ設定されている。
そして、120度Cまで温度上昇している蒸気発生容器41に少流量の水が供給されることにより、その水は蒸気発生室41a内に落下し、瞬時に蒸発し、蒸気吹出口49に至った蒸気は、蒸気吹出口49を通り、蒸気口53から加熱室5内に放出される。
加熱室内に充満した蒸気は、加熱室5の後壁5cに位置する吸入口67から熱風循環機構60に吸入され、熱風循環機構60内で、蒸気は熱風ヒータ62により過熱される。 そして、蒸気は過熱され温度が上昇していき、飽和温度以上の過熱スチームとなる。
この飽和温度以上の過熱スチームは、加熱室5の後壁5cの吹出口68から加熱室5内へ吹出され調理物に満遍なく過熱スチームが行き渡るようになり、過熱スチーム調理をすることができる。
またこれら調理方法の調理時間が終了すると、夫々の加熱手段がオフされ、制御装置100によりダンパモータ78が回転駆動し、排出開口部70が開放される。これにより、加熱室5内の熱風、蒸気、過熱スチームは排出開口部70から排気され、内箱4外に排気される。そして外箱2に設けられる排気口(図示せず)から外箱2外に排気されることで調理が完了する。
ここで、これらの調理方法を選択する操作パネルの動作について図8を参照して説明する。
初めに牛乳を「レンジ調理メニュー」により45度Cまで温める調理について説明する

まず、扉6を開けて被加熱物であるコップ一杯の牛乳を収容する。その時、扉ロックスイッチ11が扉6の開放を検知し、表示部10が駆動される(ステップS1、S2)。そしてその表示部10に、「手動調理か、自動調理か選択してください」と使用者を次の動作に導く誘導文が表示される(ステップS3)。
使用者が、手動調理を選択するために左の第1のダイヤル104を操作すると、報知手段である音源110から「手動調理が選択されました」と報知され、使用者はこの報知に基づいて、使用者が行った操作を確認することができる(ステップS4、S5)。なおこのとき第1のダイヤル104の操作は回動操作、押圧操作どちらでも良い。
この第1のダイヤル104が操作されると、表示部10にメモリー100aに記憶された第1の階層の調理方法のリストである複数の加熱手段「レンジ」「オーブン」「スチーム」と、「お好み温度」が縦列に表示される(ステップS6)。
表示部10には、この他、列方向に矢印記号と「選択」という文字も併せて表示されており、使用者に表示された項目の中から何れかを選択するように指示を与えている。
これら項目を選択する場合には、ダイヤルを回動操作することで調理方法のリストの項目の文字が順に反転することにより、選択された項目が選択されていることが視認されるため、項目が反転した時にダイヤルを押圧操作することで、その項目が決定される構成としている(ステップS9)。
そこで使用者がリストの加熱手段のうちの一つの項目である「レンジ」を選択決定した場合には、次に表示部10に、「お好みの温度 右のダイヤルで温度を設定下さい」と指示が表示され(ステップS9)、その文字の横には、丸の上に矢印が記載されるアイコン
が表示される。使用者はこの表示により次の操作は右のダイヤルを回動させる動作をすれば良いと認識できるように構成されている。
なおこの際、右のダイヤル、すなわち第2のダイヤル105の周囲の透明リング104aがLED111の点滅により光るように制御される(ステップS8)。この第2のダイ
ヤル105の周囲の点滅により、使用者は次に第2のダイヤル105を操作すれば良いのだと容易に認識できるようになっている。
また同時に、報知手段である音源110から、「お好み温度が選択されました。右のダイヤルで温度を設定してください。」と報知され、使用者はこの報知に基づいて、次の操作手順を認識することができる(ステップS10)。
続いて使用者が第2のダイヤル105を操作すると(ステップS11)、表示部10に
は「お好み温度 80度C」と表示され、第1の階層の下位に位置する第2の階層である加熱条件の調理温度を設定するための初期画面が表示がされる(ステップS12)。
この表示部10にメモリー100aに記憶された設定温度のリストの項目がダイヤルを回動操作することにより順次表示されていき、使用者はその温度の中から所定の温度を選択する。
使用者は、牛乳を45度Cに設定する為に、第2の階層のうち45度Cが表示された時に押圧操作することにより、牛乳の加熱設定温度の目標値が決定される(ステップS13)
そして第2のダイヤル105で牛乳の目標温度が決定されると、続いて表示部10には、「お好み温度 45度C」と表示され、その横に、「スタートキーを押してください」
と表示され、次に使用者がすべき動作のステップが指示される(ステップS15)。
なおこの時にも、スタートキー106はLED111により点滅し、使用者に操作すべきボタンを認識させる構成をしている(ステップS14)。
同時に、報知手段である音源110から、「お好み温度が45度に設定されました。スタートキーを押してください」と報知され、使用者はこの報知に基づいて次の操作手順を認識することができる(ステップS16)。
そして使用者は、スタートキー106を押圧することにより、予め上述した「レンジ調理メニュー」が開始され、温度センサ19が牛乳がお好み温度45度に到達したと検知するまで、加熱調理が継続されて、牛乳のあたため調理が完了する。
続いて第1のダイヤル104により、「お好み温度」が選択された場合について説明する。表示部10に表示された「お好み温度」を第1のダイヤル104で選択する(ステップS6)、次に表示部10には、前述したものと同じように表示部10に「お好み温度
右のダイヤルで温度を設定してください」と表示され、第2のダイヤル105では、回動によりその温度を設定するが、この場合のお好み温度は、被調理物の目標温度でなく、継続調理する温度を表しており、使用者が例えば85度Cを選択決定した場合には、加熱室
内が85度Cの雰囲気に維持されて加熱調理するような設定が可能となる。
以上のようにステップS3が表示された時に、左の第1のダイヤル104を操作して手
動調理を選択した場合には、調理方法の項目であるマグネトロン16や蒸気発生装置40、熱風循環機構60を駆動させる加熱調理を選択することができ、その調理方法の加熱条件である加熱温度を第2のダイヤル105で選択し、使用者の好みにあった加熱調理をすることができる。
次に、ステップS3が表示された時に、右のダイヤル(第2のダイヤル105)を選択
した場合の操作パネルの動作について説明する。
ステップS3の時に、使用者が自動調理を選択するために右の第2のダイヤル105を
操作すると、報知手段である音源110から「自動調理が選択されました。」と報知され、使用者はこの報知に基づいて、使用者が行った操作を確認することができる(ステップS24、S25)。
この第2のダイヤル105が操作されると、表示部10にメモリー100aに記憶された第1の階層の調理方法のリストである複数の料理メニューが表示される(ステップS2
6)。
これは例えば、「スポンジケーキ」「クッキー」「ロールパン」「シュウマイ」「ステーキ」「ヘルシーステーキ」など被加熱物の対象である食品が項目として構成されている。
これら料理メニューは、予めメモリー100aにどの加熱手段を用いてどのように制御して調理するかプログラムされているものであって、例えば、一つの加熱手段の出力を変化させて調理したり、加熱手段を複数組み合わせて加熱料理するように種種記憶されている。特に第1の階層の調理方法の項目の一つである「ヘルシーステーキ」にあっては、前述した「過熱スチームメニュー」が選択されるようにプログラムされているものである。
そして表示部10には、この他、列方向に矢印記号と「選択」という文字も併せて表示されており、使用者に表示された項目の中から何れかを選択するように指示を与えている。
これら項目を選択する場合にはダイヤルを回動操作することで、調理方法のリストの項目の文字が順に反転することにより、選択された項目が選択されていることが視認され、その際にダイヤルを押圧操作することで、その項目が決定される構成としている。
そこで使用者がリストの調理方法のうちの一つの項目である「ロールパン」を選択決定した場合(ステップS27)には、次に表示部10には、「ロールパン 付属品;角皿2
枚・・・、スタートキー106を押してください」と表示され、使用者が次にすべき動作のステップが指示される(ステップS29)。
なおこの時にも、スタートキー106はLED111により点滅し、使用者に操作すべき箇所を認識させる構成をしている(ステップS28)。
同時に、報知手段である音源110から、「ロールパンが設定されました。・・・スタートキーを押してください。」と報知され、使用者はこの報知に基づいて次の操作手順を認識することができる(ステップS30)。
そして使用者は、スタートキー106を押圧することにより、ロールパンを調理する為の調理方法(例えば、「オーブン調理メニュー」により温度が70度Cに設定されて、3
分間加熱する)が決定されて、調理がスタートする(ステップS32)。
このようにステップS4からステップS18の手動調理を設定する行程と、ステップS20からステップS32の自動調理を設定する行程には、次のような関連性がある。
すなわち、手動調理のように下位層にまだ設定する必要の有る項目があるときは、その上位層で選択すべき項目を第1のダイヤル104で選択し、下位層の項目を第2のダイヤル105で選択し、その右隣のスタートキー106により、調理開始できるようにしている。
また自動調理のように下位層に設定する必要の項目がない場合には、その項目を第2のダイヤル105で選択できるようにし、次に右隣のスタートキー106により、調理開始できるようにしている。
つまりいずれも次に操作すべき箇所が常に右隣にあるという構成をしている点で共通しており、どちらも連続して右隣の操作箇所を操作すればよいという共通の動作をすることで一致している。
特には、手動調理と、自動調理とを異なるダイヤルにて選択できるようにしたため、使用者は、調理する際にいずれかのダイヤルを選択しやすく、そのダイヤルを選択した場合、次に行うべき操作は右隣の箇所を操作すれば良いので、一層操作性が向上する。
以上のような本発明の実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
加熱室内の被加熱物を加熱する加熱手段であるマグネトロン16、蒸気発生装置40、熱風循環機構60を有し、複数の調理方法の項目を複数の加熱手段として、その中から一つを選択する第1のダイヤル104を有し、この第1のダイヤル104で選択した加熱手段の加熱条件である設定温度を選択する第2のダイヤル105を有し、この第2のダイヤル105で選択した設定温度の加熱条件で調理を開始するスタートキー106を有し、これらのダイヤルで選択する加熱手段と設定温度を表示する表示部10を有していて、操作パネルには、左から表示部10、第1のダイヤル104、第2のダイヤル105、スタートキー106を順番に配置しているため、使用者は、一番右の表示部10を確認しながら、まず第1のダイヤル104で設定し、次に第2のダイヤル105で設定し、最後にスタートキー106を設定することができ、使用者は連続して右方向に操作するだけで調理開始ができるため、使用者にとって操作性が向上する。また表示部10は一番左に配置している為、使用者が操作するとき表示部10が隠れるこがなく視認性も向上する。
また、複数の加熱手段として、マグネトロン16、熱風循環機構60を選択することができるため、使用者は、手動でさまざまな調理を実行することができる。さらに蒸気発生装置40も有している為、スチーム調理も選択することができる。
また第2のダイヤル105には、第1のダイヤル104で設定する項目よりも、下位層の詳細な加熱条件である設定温度としたため、第1のダイヤル104の操作から第2のダイヤル105の操作に移る際に使用者は、詳細な設定をするためには、右のダイヤルに移動すればよいと感覚的に認識しやすい。なお実施例中、加熱条件の項目は設定温度としたが、調理時間であっても良い。
また第1のダイヤル104と第2のダイヤル105をダイヤルの回転により、項目を選択するようにしたため、使用者は項目を選択しやすく操作性が向上する。
また第1のダイヤル104と第2のダイヤル105にタクトスイッチを設け押圧することで選択する項目を決定するようにしたため、第1のダイヤル104の操作から第2のダイヤル105に移動するときに、誤って選択した項目が代わってしまうことを防止できる。また別の決定するボタンを設ける必要がないため外観がすっきりする。
また音源110により、使用者がダイヤルにより選択可能な項目を操作する事前に報知しているため使用者はより操作性が向上する。また選択された項目を報知するようにしたため、使用者は自分が何を選択したか容易に認識することができる。
またダイヤルを押圧操作して決定した項目を報知するようにしたので、同様に使用者は自分が何を選択決定したか容易に認識することができる。
またダイヤルの周囲、またスタートキー106が点灯、点滅するようにLED111を設けたため、使用者は選択するダイヤル、次に操作すべき操作箇所を容易に認識することができるため操作性が一層向上する。特に使用者が次にすべき操作箇所を点滅するように構成したため、使用者を次の操作に誘導することができ、操作性が向上する。
なお、表示部10にも、使用者が次にすべき動作を指示したため、使用者は次にする操作を容易に認識することができる。
また第1のダイヤル104を操作しないで第2のダイヤル105を初めに選択したときは、自動料理メニューが選択できるようにし、第2のダイヤル105で選択した自動料理メニューをスタートキー106を押して開始できるようにしたため、初めに第1のダイヤル104、第2のダイヤル105どちらかを選択することで使用者は容易に手動調理と自動調理を選択できるため、分かりやすい。
また自動料理メニューを選択するときは、次のすべき操作はスタートキー106を押すだけであり、スタートキー106の左隣にある第2のダイヤル105で選択できるようにしたため、使用者は、手動調理と同じく常に右隣の箇所を操作すれば、お好みの調理を選択、開始することができると認識して、操作が容易となる。
また以上の実施例では、第1の操作手段と、第2の操作手段とをダイヤルで構成し、表示部10、第1の操作手段と、第2の操作手段、スタートキー106を横方向に順番に配置したが、図9のように第1の操作手段と、第2の操作手段はダイヤルでなく、表示された項目をタクトスイッチを複数回押すことにより操作できるような押圧式スイッチで構成しても良い。また表示部210、第1の操作手段204と、第2の操作手段205、スタートキー206の配置は、縦方向に順に配置されていても良い。
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
本発明を適用した電子レンジの扉を閉塞した状態の正面図。 電子レンジの扉を開放した状態を示す正面図。 電子レンジの縦断正面図。 電子レンジの横断平面図。 電子レンジの縦断側面図。 ダイヤルの拡大図。 概略的な電気的構成を示すブロック図。 操作パネルの操作方法を示すフローチャート。 他の操作パネル構造の図1相当図。
符号の説明
1は本体、2は外箱、3は脚部、4は内箱、5は加熱室、5aは左側壁、5bは右側壁、5cは後壁、5dは前面開口部、6は扉、7は手掛け部、8は操作パネル、9は操作部、10は表示部、11は扉ロックスイッチ、12は右側隙間空間、13は左側隙間空間、14は下側隙間空間、15は機械室、16はマグネトロン、17は駆動装置、18は導波管、19は温度センサ、30は段部、30aは上段部、30bは下段部、31は角皿、31aは上段角皿、31bは下段角皿、40は蒸気発生装置、41は蒸気発生容器、41aは蒸気発生室、44は蒸気用ヒータ、47は給水口、48はサーミスタ、49は蒸気吹出口、52はカバー部材、53は蒸気口、54は水タンク、55はパイプ、56は給水ポンプ、60は熱風循環機構、61は熱風ファン、62は熱風ヒータ、63は第1の熱風ヒータ、64は第2の熱風ヒータ、65はケーシング、66はファンモータ、67は吸入口、68は吹出口、70は排出開口部、71は蒸気排気機構、72は排気ダンパ、100は制御装置、100aはメモリー、101は電源、104第1のダイヤル、105第2のダイヤル、106スタートキー、107取り消しキー、104a、105bは透明リング、110は音源、及び111はLEDを示す

Claims (12)

  1. 被加熱物を加熱する加熱手段と、
    複数の調理方法の項目の中から1つを選択する第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段で選択した調理方法の加熱条件の項目の中から選択する第2の選択手段と、
    さらに前記第2の選択手段で選択した加熱条件で調理を開始するスタートキーと、
    前記選択手段で選択する項目を表示する表示部とを備え、
    前記表示部と、前記第1の選択手段と、前記第2の選択手段、及び前記スタートキーは順番に配置されていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 複数の異なる加熱手段を有し、
    複数の調理方法の項目は、少なくとも複数の加熱手段により構成されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 複数の加熱手段は、
    少なくとも
    加熱室内にマイクロ波を照射するマイクロ波発生手段と、
    加熱室内を加熱するヒータ手段とから構成されることを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. 加熱条件の項目は、調理温度もしくは調理時間であることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の加熱調理器。
  5. 第1の選択手段と、第2の選択手段の少なくとも一方はダイヤル式操作部の回転により選択することを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の加熱調理器。
  6. 第1の選択手段と、第2の選択手段の少なくとも一方には、選択した項目を決定する決定手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の加熱調理器。
  7. 選択手段により選択可能な項目、若しくは選択手段により選択した項目を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の加熱調理器。
  8. 決定手段により項目を決定した時に該項目を報知する決定報知手段を有することを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
  9. 第1の選択手段と、第2の選択手段と、スタートキーの少なくとも一つ、もしくはこれらの近傍に、点灯表示手段を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項8記載の加熱調理器。
  10. 点灯表示手段は、第1の選択手段と、第2の選択手段と、スタートキーのうち、使用者が次に操作すべき何れか一つを点灯または点滅させることを特徴とする請求項9記載の加熱調理器。
  11. 表示手段は、使用者が次にすべき動作を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項10記載の加熱調理器。
  12. 第2の選択手段を初めに操作したときは、自動で加熱手段を選択制御し被加熱物を調理する複数の自動料理メニューを選択する項目を選択でき、
    次にスタートキーを操作することにより前記第2の選択手段で選択した自動料理メニューが調理開始されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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