JP2010286150A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の表示の視認性を向上させることができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、ケーシングと、ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、複数のメニューアイコンを表示するカラー液晶表示部36と、ユーザが目的のメニューアイコンを選択するために操作するダイヤル46と、ダイヤル46への操作に応じて、カラー液晶表示部36の表示を制御する制御装置とを備える。制御装置は、ダイヤル46で選択されていないメニューアイコンの情報量が選択時よりも少なくなるようにカラー液晶表示部36の表示を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器は、特開2008−57801号公報(特許文献1)に記載されているように、ケーシングと、このケーシング内に設けられ、前面側に開口部を有する加熱室と、この加熱庫の開口部を開閉する開閉扉と、この開閉扉の前面の下部に設けられた操作パネルとを備えている。
上記操作パネルは、複数のメニューを表示する表示部と、この表示部近傍に回転自在に設けられたダイヤルとを有して、正面から見た形状が細長い矩形状となっている。ユーザは、そのダイヤルを回転操作して、表示部に表示される複数のメニューから一つを選択できるようになっている。
上記従来の加熱調理器では、細長い矩形状の操作パネルに表示部を設けるため、表示部は一般的なデスクトップパソコンのディスプレイよりも遙かに小さくなる。
したがって、上記表示部に表示されるメニューの情報量を多くすると、表示部の表示の視認性が低下するという問題が生じてしまう。
特開2008−57801号公報(図1)
そこで、本発明の課題は、表示部の表示の視認性を向上させることができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
複数のメニューを表示する表示部と、
ユーザが目的の上記メニューを選択するために操作する操作部と、
上記操作部への操作に応じて、上記表示部の表示を制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、上記操作部で選択されていない上記メニューの情報量が選択時よりも少なくなるように上記表示部の表示を制御することを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記制御部が表示部の表示を制御することによって、メニューの選択時の情報量に比べて、メニューの非選択時の情報量が少なくなるので、表示部の表示を視認性を向上させることができる。
また、ユーザが操作部を操作して目的のメニューを選択すると、この選択されたメニューは、非選択時に比べて、情報量が多くなるので、目的のメニューの内容がユーザに正確に伝わり易い。
一実施形態の加熱調理器では、
上記情報量は文字数である。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記情報量は文字数であるので、表示部の表示を効果的に視認性を向上させることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記操作部で選択された上記メニューの色、大きさおよび透過率のうちの少なくとも1つが非選択時と異なるように上記表示部の表示を制御する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部が表示部の表示を制御することによって、メニューの選択時の色、大きさおよび透過率のうちの少なくとも1つが、そのメニューの非選択時の色、大きさおよび透過率のうちの少なくとも1つと異なるので、操作部で選択されたメニューが目立ち、選択されたメニューにユーザの視点を向けさせることができる。
本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
複数のメニューを表示する表示部と、
ユーザが目的の上記メニューを選択するために操作する操作部と、
上記操作部への操作に応じて、上記表示部の表示を制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、上記操作部への操作に応じて、上記メニューが上記表示部内を移動するように、かつ、上記メニューが上記表示部内の予め設定された1つの箇所上に位置したときのみ選択された状態となるように上記表示部の表示を制御することを特徴としている。
ここで、「選択された状態」とは、選択されていない状態に比べて、例えば大きき、色および透過率の少なくとも1つが異なっている状態を意味する。
上記構成の加熱調理器によれば、ユーザが操作部を操作すると、制御部は、メニューが表示部内を移動するように表示部の表示を制御する。このとき、上記メニューは、表示部内の予め設定された1つの箇所上に位置したときのみ選択された状態となる。
したがって、ユーザは視点をその箇所に固定しておけば、選択状態のメニューを確認することができるので、視点の移動に伴う目の疲れを大きく軽減することができる。
すなわち、上記制御部は、操作部への操作に応じて、上記メニューが表示部内を移動するように、かつ、メニューが表示部内の予め設定された1つの箇所上に位置したときのみ選択された状態となるように表示部の表示を制御することによって、選択状態のメニューを目で追わなくてもよいので、視点の移動に伴う目の疲れを大きく軽減することができる。
本発明の加熱調理器によれば、制御部が、操作部で選択されていないメニューの情報量が選択時よりも少なくなるように表示部を制御するので、表示部の表示を視認性を向上させることができる。
また、上記操作部で選択されたメニューの情報量は非選択時に比べて多くなるので、そのメニューの内容をユーザに正確に伝え易くすることができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。 図2は上記加熱調理器の概略構成図である。 図3は上記実施形態の操作パネルの概略図である。 図4はカラー液晶表示部の画面表示を示す図である。 図5は上記カラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図6は上記カラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図7は上記カラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図8は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図9は上記加熱調理器の制御装置の制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。
上記加熱調理器では、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉34が取り付けられている。この扉34の右側には操作パネル35を設けている。また、扉34の上部にはハンドル37を取り付けると共に、扉34の略中央には耐熱ガラス38を取り付けている。
上記操作パネル35は、カラー液晶表示部36、ボタン群45およびダイヤル46を有している。なお、カラー液晶表示部36は表示部の一例であり、ダイヤル46は操作部の一例である。
図2は上記加熱調理器の概略構成図である。
上記加熱調理器は、ケーシング1と、ケーシング1内に設けられた加熱室2と、蒸気を発生させる蒸気発生装置3と、蒸気発生装置3からの水蒸気を加熱して過熱水蒸気にする蒸気加熱ヒータ4と、蒸気発生装置3や蒸気加熱ヒータ4などの動作を制御する制御装置5とを備えている。ここで、上記過熱水蒸気とは、100℃以上の過熱状態にまで加熱された水蒸気を意味する。なお、制御装置5は制御部の一例である。
上記加熱室2は、扉34で開閉される開口部を正面側に有する。また、加熱室2の側面、底面および天面はステンレス鋼板からなっている。ユーザは、その開口部を通して、加熱室2に被加熱物10を入れたり、加熱室2から被加熱物10を出したりする。また、加熱室2の周囲には断熱材(図示せず)を配置して、加熱室2内と外部とを断熱している。
また、上記加熱室2内には、加熱室2の底面から所定の間隔をあけて鉄などの金属製あるいはセラミックス製のトレイ6が置かれている。トレイ6は、加熱室2の左右の側壁に設けられた下受け棚11により支持されている。そして、トレイ6上には、鉄などの金属製の調理網7が載置され、その調理網7の略中央に被加熱物10が置かれる。こうして、被加熱物10は、加熱室2の底面から間隔をあけた状態で加熱室2内に収容されている。
また、上記加熱室2の左右の側壁には、下受け棚11よりも上側に位置する中受け棚12と、中受け棚12よりも上側に位置する上受け棚13とが設けられている。中受け棚12および上受け棚13も、下受け棚11と同様に、トレイ6を支持することが可能である。
上記蒸気発生装置3は、蒸気発生部39と、蒸気発生部39に供給する水が入る給水タンク40と、蒸気発生部39内に設置され、蒸気発生部39内に溜まった水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ41と、電磁弁49とを有している。その水加熱ヒータ41はシーズヒータを渦巻状に巻いたものである。
上記電磁弁49が開放すると、給水タンク40内の水が蒸気発生部39内に流入し、また、電磁弁49が閉鎖すると、給水タンク40から蒸気発生部39への水の移動できなくなる。また、蒸気発生部39には水位センサ(図示せず)が設けられており、この水位センサの検出値に応じて、電磁弁49が開閉するようになっている。
上記給水タンク40は、蒸気発生部39に対して着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せるようになっている。
上記蒸気発生部39の底部には排水弁42が取り付けられ、この排水弁42に排水経路14の一方の端部が接続されている。排水経路14の他方の端部はつゆ受け9上に位置している。つゆ受け9は、ケーシング1に着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せる。
また、上記加熱室2の一方の側面においては、上受け棚13と中受け棚12との間に循環吸気口15が設けられている。そして、加熱室2の上面には、蒸気加熱ヒータ4に対向するように第1噴出口16が設けられている。さらに、加熱室2の他方の側面には第2,第3噴出口17,18が設けられている。第2噴出口17は上受け棚13と中受け棚12との間に位置している。一方、第3噴出口18は中受け棚12と下受け棚11との間に位置している。このような循環吸気口15、第1噴出口16、第2噴出口17および第3噴出口18により、加熱室2内の空間と循環経路8内の空間とが互いに連通している。
上記循環経路8は、一端部が循環吸気口15に接続されていると共に、他端部が第2噴出口17および第3噴出口18に接続されている。循環吸気口15近傍の循環ファン19は、循環吸気口15から加熱室2内の水蒸気を吸い込み、蒸気加熱ヒータ4に向けて吹き出す。そして、上記水蒸気は、蒸気加熱ヒータ4で加熱されて過熱水蒸気となった後、第1噴出口16および第2,第3噴出口17,18から、加熱室2内に向かって噴出する。
また、上記循環経路8の循環吸気口15近傍の部分は、蒸気放出経路20を介して蒸気発生部39に接続されている。これにより、蒸気発生部39で発生した水蒸気は、蒸気放出経路20を流れて循環経路8に入り、循環吸気口15からの水蒸気と合流して蒸気加熱ヒータ4へ向かって流れる。
また、上記加熱室2内の余剰な蒸気は、第1,第2排気口21,22から加熱室2外に流れ出る。
上記第1排気口21には排気経路23の一端部が接続されている。また、排気経路23の他端部はエジェクタ24を形成している。また、第1排気口21は排気ダンパ25で開閉可能にしている。
上記第2排気口22には排気チューブ26の一端部が接続されている。また、排気チューブ26の他端部は排気経路23に接続されている。これにより、排気チューブ26内の蒸気は、排気経路23内の蒸気と合流して、エジェクタ24からケーシング1外に出ることができるようになっている。また、エジェクタ24からケーシング1外へ向かう蒸気は、希釈空気経路27および吸込ダクト28からの空気と混ざって希釈できるようにもなっている。
上記希釈空気経路27は、エジェクタ24内に挿入された一端部と、ファンケーシング29に接続さている他端部とを有する。このファンケーシング29内の排気希釈ファン30がエジェクタ24へ空気を送る。また、ファンケーシング29は給気経路31を介して給気口32に接続されている。そして、給気口32は給気ダンパ33で開閉可能にしている。
また、上記ケーシング1内には、マイクロ波を発生するマグネトロン52も設置されている。
図3は、図1の操作パネル35を拡大した概略図である。
上記カラー液晶表示部36は、文字や写真をカラー表示できるものであり、加熱の種類、加熱時間、温度、メニューアイコンなどを表示する。
上記ダイヤル46は略円筒形状で操作パネル35に対して回転自在となっている。このダイヤル46の径方向内側には決定ボタン47を配置している。例えば、ユーザはダイヤル46を回すことにより、カラー液晶表示部36に表示される複数のメニューアイコンから1つを選択できるようになっている。
上記ボタン群45は、戻るボタン91、取り消しボタン92、メニューボタン93およびスタートボタン94で構成されている。戻るボタン91は、カラー液晶表示部36の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しボタン92は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、メニューボタン93は、カラー液晶表示部36を初期状態に戻すときに押す。
また、上記操作パネル35の裏側つまり内部側にはロータリエンコーダ48を配置している。このロータリエンコーダ48は、ダイヤル46の回転速度および回転量を検出すると共に、ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号を制御装置5(図8参照)へ出力する。
図4は上記初期状態のカラー液晶表示部36の画面表示を示す図である。
上記初期状態のカラー液晶表示部36は、「自動メニュー」のメニューアイコン36aと、「健康サポート」のメニューアイコン36bと、「メニュー番号」のメニューアイコン36cと、「主な材料」のメニューアイコン36dと、「最近の5メニュー」のメニューアイコン36eとを表示する。このような画面表示のときに、メニューアイコン36bの「健康サポート」を選択して、決定ボタン47を押すと、カラー液晶表示部36の画面表示が健康サポートメニューモードに切り換わる。
図5は、上記健康サポートメニューモードのカラー液晶表示部36の一画面表示を示す図である。
上記健康サポートメニューモードのカラー液晶表示部36は、円弧を描くように5つのメニューアイコン36f〜36jを表示する。このメニューアイコン36fは「カロリーが気になる」の文字を、メニューアイコン36gは「塩分」の文字を、メニューアイコン36hは「野菜不足」の文字を、メニューアイコン36iは「カルシウム」の文字を、メニューアイコン36jは「疲れ」の文字をそれぞれ含んでいる。なお、メニューアイコン36f〜36jはメニューの一例である。
また、上記健康サポートメニューモードでは、メニューアイコン36f〜36jのうち、カラー液晶表示部36の一番下側に位置するものが選択された状態となる一方、それ以外に位置するものは選択されていない状態となる。例えば図5では、メニューアイコン36fは選択状態であり、メニューアイコン36g〜36jは非選択状態である。このメニューアイコン36f〜36jの選択状態および非選択状態は、ダイヤル46を回すことにより、変更できるようになっている。
より詳しくは、図5の画面表示のときに、ダイヤル46を時計回りに予め設定された回転量回すと、図6に示すように、メニューアイコン36f〜36jが下側にスクロールする。そして、図7に示すように、メニューアイコン36gがカラー液晶表示部36の一番下側に位置して選択状態となる。一方、メニューアイコン36fはカラー液晶表示部36の一番上側に位置して非選択状態となる。また、メニューアイコン36h〜36jは図5の状態から一段下側に移動して非選択状態が維持される。すなわち、ダイヤル46を時計回りに回すことにより、メニューアイコン36f〜36jを下側にスクロールさせ、かつ、メニューアイコン36f〜36jのうち一番下側のものを一番上側に戻して、メニューアイコン36f〜36jの選択状態および非選択状態を変更できるようになっている。
また、図5の画面表示のときに、ダイヤル46を反時計回りに予め設定された回転量回すと、メニューアイコン36f〜36jが上側にスクロールする。そして、メニューアイコン36jがカラー液晶表示部36の一番下側に位置して選択状態となる。一方、メニューアイコン36fは図5の状態から一段上側に移動して非選択状態となる。また、メニューアイコン36g〜36iは図5の状態から一段上側に移動して非選択状態が維持される。すなわち、ダイヤル46を時計反回りに回すことにより、メニューアイコン36f〜36jを上側にスクロールさせ、かつ、メニューアイコン36f〜36jのうち一番上側のものを一番下側に戻して、メニューアイコン36f〜36jの選択状態および非選択状態を変更できるようになっている。
また、図5と図7との比較から明らかなように、メニューアイコン36fが含む文字は、選択状態で「カロリーが気になる」であるが、非選択状態になると「カロリー」となる。また、メニューアイコン36gが含む文字は、選択状態で「塩分が気になる」であるが、非選択状態になると「塩分」となる。このように、カラー液晶表示部36は、選択状態よりも非選択状態の方が文字数が少なくなるようにメニューアイコン36f〜36jを表示をする。なお、メニューアイコン36hが含む文字は選択状態になると「野菜不足が気になる」に、メニューアイコン36iが含む文字は選択状態になると「カルシウムをしっかり」に、メニューアイコン36jが含む文字は選択状態になると「疲れを感じたら」になる。
また、上記メニューアイコン36f〜36jが非選択状態から選択状態になると、非選択状態のときとは大きさおよび色が変化する。具体的には、メニューアイコン36f〜36jは、非選択状態から選択状態になると、非選択状態のときより大きくなる。また、メニューアイコン36f〜36jは非選択状態ときは緑色であるが、選択状態になると橙色になる。また、メニューアイコン36f〜36jが、カラー液晶表示部36の一番上側の位置から一番下側の位置に移動する際、および、カラー液晶表示部36の下から2番目の位置から一番下側の位置に移動する際、つまり、メニューアイコン36f〜36jは非選択状態から選択状態に換わる際、メニューアイコン36f〜36jの色は緑色から山吹色を経て橙色になる。例えば、メニューアイコン36gは、図5の画面表示では緑色、図6の画面表示では山吹色、図7の画面表示では橙色となる。
図8は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、CPU(中央処理装置)49、タイマ50、記憶部51および入出力回路などからなる制御装置5を備えている。
上記制御装置5は、ボタン群45からの信号と、決定ボタン47からの信号と、ロータリエンコーダ48からの信号(ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号)と、タイマ50が計測する時間とに基づいて、カラー液晶表示部36の表示を制御する。また、上記制御装置5は、ロータリエンコーダ48からの信号に基づいて、選択されていない(一番下側に位置していない)メニューアイコン36f〜36jの文字数が選択時よりも少なくなるようにカラー液晶表示部36の表示を制御する。
上記記憶部51には、カラー液晶表示部36の画面表示に関するデータや、制御プログラムなどを予め記憶させている。この制御プログラムは、制御装置5が蒸気加熱ヒータ4、循環ファン19、水加熱ヒータ41およびマグネトロン52などを制御するためのプログラムである。
図9は、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作を説明するためのフローチャートである。なお、上記制御動作は、図4の画面表示から図5の画面表示に切り換わると開始する。
以下、図9にしたがって、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作について説明する。
まず、図9に示すように、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作が開始すると、ステップS1で、カラー液晶表示部36に5つのメニューアイコン36f〜36jを表示させる。このとき、メニューアイコン36f〜36jのうち、カラー液晶表示部36の一番下側に位置して選択状態となるものは、非選択状態のときよりも文字数が増えるように、かつ、非選択状態のときより大きくし、かつ、非選択状態のときの色とは異なる橙色となるようにする。
次に、ステップS2で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されたか否かを判定する。このステップS2で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていると判定すると、ステップS11を行った後、ステップS1に戻る。一方、ステップS2で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていないと判定すると、次のステップS3に進む。
上記ステップS11では、5つのメニューアイコン36f〜36jをスクロールさせる。より詳しくは、ステップS11では、ステップS2においてロータリエンコーダ48からの信号がダイヤル46の時計回りの回転を示していたなら、5つのメニューアイコン36f〜36jを下側へスクロールさせる一方、ステップS2においてロータリエンコーダ48からの信号がダイヤル46の反時計回りの回転を示していたなら、5つのメニューアイコン36f〜36jを上側へスクロールさせる。
次に、ステップS3で、決定ボタン47からの信号が入力されたか否か、つまり、決定ボタン47が押されたか否かを判定する。このステップS3で、決定ボタン47が押されたと判定すると、上記制御動作が終了する。この後、ステップS3においてカラー液晶表示部36の一番下側にあったメニューアイコン36f〜36jに対応する画面表示に切り換わる。
一方、ステップS3で、決定ボタン47が押されていないと判定すると、ステップS2に戻る。
このように、上記カラー液晶表示部36は、選択時の文字数よりも非選択時の文字数が少なくなるようにメニューアイコン36f〜36jを表示するので、カラー液晶表示部36の表示を非常にすっきりさせることができる。
また、上記カラー液晶表示部36は、非選択時の文字数よりも選択時の文字数が多くなるようにメニューアイコン36f〜36jを表示するので、メニューアイコン36f〜36jのうち選択したもの内容がユーザに正確に伝わり易くなる。
また、上記カラー液晶表示部36は、メニューアイコン36f〜36jのうち、非選択状態のものを緑色とし、かつ、選択状態のものを橙色とするので、選択状態のメニューアイコン36f〜36jが目立ち、ユーザの視点を選択状態のメニューアイコン36f〜36jに向けさせることができる。
また、ユーザはカラー液晶表示部36の下部の左側に視点を固定しておけば、選択状態のメニューアイコン36f〜36jを確認することができるので、視点の移動に伴う目の疲れを大きく軽減することができる。
特開2008−57801号公報(特許文献1)のような加熱調理器では、ダイヤルの回転に応じて、表示部おける選択箇所が移動していくため、ユーザは選択箇所を目で追うことになり、ユーザの目の疲れが大きくなるという問題があった。
本発明の加熱調理器は、上記問題を解決できるものであり、表示部の表示を見ることによるユーザの目の疲れを軽減することができる。
上記実施形態において、カラー液晶表示部36に換えて、例えば、カラー表示可能なカラーEL(エレクトロルミネッセンス)表示部を用いてもよいし、あるいは、白黒表示のみ行う表示部を用いてもよい。
上記実施形態では、ダイヤル46を操作部の一例として用いていたが、例えば押しボタンまたはレバーなどを操作部の一例として用いてもよい。
上記実施形態では、選択状態のメニューアイコン36f〜36jが含む図または記号などが、メニューアイコン36f〜36jが非選択状態になると、表示されないようにしてもよい。
上記実施形態において、メニューアイコン36f〜36jが非選択状態から選択状態になると、メニューアイコン36f〜36jの色、大きさ透過率のうちの少なくとも1つが変化するようにしてもよい。すなわち、制御装置5は、選択状態のメニューアイコン36f〜36jの色、大きさおよび透過率のうちの少なくとも1つが非選択時と異なるように、カラー液晶表示部36の表示を制御するようにしてもよい。
上記実施形態では、メニューアイコン36f〜36jは、カラー液晶表示部36の下部の左側に移動すると選択状態になっていたが、例えば、カラー液晶表示部36の上部の左側に移動すると選択状態になるようにしてもよい。つまり、メニューアイコン36f〜36jが選択状態に変わる場所は、カラー液晶表示部36の下部の左側に限定されず、カラー液晶表示部36内のどこでもよくて、カラー液晶表示部36内のどこか一箇所のみに固定されていればよい。
上記実施形態では、加熱調理器に、過熱水蒸気および水蒸気を生成する機能を持たせていたが、加熱調理器に、水蒸気を生成する機能のみを持たせるようにしてもよい。
本発明は、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、レンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できるし、過熱水蒸気を使用しないオーブン、レンジ、オーブンレンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
本発明の加熱調理器では、クッキングヒータ(IHヒータや電気ヒータなどの電気コンロまたはガスコンロを用いたもの含む)やオーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して無酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。
1 ケーシング
2 加熱室
5 制御装置
10 被加熱物
36 カラー液晶表示部
36a〜36j メニューアイコン
46 ダイヤル

Claims (3)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
    複数のメニューを表示する表示部と、
    ユーザが目的の上記メニューを選択するために操作する操作部と、
    上記操作部への操作に応じて、上記表示部の表示を制御する制御部と
    を備え、
    上記制御部は、上記操作部で選択されていない上記メニューの情報量が選択時よりも少なくなるように上記表示部の表示を制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記情報量は文字数であることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記制御部は、上記操作部で選択された上記メニューの色、大きさおよび透過率のうちの少なくとも1つが非選択時と異なるように上記表示部の表示を制御することを特徴とする加熱調理器。
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