JP2010286152A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】目的のメニューを容易に選択することができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、ケーシングと、ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、複数のメニューに対応する複数の自動メニュー画像のデータを記憶する記憶部と、ユーザが目的の自動メニュー画像を選択するために操作するダイヤル46と、自動メニュー画像を少なくとも一つ表示する第1表示モードと、自動メニュー画像が縮小されたサムネイル画像を複数表示する第2表示モードとを有するカラー液晶表示部36と、カラー液晶表示部36の表示を制御する制御装置とを備える。この制御装置は、第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、ダイヤル46への操作に応じて、カラー液晶表示部36に5枚のサムネイル画像を9枚跳ばしで表示させる。
【選択図】図3
【解決手段】加熱調理器は、ケーシングと、ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、複数のメニューに対応する複数の自動メニュー画像のデータを記憶する記憶部と、ユーザが目的の自動メニュー画像を選択するために操作するダイヤル46と、自動メニュー画像を少なくとも一つ表示する第1表示モードと、自動メニュー画像が縮小されたサムネイル画像を複数表示する第2表示モードとを有するカラー液晶表示部36と、カラー液晶表示部36の表示を制御する制御装置とを備える。この制御装置は、第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、ダイヤル46への操作に応じて、カラー液晶表示部36に5枚のサムネイル画像を9枚跳ばしで表示させる。
【選択図】図3
Description
本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器は、特開2008−57801号公報(特許文献1)に記載されているように、ケーシングと、このケーシング内に設けられ、前面側に開口部を有する加熱室と、この加熱庫の開口部を開閉する開閉扉と、この開閉扉の前面の下部に設けられた操作パネルとを備えている。
上記操作パネルは、複数のメニューを表示する表示部と、この表示部近傍に回転自在に設けられたダイヤルとを有して、正面から見た形状が細長い矩形状となっている。ユーザは、そのダイヤルを回転操作して、表示部に表示される複数のメニューから一つを選択できるようになっている。
上記従来の加熱調理器において、例えば数百種類の調理メニューを表示部に文字で表示するようにした場合、表示部が非一般的な調理メニューを文字で表示したとき、その調理メニューのイメージがユーザに伝わり難い。
そうなると、ユーザはイメージが伝わってこない調理メニューを選択しないことが多いので、数百種類の調理メニューが用意されていても、いくつかの調理メニューが無駄になる可能性が高いという問題がある。
この問題を解決する方法としては、表示部に、各調理メニューを写真等の画像で表示させる方法が考えられる。この方法であれば、各調理メニューのイメージをユーザに伝え易くすることができる。
しかしながら、上記従来の加熱調理器の表示部は、一般的なデスクトップパソコンのディスプレイよりも遙かに小さいので、ユーザに各メニューのイメージを伝え易くしようとすると、表示部の表示領域内で各調理メニューの画像の大きさをできるだけ大きくすることになる。すなわち、各調理メニューの画像の大きさが表示部の表示領域の大きさと略同じになってしまう。
その結果、上記表示部は調理メニューの画像を1枚ずつ表示することになるので、調理メニューの画像が数百枚あると、目的のメニューの画像を見付け難くなる。
したがって、上記目的の調理メニューを選択し難いという問題が生じてしまう。
そこで、本発明の課題は、目的のメニューを容易に選択することができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
複数のメニューに対応する複数のメニュー画像のデータを記憶する記憶部と、
ユーザが目的の上記メニュー画像を選択するために操作する操作部と、
上記メニュー画像を少なくとも一つ表示する第1表示モードと、上記メニュー画像が縮小されたサムネイル画像を複数表示する第2表示モードとを有する表示部と、
上記操作部への操作に応じて、上記表示部の表示を制御する制御部と
を備え、
上記表示部が上記第2表示モードになっているとき、上記操作部への操作で、上記複数のサムネイル画像のうちの1つを選択することが可能になっており、
上記制御部は、上記第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記操作部への操作に応じて、上記表示部に、上記複数のサムネイル画像をシフト表示させることを特徴としている。
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
複数のメニューに対応する複数のメニュー画像のデータを記憶する記憶部と、
ユーザが目的の上記メニュー画像を選択するために操作する操作部と、
上記メニュー画像を少なくとも一つ表示する第1表示モードと、上記メニュー画像が縮小されたサムネイル画像を複数表示する第2表示モードとを有する表示部と、
上記操作部への操作に応じて、上記表示部の表示を制御する制御部と
を備え、
上記表示部が上記第2表示モードになっているとき、上記操作部への操作で、上記複数のサムネイル画像のうちの1つを選択することが可能になっており、
上記制御部は、上記第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記操作部への操作に応じて、上記表示部に、上記複数のサムネイル画像をシフト表示させることを特徴としている。
ここで、「シフト表示」とは、複数のサムネイル画像がある方向に沿って移動するように順次連続的に表示されるスクロール表示、または、複数のサムネイル画像が単数枚もしくは複数枚跳ばして表示されるスキップ表示を意味する。
上記構成の加熱調理器によれば、上記表示部は、メニュー画像を少なくとも一つ表示する第1表示モードと、そのメニュー画像が縮小されたサムネイル画像を複数表示する第2表示モードとを有する。そして、上記制御部は、第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、操作部への操作に応じて、表示部に上記複数のサムネイル画像をシフト表示させるので、目的のメニューに対応するサムネイル画像を見付け易い。
したがって、上記目的のメニューに対応するサムネイル画像を容易に選択できるので、目的のメニューを容易に選択することができる。
また、上記第1表示モードでは、サムネイル画像よりも大きなメニュー画像が表示されるので、メニュー画像に対応するメニューのイメージをユーザに容易かつ正確に伝えることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記複数のサムネイル画像が円弧を描くように並ぶように制御する。
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記複数のサムネイル画像が円弧を描くように並ぶように制御する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記第2表示モードのとき、制御部の制御によって、複数のサムネイル画像が円弧を描くように並ぶので、表示部が表示するサムネイル画像の枚数を増やすことができる。
したがって、上記第2表示モードのとき、目的のメニューに対応するサムネイル画像をより見付け易くすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記複数のサムネイル画像は、それぞれ、固有の番号と予め対応付されており、
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記表示部が表示する少なくとも1つの上記サムネイル画像の上記固有の番号を上記表示部に表示させる。
上記複数のサムネイル画像は、それぞれ、固有の番号と予め対応付されており、
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記表示部が表示する少なくとも1つの上記サムネイル画像の上記固有の番号を上記表示部に表示させる。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記第2表示モードのとき、制御部の制御によって、表示部が、表示する少なくとも1つのサムネイル画像の固有の番号を表示するので、次に表示される複数のサムネイル画像を予測することができる。
したがって、上記第2表示モードのとき、目的のメニューに対応するサムネイル画像を表示部に容易に表示させたり、目的のメニューに対応するサムネイル画像近辺のサムネイル画像を容易に表示させたりすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記操作部は、上記ケーシングに回転自在に取り付けられたダイヤルであり、
上記ダイヤルの回転速度を検出すると共に、上記ダイヤルの回転速度を示す信号を上記制御部へ出力するロータリエンコーダを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記ダイヤルの回転速度が予め設定された第1閾値未満のときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記ダイヤルの回転速度が上記第1閾値以上のときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記操作部は、上記ケーシングに回転自在に取り付けられたダイヤルであり、
上記ダイヤルの回転速度を検出すると共に、上記ダイヤルの回転速度を示す信号を上記制御部へ出力するロータリエンコーダを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記ダイヤルの回転速度が予め設定された第1閾値未満のときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記ダイヤルの回転速度が上記第1閾値以上のときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、ダイヤルの回転速度が第1閾値以上のときに、第1表示モードから第2表示モードに切り換わるので、ダイヤルの回転速度の調節で、表示部を第1表示モードから第2表示モードに切り換えることができる。
したがって、目的のメニューに対応するサムネイル画像を選択するための操作を簡単にすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記ダイヤルの回転速度が遅くなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記ダイヤルの回転速度が速くなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記制御部は、上記ダイヤルの回転速度が遅くなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記ダイヤルの回転速度が速くなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が、ダイヤルの回転速度が遅くなるにしたがって減少すると共に、ダイヤルの回転速度が速くなるにしたがって増加するので、目的のメニューに対応するサムネイル画像をより見付け易くすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記操作部は、上記ケーシングに回転自在に取り付けられたダイヤルであり、
上記ダイヤルの回転量を検出すると共に、上記ダイヤルの回転量を示す信号を上記制御部へ出力するロータリエンコーダを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記ダイヤルの回転量が予め設定された第2閾値未満のときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記ダイヤルの回転量が上記第2閾値以上のときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記操作部は、上記ケーシングに回転自在に取り付けられたダイヤルであり、
上記ダイヤルの回転量を検出すると共に、上記ダイヤルの回転量を示す信号を上記制御部へ出力するロータリエンコーダを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記ダイヤルの回転量が予め設定された第2閾値未満のときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記ダイヤルの回転量が上記第2閾値以上のときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、ダイヤルの回転量が第2閾値以上のときに、第1表示モードから第2表示モードに切り換わるので、ダイヤルの回転量の調節で、表示部を第1表示モードから第2表示モードに切り換えることができる。
したがって、目的のメニューに対応するサムネイル画像を選択するための操作を簡単にすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記ダイヤルの回転量が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記ダイヤルの回転量が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記制御部は、上記ダイヤルの回転量が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記ダイヤルの回転量が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が、ダイヤルの回転量が小さくなるにしたがって減少すると共に、ダイヤルの回転量が大きくなるにしたがって増加するので、目的のメニューに対応するサムネイル画像をより見付け易くすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記操作部は、上記ケーシングに設けられた押しボタンであり、
上記押しボタンに加えられる押圧力を検出すると共に、上記押しボタンの上記押圧力を示す信号を上記制御部へ出力する押圧力センサを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記押しボタンの上記押圧力が予め設定された第3閾値未満であるときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記押しボタンの上記押圧力が上記第3閾値以上であるときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記操作部は、上記ケーシングに設けられた押しボタンであり、
上記押しボタンに加えられる押圧力を検出すると共に、上記押しボタンの上記押圧力を示す信号を上記制御部へ出力する押圧力センサを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記押しボタンの上記押圧力が予め設定された第3閾値未満であるときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記押しボタンの上記押圧力が上記第3閾値以上であるときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、押しボタンの押圧力が第3閾値以上であるときに、第1表示モードから第2表示モードに切り換わるので、押しボタンの押圧力の調節で、表示部を第1表示モードから第2表示モードに切り換えることができる。
したがって、目的のメニューに対応するサムネイル画像を選択するための操作を簡単にすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記押しボタンの上記押圧力が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記押しボタンの上記押圧力が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記制御部は、上記押しボタンの上記押圧力が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記押しボタンの上記押圧力が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が、押しボタンの押圧力が小さくなるにしたがって減少すると共に、押しボタンの押圧力が大きくなるにしたがって増加するので、目的のメニューに対応するサムネイル画像をより見付け易くすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記操作部は、上記ケーシングに傾動自在に設けられたレバーであり、
上記レーバの傾動角を検出すると共に、上記レバーの傾動角を示す信号を上記制御部へ出力する傾動角センサを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記レバーの傾動角が予め設定された第4閾値未満であるときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記レバーの回転速度が上記第4閾値以上であるときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記操作部は、上記ケーシングに傾動自在に設けられたレバーであり、
上記レーバの傾動角を検出すると共に、上記レバーの傾動角を示す信号を上記制御部へ出力する傾動角センサを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記レバーの傾動角が予め設定された第4閾値未満であるときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記レバーの回転速度が上記第4閾値以上であるときに、上記第2表示モードに切り換える。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、レバーの回転速度が第4閾値以上であるときに、第1表示モードから第2表示モードに切り換わるので、ダイヤルの回転速度の調節で、表示部を第1表示モードから第2表示モードに切り換えることができる。
したがって、目的のメニューに対応するサムネイル画像を選択するための操作を簡単にすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記レバーの傾動角が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記レバーの傾動角が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記制御部は、上記レバーの傾動角が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記レバーの傾動角が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部の制御によって、複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が、レバーの傾動角が小さくなるにしたがって減少すると共に、レバーの傾動角が大きくなるにしたがって増加するので、目的のメニューに対応するサムネイル画像をより見付け易くすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記操作部が操作されていない状態が予め設定された時間継続したときに、上記第1表示モードに切り換える。
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記操作部が操作されていない状態が予め設定された時間継続したときに、上記第1表示モードに切り換える。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記第2表示モードのとき、操作部が操作されていない状態が予め設定された時間継続したときに、表示部が第1表示モードに切り換わるので、何ら操作をしなくても、第2表示モードから第1表示モードに切り換えることができる。
本発明の加熱調理器によれば、上記制御部は、第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、操作部への操作に応じて、表示部に上記複数のサムネイル画像をシフト表示させるので、目的のメニューに対応するサムネイル画像を見付け易い。
したがって、上記目的のメニューに対応するサムネイル画像を容易に選択できるので、目的のメニューを容易に選択することができる。
また、上記第1表示モードでは、サムネイル画像よりも大きなメニュー画像が表示されるので、メニュー画像に対応するメニューのイメージをユーザに容易かつ正確に伝えることができる。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。
図1は、本発明の第1実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。
上記加熱調理器では、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉34が取り付けられている。この扉34の右側には操作パネル35を設けている。また、扉34の上部にはハンドル37を取り付けると共に、扉34の略中央には耐熱ガラス38を取り付けている。
上記操作パネル35は、カラー液晶表示部36、ボタン群45およびダイヤル46を有している。なお、カラー液晶表示部36は表示部の一例であり、ダイヤル46は操作部の一例である。
図2は上記加熱調理器の概略構成図である。
上記加熱調理器は、ケーシング1と、ケーシング1内に設けられた加熱室2と、蒸気を発生させる蒸気発生装置3と、蒸気発生装置3からの水蒸気を加熱して過熱水蒸気にする蒸気加熱ヒータ4と、蒸気発生装置3や蒸気加熱ヒータ4などの動作を制御する制御装置5とを備えている。ここで、上記過熱水蒸気とは、100℃以上の過熱状態にまで加熱された水蒸気を意味する。なお、制御装置5は制御部の一例である。
上記加熱室2は、扉34で開閉される開口部を正面側に有する。また、加熱室2の側面、底面および天面はステンレス鋼板からなっている。ユーザは、その開口部を通して、加熱室2に被加熱物10を入れたり、加熱室2から被加熱物10を出したりする。また、加熱室2の周囲には断熱材(図示せず)を配置して、加熱室2内と外部とを断熱している。
また、上記加熱室2内には、加熱室2の底面から所定の間隔をあけて鉄などの金属製あるいはセラミックス製のトレイ6が置かれている。トレイ6は、加熱室2の左右の側壁に設けられた下受け棚11により支持されている。そして、トレイ6上には、鉄などの金属製の調理網7が載置され、その調理網7の略中央に被加熱物10が置かれる。こうして、被加熱物10は、加熱室2の底面から間隔をあけた状態で加熱室2内に収容されている。
また、上記加熱室2の左右の側壁には、下受け棚11よりも上側に位置する中受け棚12と、中受け棚12よりも上側に位置する上受け棚13とが設けられている。中受け棚12および上受け棚13も、下受け棚11と同様に、トレイ6を支持することが可能である。
上記蒸気発生装置3は、蒸気発生部39と、蒸気発生部39に供給する水が入る給水タンク40と、蒸気発生部39内に設置され、蒸気発生部39内に溜まった水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ41と、電磁弁49とを有している。その水加熱ヒータ41はシーズヒータを渦巻状に巻いたものである。
上記電磁弁49が開放すると、給水タンク40内の水が蒸気発生部39内に流入し、また、電磁弁49が閉鎖すると、給水タンク40から蒸気発生部39への水の移動ができなくなる。また、蒸気発生部39には水位センサ(図示せず)が設けられており、この水位センサの検出値に応じて、電磁弁49が開閉するようになっている。
上記給水タンク40は、蒸気発生部39に対して着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せるようになっている。
上記蒸気発生部39の底部には排水弁42が取り付けられ、この排水弁42に排水経路14の一方の端部が接続されている。排水経路14の他方の端部はつゆ受け9上に位置している。つゆ受け9は、ケーシング1に着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せる。
また、上記加熱室2の一方の側面においては、上受け棚13と中受け棚12との間に循環吸気口15が設けられている。そして、加熱室2の上面には、蒸気加熱ヒータ4に対向するように第1噴出口16が設けられている。さらに、加熱室2の他方の側面には第2,第3噴出口17,18が設けられている。第2噴出口17は上受け棚13と中受け棚12との間に位置している。一方、第3噴出口18は中受け棚12と下受け棚11との間に位置している。このような循環吸気口15、第1噴出口16、第2噴出口17および第3噴出口18により、加熱室2内の空間と循環経路8内の空間とが互いに連通している。
上記循環経路8は、一端部が循環吸気口15に接続されていると共に、他端部が第2噴出口17および第3噴出口18に接続されている。循環吸気口15近傍の循環ファン19は、循環吸気口15から加熱室2内の水蒸気を吸い込み、蒸気加熱ヒータ4に向けて吹き出す。そして、上記水蒸気は、蒸気加熱ヒータ4で加熱されて過熱水蒸気となった後、第1噴出口16および第2,第3噴出口17,18から、加熱室2内に向かって噴出する。
また、上記循環経路8の循環吸気口15近傍の部分は、蒸気放出経路20を介して蒸気発生部39に接続されている。これにより、蒸気発生部39で発生した水蒸気は、蒸気放出経路20を流れて循環経路8に入り、循環吸気口15からの水蒸気と合流して蒸気加熱ヒータ4へ向かって流れる。
また、上記加熱室2内の余剰な蒸気は、第1,第2排気口21,22から加熱室2外に流れ出る。
上記第1排気口21には排気経路23の一端部が接続されている。また、排気経路23の他端部はエジェクタ24を形成している。また、第1排気口21は排気ダンパ25で開閉可能にしている。
上記第2排気口22には排気チューブ26の一端部が接続されている。また、排気チューブ26の他端部は排気経路23に接続されている。これにより、排気チューブ26内の蒸気は、排気経路23内の蒸気と合流して、エジェクタ24からケーシング1外に出ることができるようになっている。また、エジェクタ24からケーシング1外へ向かう蒸気は、希釈空気経路27および吸込ダクト28からの空気と混ざって希釈できるようにもなっている。
上記希釈空気経路27は、エジェクタ24内に挿入された一端部と、ファンケーシング29に接続さている他端部とを有する。このファンケーシング29内の排気希釈ファン30がエジェクタ24へ空気を送る。また、ファンケーシング29は給気経路31を介して給気口32に接続されている。そして、給気口32は給気ダンパ33で開閉可能にしている。
また、上記ケーシング1内には、マイクロ波を発生するマグネトロン52も設置されている。
図3は、図1の操作パネル35を拡大した概略図である。
上記カラー液晶表示部36は、文字や写真をカラー表示できるものであり、加熱の種類、加熱時間、温度などを表示する。また、上記カラー液晶表示部36は、250個の自動メニューに対応する250枚の自動メニュー画像MI1,MI2,…(図5A〜図5E参照)のうちの1枚表示する第1表示モードと、各自動メニュー画像MI1,MI2,…を縮小して一部を省略したサムネイル(thumbnail)画像SI1,SI2,…(図6A〜図6C)を5枚表示する第2表示モードとを有する。なお、上記自動メニューはメニューの一例であり、自動メニュー画像MI1,MI2,…はメニュー画像の一例である。
上記ダイヤル46は略円筒形状で操作パネル35に対して回転自在となっている。このダイヤル46の径方向内側には決定ボタン47を配置している。
上記ボタン群45は、戻るボタン91、取り消しボタン92、メニューボタン93およびスタートボタン94で構成されている。戻るボタン91は、カラー液晶表示部36の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しボタン92は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、メニューボタン93は、カラー液晶表示部36を初期状態に戻すときに押す。
また、上記操作パネル35の裏側つまり内部側にはロータリエンコーダ48を配置している。このロータリエンコーダ48は、ダイヤル46の回転速度および回転量を検出すると共に、ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号を制御装置5(図7参照)へ出力する。
図4は上記初期状態のカラー液晶表示部36の画面表示を示す図である。
上記初期状態のカラー液晶表示部36は、「自動メニュー」のメニューアイコン36aと、「健康サポート」のメニューアイコン36bと、「メニュー番号」のメニューアイコン36cと、「主な材料」のメニューアイコン36dと、「最近の5メニュー」のメニューアイコン36eとを表示する。ここで、メニューアイコン36aの「自動メニュー」を選択した後、図示しない次の画面表示で「全て」を選択すると、カラー液晶表示部36が第1表示モードとなる。
図5A〜図5Eは、上記第1表示モードのカラー液晶表示部36の一画面表示を示す図である。
上記第1表示モードのカラー液晶表示部36は、図5A〜図5Eに示すように、自動メニュー画像MI1,MI2,…を表示する。この自動メニュー画像MI1,MI2,…は、カラー液晶表示部36に表示されているときに仮選択された状態になる。また、自動メニュー画像MI1,MI2,…の選択は、カラー液晶表示部36に表示されているときに決定ボタン47が押されると確定する。つまり、カラー液晶表示部36に表示されている自動メニュー画像MI1,MI2,…は、決定ボタン47が押されることによって確定選択される。
また、上記各自動メニュー画像MI1,MI2,…は、自動メニュー名、自動メニュー番号、出来上がりの写真画像PI1,PI2,…などを含んでいる。例えば図5Aの自動メニュー画像MI1では、自動メニュー名が「鶏の照り焼き」、自動メニュー番号が「001」、出来上がりの写真画像PI1が鶏の照り焼きの写真画像である。また、カラー液晶表示部36が第1表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46が予め設定された回転量回される毎に、カラー液晶表示部36の自動メニュー画像MI1,MI2,…が他の自動メニュー画像MI1,MI2,…に切り換わる。
より詳しくは、上記カラー液晶表示部36が図5Aの自動メニュー画像MI1を表示しているときに、ダイヤル46を時計回りに予め設定された回転量回すと、カラー液晶表示自動メニュー画像MI1は、図5Bの自動メニュー画像MI2に切り換わる。そして、ダイヤル46を時計回りに回し続けることにより、図5Bの自動メニュー画像MI2は、図5Cの自動メニュー画像MI3、図5Dの自動メニュー画像MI4、図5Eの自動メニュー画像MI5へとこの順に切り換わる。
また、上記カラー液晶表示部36が図5Eの自動メニュー画像MI5を表示しているときに、ダイヤル46を反時計回りに回し続けると、図5Eの自動メニュー画像MI5は、図5Dの自動メニュー画像MI4、図5Cの自動メニュー画像MI3、図5Bの自動メニュー画像MI2、図5Aの自動メニュー画像MI1へとこの順で切り換わる。
このように、上記カラー液晶表示部36は、第1表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46への操作に応じて、250枚の自動メニュー画像MI1,MI2,…を1枚ずつ表示できるようになっている。
また、上記カラー液晶表示部36の画面表示が第1表示モードであるときに、予め設定された操作が行われると、カラー液晶表示部36の画面表示が第2表示モードに切り換わる。
図6A〜図6Cは、上記第2表示モードのカラー液晶表示部36の一画面表示を示す図である。
上記第2表示モードのカラー液晶表示部36は、図6A〜図6Cに示すように、5つのサムネイル画像SI1,SI2,…と共に、一番下側に位置するサムネイル画像SI1,SI11,SI21に予め対応付けされた固有の番号を表示する。このサムネイル画像SI1,SI11,SI21の固有の番号は、サムネイル画像SI1,SI11,SI21に対応する自動メニュー画像MI1(サムネイル画像SI11,SI21に対応する自動メニュー画像は図示していない)の自動メニュー番号と一致する。例えば図6Aでは、「鶏の照り焼き」のサムネイル画像サムネイル画像SI1が一番下側に位置するので、そのサムネイル画像SIの上側に「001」が表示される。また、図6Aでは、「鶏の照り焼き」のサムネイル画像SI1、「焼きとり」のサムネイル画像SI2、「タンドリーチキン」のサムネイル画像SI3、「手羽元の香り焼き」のサムネイル画像SI4、「鶏のねぎみそ焼き」のサムネイル画像SI5がこの順で下から上へ円弧を描くように並んでいる。
また、上記カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、カラー液晶表示部36の一番下側にあるサムネイル画像SI1,SI2,…が仮選択された状態となる。そして、サムネイル画像SI1,SI2,…が、カラー液晶表示部36の一番下側に位置してから、ボタン群45およびダイヤル46の無操作状態が予め設定された時間継続すると、カラー液晶表示部36の一番下側にあるサムネイル画像SI1,SI2,…が確定選択される。
また、上記カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46が予め設定された回転量回される毎に、カラー液晶表示部36に表示される5つのサムネイル画像SI1,SI2,…が切り換わる。
より詳しくは、カラー液晶表示部36は、図6Aの画面表示であるときに、ダイヤル46を時計回りに予め設定された回転量回すと、図6Bの画面表示に切り換わって、さらにダイヤル46を時計回りに予め設定された回転量回すと、図6Cの画面表示に切り換わる。
また、上記カラー液晶表示部36は、図6Cの画面表示であるときに、ダイヤル46を反時計回りに回し続けると、図6Bの画面表示、図6Aの画面表示にこの順で切り換わる。
このように、カラー液晶表示部36は、第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46への操作に応じて、250枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばしで5枚ずつ表示できるようになっている。
図7は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、250枚の自動メニュー画像MI1,MI2,…のデータを記憶する記憶部51と、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置5とを備えている。この制御装置5は、ボタン群45からの信号と、決定ボタン47からの信号と、ロータリエンコーダ48からの信号(ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号)と、タイマ33からの信号とに基づいて、カラー液晶表示部36の表示を制御する。また、上記制御装置5はサムネイル画像生成部32を有している。このサムネイル画像生成部32は、記憶部51から必要な自動メニュー画像MI1,MI2,…のデータを読み出し、その自動メニュー画像MI1,MI2,…を縮小して一部を省略してサムネイル画像SI1,SI2,…を生成する。
図8A,図8Bは、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作を説明するためのフローチャートである。なお、上記制御動作は、図4の初期状態で「自動メニュー」を選択した後、図示しない次の画面表示で「全て」を選択すると開始するものとする。
以下、図8A,図8Bにしたがって、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作について説明する。
まず、図8Aに示すように、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作が開始すると、ステップS1で、カラー液晶表示部36を第1表示モードにし、カラー液晶表示部36に自動メニュー画像MI1,MI2,…のうちの1枚を表示させて仮選択にする。
次に、ステップS2で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されたか否かを判定する。このステップS2で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていないと判定すると、ステップS3に進む。一方、ステップS2で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されたと判定すると、図8Bに示すステップS11に進む。
上記ステップS3に進んだ場合、決定ボタン47からの信号が入力されたか否か、つまり、決定ボタン47が押されたか否かを判定する。このステップS3で、決定ボタン47が押されていないと判定すると、ステップS2に戻る。一方、決定ボタン47が押されたと判定すると、自動メニュー画像MI1,MI2,…の選択が確定し、次のステップS4に進む。
次に、ステップS4で、スタートボタン94からの信号が入力されたか否か、つまり、スタートボタン94が押されたか否かを判定する。このステップS4で、スタートボタン94が押されていないと判定すると、ステップS2に戻る。一方、スタートボタン94が押されたと判定すると、上記制御動作が終了する。この後、確定選択された自動メニューの加熱調理が開始する。
上記ステップS11に進んだ場合、図8Bに示すように、ロータリエンコーダ48の回転速度、つまり、ダイヤル46の回転速度が、予め設定された第1閾値以上であるか否かを判定する。このステップS11で、ダイヤル46の回転速度が第1閾値未満であると判定すると、ステップS21に進んで、カラー液晶表示部36に次または前の自動メニュー画像MI1,MI2,…のうちの1枚を表示させた後、図8Aに示すステップS2に戻る。なお、ステップS21では、ステップS11でダイヤル46の回転方向が時計回りであったなら、「次の自動メニュー画像」を表示させる一方、ステップS11でダイヤル46の回転方向が反時計回りであったなら、「前の自動メニュー画像」を表示させる。
ここで、「次の自動メニュー画像」とは、ステップS21の直前に表示されていた自動メニュー画像MI1,MI2,…の自動メニュー番号に1を加えた自動メニュー番号を有する自動メニュー画像MI1,MI2,…を指す。一方、「前の自動メニュー画像」とは、ステップS21の直前に表示されていた自動メニュー画像MI1,MI2,…の自動メニュー番号から1を引いた自動メニュー番号を有する自動メニュー画像MI1,MI2,…を指す。例えば、ステップS21の直前に図5Bの自動メニュー画像MI2が表示されていたなら、「次のメニュー画像」は図5Cの自動メニュー画像MI3、「前のメニュー画像」は図5Aの自動メニュー画像MI1となる。
一方、上記ステップS11で、ダイヤル46の回転速度が第1閾値以上であると判定すると、次のステップS12に進む。
次に、ステップS12で、カラー液晶表示部36を第2表示モードにし、カラー液晶表示部36にサムネイル画像群(5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…)を表示させる。このとき、カラー液晶表示部36の一番下側にあるサムネイル画像SI1,SI2,…が仮選択された状態となる。
次に、ステップS13で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されたか否かを判定する。このステップS13で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されたと判定すると、ステップS14に進んで、次または前のサムネイル画像群(5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…)を表示してステップS13に戻る。なお、ステップS14では、ステップS13でダイヤル46の回転方向が時計回りであったなら、「次のサムネイル画像群」を表示させる一方、ステップS13でダイヤル46の回転方向が反時計回りであったなら、「前のサムネイル画像群」を表示させる。
ここで、「次のサムネイル画像群」とは、ステップS14の直前に表示されていた5つのサムネイル画像SI1,SI2,…の固有の番号に10を加えた固有の番号を有する5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を指す。一方、「前のサムネイル画像群」とは、ステップS14の直前に表示されていた5つのサムネイル画像SI1,SI2,…の固有の番号から10を引いた固有の番号を有する5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を指す。例えば、ステップS14の直前に図6Bの5つのサムネイル画像SI11,SI12,…が表示されていたなら、「次のサムネイル画像群」は図6Cの5つのサムネイル画像SI21,SI22,…、「前のサムネイル画像群」は図6Aの5つのサムネイル画像SI1,SI2,…となる。
一方、上記ステップS13で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていないと判定すると、ステップS15に進む。
次に、ステップS15で、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていない状態、つまり、ダイヤル46の無操作状態が、予め設定された時間継続したか否かを判定する。このステップS15で、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された時間継続していないと判定すると、ステップS13に戻る。一方、ステップS15で、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された時間継続したと判定すると、サムネイル画像SI1,SI2,…の選択を確定させて、図8Aに示すステップS1に戻り、カラー液晶表示部36を第1表示モードにし、カラー液晶表示部36に自動メニュー画像MI1,MI2,…のうちの1枚を表示させる。このとき、カラー液晶表示部36に表示される1枚の自動メニュー画像MI1,MI2,…は、ステップS15においてカラー液晶表示部36の一番下側にあったサムネイル画像SI1,SI2,…の元画像である。
このように、上記カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、制御装置5は、ダイヤル46への操作に応じて、5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばしでカラー液晶表示部36に表示させるので、目的の自動メニューに対応するサムネイル画像SI1,SI2,…を容易に見付けることができる。
したがって、上記目的の自動メニューに対応するサムネイル画像SI1,SI2,…を容易に選択できるので、目的の自動メニューを容易に選択することができる。
また、上記第カラー液晶表示部36が5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばして表示するので、目的の自動メニューに対応するサムネイル画像SI1,SI2,…を見付けるのにかかる時間を低減することができる。
また、上記第1表示モードでは、サムネイル画像SI1,SI2,…よりも大きな自動メニュー画像MI1,MI2,…が表示されるので、この自動メニュー画像MI1,MI2,…に対応するメニューのイメージをユーザに容易かつ正確に伝えることができる。
また、上記カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、サムネイル画像SI1,SI2,…が円弧上に並ぶので、5枚ものサムネイル画像SI1,SI2,…をカラー液晶表示部36に表示させることができる。
したがって、上記第2表示モードのとき、目的の自動メニューに対応するサムネイル画像SI1,SI2,…をより見付け易くすることができる。
仮に、上記サムネイル画像SI1,SI2,…を直線上に並べたなら、せいぜい3枚のサムネイル画像SI1,SI2,…をカラー液晶表示部36に表示させるのがやっとである。
また、上記カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、一番下側のサムネイル画像SI1,SI2,…の元画像である自動メニュー画像MI1,MI2,…の自動メニュー番号がカラー液晶表示部36に表示されるので、次に表示される5つのサムネイル画像SI1,SI2,…を予測することができる。
したがって、上記第2表示モードのとき、目的の自動メニューに対応するサムネイル画像SI1,SI2,…をカラー液晶表示部36に容易に表示させたり、そのサムネイル画像SI1,SI2,…近辺のサムネイル画像SI1,SI2,…を容易に表示させたりすることができる。
また、上記カラー液晶表示部36が第1表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46の回転速度が予め設定された第1閾値以上のときに、第2表示モードに切り換わるので、ダイヤル46の回転速度の調節で、カラー液晶表示部36を第1表示モードから第2表示モードに切り換えることができる。
したがって、目的の自動メニューに対応するサムネイル画像SI1,SI2,…を選択するための操作を簡単にすることができる。
また、上記カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された時間継続したときに、カラー液晶表示部36が第1表示モードに切り換わるので、何ら操作をしなくても、第2表示モードから第1表示モードに切り換えることができる。
また、上記第1表示モードから第2表示モードに切り換えるだけのためのスイッチを操作パネル35に設けなくてもよいので、そのスイッチ分、カラー液晶表示部36を大きくすることができる。
したがって、上記カラー液晶表示部36の表示を見易くして、誤操作を低減することができる。
また、上記サムネイル画像生成部32が自動メニュー画像MI1,MI2,…を縮小して一部を省略してサムネイル画像を生成するので、250枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を記憶部51に予め記憶させておかなくてもよい。
したがって、上記記憶部51の空き容量が増えるので、記憶部51に記憶させる例えば制御プログラムの数を増やして、利便性を向上させることができる。
上記第1実施形態において、カラー液晶表示部36に換えて、例えば、カラーEL(エレクトロルミネッセンス)表示部を用いてもよいし、あるいは、白黒表示部を用いてもよい。
上記第1実施形態において、カラー液晶表示部36が、自動メニュー画像MI1,MI2,…以外の複数の画像を少なくとも1枚表示する第1表示モードと、この各画像を縮小して一部を省略したサムネイル画像を複数枚表示する第2表示モードとを有するようにしてもよい。
上記第1実施形態では、カラー液晶表示部36は、第1表示モードの表示を行っているとき、自動メニュー画像MI1,MI2,…を1枚ずつ表示するようにしていたが、自動メニュー画像MI1,MI2,…を複数枚ずつ表示するようにしてもよい。
上記第1実施形態では、カラー液晶表示部36が第1表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46の回転速度が予め設定された第1閾値以上のときに、第2表示モードに切り換わるようにしていたが、操作パネル35に例えば画面切り換え用ボタンを設けて、ダイヤル46を回さなくても、画面切り換え用ボタンを押せば、第2表示モードに切り換わるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、カラー液晶表示部36は、第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46への操作に応じて、サムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばしで表示していたが、サムネイル画像SI1,SI2,…を1枚跳ばしで表示してもよいし、サムネイル画像SI1,SI2,…を9枚以外の複数枚跳ばしで表示してもよい。
また、上記カラー液晶表示部36は、第2表示モードの表示を行っているとき、5枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を表示していたが、5枚以外の複数枚のサムネイル画像SI1,SI2,…を表示してもよい。
上記第1実施形態では、カラー液晶表示部36は、第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46への操作に応じて、サムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばしで表示していたが、ダイヤル46への操作に応じて、サムネイル画像SI1,SI2,…をスクロール表示してもよい。
上記第1実施形態において、カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤル46の回転速度が遅くなるのにしたがって、サムネイル画像SI1,SI2,…を跳ばす枚数が少なくなる一方、ダイヤル46の回転速度が速くなるのにしたがって、サムネイル画像SI1,SI2,…を跳ばす枚数が多くなるようにしてもよい。例えば、上記ステップS13において、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていると判定したときに、ダイヤル46の回転速度がA1[r/min]であると、サムネイル画像SI1,SI2,…を5枚跳ばしで表示するようにし、かつ、ダイヤル46の回転速度がA2(A1<A2)[r/min]であると、サムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばしで表示するようにし、かつ、ダイヤル46の回転速度がA3(A2<A3)[r/min]であると、サムネイル画像SI1,SI2,…を20枚跳ばしで表示するようにしてもよい。
上記第1実施形態では、自動メニュー画像MI1,MI2,…を縮小して一部を省略したものをサムネイル画像SI1,SI2,…としていたが、自動メニュー画像MI1,MI2,…を単に縮小しただけのものをサムネイル画像としてもよい。
上記第1実施形態では、250枚のサムネイル画像SI1,SI2,…をサムネイル画像生成部32で生成していたが、250枚のサムネイル画像SI1,SI2,…のデータを記憶部51に予め記憶させておいてもよい。
上記第1実施形態では、サムネイル画像SI1,SI2,…がカラー液晶表示部36の一番下側に位置してから、ボタン群45およびダイヤル46の無操作状態が予め設定された時間継続すると、カラー液晶表示部36の一番下側にあるサムネイル画像SI1,SI2,…が確定選択されていたが、ボタン群45およびダイヤル46の無操作状態が予め設定された時間継続しなくても、例えば決定ボタン47が押されると、カラー液晶表示部36の一番下側にあるサムネイル画像SI1,SI2,…が確定選択されるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、360°以上回転可能つまり回転量が制限されていないダイヤル46を用いていたが、回転量が制限されているダイヤルを用いてもよい。このダイヤルの回転量が時計回りおよび反時計回りも90°に制限されている場合、制御装置5は、第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、時計回りおよび反時計回り関係なしに、ダイヤルの回転量が45°未満のときに、第1表示モードを維持する一方、ダイヤルの回転量が45°以上のときに、第2表示モードに切り換えるようにしてもよい。なお、上記45°は第2閾値の一例である。
また、上記回転量が制限されているダイヤルを用いる場合、カラー液晶表示部36が第2表示モードの表示を行っているとき、ダイヤルの回転量が小さくなるのにしたがって、サムネイル画像SI1,SI2,…を跳ばす枚数が少なくなる一方、ダイヤルの回転量が大きくなるのにしたがって、サムネイル画像SI1,SI2,…を跳ばす枚数が多くなるようにしてもよい。このようにする場合、例えば、上記ステップS13において、ロータリエンコーダ48からの信号が入力されていると判定したときに、ダイヤルの回転量がB1°であると、サムネイル画像SI1,SI2,…を5枚跳ばしで表示するようにし、かつ、ダイヤル46の回転量がB2(B1<B2)°あると、サムネイル画像SI1,SI2,…を9枚跳ばしで表示するようにし、かつ、ダイヤル46の回転量がB3(B2<B3)°であると、サムネイル画像SI1,SI2,…を20枚跳ばしで表示するようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
図9は本発明の第2実施形態の加熱調理器の操作パネル235の概略正面図である。また、図9において、図3に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図3における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
図9は本発明の第2実施形態の加熱調理器の操作パネル235の概略正面図である。また、図9において、図3に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図3における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記加熱調理器は、操作パネル235に、押圧可能な順送りボタン251と、順送り用押圧力センサ252と、押圧可能な逆送りボタン253と、逆送り用押圧力センサ254とを設けている点が上記第1実施形態と異なる。なお、順送りボタン251および逆送りボタン253は押しボタンの一例である。また、順送り用押圧力センサ252および逆送り用押圧力センサ254は押圧力センサの一例である。
上記順送りボタン251および逆送りボタン253は、上記第1実施形態のダイヤル46と同用の役割を果たすものである。より詳しくは、順送りボタン251を押すことにより、ダイヤル46を時計回りに回転させたときと同様の結果が得られるようになっている。また、逆送りボタン253を押すことにより、ダイヤル46を反時計回りに回転させたときと同様の結果が得られるようになっている。
上記順送り用押圧力センサ252は、順送りボタン251の裏側に設けられている。また、順送り用押圧力センサ252は、順送りボタン251に加えられる押圧力を検出すると共に、その押圧力を示す信号を制御装置へ出力する。なお、上記制御装置は制御部の一例である。
上記逆送り用押圧力センサ254は、逆送りボタン253の裏側に設けられている。また、逆送り用押圧力センサ254は、逆送りボタン253に加えられる押圧力を検出すると共に、その押圧力を示す信号を制御装置へ出力する。
上記制御装置は、第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、順送りボタン251,逆送りボタン253への押圧力が予め設定された第3閾値未満であるときに、第1表示モードを維持する一方、順送りボタン251,逆送りボタン253への押圧力が第3閾値以上であるときに、第2表示モードに切り換える。
上記構成の加熱調理器によれば、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができると共に、ダイヤル46に換えて順送りボタン251および逆送りボタン253を採用しているので、操作パネル235の凹凸が小さく、美観を向上させることができる。
上記第2実施形態において、複数のサムネイル画像を跳ばす枚数は、順送りボタン251,逆送りボタン253への押圧力が小さくなるにしたがって減少すると共に、順送りボタン251,逆送りボタン253への押圧力が大きくなるにしたがって増加するようにしてもよい。
上記第2実施形態では、操作パネル235に、順送りボタン251および逆送りボタン253を設けていたが、順送りボタン251および逆送りボタン253の換わりに、平面視で略十字形状のボタンを設けてもよい。
〔第3実施形態〕
図10は本発明の第3実施形態の加熱調理器の操作パネル335の概略正面図である。また、図10において、図3に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図3における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
図10は本発明の第3実施形態の加熱調理器の操作パネル335の概略正面図である。また、図10において、図3に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図3における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記加熱調理器は、操作パネル335に、傾動自在な略T字形状の操作レバー351と、傾動角センサー352とを設けている点が上記第1実施形態と異なる。なお、操作レバー351はレバーの一例である。
上記操作レバー351は、上記第1実施形態のダイヤル46と同用の役割を果たすものである。より詳しくは、操作レバー351を上側に傾動させることにより、ダイヤル46を時計回りに回転させたときと同様の結果が得られるようになっている。また、操作レバー351を下側に傾動させることにより、ダイヤル46を反時計回りに回転させたときと同様の結果が得られるようになっている。
上記傾動角センサー352は、操作レバー351の傾動角を検出すると共に、その傾動角を示す信号を制御装置へ出力する。なお、上記制御装置は制御部の一例である。ここで、「操作レバー351の傾動角」とは、操パネル306においてカラー液晶表示部36を含む平面の垂線に対してなす角を指す。
上記制御装置は、第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、操作レバー351の傾動角が予め設定された第4閾値未満であるときに、第1表示モードを維持する一方、操作レバー351の回転速度が第4閾値以上であるときに、第2表示モードに切り換える。
上記構成の加熱調理器によれば、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができると共に、ダイヤル46に換えて操作レバー351を採用しているので、指一本での操作も可能となる。
上記第3実施形態において、複数のサムネイル画像を跳ばす枚数は、操作レバー351の傾動角が小さくなるにしたがって減少すると共に、操作レバー351の傾動角が大きくなるにしたがって増加するようにしてもよい。
上記第1〜第3実施形態の記載を適宜組み合わせものを本発明の一実施形態としてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、加熱調理器に、過熱水蒸気および水蒸気を生成する機能を持たせていたが、加熱調理器に、水蒸気を生成する機能のみを持たせてもよい。
本発明は、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、レンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できるし、過熱水蒸気を使用しないオーブン、レンジ、オーブンレンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
本発明の加熱調理器では、クッキングヒータ(IHヒータや電気ヒータなどの電気コンロまたはガスコンロを用いたものを含む)やオーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して無酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。
1 ケーシング
2 加熱室
5 制御装置
35,235,335 操作パネル
36 カラー液晶表示部
46 ダイヤル
48 ロータリエンコーダ
51 記憶部
251 順送りボタン
252 順送り用押圧力センサ
253 逆送りボタン
254 逆送り用押圧力センサ
351 操作レバー
352 傾動角センサ
MI1,MI2,… 自動メニュー画像
SI1,SI2,… サムネイル画像
2 加熱室
5 制御装置
35,235,335 操作パネル
36 カラー液晶表示部
46 ダイヤル
48 ロータリエンコーダ
51 記憶部
251 順送りボタン
252 順送り用押圧力センサ
253 逆送りボタン
254 逆送り用押圧力センサ
351 操作レバー
352 傾動角センサ
MI1,MI2,… 自動メニュー画像
SI1,SI2,… サムネイル画像
Claims (7)
- ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
複数のメニューに対応する複数のメニュー画像のデータを記憶する記憶部と、
ユーザが目的の上記メニュー画像を選択するために操作する操作部と、
上記メニュー画像を少なくとも一つ表示する第1表示モードと、上記メニュー画像が縮小されたサムネイル画像を複数表示する第2表示モードとを有する表示部と、
上記操作部への操作に応じて、上記表示部の表示を制御する制御部と
を備え、
上記表示部が上記第2表示モードになっているとき、上記操作部への操作で、上記複数のサムネイル画像のうちの1つを選択することが可能になっており、
上記制御部は、上記第2表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記操作部への操作に応じて、上記表示部に、上記複数のサムネイル画像をシフト表示させることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記複数のサムネイル画像が円弧を描くように並ぶように制御することを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
上記複数のサムネイル画像は、それぞれ、固有の番号と予め対応付されており、
上記制御部は、上記第2表示モードのとき、上記表示部が表示する少なくとも1つの上記サムネイル画像の上記固有の番号を上記表示部に表示させることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1から3までのいずれか一つに記載の加熱調理器において、
上記操作部は、上記ケーシングに回転自在に取り付けられたダイヤルであり、
上記ダイヤルの回転速度を検出すると共に、上記ダイヤルの回転速度を示す信号を上記制御部へ出力するロータリエンコーダを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記ダイヤルの回転速度が予め設定された第1閾値未満のときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記ダイヤルの回転速度が上記第1閾値以上のときに、上記第2表示モードに切り換えることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項4に記載の加熱調理器において、
上記制御部は、上記ダイヤルの回転速度が遅くなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記ダイヤルの回転速度が速くなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御することを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1から3までのいずれか一項に記載の加熱調理器において、
上記操作部は、上記ケーシングに回転自在に取り付けられたダイヤルであり、
上記ダイヤルの回転量を検出すると共に、上記ダイヤルの回転量を示す信号を上記制御部へ出力するロータリエンコーダを備え、
上記制御部は、上記第1表示モードでの表示をするように制御しているとき、上記ダイヤルの回転量が予め設定された第2閾値未満のときに、上記第1表示モードを維持する一方、上記ダイヤルの回転量が上記第2閾値以上のときに、上記第2表示モードに切り換えることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項6に記載の加熱調理器において、
上記制御部は、上記ダイヤルの回転量が小さくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が減少すると共に、上記ダイヤルの回転量が大きくなるにしたがって、上記複数のサムネイル画像を跳ばす枚数が増加するように制御することを特徴とする加熱調理器。
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