JP2011075147A - 加熱調理器 - Google Patents

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真理 寺田
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Abstract

【課題】利便性を向上させることができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、ケーシングと、ケーシング内に設けられ、食材を収容する加熱庫と、食材を加熱調理するための蒸気加熱ヒータ4と、食材に対応するメニューを表示するカラー液晶表示部36と、ユーザがメニューを選択するために操作するダイヤルと、カラー液晶表示部36の表示を制御する制御部5とを備える。制御部5は、ユーザがメニューを選択したときに、メニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューをカラー液晶表示部36に複数表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2008−57801号公報(特許文献1)に記載されているように、ケーシングと、このケーシング内に設けられ、前面側に開口部を有する加熱室と、この加熱庫の開口部を開閉する開閉扉と、この開閉扉の前面の下部に設けられた操作パネルとを備えている。
上記操作パネルは、複数のメニューを表示する表示部と、この表示部近傍に回転自在に設けられたダイヤルとを有している。ユーザは、そのダイヤルを回転操作して、表示部に表示される複数のメニューから一つを選択できるようになっている。
このような加熱調理器には、互いに異なる2種類のメニュー(例えば主菜と副菜)を同時に加熱調理するセットメニューを使えるものがある。このセットメニューの組み合わせは、予め決められて固定されている。
このように、上記セットメニューの組み合わせが固定されていると、セットメニューを構成する一方のメニューの食材があっても、セットメニューを構成する他方のメニューの食材がないため、そのセットメニューは使用できないことがある。
その結果、上記セットメニューは使い難く、利便性が低いという問題が生じていた。
特開2008−57801号公報
そこで、本発明の課題は、利便性を向上させることができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱庫と、
上記被加熱物を加熱調理するための加熱部と、
上記被加熱物に対応するメニューを表示する表示部と、
ユーザが上記メニューを選択するために操作する操作部と、
上記表示部の表示を制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、ユーザが上記メニューを選択したときに、上記メニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューを上記表示部に複数表示させることを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記制御部は、ユーザがメニューを選択したときに、そのメニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューを表示部に複数表示させるので、ユーザは、表示部に表示された複数の他のメニューから、手持ちの食材を使えるメニューを選択することができる。
したがって、上記メニューの組み合わせの自由度が高くなるので、利便性を向上させることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御部は、
ユーザが選択した上記メニューを仕上げるための第1加熱処理時間と、ユーザが選択した上記他のメニューを仕上げるための第2加熱処理時間とを比較して互いに異なるか否かを判定する比較判定部と、
上記比較判定部によって上記第1加熱処理時間および上記第2加熱処理時間が互いに異なると判定されたときに、上記加熱庫内の空間の一部分と上記加熱庫内の空間の他の部分との間に温度差を生じさせる温度差発生部と
を有する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記温度差発生部は、比較判定部によって上記第1加熱処理時間および上記第2加熱処理時間が互いに異なると判定されたときに、加熱庫内の空間の一部分と上記加熱庫内の空間の他の部分との間に温度差を生じさせるので、ユーザが選択したメニューと、ユーザが選択した他のメニューとを、第1加熱処理時間および第2加熱処理時間の一方の時間、または、共通の他の時間で仕上げることができる。
したがって、上記ユーザが選択したメニューと、ユーザが選択した他のメニューとを同時に仕上げることができるので、利便性をさらに向上させることができる。
本発明の加熱調理器によれば、制御部は、ユーザがメニューを選択したときに、そのメニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューを表示部に複数表示させることによって、メニューの組み合わせの自由度が高くなるので、利便性を向上させることができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。 図2は上記加熱調理器の概略構成図である。 図3は上記実施形態の操作パネルの概略図である。 図4は上記実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 図5は上記実施形態の制御部の制御動作を説明するためのフローチャートである。 図6は上記実施形態の制御部の制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。
上記加熱調理器では、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉34が取り付けられている。この扉34の右側には操作パネル35を設けている。また、扉34の上部にはハンドル37を取り付けると共に、扉34の略中央には耐熱ガラス38を取り付けている。
上記操作パネル35は、カラー液晶表示部36、ボタン群45およびダイヤル46を有している。なお、カラー液晶表示部36は表示部の一例であり、ダイヤル46は操作部の一例である。
図2は上記加熱調理器の概略構成図である。
上記加熱調理器は、ケーシング1と、ケーシング1内に設けられた加熱庫2と、蒸気を発生させる蒸気発生装置3と、蒸気発生装置3からの水蒸気を加熱して過熱水蒸気にする蒸気加熱ヒータ4と、蒸気発生装置3や蒸気加熱ヒータ4などの動作を制御する制御部5とを備えている。ここで、上記過熱水蒸気とは、100℃以上の過熱状態にまで加熱された水蒸気を意味する。なお、蒸気加熱ヒータ4は加熱部の一例である。
上記加熱庫2は、扉34で開閉される開口部を正面側に有する。また、加熱庫2の側面、底面および天面はステンレス鋼板からなっている。ユーザは、その開口部を通して、加熱庫2に食材10を入れたり、加熱庫2から食材10を出したりする。また、加熱庫2の周囲には断熱材(図示せず)を配置して、加熱庫2内と外部とを断熱している。
また、上記加熱庫2内には、加熱庫2の底面から所定の間隔をあけて鉄などの金属製あるいはセラミックス製のトレイ6が置かれている。トレイ6は、加熱庫2の左右の側壁に設けられた下受け棚11により支持されている。そして、トレイ6上には、鉄などの金属製の調理網7が載置され、その調理網7の略中央に食材10が置かれる。こうして、食材10は、加熱庫2の底面から間隔をあけた状態で加熱庫2内に収容されている。
また、上記加熱庫2の左右の側壁には、下受け棚11よりも上側に位置する中受け棚12と、中受け棚12よりも上側に位置する上受け棚13とが設けられている。中受け棚12および上受け棚13も、下受け棚11と同様に、トレイ6を支持することが可能である。
上記蒸気発生装置3は、蒸気発生部39と、蒸気発生部39に供給する水が入る給水タンク40と、蒸気発生部39内に設置され、蒸気発生部39内に溜まった水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ41と、電磁弁49とを有している。その水加熱ヒータ41はシーズヒータを渦巻状に巻いたものである。
上記電磁弁49が開放すると、給水タンク40内の水が蒸気発生部39内に流入し、また、電磁弁49が閉鎖すると、給水タンク40から蒸気発生部39への水の移動ができなくなる。また、蒸気発生部39には水位センサ(図示せず)が設けられており、この水位センサの検出値に応じて、電磁弁49が開閉するようになっている。
上記給水タンク40は、蒸気発生部39に対して着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せるようになっている。
上記蒸気発生部39の底部には排水弁42が取り付けられ、この排水弁42に排水経路14の一方の端部が接続されている。排水経路14の他方の端部はつゆ受け9上に位置している。つゆ受け9は、ケーシング1に着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せる。
また、上記加熱庫2の一方の側面においては、上受け棚13と中受け棚12との間に循環吸気口15が設けられている。そして、加熱庫2の上面には、蒸気加熱ヒータ4に対向するように第1噴出口16が設けられている。さらに、加熱庫2の他方の側面には第2,第3噴出口17,18が設けられている。第2噴出口17は上受け棚13と中受け棚12との間に位置している。一方、第3噴出口18は中受け棚12と下受け棚11との間に位置している。このような循環吸気口15、第1噴出口16、第2噴出口17および第3噴出口18により、加熱庫2内の空間と循環経路8内の空間とが互いに連通している。
上記循環経路8は、一端部が循環吸気口15に接続されていると共に、他端部が第2噴出口17および第3噴出口18に接続されている。循環吸気口15近傍の循環ファン19は、循環吸気口15から加熱庫2内の水蒸気を吸い込み、蒸気加熱ヒータ4に向けて吹き出す。そして、上記水蒸気は、蒸気加熱ヒータ4で加熱されて過熱水蒸気となった後、第1噴出口16および第2,第3噴出口17,18から、加熱庫2内に向かって噴出する。
また、上記循環経路8の循環吸気口15近傍の部分は、蒸気放出経路20を介して蒸気発生部39に接続されている。これにより、蒸気発生部39で発生した水蒸気は、蒸気放出経路20を流れて循環経路8に入り、循環吸気口15からの水蒸気と合流して蒸気加熱ヒータ4へ向かって流れる。
また、上記加熱庫2内の余剰な蒸気は、第1,第2排気口21,22から加熱庫2外に流れ出る。
上記第1排気口21には排気経路23の一端部が接続されている。また、排気経路23の他端部はエジェクタ24を形成している。また、第1排気口21は排気ダンパ25で開閉可能にしている。
上記第2排気口22には排気チューブ26の一端部が接続されている。また、排気チューブ26の他端部は排気経路23に接続されている。これにより、排気チューブ26内の蒸気は、排気経路23内の蒸気と合流して、エジェクタ24からケーシング1外に出ることができるようになっている。また、エジェクタ24からケーシング1外へ向かう蒸気は、希釈空気経路27および吸込ダクト28からの空気と混ざって希釈できるようにもなっている。
上記希釈空気経路27は、エジェクタ24内に挿入された一端部と、ファンケーシング29に接続さている他端部とを有する。このファンケーシング29内の排気希釈ファン30がエジェクタ24へ空気を送る。また、ファンケーシング29は給気経路31を介して給気口32に接続されている。そして、給気口32は給気ダンパ33で開閉可能にしている。
また、上記ケーシング1内には、マイクロ波を発生するマグネトロン52も設置されている。
図3は、図1の操作パネル35を拡大した概略図である。
上記カラー液晶表示部36は、文字や写真をカラー表示できるものであり、加熱の種類や加熱時間などを表示する。また、カラー液晶表示部36は、食材10に対応するメニューを表示する。ユーザは、ダイヤル46および決定ボタン47を操作して、そのメニューを選択できるようになっている。
上記ダイヤル46は略円筒形状で操作パネル35に対して回転自在となっている。このダイヤル46の径方向内側には決定ボタン47を配置している。例えば、ユーザはダイヤル46を回すことにより、カラー液晶表示部36に表示される複数のメニューアイコンから1つを選択できるようになっている。
上記ボタン群45は、戻るボタン91、取り消しボタン92、メニューボタン93およびスタートボタン94で構成されている。戻るボタン91は、カラー液晶表示部36の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しボタン92は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、メニューボタン93は、カラー液晶表示部36を初期状態に戻すときに押す。
また、上記操作パネル35の裏側つまり内部側にはロータリエンコーダ48を配置している。このロータリエンコーダ48は、ダイヤル46の回転速度および回転量を検出すると共に、ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号を制御部5(図4参照)へ出力する。
図4は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、CPU(中央処理装置)149、タイマー50、記憶部51および入出力回路などからなる制御部5を備えている。
上記制御部5は、ボタン群45からの信号と、決定ボタン47からの信号と、ロータリエンコーダ48からの信号(ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号)と、タイマ50が計測する時間とに基づいて、カラー液晶表示部36の表示を制御する。また、制御部5は、ユーザがメニューを選択したときに、そのメニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューをカラー液晶表示部36に複数表示させる。つまり、セットメニューを構成すべき一方のメニューがユーザに選択されると、セットメニューを構成すべき他方のメニューの候補がカラー液晶表示部36に複数表示される。ここで、上記セットメニューとは、互いに異なる2種類のメニューを同時に仕上げることができるメニューである。
上記記憶部51には、カラー液晶表示部36の画面表示に関するデータや、制御プログラムなどを予め記憶させている。この制御プログラムは、制御部5が蒸気加熱ヒータ4、循環ファン19、水加熱ヒータ41およびマグネトロン52などを制御するためのものである。
図5,図6は、上記セットメニューに関する制御部5の制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図5,図6にしたがって、上記カラー液晶表示部36に対する制御部5の制御動作について説明する。
まず、図5に示すように、ステップS1で、ユーザが、セットメニューを構成すべき一方のメニューを選択したか否かを判定する。このステップS1で、上記一方のメニューが選択されたと判定すると、次のステップS2に進む。一方、ステップS1で、一方のメニューが選択されていないと判定すると、再びステップS1を行う。つまり、ステップS1は、上記一方のメニューが選択されたと判定されるまで繰り返される。ここで、上記一方のメニューとは、中受け棚12に支持されるトレイ6上の被加熱物10に対応するメニューを指す。
次に、ステップS2で、セットメニューを構成すべき他方のメニューの候補をカラー液晶表示部36に複数表示させる。ここで、上記他方のメニューとは、下受け棚11に支持されるトレイ6上の被加熱物10に対応するメニューを指す。
次に、ステップS3で、ユーザが、上記複数の他方のメニューの中から一つの他方のメニューを選択したか否かを判定する。このステップS3で、上記一つの他方のメニューが選択されたと判定すると、次のステップS4に進む。一方、ステップS3で、上記一つの他方のメニューが選択されていないと判定すると、再びステップS3を行う。つまり、ステップS3は、上記一つの他方のメニューが選択されたと判定するまで繰り返される。
次に、ステップS4で、ユーザが選択した一方のメニューの加熱処理時間が、ユーザが選択した他方のメニューの加熱処理時間と異なるか否かを判定する。このステップS4で、上記一方のメニューの加熱処理時間が上記他方のメニューの加熱処理時間と異ならないと判定すると、ステップS5に進む。一方、ステップS4で、上記一方のメニューの加熱処理時間が上記他方のメニューの加熱処理時間と異なると判定すると、ステップS6に進む。ここで、上記加熱処理時間とは、各メニューを単独で仕上げるのに要する時間を指す。なお、ステップS4は比較判定部の一例である。また、上記一方のメニューの加熱処理時間が第1加熱処理時間の一例である。また、上記他方のメニューの加熱処理時間が第2加熱処理時間の一例である。
上記ステップS5では、温度差制御を行わずに加熱調理を行う。より詳しくは、加熱庫2内の上側空間温度(中受け棚12よりも上側の空間温度)が、加熱庫2内の下側空間温度(下受け棚11と中受け棚12との間の空間温度)と略同じになるようにした状態で、加熱調理を行う。
上記ステップS6では、温度差制御を行って加熱調理を行う。より詳しくは、上記上側空間温度が上記下側の空間温度と異なるようにした状態で、加熱調理を行う。
例えば、上記一方のメニューの加熱処理時間が、上記他方のメニューの加熱処理時間よりも長い場合、循環ファン19の回転数を下げて、上記上側空間温度を上記下側空間温度よりも高くする。この場合、上記一方のメニューおよび他方のメニューは、他方のメニューの加熱処理時間で同時に仕上げることができる。
逆に、上記他方のメニューの加熱処理時間が、上記一方のメニューの加熱処理時間よりも長い場合、循環ファン19の回転数を上げて、上記下側空間温度を上記上側空間温度よりも高くする。この場合、上記一方のメニューおよび他方のメニューは、一方のメニューの加熱処理時間で同時に仕上げることができる。
なお、ステップS6は温度差発生部の一例である。
最後に、図6に示すように、ステップS7で、加熱処理開始からの経過時間が、上記一方のメニューおよび他方のメニューを同時に仕上げるための加熱処理時間になったか否かを判定する。このステップS7で、加熱処理開始からの経過時間が上記加熱処理時間になったと判定すると、制御部5の制御動作が終了する。一方、ステップS7で、加熱処理開始からの経過時間が上記加熱処理時間になっていないと判定すると、再びステップS7を繰り返す。つまり、ステップS7は、加熱処理開始からの経過時間が上記加熱処理時間になったと判定するまで繰り返される。
このように、上記制御部5は、ユーザがセットメニューの一方のメニューを選択したときに、その一方のメニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューをカラー液晶表示部36に複数表示させるので、ユーザは、カラー液晶表示部36に表示された複数の他のメニューから、手持ちの食材を使えるメニューを選択することができる。
したがって、上記セットメニューの自由度が高くなるので、利便性を向上させることができる。
また、上記ステップS5で、ユーザが選択した一方のメニューが、ユーザが選択した他方のメニューと異なる加熱処理時間であると判定すると、ステップS6で、加熱庫2内の上記上側空間温度が加熱庫2内の上記下側空間温度と異なるようにして、加熱調理を行うので、これらの2つのメニューを同時に仕上げることができる。
上記実施形態において、カラー液晶表示部36に換えて、例えば、カラー表示可能なカラーEL(エレクトロルミネッセンス)表示部を用いてもよいし、あるいは、白黒表示のみ行う表示部を用いてもよい。
上記実施形態では、ダイヤル46を操作部の一例として用いていたが、例えば押しボタンまたはレバーなどを操作部の一例として用いてもよい。
上記実施形態において、加熱庫2内の左側空間温度と加熱庫2内の右側空間温度との間で温度差を生じさせるようにしてもよい。この場合、例えば、加熱庫2内の左側空間と加熱庫2内の右側空間との間を仕切る仕切部を設けて、加熱庫2内の左側空間に一方のメニューの食材10を入れ、加熱庫2内の右側空間に他方のメニューの食材10を入れるようにする。
上記実施形態では、循環ファン19の回転数を上げ下げして、加熱庫2内の上記上側空間温度が加熱庫2内の上記下側空間温度と異なるようにしていたが、蒸気加熱ヒータ4およびマグネトロン52の出力を制御して、加熱庫2内の上記上側空間温度が加熱庫2内の上記下側空間温度と異なるようにしてもよい。このようにする場合、例えば、加熱庫2内の上側の食材10を蒸気加熱ヒータ4で加熱すると共に、加熱庫2内の下側の食材10をマグネトロン52で加熱するようにしてもよい。
上記実施形態では、加熱庫2の下側にヒータを配置してなかったが、加熱庫2の下側にヒータを配置してもよい。このようにする場合、上記ヒータおよび蒸気加熱ヒータ4の出力を制御して、加熱庫2内の上記上側空間温度が加熱庫2内の上記下側空間温度と異なるようにしてもよい。
上記実施形態のステップS6において、一方のメニューまたは他方のメニューの加熱処理時間で、一方のメニューおよび他方のメニューを同時に仕上げるようにしてもよいし、あるいは、共通の他の時間で、一方のメニューおよび他方のメニューを同時に仕上げるようにしてもよい。
上記実施形態では、加熱調理器に、過熱水蒸気および水蒸気を生成する機能を持たせていたが、加熱調理器に、水蒸気を生成する機能のみを持たせるようにしてもよい。
本発明は、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、レンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できるし、過熱水蒸気を使用しないオーブン、レンジ、オーブンレンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
本発明の加熱調理器では、クッキングヒータ(IHヒータや電気ヒータなどの電気コンロまたはガスコンロを用いたもの含む)やオーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して無酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。
1 ケーシング
2 加熱庫
4 蒸気加熱ヒータ
5 制御部
36 カラー液晶表示部
46 ダイヤル

Claims (2)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に設けられ、食材を収容する加熱庫と、
    上記食材を加熱調理するための加熱部と、
    上記食材に対応するメニューを表示する表示部と、
    ユーザが上記メニューを選択するために操作する操作部と、
    上記表示部の表示を制御する制御部と
    を備え、
    上記制御部は、ユーザが上記メニューを選択したときに、上記メニューと同時に仕上げることが可能な他のメニューを上記表示部に複数表示させることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記制御部は、
    ユーザが選択した上記メニューを仕上げるための第1加熱処理時間と、ユーザが選択した上記他のメニューを仕上げるための第2加熱処理時間とを比較して互いに異なるか否かを判定する比較判定部と、
    上記比較判定部によって上記第1加熱処理時間および上記第2加熱処理時間が互いに異なると判定されたときに、上記加熱庫内の空間の一部分と上記加熱庫内の空間の他の部分との間に温度差を生じさせる温度差発生部と
    を有することを特徴とする加熱調理器。
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