JP5932560B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2011−127826号公報(特許文献1)に記載されているように、加熱庫内の被加熱物の加熱に飽和水蒸気を利用するものがある。
特開2011−127826号公報
しかしながら、上記従来の加熱調理器には、飽和水蒸気は視認し難いため、加熱庫内の被加熱物の加熱に飽和水蒸気が使用されていることを認識するのは、ユーザにとって困難になっているという問題があった。
そこで、本発明の課題は、加熱庫内の被加熱物の加熱に蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
被加熱物を収容する加熱庫と、
上記被加熱物を加熱調理するために蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
上記被加熱物の加熱に関する情報を表示する表示部と、
上記蒸気を使用する加熱調理を行う際、上記蒸気を示す画像を上記表示部に表示させる第1表示制御手段を有する制御装置と
を備え
上記第1表示制御手段が上記表示部に表示させる上記画像は、上記加熱庫内で蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成することを特徴としている。
ここで、上記蒸気発生装置が発生させる蒸気は、飽和水蒸気と、飽和水蒸気を過熱した過熱水蒸気とを含む概念のものである。すなわち、上記蒸気発生装置が発生させる蒸気は、飽和水蒸気および過熱水蒸気の上位概念に相当するものである。
上記構成によれば、上記蒸気を使用する加熱調理を行う際、第1表示制御手段により、蒸気を示す画像が表示部に表示されるので、加熱庫内の被加熱物の加熱に蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる。
また、上記第1表示制御手段が表示部に表示させる画像は、加熱庫内で蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成するので、加熱庫内で蒸気が増えて行く様子をユーザに容易にイメージさせることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置は、上記被加熱物を加熱調理するために飽和水蒸気を発生させる飽和水蒸気発生装置と、上記被加熱物を加熱調理するために過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生装置とを有し、
上記第1表示制御手段は、上記飽和水蒸気を使用する加熱調理を行う際、上記飽和水蒸気を示す第1画像を上記表示部に表示させる一方、上記過熱水蒸気を使用する加熱調理を行う際、上記過熱水蒸気を示し、上記第1画像とは異なる第2画像を上記表示部に表示させる。
上記実施形態によれば、上記飽和水蒸気を使用する加熱調理を行う際、第1表示制御手段により、飽和水蒸気を示す第1画像が表示部に表示されるので、加熱庫内の被加熱物の加熱に飽和水蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる。
また、上記過熱水蒸気は無色透明であって、飽和水蒸気よりも視認困難であるが、過熱水蒸気を使用する加熱調理を行う際、第1表示制御手段により、過熱水蒸気を示す第2画像が表示部に表示されるので、加熱庫内の被加熱物の加熱に過熱水蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる。
また、上記第2画像は第1画像と異なるので、ユーザは、加熱庫内の被加熱物の加熱に飽和水蒸気を使用しているのか、加熱庫内の被加熱物の加熱に過熱水蒸気を使用しているのかを瞬時に判別できる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記第1表示制御手段が上記表示部に表示させる上記画像は、上記加熱庫内の酸素濃度が低下している状態を示す。
上記実施形態によれば、第1表示制御手段が表示部に表示させる画像は、加熱庫内の酸素濃度が低下している状態を示すので、ユーザは、加熱庫内の酸素濃度の低下を容易に認識することができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、上記蒸気を使用して上記加熱調理するためのメニューが上記表示部に表示される際、上記蒸気を示す画像を背景として上記表示部に表示させる第2表示画像制御手段を有する。
上記実施形態によれば、上記蒸気を使用して加熱調理するためのメニューが表示部に表示される際、第2表示画像制御手段により、蒸気を示す画像が背景として表示部に表示されるので、ユーザは、例えば取扱説明書を見なくても、そのメニューの選択による加熱調理で蒸気が使用されることを容易に想像できる。
本発明の加熱調理器は、制御装置は、蒸気を使用する加熱調理を行う際、蒸気を示す画像を表示部に表示させる第1表示制御手段を有するので、加熱庫内の被加熱物の加熱に蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。 図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。 図3は上記加熱調理器の操作パネルの概略正面図である。 図4は図3のF4−F4線矢視の模式断面図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6Aは過熱水蒸気を使用する加熱調理時における上記加熱調理器のカラー液晶表示部の画面を示す図である。 図6Bは過熱水蒸気を使用する加熱調理時における上記カラー液晶表示部の他の画面を示す図である。 図6Cは過熱水蒸気を使用する加熱調理時における上記カラー液晶表示部の他の画面を示す図である。 図6Dは上記カラー液晶表示部が扉開放によって表示する画面を示す図である。 図7Aは飽和水蒸気を使用する比較的高温の加熱調理時における上記カラー液晶表示部の画面を示す図である。 図7Bは飽和水蒸気を使用する比較的高温の加熱調理時における上記カラー液晶表示部の他の画面を示す図である。 図7Cは飽和水蒸気を使用する比較的高温の加熱調理時における上記カラー液晶表示部の他の画面を示す図である。 図7Dは上記カラー液晶表示部が扉開放によって表示する他の画面を示す図である。 図8Aは飽和水蒸気を使用する比較的低温の加熱調理時における上記カラー液晶表示部の画面を示す図である。 図8Bは飽和水蒸気を使用する比較的低温の加熱調理時における上記カラー液晶表示部の他の画面を示す図である。 図8Cは飽和水蒸気を使用する比較的低温の加熱調理時における上記カラー液晶表示部の他の画面を示す図である。 図8Dは上記カラー液晶表示部が扉開放によって表示する他の画面を示す図である。 図9は過熱水蒸気を使用して加熱調理をするためのメニューを選択するための上記カラー液晶表示部の画面を示す図である。 図10は飽和水蒸気を使用して比較的高温の加熱調理をするためのメニューを選択するための上記カラー液晶表示部の画面を示す図である。 図11は飽和水蒸気を使用して比較的低温の加熱調理をするためのメニューを選択するための上記カラー液晶表示部の画面を示す図である。 図12はマイクロ波を使用する加熱調理時における上記カラー液晶表示部の画面を示す図である。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。
上記加熱調理器は、図1に示すように、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2が取り付けられている。この扉2の上側にハンドル3を取り付けると共に、扉2において加熱庫13(図2に示す)とは反対側に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、表示部の一例としてのカラー液晶表示部6と、ボタン群7とを有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクト8を設けている。さらに、ケーシング1の扉2の下方に、露受容器9を着脱自在に取り付けている。
図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。
上記加熱調理器は、水タンク11から供給された水を飽和水蒸気発生装置12で加熱して飽和水蒸気を発生させる。飽和水蒸気発生装置12で発生させた飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱庫13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱庫13側に供給される。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管34を、加熱庫13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けている。また、循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように循環ファン18を配置している。循環ファン18は、ファンモータ19によって回転駆動される。
また、上記加熱庫13には、加熱庫13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱庫13の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱庫13の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
上記蒸気ダクト100の第1ダクト部110には過熱水蒸気生成ヒータ20を収納している。この蒸気ダクト100の第1ダクト部110と過熱水蒸気生成ヒータ20とで過熱水蒸気発生装置21を構成している。なお、過熱水蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
また、上記蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱庫13の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、第1蒸気吹出口24を介して加熱庫13内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱庫13の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して加熱庫13内に連通している。
上記加熱庫13と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫13と蒸気ダクト100は、加熱庫13の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
上記循環ユニット14と過熱水蒸気発生装置21と加熱庫13とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。この循環経路における循環ユニット14の加熱庫13との境界部に、飽和水蒸気発生装置12で発生させた飽和水蒸気が供給される。
また、上記ケーシング1内の下側には、マグネトロン80(図5に示す)を配置している。このマグネトロン80で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫13の下部中央近傍に導かれ、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱庫13内の上方に向かって放射されて被加熱物27を加熱する。この場合、被加熱物27は、トレイ30や網40を使わずに加熱庫13内の下側または底面近傍に配置する。
また、上記ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)や、電装品部17も配置している。この電装品部17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。
図3は、図1に示す操作パネル5を拡大した概略図である。
上記ボタン群7は、「戻る」キー71、「とりけし」キー72、「手動加熱」キー73および「あたためスタート」キー74で構成されている。「戻る」キー71は、カラー液晶パネル61の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、「とりけし」キー72は、途中で加熱を止めるときや、操作を取り消すときに押す。そして、「手動加熱」キー73は、高周波出力および加熱出力を手動で設定するときに押す。また、「あたためスタート」キー74は、加熱を開始するときに押す。
図4は、図3のF4−F4線から見た模式断面図である。
上記カラー液晶表示部6は、カラー液晶パネル61上にタッチパネル62を重ねて構成されている。なお、本発明の表示部は、液晶パネルに限らず、有機ELなどの他の表示デバイスを用いてもよく、カラー表示に限らず、白黒表示でもよい。
このカラー液晶パネル61は、文字、数字、写真等をカラー表示できるものであり、加熱の種類、料理名、加熱時間、温度、料理の写真等を表示する。また、タッチパネル62は、静電容量方式のタッチパネルであり、ユーザーの例えば指のタッチで表面電荷が変化する透明素材からなっている。これにより、ユーザーはタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される画像を選択できるようになっている。また、ユーザーがタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される選択可能な画像を選択すると、その画像の色が変わるようになっている。すなわち、カラー液晶パネル61に表示される画像は、選択状態の色が非選択状態の色と異なるようになっている。なお、タッチパネル62は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式または電磁誘導方式のタッチパネルに換えてもよく、また、指によるタッチパネルの操作だけでなく、タッチペンなどのペン状物体を用いて操作してもよい。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。制御装置200は、過熱水蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,庫内温度センサ29,解凍センサ50,給水ポンプ70,飽和水蒸気発生装置12およびマグネトロン80が接続されている。操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29,解凍センサ50からの検出信号に基づいて、制御装置200は、過熱水蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,給水ポンプ70,飽和水蒸気発生装置12およびマグネトロン80などを制御する。
上記制御装置200は、第1表示制御手段の一例としての第1表示制御部200aと、第2表示制御手段の一例としての第2表示制御部200bと、第3表示制御部200cとを有している。この第1表示制御部200a、第2表示制御部200bおよび第3表示制御部200cは、夫々、ソフトウェアで構成されている。
上記第1表示制御部200aは、過熱水蒸気および飽和水蒸気を使用する加熱調理を行う際、カラー液晶表示部6の画面の表示制御を行う。
上記過熱水蒸気を使用する加熱調理は、カラー液晶パネル61に表示される「ウォーターグリルメニュー」、「ウォーターオーブンメニュー」および「煮込みメニュー」などを選択することで行えるようになっている。「ウォーターグリルメニュー」および「ウォーターオーブンメニュー」を選択した場合、加熱調理時、加熱庫13内の温度は100℃以上に制御される。また、「煮込み」を選択した場合、加熱調理時、加熱庫13内の温度は100℃以上200℃以下に制御される。
一方、上記飽和水蒸気を使用する加熱調理は、カラー液晶パネル61に表示される「蒸し物(強)メニュー」、「蒸し物(弱)メニュー」および「発酵メニュー」などを選択することで行えるようになっている。「蒸し物(強)メニュー」を選択した場合、加熱調理時、加熱庫13内の温度は100℃を越えないように制御される。また、「蒸し物(弱)メニュー」を選択した場合、加熱調理時、加熱庫13内の温度は80℃前後に制御される。また、「発酵メニュー」を選択した場合、加熱調理時、加熱庫13内の温度は45℃を越えないように制御される。
上記第2表示画像制御部200bは、過熱水蒸気を使用して加熱調理するためのメニューがカラー液晶表示部6に表示される際、および、飽和水蒸気を使用して加熱調理するためのメニューがカラー液晶表示部6に表示される際、カラー液晶表示部6の画面の表示制御を行う。
上記第3表示制御部200cは、飽和水蒸気および過熱水蒸気を使用しない加熱調理、つまり、マイクロ波だけを使用する加熱調理を行う際、カラー液晶表示部6の画面の表示制御を行う。
上記マイクロ波だけを使用する加熱調理は、「あたためスタート」キー74を押したりすることなどで行えるようになっている。
上記構成の加熱調理器において、過熱水蒸気を使用して加熱調理を行う場合には、図2に示す過熱水蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうして、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱水蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱水蒸気生成装置21の過熱水蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱水蒸気となる。この過熱水蒸気の一部は、下側の加熱庫13の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱庫13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱水蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱庫13の第2蒸気吹出口25から加熱庫13内に吹き出す。
そして、上記加熱庫13内に供給された過熱水蒸気は、トレイ30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱庫13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱庫13内に戻るという循環を繰り返す。
これに対して、飽和水蒸気を使用して被加熱物27を加熱調理する場合には、過熱水蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、水蒸気圧によって自然に加熱庫13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27が、蒸されたり、暖められたりする。
ここで、上記加熱庫13内の左壁面および右壁面には、図2に示すように、トレイ30の両端部を係止する係止部39a,39b,39cが上下方向に3段に設けられている。そして、蒸気供給管34は、上段の係止部39aよりもやや上側に位置するように配置されている。「蒸し暖めモード」において、被加熱物27を搭載した2つのトレイ30を上段と中段とに配置する場合には、蒸気導入室36内に架設された蒸気供給管34の総てのノズル(図2の34の円形部の左側開口)を加熱庫13方向に斜め下向きにしておく。こうすることにより、被加熱物27を搭載したトレイ30が上段および中段の何れの位置にあっても、蒸気供給管34の斜め下向きのノズルから引き出された飽和水蒸気を被加熱物27に当てることができる。したがって、蒸気供給管34のノズルからの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物27に蒸し斑や暖め斑が生ずることがないようにできる。
次に、上記第1表示制御部200aによるカラー液晶表示部6の画面の表示制御について説明する。
〔過熱水蒸気を使用する加熱調理〕
ユーザがカラー液晶パネル61の例えば「ウォーターオーブン」メニューを選択することによって、過熱水蒸気を使用する加熱調理が開始した場合、水タンク11から飽和水蒸気発生装置12に水が供給されるのに伴い、図6Aに示すように、過熱水蒸気を示すピンク色の球の画像G11が、カラー液晶パネル61の上側から中央部にわたって複数表示される。また、複数の画像G11は、過熱水蒸気の発生の初期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。また、複数の画像G11の上側には、「ウォーターオーブン」の文字を含む画像G12と、「オーブン」の文字を含む画像G13と、「1段」および「160℃」の文字を含む画像G14とが表示される。一方、複数の画像G11の下側には、「庫内灯」の文字を含む画像G15が表示される。この画像G15は、加熱庫13内を照らす庫内灯(図示せず)をオンしたいときに選択する。なお、画像G11は第2画像の一例である。また、「ウォーターオーブン」メニューを選択するとは、タッチパネル62において「ウォーターオーブン」メニューの画像(図示せず)に重なる部分を例えば指でタッチすることを指す。
そして、上記カラー液晶パネル61は、図6Aの画面を表示した後、予め設定された時間が経過すると、図6Bの画面に切り換わる。図6Bの画面では、画像G11が、カラー液晶パネル61の上側から下側にわたって複数表示される。また、図6Bの画面の画像G11の数は図6Aの画面の画像G11の数よりも多くなっている。すなわち、図6Bの画面において、複数の画像G11は、加熱庫13内への過熱水蒸気の充填の初期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。
そして、上記カラー液晶パネル61は、図6Bの画面を表示した後、予め設定された時間が経過すると、図6Cの画面に切り換わる。図6Bの画面と同様に、図6Cの画面でも、画像G11が、カラー液晶パネル61の上側から下側にわたって複数表示される。また、図6Cの画面における画像G11の数は図6Bの画面における画像G11の数よりも多くなっている。また、図6Cの画面の下側では、図6Bの画面の下側に比べて、画像G11が密集するように表示されている。すなわち、図6Cの画面において、複数の画像G11は、過熱水蒸気の充填の中後期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。
図6A〜図6Cの画像G11は、加熱庫13内の過熱水蒸気が供給されることにより、加熱庫13内の酸素濃度が低下している状態を示している。また、図6A〜図6Cの画像G11は、加熱庫13内で過熱水蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成している。
また、図6Cの画面は、加熱調理が終了してから、予め設定された時間が経過するまで表示され続けるが、この時間が経過すると消える。また、上記加熱調理が終了してから、予め設定された時間が経過するまでの間に、扉2が開放されると、図6Cの画面から図6Dの画面に切り換わる。この図6Dの画面では、扉2の開放によって加熱庫13内の過熱水蒸気の量が低下したことをユーザにイメージさせるために、画像G11を表示している。より詳しくは、図6Dの画面における画像G11の数は図6Cの画面における画像G11の数よりも少なくなっている。また、図6Dの画面の下側では、図6Cの画面の下側に比べて、画像G11が密集していない。なお、扉2の開閉は扉開閉センサ(図示せず)で検知できるようになっている。
また、図6Dの画面は、上記加熱調理が開始してから終了するまでの間に、扉2が開放されても表示されるようになっている。
〔飽和水蒸気を使用する比較的高温の加熱調理〕
ユーザがカラー液晶パネル61の例えば「ごはん(常温)あたため」メニューを選択することによって、飽和水蒸気を使用する比較的高温の加熱調理が開始した場合、水タンク11から飽和水蒸気発生装置12に水が供給されるのに伴い、図7Aに示すように、飽和水蒸気を示す薄いオレンジ色の球の画像G21が、カラー液晶パネル61の上側から中央部にわたって複数表示される。この複数の画像G21の径は画像G11の径よりも大きくなっている。また、複数の画像G21は、飽和水蒸気の発生の初期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。また、複数の画像G21の上側には、「蒸し物」の文字を含む画像G22と、「ごはん(常温)」の文字を含む画像G23とが表示される。一方、複数の画像G11の下側には、「庫内灯」の文字を含む画像G15が表示される。なお、画像G21は第1画像の一例である。また、「ごはん(常温)」を選択するとは、タッチパネル62において「ごはん(常温)あたため」メニューの画像G51(図10に示す)に重なる部分を例えば指でタッチすることを指す。
そして、上記カラー液晶パネル61は、図7Aの画面を表示した後、予め設定された時間が経過すると、図7Bの画面を表示する。図7Bの画面では、画像G21が、カラー液晶パネル61の上側から下側にわたって複数表示される。また、図7Bの画面の画像G21の数は図7Aの画面の画像G21の数よりも多くなっている。すなわち、図7Bの画面において、複数の画像G21は、加熱庫13内への飽和水蒸気の充填の初期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。
そして、上記カラー液晶パネル61は、図7Bの画面を表示した後、予め設定された時間が経過すると、図7Cの画面を表示する。図7Bの画面と同様に、図7Cの画面でも、画像G21が、カラー液晶パネル61の上側から下側にわたって複数表示される。また、図7Cの画面における画像G21の数は図7Bの画面における画像G21の数よりも多くなっている。また、図7Cの画面の下側では、図7Bの画面の下側に比べて、画像G21が密集するように表示されている。すなわち、図7Cの画面において、複数の画像G21は、飽和水蒸気の充填の中後期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。
図7A〜図7Cの画像G21は、加熱庫13内の飽和水蒸気が供給されることにより、加熱庫13内の酸素濃度が低下している状態を示している。また、図7A〜図7Cの画像G21は、加熱庫13内で飽和水蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成している。
また、図7Cの画面は、上記加熱調理が終了してから、予め設定された時間が経過するまで表示され続けるが、この時間が経過すると消える。また、上記加熱調理が終了してから、予め設定された時間が経過するまでの間に、扉2が開放されると、図7Cの画面から図7Dの画面に切り換わる。この図7Dの画面では、扉2の開放によって加熱庫13内の飽和水蒸気の量が低下したことをユーザにイメージさせるために、複数の画像G21を表示している。より詳しくは、図7Dの画面における画像G21の数は図7Cの画面における画像G21の数よりも少なくなっている。また、図7Dの画面の下側では、図7Cの画面の下側に比べて、画像G21が密集していない。
また、図7Dの画面は、上記加熱調理が開始してから終了するまでの間に、扉2が開放されても表示されるようになっている。
〔飽和水蒸気を使用する比較的低温の加熱調理〕
ユーザがカラー液晶パネル61の例えば「発酵」メニューを選択することによって、飽和水蒸気を使用する比較的低温の加熱調理が開始した場合、水タンク11から飽和水蒸気発生装置12に水が供給されるのに伴い、図8Aに示すように、飽和水蒸気を示す濃いオレンジ色の球の画像G31が、カラー液晶パネル61の上側から中央部にわたって複数表示される。この複数の画像G31の径は画像G21の径と同じになっている。また、複数の画像G31は、飽和水蒸気の発生の初期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。また、複数の画像G31の上側には、「発酵」の文字を含む画像G32と、「40℃」の文字を含む画像G33とが表示される。一方、複数の画像G11の下側には、「庫内灯」の文字を含む画像G15が表示される。なお、画像G31は第1画像の一例である。また、「発酵」メニューを選択するとは、タッチパネル62において「発酵」メニューの画像G61(図11に示す)に重なる部分を例えば指でタッチすることを指す。
そして、上記カラー液晶パネル61は、図8Aの画面を表示した後、予め設定された時間が経過すると、図8Bの画面に切り換わる。図8Bの画面では、画像G31が、カラー液晶パネル61の上側から下側にわたって複数表示される。また、図8Bの画面の画像G31の数は図8Aの画面の画像G31の数よりも多くなっている。すなわち、図8Bの画面において、複数の画像G31は、加熱庫13内への飽和水蒸気の充填の初期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。
そして、上記カラー液晶パネル61は、図8Bの画面を表示した後、予め設定された時間が経過すると、図8Cの画面に切り換わる。図8Bの画面と同様に、図8Cの画面でも、画像G31が、カラー液晶パネル61の上側から下側にわたって複数表示される。また、図8Cの画面における画像G31の数は図8Bの画面における画像G31の数よりも多くなっている。また、図8Cの画面の下側では、図8Bの画面の下側に比べて、画像G31が密集するように表示されている。すなわち、図8Cの画面において、複数の画像G31は、飽和水蒸気の充填の中後期をユーザにイメージさせることができるように、位置および数が設定されている。
図8A〜図8Cの画像G31は、加熱庫13内の飽和水蒸気が供給されることにより、加熱庫13内の酸素濃度が低下している状態を示している。また、図8A〜図8Cの画像31は、加熱庫13内で飽和水蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成している。
また、図8Cの画面は、上記加熱調理が終了してから、予め設定された時間が経過するまで表示され続けるが、この時間が経過すると消える。また、上記加熱調理が終了してから、予め設定された時間が経過するまでの間に、扉2が開放されると、図8Cの画面から図8Dの画面に切り換わる。この図8Dの画面では、扉2の開放によって加熱庫13内の飽和水蒸気の量が低下したことをユーザにイメージさせるために、複数の画像G31を表示している。より詳しくは、図8Dの画面における画像G31の数は図8Cの画面における画像G31の数よりも少なくなっている。また、図8Dの画面の下側では、図8Cの画面の下側に比べて、画像G31が密集していない。
また、図8Dの画面は、上記加熱調理が開始してから終了するまでの間に、扉2が開放されても表示されるようになっている。
このように、上記過熱水蒸気を使用する加熱調理を行う際、第1表示制御部200aにより、画像G11がカラー液晶パネル61に表示されるので、加熱庫13内の被加熱物27の加熱に過熱水蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる。
また、上記飽和水蒸気を使用する加熱調理を行う際、第1表示制御部200aにより、画像G21,G31がカラー液晶パネル61に表示されるので、加熱庫13内の被加熱物27の加熱に飽和水蒸気が使用されていることをユーザに容易に認識させることができる。
したがって、ユーザは、画像G11を見れば、過熱水蒸気を用いた加熱調理が行われていることを容易にイメージすることができると共に、画像G21,G31を見れば、飽和水蒸気を用いた加熱調理が行われていることを容易にイメージすることができる。
また、上記画像G11は、色および径が画像G21,G31と異なるので、ユーザは、加熱庫13内の被加熱物27の加熱に飽和水蒸気を使用しているのか、加熱庫13内の被加熱物27の加熱に過熱水蒸気を使用しているのかを瞬時に判別できる。
また、上記画像G21の色は画像G31の色と異なるので、ユーザは、加熱庫13内の温度が比較的高温に維持されているか、加熱庫13内の温度が比較的低温に維持されているかを瞬時に判別することができる。
また、上記画像G11,G21,G31が加熱庫13内の酸素濃度が低下している状態を示しているので、ユーザは、加熱庫13内の酸素濃度の低下を容易に認識することができる。
また、上記画像G11,G21,G31は加熱庫13内で飽和水蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成しているので、加熱庫13内で蒸気が増えて行く様子をユーザにイメージさせ易くなる。
次に、上記第2表示制御部200bによるカラー液晶表示部6の画面の表示制御について説明する。
〔過熱水蒸気を使用して加熱調理をするためのメニュー〕
ユーザは、過熱水蒸気を使用して加熱調理をするためのメニューの一例としての「ケーキ」メニューを選択する場合、タッチパネル62を操作して、図9に示すように、「ウォーターオーブン」および「ケーキ」の文字を含む画像G41をカラー液晶パネル61に表示させる。このとき、カラー液晶パネル61が、画像G41の背景として、過熱水蒸気を示すピンク色の球の画像G11を複数表示する。なお、画像G11の位置および数は図9と異なるようにしてもよい。
〔飽和水蒸気を使用して比較的高温の加熱調理をするためのメニュー〕
ユーザは、飽和水蒸気を使用して比較的高温の加熱調理をするためのメニューの一例としての「ごはん(常温)あたため」メニューを選択する場合、タッチパネル62を操作して、図10に示すように、「蒸し物」および「ごはん(常温)」の文字を含む画像G51をカラー液晶パネル61に表示させる。このとき、カラー液晶パネル61が、画像G51の背景として、飽和水蒸気を示す薄いオレンジ色の球の画像G21を複数表示する。なお、画像G21の位置および数は図10と異なるようにしてもよい。
〔飽和水蒸気を使用して比較的低温の加熱調理をするためのメニュー〕
ユーザは、飽和水蒸気を使用して比較的低温の加熱調理をするためのメニューの一例としての「発酵」メニューを選択する場合、タッチパネル62を操作して、図11に示すように、「発酵」の文字を含む画像G61をカラー液晶パネル61に表示させる。このとき、カラー液晶パネル61が、画像G61の背景として、飽和水蒸気を示す濃いオレンジ色の球の画像G31を複数表示する。なお、画像G31の位置および数は図11と異なるようにしてもよい。
このように、上記カラー液晶パネル61が「ケーキ」メニューの画像G41を表示する際、第2表示制御部200bにより、画像G11が背景としてカラー液晶パネル61に表示されるので、ユーザは、例えば取扱説明書を見なくても、その「ケーキ」メニューの選択による加熱調理で過熱水蒸気が使用されることを容易に想像できる。
また、上記カラー液晶パネル61が「ごはん(常温)あたため」メニュー,「発酵」メニューの画像G51,G61を表示する際、第2表示制御部200bにより、画像G21,G31が背景としてカラー液晶パネル61に表示されるので、ユーザは、例えば取扱説明書を見なくても、その「ごはん(常温)あたため」メニュー,「発酵」メニューの選択による加熱調理で飽和水蒸気が使用されることを容易に想像できる。
また、上記画像G21の色は画像G31の色と異なるので、ユーザは、加熱庫13内の温度が比較的高温に維持されるようになるのか、加熱庫13内の温度が比較的低温に維持されるようになるのかも容易に想像できる。
次に、上記第3表示制御部200cによるカラー液晶表示部6の画面の表示制御について説明する。
ユーザが「あたためスタート」キー74を押すと、マイクロ波による被加熱物27の加熱が開始する。このとき、カラー液晶パネル61が、図12に示すように、複数の正方形からなる画像G71を表示する。この画像G71の上側には、「レンジ」の文字を含む画像G72と、「あたため」の文字を含む画像73とが表示される。一方、画像G71の下側には、「庫内灯」の文字を含む画像G15が表示される。
また、上記画像G71は、マイクロ波による被加熱物27の加熱が行われてる間、画面の左端から右端への移動を繰り返すように、カラー液晶パネル61に表示される。
このように、上記マイクロ波による被加熱物27の加熱が行われてる間、カラー液晶パネル61は、画像G11,G21,G31を表示せずに、画像G71を表示するので、ユーザは、過熱水蒸気および飽和水蒸気を使用しない加熱調理が行われていることを容易に認識することができる。
上記実施形態では、画像G11,G21,G31は、図6A〜図6Cに示すように、下側から上側に向かって充填されるように、カラー液晶パネル61に表示されていたが、上側から下側に向かって充填されるように、カラー液晶パネル61に表示されるようにしてもよい。
上記実施形態では、画像G21の色を薄いオレンジ色とする一方、画像G31の色を濃いオレンジ色にしていたが、画像G21の色を例えば赤色とする一方、画像G31の色を例えば水色としてもよい。このようにした場合、ユーザは、画像G21を見て高温をイメージし易くなると共に、画像G31を見て低温をイメージし易くなる。
上記実施形態において、白黒表示の表示部を用いる場合、画像G11,G21,G31は、互いに異なる形状にしたり、ハッチングを使ったりして、視覚的に区別できるようにしてもよい。
上記実施形態では、過熱水蒸気を使用する加熱調理を行う際、図6A〜図6Cの画像G11をカラー液晶パネル61に逐次表示させていたが、図6A〜図6Cの画像G11のうちの1つだけをカラー液晶パネル61に表示させるようにしてもよい。
上記実施形態では、飽和水蒸気を使用する比較的高温の加熱調理を行う際、図7A〜図7Cの画像G21をカラー液晶パネル61に逐次表示させていたが、図7A〜図7Cの画像G21のうちの1つだけをカラー液晶パネル61に表示させるようにしてもよい。
上記実施形態では、飽和水蒸気を使用する比較的低温の加熱調理を行う際、図8A〜図8Cの画像G31をカラー液晶パネル61に逐次表示させていたが、図8A〜図8Cの画像G31のうちの1つだけをカラー液晶パネル61に表示させるようにしてもよい。
上記実施形態では、制御装置200は、第1表示制御部200a、第2表示制御部200bおよび第3表示制御部200cを有していたが、第1表示制御部200aを有するが、第2表示制御部200bおよび第3表示制御部200cを有しないようにしてもよいし、あるいは、第1表示制御部200aおよび第2表示制御部200bを有するが、第3表示制御部200cを有しないようにしてもよい。
上記実施形態では、第1表示制御部200a、第2表示制御部200bおよび第3表示制御部200cは、ソフトウェアで構成したが、スイッチ、タイマ、比較器、および増幅器等のハードウェアで構成してもよいことは、勿論である。
上記実施形態では、加熱調理器は、タッチパネル62を備えていたが、タッチパネル62の代わりに、例えば、マウスなどのポインティングデバイスや、押ボタンを備えてもよい。
上記実施形態は、図6A,図7A,図8Aの画面から図6B,図7B,図8Bの画面へ切り換わりと、図6B,図7B,図8Bの画面から図6C,図7C,図8Cの画面へ切り換わりとは、予め設定された時間に基づいて行われていたが、加熱庫13内の過熱水蒸気量および飽和水蒸気量を検出するための蒸気センサを取り付けて、蒸気センサの出力信号に基づいて行われるようにしてもよい。
本発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気および飽和水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するが、飽和水蒸気を使用しないオーブンレンジまたはオーブン、飽和水蒸気を使用するが、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジまたはレンジなどがある。
本発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱庫内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上述した変形例と上記実施形態とを適宜組み合わせて、本発明の一実施形態の加熱調理器としてもよい。
1 ケーシング
2 扉
3 操作パネル
6 カラー液晶表示部
12 飽和水蒸気発生装置
13 加熱庫
21 過熱水蒸気発生装置
27 被加熱物
200 制御装置
200a 第1表示制御部
200b 第2表示制御部
G11,G21,G31 画像

Claims (4)

  1. 被加熱物を収容する加熱庫と、
    上記被加熱物を加熱調理するために蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
    上記被加熱物の加熱に関する情報を表示する表示部と、
    上記蒸気を使用する加熱調理を行う際、上記蒸気を示す画像を上記表示部に表示させる第1表示制御手段を有する制御装置と
    を備え
    上記第1表示制御手段が上記表示部に表示させる上記画像は、上記加熱庫内で蒸気が増えて行く様子を示す模式的なアニメーションを構成することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記蒸気発生装置は、上記被加熱物を加熱調理するために飽和水蒸気を発生させる飽和水蒸気発生装置と、上記被加熱物を加熱調理するために過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生装置とを有し、
    上記第1表示制御手段は、上記飽和水蒸気を使用する加熱調理を行う際、上記飽和水蒸気を示す第1画像を上記表示部に表示させる一方、上記過熱水蒸気を使用する加熱調理を行う際、上記過熱水蒸気を示し、上記第1画像とは異なる第2画像を上記表示部に表示させることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記第1表示制御手段が上記表示部に表示させる上記画像は、上記加熱庫内の酸素濃度が低下している状態を示すことを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記制御装置は、上記蒸気を使用して上記加熱調理するためのメニューが上記表示部に表示される際、上記蒸気を示す画像を背景として上記表示部に表示させる第2表示画像制御手段を有することを特徴とする加熱調理器。
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