JP2012021705A - 加熱調理器 - Google Patents

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利佳 能澤
Takaaki Katsuura
高明 勝浦
Minoru Tanaka
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Abstract

【課題】被加熱物の加熱終了が視覚的に判り易い加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、カラー液晶パネルの表示を制御する制御部200を備えている。この制御部200の画面制御により、加熱調理中、被加熱物の加熱に関する情報を示す文字および数字の明度が背景の明度よりも高くなる一方、加熱調理が終了すると、被加熱物の加熱に関する情報を示す文字および数字の明度よりも、背景の明度が高くなる。これにより、ユーザはカラー液晶パネルの画面を見れば、加調調理が終了しているか否かを容易かつ正確に判別できる。
【選択図】図5

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2005−106377号公報(特許文献1)に記載されているように、ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、ケーシングの前面に設けられた表示部とを備えたものがある。この表示部は、被加熱物の加熱中、加熱調理の残り時間を表示する。このとき、上記残り時間を示す数字は、被加熱物の加熱中から加熱終了までの間ずっと明度が一定である。
このように、上記従来の加熱調理器では、被加熱物の加熱中から加熱終了までの間、残り時間の数字の明度が変わらないので、ユーザが、加熱終了後の表示部を見ても、被加熱物の加熱が終了していることに気付き難いという問題がある。
ユーザは、被加熱物の加熱が開始すると、加熱調理器から離れた場所で家事などをすることが多い。このような場所からは、表示部の残り時間の数字を判別するのはさらに困難である。
仮に、上記加熱調理器がスピーカを備え、被加熱物の加熱終了をスピーカの音で知らせるとしても、ユーザが被加熱物の加熱終了時に例えば掃除機をかけていれば、スピーカの音はユーザの耳に入らない。
特開2005−106377号公報
そこで、本発明の課題は、被加熱物の加熱終了が視覚的に判り易い加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
上記被加熱物の加熱に関する情報を表示する表示部と、
上記表示部を制御する表示制御装置と
を備え、
上記表示制御装置は、
上記被加熱物の加熱中、上記被加熱物の加熱に関する情報の明度が背景の明度よりも高くなるように、上記表示部を制御する加熱中表示制御部と、
上記被加熱物の加熱が終了すると、上記被加熱物の加熱に関する情報の明度よりも背景の明度が高くなるように、上記表示部を制御する加熱終了表示制御部と
を有することを特徴としている。
上記構成によれば、上記加熱中表示制御部が表示部を制御することによって、被加熱物の加熱中、被加熱物の加熱に関する情報の明度が背景の明度よりも高くなる。そして、上記加熱終了表示制御部が表示部を制御することによって、被加熱物の加熱が終了すると、被加熱物の加熱に関する情報の明度よりも背景の明度が高くなる。その結果、上記被加熱物の加熱に関する情報の明度と、この情報の背景の明度との関係が逆転するので、加熱中の表示部の表示と加熱終了後の表示部の表示との違いが顕著になる。したがって、上記被加熱物の加熱終了が視覚的に判り易い。
また、上記被加熱物の加熱が終了すると、被加熱物の加熱に関する情報の明度よりも、この情報の背景の明度の方が高くなるので、表示部から遠く離れた場所からでも、被加熱物の加熱終了が視覚的に判り易い。
一実施形態の加熱調理器では、
上記表示制御装置は、上記被加熱物の加熱終了時よりも予め設定された時間前から上記加熱終了まで、上記被加熱物の加熱に関する情報の背景の明度を段階的に上げる背景明度制御部を有する。
上記実施形態によれば、上記背景明度制御部が、被加熱物の加熱終了時よりも予め設定された時間前から加熱終了まで、被加熱物の加熱に関する情報の背景の明度を段階的に上げるので、被加熱物の加熱終了が近いことが視覚的に判り易い。
一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱中表示制御部は、上記被加熱物の加熱中、上記表示部にアニメーションを表示させるアニメーション表示制御部を含む。
上記実施形態によれば、上記アニメーション表示制御部が、被加熱物の加熱中、表示部にアニメーションを表示させるので、被加熱物の加熱中であることが視覚的に判り易い。
本発明の加熱調理器によれば、加熱中表示制御部が表示部を制御することによって、被加熱物の加熱中、被加熱物の加熱に関する情報の明度が背景の明度よりも高くなる一方、加熱終了表示制御部が表示部を制御することによって、被加熱物の加熱が終了すると、被加熱物の加熱に関する情報の明度よりも背景の明度が高くなるので、加熱中の表示部の表示と加熱終了後の表示部の表示との違いが顕著になる。したがって、上記被加熱物の加熱終了の視覚的な判別を容易にできる。
また、上記被加熱物の加熱が終了すると、被加熱物の加熱に関する情報の明度よりも、この情報の背景の明度の方が高くなるので、遠く離れた場所から表示部を見ても、被加熱物の加熱が終了していることを視覚的に容易に判別できる。
図1は本発明の一実施形態の表示装置を備える加熱調理器の正面斜視図である。 図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。 図3は上記加熱調理器の操作パネルの概略正面図である。 図4は図3のF4−F4線矢視の模式断面図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6はカラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図7は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図8は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図9は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図10は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図11は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図12は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図13Aは制御部のカラー液晶パネルへの画面制御を説明するためのフローチャートである。 図13Bは制御部のカラー液晶パネルへの画面制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の表示装置を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の表示装置を備える加熱調理器の正面斜視図である。
上記加熱調理器は、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2が取り付けられている。この扉2の上部にハンドル3を取り付けると共に、扉2の略中央に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、カラー液晶表示部6とボタン群7を有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクト8を設けている。さらに、ケーシング1の扉2の下方に、露受容器9を着脱自在に取り付けている。
図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。
上記加熱調理器は、水タンク11から蒸気発生装置12に水を供給する。蒸気発生装置12は水タンク11からの水を加熱して飽和水蒸気を生成する。蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱庫13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱庫13側に供給される。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管34を、加熱庫13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けている。また、循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように循環ファン18を配置している。循環ファン18は、ファンモータ19によって回転駆動される。
上記加熱庫13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱庫13の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱庫13の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
この蒸気ダクト100の第1ダクト部110に、過熱蒸気生成ヒータ20を収納している。蒸気ダクト100の第1ダクト部110と、過熱蒸気生成ヒータ20で過熱蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
そして、蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱庫13の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、第1蒸気吹出口24を介して加熱庫13内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱庫13の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して加熱庫13内に連通している。
上記加熱庫13と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫13と蒸気ダクト100は、加熱庫13の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
上記循環ユニット14と過熱蒸気生成装置21と加熱庫13とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。そして、この循環経路における循環ユニット14の加熱庫13との境界部に、蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気が供給される。
また、ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)と、電装部品17と、マグネトロン80(図5に示す)を配置している。電装部品17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路などを有している。また、マグネトロン80で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫13の下部中央に導かれ、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱庫13内の上方に向かって放射されて被加熱物27を加熱する。
図3は、図1の操作パネル5を拡大した概略図である。
上記ボタン群7は、戻るキー71、取り消しキー72、手動キー73およびあたためスタートキー74で構成されている。戻るキー71は、後述するカラー液晶パネル61の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しキー72は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、手動キー73は、高周波出力および加熱出力を手動で設定するときに押す。また、あたためスタートキー74は、加熱を開始するときに押す。
図4は、図3のF4−F4線から見た模式断面図である。
上記カラー液晶表示部6は、カラー液晶パネル61上にタッチパネル62を重ねて構成される。このカラー液晶パネル61は、文字、数字、写真などをカラー表示できるものであり、加熱の種類、料理名、加熱時間、温度、料理の写真などを表示する。また、タッチパネル62は、ユーザがタッチすると表面電荷を変化させる透明素材からなる静電容量方式のタッチパネルである。これにより、ユーザはタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される画像を選択できるようになっている。また、ユーザがタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される選択可能な画像を選択すると、その画像の色が変わるようになっている。つまり、カラー液晶パネル61に表示される画像は、選択状態の色が非選択状態の色と異なるようになっている。なお、タッチパネル62は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式または電磁誘導方式のタッチパネルに換えてもよい。また、カラー液晶パネル61は本発明の表示部の一例である。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御部200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。制御部200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,扉開閉センサ95,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,庫内温度センサ29,解凍センサ50,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80が接続されている。操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29,解凍センサ50,扉開閉センサ95からの検出信号に基づいて、制御部200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,希釈ファン用モータ38,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80などを制御する。なお、制御部200は本発明の表示制御装置の一例である。
また、上記制御部200は、経過時間の計測などを行うタイマ210を含んでいる。後述する画面制御では、タイマ210の出力信号が使用される。
上記構成の加熱調理器において、過熱蒸気(100℃を越える過熱状態にまで加熱された蒸気)によって加熱調理を行う場合には、図2に示す過熱蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうして、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱蒸気生成装置21の過熱蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱庫13の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱庫13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱庫13の第2蒸気吹出口25から加熱庫13内に吹き出す。
そして、加熱庫13内に供給された過熱蒸気は、トレイ30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱庫13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱庫13内に戻るという循環を繰り返す。
これに対して、非過熱蒸気によって被加熱物27を蒸すかまたは暖める運転を行う場合には、過熱蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、蒸気圧によって自然に加熱庫13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27を蒸すかまたは暖める。
ここで、上記加熱庫13内の左壁面および右壁面には、図2に示すように、トレイ30の両端部を係止する係止部39a,39b,39cが上下方向に3段に設けられている。そして、蒸気供給管34は、上段の係止部39aよりもやや上側に位置するように配置されている。「蒸し暖めモード」において、被加熱物27を搭載した2つのトレイ30を上段と中段とに配置する場合には、蒸気導入室36内に架設された蒸気供給管34の総てのノズル(図2の34の円形部の左側開口)を加熱庫13方向に斜め下向きにしておく。こうすることにより、被加熱物27を搭載したトレイ30が上段および中段の何れの位置にあっても、蒸気供給管34の斜め下向きのノズルから引き出された飽和水蒸気を被加熱物27に当てることができる。したがって、蒸気供給管34のノズルからの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物27に蒸し斑や暖め斑が生ずることがないようにできる。
また、上記加熱調理器では、加熱調理が開始すると、カラー液晶パネル61は、ユーザが選択した料理の名称と、この料理の加熱調理の種類と、この加熱調理の残り時間とを表示する。このとき、カラー液晶パネル61の画面の背景は、画面内の数字や文字に比べて、明度が低くなる。この背景の明度は、加熱調理が終了する予め設定された時間前まで保持される。なお、上記料理の名称、加熱調理の種類および残り時間は、本発明の被加熱物の加熱に関する情報の一例である。
例えば、ユーザが「鶏の照り焼き」を選択した後、過熱蒸気による加熱調理が開始して、その加熱調理の残り時間が「1時間23分」になった場合、カラー液晶パネル61の画面は図6に示すようになる。このとき、「鶏の照り焼き」および「1時間23分」の色は白色であり、「ウォータグリル」の色は青色であり、背景400の色は黒色である。なお、「鶏の照り焼き」、「1時間23分」および「ウォータグリル」は、本発明の被加熱物の加熱に関する情報の一例である。
また、上記カラー液晶パネル61の画面には、「庫内灯」の文字を示す画像300と、加熱調理中であること示すアニメーションとが表示される。ここで、ユーザが画像300を選択すると、加熱庫13の外壁に取り付けられた庫内灯(図示せず)が加熱庫13内を照らす。また、上記アニメーションとは、白丸点の画像301がカラー液晶パネル61の画面中の「分」の下を左から右へ移動する動きを繰り返すものである。
また、上記アニメーションは、加熱調理の残り時間が4秒以下になると、図7〜図11に示すように表示されなくなる。なお、図7,図8,図9,図10の「4秒」,「3秒」,「2秒」,「1秒」は本発明の被加熱物の加熱に関する情報の一例である。
上記カラー液晶パネル61の画面の背景400の色は、加熱調理が開始されてから加熱調理の終了3秒前まで、図6〜図8に示すように黒色である。図7,図8において、「鶏の照り焼き」,「4秒」,「3秒」の色は白色であり、「ウォータグリル」の色は青色である。
また、上記加熱調理の終了2秒前では、図9に示すように、カラー液晶パネル61の画面の背景400の色は濃い灰色となる。このとき、「鶏の照り焼き」および「2秒」の色は白色であり、「ウォータグリル」の色は青色である。
また、上記加熱調理の終了1秒前では、図10に示すように、カラー液晶パネル61の画面の背景400の色は薄い灰色となる。このとき、「鶏の照り焼き」および「1秒」の色は白色であり、「ウォータグリル」の色は青色である。
また、上記加熱調理が終了すると、図11に示すように、カラー液晶パネル61の画面の背景400の色は白色となる。このとき、カラー液晶パネル61の画面には、「加熱終了」および「0秒」が黒色で表示されると共に、「高温注意」が赤色で表示される。そして、上記カラー液晶パネル61の画面には、「カロリーダウン効果を見る」の文字を示す画像302と、「延長」の文字を示す画像303とが表示される。なお、「加熱終了」、「0秒」および「高温注意」は本発明の被加熱物の加熱に関する情報の一例である。
ユーザが画像303を選択すると、加熱調理を延長できるようになっている。つまり、画像303の選択により、被加熱物27に加熱を追加可能になっている。
一方、ユーザが画像302を選択すると、カラー液晶パネル61の画面が図12に示す画面に切り替わる。この画面には、約167kcalを減らせたことと、約167kcalがウォーキング23分の消費カロリーに相当することとが表示される。この約167kcalを減らせたとは、過熱蒸気以外の方法(例えばガスコンロ上のフライパンを用いた加熱)で「鶏の照り焼き」を作るよりも、過熱蒸気による加熱調理で「鶏の照り焼き」を作ることによって、約167kcal低くできたことを意味する。
図13A,図13Bは、上記制御部200のカラー液晶パネル61への画面制御を説明するためのフローチャートである。この画面制御は、加熱調理の開始に伴ってスタートする。
上記画面制御がスタートすると、まず、図13AのステップS1で、加熱調理の残り時間およびアニメーションの表示処理を開始させる。これにより、カラー液晶パネル61の画面は例えば図6に示すような画面に切り替わる。このとき、カラー液晶パネル61の画面内の数字や文字は、背景400よりも明度が高くなり、色が白色になる。
次に、図13AのステップS2で、加熱調理の残り時間が4秒以下であるか否かを判定する。このステップS2で、加熱調理の残り時間が4秒以下ではないと判定すると、再度、ステップS2を行う。一方、ステップS2で、加熱調理の残り時間が4秒以下であると判定すると、次のステップS3に進む。
次に、ステップS3で、上記アニメーションの表示処理を停止させる。これにより、カラー液晶パネル61の画面は図7に示すような画面に切り替わる。
次に、図13AのステップS4で、加熱調理の残り時間が2秒以下であるか否かを判定する。このステップS4で、加熱調理の残り時間が2秒以下ではないと判定すると、再度、ステップS4を行う。一方、ステップS4で、加熱調理の残り時間が2秒以下であると判定すると、次のステップS5に進む。なお、ステップS1〜S4は本発明の加熱中表示制御部の一例である。また、ステップS1は本発明のアニメーション表示制御部の一例である。
次に、ステップS5で、カラー液晶パネル61の画面の背景の明度を上げる。これにより、カラー液晶パネル61の画面の背景400の色が図9に示すように濃い灰色になる。なお、ステップS5は本発明の背景明度制御部の一例である。
次に、図13AのステップS6で、加熱調理の残り時間が1秒以下であるか否かを判定する。このステップS6で、加熱調理の残り時間が1秒以下ではないと判定すると、再度、ステップS6を行う。一方、ステップS6で、加熱調理の残り時間が1秒以下であると判定すると、次のステップS7に進む。
次に、ステップS7で、カラー液晶パネル61の画面の背景の明度を上げる。これにより、カラー液晶パネル61の画面の背景400の色が図10に示すように薄い灰色になる。なお、ステップS7は本発明の背景明度制御部の一例である。
次に、図13BのステップS8で、加熱調理の残り時間が0秒であるか否かを判定する。つまり、ステップS8で、加熱調理が終了したか否かを判定する。このステップS8で、加熱調理が終了していないと判定すると、再度、ステップS8を行う。一方、ステップS8で、加熱調理が終了したと判定すると、次のステップS9に進む。
次に、ステップS9で、加熱終了表示を行う。これにより、カラー液晶パネル61の画面が図11に示すような画面に切り替わる。このとき、カラー液晶パネル61の画面の背景は、画面内の数字や文字よりも明度が高くなり、色が白色になる。
次に、図13BのステップS10で、カロリーダウン効果表示用画像つまり画像302(図11参照)の選択があったか否かを判定する。このステップS10で、画像302の選択がないと判定されると、ステップS11に進む。一方、ステップS10で、画像302の選択があったと判定されると、ステップS12に進む。
上記ステップS11に進んだ場合、扉開閉センサ95の出力信号に基づいて、扉2が開かれたか否かを判定する。ここで、扉2が開かれたと判定されると、画面制御がエンドになる一方、扉2が開かれていないと判定されると、ステップS10に戻る。
上記ステップS12に進んだ場合、カロリーダウン効果の表示を行うことにより、カラー液晶パネル61の画面を図12示すような画面に切り替えて、画面制御がエンドになる。
このような画面制御によって、加調調理の終了後の背景400の明度が加熱調理中の背景400の明度よりも高くなるので、加調調理の終了後のカラー液晶パネル61の画面と、加熱調理中のカラー液晶パネル61の画面との違いが大きくなる。したがって、ユーザはカラー液晶パネル61の画面を見れば、加調調理が終了しているか否かを容易かつ正確に判別できる。
また、上記加調調理の終了後の背景400の色は明度が非常に高い白色であるので、カラー液晶パネル61から遠く離れて場所にいるユーザでも、カラー液晶パネル61の画面を見れば、加調調理の終了に容易に気付くことができる。
また、ステップS5,S7によって、加熱調理の終了2秒前から、加熱調理の終了直前まで、背景400の明度が段階的に上がるので、加熱調理の終了が近づいていることが視覚的に判り易い。
また、上記加熱調理が開始してから、加熱調理の終了4秒前の直前まで、カラー液晶パネル61の画面にはアニメーションが表示されるので、加熱調理が開始してから、加熱調理の終了4秒前の直前までの間であることが視覚的に判り易い。
また、上記加熱調理の終了後、ユーザが画像302を選択したときだけ、カロリーダウン効果が表示されるので、カロリーダウン効果を見たいユーザにだけ見せることができる。したがって、カラー液晶パネル61の画面の表示が煩わしくなるのを防ぐことができる。
上記実施形態では、タッチパネル62がカラー液晶パネル61の全部を覆っているが、タッチパネル62がカラー液晶パネル61の一部だけを覆うようにしてもよい。
上記実施形態では、カラー液晶パネル61を操作パネル5に設けていたが、例えば、カラーEL(エレクトロルミネッセンス)表示部または白黒表示部を操作パネル5に設けてもよい。
上記実施形態において、加熱調理が開始されてから加熱調理の終了3秒前まで、カラー液晶パネル61の画面内の文字や数字の色は白色または青色にし、この画面の背景400の色を黒色にしていたが、例えば、画面内の文字や数字の色を黄色にし、背景400の色を青色にしてもよい。つまり、上記文字や数字の色の明度が背景400の明度よりも高くなるように、文字、数字および背景400の色を採用してもよい。
上記実施形態において、加熱調理が終了すると、カラー液晶パネル61の画面内の文字や数字の色は黒色または赤色にし、この画面の背景400の色は白色にしていたが、例えば、画面内の文字や数字の色は青色にし、背景400の色は黄色にしてもよい。つまり、上記文字や数字の色の明度よりも背景400の明度が高くなるように、画面内の文字、数字および背景400の色を採用してもよい。
上記実施形態において、加熱調理の開始に伴い、画像301以外を用いてアニメーションが実行されるようにしてもよい。
上記実施形態では、加熱調理の残り時間が4秒以下になると、白丸点の画像301によるアニメーションが表示されないようにしていたが、加熱調理の残り時間が59分59秒以下になると表示されないようにしてもよい。つまり、カラー液晶パネル61の画面に「秒」の文字が表示されているときは、上記アニメーションは表示されないようにしてもよい。
上記実施形態において、加熱調理中の背景400の明度よりも、加熱調理の終了後の背景400の明度が高くなるような色の組み合わせを採用してもよい。
上記実施形態では、加熱調理の開始から終了直前までの間に、背景400の明度を2回上げたが、1回だけあげるようにしてもよいし、3回以上あげるようにしてもよい。例えば、上記加熱調理の終了3秒前において、カラー液晶パネル61の画面の背景400の色を非常に濃い灰色としてもよい。つまり、上記加熱調理の終了3秒前の背景400の明度を、図7の背景400の明度よりも少しだけ高く、かつ、図9の背景400の明度よりも少しだけ低くしてもよい。
上記実施形態において、加熱調理の終了後になると、画面内の文字や数字の明度と背景400の明度との関係が加熱調理中のときの関係と逆になるような色の組み合わせを採用してもよい。
本発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。
本発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば2〜3%)である状態を指す。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…ケーシング
2…扉
3…ハンドル
4…耐熱ガラス
5…操作パネル
6…カラー液晶表示部
7…ボタン群
8…排気ダクト
9…露受容器
11…水タンク
12…蒸気発生装置
13…加熱庫
14…循環ユニット
15…蒸気吸込口
17…電装部品
18…循環ファン
19…ファンモータ
20…過熱蒸気生成ヒータ
21…過熱蒸気生成装置
22…蒸気供給口
24…第1蒸気吹出口
25…第2蒸気吹出口
27…被加熱物
28…吸込口
30…トレイ
34…蒸気供給管
36…蒸気導入室
37…モータ
38…回転アンテナ
39a,39b,39c…係止部
40…網
61…カラー液晶パネル
62…タッチパネル
95…扉開閉センサ
100…蒸気ダクト
110…第1ダクト部
120…屈曲部
130…第2ダクト部
200…制御部
210…タイマ
300,301,302,302…画像

Claims (3)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
    上記被加熱物の加熱に関する情報を表示する表示部と、
    上記表示部を制御する表示制御装置と
    を備え、
    上記表示制御装置は、
    上記被加熱物の加熱中、上記被加熱物の加熱に関する情報の明度が背景の明度よりも高くなるように、上記表示部を制御する加熱中表示制御部と、
    上記被加熱物の加熱が終了すると、上記被加熱物の加熱に関する情報の明度よりも背景の明度が高くなるように、上記表示部を制御する加熱終了表示制御部と
    を有することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記表示制御装置は、上記被加熱物の加熱終了時よりも予め設定された時間前から上記加熱終了まで、上記被加熱物の加熱に関する情報の背景の明度を段階的に上げる背景明度制御部を有することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記加熱中表示制御部は、上記被加熱物の加熱中、上記表示部にアニメーションを表示させるアニメーション表示制御部を含むことを特徴とする加熱調理器。
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