JP6364622B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、一般家庭の台所や業務用の厨房等で使用される、グリル装置を備えた加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器におけるグリル装置の概略構成は、グリル装置内に調理庫を配し、調理物を載せる受皿を収納し、シーズヒータやミラクロンヒータなどの抵抗式の加熱手段によって、電熱線のジュール熱を用いて加熱する方式のものが一般的である。庫内の受皿に置かれた調理物は、加熱庫上面に配置された加熱手段による輻射熱と、グリル装置底面に配置された加熱手段による受皿に与えられた伝導熱によって加熱される。(例えば、特許文献1、2参照)
特開2010−267422号公報 特開2011−33313号公報
しかしながら、従来の構成では、下加熱体は、シーズヒータやミラクロンヒータと呼ばれる電熱線のジュール熱を用いて加熱する方式のものが一般的であり、焼き網の上に調理用加熱プレートを置いたり、被加熱物を直接置いて調理する場合には、焼き網や庫内にこびりついた汚れなどを掃除することは、大変でありまた面倒であった。
このため、図12に示すような加熱調理器が提案されている。図12の加熱調理器には、外郭を構成する本体101と、本体101内に格納された調理室104と、調理室104の上下には上加熱体102と下加熱体103が位置し、調理室104の底面には底板108と、調理室104より出し入れ自在に設けた付属の調理用加熱プレート106および調理室104の上方もしくは後方に排気筒107を備え、加熱調理した調理物105の出し入れを行う開口部にはグリル扉109が設けられている。
その他、図示はしないが、本体101内部に配置した制御回路および駆動回路および冷却ファンと、本体101の前方あるいは上方には操作部を配置して構成されている。
しかしながら、この場合においては、下加熱体103からの熱は、空気層を通して調理庫104下のガラスプレート等で構成される底板108を熱し、調理物105を載せる調理用加熱プレート106へ熱を伝え調理物105の底面を焼くため、ヒータの熱が調理物105へ届くまでに逃げていくエネルギーが多く、熱効率を悪化させるという問題点があった。
また、調理用加熱プレート106は肉や魚を焼くための底面に波形状を施したプレートや、クッキーやグラタンなどで用いる底面がフラットなプレートなど、メニューによって形状の異なるものを用いることが好ましいが、プレートの種類が増え、自動調理のメニューが増えれば選択に手間と時間がかかり、設定したメニューと使用しているプレートを間違う可能性も出てくる。特に、グリル調理は、一旦調理を開始すると、使用者はその場を離れる場合が想定され、調理開始から調理終わりまでグリル扉は開けられないことが想定される。よって、安全性や調理性能を確保するために、選択した調理メニューとプレートの種類が一致した状態で調理をスタートする必要がある。
先行例の中には、卓上IHなどで、調理開始後に鍋種判定をするものがある。例えば、調理コースの中に、温度一定コースと火力一定コースあり、ホットプレートは温度一定コースで調理する必要があるが、火力一定コースを選んだ場合、温度一定コースに変更するというものである。この場合、調理開始後に制御を変更しても鍋に合った制御に変更するため問題ないが、グリルの自動調理において、調理開始後にプレートの判別をおこなった場合、それぞれのメニューはプレートが決まっているため、制御の変更で補正することができない。そのため、グリル調理においては調理開始までにプレートを検知し、正しい組み合わせで調理スタートする必要がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、下加熱体103を誘導加熱をおこなうグリル加熱コイルで構成することで清掃性及び熱効率を向上し、かつ、操作の簡素化とメニューとプレートの選択ミスを防ぐことを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、外郭を構成する本体と、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室の前面を開閉する扉と、前記加熱室に収納され前記被加熱物を載置する調理用加熱プレートと、前記加熱室の下部に配され前記調理用加熱プレートを載置する底板と、前記底板の下方に配され前記調理用加熱プレートを誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに電流を供給するインバータと、前記インバータを駆動し、前記加熱コイルの加熱出力を制御する制御部と、使用者が、複数の調理メニューから一つを選択して設定し、設定した前記調理メニューでの調理開始を指示するための操作手段とを備えた誘導加熱調理器であって、前記誘導加熱調理器は、複数種類の前記調理用加熱プレートに応じた自動調理メニューを有するとともに、前記調理加熱プレートの種類を判別するプレート判別手段をさらに備え、前記プレート判別手段は、前記調理用加熱プレートの種類を判別し、前記操作手段は、判別された前記調理用加熱プレートの種類に合った調理メニューを選択可能にすることを特徴としたものである。
本発明の誘導加熱調理器によれば、プレート判別手段は、調理用加熱プレートの種類を判別し、操作部は、判別された調理用加熱プレートの種類に合った自動調理メニューを選択可能とすることで、選択の簡素化とメニューとプレートの選択ミスを防ぐことができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の側面断面図 同誘導加熱調理器に付属するグリルプレートの略図 同誘導加熱調理器に付属する平面プレートの略図 表示部における従来のメニュー表示の一例を示す図 表示部における従来の手動調理を選択した場合の表示の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるプレート検知に関わるフローチャート 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の表示部におけるメニュー表示の一例を示す図(グリルプレート) 同加熱装置の表示部におけるメニュー表示の他の一例を示す図(平面プレート) 同加熱装置の表示部における手動調理を選択した場合の表示の一例を示す図 本発明の実施の形態2における加熱装置プレートとグリル加熱コイルの位置関係を表す図(調理用加熱プレートが適正な位置にある場合) 本発明の実施の形態2における加熱装置プレートとグリル加熱コイルの位置関係を表す図(調理用加熱プレートが挿入不完全の場合) 従来の加熱装置の側面断面図
第1の発明は、前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、外郭を構成する本体と、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室の前面を開閉する扉と、前記加熱室に収納され前記被加熱物を載置する調理用加熱プレートと、前記加熱室の下部に配され前記調理用加熱プレートを載置する底板と、前記底板の下方に配され前記調理用加熱プレートを誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに電流を供給するインバータと、前記インバータを駆動し、前記加熱コイルの加熱出力を制御する制御部と、使用者が、複数の自動調理メニューから一つを選択して設定し、設定した前記調理メニューでの調理開始を指示するための操作手段とを備えた誘導加熱調理器であって、前記誘導加熱調理器は、複数種類の前記調理用加熱プレートに応じた調理メニューを有するとともに、前記調理加熱プレートの種類を判別するプレート判別手段をさらに備え、前記プレート判別手段は、前記調理用加熱プレートの種類を判別し、前記操作手段は、判別された前記調理用加熱プレートの種類に合った調理メニューを選択可能にするものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱装置の側断面図である。図1では、キッチンなどに組み込む、組み込み式の複合式加熱調理器の下部に、加熱装置が配置されたものを例として示している。図1に示されるように、外郭を構成する本体1と、本体1内には調理室4を格納し、調理室4上面にはミラクロンヒータとコルチェヒータによって構成された上加熱体2が設けられている。調理室4下方には、誘導加熱をおこなうため誘導加熱コイルで構成されるグリル加熱コイル3が設けられている。調理室4の下部には、耐熱ガラスで構成された底板8を備え、底板8の上には調理用加熱プレート6を載置し、調理用加熱プレート6の上に調理物5を載置し調理をおこなう。また調理室4の後方には調理室4の空気を排気するための排気筒7を備え、加熱調理した加熱物5の出し入れを行う開口にはグリル扉9が設けられている。調理物5が載置された調理用加熱プレート6の調理室4への出し入れは、調理用加熱プレート6を連結させたグリル扉9を前後方向にスライドさせることによっておこなう。また、本体1上面には、操作部10と表示部11を備え、調理メニューの選択や決定などをおこなう。なお、操作部10と表示部11は、使用者が操作しやすい場所であれば本体1前面であっても良い。
本実施の形態のように、グリル装置の下加熱手段に加熱コイル3を用いることで、調理物を載せる調理用加熱プレート6を直接加熱するため、効率よく調理物に熱を与えることができる。そのため、調理時間の短縮や省エネ性能の向上に結びつけることができる。また、誘導加熱により調理用加熱プレート6を直接加熱するため、調理室4の外へ逃げていく熱の損失が少なくなり、特に下加熱体周辺の雰囲気温度を抑えることができる。それは部品の必要以上の温度上昇を避けることに作用し、部品の耐熱温度を考慮した温度試験において有利に働く。
図2に本実施の形態における、本加熱装置専用の調理用加熱プレート6の一つであるグリルプレート12の略図を示す。グリルプレート12は、例えば磁性体であるSUS430の発熱体13に非磁性体のアルミを流し込んだインサート成型によるものである。グリルプレート12の調理物を載置する調理エリア14は、食品から出た油を再度食品に吸収されないように、調理物の載置部分に波形状を施している(図1の調理用加熱プレート6参照)。また、発熱体13はグリルプレート12の波形の凹部底面に位置するように複数スリットを有する形状とする。スリット無しの一面のフラット形状の発熱体に比べて、発熱体の軽量化に繋がるだけでなく、グリルプレート12の凸部のアルミを薄くすることができるため、熱効率が良くなり、調理時間の短縮や調理性能を良化させることができる。
図3に本実施の形態における、本加熱装置専用の調理用加熱プレート6の一つである平面プレート15の略図を示す。平面プレート15は図2に示すグリルプレート12と同じく発熱体にアルミを流し込んだ構成をし、調理エリア17がフラットな形状をしている。発熱体16は底面の形状に合わせ、フラットな形状としているが、スリットを入れたり小型化したものであっても良い。
また、図示しないが、調理用加熱プレート6はグリルプレート12や平面プレート15以外に、調理メニューに合った形の異なる専用のプレート(加熱装置とセット、もしくはオプション品として販売されるもの)が複数種類あっても良い。例えば、焼きドーナツを焼くためのドーナツ型が複数個配置したプレートや、ホットサンドを焼くための上下で挟み込む構成をした上下一体型プレート、あるいはグリルで使うダッチオーブンなどがある。ただし、それぞれに対し、判別可能なように異なる特性を持たせる必要がある。例えば、後述のように、加熱コイルを駆動させてインバータの出力を見ることで判別する場合は、それぞれで異なるインバータ出力の特性持つようにする必要がある。また、その他の方法として、調理室4内に、調理用加熱プレートごとに押しこみ量が異なるよう構成されたスイッチを設けて判別するようにしても良い。
図4にグリルプレート12と平面プレート15が付属された加熱装置において、表示部における従来のメニューの表示の仕方と選択方法につい示す。図1に示すような加熱装置を用いて調理(グリル調理)をおこなう際、操作部10のメニューキー18を押し、表示部11に現れるメニューを選択する。メニューは、例えば、調理名の書かれた自動調理メニューと、「温度設定」と書かれた手動調理メニューがある。自動調理メニューはそれぞれのメニューに適した加熱パターンがあらかじめプログラムされており、温度や時間を設定せず調理開始から調理終わりまで手を掛けずに調理できるものである。また、手動調理メニューは、グリルプレート12と平面プレート15で温度特性が変わり加熱パターンが異なるため、異なる二つのキーに分けている。
図4に示すように、従来の表示方法では、表示部11にはグリルプレート12でおこなう「生・姿焼き」や「ラスク」と、平面プレート15でおこなう「グラタン」や「ピザ」が同一の表示部に並び、その中から、目的のメニューを選択しなければならない。よって、メニューが増える程、選択に時間と手間が掛かるということが言える。なお、メニュー選択は、メニューキー18を押すことで、メニュー左のチェックを移動させて選択することができ、グリル切/入キー19を押し、調理を開始する。
図5は図4において、メニュー選択で「温度設定(グリル)」を選択した時の表示内容について示す。「温度設定」を選択すると設定温度が表示され、温度調節キー20によって意図する温度に調節することができ、グリル切/入キーを押すことで調理が開始される。
次に、本実施の形態おける制御方法を表すフローチャートを図6に示す。まず、調理物を載置した調理用加熱プレートを加熱室にセットし(S1)、調理メニューを選択するためにメニューキー(調理メニューを選択するためのキー)を押す(S2)。メニューキーを押すことで、グリル扉が閉じているかを判別し(S3)、閉じている場合は、インバータ回路の出力の違いからプレートの判定をおこなう。グリル扉は閉まっていなければ、「グリル扉を閉めて下さい」等の注意文を表示させ使用者へ扉を閉めることを促す。グリル扉の開閉の検知手段は、例えば扉が閉まることで本体に取り付けられたボタンが押される構造などがある。プレート判定をおこなった結果、グリルプレート12である場合は(S6)、グリルプレート12を使用する調理メニューのみ表示部に表示させる(S9)。
図7に本実施の形態において、調理用加熱プレート6が、グリルプレート12であると判定された場合の表示内容について示す。平面プレート15と判定された場合は(S7)、図7に示すように、平面プレート15を使用する調理メニューのみ表示させる(S10)。
次に、図8に本実施の形態において、調理用加熱プレート6が平面プレート15であると判別された場合の表示内容について示す。図8に示すように、その他の付属のプレート(図8では平面プレート15)と判定された場合は、判定した調理プレートを使用する調理メニューのみ表示させる(S11)。そして、専用のプレートのどれでもないと判定した場合は、調理用加熱プレート6が加熱室内に無い場合や、プレートが正しくセットされていないことが考えられるので、「プレートを正しくセットして下さい」などの注意文を表示させる(S12)。
なお、本実施の形態におけるプレート判定は、メニューキーを押が押されたことを条件としておこなったが、例えばグリルの主電源を設け、その主電源と連動させたり、プレート判別用に新しく別にキーを設けても良い。プレートが正しくセットされている場合は、それぞれのプレートに合ったメニューが表示され、メニュー選択は、メニューキー18を押し、メニューの左に表示されるチェック表示を移動させ、調理したいメニューに合わせる。そして、グリル切/入キー19を押すことで、調理を開始させ、調理終了まで動作する。
図9は、本実施の形態において、加熱室にグリルプレート12を載置し、メニューキーで調理メニューの一つである「温度設定」を選択した場合の表示について示す。「温度設定」を選択した場合、表示部には設定温度が表示され、温度調節キーで温度を設定することができる。そして、温度を設定した後、グリル切/入キーを押すことで調理がスタートする。また、平面プレート15を載置し、メニューキーで「温度設定」を選択した場合も同様の操作方法となる。ここで、プレート判別された後に表示部11で表示される「温度設定」を選択すると、グリルプレート12と平面プレート15の温度特性にそれぞれ合わせた加熱パターンによって温度制御されるようになっている。すなわち、プレート判別された後に温度設定を行うことによって、それぞれのプレートにあった制御方法で温度を保つことができるため、調理性能を使用者による操作の簡素化と調理性能の向上を両立することができる。
なお、調理メニューを選択するためのキーとして、本実施の形態ではメニューキーを例として説明したが、それを押した際に使用者がメニューを選択する意思があることを示すキーであればよい。
なお、操作部10におけるスイッチは、機械式や静電式な種々のものを用いることができる。また、表示部についても、液晶表示によるものや、予め調理メニューが印刷されていてその周辺のインジケータ等で調理メニューの選択状況を示すものであっても良い。
このように、本発明の第1の実施の形態において、調理メニューが設定されるより前に、プレート判別手段は、調理用加熱プレートの種類を判別し、判別された調理用加熱プレートの種類に合った調理メニューを選択可能とすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態は、実施の形態1において、図6のグリル扉が閉じているか(S3)の判別を、インバータ回路によっておこなうものである。
図10は、調理用加熱プレート6が適正な位置にある場合の調理用加熱プレート6とグリル加熱コイル3の位置関係を表す略側断面図であり、図11は、グリル扉9が開いた状態で、調理用加熱プレートが完全に調理室に収納されていない場合の調理用加熱プレートとグリル加熱コイル3の位置関係を表す略側断面図である。グリル扉9が開いた状態では、調理用加熱プレート6の底面に位置する発熱体13とグリル加熱コイル3の位置が適正な位置にある場合からずれるため、インバータ出力によって適正な位置ではないと判断する。
また、本実施の形態の加熱装置では、インバータ回路の出力を利用するため、図6におけるグリル扉の開閉判別(S3)と、プレート判定(S4)を同時におこなうことが可能である。従って、加熱調理を開始するまでにかかる時間を最小限にとどめることができる。その他の構成については、実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
さらに、本発明の第2の実施の形態において、加熱コイルを駆動した際に調理用加熱プレートが所定の位置に載置されているかを電気的に検知してグリル扉の開閉の判別をおこなうので、グリル扉の開閉検知手段を別に設ける必要がない。特に、従来のように下加熱部がヒータの場合にはそもそもグリル加熱コイル3の構成がないために、このようにインバータ出力の特性差を利用した判別は不可能であったが、本実施の形態ではこれを利用して操作の簡素化及び選択ミスを防ぐことが可能となる。
以上のように、本発明にかかる加熱装置によれば、調理メニューが設定されるより前に、調理用加熱プレートの種類を判別し、判別された調理用加熱プレートの種類に合った調理メニューのみ選択可能にすることができ、家庭用および業務用の加熱調理器全般に適用できる。
1 本体
2 上加熱体
3 グリル加熱コイル
4 調理室
5 調理物(被加熱物)
6 調理用加熱プレート
7 排気筒
8 底板
9 グリル扉
10 操作部(操作手段)
11 表示部
12 グリルプレート
13 発熱体
14 調理エリア
15 平面プレート
16 発熱体
17 調理エリア
18 メニューキー
19 グリル切/入キー
20 温度調節キー

Claims (7)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    前記加熱室の前面を開閉する扉と、
    前記加熱室に収納され前記被加熱物を載置する調理用加熱プレートと、
    前記加熱室の下部に配され前記調理用加熱プレートを載置する底板と、
    前記底板の下方に配され前記調理用加熱プレートを誘導加熱する加熱コイルと、
    前記加熱コイルに電流を供給するインバータと、
    前記インバータを駆動し、前記加熱コイルの加熱出力を制御する制御部と、
    使用者が、複数の調理メニューから一つを選択して設定し、設定した前記調理メニューでの調理開始を指示するための操作手段と、
    を備えた誘導加熱調理器であって、
    前記誘導加熱調理器は、
    複数種類の前記調理用加熱プレートに応じた調理メニューを有するとともに、
    前記調理用加熱プレートの種類を判別するプレート判別手段をさらに備え、
    前記操作手段は、前記プレート判別手段により判別された前記調理用加熱プレートの種類に合った調理メニューを選択可能にする、
    誘導加熱調理器。
  2. 前記扉の開閉を検知する扉検知手段を有し、前記扉が閉まっているときに前記調理用加熱プレートの種類の判別を行う請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 調理メニューを選択するためのキーが押された場合に、プレート判別をおこなう請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 調理メニューを選択するためのキーが押された場合に、扉の開閉とプレート判別の両方をおこなう請求項1〜3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記調理用加熱プレートの種類の判別は、前記インバータを動作させたときの電気的特性の違いによって行われる、請求項1または4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記調理プレート判別手段により判別された前記調理用加熱プレートで調理可能な調理メニューのみを表示する表示手段を有する、請求項1または3または4に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記調理用加熱プレートは、平面プレート、波型プレート、焼き網のいずれかを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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