JP2014014426A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開状態と閉状態とを有し、外側に操作スイッチが配置された電気機器において、操作性を損なうことなく誤動作を防止することのできる電気機器を提供する。
【解決手段】本体部1と、本体部1に対して開閉可能に取り付けられた蓋体2と、蓋体の本体部に対する開閉状態を検知するための検知部56と、当該電気機器の、前記蓋体が前記本体部に対して閉状態にあるときに操作可能な場所に設けられている操作スイッチ6と、操作スイッチに対する操作を有効とする状態と、無効とする状態とを切り替え、有効とする状態において、操作に応じて動作を実行するよう制御するための制御部として機能するメインCPU10aとを備え、メインCPUは、蓋体が本体部に対して開状態である第1の期間、および、蓋体が本体部に対して開状態から閉状態に移行した時点を含む第2の期間に、操作スイッチに対する操作を無効状態とすることを特徴とする。
【選択図】図9

Description

この発明は電気機器に関し、特に、開状態と閉状態とを有し、外側に操作スイッチが配置された電気機器に関する。
特開平11−56607号公報(以下、特許文献1)にも開示されているように、開状態と閉状態とを有する電気機器の一例として、炊飯器の蓋の上面や本体側面などに操作スイッチが配置される場合がある。この操作スイッチはタッチキーで構成される場合もある。このような位置に配置されることで、ユーザは操作しやすくなる。
特開平11−56607号公報 特開2000−262399号公報
上記のように電気機器の外周に操作スイッチが配置されると、ユーザは閉状態のままでも操作可能となって操作性は向上するものの、操作する意図なく指等が触れる可能性が高まるため、誤操作を引き起こす可能性も高まる、という問題がある。すなわち、上述のように、電気機器の一例としての炊飯器では蓋の上面や本体側面に配置される場合には、蓋を閉める動作や開ける動作の際に指等が触れる可能性がある。
誤動作を防止するために、開状態では外周に配置された操作スイッチによる操作を無効にすることが考えられる。しかしながら、操作スイッチに指等が触れた状態のまま閉状態とした場合には、閉状態となった時に操作スイッチがONされているため、誤動作を引き起こすことになる、という問題がある。特に、操作スイッチがタッチキーである場合には、誤動作の可能性が高くなる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、開状態と閉状態とを有し、外側に操作スイッチが配置された電気機器において、操作性を損なうことなく誤動作を防止することのできる電気機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、電気機器は、本体部と、本体部に対して開閉可能に取り付けられた蓋体と、蓋体の本体部に対する開閉状態を検知するための検知部と、当該電気機器の、蓋体が本体部に対して閉状態にあるときに操作可能な場所に設けられている操作スイッチと、操作スイッチに対する操作を有効とする状態と、無効とする状態とを切り替え、有効とする状態において、操作に応じて動作を実行するよう制御するための制御部とを備え、制御部は、蓋体が本体部に対して開状態である第1の期間、および、蓋体が本体部に対して開状態から閉状態に移行した時点を含む第2の期間に、操作スイッチに対する操作を無効状態とすることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの操作性を損なうことなく誤作動を防止することができる。
好ましくは、第2の期間は、蓋体が本体部に対して開状態から閉状態に移行した時点から、予め規定された所定期間である。
本発明によれば、蓋体が本体部に対して開状態から閉状態に移行した時点から、予め規定された所定期間における指等の接触に基づく誤動作を防止することができる。
好ましくは、制御部は、第1の期間または第2の期間に開始され、第2の期間終了後まで継続している操作スイッチに対する操作を無効とする。
本発明によれば、第1の期間または第2の期間に開始され、第2の期間終了後まで継続している指等の接触に基づく誤動作を防止することができる。
好ましくは、電気機器は報知部をさらに備え、制御部は、操作スイッチに対する操作に関する現在の状態が有効とする状態であるか無効とする状態であるか少なくとも一方の状態であることをユーザに対して報知する動作を報知部に実行させる。
本発明によれば、ユーザは操作スイッチに対する操作に関する現在の状態が有効とする状態であるか無効とする状態であるかを認識することができる。
好ましくは、電気機器は炊飯機能を有する。
本発明によれば、炊飯機能を有する電気機器においてユーザの操作性を損なうことなく誤作動を防止することができる。
より好ましくは、本体部は被加熱物を収容するための釜を収納し、蓋体は本体部の上部に開閉可能に取り付けられて、釜を覆うように閉じることが可能であり、操作スイッチは本体部および/または蓋体の外面に設けられる。
本発明によれば、本体部が被加熱物を収容するための釜を収納し、蓋体が本体部の上部に開閉可能に取り付けられて、釜を覆うように閉じることが可能であり、操作スイッチが本体部および/または蓋体の外面に設けられている、炊飯機能を有する電気機器において、ユーザの操作性を損なうことなく誤作動を防止することができる。
この発明によると、開状態と閉状態とを有し、外側に操作スイッチが配置された電気機器において、操作性を損なうことなく誤動作を防止することができる。
実施の形態にかかる炊飯器の蓋体閉鎖時の概略斜視図である。 炊飯器の蓋体開放時の概略斜視図である。 炊飯器の回転体の概略下面図である。 第1,第2撹拌体の撹拌状態を説明するための概略斜視図である。 炊飯器の概略上面図である。 炊飯器の液晶表示部の拡大図である。 炊飯器の概略断面図である。 炊飯器の制御系の構成の概要を表わしたブロック図である。 図8の制御系構成の内のメイン制御系の詳細を表わしたブロック図である。 図8の制御構成の内のサブ制御系の詳細を表わしたブロック図である。 メインCPUでの、操作スイッチの操作が検出された際の動作の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
以下の例においては、本発明にかかる電気機器の具体例として加熱調理機器である炊飯器を挙げて説明する。もちろん、電気機器は炊飯器に限定されず、オーブンや電子レンジ等の他の加熱調理機器であってもよいし、加熱調理機器に限定されず、洗濯機や掃除機などの他の家電機器であってもよいし、家電機器に限定されずCDプレーヤや携帯電話機等の一般的な電気機器であってもよい。本発明にかかる電気機器は、たとえば蓋の開け閉め等による開状態と閉状態とを有し、操作スイッチが外周等の、閉状態であるときに操作可能な場所に配置されている電気機器であれば、どのようなものであってもよい。
このような電気機器は、炊飯器や洗濯機、CDプレーヤなど、内部に物体を収容する形態であって、収納するための収容空間を有する本体部に対して蓋体が開閉可能に設けられるものを指す。内部に物体を収納しない装置である場合には、開閉状態をとる一方の匡体を「本体部」、他方の匡体を「蓋体」と称することができる。たとえば当該電気機器が開閉式の携帯電話機である場合、数字キー等が設けられている側の匡体を「本体部」、液晶画面が備えられている方の匡体を「蓋体」と称することができる。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる炊飯器100を斜め上方から見た概略斜視図である。
図1を参照して、炊飯器100は、炊飯器本体1と、炊飯器本体1に開閉可能に取り付けられた蓋体2とを含む。炊飯器本体1は蓋体2に対して下部に位置する。
炊飯器本体1の前面には、蓋体2を開けるための開ボタン3が配される。炊飯器本体1の後面には電源コード47が配される。この電源コード47の大部分は、炊飯器本体1内のコードリール(図示せず)に引き出し可能に巻き付けられていている。
蓋体2の上面の前部には、炊き方や調理名などを表示する液晶表示部5と、複数の操作スイッチ6とが配され、さらに、操作スイッチ6には動作状態を表わすためのLED(Light Emitting Diode)インジケータ61が設けられている。操作スイッチ6は物理的な押下を受け付けるスイッチであってもよいし、静電容量式タッチキーであってもよい。操作スイッチ6が静電容量式タッチキーである場合には、インジケータ61に替えてタッチキーのバックライトが用いられてもよい。なお、液晶表示部5は表示部の一例である。
蓋体2の上面の後部には、内鍋7(図2)内の蒸気を排出するための蒸気排出口2aが設けられる。
図2は、蓋体2を開いた状態の炊飯器100の概略斜視図である。
図2を参照して、炊飯器本体1には、被加熱物の一例としての米や水などを収容するための内鍋7が収納されている。
炊飯器本体1の上面の前部には被係止部8が設けられており、蓋体2の下面の前部には係止部23が設けられている。被係止部8には係止部23が解除可能に係止する。
炊飯器本体1内には、蓋体2をロックするための蓋ロック部9が設けられている。蓋ロック部9が蓋体2をロックしていないときには、開ボタン3を押すと被係止部8が後方に移動するため、被係止部8に対する係止部23の係止は解除される。蓋ロック部9が蓋体2をロックしているときは、開ボタン3を押しても被係止部8が後方に移動しないため、被係止部8に対する係止部23の係止は解除されない。
蓋体2は、蓋体2を閉じたときに内鍋7側とは反対側に位置する外蓋21と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側に位置する内蓋22とを含む。
外蓋21内には撹拌モータ24が設置されている。外蓋21の中央部内には回転可能に連結軸(図示せず)が設置され、撹拌モータ24が発生した回転駆動力を、プーリ(図示せず)やベルト(図示せず)を介して受けて回転する。
炊飯器本体1と蓋体2との間には回転体25が回転可能に配置されて、蓋体2に着脱可能に取り付けられている。より詳しくは、回転体25の蓋体2側の部分からは回転軸29の一方の端部が突出している(図4参照)。回転軸29は、一方の端部が外蓋21の上記連結軸に着脱可能に連結されて、上記連結軸と一体に回転する。また、回転軸29は回転体25に対して回転可能となっている。
回転体25には第1,第2撹拌体26A,26B(これらを代表させて撹拌体26とも称する)が取り付けられている。第1,第2撹拌体26A,26Bは、それぞれ、径方向において回転体25と隣り合って、内鍋7内の米などに接触した撹拌状態と、内鍋7内の米などから乖離した非撹拌状態とを切替可能になっている。すなわち、第1,第2撹拌体26A,26Bのそれぞれは、一方の端部が回転体25に回動可能に取り付けられて、他方の端部が、回転体25から離れたり、回転体25に近づいたりすることが可能になっている。なお、第1,第2撹拌体26A,26Bは撹拌体の一例である。
図3は、回転体25を内鍋7側から見た概略図である。
回転体25は、蓋体側部材27と、この蓋体側部材27の内鍋7側の表面に着脱可能に取り付けられた内鍋側部材28とを有している。蓋体側部材27と内鍋側部材28との間には、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30と、第1撹拌体用ギア31A,32A,33Aと、第2撹拌体用ギア31B,32B,33Bとが配置されている。回転軸29の回転駆動は、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30および第1撹拌体用ギア31A,32A,33Aを介して第1撹拌体用回動軸34Aに伝わると共に、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30および第2撹拌体用ギア31B,32B,33Bを介して第2撹拌体用回動軸34Bに伝わる。これにより、回転軸29が回転すれば、第1,第2撹拌体26A,26Bを第1,第2撹拌体用回動軸34A,34Bを中心に回動させて、図2,図3に示す非撹拌状態から図4に示す撹拌状態に切り替えたり、上記撹拌状態から上記非撹拌状態に切り替えたりすることが可能になっている。
なお、図4では、第1,第2撹拌体26A,26Bを視認できるように、炊飯器本体1および蓋体2の図示を省略している。
図5は、炊飯器100を上方から見た概略上面図である。
図5を参照して、蓋体2の上面の前部には表示部の一例としての液晶表示部5と、液晶表示部5を囲むように配置された複数の操作スイッチ6とが設けられている。
操作スイッチ6は、保温/取消スイッチ6Aと、お料理選択スイッチ6Bと、炊飯選択スイッチ6Cと、炊飯/スタートスイッチ6Dと、洗米スイッチ6Eと、予約スイッチ6Fと、下方向スイッチ6Gと、上方向スイッチ6Hとを含む。各操作スイッチ6A〜6Hには、それぞれLEDインジケータ61A〜61Hが設けられている。
保温/取消スイッチ6Aは、保温の開始、または開始した調理や選択内容などの取り消しを指示するためのスイッチであって、LEDインジケータ61Aが点灯していることで保温状態であることを表わす。
お料理選択スイッチ6Bは、予め記憶されている調理メニュー内から実行する調理メニューを選択するためのスイッチであって、押すたびに予め規定された順で調理メニューが選択状態となる。LEDインジケータ61Bが点灯していることで調理メニューが選択された状態であることを表わす。
炊飯選択スイッチ6Cは、予め記憶されている炊飯メニューの内から実行する炊飯メニューを選択するためのスイッチであって、押すたびに予め規定された順で炊飯メニューが選択状態となる。LEDインジケータ61Cが点灯していることで炊飯メニューが選択された状態であることを表わす。
炊飯/スタートスイッチ6Dは、炊飯メニューや調理メニューや後述する洗米メニューのスタートを指示するためのスイッチであって、押すことで、先に選択されているメニューに対応したプログラムに従った動作(調理等)が開始される。LEDインジケータ61Dが点灯していることで炊飯メニュー、調理メニュー、または洗米メニューが実行中の状態であることを表わす。
洗米スイッチ6Eは、内鍋7に収容された米を水洗いする動作メニューである洗米メニューを選択するためのスイッチである。LEDインジケータ61Eが点灯していることで洗米メニューが選択された状態であることを表わす。
予約スイッチ6Fは、炊飯メニューや調理メニューや洗米メニューなどの開始の予約を指示するためのスイッチであって、押すことで、先に選択されているメニューの開始までの時間(予約時間)を受け付ける状態となる。LEDインジケータ61Fが点灯していることで炊飯メニューや調理メニューや洗米メニューなどの開始が予約された状態であることを表わす。
下方向スイッチ6Gおよび上方向スイッチ6Hは、選択内容や設定時間を先または後へ送る(先送り、後送り)ことを指示するためのスイッチである。LEDインジケータ61G,61Hが点灯していることで先送り操作または後送り操作がなされている状態であることを表わす。
図6は、液晶表示部5の拡大図であり、液晶表示部5が表示可能な文字および図をすべて図示している。
液晶表示部5は、米の種類を表示するための米表示部5aと、米の炊き方を表示するための炊き方表示部5bと、調理メニューを表示するための調理表示部5cと、回転体25や第1,第2撹拌体26A,26Bによる内鍋7内の撹拌状態を表示するための内部状態表示部5dと、時間表示部5eと、操作スイッチ6での操作状態を表示するための操作状態表示部5fとを含む。
米表示部5aは、一例として、「白米」、「無洗米」、「玄米」、「発芽玄米」および「分づき米」のうちの1つを表示する。
炊き方表示部5bは、一例として、「ごはん」、「極上」、「おいそぎ」、「炊きこみ」、「おかゆ」、「極美がゆ」、「カレー用」、「少量」、「おこげ」、「すしめし」および「エコ炊飯」のうちの1つを表示する。
調理表示部5cは、一例として、「煮物」、「シチュー」、「蒸し物」、「お菓子」、「マイメニュー」、「予約1」および「予約2」のうちの1つを表示する。
これらの米表示部5a、炊き方表示部5b、調理表示部5cの表示は、操作スイッチ6の操作に応じて変化する。
内部状態表示部5dの表示は、回転体25および第1,第2撹拌体26A,26Bの状態に応じて変化する。
時間表示部5eの表示は時間または調理工程の経過に伴って変化する。
操作状態表示部5fは、操作スイッチ6での操作が無効状態となっていることを表示する。
図7は、炊飯器100を鉛直面で切った断面の概略図である。
炊飯器100は、上記炊飯器本体1と、炊飯器本体1内に収納される内鍋7と、炊飯器本体1の上部に開閉可能に取り付けられ、内鍋7を覆うように閉じることが可能な蓋体2と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側とは反対側に位置する外蓋21と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側に位置する内蓋22と、内蓋22を加熱するための蓋ヒータ4aと、内鍋7の側面を加熱することで内鍋7内の被加熱物を保温するための保温ヒータ4bと、炊飯器本体1内の下側に配置され、内鍋7を誘導加熱するための誘導コイル4cと、内鍋7の温度を検知するための温度センサ15aと、内鍋7に収容された被加熱物の重量を検知するための重量センサ15bと、蓋体2に着脱可能に取り付けられた回転体25とを含む。なお、誘導コイル4cは加熱部の一例である。
外蓋21内には撹拌モータ24が設置されている。回転体25の回転軸29は内蓋22を貫通し、その一方の端部が図示しないプーリやベルトを介して撹拌モータ24に接続されている。
外蓋21の表面には液晶表示部5および操作スイッチ6が設けられ、外蓋21内には、液晶表示部5および操作スイッチ6と接続され、その操作に従って炊飯器100全体を制御するためのメイン制御部が含まれる。メイン制御部には、メインCPU(Central Processing Unit)10aと、メインROM(Read Only Memory)11aおよびメインRAM(Random Access Memory)12aなどである記憶部とが含まれる。
炊飯器本体1と内鍋7との間の空間には、メインCPU10aからの制御信号を受けて、誘導コイル4cによる誘導加熱など、炊飯器本体1に含まれる各部を制御するためのサブ制御部が含まれる。サブ制御部には、サブCPU10bと、サブROM11bおよびサブRAM12bなどである記憶部とが含まれる。
サブ制御部および誘導コイル4c近傍には、これらの発熱を冷却するための冷却ファン13が配置される。
<機能構成>
図8は、炊飯器100の制御系の構成の概要を表わしたブロック図である。
図8を参照して、炊飯器100の制御系は、大きくは、蓋体2側のメイン制御系と炊飯器本体1側のサブ制御系とに分かれる。蓋体2側のメイン制御系はメインCPU10aを含み、炊飯器本体1側のサブ制御系はサブCPU10bを含む。
メインCPU10aはメイン制御系に含まれる各機能を制御する他、サブCPU10bに対して制御信号を出力して、サブCPU10bにサブ制御系に含まれる各機能の制御を実行させる。また、サブCPU10bは各種信号をメインCPU10aに対して出力する。
メインCPU10aとサブCPU10bとは電気的に分離(絶縁)されている。そのため、メインCPU10aとサブCPU10bとの間の上記信号のやり取りは、好ましくは無線通信が利用される。一例として、フォトカプラが用いられてもよい。すなわち、メイン制御系およびサブ制御系は、それぞれ、通信部54a,54bを含み、上記信号をやり取りする。通信部54a,54bは好ましくは無線通信を行ない、一例として、フォトカプラが挙げられる。
メイン制御系には電源回路50a、サブ制御系には電源回路50b,50cが含まれる。炊飯器本体1に含まれる電源コード47(図示せず)を介して商用電源470から供給された交流電力は、サブ制御系の電源回路50b,50cにもたらされる。
サブ制御系の電源回路50cは供給された交流電力を直流電力に変換してサブCPU10bに供給する。サブ制御系の電源回路50bはメイン制御系への供給用の電源回路であって、供給された交流電力を直流電力に変換した後に、メイン制御系に供給するための交流電力に変換して絶縁トランス40に渡す。交流電力は絶縁トランス40において変圧された後にメイン制御系の電源回路50aに入力される。メイン制御系の電源回路50aは、入力された交流電力を直流電力に変換してメインCPU10aに供給する。すなわち、電源回路50aおよび電源回路50bは、絶縁トランス40によって電気的に絶縁されており、電磁誘導によって電源回路50aから電源回路50bへ電気エネルギーを伝達する。
図9は、図8の制御系構成の内のメイン制御系の詳細を表わしたブロック図である。一部、説明のためにサブ制御系の構成も図示されている。
図9を参照して、メイン制御系にはメインCPU10aが含まれる。メインCPU10aは電源回路50aから電力供給を受けて動作する。
メインCPU10aには、メインCPU10aで実行されるプログラムを記憶するためのROM11aと、プログラム実行の際の作業領域となるRAM12aとが電気的に接続される。
メインCPU10aには、さらに、通信部54a、液晶表示部5、操作スイッチ6、LEDインジケータ61、ブザー14、タイマー16、着脱検知部55、モータ駆動回路57、および蓋開閉検知部56が電気的に接続されている。
メインCPU10aは操作スイッチ6からの操作信号の入力を受け付けることで対応するプログラムを選択し、実行する。メインCPU10aは、プログラムを実行することで液晶表示部5での表示、LEDインジケータ61の点灯/消灯、ブザー14の鳴動を制御する。また、サブ制御系に含まれる各部のうち上記プログラムの実行に基づいて制御対象となる構成を制御するための制御信号を通信部54aに渡すことで、サブCPU10bに対して出力する。
モータ駆動回路57は撹拌モータ24を駆動させるための機構であり、メインCPU10aは上記プログラムの実行に従って、必要なタイミングで必要な駆動量で撹拌モータ24を駆動させるよう、モータ駆動回路57を制御する。なお、モータ駆動回路57には、後述する蓋開閉検知部56からの検知信号も入力され、その検知に応じて撹拌モータ24を駆動/非駆動するようにしてもよい。
着脱検知部55は、蓋体2に着脱可能に構成されている回転体25の着脱を検知するための機構である。具体的な構成は特定の構成に限定されるものではないが、一例として、回転体25の回転軸29に動力を伝える撹拌モータ24のパルス信号に基づいてその回転量を判断し、回転体25の着脱を検知する構成が挙げられる。他の構成として、たとえば着脱を検知するためのセンサを用いてもよい。
蓋開閉検知部56は蓋体2の炊飯器本体1に対する開閉状態を検知するための機構である。具体的な構成は特定の構成に限定されるものではないが、一例として、被係止部8に対する係止部23の係止を検知するためのセンサを用いてもよい。
また、図9の構成の他、回転体25に対する撹拌体26の状態(撹拌状態、非撹拌状態)を検知するための機構が含まれてもよい。この機構の構成もまた特定の構成に限定されるものではないが、たとえば、センサを用いてもよいし、撹拌モータ24のパルス信号に基づいてその回転量を判断することで撹拌体26の状態を検知してもよい。
これらの検知信号はメインCPU10aに入力され、必要に応じて制御に用いられる。
図10は、図8の制御構成の内のサブ制御系の詳細を表わしたブロック図である。一部、説明のためにメイン制御系の構成も図示されている。
図10を参照して、サブ制御系にはサブCPU10bが含まれる。サブCPU10bは電源回路50cから電力供給を受けて動作する。
サブCPU10bには、同期検出部43、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)45、カレントトランス59、リレー51a,51b、パルス信号を発生させるための発振回路52、蓋ロック駆動部44、ファン駆動回路58、温度検知回路41、およびリセット制御を行なうためのリセット回路53が電気的に接続されている。
商用電源470からの電力線は、リレー51cを経て整流回路48に接続されている。商用電源470から整流回路48までの間にはカレントトランス59が接続される。カレントトランス59は、電力線に流れる電流を検出し、検出値をサブCPU10bに対して出力する。
整流回路48にはチョークコイル42を経てコンデンサ46,49が接続され、コンデンサ46に並列に誘導コイル4cが接続されている。整流回路48によって直流に変換された電力がチョークコイル42およびコンデンサ49からなる平滑回路を経て誘導コイル4cに供給される。コンデンサ46および誘導コイル4cはIGBT45を経てサブCPU10bに接続されている。
さらに、商用電源470からの電力線は、ダイオードD1,D2を経て蓋ヒータ4aおよび保温ヒータ4bに接続され、これらヒータに電力が供給される。蓋ヒータ4aおよび保温ヒータ4bへの給電経路には、リレー51a,51bが接続される。リレー51a,51bはサブCPU10bからの制御信号に応答してON/OFFされる。リレー51a,51bは、蓋ヒータ4a、保温ヒータ4bへの給電経路を遮断可能な「開閉装置」を構成する。
サブCPU10bにはさらに通信部54bが電気的に接続され、メインCPU10aからの制御信号を通信部54bで受信してその制御信号に従って各部を制御する。このとき、サブCPU10bは、ROM11bに記憶されているプログラムを読み出してRAM12bに展開しつつ実行するようにしてもよい。
すなわち、サブCPU10bは、メインCPU10aからの制御信号に従ってIGBT45のON/OFFを制御することで、誘導コイル4cでの加熱を制御する。このとき、同期検出部43が商用電源470から供給される交流電力から同期信号を抽出し、サブCPU10bに入力する。サブCPU10bは、同期信号に基づくタイミングでIGBT45のON/OFFを制御する。
また、サブCPU10bは、メインCPU10aからの制御信号に従ってリレー51a,51bのON/OFFを制御することで、蓋ヒータ4aおよび保温ヒータ4bでの加熱、保温を制御する。
蓋ロック駆動部44は蓋ロック部9を駆動させるための機構であり、サブCPU10bはメインCPU10aからの制御信号に従って蓋ロック部9に施錠/解錠させるよう蓋ロック駆動部44を制御する。
ファン駆動回路58は冷却ファン13を駆動させるための機構であり、サブCPU10bはメインCPU10aからの制御信号に従って冷却ファン13を駆動させるよう、ファン駆動回路58を制御する。
温度検知回路41は内鍋7内の温度を検知するための機構であり、温度センサ15aからのセンサ信号に基づいて温度を検知して、検知信号をサブCPU10bに入力する。
リレー51cは、商用電源470から供給された電力の、蓋ヒータ4a、保温ヒータ4b、および誘導コイル4cへの供給を遮断する。リレー51cの励磁コイルは、メイン制御系のメインCPU10aに接続される。メインCPU10aから励磁コイルに電力が供給されると、リレー51cの接点が閉成(OFF)される。励磁コイルの非通電時には、リレー51cに接点が開放(ON)される。すなわち、メイン制御系のメインCPU10aは、実行するプログラムに従って蓋ヒータ4a、保温ヒータ4b、および誘導コイル4cへ電力の供給を直接遮断するための制御が可能となる。
<動作概要>
炊飯器100では、蓋体2が炊飯器本体1に対して解放された状態である場合には操作スイッチ6での入力を無効とし、閉じた状態となると操作スイッチ6での入力を有効とする。ここでの入力の無効は、メインCPU10aにおいて操作スイッチ6からの操作信号の入力を受け付けた上で、蓋開閉検知部56からの検知信号に基づいてその入力を有効とするか無効とするかを判断した結果、無効とするものであってもよいし、蓋開閉検知部56が蓋体2の解放を示す検知信号を入力しているときには、メインCPU10aが操作スイッチ6からの操作信号の入力を受け付けないようにしてもよい。以降の、操作スイッチ6での入力の有効、無効も同様である。
さらに、本実施の形態にかかる炊飯器100では、解放された状態である蓋体2を炊飯器本体1に対して閉じた時点で操作されている操作スイッチ6での入力を無効とする。さらに、閉じた時点から所定期間、操作スイッチ6での入力を無効とする。
この動作を行なうため、メインCPU10aは、予め蓋体2が閉じた時点から所定期間、操作スイッチ6での入力を無効とする期間を設定しておく。そして、メインCPU10aは、蓋開閉検知部56から蓋体2が閉じたことを検知した検知信号の入力を受け付けると、その時点から上記期間、操作スイッチ6からの操作信号の入力を無効とする。
なお、メインCPU10aは、上記期間に、操作スイッチ6での入力が無効であることを報知するようにしてもよい。この報知はユーザが認識可能な形態であればどのようなものであってもよく、たとえば、入力を有効とする操作スイッチ6のインジケータ61を発光し、無効とする操作スイッチ6のインジケータ61を消灯することでなされてもよいし、液晶表示部5に操作スイッチ6の有効、無効を表わす表示を設けて、無効であることおよびまたは有効であることを表示することでなされてもよいし、操作スイッチ6が静電容量式タッチキー(液晶パネル)である場合には、入力を有効とする操作スイッチ6のバックライトを発光し、無効とする操作スイッチ6のバックライトを消灯することでなされてもよい。また、操作スイッチ6が無効であることを表わすメロディー等、音によって報知されてもよい。
さらに、メインCPU10aは、上記期間に操作スイッチ6の操作がなされた場合には、その入力を無効とすることを報知するようにしてもよい。この報知もまたユーザが認識可能な形態であればどのようなものであってもよく、ブザー14を鳴動させることで警報を発することでなされてもよいし、操作された操作スイッチ6のインジケータ61を点滅させたり、静電容量式タッチキー(液晶パネル)である場合にはバックライトを点滅させたりすることでなされてもよい。また、入力が有効とすることを報知するようにしてもよいし、有効とするときと無効とするときとで異なる形態で報知してもよい。たとえば、ブザー14から異なる音を発したり、インジケータ61を異なる色や間隔で点灯させてもよい。
図1、図5、図7にも表わされたように、炊飯器100では操作スイッチ6が蓋体2の上面に配置されるため、蓋体2を炊飯器本体1に対して閉じる動作の際や解放する際に指等が当たる可能性がある。図示された例に限らず、操作スイッチ6が炊飯器本体1の前面にある場合などであっても同様の可能性がある。特に、操作スイッチ6が静電容量式タッチキーで構成されている場合には、蓋体2を閉じる動作や解放する動作によって指等が接触することで誤動作する可能性が高まる。炊飯器100において上記期間の入力が無効とされることで、蓋体2を閉める動作による誤動作を防止することができる。
なお、他の例として、上記期間の後の操作スイッチ6の入力であっても、蓋体2の解放時や上記期間中である入力を無効とする期間から連続して入力されているものは無効とするようにしてもよい。すなわち、蓋体2を閉める動作時に指等が当たったまま上記期間が終了した、などによって上記期間の後に指等で操作スイッチ6を押下している場合にも、その入力を無効とする。
この動作を行なうため、メインCPU10aは操作スイッチ6からの操作信号の入力を記憶しておき、その入力の開始時点が上述の入力を無効とする期間であるか否かを判断する。そして、入力を無効とする期間内に操作信号の入力が開始したものについては、上記期間終了後の操作信号の入力であってもその入力を無効とする。この場合にも、同様に、メインCPU10aは当該操作スイッチ6の入力が無効であることを報知するようにしてもよい。
<動作フロー>
図11は、メインCPU10aでの、操作スイッチ6の操作が検出された際の動作の流れを表わすフローチャートである。図11の動作は、メインCPU10aがROM11aに記憶されるプログラムを読み出してRAM12aに展開しつつ実行し、図8〜図10の各部を制御することによって実現される。
図11を参照して、メインCPU10aは操作スイッチ6の操作があったことを検知すると(ステップS101でYES)、蓋開閉検知部56での結果に基づいて、操作時点にて蓋体2が炊飯器本体1に対して解放されているか否かを判断する。その結果、蓋体2が解放されていると判断された場合には(ステップS103でYES)、メインCPU10aは検知した操作スイッチ6の操作を無効とする。このとき、メインCPU10aはブザー14やLEDインジケータ61などを用いて、その操作が無効となったことを報知する(ステップS111)。
操作時点にて蓋体2が炊飯器本体1に対して閉じられた状態であった場合には(ステップS103でNO)、メインCPU10aは、操作時が、蓋体2が炊飯器本体1に対して閉じられてから予め規定されている所定時間内に入るか否かを判断する。その結果、操作時が蓋体2が閉じられてから所定時間内であった場合には(ステップS105でYES)、メインCPU10aは検知した操作スイッチ6の操作を無効とする。このとき、メインCPU10aはブザー14やLEDインジケータ61などを用いて、その操作が無効となったことを報知する(ステップS111)。
操作時点が上記所定時間内ではなかった場合には(ステップS105でNO)、メインCPU10aは、検知した操作の開始時点が、蓋体2が炊飯器本体1に対して解放されているとき、または蓋体2が炊飯器本体1に対して閉じられてから予め規定されている上記所定時間内であるか否か、つまり、上述の操作スイッチ6の操作を無効とする期間内から開始された操作であるか否かを判断する。その結果、検知した操作の開始時点が操作スイッチ6の操作を無効とする期間内であった場合には(ステップS107でYES)、メインCPU10aは検知した操作スイッチ6の操作を無効とする。このとき、メインCPU10aはブザー14やLEDインジケータ61などを用いて、その操作が無効となったことを報知する(ステップS111)。
検知した操作が上記いずれにも該当しない場合には(ステップS103,S105,107でNO)、メインCPU10aは検知した操作スイッチ6の操作を有効として、当該操作に従う処理を実行する(ステップS109)。このとき、操作スイッチ6の操作を有効とした旨を報知するようにしてもよい。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかる炊飯器100において上記の動作が行なわれることで、蓋体2の上面や炊飯器本体1の側面などに操作スイッチ6が配置されている場合に、その操作性を確保しつつ、蓋体2の開け閉め時に指等が接触することによる誤作動を防止することができる。
特に、操作スイッチ6が静電式タッチパネルで構成される場合には上記誤作動が生じやすいものの、上記の動作が行なわれることで誤作動を防止することができる。
先述のように、本発明にかかる電気機器は炊飯器に限定されず、オーブンや電子レンジ等の他の加熱調理機器、洗濯機や掃除機などの他の家電機器、CDプレーヤや携帯電話機等の一般的な電気機器など、開状態と閉状態とを有し、外周に操作スイッチが配置された電気機器であればどのような電気機器であってもよい。これら電気機器に含まれるCPUにおいて上述の動作がなされることで、開状態から閉状態とする動作によって操作スイッチに指等が接触した場合であってもそれによって動作が開始されることがないため、誤動作を防止することができる。
さらに、上述の動作を炊飯器100のメインCPU10a等、電気機器のCPUに実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 炊飯器本体、2 蓋体、2a 蒸気排出口、3 開ボタン、4a 蓋ヒータ、4b 保温ヒータ、4c 誘導コイル、5 液晶表示部、6,6A〜6H 操作スイッチ、7 内鍋、8 被係止部、9 蓋ロック部、10a メインCPU、10b サブCPU、11a,11b ROM、12a,12b RAM、13 冷却ファン、14 ブザー、15a 温度センサ、15b 重量センサ、16 タイマー、21 外蓋、22 内蓋、23 係止部、24 撹拌モータ、25 回転体、26 撹拌体、27 蓋体側部材、28 内鍋側部材、29 回転軸、30 撹拌体兼用傘ギア、31A,32A,33A 第1撹拌体用ギア、31B,32B,33B 第2撹拌体用ギア、34A 第1撹拌体用回動軸、34B 第2撹拌体用回動軸、40 絶縁トランス、41 温度検知回路、42 チョークコイル、43 同期検出部、44 蓋ロック駆動部、45 IGBT、46,49 コンデンサ、47 電源コード、48 整流回路、50a,50b,50c 電源回路、51a,51b,51c リレー、52 発振回路、53 リセット回路、54a,54b 通信部、55 着脱検知部、56 蓋開閉検知部、57 モータ駆動回路、58 ファン駆動回路、59 カレントトランス、61,61A〜61H インジケータ、100 炊飯器、470 商用電源。

Claims (6)

  1. 本体部と、
    前記本体部に対して開閉可能に取り付けられた蓋体と、
    前記蓋体の前記本体部に対する開閉状態を検知するための検知部と、
    当該電気機器の、前記蓋体が前記本体部に対して閉状態にあるときに操作可能な場所に設けられている操作スイッチと、
    前記操作スイッチに対する操作を有効とする状態と、無効とする状態とを切り替えるための制御部とを備え、
    前記制御部は、前記蓋体が前記本体部に対して開状態である第1の期間、および、前記蓋体が前記本体部に対して開状態から閉状態に移行した時点を含む第2の期間に、前記操作スイッチに対する操作を無効状態とすることを特徴とする、電気機器。
  2. 前記第2の期間は、前記蓋体が前記本体部に対して開状態から閉状態に移行した時点から、予め規定された所定期間である、請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記制御部は、前記第1の期間または前記第2の期間に開始され、前記第2の期間終了後まで継続している前記操作スイッチに対する操作を無効とする、請求項1または2に記載の電気機器。
  4. 報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作スイッチに対する操作に関する現在の状態が有効とする状態であるか無効とする状態であるか少なくとも一方の状態であることをユーザに対して報知する動作を前記報知部に実行させる、請求項1〜3のいずれかに記載の電気機器。
  5. 炊飯機能を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の電気機器。
  6. 前記本体部は被加熱物を収容するための釜を収納し、
    前記蓋体は前記本体部の上部に開閉可能に取り付けられて、前記釜を覆うように閉じることが可能であり、
    前記操作スイッチは前記本体部および/または前記蓋体の外面に設けられる、請求項5に記載の電気機器。
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