JP4980177B2 - 加熱機器および該加熱機器の操作受付判断方法 - Google Patents

加熱機器および該加熱機器の操作受付判断方法 Download PDF

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Description

本発明は、炊飯器、電磁調理器、電気ポットおよび加湿器などの加熱機器および該加熱機器の操作受付判断方法に関するものである。
この種の加熱機器は、加熱手段としてヒータが配設され、入力手段であるスイッチの操作に基づいて、前記ヒータに電力を投入し、予め設定された加熱制御を実行する。例えば、炊飯器では、待機状態で炊飯スイッチが操作されると、ヒータを動作させることにより米を炊き上げ、保温状態で炊飯スイッチが操作されると、ヒータを動作させることにより保温状態のご飯を昇温させる。また、待機状態で保温スイッチが操作されると、ヒータを動作させることによりご飯を保温し、保温状態で保温スイッチが操作されると、ヒータへの通電量を変更することによりご飯の保温温度を変更する。また、電気ポットでは、再加熱スイッチが操作されると、ヒータにフルパワーで電力を投入することにより保温状態の水を再沸騰させ、保温スイッチが操作されると、ヒータへの通電量を変更することによりお湯の保温温度を変更する。さらに、加湿器では、選択スイッチが操作されると、ヒータが動作されることにより、ヒータへの通電量を変更することにより加湿量を変更する。
一方、これらの加熱機器において、前記各スイッチは、機械的構造体からなる機械式スイッチ、例えばタクトスイッチとスペーサとの組み合わせで構成されていたが、近年では、使用者の利便性やデザイン性を向上するために、タッチ式スイッチを搭載したものが提供されている。このタッチ式スイッチは、操作部表面の可変を検出することにより操作状態を検出可能とした複数の検出部を有するもので、この検出部での検出可否を希望に応じて設定できるうえ、必要時のみ表出させるように設定できる。
しかしながら、このタッチ式スイッチは、操作部表面の可変を検出することにより操作の有無を検出するものであるため、操作受付状態で操作部に異物が付着した場合、ユーザが操作したものと判断するという問題がある。そして、その操作部が、加熱手段に電力を投入するものである場合には、無駄に電力を消費するばかりではなく、空焚き状態になる可能性がある。なお、この問題は、タッチ式スイッチに限られず、機械式スイッチにおいて、スペーサ等の戻り不良が生じた場合にも、同様に生じ得る。
本発明は、このような加熱機器のスイッチの入力処理に関するもので、その先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2007−75481号公報
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、ユーザによる操作か否かを確実に判断するとともに、ユーザによる操作ではない場合の安全性を向上できる加熱機器およびその操作受付判断方法を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の加熱機器は、入力手段として、操作部表面の静電容量の可変を検出することにより操作状態を検出可能とした複数の検出部を有するタッチ式スイッチと、機械的構造体からなる機械式スイッチとが配設され、これらの操作に従って加熱手段に電力を投入し、予め設定した加熱制御を実行する制御手段を備えた加熱機器において、前記制御手段は、前記機械式スイッチの操作を検出しないときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出不可能な非受付状態とする一方、前記機械式スイッチの操作を検出したときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出可能な受付状態とし、かつ、前記加熱制御の実行操作部の操作を検出すると、その継続した操作検出時間を計測するタイマを設けるとともに、その操作検出時間に基づいて異物の付着であるか否かを判断する判定時間を予め設定し、前記制御手段は、前記タイマを介して計測した前記実行操作部の操作検出時間が前記判定時間未満である場合には対応する加熱制御を実行する一方、操作検出時間が前記判定時間以上である場合には前記実行操作部の操作検出前の前記加熱手段に対する電力非投入状態または電力投入状態を維持する受付判断処理を実行する構成としている。
なお、この加熱機器の操作受付判断方法は、前記制御手段は、前記機械式スイッチの操作を検出しないときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出不可能な非受付状態とする一方、前記機械式スイッチの操作を検出したときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出可能な受付状態とし、かつ、前記加熱制御の実行操作部の操作を検出すると、その継続した操作検出時間を計測し、その操作検出時間が予め設定した判定時間未満である場合には、異物の付着によるものでないと判断し、対応する加熱制御を実行する一方、その操作時間が判定時間以上である場合には、異物の付着によるものであると判断し、前記実行操作部の操作検出前の前記加熱手段に対する電力非投入状態または電力投入状態を維持するものである。
ここで、「操作検出」とは、ユーザによって実行操作部を実際に押圧した状態は勿論、タッチ式スイッチの場合には検出部の表面に異物が付着した状態、および、機械式スイッチの場合には戻り不良等による意図しない状態を含む。
この加熱機器によれば、加熱手段による加熱制御の実行操作部の操作を検出すると、その操作を受け付けるか否かの受付判断処理を実行する。そして、この受付判断処理では、操作検出時間が判定時間未満である場合に加熱手段に対して電力を投入して加熱制御を実行する一方、操作検出時間が判定時間以上である場合に加熱手段に対する電力投入状態を維持する。即ち、操作検出前が電力非投入状態である場合には電力非投入状態を維持し、電力投入状態である場合には電力投入状態を維持する。そのため、タッチ式スイッチに対する異物の付着や、機械式スイッチの戻り不良等による意図しない操作により、空焚きする恐れはないため、安全性の向上を図ることができる。
この加熱機器では、前記タッチ式スイッチの非操作状態かつ異物の非付着状態を示す基準値を予め設定し、前記機械式スイッチの操作により前記タッチ式スイッチが受付状態になると、前記制御手段は、前記基準値との比較により操作または異物の付着を判断することが好ましい。このようにすれば、例えば異物が付着した状態で、タッチ式スイッチを受付可能な状態とし、異物を取り除いた場合に、その検出部が検出不可能な状態になる可能性を無くすことができる。その結果、ユーザにタッチ式スイッチが故障したと誤判断され、製品の信頼性が損なわれることを防止できる。
また、前記制御手段は、基準値との比較により操作または異物の付着を検出すると、前記受付判断処理を実行することが好ましい。このようにすれば、使用上の利便性を向上できる。
さらに、前記制御手段は、前記加熱手段によって複数種の加熱制御を実行するもので、前記実行操作部の操作検出前が前記加熱手段に電力を投入した加熱制御中である場合、かつ、前記実行操作部の操作検出時間が前記判定時間以上である場合には、前記実行操作部の操作検出前の加熱制御を継続することが好ましい。このように、非受付状態では、操作検出前の加熱制御を継続する構成とすれば、ユーザの違和感を無くすことができる。
本発明の加熱機器では、加熱手段による加熱制御の実行操作部の操作を検出すると受付判断処理を実行し、操作検出時間が判定時間以上である場合に加熱手段に対する電力投入状態を維持する。即ち、操作検出前が電力非投入状態である場合には電力非投入状態を維持し、電力投入状態である場合には電力投入状態を維持するため、意図しない異物の付着や戻り不良により空焚きする恐れはないため、安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る加熱機器である炊飯器10の蓋を取り外した状態を示す。この炊飯器10は、胴体11と肩体12とからなる外装体を有し、その肩体12において、炊飯鍋(図示せず)を収容する鍋収容部13の前側部分に、製造メーカでの作業者や購入したユーザが操作する操作パネル部14が設けられている。
前記操作パネル部14は、図2に示すように、肩体12に液晶表示画面を有する液晶表示部15と、機能スイッチ27、とりけしスイッチ28および炊飯スイッチ29と、バックライト30とを取り付け、更にタッチ式スイッチ32をパネル36に配設した状態で、該パネル36を肩体12に取り付けたものである。
前記液晶表示部15は、動作状態や設定状態などの各種表示を行うもので、肩体12のパネル被取付部12aの中央に配設されている。この液晶表示部15の表示画面には、セグメント表示およびドットマトリクス表示で炊飯器10の操作に必要な各種表示が、後述するマイコン46が内蔵したドライバによって行われる。具体的には、図5に示すように、液晶表示部15の中央には、現在時刻や動作の残時間または実行時間を表示する数値表示部16と、その数値表示部16の表示が動作の残時間または実行時間であることを示す「時間」および「分」などの単位表示部17と、複数の炊飯メニューからなるメニュー表示部18と、炊飯する米が無洗米であるか否かを示す(指定する)無洗米表示部19とが設けられている。本実施形態において、文字によるメニュー表示部18は、「白米急速」、「炊きこみ」、「すしめし」、「おかゆ」、「おこわ」、「玄米」、「玄米活性」、「ケーキ」、「とうふ」、「ヨーグルト」、「温泉卵」、「調理」である。さらに、液晶表示部15の上部には、後述するメニューシート21の文字に対応する印表示部20が設けられている。
前記液晶表示部15の周囲にはメニューシート21が配設されている。このメニューシート21には、印表示部20の上側に対応し、選択されている通常の白米炊飯コースの希望硬さが、「しゃっきり」、「ふつう」、「もちもち」のいずれであるかを示す硬さ文字表示部22が設けられている。また、メニューシート21の左側部には、保温温度の選択状態を示す保温状態表示部23が設けられている。本実施形態では、標準と高めの2種を選択可能としており、その文字表示の上側には、選択状態を示すLEDの光を透過させる透孔部24が設けられている。さらに、メニューシート21の右側部には、予約炊飯の選択状態を示す予約状態表示部25が設けられている。本実施形態では、2種の予約内容を記憶可能としており、その文字表示の上側には、選択状態を示すLEDの光を透過させる透孔部26が設けられている。
図2に示すように、前記機能スイッチ27およびとりけしスイッチ28は、本実施形態では、作動部の押圧操作により離間した接点が短絡する周知の機械的構造体からなるタクトスイッチを適用しており、肩体12において液晶表示部15の左側に上下に併設されている。前記炊飯スイッチ29は、同様のタクトスイッチを適用しており、肩体12において液晶表示部15の右側の配設されている。これらの機械式スイッチ28〜30は、炊飯に必要な最小限のスイッチである。また、機能スイッチ27は、タッチ式スイッチ32の検出部を検出可能な受付(有効)状態とするとともに、バックライト30を点灯させる機械式スイッチである。
前記バックライト30は、肩体12において液晶表示部15の下側に配設された9個のLEDからなり、後述するパネル36のタッチ式スイッチ32の背後に位置させることにより、後述する操作部44a〜44gを可視状態に表出させる表示手段である。
前記液晶表示部15、機能スイッチ27、とりけしスイッチ28、炊飯スイッチ29およびバックライト30は、図3に示すように、表示基板31に実装され、一体的に肩体12内に取り付けられている。
前記タッチ式スイッチ32は、静電容量型のもので、操作部44a〜44gの表面の静電容量の可変を検出することにより、操作の有無を検出可能としたものである。このタッチ式スイッチ32は、図4に示すように、樹脂フィルム33上に、それぞれ検出部を構成する7個の円形の個別電極34a〜34gと、その周囲を囲む共通電極35とを備えている。そして、各個別電極34a〜34gと共通電極35の間の静電容量の変化によって、各個別電極34a〜34gに対応するパネル36の表面に指が接触したことを検出するものである。このタッチ式スイッチ32は、両面テープによってパネル36に貼り付けられている。
前記パネル36は、肩体12のパネル被取付部12aに取り付けられるもので、透明樹脂からなるパネル本体37と、該パネル本体37に一体成形したフィルム41とからなっている。
前記パネル本体37は、その表面および裏面が三次元曲面であり、裏面の一部、具体的には、液晶表示部15を囲むリブ38の下側に、前記タッチ式スイッチ32を貼着するタッチ式スイッチ取付面39が形成されている。パネル本体37には、機能スイッチ27、とりけしスイッチ28および炊飯スイッチ29の対応位置に、スペーサ27a,28a,29a(図2参照)が収容される開口部40が形成されている。そして、各スペーサ27a,28a,29aには、それぞれ「機能」、「とりけし」、「炊飯」の文字が印刷されている。
前記フィルム41は、透明樹脂製で、中央には液晶表示部15が見えるように窓孔42が打ち抜きで形成されている。フィルム41の裏面には、機能スイッチ27およびとりけしスイッチ28の位置に対応する円形部43aと、炊飯スイッチ29の位置に対応する円形部43bを除き、肩体12と同色の第1印刷層が設けられている。また、この第1印刷層の表面(パネル本体と対向する面)には、更に遮光性を有する黒色の第2印刷層が設けられている。この第2印刷層には、タッチ式スイッチ32の個別電極34a〜34gと対応する位置に、それぞれ「保温選択」、「無洗米」、「炊き分け」、「メニュー」、「▲」、「▼」、「予約」の順番で文字や記号からなる操作部44a〜44gが打ち抜きで形成されている。また、「▲」印の操作部44eと「▼」印の操作部44fの間には、「時刻合わせ」という文字からなる表記部45が打ち抜きで形成されている。即ち、操作部44a〜44gおよび表記部45は、各文字や記号に対応する位置に第2印刷層を設けないことにより、構成されている。
前記構成の炊飯器10は、図5に示すように、内部に配設した制御基板(図示せず)に実装した制御手段であるマイコン46によって、予め設定されたプログラムに従って動作される。このプログラムは、マイコン46が内蔵した第1記憶手段であるROM47に記憶されている。ここで、このROM47に記憶したプログラムとしては、ユーザが機械式スイッチ27〜29およびタッチ式スイッチ32の操作を入力するキー入力処理と、その入力処理で受け付けた操作に従って実行させる加熱処理(制御)である炊飯プログラムおよび保温プログラムとを備えている。
まず、炊飯器10本来の機能である炊飯プログラムは、胴体11内に配設した第1加熱手段である誘導加熱コイル48、および、蓋体内に配設した第2加熱手段である蓋ヒータ49に電力を投入し、胴体11内に配設した第1温度検出手段である鍋用温度センサ50と、蓋体内に配設した第2温度検出手段である蓋用温度センサ51の検出値に基づいて通電量(火力)を制御し、予熱、昇温、沸騰維持、むらしの各工程を実行してご飯を炊き上げるものである。また、保温プログラムは、誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49に電力を投入し、温度センサ50,51の検出値に基づいて火力を制御し、標準(約60℃)または高め(約70℃)に保温温度を維持するものである。
一方、キー入力処理は、ユーザが電源コードを商用電源に接続することにより常に動作される。そして、このキー入力処理において、機能スイッチ27は、タッチ式スイッチ32を受付可能とするためのもので、炊飯プログラムの実行状態を除く状態、即ち、炊飯プログラムも保温プログラムも実行していない待機状態、および、保温プログラムを実行している保温状態で受付(入力)可能である。とりけしスイッチ28は、選択中の操作をクリアするとともに、実行中のプログラムを停止するもので、待機状態、タッチ式スイッチ受付状態、炊飯状態および保温状態の全ての状態で受付可能である。炊飯スイッチ29は、炊飯プログラムを実行させるもので、待機状態およびタッチ式スイッチ受付状態で受付可能である。
また、タッチ式スイッチ32は、機能スイッチ27の操作によるタッチ式スイッチ受付状態でのみ受付可能である。そして、このタッチ式スイッチ受付状態は、スイッチ27〜29,32の非操作状態が30秒間継続するまで各検出部を検出可能に維持され、非操作状態が30秒継続すると各検出部を検出不可能な非受付状態とする。本実施形態では、機能スイッチ27が操作されると、タッチ式スイッチ32の各検出部を構成する電極34a〜34g,35の初期化を行う。この初期化とは、その時の静電容量を検出し、可変の基準(絶対値判断)とするものである。
なお、電極34a,35による「保温選択」の操作部44aは、保温プログラムを実行させるもので、待機状態または保温状態中、かつ、タッチ式スイッチ受付状態で受付可能である。電極34b,35による「無洗米」の操作部44bは、炊飯する米が無洗米であるか否かを選択するもので、待機状態中かつタッチ式スイッチ受付状態でのみ受付可能である。電極34c,35による「炊き分け」の操作部44cは、炊飯する米の硬さを「しゃっきり」から「もちもち」までの間の5段階のいずれかに選択するもので、待機状態中かつタッチ式スイッチ受付状態でのみ受付可能である。電極34d,35による「メニュー」の操作部44dは、炊飯メニューを「白米急速」、「炊きこみ」、「すしめし」、「おかゆ」、「おこわ」、「玄米」、「玄米活性」、「玄米がゆ」、「ケーキ」、「とうふ」、「ヨーグルト」、「温泉卵」および「調理」のいずれかに選択するもので、待機状態中かつタッチ式スイッチ受付状態でのみ受付可能である。電極34e,34f,35による「▲」、「▼」の操作部44e,44fは、現在時刻の設定や保温時間と現在時刻の切り換えを行うもので、待機状態または保温状態中、かつ、タッチ式スイッチ受付状態で受付可能である。電極34g,35による「予約」の操作部44gは、予約炊飯を選択するもので、待機状態中かつタッチ式スイッチ受付状態でのみ受付可能である。
このように構成した炊飯器10において、加熱手段である誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49に対して電力を投入させる実行操作部は、炊飯スイッチ29と電極34a,35に対応する「保温選択」の操作部44aである。そのうち、炊飯スイッチ29は、機械式スイッチであるため、表面に異物が付着しても加熱制御である炊飯プログラムが実行されることはない。しかし、「保温選択」に対応する電極34a,35は、タッチ式スイッチ32により構成されるため、タッチ式スイッチ受付状態で表面に異物が付着すると加熱制御である保温プログラムが実行される可能性がある。
そこで、第1実施形態では、電極34a,35による操作部44aの操作検出時間tを計測するタイマ52を設けるとともに、ユーザによる操作であるか異物の付着であるかを判断するための判定時間t0(本実施形態では5秒)をROM47に予め記憶(設定)している。そして、マイコン46は、図6に示すように、操作部44aの操作を検出すると、タイマ52によって操作検出時間tを計測し、その計測時間に基づいてその操作を受け付けるか否かを判断する受付判断処理を実行する構成としている。この受付判断処理は、タイマ52を介して計測した操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、ユーザによる操作であると判断し、対応する保温制御を実行または継続する。一方、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、異物の付着であると判断し、操作検出前の誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49への通電状態、即ち、電力非投入状態である待機状態である場合には待機状態を維持し、電力投入状態である保温状態である場合には保温状態を維持する構成としている。
具体的には、本実施形態では、図7(A)に示すように、「保温選択」の操作検出前の状態が待機(電力非投入)状態で、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、「標準」および「高め」の保温温度のうち、前回実行したモードで保温制御を実行(電力投入)する構成としている(i)。また、待機状態で、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、待機(電力非投入)状態を維持する構成としている(ii)。さらに、図7(B)に示すように、操作検出前の状態が「標準(ON1)」の保温(電力投入)状態で、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、「高め(ON2)」モードで保温制御を実行(電力投入)する構成としている(iii)。また、保温状態で、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、「高め(ON2)」で保温(電力投入)状態を維持する構成としている(iv)。さらにまた、図7(C)に示すように、操作検出前の状態が「高め(ON2)」の保温(電力投入)状態で、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、「標準(ON1)」モードで保温制御を実行(電力投入)する構成としている(v)。また、保温状態で、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、「標準(ON1)」で保温(電力投入)状態を維持する構成としている(vi)。即ち、操作部44aの操作を検出すると、対応する保温制御を実行する。その後、その操作状態が判定時間t0を経過すると、操作検出前が誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49への電力非投入状態である場合には電力非投入状態に戻り(維持し)、操作検出前が電力投入状態である場合には電力投入状態を維持するように構成している。
なお、第1実施形態の炊飯器10では、タッチ式スイッチ32において、「無洗米」および「予約」の操作部44b,44gが異物の付着等により所定時間以上連続操作(長押し)された場合、その時間に拘わらず選択状態を1つ変更するように動作する。また、「炊き分け」および「メニュー」の操作部44c,44dが長押しされた場合、選択状態が順次変更され、1サイクル変更される(操作検出前の位置になる)と停止する。さらに、時刻合わせ用の「▲」および「▼」の操作部44e,44fが長押しされた場合、その長押しが解除されるまでインクリメントおよびデクリメントを継続する。
次に、マイコン46による制御について具体的に説明する。
電源コードが商用電源に接続され、5Vの電力が供給されると、マイコン46は、図8に示すように、まず、ステップS1で、機能スイッチ27が操作されたか否かを検出する。そして、機能スイッチ27の操作を検出した場合にはステップS2に進み、操作を検出しない場合にはステップS3に進む。
ステップS2では、タッチ式スイッチ32を構成する各電極34a〜34g,35のその時の静電容量を基準値とする初期化処理を実行し、各検出部を検出可能な有効状態とするとともに、バックライト30を点灯させて、ステップS4に進む。
ステップS3では、既にステップS2の初期化処理を実行することによりタッチ式スイッチ32が受付可能な状態になっているか否かを検出する。そして、受付状態となっている場合にはステップS4に進み、受付状態となっていない場合にはステップS10に進む。
ステップS4では、静電容量の変化により検出部に対応する操作部44a〜44gの操作の有無を検出する。そして、操作部44a〜44gの操作を検出すると、対応する入力処理を行い、液晶表示部15などの表示を変更する。また、このタッチ式スイッチ入力処理は、所定時間(30秒)継続して機械式スイッチ27〜29を含む操作部44a〜44gの操作を検出しない場合には、タッチ式スイッチ32を検出不可能な無効状態とするとともに、バックライト30を消灯させて操作部44a〜44gおよび表記部45を非可視状態とする。
ついで、ステップS5では、ステップS4で保温選択の操作部44aが操作されたか否かを判断する。そして、操作部44aが操作されている場合にはステップS6に進み、選択されている標準保温制御または高め保温制御を実行した後、ステップS7に進む。
ステップS7では、ユーザによる操作の検出か異物付着による検出かを判断する受付判断処理を実行する。即ち、保温選択の操作部44aの操作を検出する(ステップS4)と、一旦その操作を受け付けた後(ステップS6)、ユーザによる有効な操作であるか、異物付着による無効な操作であるかを判断する(ステップS7)。なお、この受付判断処理は、前述した図7(A)〜(C)の通りであり、操作を検出するとタイマ52により操作検出時間tを計測し、判定時間t0未満で検出が停止すれば、ユーザによる操作であると判断し、受付状態を維持する。また、判定時間t0を越えても検出状態が継続すれば、異物付着であると判断し、受付を解除して電力投入状態を操作検出前の状態に維持する。
受付判断処理が終了すると、ステップS8で、異物が付着していると判断したか否かにより、異物付着と判断した場合にはステップS9に進み、その状況を液晶表示部15や制御基板に実装した圧電ブザーによりユーザに知らせる報知処理を実行してステップS1に戻る。また、異物付着と判断しなかった場合には、そのままステップS1に戻る。
一方、ステップS10では、とりけしスイッチ28が操作されたか否かを検出する。そして、とりけしスイッチ28の操作を検出した場合にはステップS11に進み、実行中のプログラムを強制的に終了、または、選択中の設定条件をクリアしてステップS12に進む、また、とりけしスイッチ28の操作を検出しない場合には、そのままステップS12に進む。
ステップS12では、炊飯スイッチ29が操作されたか否かを検出する。そして、炊飯スイッチ29の操作を検出した場合にはステップS13に進み、操作を検出しない場合にはステップS1に戻る。
ステップS13では、操作部44a〜44gの操作によるタッチ式スイッチ32の検出状態、即ち、ユーザによる炊飯条件の選択状態を記憶する記憶処理を実行した後、ステップS14で、選択された炊飯条件で炊飯処理を実行してステップS1に戻る。
このように、本発明の炊飯器10では、タッチ式スイッチ32に設けた誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49による保温制御の実行操作部44aの操作を検出すると、その操作を受け付けるか否か、即ち、ユーザによる操作を検出したのか、異物付着による意図しない疑似操作を検出したのかを判断する受付判断処理を実行する。そして、この受付判断処理では、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合に電力を投入して保温制御を実行する一方、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、操作検出前が電力非投入状態である場合には電力非投入状態を維持し、電力投入状態である場合には電力投入状態を維持する。そのため、無駄な電力消費を防止できるうえ、意図しない異物の付着により空焚きする恐れはないため、安全性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の炊飯器10は、機能スイッチ27を押さない状態では、タッチ式スイッチ32が非可視状態となるとともに、操作不可能な状態をなす。そのため、炊飯条件を変更することなく炊飯を実行したい場合には、可視状態の炊飯スイッチ29のみを操作すればよいため、外観が簡素であり、誤操作の虞がない。さらに、本実施形態では、機能スイッチ27、とりけしスイッチ28および炊飯スイッチ29の機械式スイッチと、タッチ式スイッチ32とを併用している。そして、タッチ式スイッチ32は、機能スイッチ27を操作した場合のみ、表出させて操作を可能とするため、誤動作の虞がない。そのため、ユーザの使用上の利便性を格段に向上することができる。
図9および図10は第2実施形態のマイコン46による制御を示す。この第2実施形態では、「保温選択」の操作部44aの操作検出前の状態が既に電力投入状態である場合の遷移を変更した点で、第1実施形態と大きく相違している。また、第2実施形態では、機能スイッチ27の操作によってタッチ式スイッチ受付状態とした直後に、ユーザによる操作または異物の付着の有無を判断し、操作状態または付着状態と判断すると、第1実施形態と同様の受付判断処理を実行する構成としている。
具体的には、第2実施形態では、ユーザが操作部44a〜44gを操作していない(触れていない)状態、かつ、何ら異物が付着していない状態で、各電極34a〜34g,35から入力される静電容量に対応するAD値を、非操作状態かつ異物の非付着状態を示す基準値C0として予めマイコン46のROM47には記憶(設定)している。そして、機能スイッチ27が操作されると、その時の各電極34a〜34g,35からの入力値Cと基準値C0とを比較し、入力値Cが基準値C0より大きい場合には、ユーザが操作または異物が付着していると判断するように構成している。
また、第2実施形態のマイコン46は、タッチ式スイッチ受付状態になった時に操作部44aの操作を検出すると、図9に示すように、タイマ52によって操作検出時間tを計測し、その計測時間に基づいてその操作を受け付けるか否かを判断する受付判断処理を実行する構成としている。この受付判断処理は、タイマ52を介して計測した操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、ユーザによる操作であると判断し、対応する保温制御を実行または継続する。一方、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、異物の付着であると判断し、操作検出前の誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49への通電状態、即ち、電力非投入状態である待機状態である場合には待機状態を維持し、電力投入状態である保温状態である場合には保温状態を維持する構成としている。
そして、第2実施形態では、図10(A)に示すように、「保温選択」の操作検出前の状態が待機(電力非投入)状態で、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、「標準」および「高め」の保温温度のうち、前回実行したモードで保温制御を実行(電力投入)する構成としている(vii)。また、待機状態で、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、待機(電力非投入)状態を維持する構成としている(viii)。さらに、図10(B)に示すように、操作検出前の状態が「標準(ON1)」の保温(電力投入)状態で、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、「高め(ON2)」モードで保温制御を実行(電力投入)する構成としている(ix)。また、保温状態で、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、操作検出前の加熱制御(モード)である「標準(ON1)」で保温(電力投入)状態を維持する構成としている(x)。さらにまた、図7(C)に示すように、操作検出前の状態が「高め(ON2)」の保温(電力投入)状態で、操作検出時間tが判定時間t0未満である場合には、「標準(ON1)」モードで保温制御を実行(電力投入)する構成としている(xi)。また、保温状態で、操作検出時間tが判定時間t0以上である場合には、操作検出前の加熱制御である「高め(ON2)」で保温(電力投入)状態を維持する構成としている(xii)。即ち、操作部44aの操作を検出すると、対応する保温制御を実行する。その後、その操作状態が判定時間t0を経過すると、操作検出前が誘導加熱コイル48および蓋ヒータ49への電力非投入状態である場合には電力非投入状態に戻る。また、操作検出前が電力投入状態である場合には電力投入状態に戻り、かつ、その加熱制御(モード)も戻すように構成している。
このように構成した第2実施形態では、図8に示す第1実施形態のフローチャートにおいて、ステップS1で機能スイッチ27の操作を検出することによるステップS2の初期化処理において、その時の静電容量Cと基準値C0とを比較し、ユーザによる操作または異物付着による操作状態を検出する。
そして、操作または異物付着を検出すると、ステップS4で、対応する入力処理を行い、液晶表示部15などの表示を変更する。ついで、ステップS5で、操作または異物付着の操作部44a〜44gが保温選択の操作部44aである場合には、ステップS6に進み、標準保温制御または高め保温制御を実行する。その後、ステップS7で、第1実施形態と同様の受付判断処理を実行し、操作検出時間tが判定時間t0未満であれば受付状態を維持し、操作検出時間tが判定時間t0以上であれば受付を解除して、電力投入状態を操作検出前の状態に維持する。なお、ステップS1で機能スイッチ27の操作を検出することなく、ステップS3でタッチ式スイッチ32が受付可能な状態となっていることによりステップS4に進み、この際に操作部44aの操作を検出した場合にも、同様に受付判断処理を実行する。
このように、第2実施形態では、第1実施形態と同様の作用および効果を得ることができるうえ、非受付状態では、操作検出前のモードに戻るため、ユーザの違和感を無くすことができる。また、機能スイッチ27が操作された際の初期化処理で、その時の静電容量Cと基準値C0とを比較することにより、ユーザが操作しているか否か、または、異物が付着しているか否かを判断する。そのため、例えば異物が付着した状態で、タッチ式スイッチ32を受付可能な状態とし、異物を取り除いた場合に、その検出部が検出不可能な状態になる可能性を無くすことができる。その結果、ユーザにタッチ式スイッチ32が故障した誤判断され、製品の信頼性が損なわれることを防止できる。しかも、基準値C0との比較により操作または異物の付着を検出すると、受付判断処理を実行し、ユーザの操作と判断した場合にはその操作が受け付けられ、異物の付着と判断した場合には報知処理が実行されるため、使用上の利便性を向上できる。
なお、本発明の加熱機器は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記各実施形態では、本発明の加熱機器として炊飯器10を例に挙げて説明したが、電磁調理器、電気ポットおよび加湿器などの加熱機器であればいずれでも適用可能であり、同様の作用および効果を得ることができる。
本発明に係る加熱機器である炊飯器の本体を示す斜視図である。 パネルを取り外した状態を示す図1の炊飯器の分解斜視図である。 図1の要部拡大断面図である。 図1のパネルの分解図である。 操作パネル部および炊飯器の構成を示すブロック図である。 第1実施形態のマイコンによって保温選択操作部の操作を検出した場合の制御を示す図表である。 (A),(B),(C)は図6の各状態での遷移を示すタイムチャートである。 マイコンによる制御を示すフローチャートである。 第2実施形態のマイコンによって保温選択操作部の操作を検出した場合の制御を示す図表である。 (A),(B),(C)は図9の各状態での遷移を示すタイムチャートである
10…炊飯器(加熱機器)
14…操作パネル部
27…機能スイッチ(入力手段)
28…とりけしスイッチ(入力手段)
29…炊飯スイッチ(入力手段)
32…タッチ式スイッチ(入力手段)
34a〜34g…個別電極
35…共通電極
44a〜44g…操作部
46…マイコン(制御手段)
48…誘導加熱コイル(加熱手段)
49…蓋ヒータ(加熱手段)
52…タイマ

Claims (5)

  1. 入力手段として、操作部表面の静電容量の可変を検出することにより操作状態を検出可能とした複数の検出部を有するタッチ式スイッチと、機械的構造体からなる機械式スイッチとが配設され、これらの操作に従って加熱手段に電力を投入し、予め設定した加熱制御を実行する制御手段を備えた加熱機器において、
    前記制御手段は、前記機械式スイッチの操作を検出しないときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出不可能な非受付状態とする一方、前記機械式スイッチの操作を検出したときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出可能な受付状態とし、かつ、
    前記加熱制御の実行操作部の操作を検出すると、その継続した操作検出時間を計測するタイマを設けるとともに、その操作検出時間に基づいて異物の付着であるか否かを判断する判定時間を予め設定し、
    前記制御手段は、前記タイマを介して計測した前記実行操作部の操作検出時間が前記判定時間未満である場合には対応する加熱制御を実行する一方、操作検出時間が前記判定時間以上である場合には前記実行操作部の操作検出前の前記加熱手段に対する電力非投入状態または電力投入状態を維持する受付判断処理を実行するようにしたことを特徴とする加熱機器。
  2. 前記タッチ式スイッチの非操作状態かつ異物の非付着状態を示す基準値を予め設定し、
    前記機械式スイッチの操作により前記タッチ式スイッチが受付状態になると、前記制御手段は、前記基準値との比較により操作または異物の付着を判断するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の加熱機器。
  3. 前記制御手段は、基準値との比較により操作または異物の付着を検出すると、前記受付判断処理を実行するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の加熱機器。
  4. 前記制御手段は、前記加熱手段によって複数種の加熱制御を実行するもので、前記実行操作部の操作検出前が前記加熱手段に電力を投入した加熱制御中である場合、かつ、前記実行操作部の操作検出時間が前記判定時間以上である場合には、前記実行操作部の操作検出前の加熱制御を継続するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の加熱機器。
  5. 入力手段として、操作部表面の静電容量の可変を検出することにより操作状態を検出可能とした複数の検出部を有するタッチ式スイッチと、機械的構造体からなる機械式スイッチとが配設され、これらの操作に従って制御手段が加熱手段に電力を投入し、予め設定した加熱制御を実行する加熱機器の操作受付判断方法であって、
    前記制御手段は、
    前記機械式スイッチの操作を検出しないときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出不可能な非受付状態とする一方、
    前記機械式スイッチの操作を検出したときには、前記タッチ式スイッチの検出部を検出可能な受付状態とし、かつ、
    前記加熱制御の実行操作部の操作を検出すると、その継続した操作検出時間を計測し、
    その操作検出時間が予め設定した判定時間未満である場合には、異物の付着によるものでないと判断し、対応する加熱制御を実行する一方、
    その操作時間が判定時間以上である場合には、異物の付着によるものであると判断し、前記実行操作部の操作検出前の前記加熱手段に対する電力非投入状態または電力投入状態を維持する
    ことを特徴とする加熱機器の操作受付判断方法。
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