JP6452426B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、人感センサーを備えた加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器として、人感センサーによって加熱調理器の付近に人間が存在するか否かを検知し、その状態に応じて加熱コイルの火力を制御するIHクッキングヒータがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−171822号公報
ところで、加熱調理器である炊飯器においては、蓋体の上部に設けられた人感センサー(モーションセンサー)によって、使用者が近づいたことを検知したときに表示部を点灯させて、操作可能にするものがある。前述の炊飯器、IHクッキングヒータ等は、操作部や表示部の表示に方向性があり、例えばカウンターキッチンの上に置いた炊飯器に横から近づいて操作しようとすると、操作部と表示部の両方とも前方を向いており使い勝手が良くなかった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、設置場所や使用者が操作する方向が限定されることのない、また操作のし易い加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、被加熱物を加熱する加熱手段を有する調理器本体と、調理器本体の上部手前側に設けられた表示部と、調理器本体の上部奥側に設けられた排気口あるいは蒸気口と、調理器本体の前面部、左右の側面部及び後部検知方向が異なるように設けられた複数の感センサーと、調理器本体の前面部及び左右の側面部の人感センサーで人体を検知したときに、表示部を点灯すると共に、当該人感センサーから表示部の表示情報を正視できるように当該表示情報の向きを回転させる制御部とを備え、制御部は、調理器の後部の人感センサーで排気口側あるいは蒸気口側に人体を検知したときに、当該人体に注意を促すものである。
本発明によれば、人感センサーで人体を検知したときに、表示部を点灯すると共に、人感センサーが検知した方向から表示部の表示情報を正視できるように表示情報の向きを回転させるようにしている。この構成により、加熱調理器の設置場所や使用者が操作する方向が限定されることがない。このため、どの方向からでも表示情報を目視し易くなると共に、操作がし易くなり、使い勝手のよい加熱調理器を提供できる。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器の上面図。 図1に示す炊飯器の正面図。 図1に示す炊飯器の縦断面図。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器のブロック図。 図1の炊飯器において、表示部の表示情報の向きを炊飯器の右側から正視できるように回転させたときの表示例を示す上面図。 図1の炊飯器において、表示部に高温注意を表示した状態を示す上面図。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の上面図。 図7の炊飯器において、表示部の表示情報と操作部の向きを回転させたときの表示例を示す上面図。 本発明の実施の形態3に係る炊飯器の上面図。 図9に示す炊飯器の正面図。
以下、本発明の加熱調理器である炊飯器の実施の形態について図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の上面図、図2は図1に示す炊飯器の正面図、図3は図1に示す炊飯器の縦断面図である。
実施の形態1における炊飯器の調理器本体1は、図1及び図2に示すように、箱形状に形成され、本体1aの上部に蓋体2が開閉自在に設けられている。この蓋体2の手前側の上面部には、表示窓3が設けられ、炊飯に必要な複数のスイッチを有する操作部4が表示窓3の両側に配置されている。表示窓3は、図3に示すように、表示部である液晶表示部3aの画面の上方に配置されている。操作部4の各スイッチには、例えば外部被膜を押したときに、その箇所の電極が接触してONするタッチスイッチが用いられている。
また、蓋体2の奧側には、炊飯時に蒸気を排出する蒸気口5が設けられている。本体1aの前面部には、蓋体2を開閉する蓋係止ボタン6が取り付けられている。前述の操作部4は、炊飯を開始する炊飯スイッチ4a、炊飯動作(加熱動作)を停止させる停止スイッチの機能を有する切・保温スイッチ4b、炊飯メニューを設定するメニュースイッチ4c、炊飯の予約を設定する予約スイッチ4d等、炊飯に必要なスイッチを備えている。切・保温スイッチ4bは、後述する表示情報の向きに関係なく固定された位置に配置されている。これは、緊急時に炊飯動作を停止させる際に迷わないようにするためである。なお、切・保温スイッチ4bをハード式のスイッチで構成してもよい。
実施の形態1における炊飯器には、蓋開閉センサー7が取り付けられている。この蓋開閉センサー7は、蓋体2に設けられたホールIC7aと、本体1aにホールIC7aと対向するように設けられた磁石7bとで構成される。蓋体2の前面部、左右の側面部及び後部には、人感センサー8a、8b、8c、8dが設置されている。人感センサー8a、8b、8c、8dには、例えば赤外線を照射し、反射する赤外線を受信するモーションセンサーが用いられている。
前述の本体1aは、図3に示すように、内部に上枠10aの開口部、側面放熱板10b、コイル台10c等で構成される有底筒状の保護枠10が設けられている。この保護枠10には、内釜20が出し入れ自在に収容される。側面放熱板10bには、外周側面に加熱手段である胴ヒーター11が巻き付けられている。胴ヒーター11は、炊飯時、保温時に通電される。コイル台10cは、下面に加熱手段である誘導加熱コイル12が配設されている。また、コイル台10cの中央部には、内釜20の底部の温度を検出する温度センサー13が取り付けられている。誘導加熱コイル12は、通電により交番磁界を発生し内釜20を誘導加熱する。温度センサー13には、例えばサーミスタが使用されている。
本体1a内の後部には、誘導加熱コイル12に高周波電流を供給するインバーター基板14が設置されている。本体1a内の底部には、インバーター基板14等を冷却する冷却ファン15が設けられている。
前述の蓋体2は、本体1a内の後部に設けられたヒンジ部16に開閉自在に取り付けられており、液晶表示部3a、操作基板3b、カートリッジ17、内蓋18、リング形状のパッキン19等を備えている。この蓋体2は、蓋係止ボタン6が奥へ押された際に、ヒンジ部16のヒンジバネ16aの付勢力により、ヒンジ軸16bを軸として本体1aの後方へ開放される。
液晶表示部3aは、炊飯器を正面から見て、画面が縦より横に長い長方形状に形成され、操作基板3bは、液晶表示部3aの下側に配置されている。カートリッジ17は、蓋体2内に取り外し自在に組み込まれている。このカートリッジ17は、炊飯時に発生する蒸気を蒸気流入口17aから取り入れ、蒸気に含まれるおねばを蓄積して蒸気のみを蒸気口5から外部へ排出し、蒸らし時に、蓄積したおねばを内釜20内のご飯に還元する。
内蓋18は、蓋体2の内釜20と対向する下面に、取り外し自在に装着されている。この内蓋18には、炊飯時、保温時に通電される蓋ヒーター18a(加熱手段)が設けられている。パッキン19は、例えばシリコンゴムによりリング形状に形成され、内蓋18の下面の周縁部に設けられている。
内釜20は、有底筒状に成型され、開口部の周縁部には外側に折り曲げられた縁部20aが設けられている。この内釜20は、保護枠10内に収容された際に、上枠10aの上端部である釜受け部10aaに縁部20aが引っ掛かるようになっている。釜受け部10aaは、上枠10aの開口部の周方向に等間隔に複数設けられている。内釜20の縁部20aが釜受け部10aaに引っ掛かることにより、保護枠10内にて内釜20そのものが吊り下げられた状態になる。この場合、内釜20の底部が温度センサー13を押し下げる。
図4は本発明の実施の形態1に係る炊飯器のブロック図である。
実施の形態1における制御回路30は、蓋開閉センサー7からの信号の入力により蓋体の閉塞を検知したときに、操作部4からの操作信号に応じて炊飯動作に入る。例えば、予熱工程、炊飯工程、蒸らし工程、保温工程の各工程を、炊飯メニュー、炊飯量等に応じて実行する。
制御回路30は、予熱工程のときには、インバーター回路14aを制御して誘導加熱コイル12に高周波電流を供給し、炊飯工程のときには、誘導加熱コイル12に加えて、胴ヒーター11と蓋ヒーター18aとに通電する。制御回路30は、蒸らし工程のときには、誘導加熱コイル12、胴ヒーター11及び蓋ヒーター18aへの通電を停止する。その後の保温工程においては、再び胴ヒーター11と蓋ヒーター18aとに通電する。また、制御回路30は、予熱工程及び炊飯工程の炊飯動作中には、冷却ファン15を駆動し、インバーター基板14に実装されたインバーター回路14aを冷却すると共に、本体1a内を冷却する。
また、制御回路30は、例えば炊飯開始の前に、人感センサー8a、8b、8cのうち何れかの人感センサーで人体を検知すると、液晶表示部3aを点灯して、人体を検知した人感センサー側から液晶表示部3aの表示情報を正視できるように表示情報の向きを回転させる。また、制御回路30は、炊飯中に、人感センサー8dにより人体を検知したときには、高温注意を液晶表示部3aに表示して注意を促す。この場合、人感センサー8d側から高温注意を正視できるようにする。なお、注意を促す表示は、通常の表示とは異なることを認識しやすくするため、ネガポジ反転させてもよい。
なお、高温注意の表示に変えて、音声で高温注意を報知するようにしても良い。また、炊飯中に、人感センサー8dで人体を検知した場合、液晶表示部3aの表示情報を消して消灯するようにしても良い。これは、蒸気口5から排出される蒸気によって火傷を負わないようにするためである。
制御回路30は、例えば、人感センサー8a、8b、8cから一定時間毎に赤外線を照射しており、照射した赤外線が反射して受信されるまでの時間を計測する。そして、制御回路30は、その計測時間が設定時間内のときには、操作部4を操作可能な位置、液晶表示部3aの表示情報を目視できる位置に人体(使用者)が接近しているとして、液晶表示部3aの表示情報を正視できるように表示情報の向きを回転させる。また、人感センサー8dから照射された赤外線が設定時間内に受信されたときには、高温注意の表示を炊飯器の後方から正視できるように表示する。表示情報の回転角度は、90度の整数倍、つまり、90度毎あるいは180度毎である。
なお、設置環境により壁面を人と誤検出してしまうことがないように、計測時間の変化が全くない場合は、この方向の検知を無効と判断するように構成されている。なお、予め、設置時に、壁面側を使用者が設定し、設定された方向の検知を無効にするようにしてもよい。
例えば、制御回路30は、人感センサー8a側から液晶表示部3aの表示情報を正視できる状態のときに、人感センサー8b(又は8c)で人体を検知した場合には、人感センサー8b(又は8c)側から液晶表示部3aの表示情報を正視できるように90度回転させる。また、人感センサー8b側から液晶表示部3aの表示情報を正視できる状態のときに、人感センサー8cにより人体を検知した場合には、人感センサー8c側から液晶表示部3aの表示情報を正視できるように180度回転させる。
また、制御回路30は、人感センサー8a側から液晶表示部3aの表示情報を正視できる状態のときに、人感センサー8dで人体を検知した場合には、液晶表示部3aの表示情報を消去し、人感センサー8d側から高温注意の情報を正視できるように表示する。さらに、制御回路30は、人感センサー8b(又は8c)側から液晶表示部3aの表示情報を正視できる状態のときに、人感センサー8dで人体を検知した場合には、液晶表示部3aの表示情報を消去し、人感センサー8d側から高温注意の情報を正視できるように表示する。
また、制御回路30は、液晶表示部3aが消灯しているときに、人感センサー8b、8cの何れかで人体を検知したときには、液晶表示部3aの消灯状態から点灯するまでの時間を、人感センサー8aにより検知したときの時間よりも長く設定している。これは、使用者が単に蓋体2の側面を通過する度に、液晶表示部3aが点灯しないようにするためである。つまり、人体を人感センサー8aで検知したときに、液晶表示部3aを瞬時に点灯し、人感センサー8b、8cの何れかで人体を検知したときには、人感センサー8aで検知したときよりも長い設定時間後に点灯する。制御回路30は、蓋開閉センサー7により蓋体2の開放を検出したときには、人感センサー8a、8b、8c、8dでの人体検知を行わないようにしている。
ここで、炊飯器の正面から液晶表示部3aの表示情報を正視できる状態において、表示情報を右側面から正視できるように回転させたときの表示情報について、図1及び図5を用いて説明する。
図5は図1の炊飯器において、表示部の表示情報の向きを炊飯器の右側から正視できるように回転させたときの表示例を示す上面図である。
制御回路30は、図1に示すように、人感センサー8a側から液晶表示部3aの表示情報を正視できる状態のときに、例えば人感センサー8cから照射された赤外線が一定時間内で受信されたときには、人体が調理器本体1の右側の側面部に接近したと判定する。そして、制御回路30は、人体を検知した人感センサー8c側から正視できるように、液晶表示部3aの表示画素の向きを制御すると共に、表示に用いる画素を特定して表示情報を画面に表示する。
つまり、制御回路30は、液晶表示部3aの画面に図1に示す表示情報を表示しているときに、人感センサー8cにより人体を検知した場合、人感センサー8c側から正視できるように、液晶表示部3aの表示画素の向きを90度回転させる。この時、制御回路30は、表示する内容を特定して、例えば「炊飯中」と「30分後にできあがり」の表示情報を生成し画面に表示する。これは、画面のアスペクト比が異なるために、全ての情報を表示してしまうと、表示が見難くなってしまうことを防止するものであり、使用者が知りたい情報、例えば、動作モード、終了までの目安時間のみを大きな文字で表示している。
次に、炊飯中に、炊飯器の後方に人体が接近したときの高温注意の表示について、図6を用いて説明する。
図6は図1の炊飯器において、表示部に高温注意を表示した状態を示す上面図である。
例えば、制御回路30は、液晶表示部3aの表示情報が、図1に示すような状態のときに、人感センサー8dにより人体を検知した場合には、液晶表示部3aの表示情報を消去する。そして、制御回路30は、人感センサー8d側から高温注意の情報を正視できるように、液晶表示部3aの表示画素の向きを180度回転させると共に、表示に用いる画素を特定して、例えば「炊飯中」と「高温注意」の情報を生成し画面に表示する。
以上のように実施の形態1によれば、人感センサー8a、8b、8cの何れかで人体を検知したときに、液晶表示部3aの画面を点灯すると共に、人体を検知した人感センサー側から液晶表示部3aの表示情報を正視できるように、その表示情報の向きを回転させるようにしている。この構成により、炊飯器の設置場所や使用者が操作する方向が限定されることがない。このため、どの方向からでも表示情報を目視し易くなると共に、操作がし易くなり、使い勝手のよい炊飯器を提供できる。
また、蒸気口5側に人感センサー8dで人体を検知したときには、液晶表示部3aで高温注意を促すようにしている。この構成により、炊飯器の後方から操作部4を操作するようなことがなくなり、また、液晶表示部3aを覗き込むようなことがなくなるので、蒸気口5から排出される蒸気によって火傷を負うようなことがない。
実施の形態2.
実施の形態1では、人感センサー8a、8b、8cの何れかで人体を検知したときに、人体を検知した人感センサー側から液晶表示部3aの表示情報を正視できるようにしたが、表示情報と共に操作部のスイッチも正視できるようにしたものである。
図7は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の上面図、図8は図7の炊飯器において、表示部の表示情報と操作部の向きを回転させたときの表示例を示す上面図である。なお、実施の形態2における炊飯器は、表示部及び制御回路を除いて、実施の形態1と同じ構成である。
実施の形態2における炊飯器は、蓋体2の手前側の上面部に例えばタッチパネル式の操作表示部40(表示部)が設けられている。この操作表示部40は、炊飯器を正面から見て、縦よりも横に長い長方形状に形成されている。図7においては、操作表示部40の中央に表示画面41、表示画面41の両側に操作画面42(操作部)として表示されている。表示画面41には、炊飯中においては、図7に示すような表示情報が表示されている。操作画面42には、炊飯を開始する炊飯スイッチ42a、炊飯の切りと保温の何れかを選択する切・保温スイッチ42b、炊飯メニューを設定するメニュースイッチ42c、炊飯の予約を設定する予約スイッチ42d等、複数のスイッチが表示されている。これらのスイッチには、静電容量式スイッチが用いられている。
制御回路30は、炊飯開始の前に、人感センサー8a、8b、8cのうち何れかの人感センサーで人体を検知したときには、操作表示部40を点灯して、人体を検知した人感センサー側から表示画面41の表示情報及び操作画面42の各スイッチを正視できるように、表示情報及び各スイッチの向きを90度あるいは180度回転させる。制御回路30は、操作画面42の向きを回転させる際、表示画面41の両側に配置されていた操作画面42が、表示画面41より手前側に配置されるように、操作表示部40の画素を制御する。
ここで、表示画面41及び操作画面42の向きを炊飯器の正面から90度回転させたときの表示画面41及び操作画面42の向きについて、図7及び図8を用いて説明する。
制御回路30は、表示画面41及び操作画面42を炊飯器の正面から正視できる状態のときに、人感センサー8cにより人体を検知した場合、人感センサー8c側から正視できるように、表示画面41の表示情報の向きを90度回転させる。この時、制御回路30は、表示に用いる画素を特定して、表示情報の向きを回転させる前の表示情報と同じ表示情報を生成し表示画面41に表示する。
また、制御回路30は、表示画面41の向きを回転させる際、操作画面42が人感センサー8c側から正視できるように、表示画面41の手前側に操作画面42を表示して、各スイッチの向きを90度回転させ、各スイッチの配置を変化させる。
次に、図示していないが、高温注意を表示するときの動作について説明する。
制御回路30は、表示画面41及び操作画面42が、図7に示すような状態のときに、人感センサー8dにより人体を検知した場合には、表示画面41の表示情報を消去すると共に、操作画面42そのものを消去する。そして、制御回路30は、人感センサー8d側から高温注意の情報を正視できるように、表示画面41の表示画素の向きを180度回転させると共に、表示に用いる画素を特定して、前述のように「炊飯中」と「高温注意」の情報を生成し画面に表示する。
以上のように実施の形態2によれば、人感センサー8a、8b、8cの何れかで人体を検知したときに、操作表示部40を点灯すると共に、人体を検知した人感センサー側から表示画面41の表示情報及び操作画面42の各スイッチを正視できるように、表示画面41及び操作画面42の向きを回転させるようにしている。この構成により、炊飯器の設置場所や使用者が操作する方向が限定されることがない。このため、どの方向からでも表示情報と各スイッチを目視し易くなると共に、操作がし易くなり、使い勝手のよい炊飯器を提供できる。
また、蒸気口5側に人感センサー8dで人体を検知したときには、操作表示部40の表示画面41のみに高温注意を表示して促すようにしている。この構成により、炊飯器の後方から炊飯器を操作するようなことがなくなり、また、操作表示部40を覗き込むようなことがなくなるので、蒸気口5から排出される蒸気によって火傷を負うようなことがない。
なお、実施の形態1、2では、蓋体2の後部に人感センサー8dを設けたが、その人感センサー8dのない炊飯器でも良い。
また、実施の形態1、2では、人感センサー8a、8b、8c、8dの何れか1つが人体を検知した場合について説明したが、人感センサー8a、8b、8c、8dのうち2つ以上の人感センサーでそれぞれ人体を検知したときには、予め設定された優先順位の高い方向に、表示の向きを回転させるようにしても良い。
例えば、人感センサー8aと人感センサー8b(又は8c)とがそれぞれ人体を検知したときには、人感センサー8a側から正視できるようにする。また、人感センサー8a、8b、8cのうち何れか1つあるいは2つの人感センサーと人感センサー8dとがそれぞれ人体を検知したときには、人感センサー8d側から高温注意の情報を正視できるようにする。
また、実施の形態1、2では、炊飯器に人感センサーを設けて例示したが、炊飯器に代えて、卓上で使用する誘導加熱調理器に複数の人感センサーを設けて、人体を検知した人感センサー側からトッププレート上の表示部及び操作部を正視できるようにしても良い。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、人感センサーを複数個所に設けた例示をしたが、例えば、蓋体2の上面に異なる方向を検出できるような複数の視野を持った人感センサーを1つだけ設けて、このセンサーによって液晶表示部3a及び操作部4を制御してもよい。図9は本発明の実施の形態3に係る炊飯器の上面図、図10は図9に示す炊飯器の正面図である。
本実施の形態が実施の形態1,2と異なる点は、人感センサー8を蓋体2の上面に1つだけ設けている点である。人感センサー8は、内部に複数の視野を持つ素子を備えており、このセンサーひとつで、複数の方向を検知することができる。以上のように実施の形態3によれば、人感センサー8を調理器本体1の各面に配置する必要がなくなるので、部品点数が削減でき、コストダウンが図れる。
1 調理器本体、1a 本体、2 蓋体、3 表示窓、3a 液晶表示部、3b 操作基板、4 操作部、4a、42a 炊飯スイッチ、4b、42b 切・保温スイッチ、4c、42c メニュースイッチ、4d、42d 予約スイッチ、5 蒸気口、6 蓋係止ボタン、7 蓋開閉センサー、7a ホールIC、7b 磁石、8、8a、8b、8c、8d 人感センサー、10 保護枠、10a 上枠、10aa 釜受け部、10b 側面放熱板、10c コイル台、11 胴ヒーター、12 誘導加熱コイル、13 温度センサー、14 インバーター基板、14a インバーター回路、15 冷却ファン、16 ヒンジ部、16a ヒンジバネ、16b ヒンジ軸、17 カートリッジ、17a 蒸気流入口、18 内蓋、18a 蓋ヒーター、19 パッキン、20 内釜、20a 縁部、30 制御回路、40 操作表示部、41 表示画面、42 操作画面。

Claims (13)

  1. 被加熱物を加熱する加熱手段を有する調理器本体と、
    前記調理器本体の上部手前側に設けられた表示部と、
    前記調理器本体の上部奥側に設けられた排気口あるいは蒸気口と、
    前記調理器本体の前面部、左右の側面部及び後部検知方向が異なるように設けられた複数の感センサーと、
    前記調理器本体の前面部及び左右の側面部の人感センサーで人体を検知したときに、前記表示部を点灯すると共に、当該人感センサーから前記表示部の表示情報を正視できるように当該表示情報の向きを回転させる制御部と
    を備え
    前記制御部は、前記調理器の後部の人感センサーで前記排気口側あるいは前記蒸気口側に人体を検知したときに、当該人体に注意を促すことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記制御部は、前記調理器の後部の人感センサーで前記排気口側あるいは前記蒸気口側に人体を検知したときに、前記表示部を点灯すると共に、当該人感センサー側から前記表示部に当該人体に注意を促す表示情報を正視できるように当該表示情報の向きを回転させることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記制御部は、前記表示部の表示情報を90度の整数倍の角度で向きを回転させることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 前記制御部は、前記調理器の後部の人感センサー前記排気口側あるいは前記蒸気口側に人体を検知したときに、前記表示部の表示情報を消して消灯することを特徴とする請求項1又は請求項1に従属する請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記制御部は、前記調理器の後部の人感センサー前記排気口側あるいは前記蒸気口側に人体を検知したときに、前記表示部あるいは音声で注意を報知することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱手段の加熱動作を停止させる停止スイッチを有する操作部を備え、
    前記停止スイッチは、前記表示情報の向きに関係なく一定の位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記表示部は、前記表示情報の他に操作部を表示し、
    前記制御部は、前記人感センサーにより人体を検知したときに、当該人感センサー側から前記表示部の表示情報及び前記操作部を正視できるように前記表示情報及び前記操作部の向きを回転させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記制御部は、前記表示部が消灯しているときに、前記人感センサーにより人体を検知したときには、前記表示部の消灯状態から点灯するまでの時間を、人体を検知した人感センサーによって異ならせることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記表示部は、縦と横の長さが異なる長方形状に形成され
    前記制御部は、人体を検知した人感センサー側から正視できるように、前記表示部の表示画素の向きを制御すると共に、表示に用いる画素を特定して表示情報を生成し表示することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の加熱調理器。
  10. 前記人感センサーは、前記調理器本体の複数箇所に設置されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の加熱調理器。
  11. 前記制御部は、複数の人体を検知したときには、予め設定された優先順位の高い方向に、表示の向きを回転させることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の加熱調理器。
  12. 前記調理器本体の上部に開閉自在に設けられた蓋体と、前記蓋体の開閉を検出する蓋開閉センサーとを備え、
    前記制御部は、前記蓋開閉センサーにより蓋体の開放を検出したときには、前記人感センサーでの人体検知を行わないようにすることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の加熱調理器。
  13. 前記制御部は、前記表示部の表示情報の向きに応じて、前記操作部の配置を変化させることを特徴とする請求項6若しくは7又は請求項6若しくは7に従属する請求項12の何れか1項に記載の加熱調理器。
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