JP5381443B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、卓上での鍋物調理や焼き物調理などに用いる誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器として、誘導加熱調理器本体は、鍋を載置するトッププレートと、そのトッププレートを接着したケースと、鍋を加熱するための加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給する加熱手段から構成されている誘導加熱調理器がある。そしてトッププレートを接着したケースに、容易に触れないようし、鍋の横ずれを防止するためのガードが自由に取り付けられるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また鍋を載置するトッププレートの下部に加熱手段と、前記トッププレートに接するように前記調理物を加熱制御する温度検知手段を備えた誘導加熱調理器は、焼き物や揚げ物などの調理メニューごとに専用のキーを設けて、調理開始時に該当のキーを操作すると所定のシーケンスにて加熱制御を行うものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−306657号公報 特開平11−101445号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ガードの設置に関係なく所定のシーケンスにて加熱制御を行うため、ガードが設置されていない場合、誤って調理容器に触れてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ガード検知によりガードが設置されてい
るかどうかが判別して、安全性の高い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、調理容器載置されるトッププレートと、本体の所定の位置に設置され、前記調理容器の外周を覆ガードと、誘導磁界を発生させて前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、温度センサにより調理容器の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を制御する制御手段、前記ガードが設置されていること及び前記ガードが設置されていないことを検知するガード検知手段と、を備え、前記制御手段は、加熱出力が設定された初期設定火力になるようにあるいは前記温度検知手段で検知した温度が設定された初期設定温度になるように加熱出力をする加熱調理において、前記ガードが設置されている場合には、加熱出力を開始し、且つ前記ガードが設置されていないことを検知した場合には、使用者が誤って前記調理容器に触れる恐れがあると判断し、加熱出力を開始せずに停止することとしたものである。
これによって、前記ガードが設置されているかどうかが判別できるため、ガードの未設置を防ぐことができ、安全性が向上する。また、ガードが設置されていないと検知した場合に、加熱を開始せずに停止するようにすることで、調理容器の温度が上昇しないため、安全性が向上する。
本発明の誘導加熱調理器は、ガードの未設置を防ぐことができ、焼き物調理などの高温で温度制御するような調理コースの場合でも、安全性が向上する。また、ガードが設置されていないと検知した場合に、加熱出力を開始せずに停止するようにすることで、調理容器の温度が上昇しないため、安全性が向上する。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の全体構成図 本発明の実施の形態1におけるガード検知手段構成図
第1の発明は、調理容器載置されるトッププレートと、本体の所定の位置に設置され、前記調理容器の外周を覆ガードと、誘導磁界を発生させて前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、温度センサにより調理容器の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を制御する制御手段、前記ガードが設置されていること及び前記ガードが設置されていないことを検知するガード検知手段とを備え、前記制御手段は、加熱出力が設定された初期設定火力になるようにあるいは前記温度検知手段で検知した温度が設定された初期設定温度になるように加熱出力をする加熱調理において、前記ガードが設置されている場合には、加熱出力を開始し、且つ前記ガードが設置されていないことを検知した場合には、使用者が誤って前記調理容器に触れる恐れがあると判断し、加熱出力を開始せずに停止する誘導加熱調理器とすることによって、ガード未設置により誤って鍋に触れるのを防ぐことができ、安全性が向上する。また、ガードが設置されていないと検知した場合に、加熱出力を開始せずに停止するようにすることで、調理容器の温度が上昇しないため、安全性が向上する。
の発明は、特に第1の発明の誘導加熱調理器において、前記ガード検知手段には、明るさを検知する照度センサを有し、前記ガード検知手段は、前記ガード設置されていること及び前記ガードが設置されていないことを前記照度センサが検知した明るさの差により検知することができる。
の発明は、特に第1または第2の発明の誘導加熱調理器において、使用者に伝える報知手段を備え、前記ガード検知手段によりガードが設置されていないことを検知した場合に、前記制御手段は、前記ガードが設置されていないことを前記報知手段により報知することで、使用者にガードが無く危険であることを聴覚的に伝えるため安全性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の構成を示すものである。図1に示すように、本実施の形態における誘導加熱調理器は、調理物を入れる専用のホットプレート鍋1と、ホットプレート鍋1を載置するトッププレート2と、ホットプレート鍋1の外周を覆い使用者がホットプレート鍋1に触れないよう保護する樹脂でできたガード3と、本体にガード3が設置されていることを検知するガード検知手段4と、ホットプレート鍋1を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイル5と、加熱コイル5に高周波電流を供給するインバータ6と、温度センサ7からの信号により調理物の温度を検知する温度検知手段8と、インバータ6を制御するマイクロコントローラ等から構成される制御部9とガード検知手段4によりガード3が無いために加熱を停止したことを表示する表示手段10と、ガード検知手段4によりガード3が無いために加熱を停止したことを音声にて伝える報知手段11から構成する。またガード検知手段4は図2のように、加熱調理器の本体側にスイッチ12を設けている。樹脂製のガードはリング状である必要はなく、一部切りかきを設けていてもよい。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
ガード3が設置されていと、図2のようにガード3がスイッチ12を押し込むため、ガード3が設置されていることを検知することができる。ガード3が設置されていない場合は、図2のようにスイッチ12が押し込まれないため、ガード3が設置されていないことが検知できる。ガード3が設置されていれば、そのまま加熱を継続する。ガード3が設置されていなければ、使用者が誤って触れる恐れがあると判断し、制御部9はインバータ6を制御し加熱を停止する。ガード3が設置されていないで加熱を止めた場合には、鍋に誤って接触してしまう恐れがあり加熱を停止したことを液晶やLED等の表示手段10とブザー等の報知手段11により、視覚的また聴覚的に使用者に伝える。そのため使用者の安全性が向上する。
ガード検知手段4は図2ではスイッチ12でガード3の設置及び未設置を検知する構成としたが、照度センサでガード検知手段4を構成してもよい。ガード3が設置された場合、ガード3により影となり暗いとセンサが検知する。ガード3が設置されていなければ、影ができないため明るいとセンサが検知する。照度センサによる明るさの差でガード3の設置を同様に検知することができる。
またガード検知手段4は、光センサで構成してもよい。ガード3下面に反射板を設置しておき、製品本体側から発光ダイオードにより赤外線を照射し、ガード3が設置されている場合は、反射板に反射した赤外線を製品本体側のフォトトランジスタにて検知できる。ガード3が設置されていない場合は、ガード3による反射がないために製品本体側にて検知できない。光センサによる反射の有無によってガード3の設置を同様に検知することができる。
またガード検知手段4は、ホールICやサーチコイル等を利用した磁気センサでガード検知手段4を構成してもよい。四角形の形をしたガード3の四隅に対角上に磁石2つ以上設置しておき、ガード3が設置されていれば、ガード3に設置した磁石からの磁束を検知できるため、設置されていることを検知できる。ガード3が設置されていなければ、磁束を検知できないため、ガード3が設置されていないことを検知できる。対角上に磁石を2つ以上設置することで、ガードが180度回転させられた状況で設置されてもガードを検知することができる。ガード3の設置を同様に検知することができる。
(実施の形態2)
図1と同様の誘導加熱調理器において、ガード3が設置されていれば、そのまま加熱を継続する。ガード3が設置されていなければ、使用者が誤って触れる恐れがあると判断し、初期設定火力よりも低い火力に変更するように、制御部9はインバータ6を制御する。初期設定火力のまま加熱を継続して鍋1の温度が高温になるのを防ぐことができる。ガード3が設置されていないために設定火力を下げたことを液晶やLED等の表示手段10とブザー等の報知手段11により、視覚的また聴覚的に使用者に伝える。そのため使用者の安全性が向上する。
(実施の形態3)
図1と同様の誘導加熱調理器において、使用者によって初期設定温度が設定される。温度一定制御を行う調理方式では設定温度に対して温度が一定になるようにインバータ6を制御する。ガード3が設置されていれば、そのまま加熱を継続する。ガード3が設置されていなければ、使用者が誤って触れる恐れがあると判断し、初期設定温度から設定温度を下げる。そうすることで、鍋1の温度が高温になるのを防ぐことができる。ガード3が設置されていないために設定温度を下げたことを液晶やLED等の表示手段10とブザー等の報知手段11により、視覚的また聴覚的に使用者に伝える。そのため使用者の安全性が向上する。
(実施の形態4)
図1と同様の誘導加熱調理器において、使用者によって初期設定温度が設定される。温度一定制御を行う調理方式では設定温度に対して温度が一定になるようにインバータ6を制御する。ガード3が設置されていれば、そのまま加熱を継続する。ガード3が設置されていなければ、使用者が誤って触れる恐れがあると判断し、鍋1が高温になる温度一定制御から、火力一定制御に制御方式を変更する。鍋1の温度が高温になるのを防ぐことができる。ガード3が設置されていないために制御方式を変更したことを液晶やLED等の表示手段10とブザー等の報知手段11により、視覚的また聴覚的に使用者に伝える。そのため使用者の安全性が向上する。
以上のように、本発明にかかわる誘導加熱調理器は、ガードの設置を検知することができ、ガード未設置時はより安全な制御を行い、かつ使用者に伝えるようにすることによって、安全性の向上を図ることができるため、家庭用あるいは業務用の誘導加熱調理器にも利用できる。
1 ホットプレート鍋(調理容器)
2 トッププレート
3 ガード
4 ガード検知手段
5 加熱コイル
6 インバータ
7 温度センサ
8 温度検知手段
9 制御部(制御手段)
11 報知手段

Claims (3)

  1. 調理容器載置されるトッププレートと、本体の所定の位置に設置され、前記調理容器の外周部を覆うガードと、誘導磁界を発生させて前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、温度センサにより調理容器の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を制御する制御手段と、前記ガードが設置されていこと及び前記ガードが設置されていないことを検知するガード検知手段と、を備え、前記制御手段は、加熱出力が設定された初期設定火力になるようにあるいは前記温度検知手段で検知した温度が設定された初期設定温度になるように加熱出力をする加熱調理において、前記ガードが設置されている場合には、加熱出力を開始し、且つ前記ガードが設置されていないことを検知した場合には、使用者が誤って前記調理容器に触れる恐れがあると判断し、加熱出力開始せずに停止する誘導加熱調理器。
  2. 前記ガード検知手段は、明るさを検知する照度センサを有し、前記ガード検知手段は、前記ガード設置されていること及び前記ガードが設置されていないこと前記照度センサが検知した明るさの差により検知するようにした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 使用者に伝える報知手段を備え、前記ガード検知手段により前記ガードが設置されていないことを検知した場合に、前記制御手段は、前記ガードが設置されていないことを前記報知手段により報知するようにした請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
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