JP2010113973A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が毎回設定を行う必要なく子供の誤操作、いたずらを防止できる誘導加熱調理器を提供すること。
【解決手段】人体の身長を検知し、身長が一定以下である場合に操作手段の操作を無効とする操作ロック手段を備えることで、使用者が毎回設定を行う必要なく子供の誤操作、いたずらを防止できる誘導加熱調理器を提供することとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭で使用する誘導加熱調理器において、子供など調理を行うには危険が伴う使用者が誤って操作することを禁止することができる誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は使用者が操作の有効・無効を設定できるチャイルドロックキーを備え、意図せず操作されることを禁止するための機能を備えた誘導加熱調理器があった(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の誘導加熱調理器について説明する。図6(a)は従来の誘導加熱調理器を示す斜視図である。図6(a)において、101は商用電源をON/OFFする電源SWであり、102は鍋などの被加熱物を載置するためのトッププレートであり、トッププレート102の下方に加熱コイル103が配置される。加熱コイル103に高周波電流を供給するインバーター、インバーター回路の出力を制御する制御手段を備え、各種スイッチ及び表示素子を備えた操作部104を備え、使用者により、各バーナーに対する加熱出力が競ってなされると制御手段は予め設定された加熱出力となるようにインバーター回路の出力を制御する。
また、図6(b)は、従来の誘導加熱調理器の操作部・表示部104を示す図である。104aは該当バーナーの加熱の開始・停止を操作するための切/入SWであり、電源SW101がON状態において、104aが押されると加熱を開始する。104b、104cはアップSW、ダウンSWであり、加熱する火力の上げ下げを操作することができる。104dはチャイルドロックSWであり、チャイルドロックSW104dが押されると加熱入りの操作を無効とする。104eは表示部であり、切/入SW104aが押されると、火力バー104fを表示し、アップSW104b、ダウンSW104cの操作により現在の設定火力を表示する。104gはチャイルドロック状態を表示するチャイルドロック表示であり、このマークが表示されている状態はチャイルドロック状態を表し、加熱の開始を無効とする。
特開2005−268208号公報
しかしながら、前記従来の構成では、チャイルドロック機能を使用者が設定する必要があり、設定を忘れた場合など子供による誤操作が行われる可能性があるという課題を有していた。また、使用者(親)がキッチンにて調理を行っている最中に子供が親の元へ来た場合など親が目を話した隙に操作部を誤って触ってしまうことが想定されるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、人体の身長を検知し、身長が一定以下である場合に操作手段の操作を無効とする操作ロック手段を備えることで、使用者が毎回設定を行う必要なく子供の誤操作、いたずらを防止できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、外郭を構成する本体と、前記本体の上面に配置され調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下
方に配置され前記調理容器を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバーター回路と、前記インバーター回路の出力を制御する制御手段と、前記インバーター回路の出力レベルを変更するための操作手段と、現在の出力レベルを表示する表示手段と、人体の身長を検知する身長検知手段と、前記身長検知手段の検知結果が所定値未満である場合に、前記操作手段の操作を無効とする操作ロック手段を備えたものである。
これによって、例えば使用者が調理中に子供がキッチンへ侵入し、使用者が目を離した時に子供が操作手段を操作しようとしても無効とすることができるため、事前にチャイルドロック機能を設定する必要なく安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、身長検知手段を備え、一定以下の身長の人による操作を受け付けないようにすることで、使用者が子供の目を離した隙に子供が操作手段を操作したとしても無効とすることができ、事前にチャイルドロック機能を設定するわずらわしさがなく自動的にチャイルドロック機能を実現できるため、安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
第1の発明は、外郭を構成する本体と、前記本体の上面に配置され調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置され前記調理容器を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバーター回路と、前記インバーター回路の出力を制御する制御手段と、前記インバーター回路の出力レベルを変更するための操作手段と、現在の出力レベルを表示する表示手段と、人体の身長を検知する身長検知手段と、前記身長検知手段の検知結果が所定値未満である場合に、前記操作手段の操作を無効とする操作ロック手段を備えることにより、一定以下の身長の人による操作を受け付けないようにすることで、使用者が子供の目を離した隙に子供が操作手段を操作したとしても無効とすることができ、事前にチャイルドロック機能を設定するわずらわしさがない、安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の身長検知手段を本体前面に配置された赤外線センサにより構成し、床面から所定高さ以上の人体による赤外線により反応する構成とすることにより、所定高さ以上の人体を検知している間は操作を有効にし、所定高さ以上の人体を検知できない場合は操作を無効とすることで、1つの赤外線センサにより身長検知手段を構成することができるため比較的安価に自動チャイルドロック機能を実現することができる。
第3の発明は、第1に記載の発明の身長検知手段を床面に対して略垂直に配置され本体前面に配置された複数の赤外線センサにより構成し、床面からの所定高さ以上の人体による赤外線により反応する赤外線センサaと、床面からの所定高さ未満の人体による赤外線により反応する赤外線センサbから構成することにより、所定高さ以上の人体が近づいた場合には赤外線センサaと赤外線センサbの両方で人体を検知でき、所定高さ以上の人体が近づいている場合は操作を有効にすることができる。一方で、所定高さ未満の人体が接近した場合は、赤外線センサbのみが人体を検知するため、所定高さ未満(子供)が近づいていることを認識することができるため、近づくだけで危険であることを報知することができ、リアルタイムに報知及び操作無効を行うことができ、安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
第4の発明は、第1に記載の発明の身長検知手段を床面に対して略垂直に配置され本体前面に配置された複数の赤外線センサにより構成し、床面から数えて何個目までが人体による赤外線に反応しているかに応じて身長を検知する構成とすることにより、分解能をあ
げることで、検知する身長の精度をあげることができ、キッチンの高さによって検知する身長の設定を変更することができるため、さまざまなキッチンに応じた身長検知手段付誘導加熱調理器を設置することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1項に記載の発明の身長検知手段を複数備え、少なくとも誘導加熱調理器本体の左右に身長検知手段を備えることにより、誘導加熱調理器を設置するキッチンにより、入り口から誘導加熱調理器を見た際に左または右のどちらにある場合にも精度よく人体を検知し、身長を検知することができ、キッチンの構成によらず安全な誘導加熱調理器を設置することができる。
第6の発明は、第1〜5のいずれか1項に記載の発明の誘導加熱調理器に音声による報知手段を備え、身長が所定値未満の人体が近づき、操作手段が操作を検知すると身長が所定値に満たないため操作できない旨を音声により報知を行なうことにより、子供に操作できない旨を伝えると共に、使用者(親)に子供が操作していることを伝えることができる。
第7の発明は、第2〜6のいずれか1項に記載の発明の誘導加熱調理器は魚などを加熱調理するロースターを備え、前記ロースターを加熱中に身長検知手段により、所定高さ未満の人体を検知するとロースター扉が高温のため危険であることを報知手段により報知することで、子供が近づき誤ってロースター扉を触ってしまう前に、危険であることを報知することができるため、より安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
第8の発明は、第2〜7のいずれか1項に記載の発明の誘導加熱調理器はトッププレートの温度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度以上であり、人体検知手段により所定高さ未満の人体を検知するとトッププレートが高温のため危険であることを報知手段により報知することで、子供が近づき誤ってトッププレートを触ってしまう前に、危険であることを報知することができるため、より安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器のブロック図を示すものである。
外郭を構成する本体1と前記本体1の上面に配置され調理容器2を載置するトッププレート3を有し、商用電源から供給された交流電源を直流に変換する整流回路を備えている。トッププレート3の下方に調理容器2を加熱するための加熱コイル4を備え、調理容器2を加熱する際に、インバーター回路5は整流回路により直流に変換された電源から高周波電流を加熱コイル4に供給する。加熱コイル4に高周波電流が供給されると交番磁界が発生し、加熱コイル4の上方に配置された金属製の調理容器2の底面に渦電流を発生させ、渦電流によるジュール熱を利用し調理容器2を加熱することができる。
制御手段6は操作・表示手段7により使用者が設定した火力に応じて、インバーター回路5の出力を制御する。本実施の形態の制御手段6はマイコンにて構成する。
制御手段6は加熱コイル4の略中央に配置されたサーミスタにより構成された温度検知手段8により検知された温度に応じてインバーター回路の出力を制御する。
なお、本実施の形態では温度検知手段8をサーミスタにより構成するとしたが、白金センサや赤外線センサなどの温度検知素子を使用してもよい。
制御手段6はマイコン上のROMやRAMまたは回路上のEEPROMなどにより構成された記憶手段9を備える。記憶手段9は各火力設定に応じたインバーター回路5の制御パラメータを保存している。
制御手段6は計時手段10により計時された時間を用い加熱開始後一定時間操作手段のキー操作がない場合に切り忘れと判断し、加熱をOFFする機能などを備える。
報知手段11は操作・表示手段7によりキーが押された場合の確認音や、タイマー機能により調理を行っている場合にタイマー終了時間になると加熱を停止し、タイマーが終了した旨の報知を行う。
身長検知手段12は本体前面に取り付けられた人体から発される赤外線を検知し出力を出す赤外線センサ13の出力により、人体が近づいたかどうかを検知することができる。
なお、本実施の形態では赤外線センサ13を受動型の赤外線センサを使用し、人体から発せられる赤外線の変化により、人体の有無を出力するセンサを使用するとするが、赤外線を発する赤外LEDと赤外線を受光する受光素子の組み合わせによるアクティブセンサにより構成してもよい。
次に、図2を用い操作・表示手段7の説明を行う。図2(a)は表示素子が表示できる素子をすべて点灯した状態の操作・表示手段7の図である。表示手段7gはLCD表示素子にて構成し、設定火力に応じピクトにより火力を表示すると共に、タイマー設定時には残り時間を表示する。
図2(b)は加熱開始前の操作・表示手段7の図であり、設定火力を表すピクトを表示しない。また、図2(c)は最大火力で加熱中の操作・表示手段7の図であり、図2(d)は火力5で加熱中の操作・表示手段7の図であり、設定火力5までピクトを表示する。
切/入SW7aが押されると制御手段6はインバーター回路5の出力を制御し、設定火力5にて加熱を開始する。また、加熱中に切/入SW7aが押されると制御手段6はインバーター回路の出力をオフし、加熱を停止する。
加熱中にアップSW7bが押されると操作・表示手段7は現在の火力を1ランク上げた表示に変更する。例えば、火力5にて加熱中であれば火力6までピクトを表示する。火力設定が1ランク上げられると制御手段6はインバーター回路の出力を1ランク上げる。
また、加熱中にダウンSW7cが押されると操作・表示手段7は現在の火力を1ランク下げた表示に変更する。例えば、火力5にて加熱中であれば火力4までピクトを表示する。火力設定が1ランク下げられると制御手段6はインバーター回路の出力を1ランク下げる。
加熱中、加熱停止時にかかわらず、タイマーが設定されていない状態でタイマーアップSW7dが押されると操作・表示手段7は時間表示を行い、タイマー設定モードへ移行する。さらにタイマーアップSW7dが押されると表示しているタイマー時間をインクリメントする。また、タイマー設定モード時にタイマーダウンSW7eが押されると表示されている時間をデクリメントする。タイマー設定モードを解除するには取り消しSW7fを押すことで解除することができる。
タイマー設定モード時且つ加熱中はタイマーアップSW7d及びタイマーダウンSW7eが離されてからタイマーカウントダウンを開始し、残時間が0になると加熱を停止する。加熱停止中にタイマー設定モードに入った場合は、加熱開始後からタイマーカウントダウンを開始し、残時間が0になると上記同様加熱を停止する。
次に、図3を用い、本実施の形態における赤外線センサについて説明する。図3(a)の点線で囲まれたエリアは赤外線センサ13が人体を検知することができる検知可能エリア15である。本実施の形態では赤外線センサ13に焦電素子を用いたパッシブ型の赤外線センサを用いる。検知可能エリア15内の背景から得られる赤外線に対し、検知可能エリア15内に人体が進入すると人体から発せられる赤外線により、背景と差が生じ人体を検知することができる。
なお、人体が検知可能エリア15内で、完全に停止している場合は赤外線の差分を得ることができないため人体を検知することはできないが、一般的に使用者が調理中の場合、使用者は動作しているため問題とならない。
図3(b)は本実施の形態における赤外線センサ13であり、赤外線の透過率が低い部材で構成された遮光板16を垂直方向下方に取り付けている。これにより検知可能エリア15は下方が遮られた状態となる。図3(c)は本体1に取り付けた状態を表し、本体1を設置する調理台17の下面(床面)から検知可能エリア15までの高さh(本実施の形態では100cm)が身長検知手段12により人体を検知できるかどうかの閾値となる。高さhより身長が低い人体が近づいても身長検知手段12は人体を検知することができない。また、高さhより身長が高い人体が近づいた場合は身長検知手段12は人体を検知し、使用者が近づいたことを検知する。
操作ロック手段14は身長検知手段12の検知結果がない場合(高さhより身長が高い人体が接近していない場合)に操作・表示手段7によりキー操作が行われたとしてもこれを無効とする。
なお、操作ロック手段14は身長検知手段12により人体を検知している場合には、操作・表示手段7によりキー動作が行われるとその操作を有効とし、制御手段6は所定の制御を行う。
なお、本実施の形態では高さhを100cmとしたが、これに限られるものではなく遮光板の取り付け方向により調整することができる。
なお、本実施の形態では操作ロック手段14は身長検知手段12の検知結果がない場合に操作・表示手段7によりキー操作が行われたとしてもこれを無効とするとしたが、加熱中の場合に加熱切/入SW7aが押された場合には加熱をOFFできるようにすることで、誤検知した場合に加熱がOFFできず不安全になることを避けることができる。
これにより、一定以下の身長の人による操作を受け付けないようにすることができ、使用者が子供の目を離した隙に子供が操作手段を操作したとしても無効とすることができ、事前にチャイルドロック機能を設定するわずらわしさがない、安全な誘導加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と同じ構成物・動作については説明を省略する。
図4(a)を用い、複数の赤外線センサ13による身長検知手段12について説明する。赤外線センサa13aと赤外線センサb13bの間に赤外線の透過率が低い部材で構成された遮光板16を設置する。これにより、赤外線センサa13aの検知可能エリア15aと赤外線センサb13bの検知可能エリア15bを高さh(本実施の形態では100cmとする)で分けることができる。
図4(b)は各赤外線センサの検知結果に応じた操作ロック手段14による操作ロック状態を表す表である。赤外線センサa13aと赤外線センサb13bが共に人体を検知していない場合は身長検知手段12は人体なしと判断し、操作ロック手段14は操作・表示部7による操作を無効とする。
赤外線センサa13aが人体を検知せず、赤外線センサb13bが人体を検知した場合は身長検知手段12は高さh以下の人体を検知し、子供であると判断し、操作ロック手段14は操作・表示部7による操作を無効とする。
また、子供であると判断し、操作ロック手段により、操作・表示部7の操作を無効にした場合は、音声を報知する報知手段11により、「子供のため操作することができません」と音声による報知を行う。
なお、本実施の形態では報知音声を「子供のため操作することができません」としたが、意味が通じればこれに限られるものではない。
赤外線センサa13aが人体を検知し、赤外線センサb13bが人体を検知しなかった場合は身長検知手段12は高さh以上の人体を検知し、大人であると判断し、操作ロック手段14は操作・表示部7による操作を有効とする。
なお、本実施の形態では赤外線センサa13aが人体を検知し、赤外線センサb13bが人体を検知しなかった場合は大人であると判断するとしたが、高いところだけに人体の移動が現れることは下半身の移動がない場合などに考えられるが、複数回確認し、赤外線センサb13bでも人体を検知した場合に操作・表示部7の操作を有効にするようにしてもよい。
赤外線センサa13aと赤外線センサb13bが共に人体を検知した場合は身長検知手段12は高さh以上の人体を検知し、大人であると判断し、操作ロック手段14は操作・表示部7による操作を有効とする。
また、温度検知手段8により、トッププレートが高温(本実施の形態では60℃とする)になっている状態で、身長検知手段12が高さh以下の子供を検知した場合は、「トッププレートが高温のため近づかないでください」と報知手段11により音声による報知を行う。
なお、本実施の形態では報知音声を「トッププレートが高温のため近づかないでください」としたが、意味が通じればこれに限られるものではない。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3における動作について説明する。なお、実施の形態1〜2と同じ構成物・動作については説明を省略する。
図5(a)は本実施の形態における誘導加熱調理器の図である。魚などを加熱調理する
ロースター18を備えている。ロースターの庫内は調理中約300℃まで達し、ロースター扉は耐熱性ガラスで構成されているが、触るとやけどするぐらいまで高温に達する。
よって、子供が近づき手を触れるとやけどのおそれがある。13A、13Bは実施の形態2で説明した赤外線センサaと赤外線センサbを組み合わせたものであり、赤外線センサA13Aと赤外線センサB13Bはそれぞれ図4(b)の表のように子供および大人と人体を検知することができる。
図5(b)は本実施の形態における誘導加熱調理器の赤外線センサA13Aと赤外線センサB13Bの水平方向の検知範囲の広がりを示す図である。検知可能範囲15Aは赤外線センサAの検知範囲であり、検知可能範囲15Bは赤外線センサBの検知範囲である。
一般に誘導加熱調理器を設置されるキッチンは誘導加熱調理器の右に壁があるか、左に壁がある場合が多い、赤外線センサ13を誘導加熱調理器の左右に配置すれば、すべてのキッチンへ対応可能となる。
身長検知手段12は、赤外線センサA13Aと赤外線センサB13Bのそれぞれの出力結果からおのおの子供を検知しているか、大人を検知しているかを認識し、A、BのORをとり、いずれか一方が子供を検知している場合は実施の形態2と同じように操作ロック手段14は操作・表示部7による操作を無効とする。
また、子供であると判断し、操作ロック手段14により、操作・表示部7の操作を無効にした場合は、音声を報知する報知手段11により、「子供のため操作することができません」と音声による報知を行う。
また、ロースターによる調理中であり、庫内が高温になっている状態で、身長検知手段12が高さh以下の子供を検知した場合は、「ロースターが高温のため近づかないでください」と報知手段11により音声による報知を行う。
なお、本実施の形態では報知音声を「ロースターが高温のため近づかないでください」としたが、意味が通じればこれに限られるものではない。
以上のように、身長検知手段により子供か大人を判別し、子供を検知した場合は操作を無効とすることや、危険な温度となっている部位が存在する場合はその旨を報知することで、安全に調理を行うことができる誘導加熱調理器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、身長検知手段により子供か大人を判別し、子供を検知した場合は操作を無効とすることや、報知することで、安全な調理器を提供することができるため、その他の加熱調理器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器を示すブロック図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作部・表示部を示す図 本発明の実施の形態1における赤外線センサと取り付け位置を示す図 本発明の実施の形態2における赤外線センサと身長検知手段検知と操作ロック手段の動作を示す図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器と赤外線センサ取り付け位置を示す図 従来の誘導加熱調理器を示す斜視図と、誘導加熱調理器の操作部・表示部を示す図
符号の説明
1 本体
2 調理容器
3 トッププレート
4 加熱コイル
5 インバーター回路
6 制御手段
7 操作・表示手段
8 温度検知手段
11 報知手段
12 身長検知手段
13 赤外線センサ
14 操作ロック手段
18 ロースター

Claims (8)

  1. 外郭を構成する本体と、前記本体の上面に配置され調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置され前記調理容器を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバーター回路と、前記インバーター回路の出力を制御する制御手段と、前記インバーター回路の出力レベルを変更するための操作手段と、現在の出力レベルを表示する表示手段と、人体の身長を検知する身長検知手段と、前記身長検知手段の検知結果が所定値未満である場合に、前記操作手段の操作を無効とする操作ロック手段を備えた誘導加熱調理器。
  2. 身長検知手段は本体前面に配置された赤外線センサにより構成し、床面から所定高さ以上の人体による赤外線により反応する構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 身長検知手段は床面に対して略垂直に配置され本体前面に配置された複数の赤外線センサにより構成し、床面からの所定高さ以上の人体による赤外線により反応する赤外線センサaと、床面からの所定高さ未満の人体による赤外線により反応する赤外線センサbを有する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 身長検知手段は床面に対して略垂直に配置され本体前面に配置された複数の赤外線センサにより構成し、床面から数えて何個目までが人体による赤外線に反応しているかに応じて身長を検知する構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 身長検知手段を複数備え、少なくとも誘導加熱調理器本体の左右に身長検知手段を備えた請求項1〜4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 音声による報知手段を備え、身長が所定値未満の人体が近づき、操作手段が操作を検知すると身長が所定値に満たないため操作できない旨を音声により報知を行なう請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 魚などを加熱調理するロースターを備え、前記ロースターを加熱中に身長検知手段により、所定高さ未満の人体を検知するとロースター扉が高温のため危険であることを報知手段により報知する請求項2〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  8. トッププレートの温度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度以上であり、人体検知手段により所定高さ未満の人体を検知するとトッププレートが高温のため危険であることを報知手段により報知する請求項2〜7のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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