JP2002130694A - 台所用監視装置 - Google Patents

台所用監視装置

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JP2002130694A
JP2002130694A JP2000318928A JP2000318928A JP2002130694A JP 2002130694 A JP2002130694 A JP 2002130694A JP 2000318928 A JP2000318928 A JP 2000318928A JP 2000318928 A JP2000318928 A JP 2000318928A JP 2002130694 A JP2002130694 A JP 2002130694A
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kitchen
detection sensor
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Takao Morigaki
貴夫 森垣
Yasuhiro Kamei
康弘 亀井
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、人体検出センサを用いた台所用監
視装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 台所に設置したコンロと、人体の動きを
検出する人体検出センサと、人体検出センサとコンロと
を電気的に接続する手段と、前記人体検出センサにより
子供を検出したときのみコンロへの着火を禁止する手段
を設けたことを特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台所における監視装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台所に設置したコンロには子供の
いたずらを防止するため、いわゆるチャイルドロックと
称される安全装置が設けられている。そして、この安全
装置は操作つまみとは別個に他のスイッチ類を設け、こ
のスイッチを操作してからでなければコンロを操作でき
ないような構造、方法等の提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のもので
は触っているうちにロックが解除されて点火に至るおそ
れもあり、未だ充分なものとは言えなかった。特に、近
年の押しスイッチ式の操作方式では、子供のいたずらを
受けやすく、抜本的な改善を要望されていた。
【0004】そこで、本発明は上記問題に鑑み、人体検
出センサを用いた台所用監視装置を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の台所用監視装置は、台所に設置したコンロ
と、人体の動きを検出する人体検出センサと、人体検出
センサとコンロとを電気的に接続する手段と、前記人体
検出センサにより子供を検出したときのみコンロへの着
火を禁止する手段を設けたことを第1の特徴としてい
る。この第1の特徴によれば、子供が操作スイッチに触
れることによるロックの解除を防止することができより
安全性を向上させることができたものである。また、本
発明の台所用監視装置は、台所に設置したコンロと、人
体の動きを検出する人体検出センサと、人体検出センサ
とコンロとを電気的に接続する手段と、前記人体検出セ
ンサにより子供がコンロの操作部に触れた画像を認識し
たときコンロへの着火を禁止する手段を設けたことを第
2の特徴としている。この第2の特徴によれば、上記の
特徴に加え、子供がコンロの操作部に触れた画像を認識
したとき着火を禁止するようにしたことで、子供による
誤操作の防止を確実に行なえる利点がある。
【0006】さらに、本発明の請求項1〜2に記載の台
所用監視装置は、上記人体検出センサを、人体の動きを
撮像して画像処理する人工網膜チップで構成したことを
第3の特徴としている。この第3の特徴によれば、上記
の特徴に加え、人工網膜チップを使用することにより、
画像処理を迅速に行なうと共に装置全体の小型化を図り
うる利点がある。
【0007】さらに、本発明の請求項1〜3に記載の台
所用監視装置は、低位置領域と高位置領域とからなる検
知領域を有することを第4の特徴としている。この第4
の特徴によれば、上記の特徴に加え、それぞれの領域毎
に検知して画像処理することができ、画像の処理時間を
早めることができる。さらに、本発明の台所用監視装置
は、台所に設置したコンロと、人体の動きを検出する人
体検出センサと、人体検出センサとコンロとを電気的に
接続する手段と、子供がコンロの操作部に触れた画像を
記憶する記憶手段と、該記憶手段から記憶画像を呼出す
手段と、呼出した記憶画像と撮像画像とが合致するか否
か判定する判定手段と、該判定手段により子供がコンロ
の操作部に触れたことを認識したときコンロへの着火を
禁止する手段を設けたことを第5の特徴としている。こ
の第5の特徴によれば、子供のいたずらであることを確
実に判定してコンロへの着火禁止を図ることができる。
また、本発明の台所用監視装置は、台所に設置したコン
ロと、人体の動きを検出する人体検出センサと、人体検
出センサとコンロとを電気的に接続する手段と、子供が
コンロの操作部に触れた画像を記憶する記憶手段と、該
記憶手段から記憶画像を呼出す手段と、呼出した記憶画
像と撮像画像とが合致するか否か判定する判定手段と、
該判定手段により子供がコンロの操作部に触れたことを
認識したときコンロへの着火を禁止する手段と、該禁止
手段としてガス通路に設けた電磁弁を閉成することを第
6の特徴としている。この第6の特徴によれば、子供の
いたずらか否かの判定を確実に行なえるのみならずコン
ロ内部の電磁弁を元から閉成することで、操作つまみ類
を外から触れたとしても差し障りなく、安全性を尚一層
向上させることができたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態を示す全体構成図である。図2は本発明の一実施形
態を示す電気回路のブロック図である。図3は人体検出
センサの画像検出部の1画素を構成する画像コア回路の
構成を示す回路図である。図4はセンサの撮像範囲と検
知範囲及び検知領域との関係を示す説明図である。図5
は本発明の一実施形態を示す制御フローチャートであ
る。図6は本発明の他実施形態を示す制御フローチャー
トである。
【0009】図1は台所1に設置したコンロ40部を側
方から見た斜視図であり、本発明の一実施形態の概略を
示すものであって、コンロ40には左右にそれぞれバー
ナ41、該バーナ41への着火及び火力調整する操作部
42を設けてある。前記バーナ41へのガス通路43に
はガス通路開閉用の電磁弁44を設けてある。ここに電
磁弁とは電気的に開閉する公知の弁をいう。電磁弁44
は各バーナ41にそれぞれ設けても良く、さらに元電磁
弁としてガス通路の最上流位置に設けても良い。このコ
ンロ40はガスを燃料としているが、ガスに限られず石
油あるいは電気を使用してもよい。また、本実施形態で
はシステムキッチン45としてコンロ40を一体的に構
成してあるが、ガスコンロのみガス台上に載置してもよ
い。コンロは2口であっても3口であっても良い。そし
て、コンロ40の近傍には台所用監視装置を構成する人
体センサ5が設置されている。取り付け位置としては、
コンロ40の高さ位置と略同一の壁面が望ましい。もち
ろん、人体センサ5は台所壁面の上部に取付けてもよ
い。この人体センサ5は、人工網膜を利用した撮像装置
を有し台所における人体の動きを撮像して画像処理する
人体検出センサ51と、赤外線検知により人体を検知す
る赤外線センサ52とから構成している。他の好ましい
実施形態として、人体センサ5を給湯器のリモコン46
に内蔵する構成により取付けてもよい。また、本実施形
態では人体の動きを撮像して画像処理する人体検出セン
サ51と、赤外線検知により人体を検知する赤外線セン
サ52とを一体的に一つの枠体内に組み込んで構成して
いるが、この例に限られることなく、両センサを別個に
設けてもよい。47は屋外に設置した給湯器の室内側の
操作部である。
【0010】また人体検出センサの機能の一つとして、
台所使用者の動きが一定時間無かった場合には、倒れた
ものと推測し、まず給湯器のリモコン46で警報音ある
いは音声により注意を喚起し、台所側から応答が所定時
間内にない場合には、図示しない給湯器等の居間用リモ
コンで警報音あるいは音声により他者に報知するように
してもよい。
【0011】また、人体センサ5を作動させるための電
源は、コンロ40の電源から導入されている。そして人
体センサ5とコンロ40とはコード48により電気的に
接続されている。つまり人体センサ5の人体検出センサ
51による検出信号の出力により、電磁弁44を閉成駆
動するようになっている。
【0012】図2は人工網膜チップを利用した人体検出
センサ51と、赤外線センサ52とからなる人体センサ
5の具体構成を示したものである。人体検出センサ51
は人体を検出すると共に検出した画像を処理する撮像装
置6と、撮像装置6に制御信号を与えると共に処理情報
を判定する制御装置7とから構成されている。人体の動
きを撮像して画像処理することで、人体の検出が確実と
なり、電磁弁44へのオン、オフの精度も向上すること
となる。そして、人体検出センサ51の他に赤外線セン
サ52を同一のケース体内に設け、その制御装置7を共
用し、台所1が暗い場合の監視の相互補填を行なうよう
にしてある。
【0013】前記撮像装置6の撮像部8は、縦32×横
32画素(=1024画素)からなる画像検出部9、結
像レンズ10、スキャナ11、マルチプレクサ12及び
スキャナ駆動制御部13から構成されている。また多数
の画素を間引いて検出処理しても良い。画像検出部9の
画素はそれぞれモノクロ256階調「レベル0(黒)〜
255(白)の256階調」で表現される。カラーの画
素を使用してもよい。
【0014】そして、撮像部8においては、浴室内の画
像は、結像レンズ10によって画像検出部9に結像され
る。スキャナ11は、スキャナ駆動制御部13によって
駆動制御されており、画像検出部9の各画素列を順次一
定周期毎に受光状態(オン状態)となるように制御して
いる。受光状態となった1列の各画素から同時に出力さ
れた光電流は、マルチプレクサ12によってアナログデ
ータからシリアルデータに変換され、増幅器14で増幅
された後、画像処理部15へ入力される。なお、アナロ
グデータからシリアルデータへの変換等は外部に設けた
制御装置部あるいは別途設けたICにより行っても良
い。
【0015】また、画像検出部9の各画素は、図3に示
すように画素コア回路17によって構成されている。画
素コア回路17は受光素子18、電荷蓄積回路19、感
度可変回路20から構成されており、感度可変端子21
及びリセット端子22がスキャナ11に接続され、光電
流出力端子23がマルチプレクサ12に接続されてい
る。
【0016】図2においてゲイン調整部16は、画像処
理部15における画像平均値(画像の明るさ)をチェッ
クし、画像平均値が適切な範囲から外れていれば、増幅
器14によって撮像装置6のゲインを調整すると共にス
キャナ駆動制御部13によって画像検出部9の蓄積時間
を調整し、適正な明るさの画像が得られるように調光す
る。
【0017】人工網膜を用いた撮像装置6では、画像平
均値は、画像検出部9を構成する32×32個の全画素
における階調(0階調(黒)〜255階調(白)の25
6階調)の平均値であり、0〜255の値で表わされ
る。この画像平均値は増幅器14のゲインと画像検出部
9の蓄積時間によって決定される。ここで、ゲインはカ
メラの絞りに相当し、蓄積時間はカメラのシャッタース
ピードに相当する。従って、撮像装置6の適正な画像平
均値を得ようとすれば、適当なゲインに固定しておき、
蓄積時間を調整すればよい。あるいは、適当な蓄積時間
を固定しておき、ゲインを調整すればよい。
【0018】そして、図2において少なくとも撮像をお
こなう画像検出部9と画像処理を行なう画像処理部15
とは1チップで構成されている。このチップは人工網膜
チップと称される。人体検出センサを人工網膜チップか
ら構成することにより、画像処理の迅速化を図ることが
できる。チップの小型化に伴い監視装置全体を小さくす
ることができる。また、このチップの裏面位置には、制
御装置7を設けてあり、制御装置7はマイクロコンピュ
ータからなりこの内部には人体検出センサに51よる検
知処理を行なう検知領域を複数の領域に分割する領域分
割手段24をソフトウエアーとして組込んである。
【0019】具体的には、図4に示すように、画像処理
部15に入力された画像情報を処理するためのポイント
テーブル25を複数域に分割するものである。すなわち
人体検出センサによる検出可能な撮像能力範囲(ポイン
トテーブル25全体に相当)を、まず画像処理の必要な
検知領域26と、画像処理を行なわない非検知領域27
とに区画している。すなわち、撮像能力範囲のすべてを
検知領域とはしていない。これにより検出処理可能な検
出処理領域のうちの一部を、実際に検知し処理するセン
サ検知領域として使用することで画像の処理範囲を限定
して、画像処理時間の速度を早めている。さらに前記の
検知領域26を、高位置領域30及び低位置領域31の
2つの領域に分割したものである。ここに低位置領域3
1とは、子供の背の高さ以下の領域を撮像して画像処理
するためのものであり、また高位置領域30とは子供の
背の高さを超える領域を撮像して画像処理するためのも
のである。低位置とは具体的にはコンロ40の高さ程度
としておけば良い。各領域毎に人体画像を検出し、処理
することで、処理の確実化、迅速化を図っている。ま
た、各領域毎に調光度合いを定めることもできる。低位
置領域31のみ調光度合を高くして撮像感度を上げるよ
うにしてもよい。従って、台所1における人体検出を迅
速かつ確実に行なうことができる。
【0020】そして、人体センサ51を構成する結像レ
ンズ10と撮像装置6と制御装置7とは、前記赤外線セ
ンサ52と共に1つのケースに納められ、人体センサセ
ットとして台所1の壁面等に取り付けられる。
【0021】そして、撮像装置6の検知出力と赤外線セ
ンサ52の検知出力とはそれぞれ判定手段32へ入力さ
れる。判定手段は撮像装置6からの出力と赤外線センサ
からの出力に基づき、台所における使用者の有無や子供
の動きなどを総合的に判断する。
【0022】人工網膜により検出した画像は次のように
画像処理される。画像処理部15は、画像検出部9を構
成する全画素から画像情報を一定時間毎に受信する。画
像処理部15は、一定時間毎に画像情報を受け取ると、
該画像情報を処理し、判定手段32に出力して子供等の
動きを監視するのである。
【0023】具体的には、まず画像検出部9で検出した
一定時間前の画像(前画像)と現時点での画像(現画
像)との受光量の差(差分)を画像処理部15で演算す
る。差分が正の画素は+で表わし、負の画素は−で表わ
し、差が0の画素は0で表わす。対象物の動きは画像の
境界によって判定できるので、画像の境界の移動はそこ
での差分の正または負となって表れる。これにより画像
境界の移動の方向が推定される。そして差分の総和を見
ることで大まかな人の動きが把握できる。さらに、上記
解析方法を2次元の画像に適用して、具体的には画素上
の方向を縦方向、横方向、右上がり斜め方向、右下がり
斜め方向の4つに分けて、この4つの方向毎に現画像と
前画像との差分(スカラー)を求めて、この差分の画像
から各方向ごとの動きを判定し、各方向の差分をベクト
ルとして表わすようにしてもよい。そして該画素とその
周辺の3×3画素の差分ベクトルを平均化することで
(オプチカルフロー)、浴室における人の存在や人の動
きを検知することができる。
【0024】図4に示すように人体検出センサ51の検
知領域26は、高位置領域30、低位置領域31の2つ
のエリアに分け、各エリア毎に前記差分の総和または動
き量を検知している。ここで、動き量とは、各領域3
0、31毎に各画素のオプチカルフローのスカラー量を
平均したもの(スカラー平均)、もしくはスカラー量の
和(スカラー和)である。
【0025】次に、台所1に人が入室したか否か等の判
別及び子供か否かの判定について説明する。図5におい
て、人が台所1に入り始めると、まず待機状態にある赤
外線センサが人体を検知してオンとなる(ステップS
1)と共にタイマセットされ(ステップS2)、人体検
出センサ51が一定時間内にコンロ付近において人を検
知すると(ステップS3)、その検出信号を、判定手段
32を介して出力するのである。これにより、この入室
判定において、人体検出センサ51による人体検知には
撮像及び動き量の演算等に時間を要すること、あるいは
台所1が暗い場合には監視感度が鈍いことから、赤外線
センサ52を併用し、赤外線センサ52が検出した後人
体検出センサ51が共に人を検出することで、人体検出
センサ51の弱点を補い、入室の確実を期しているもの
である。そして、撮像画像が低位置領域31のみにある
ときは、子供であると判断できることから(ステップS
5でイエスの場合)、判定手段32を介して信号を出力
し、ガス通路に設けた電磁弁44を閉成することとして
いる(ステップS6)。これにより、子供がいたずらに
より操作部42を操作したとしても、ガス通路は元から
遮断されているので、ガスが流出して着火に至ることは
なくなるのである。なお、コンロを電気ヒータで構成し
た場合には、子供を検出したときに、ヒータへの主スイ
ッチを自動的に遮断するようにすればよい。要するに、
人体検出センサにより子供を検出したときのみ、コンロ
に火が着かないように、コンロへの着火を禁止するよう
にすれば良い。
【0026】また、人体検出センサ51の検知領域26
を高さ方向において低位置と高位置の2つに分けておく
ことで、大人が台所に入った場合には、高位置領域での
画像を検出することとなるので、着火を禁止されること
はなくコンロは自由に着火できる。
【0027】また、本発明の他実施形態のフローチャー
トを図6に示す。前述した制御手段7あるいは別途設け
たフラッシュメモリ等に子供がコンロの操作部に触れた
画像を記憶する記憶手段を予め設けておき、後刻に撮像
した撮像画像を、子供であると人体検出センサ51で検
知すると(ステップS5)、前記記憶手段から記憶画像
を呼出して(ステップS7)、呼び出した記憶画像と前
記撮像画像とが合致するか否かを判定させ(ステップS
8)、合致した場合には(ステップS8でイエスの場
合)信号を出力して、電磁弁44を閉成するようにした
ものである(ステップS9)。これにより、子供がコン
ロの操作部に触れた場合にのみ電磁弁44が遮断するこ
とで、単なる台所への入室時には電磁弁44が閉止して
しまうことはなくなる。なお、入室したものと判定した
のちはセンサの検知継続時間を平均的な台所使用時間に
見合うようにタイマセット(ステップS2)している。
このタイマセット時間は、人が居ることを検知して延長
するようにしてもよい。
【0028】また、人体検出センサ51の取り付けは、
台所1の天井であってもよく、またコンロ端部の壁面位
置に取付けてもよい。また、人体検出センサ51の取り
付けは、台所1の壁面上部であって台所全体を俯瞰でき
る位置であってもよい。人体センサ5を構成する人体検
出センサ51と赤外線センサ52とは1つのケース内に
収納することで、取付けし易く、点検も容易となる。
【0029】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。例
えば、本実施形態ではシステムキッチンについて説明し
たが、この例に限られることなくこれ以外の既存の台所
にも設置できるものである。また、人体検出センサを給
湯器のリモコンに設けることにより、例えば子供を検出
すれば給湯器に内蔵したスピーカを利用して警報音を発
することができる。また、人体検出センサは低画素数の
センサを用いたが、CCDによる撮像センサを使用し、
これに赤外線センサを組み合わせても同様の効果が期待
できるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように、子供が操作スイ
ッチに触れることによるロックの解除を防止することが
でき、従来のものよりも安全性を向上させることができ
たものである。また、本発明は、子供がコンロの操作部
に触れた画像を認識したとき着火を禁止するようにした
ことで、子供による誤操作の防止を確実に行なえる利点
がある。さらに、本発明は、人工網膜チップを使用する
ことにより、画像処理を迅速に行なうと共に装置全体の
小型化を図りうる利点がある。さらに、本発明は、それ
ぞれの領域毎に検知して画像処理することができ、画像
の処理時間を早めることができる。また、本発明は、子
供のいたずらであることを確実に判定してコンロへの着
火禁止を図ることができる。また、本発明は、子供のい
たずらか否かの判定を確実に行なえるのみならずコンロ
内部の電磁弁を閉成することで、安全性を尚一層向上さ
せることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を示す全体構成図で
ある。
【図2】図2は本発明の一実施形態を示す電気回路のブ
ロック図である。
【図3】図3は人体検出センサの画像検出部の1画素を
構成する画像コア回路の構成を示す回路図である。
【図4】図4はセンサの撮像範囲と検知範囲及び検知領
域との関係を示す説明図である。
【図5】図5は本発明の一実施形態を示すフローチャー
トである。
【図6】図6は本発明の他実施形態を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 台所 5 人体センサ 6 撮像装置 7 制御装置 9 画像検出部 15 画像処理部 17 画像コア回路 24 領域分割手段 26 検知領域 30 高位置領域 31 低位置領域 32 判定手段 40 コンロ 41 バーナ 42 操作部 43 ガス通路 44 電磁弁 48 コード 45 システムキッチン 51 人体検出センサ 52 赤外線センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台所に設置したコンロと、人体の動きを
    検出する人体検出センサと、人体検出センサとコンロと
    を電気的に接続する手段と、前記人体検出センサにより
    子供を検出したときのみコンロへの着火を禁止する手段
    を設けたことを特徴とする台所用監視装置。
  2. 【請求項2】 台所に設置したコンロと、人体の動きを
    検出する人体検出センサと、人体検出センサとコンロと
    を電気的に接続する手段と、前記人体検出センサにより
    子供がコンロの操作部に触れた画像を認識したときコン
    ロへの着火を禁止する手段を設けたことを特徴とする台
    所用監視装置。
  3. 【請求項3】 上記人体検出センサは、人体の動きを撮
    像して画像処理する人工網膜チップからなることを特徴
    とする請求項1〜2に記載の台所用監視装置。
  4. 【請求項4】 上記人体検出センサは、低位置領域と高
    位置領域とからなる検知領域を有することを特徴とする
    請求項1〜3に記載の台所用監視装置。
  5. 【請求項5】 台所に設置したコンロと、人体の動きを
    検出する人体検出センサと、人体検出センサとコンロと
    を電気的に接続する手段と、子供がコンロの操作部に触
    れた画像を記憶する記憶手段と、該記憶手段から記憶画
    像を呼出す手段と、呼出した記憶画像と撮像画像とが合
    致するか否か判定する判定手段と、該判定手段により子
    供がコンロの操作部に触れたことを認識したときコンロ
    への着火を禁止する手段を設けたことを特徴とする台所
    用監視装置。
  6. 【請求項6】 台所に設置したコンロと、人体の動きを
    検出する人体検出センサと、人体検出センサとコンロと
    を電気的に接続する手段と、子供がコンロの操作部に触
    れた画像を記憶する記憶手段と、該記憶手段から記憶画
    像を呼出す手段と、呼出した記憶画像と撮像画像とが合
    致するか否か判定する判定手段と、該判定手段により子
    供がコンロの操作部に触れたことを認識したときコンロ
    への着火を禁止する手段と、該禁止手段としてガス通路
    に設けた電磁弁を閉成することを特徴とする台所用監視
    装置。
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Cited By (10)

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