JP2001325677A - 人体検知装置 - Google Patents

人体検知装置

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JP2001325677A JP2000145938A JP2000145938A JP2001325677A JP 2001325677 A JP2001325677 A JP 2001325677A JP 2000145938 A JP2000145938 A JP 2000145938A JP 2000145938 A JP2000145938 A JP 2000145938A JP 2001325677 A JP2001325677 A JP 2001325677A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、脱衣場等における人の動きを赤外
線センサが誤検知しないようにしたものである。またセ
ンサの取付け位置が多少ずれたとしても、迅速に校正で
きる人体検知装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 人体の動きを撮像して画像処理する人体
検出センサと、熱感知により作動する赤外線センサと、
赤外線センサの検知エリアの一部を制限する制限部材と
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体の動きを撮像し
て画像処理する人体検出センサと、熱感知により作動す
る赤外線センサとを有する人体検知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】出願人は既に人体の動きを撮像して画像
処理する人体検出センサと、熱感知により作動する赤外
線センサとを有する人体検知装置の提案を行った。人体
検出センサの他に赤外線センサを設けたのは、画像処理
を要する人体検出センサによる画像処理の遅れを検出速
度の速い赤外線センサで補完して、センサ性能を向上さ
せるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、赤外線センサ
は熱感知方式であるため、赤外線センサが感知しうる検
知エリア内に温度差が生じると、検知出力が生じて制御
装置に信号を入力し、制御装置の判定部で人がいるもの
と誤判定されるおそれがあった。例えば、図9に示され
るように、浴室Aの天井に赤外線センサBを設け、この
赤外線センサの検知範囲Fが浴槽C、洗場Dのみならず
ドアEの下方部まで及んでいる場合には、人がドアE近
傍の脱衣場で脱衣をしている最中であるにもかかわら
ず、赤外線センサBはガラスドアを介して脱衣中の人の
体温を感知して出力信号を発してしまい、浴室で人がい
ないにもかかわらず人が浴室にいるものと誤判定してし
まう問題を有していた。また、センサの設置が水平方向
にずれて設置された場合には、検知エリアもずれるた
め、誤検知し易くなる問題も有していた。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、脱衣場等におけ
る人の動きを赤外線センサが誤検知しないようにしたも
のである。またセンサの取付け位置が多少ずれたとして
も、迅速に校正できる人体検知装置を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の人体検知装置は、人体の動きを撮像して画
像処理する人体検出センサと、熱感知により作動する赤
外線センサと、赤外線センサの検知エリアの一部を制限
する制限部材とを設けたことを第1の特徴としている。
この第1の特徴によれば、人体検出センサの検出遅れを
赤外線センサで補完することができると共に赤外線セン
サの誤検知の防止を図ることができたものである。ま
た、本発明の人体検出装置は、人体の動きを撮像して画
像処理する人体検出センサと、熱感知により作動する赤
外線センサと、該赤外線センサの検知部にセンサの検知
エリアの一部を制限する制限部材とを設けたものであっ
て、制限部材は浴室のドア側の検知エリアを制限するも
のであることを第2の特徴としている。この第2の特徴
によれば、上記の特徴に加え、脱衣場における人の動き
を赤外線センサが誤検知しないようにできる利点があ
る。
【0006】さらに、本発明の請求項1〜2に記載の人
体検出装置において、前記制限部材は水平回動方向に対
して調節自在であることを第3の特徴としている。この
第3の特徴によれば、上記の特徴に加え、人体検出装置
が多少最適取付け位置からずれても、水平回動方向に対
して調節自在であるので、人体検出装置の取付け位置の
ずれに対して迅速に校正できる利点がある。
【0007】さらに、本発明の請求項1〜3に記載の人
体検知装置において、前記人体検出センサは低解像度の
撮像装置からなることを第4の特徴としている。この第
4の特徴によれば、上記の特徴に加え、画像処理の迅速
化、処理ソフトの簡素化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態を示す浴室の全体構成図である。図2は本発明の一
実施形態を示す天井側から見たセンサと検知領域との関
係を示す説明図である。図3は本発明の一実施形態を示
す赤外線センサの検知エリアを制限する制限部材の説明
図である。図4は本発明の一実施形態を示す電気回路の
ブロック図である。図5は人体検出センサの画像検出部
の1画素を構成する画像コア回路の構成を示す回路図で
ある。図6はセンサの撮像範囲と検知範囲及び検知領域
との関係を示す説明図である。図7は制御フローチャー
トである。図8は人体検出装置の概略を示す断面図であ
る。図9は従来例を示すものである。
【0009】図1は浴室1を側方から見た断面図であ
り、本発明の一実施形態の概略を示すものであって、浴
室1内部には浴槽2及び洗場3を設けてある。4は浴室
への出入口のドアで図示しない脱衣場に通じている。そ
して、浴室1の天井には人体検知装置5が設置されてい
る。浴室1がシステムバスルームの場合には保守点検
上、天井に開口した点検口に取り付けることが望まし
い。天井の人体検知装置5は、人工網膜を利用した撮像
装置を有し浴室1における人体の動きを撮像して画像処
理する人体検出センサ51と、撮像装置以外の手段であ
る熱感知により人体を検知する赤外線センサ52とから
構成している。
【0010】人体検知装置5の出力は、図示しない信号
線を通じて浴室用リモコンや台所用リモコンへ接続され
る。そして、給湯器を制御するリモコンには浴室1に入
浴者がいることを知らせるランプ等の表示部を有してお
り、人体検知装置5が入浴者を検知して信号線から検知
信号を出力すると表示部が点灯するようになっている。
【0011】図4は人工網膜チップを利用した人体検出
センサ51と、赤外線センサ52とからなる人体検出装
置5の具体的構成を示したものである。人体検出センサ
51は人体を検出すると共に検出した画像を処理する撮
像装置6と、撮像装置6に制御信号を与えると共に処理
情報を判定する制御装置7とから構成されている。そし
て、人体検出センサ51の他に赤外線センサ52を同一
のケース内に設け、その制御装置7を共用し浴室1が暗
い場合の監視の補填を行なうようにしてある。そして、
天井であって下方に向かって取付けられた赤外線センサ
52の検知部60の近傍には、センサの検知エリアの一
部を制限する制限部材61を設けてある。この制限部材
61は図4に示されるように人体検出装置5のケースと
一体的に形成してもよく、また図8に示されるように人
体検出装置5のケース下面に設けた枠体62内に水平方
向に回動自在に設けることも推奨できる。一体的とは接
着も含む概念である。この制限部材61の具体例につい
て図3を用いて説明する。図3は制限部材61を下方か
ら見た拡大図であり、円形レール状の枠体62の内部
に、月状のプレート体からなる制限部材61を水平方向
に対して回動自在となるように収納してある。プレート
体の部分では放射熱が遮られるので、この部分の熱は検
知部には至らない。すなわち、赤外線センサ52は制御
装置7を有する基板面に対して検知角度が垂直方向に振
り分けられており、検知エリアはセンサを原点として円
錐状となるため、制限部材61により赤外線センサ52
の検知範囲63は図2に示されるような範囲となり、赤
外線センサ52の検知エリアは制限され、浴室1のドア
4側からの熱は検知されないこととなる。また、制限部
材は61水平回動方向に対して調節自在としているの
で、人体検出装置5の取付け位置が多少最適取付け位置
からずれたとしても、水平回動方向に対して回動自在で
あるので、取り付け固定後であってもプレート体を回動
して調節すれば、人体検出装置の取付け位置のずれに対
して迅速に校正できる。この結果、浴室のドア4側から
の放射熱を遮蔽することができる。
【0012】次に、前記撮像装置6の撮像部8は、縦1
28×横128画素のC−MOSアレイ等のうち、制御
装置7のマイクロコンピュータのRAM容量上縦32×
横32画素(=1024画素)からなる画像検出部9、
結像レンズ10、スキャナ11、マルチプレクサ12及
びスキャナ駆動制御部13から構成されている。RAM
容量が許せば、もっと多くの画素を用いても良く、また
多数の画素を間引いて検出処理しても良い。画像検出部
9の画素はそれぞれモノクロ256階調「レベル0
(黒)〜255(白)の256階調」で表現される。
【0013】そして、撮像部8においては、浴室内の画
像は、結像レンズ10によって画像検出部9に結像され
る。スキャナ11は、スキャナ駆動制御部13によって
駆動制御されており、画像検出部9の各画素列を順次一
定周期毎に受光状態(オン状態)となるように制御して
いる。受光状態となった1列の各画素から同時に出力さ
れた光電流は、マルチプレクサ12によってアナログデ
ータからシリアルデータに変換され、増幅器14で増幅
された後、画像処理部15へ入力される。なお、アナロ
グデータからシリアルデータへの変換等は外部に設けた
制御装置7部あるいは別途設けたICにより行っても良
い。また、画像検出部9の各画素は、図5に示すように
画素コア回路17によって構成されている。画素コア回
路17は受光素子18、電荷蓄積回路19、感度可変回
路20から構成されており、感度可変端子21及びリセ
ット端子22がスキャナ11に接続され、光電流出力端
子23がマルチプレクサ12に接続されている。図4に
おいてゲイン調整部16は、画像処理部15における画
像平均値(画像の明るさ)をチェックし、画像平均値が
適切な範囲から外れていれば、増幅器14によって撮像
装置6のゲインを調整すると共にスキャナ駆動制御部1
3によって画像検出部9の蓄積時間を調整し、適正な明
るさの画像が得られるように調光する。
【0014】人工網膜を用いた撮像装置6では、画像平
均値は、画像検出部9を構成する32×32個の全画素
における階調(0階調(黒)〜255階調(白)の25
6階調)の平均値であり、0〜255の値で表わさせ
る。この画像平均値は増幅器14のゲインと画像検出部
9の蓄積時間によって決定される。ここで、ゲインはカ
メラの絞りに相当し、蓄積時間はカメラのシャッタース
ピードに相当する。従って、撮像装置6の適正な画像平
均値を得ようとすれば、適当なゲインに固定しておき、
蓄積時間を調整すればよい。あるいは、適当な蓄積時間
を固定しておき、ゲインを調整すればよい。
【0015】そして、図4において少なくとも撮像をお
こなう画像検出部9と画像処理を行なう画像処理部15
とは1チップで構成されている。このチップは人工網膜
チップと称される。低解像度であるため処理速度は比較
的速く処理できる。また、このチップの裏面位置には、
制御装置7を設けてあり、制御装置7はマイクロコンピ
ュータからなりこの内部には人体検出センサに51よる
検知処理を行なう検知領域を複数の領域に分割する領域
分割手段24をソフトウエアーとして組込んである。具
体的には、図6に示すように、画像処理部15に入力さ
れた画像情報を処理するためのポイントテーブル25を
複数域に分割するものである。すなわち人体検出センサ
による検出可能な撮像能力範囲(ポイントテーブル25
全体に相当)を、まず画像処理の必要な検知領域26
と、画像処理を行なわない非検知領域27とに区画して
いる。すなわち、撮像能力範囲のすべてを検知領域とは
していない。これにより検出処理可能な検出処理領域の
うちの一部を、実際に検知し処理するセンサ検知領域と
して使用することで画像の処理範囲を限定して、画像処
理の速度を早めている。さらに前記の検知領域26を、
浴室1のドア4下部を含む洗場領域30及び浴槽領域3
1の2つの領域に分割したものである。なお、前記赤外
線センサ52の検知範囲63と人体検出センサ51の検
知領域26とは、ほぼ重複しているが、赤外線センサ5
2の検知範囲63には浴室1のドア4下部は含まない。
【0016】そして、人体検出センサ51を構成する結
像レンズ10と撮像装置6と制御装置7とは、前記赤外
線センサ52と共に1つのケースに納められ、人体検出
装置5として浴室1の天井に取り付けられる。図2は人
体検出装置5の取り付け位置を示すものである。
【0017】図2において、人体検出装置5は、浴室1
の洗場領域30と浴槽領域31との境界位置に取り付け
られる。標準的な浴室におけるこのセンサの撮像エリア
は、図2に示されるような範囲となることが実験により
確認された。
【0018】そして、撮像装置6の検知出力と赤外線セ
ンサ52の検知出力はそれぞれ判定手段32へ出力され
る。判定手段32は撮像装置6からの出力と赤外線セン
サ52からの出力に基づき、浴室1における入浴者の有
無や入浴者の動きなどを総合的に判断する。
【0019】人工網膜により検出した画像は次のように
画像処理される。画像処理部15は、画像検出部9を構
成する全画素から画像情報を一定時間毎に受信する。画
像処理部15は、一定時間毎に画像情報を受け取ると、
該画像情報を処理し、判定手段32に出力して入浴者の
動きを監視するのである。
【0020】具体的には、まず画像検出部9で検出した
一定時間前の画像(前画像)と現時点での画像(現画
像)との受光量の差(差分)を画像処理部15で演算す
る。差分が正の画素は+で表わし、負の画素は−で表わ
し、差が0の画素は0で表わす。対象物の動きは画像の
境界によって判定できるので、画像の境界の移動はそこ
での差分の正または負となって表れる。これにより画像
境界の移動の方向が推定される。そして差分の総和を見
ることで大まかな人の動きが把握できる。また、上記解
析方法を2次元の画像に適用して、具体的には画素上の
方向を縦方向、横方向、右上がり斜め方向、右下がり斜
め方向の4つに分けて、この4つの方向毎に現画像と前
画像との差分(スカラー)を求めて、この差分の画像か
ら各方向ごとの動きを判定し、各方向の差分をベクトル
として表わすようにしてもよい。そして該画素とその周
辺の3×3画素の差分ベクトルを平均化することで(オ
プチカルフロー)、浴室における人の存在や人の動きを
検知することができる。
【0021】図6に示すように人体検出センサ51の検
知領域26は、洗場領域30、浴槽領域31の2つのエ
リアに分け、各エリア毎に前記差分の総和または動き量
を検知している。ここで、動き量とは、各領域30、3
1毎に各画素のオプチカルフローのスカラー量を平均し
たもの(スカラー平均)、もしくはスカラー量の和(ス
カラー和)である。
【0022】次に、浴室1に人が入室したか否か等の判
別について図7において説明する。まず、脱衣場におい
て人がいるときであっても、赤外線センサ52の検知部
には検知エリアを制限する制限部材61を設けているの
で、脱衣場における人体を検知するおそれはない。次
に、人が浴室1に入り始めると、まず待機状態にある赤
外線センサ52が人体を検知してオンとなる(ステップ
S1)。赤外線センサ52のオンと共にタイマセットさ
れ(ステップS2)、人体検出センサ51が一定時間内
に洗場において人を検知すると(ステップS3)、入室
したものと判断する(ステップS4)。この入室判定に
おいて、人体検出センサ51による人体検知には撮像及
び動き量の演算等に時間を要すること、あるいは浴室が
暗い場合には監視感度が鈍いことから、赤外線センサ5
2を併用し、赤外線センサ52が検出した後、人体検出
センサ51が共に人を検出することで、人体検出センサ
51の弱点を補い、入室の確実を期しているものであ
る。
【0023】また、浴室からの退出時においても、赤外
線センサ52がオフとなった場合(ステップS5におい
てノーの場合)で、かつ、人体検出センサ51が動き量
を検知しない場合(ステップS6においてノーの場合)
に、浴室1から退出したものと判断させている。赤外線
センサ52では浴槽湯温を人体温度と誤って判断するこ
とが有り得るので、この赤外線センサ52の弱点を他の
センサを使用することで補完している。そして、人体検
出センサ51が洗場3において人を検知しなかった場合
(ステップS3でノーの場合)でも、浴槽2において人
を検知すると(ステップS8)、所定時間内に赤外線セ
ンサ52及び人体検出センサ51が共に人を検知してい
る場合には(ステップS9、S10)、入室しているも
のと判断することとしている(ステップS4)。なお、
入室したものと判定したのちはセンサの検知継続時間を
平均的な入浴時間に見合うようにタイマセット(ステッ
プS11)している。このタイマセット時間は、浴室に
人が居ることを検知して延長するようにしてもよい。
【0024】また、人体検出装置5の取り付けは、浴室
1の天井であって、浴室1の洗場領域30と浴槽領域3
1との境界位置に取付けられる。この位置は標準的な浴
室において洗場3及び浴槽2を設けた浴室内の人の動き
を監視できる最適位置である。特に、浴槽2と洗場3と
の境界に取付けることで、浴槽2及び洗場3での人の動
きに対して、境界が明確化できる。人体検出装置5はそ
れ自体の取付け角度を任意にできるように、左右方向に
対して揺動自在としてもよい。検知エリア、検知領域の
調節が容易となる。
【0025】また、ユニットバス等からなるシステムバ
スルームの場合には、バスルームの天井にその点検用の
点検口が位置しており、この点検蓋である点検口に前記
人体検知装置5を取り付けることを推奨する。点検口は
取り付け、取り外しができるので、人体検出装置5の設
置、点検、制限部材61の調節が容易に行なえるのみな
らず、前記センサの最適取付け位置の条件を満足するも
のである。
【0026】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。例
えば、本実施形態ではシステムバスルームについて説明
したが、この例に限られることなくこれ以外の既存の浴
室にも設置できるものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、本
発明の人体検出装置によれば、人体の動きを撮像して画
像処理する人体検出センサと、熱感知により作動する赤
外線センサと、赤外線センサの検知エリアの一部を制限
する制限部材とを設けたことで、人体検出センサの検出
遅れを赤外線センサで補完することができると共に赤外
線センサの誤検知の防止を図ることができたものであ
る。また、本発明の人体検出装置は、人体の動きを撮像
して画像処理する人体検出センサと、熱感知により作動
する赤外線センサと、該赤外線センサの検知部にセンサ
の検知エリアの一部を制限する制限部材とを設けたもの
であって、制限部材は浴室のドア側の検知エリアを制限
するようにしたので、上記の特徴に加え、脱衣場におけ
る人の動きを赤外線センサが誤検知しないようにでき
る。さらに、本発明の人体検出装置は、請求項1〜2に
記載の人体検出装置において、前記制限部材は水平回動
方向に対して調節自在としたので、上記の特徴に加え、
人体検出装置が多少最適取付け位置からずれても、水平
回動方向に対して調節自在であるので、人体検出装置の
取付け位置のずれに対して迅速に校正できる利点があ
る。さらに、本発明の人体検出装置は、前記人体検出セ
ンサは低解像度の撮像装置から構成したことで、上記の
特徴に加え、画像処理の迅速化、処理ソフトの簡素化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を示す浴室の全体構
成図である。
【図2】図2は本発明の一実施形態を示す天井側から見
たセンサと検知範囲、検知領域との関係を示す説明図で
ある。
【図3】図3は本発明の一実施形態を示す制限部材の説
明図である。
【図4】図4は本発明の一実施形態を示す電気回路のブ
ロック図である。
【図5】図5は人体検出センサの画像検出部の1画素を
構成する画像コア回路の構成を示す回路図である。
【図6】図6は人体検出センサの撮像範囲と検知範囲及
び検知領域との関係を示す説明図である。
【図7】図7は本発明の一実施形態を示すフローチャー
トである。
【図8】図8は人体検出装置の概略を示す断面図であ
る。
【図9】図9は従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 浴槽 3 洗場 4 ドア 5 人体検出装置 6 撮像装置 7 制御装置 9 画像検出部 15 画像処理部 17 画像コア回路 24 領域分割手段 26 検知領域 30 洗場領域 31 浴槽領域 32 判定手段 51 人体検出センサ 52 赤外線センサ 60 検知部 61 制限部材 62 枠体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の動きを撮像して画像処理する人体
    検出センサと、熱感知により作動する赤外線センサと、
    該赤外線センサの検知エリアの一部を制限する制限部材
    とを設けたことを特徴とする人体検知装置。
  2. 【請求項2】 人体の動きを撮像して画像処理する人体
    検出センサと、熱感知により作動する赤外線センサと、
    該赤外線センサの検知部にセンサの検知エリアの一部を
    制限する制限部材とを設けたものであって、制限部材は
    浴室のドア側の検知エリアを制限するものであることを
    特徴とする人体検知装置。
  3. 【請求項3】 前記制限部材は水平回動方向に対して調
    節自在であることを特徴とする請求項1〜2に記載の人
    体検知装置。
  4. 【請求項4】 前記人体検出センサは低解像度の撮像装
    置からなることを特徴とする請求項1〜3に記載の人体
    検知装置。
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