JP2002074372A - 部屋監視装置 - Google Patents

部屋監視装置

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JP2002074372A
JP2002074372A JP2000254717A JP2000254717A JP2002074372A JP 2002074372 A JP2002074372 A JP 2002074372A JP 2000254717 A JP2000254717 A JP 2000254717A JP 2000254717 A JP2000254717 A JP 2000254717A JP 2002074372 A JP2002074372 A JP 2002074372A
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Kenji Kawai
健児 河井
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、赤外線センサを併設することな
く、窓からさし込む太陽光による浴室床面に写った木の
葉等の影による人体検出センサの誤検出を防止すること
ができる部屋監視装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 人体の動きを撮像して画像処理する第1
の人体検出センサと、該第1の人体検出センサと一定距
離離して人体の動きを撮像して画像処理する第2の人体
検出センサと、両センサにより撮像された両画像の中心
座標間の距離から床面の影を判定する手段とを設けたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室等における人体
の動きを撮像して画像処理する人体検出センサを有する
部屋監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窓を有する浴室等に人体検出セン
サを取り付けた場合において、窓からさし込む太陽光に
よる浴室の床面に写った木の葉等の影による影響によっ
て、人体検出センサが前記影を人と誤って検知する難点
があった。この難点を解決するために従来の技術水準の
ものは人体検出センサと赤外線センサとを併設して熱検
知による赤外線センサにより人であるか否かを赤外線セ
ンサの検出に先立ってまず判別させていた。従って、人
体検出センサとは別個に赤外線センサを必要とするもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では人体検出センサと赤外線センサとでは、セン
サの構造、検出の仕組みが異なるため、センサ毎に別個
に個別的なソフトウエアーを必要とし、制御が複雑とな
るのみならずセンサの設置位置が適正位置から少しでも
ずれると撮像範囲から外れ、位置調整が煩雑となる問題
を有していた。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、赤外線センサを
併設することなく、窓からさし込む太陽光による浴室床
面に写った木の葉等の影による人体検出センサの誤検出
を防止することができる部屋監視装置を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の部屋監視装置は、人体の動きを撮像して画
像処理する第1の人体検出センサと、該第1の人体検出
センサと一定距離離して人体の動きを撮像して画像処理
する第2の人体検出センサと、両センサにより撮像され
た両画像の中心座標間の距離から床面の影を判定する手
段とを設けたことを第1の特徴としている。この第1の
特徴によれば、赤外線センサを併設することなく、窓か
らさし込む太陽光による人体検出センサの誤検出を防止
することができたものである。また、同種の人体検出セ
ンサを用いることにより別個の制御ソフトウエアを必要
としないので、制御が簡素化され製作も容易となる。ま
た、本発明の部屋監視装置は、人体の動きを撮像して画
像処理する第1の人体検出センサと、該第1の人体検出
センサと一定距離離して人体の動きを撮像して画像処理
する第2の人体検出センサと、前記第1の人体検出セン
サにより撮像された画像の中心座標を求める第1中心座
標検出手段と、前記第2の人体検出センサにより撮像さ
れた画像の中心座標を求める第2中心座標検出手段と、
前記第1中心座標検出手段と前記第2中心座標検出手段
により両中心座標間の距離を演算する距離演算手段と、
該距離演算手段による演算値と前記一定距離による一定
値とを比較して床面の影を判定する手段を設けたことを
第2の特徴としている。この第2の特徴によれば、上記
の特徴に加え、高さのないもの(影)と、高さのあるも
の(人)との判定が確実となる利点がある。
【0006】さらに、本発明の部屋監視装置は、上記人
体検出センサを低解像度の撮像装置により構成したこと
を第3の特徴としている。この第3の特徴によれば、上
記の特徴に加え、人体の輪郭が現れないので、プライバ
シーの保護につながる利点がある。また、画素数が少な
いので演算速度が速くなり、判定の迅速化を図ることが
できる。
【0007】さらに、本発明の部屋監視装置は浴室に用
いられることを第4の特徴としている。この第4の特徴
によれば、上記の特徴に加え、浴室窓からの太陽光の差
し込みによる誤判定が防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態を示す浴室に実
施した部屋監視装置の全体構成図である。図2は本発明
の一実施形態を示す電気回路のブロック図である。図3
は人体検出センサの画像検出部の1画素を構成する画像
コア回路の構成を示す回路図である。図4はセンサの撮
像範囲と検知領域との関係を示す説明図である。図5は
第1の人体検出センサによる撮像画像Aとその射影処理
を示す説明図、図6は第2の人体検出センサによる撮像
画像Bとその射影処理を示す説明図、図7は射影回路の
構成図である。図8は本発明の一実施形態を示す制御テ
ーブルの説明図である。図9は本発明のフローチャート
である。図10は判定手段のブロック図である。
【0010】図1は浴室1を側方から見た断面図であ
り、本発明の一実施形態の概略を示すものであって、浴
室1内部には浴槽2及び洗場3を設けてある。4は浴室
への出入口である。そして、浴室1の天井には人体セン
サ5が設置されている。人体センサ5は浴室1の壁面の
上部に取り付けても良い。
【0011】人体センサ5は、図4に示すように人工網
膜を利用した撮像装置を有し浴室における人体の動きを
撮像して画像処理する第1の人体検出センサ51と、該
第1の人体検出センサ51と一定距離離して人体の動き
を撮像して画像処理する第2の人体検出センサ52とか
ら構成している。53は両人体検出センサ51、52を
取付ける基板である。
【0012】人体センサ5の出力は、図示しない信号線
を通じて浴室用リモコンや台所用リモコンへ接続され
る。そして、給湯器を制御するリモコンには浴室1に入
浴者がいることを知らせるランプ等の表示部を有してお
り、人体センサ5が入浴者を検知して信号線から検知信
号を出力すると表示部が点灯するようになっている。
【0013】図2は人工網膜チップを利用した第1の人
体検出センサ51の構成を示したものであり、第2の人
体検出センサ52も同様に構成してある。人体検出セン
サ51は人体を検出すると共に検出した画像を処理する
撮像装置6と、撮像装置6に制御信号を与えると共に処
理情報を判定する制御装置7とから構成されている。
【0014】前記撮像装置6の撮像部8は、縦32×横
32画素(=1024画素)からなる画像検出部9、結
像レンズ10、スキャナ11、マルチプレクサ12及び
スキャナ駆動制御部13から構成されている。多数の画
素を間引いて検出処理しても良い。画像検出部9の画素
はそれぞれモノクロ256階調「レベル0(黒)〜25
5(白)の256階調」で表現される。
【0015】そして、撮像部8においては、浴室内の画
像は、結像レンズ10によって画像検出部9に結像され
る。スキャナ11は、スキャナ駆動制御部13によって
駆動制御されており、画像検出部9の各画素列を順次一
定周期毎に受光状態(オン状態)となるように制御して
いる。受光状態となった1列の各画素から同時に出力さ
れた光電流は、マルチプレクサ12によってアナログデ
ータからシリアルデータに変換され、増幅器14で増幅
された後、画像処理部15へ入力される。なお、アナロ
グデータからシリアルデータへの変換等は外部に設けた
制御装置7部あるいは別途設けたICにより行っても良
い。
【0016】また、画像検出部9の各画素は、図3に示
すように画素コア回路17によって構成されている。画
素コア回路17は受光素子18、電荷蓄積回路19、感
度可変回路20から構成されており、感度可変端子21
及びリセット端子22がスキャナ11に接続され、光電
流出力端子23がマルチプレクサ12に接続されてい
る。
【0017】図2においてゲイン調整部16は、画像処
理部15における画像平均値(画像の明るさ)をチェッ
クし、画像平均値が適切な範囲から外れていれば、増幅
器14によって撮像装置6のゲインを調整すると共にス
キャナ駆動制御部13によって画像検出部9の蓄積時間
を調整し、適正な明るさの画像が得られるように調光す
る。
【0018】人工網膜を用いた撮像装置6では、画像平
均値は、画像検出部9を構成する32×32個の全画素
における階調(0階調(黒)〜255階調(白)の25
6階調)の平均値であり、0〜255の値で表わさせ
る。解像度を低くすることで、体の輪郭をぼかしてプラ
イバシーの保護を図っている。この画像平均値は増幅器
14のゲインと画像検出部9の蓄積時間によって決定さ
れる。ここで、ゲインはカメラの絞りに相当し、蓄積時
間はカメラのシャッタースピードに相当する。従って、
撮像装置6の適正な画像平均値を得ようとすれば、適当
なゲインに固定しておき、蓄積時間を調整すればよい。
あるいは、適当な蓄積時間を固定しておき、ゲインを調
整すればよい。
【0019】そして、図2において少なくとも撮像をお
こなう画像検出部9と画像処理を行なう画像処理部15
とは1チップで構成されている。このチップは人工網膜
チップと称される。また、このチップの裏面位置には、
制御装置7を設けてあり、制御装置7はマイクロコンピ
ュータからなりこの内部には人体検出センサに51よる
検知処理を行なう検知領域を複数の領域に分割する領域
分割手段24をソフトウエアーとして組込んである。具
体的には、図8に示すように、画像処理部15に入力さ
れた画像情報を処理するための制御テーブル25を複数
域に分割するものである。例えば、洗場領域30及び浴
槽領域31の2つの領域に分割したものである。これに
浴室への入口領域を加えて3つの領域に分割しても良
い。
【0020】そして、撮像装置6の検知出力はそれぞれ
判定手段32へ出力される。判定手段は撮像装置6から
の出力に基づき、浴室における入浴者の有無や入浴者の
動き、影か否かなどを総合的に判断する。
【0021】図10は判定手段32のソフトウエア構成
を図示した概念図であり、図において33は第1の人体
検出センサ51により撮像された画像の中心座標を求め
る第1中心座標検出手段である。検出方法の詳細につい
ては後述する。34は第2の人体検出センサ52により
撮像された画像の中心座標を求める第2中心座標検出手
段である。距離演算手段35は前記第1中心座標検出手
段33と第2中心座標検出手段34とによる検出結果か
ら第1、第2中心座標間の距離を演算するようになって
いる。36はEEPROM等からなる記憶手段であり、
例えば浴室1の床面の長さ、壁高さ、第1の人体検出セ
ンサ51と第2の人体検出センサ52間の距離等のデー
タを記憶させてある。37は比較判定手段であり、前記
距離演算手段35による演算値と前記両センサ51、5
2間の一定距離による一定値とを比較して床面の影か否
かを判定するようになっている。
【0022】前記第1中心座標検出手段33は図5に示
すように、第1の人体検出センサ51によって撮像され
た画像(A画像という)の中心座標を検出するものであ
る。すなわち、画素エリア38における入力画像の行方
向及び列方向への射影により、行射影39及び列射影4
0を行い、行射影39及び列射影40の出力信号の加算
を行なうことで中心座標Pを検出するものである。
【0023】列射影40については、具体的には図7に
示されるように、Pスキャナを同時にアクティブにして
Xスキャナで読み出すようにしてある。また、行射影3
9については、図示してはいないが、前記とは逆にXス
キャナを同時にアクティブにしてPスキャナで読み出す
ようにすればよい。前記第2中心座標検出手段34は図
6に示すように、同一の被写体を第2の人体検出センサ
52によって撮像された画像(B画像という)の中心座
標を検出するものである。すなわち、画素エリア38に
おける入力画像の行方向及び列方向への射影により、行
射影41及び列射影42を行い、行射影及び列射影の出
力信号の加算を行なうことで中心座標Oを検出するもの
である。
【0024】人工網膜により検出した画像は次のように
画像処理される。画像処理部15は、画像検出部9を構
成する全画素から画像情報を一定時間毎に受信する。画
像処理部15は、一定時間毎に画像情報を受け取ると、
該画像情報を処理し、判定手段32に出力して入浴者の
動きを監視するのである。
【0025】具体的には、まず画像検出部9で検出した
一定時間前の画像(前画像)と現時点での画像(現画
像)との受光量の差(差分)を画像処理部15で演算す
る。差分が正の画素は+で表わし、負の画素は−で表わ
し、差が0の画素は0で表わす。対象物の動きは画像の
境界によって判定できるので、画像の境界の移動はそこ
での差分の正または負となって表れる。これにより画像
境界の移動の方向が推定される。そして差分の総和を見
ることで大まかな人の動きが把握できる。
【0026】また、上記解析方法を2次元の画像に適用
して、具体的には画素上の方向を縦方向、横方向、右上
がり斜め方向、右下がり斜め方向の4つに分けて、この
4つの方向毎に現画像と前画像との差分(スカラー)を
求めて、この差分の画像から各方向ごとの動きを判定
し、各方向の差分をベクトルとして表わすようにしても
よい。そして該画素とその周辺の3×3画素の差分ベク
トルを平均化することで(オプチカルフロー)、浴室に
おける人の存在や人の動きを検知することができる。
【0027】図8に示すように人体検出センサ51の検
知領域26は、洗場領域30、浴槽領域31の2つのエ
リアに分け、各エリア毎に前記差分の総和または動き量
を検知している。ここで、動き量とは、各領域30、3
1毎に各画素のオプチカルフローのスカラー量を平均し
たもの(スカラー平均)、もしくはスカラー量の和(ス
カラー和)である。
【0028】次に、図9のフローチャートにより、被撮
像体が高さを有するか否か、すなわち人体かあるいは影
かを判定するフローについて説明する。
【0029】まず浴室1の床の長さ、壁面の高さを実際
に計測して制御装置7の記憶手段36に外部からパソコ
ン等により入力する(ステップS1)。なお、システム
バスの場合には標準化されているので工場出荷時に予め
規格の寸法長さを記憶手段36に記憶させておいても良
い。
【0030】次に、2つの人体検出センサ51、52を
浴室1の壁面上部あるいは天井に取り付けた後、両セン
サ間の距離を実測して前記同様に記憶手段36に入力す
る(ステップS2)。固定後のセンサ間の距離は一定と
なるため、この一定距離は今後の演算上の基準となる。
この2つのセンサは基板53の両端に予め取り付けてお
き、この基板53を天井等に取り付けるようにしても良
い。この場合には人体検出センサ間の距離は事前に把握
できるので工場出荷の段階で記憶手段36に記憶させて
おくことができる。
【0031】次に、床面における前記制御テーブル25
の1コマ分の距離(H)を演算する(ステップS3)。
具体的には床長さを制御テーブル25の総列コマ数で割
り算すれば良い。例えば、床長さが160センチメート
ルで制御テーブル25の総列コマ数が32コマであれ
ば、制御テーブル1コマの距離は5センチメートルとな
る。
【0032】さらに、前記両センサ間の距離を床面にお
ける制御テーブル25のコマ数(D)に変換する(ステ
ップS4)。具体的には、両センサ51、52間の距離
を制御テーブル1コマの距離で割り算すれば良い。例え
ば、先の例でみれば両センサ間の距離が20センチメー
トルであれば、制御テーブル1コマの距離5センチメー
トルで割れば、4コマとなる。
【0033】次に、第1の人体検出センサ51で検出し
た検出画像(A)の中心座標(P)を第1中心座標検出
手段33によって前記した方法により検出する(ステッ
プS5)。さらに第2の人体検出センサ52で検出した
検出画像(B)の中心座標(O)を第2中心座標検出手
段34によって前記した方法により検出する(ステップ
S6)。
【0034】その後、判定手段32の距離演算手段35
により両中心座標間の距離(O―P)を演算する(ステ
ップS7)。
【0035】次に、両中心座標間の距離(O―P)から
両中心座標間の制御テーブルコマ数(K)を演算するの
である(ステップS8)。この演算においては、例えば
撮像画像の分解能から制御テーブルコマ数を計算すれば
良い。例えば両中心座標間の距離が20センチメートル
で、分解能が2倍であれば、両中心座標間の制御テーブ
ルコマ数(K)は8コマとなる。
【0036】そして、ステップS9においてこのテーブ
ルコマ数(K)と前記テーブルコマ数(D)とを比較判
定手段37により比較する(ステップS9)。この結
果、両中心座標間の制御テーブルコマ数(K)の方が床
面における両センサ間の制御テーブルコマ数(D)より
も多い場合には、被撮像体は高さを有していると判断で
き、人体等の物体であると判定できる(ステップS1
0)。
【0037】また、両中心座標間の制御テーブルコマ数
(K)が、床面における両センサ間の制御テーブルコマ
数(D)と同一かあるいは少ない場合には、被撮像体は
高さを有していないと判断でき、影であると判定できる
(ステップS11)。
【0038】また、人体検出センサ51の取り付けは、
浴室1の天井であって、浴室の洗場領域30と浴槽領域
31との境界位置に取付けられる。この位置は標準的な
浴室において洗場3及び浴槽2を設けた浴室内の人の動
きを監視できる最適位置である。特に、浴槽2と洗場3
との境界に取付けることで、浴槽2及び洗場3での人の
動きに対して、境界が明確化できる。
【0039】また、ユニットバス等からなるシステムバ
スルームの場合には、バスルームの天井にその点検用の
点検口が位置しており、この点検蓋である点検口に前記
人体センサ5を取り付けることを推奨する。点検口は取
り付け、取り外しができるので、人体センサ5の設置、
点検が容易に行なえるのみならず、前記センサの最適取
付け位置の条件を満足するものである。
【0040】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。例
えば、本実施形態ではシステムバスルームについて説明
したが、この例に限られることなくこれ以外の既存の浴
室にも設置できるものである。また、洗面所、トイレ等
に設置することも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明においては、赤外線センサを併設
することなく、窓からさし込む太陽光による人体検出セ
ンサの誤検出を防止することができたものである。ま
た、同種の人体検出センサを用いることにより別個の制
御ソフトウエアを必要としないので、制御が簡素化され
製作も容易となる。また、本発明は、上記の特徴に加
え、高さのないもの(影)と、高さのあるもの(人)と
の判定が確実となる利点がある。さらに、本発明のもの
では、人体の輪郭が詳細に現れないので、プライバシー
の保護につながる利点がある。また、画素数が少ないの
で演算速度が速くなり、判定の迅速化を図ることができ
る。さらに、本発明は、浴室窓からの太陽光の差し込み
による誤判定が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の浴室の全体構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施形態を示す電気回路のブ
ロック図である。
【図3】図3は人体検出センサの画像検出部の1画素を
構成する画像コア回路の構成を示す回路図である。
【図4】図4はセンサの撮像範囲と検知領域との関係を
示す説明図である。
【図5】図5は第1の人体検出センサによる撮像画像A
とその射影処理を示す説明図である。
【図6】図6は第2の人体検出センサによる撮像画像B
とその射影処理を示す説明図である。
【図7】図7は射影回路の構成図である。
【図8】図8は本発明の一実施形態を示す制御テーブル
の説明図である。
【図9】図9は本発明のフローチャートである。
【図10】図10は判定手段のブロック図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 浴槽 3 洗場 4 出入口 6 撮像装置 7 制御装置 9 画像検出部 15 画像処理部 17 画像コア回路 24 領域分割手段 30 洗場領域 31 浴槽領域 32 判定手段 33 第1中心座標検出手段 34 第2中心座標検出手段 35 距離演算手段 36 記憶手段 37 比較判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA07 AB02 BB06 BC01 CA14 CB09 CB22 DC09 5B057 AA19 BA02 CA02 CA08 CA13 CC03 DA06 DA15 DB03 DB09 DC22 DC32 DC36 5C054 AA02 CA04 CC02 CE16 CH04 FC11 FC12 FF05 HA19 5L096 AA09 BA02 CA05 FA37 FA66 GA08 HA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の動きを撮像して画像処理する第1
    の人体検出センサと、該第1の人体検出センサと一定距
    離離して人体の動きを撮像して画像処理する第2の人体
    検出センサと、両センサにより撮像された両画像の中心
    座標間の距離から床面の影を判定する手段とを設けたこ
    とを特徴とする部屋監視装置。
  2. 【請求項2】 人体の動きを撮像して画像処理する第1
    の人体検出センサと、該第1の人体検出センサと一定距
    離離して人体の動きを撮像して画像処理する第2の人体
    検出センサと、前記第1の人体検出センサにより撮像さ
    れた画像の中心座標を求める第1中心座標検出手段と、
    前記第2の人体検出センサにより撮像された画像の中心
    座標を求める第2中心座標検出手段と、前記第1中心座
    標検出手段と前記第2中心座標検出手段により両中心座
    標間の距離を演算する距離演算手段と、該距離演算手段
    による演算値と前記一定距離による一定値とを比較して
    床面の影を判定する手段を設けたことを特徴とする部屋
    監視装置。
  3. 【請求項3】 上記人体検出センサは低解像度の撮像装
    置により構成したことを特徴とする請求項1〜2に記載
    の部屋監視装置。
  4. 【請求項4】 上記部屋監視装置は浴室に用いられるこ
    とを特徴とする請求項1〜3に記載の部屋監視装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009110673A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Panasonic Electric Works Co Ltd 点灯保持時間可変式照明システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009110673A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Panasonic Electric Works Co Ltd 点灯保持時間可変式照明システム

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