JP2009238684A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤操作を防止して安全性の向上を図ることができ、操作ロック解除の操作性を向上させることができる加熱調理器を得る。
【解決手段】被加熱物を加熱する加熱コイル3と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作部6と、操作部6からの入力に基づく制御を行わないロック状態、又はロック状態を解除して操作部6からの入力に基づく制御を行う解除状態の何れかを選択し、選択した当該状態に応じて加熱コイル3を制御する制御部10と、検知領域における人の存否を検知する人感センサとを備え、制御部10は、人感センサの検知結果に基づいて、ロック状態又は解除状態を選択するものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、加熱制御に関する操作の入力を行う操作部を有する加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器においては、例えば「…操作手段の近傍に人の操作部の存在有無情報を前記加熱制御手段に伝達する第一の人体検知手段と、前記操作手段を操作する人が居る方向に人が居るか居ないかの存在有無情報を前記加熱制御手段に伝達する第二の人体検知手段とを備えた調理装置。」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば「前記検出手段が天板上において異物あるいは小動物等の操作者以外のものを検出したときに、前記制御部が誤動作するのを防止する誤動作防止手段を設けた」ものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−78079号公報(請求項1) 特開2004−360926号公報(請求項10)
従来の加熱調理器は、幼児や小動物(ペット)などによる誤操作、不用意に操作ボタン上に物が置かれた場合などの誤操作を防止するため、入力操作を受け付けない操作ロック機能を設定し、特定のキーを長押ししたり、電源と異なるキーを押してから電源を押すような複数のキー操作を行うことにより操作ロックを解除した後、加熱制御などの操作を行うことにより安全性の向上を図っている。しかしながら、操作を開始する際には、毎回特定キーの長押しや複数のキー操作を行う必要があり、スムースな調理動作や手順を妨げてしまい操作性が悪い、という問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、誤操作を防止して安全性の向上を図ることができ、操作ロック解除の操作性を向上させることができる加熱調理器を得ることを目的とする。
この発明に係る加熱調理器は、被加熱物を加熱する加熱部と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作部と、前記操作部からの入力に基づく制御を行わないロック状態、又は前記ロック状態を解除して前記操作部からの入力に基づく制御を行う解除状態の何れかを選択し、選択した当該状態に応じて前記加熱部を制御する制御部と、検知領域における人の存否を検知する人感センサとを備え、前記制御部は、前記人感センサの検知結果に基づいて、前記ロック状態又は前記解除状態を選択するものである。
この発明の加熱調理器は、人感センサの検知結果に基づいて、ロック状態又は解除状態を選択し、選択した当該状態に応じて加熱部を制御することにより、誤操作を防止して安全性の向上を図ることができ、操作ロック解除の操作性を向上させることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る加熱調理器の上部及び前面外形図、図2はこの発明の実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示す図である。図1及び図2において、本実施の形態1に係る加熱調理器は、誘導加熱調理器本体1の上面に耐熱性のガラスと金属の枠体で構成する天板2が取り付けられるように構成されている。天板2の表面には、誘導加熱調理器本体1内の加熱コイル3が配設される位置に加熱領域を示す目的で円形の表示(以下、加熱口4a〜4cという。)が裏面から印刷されている。天板2の耐熱性ガラスは透明な素材であるが、加熱口以外の部分についても誘導加熱調理器本体1内部が露見しないよう或いは外観の質感向上のためこの天板2は裏面より印刷若しくは塗装されている。加熱口4a〜4cについては、本実施の形態1では加熱口4a及び4bは比較的加熱出力を大きく設定した加熱口であり、加熱口4cは前述の2つの加熱口に対して比較的加熱出力を小さく設定した加熱口である。
誘導加熱調理器本体1の上部手前側には、入力操作や設定火力の状態などの情報を表示する表示部5(5a〜5c)と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作部6(6a〜6c)とが各加熱口4ごとにそれぞれ設けられている。そして、天板2の表示部5と略同じ範囲は、印刷若しくは塗装が成されない構成で透明性を有しており、表示部5に表示される表示内容が天板2の表面より視認可能になっている。操作部6は、透明性の導電性フィルムなどの電極で構成したタッチスイッチであり、使用者の指などが電極の配置位置に接触する際における静電容量の変化により入力操作を検知する。表示部5は、液晶パネルなどで構成し、操作部6の下に配置される。尚、操作部6は、タッチスイッチに限らず、例えばメンブレンシートを用いた接点ボタンでも良い。この場合、操作部6は天板2の上面に配置する。
誘導加熱調理器本体1の天板2の下部には、被加熱物を加熱する加熱部である加熱コイル3が配置され、加熱コイル3へ供給する高周波電流を生成するインバータ7と、後述するロック状態又は解除状態に応じて、操作部6から入力された操作に基づいて、インバータ7を制御して火力制御を行ったり、表示部5への各種表示指令を行う制御部10が配置される構成となっている。
さらに、誘導加熱調理器本体1の前面側には、誘導加熱調理器本体1の前面側の水平方向を検知領域とし、当該検知領域における人の存否を検知する第1の人感センサ20が複数(例えば4つ)設けられる。また、誘導加熱調理器本体1の上部手前側には、第1の人感センサ20の検知領域より上方の検知領域における人の存否を検知する第2の人感センサ21を複数(例えば4つ)設けられる。尚、第2の人感センサ21は、その設置角度を可動自在とすることにより、検知領域を可変可能である。
尚、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の設置場所は、これに限るものではなく、上記検知領域を検知するものであれば任意の場所に設置することができる。
第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21は、例えば発光素子と受光素子とを有するフォトセンサからなり、発光素子からの光が検知物(人)に当たり、反射した光を受光素子で受けて検知するものである。尚、フォトセンサに限らず、検知領域における人の存否を検知するものであれば良く、例えば超音波方式、カメラ画像方式、温度検知方式など任意の検知方式を用いることができる。
尚、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21は、誘導加熱調理器本体1の大きさ・形状、又は各人感センサの検知領域の範囲に応じて、任意の個数を配置するようにしても良い。
図3はこの発明の実施の形態1に係る人感センサの検知状態を示す図であり、図3(a)は誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在している場合の検知状態を示す図、図3(b)は誘導加熱調理器本体1の前面側に幼児が存在している場合の検知状態を示す図である。
図3に示すように、誘導加熱調理器本体1は、例えばキッチンカウンター等により、所定の高さに設置される。このような設置状態において、誘導加熱調理器本体1の前面側に所定以上の身長を有する人(以下「操作可能者」ともいう。)が存在すると、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の何れの検知領域においても人の存在を検知することとなる。一方、例えば幼児など所定の身長に満たない人が、誘導加熱調理器本体1の前面側に存在する場合、第1の人感センサ20は人の存在を検知するが、第2の人感センサ21は人の存在を検知しないこととなる。さらに、例えばペットなどの小動物(図示せず)が、誘導加熱調理器本体1の上部に乗った場合、第2の人感センサ21は検知するが、第1の人感センサ20は検知することはない。このように、誘導加熱調理器本体1が設置される高さに応じて、第2の人感センサ21の検知領域を、所定以上の身長を有する人を検知するように設定することにより、操作可能者の存否を判断することが可能となる。
図4はこの発明の実施の形態1に係る加熱調理器のブロック構成図である。図4に示すように、制御部10は、表示操作制御部11と、操作可能者有無判断部12とから構成されている。操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果が入力され、後述する動作により、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づいて、操作可能者の存否を判断する。表示操作制御部11は、表示部5及び操作部6と接続され、操作可能者有無判断部12の判断結果に従い、後述する動作によりロック状態又は解除状態を選択し、当該状態に応じて、操作部6から入力された各種の操作に基づき、インバータ7への加熱制御や制御内容に基づく各種表示指令を表示部5に行う。
図5はこの発明の実施の形態1に係る解除動作を示すフローチャート、図6はこの発明の実施の形態1に係る表示部の状態遷移を示す図である。以下、本実施の形態1におけるロック解除動作について、図5に基づき図6を参照しながら説明する。
まず、誘導加熱調理器本体1の主電源(図示せず)が投入されると、各構成部は動作を開始する。主電源投入直後、又は手動操作や後述するロック設定動作によりロック状態に設定した場合、制御部10はロック状態を選択しており、操作部6からの入力に基づく制御を行わない(S101)。このとき制御部10の表示操作制御部11は、ロック状態を識別する表示として、操作ボタンに関する表示を表示部5に表示させない表示指令を行う。例えば、図6(a)に示すように、主電源投入直後は表示部5に何らの表示を行わない。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力情報などを表示するようにしても良い。
次に、制御部10の操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在するか否かを判断する(S102,S103)。この判断は、例えば第1の人感センサ20が所定時間以上(例えば数秒)人の存在を検知し、さらに、この人の存在を検知した第1の人感センサ20の検知領域の上方を検知領域とする第2の人感センサ21も所定時間以上(例えば数秒)人の存在を検知したとき、操作可能者が存在すると判断する。
制御部10は、操作可能者が存在すると判断したとき、ロック状態を解除して解除状態を選択し、操作部6からの入力に基づく制御を行う(S104)。そして表示操作制御部11は、解除状態を識別する表示として、操作可能な操作ボタンを表示部5に表示させる(S105)。これによりタッチスイッチが操作可能である旨を、操作可能者は認識することができる。例えば、図6(b)に示すように、主電源投入直後に操作可能者を検知した場合は、電源ボタン51を表示させる。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力調整ボタンや電源オフボタンなどを表示するようにしても良い。
以降、操作部6からの操作に基づき、通常の加熱制御などが行われる。
尚、上記説明では、解除状態において操作ボタンを表示する場合を説明したが、これに限らず、例えば図7に示すように、操作ボタン表示52が、予め表示部5の上面又は天板2の裏面に印刷されている場合、解除状態を識別する表示として、操作可能な操作ボタンに対応する箇所を点灯・点滅表示するようにしても良い。また、例えば図8に示すように、操作部6としてLED付メンブレンシートなどの接点ボタンを用いる場合、解除状態を識別する表示として、操作可能な操作ボタンのLEDを点灯・点滅表示するようにしても良い。
図9はこの発明の実施の形態1に係るロック動作を示すフローチャートである。次に、本実施の形態1におけるロック設定動作について、図9に基づき説明する。
制御部10は、上述した解除状態を選択したとき、ロック設定動作を開始する。操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在するか否かを判断する(S201,S202)。この判断は、第1の人感センサ20、又はこれに対応する検知領域の第2の人感センサ21が人の存在を検知しないとき、操作可能者が存在しないと判断する。
制御部10は、操作可能者が存在しないと判断したとき、ロック状態を選択し、操作部6からの入力に基づく制御を行わない(S203)。そして表示操作制御部11は、ロック状態を識別する表示として、操作ボタンなどの操作に係る表示を表示部5に表示させない(S204)。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力情報などを表示するようにしても良い。
以降、上述したロック解除動作がなされるまでロック状態が保持されることとなる。
尚、上記説明では、人感センサによりロック状態に設定する動作について説明したが、これに限らず、例えば操作部6からの任意の操作により、ロック状態に設定するようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在するか否かを判断し、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在するとき、解除状態とするので、ロック状態を解除するために特定のキーを長押ししたり、電源と異なるキーを押してから電源を押すような複数のキー操作を行う必要が無く、ロック解除の操作性を向上させることができる。
また、例えば幼児など所定の身長に満たない人が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在する場合、又は例えばペットなどの小動物が、誘導加熱調理器本体1の上部に乗った場合に、第1の人感センサ20又は第2の人感センサ21が人の存在を検知しても、ロック状態が解除されることがないので、例えば幼児や小動物などによる誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
また、例えば操作可能な操作ボタンの表示の有無など、ロック状態と解除状態とを識別する表示をすることにより、操作可能者はロック状態又は解除状態の何れの状態であるかを認識することができ、操作性を向上させることができる。
また、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在しない場合、ロック状態を設定するので、ロック状態に移行するための操作を行う必要が無く、操作性を向上させることができる。
また、操作開始時に限らず、例えば煮込み調理などの加熱制御中にロック状態とすることができ、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在しないとき、例えば幼児や小動物などによる誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
また、例えばタイマー設定などで加熱制御の待機中にロック状態とすることができ、操作可能者が長時間、誘導加熱調理器本体1の前面側に存在しないとき、例えば幼児や小動物などによる誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
尚、上記説明では、第2の人感センサ21はその設置角度を可動自在とすることにより検知領域を可変可能としたが、本発明はこれに限るものではなく、発光・受光する光を光学的に可変とすることにより、検知領域を可変可能とするようにしても良い。このようにしても、誘導加熱調理器本体1が設置される高さに応じて、検知対象となる人の身長に見合った検知領域とすることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づきロック状態を解除する場合を説明したが、例えば幼児が手を伸ばすなどして、第2の人感センサ21が人の存在を検知した場合、解除状態に移行することとなる。本実施の形態2では、このような動作を回避するように動作するものである。
本実施の形態2における制御部10は、上記実施の形態1の構成に加え所定時間の経過を計時するタイマを備えるものである。尚、その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
上記図3(a)に示したように、所定以上の身長を有する操作可能者が、誘導加熱調理器本体1の前面側に移動した場合、通常、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21が人の存在を検知するタイミングはほぼ同時となる。
一方、図3(b)に示したように、幼児が誘導加熱調理器本体1の前面側に移動した場合、第1の人感センサ20のみが人の存在を検知する。そしてこの幼児が例えば手を伸ばすことにより、第2の人感センサ21が人の存在を検知したとすると、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21が人の存在を検知したタイミングには、時間差が生ずることになる。
そこで、本実施の形態2では、第1の人感センサ20が人の存在を検知した時と、第2の人感センサ21が人の存在を検知した時との時間差が、所定時間差以下のとき、解除状態を選択する。このような動作の詳細を次に説明する。
図10はこの発明の実施の形態2に係る解除動作を示すフローチャートである。以下、本実施の形態2におけるロック解除動作について、図10に基づき説明する。
上述した実施の形態1と同様に、制御部10の操作可能者有無判断部12は、ロック解除状態において(S301)、第1の人感センサ20の検知結果に基づき人の存否を判断する(S302)。そして第1の人感センサ20が人の存在を検知した時、所定の時間を設定したタイマをスタートさせる(S303)。次に第2の人感センサ21の検知結果に基づき人の存否を判断し(S304)、第2の人感センサ21が人の存在を検知した時が、タイマの設定時間の経過前であるか否かを判断する(S305)。
第2の人感センサ21が人の存在を検知した時がタイマの設定時間経過前であると判断した場合、上述した実施の形態1と同様に、ロック状態を解除し(S306)、解除状態を識別する表示を行った後(S307)、通常の加熱制御を行う(S308)。一方、ステップS305において、第2の人感センサ21が人の存在を検知した時がタイマの設定時間経過後であると判断した場合、ステップS302に戻り上記手順を繰り返す。
以上のように本実施の形態においては、第1の人感センサ20が人の存在を検知した時と、第2の人感センサ21が人の存在を検知した時との時間差が、所定時間差以下のとき、解除状態を選択するので、例えば幼児など所定の身長に満たない人が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在する場合、例えば手を伸ばすなどして、所定時間経過後に第2の人感センサ21が人の存在を検知しても、ロック状態が解除されることがなく、誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
尚、上記説明では、タイマを用いて時間差が所定時間差以下であるか否かを判断したが、これに限らず、例えば第1の人感センサ20が人の存在を検知した時の現在時刻と、第2の人感センサ21が人の存在を検知した時の現在時刻を取得して、その差分を演算により求めて上記時間差としても良い。
実施の形態3.
本実施の形態3では、複数の第1の人感センサ20、及びこれに対応する第2の人感センサ21の検知結果に基づきロック状態を解除することにより、例えば幼児が手を伸ばすなどして、第2の人感センサ21が人の存在を検知した場合の解除状態への移行を回避するものである。
図11はこの発明の実施の形態3に係る人感センサの検知領域を示す図であり、図11(a)は加熱調理器の上部を示す図、図11(b)は加熱調理器の前面を示す図である。
図11(a)及び(b)に示すように、本実施の形態3における第1の人感センサ20(20−1〜20−7)及び第2の人感センサ21(21−1〜21−7)は、それぞれ幅方向に複数(例えば7つ)備えるものである。この第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知領域は、比較的狭く設定し、例えば幼児が本体前面側に存在する場合、その体の幅により複数の第1の人感センサ20によりその存在が検知されるように配置される。また第2の人感センサ21は、上記各第1の人感センサ20の検知領域の上方を検知領域とするように、それぞれ対応して配置される。
尚、その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
図11(c)に示すように、例えば幼児が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在する場合、例えば第1の人感センサ20−5及び20−6が人の存在を検知する。そしてこの場合において、幼児が手を伸ばすと、第2の人感センサ21−6は人の存在を検知するが、第2の人感センサ21−5は人の存在を検知しないこととなる。
一方、図3(a)に示したように、所定以上の身長を有する操作可能者が、誘導加熱調理器本体1の前面側に存在する場合、その体の幅により、複数の第1の人感センサ20が人の存在を検知したとき、対応する第2の人感センサ21も同様に人の存在を検知することとなる。
そこで、本実施の形態3では、複数の第1の人感センサ20が人の存在を検知し、当該第1の人感センサ20の各検知領域に対応する第2の人感センサ21が人の存在を検知したとき、解除状態を選択する。このような動作の詳細を次に説明する。
図12はこの発明の実施の形態3に係る解除動作を示すフローチャートである。以下、本実施の形態3におけるロック解除動作について、図12に基づき説明する。
上述した実施の形態1と同様に、制御部10の操作可能者有無判断部12は、ロック解除状態において(S401)、第1の人感センサ20の検知結果に基づき人の存否を判断する(S402)。この判断は少なくとも2以上の第1の人感センサ20が人の存在を検知したとき、人が存在していると判断する。次に、第2の人感センサ21の検知結果に基づき人の存否を判断する(S403)。この判断は、ステップS403で人の存在を検知した第1の人感センサ20の検知領域に対応する第2の人感センサ21の全てが人の存在を検知したとき、人が存在していると判断する。
ステップS403で、対応する第2の人感センサ21の検知領域に人が存在しないと判断したとき、ステップS402へ戻り上記手順を繰り返す。一方、ステップS403で、対応する第2の人感センサ21の検知領域に人が存在すると判断したとき、上述した実施の形態1と同様に、ロック状態を解除し(S404)、解除状態を識別する表示を行った後(S405)、通常の加熱制御を行う(S406)。
以上のように本実施の形態においては、複数の第1の人感センサ20が人の存在を検知し、当該第1の人感センサ20の各検知領域に対応する第2の人感センサ21が人の存在を検知したとき、解除状態を選択するので、例えば幼児など所定の身長に満たない人が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在する場合、例えば手を伸ばすなどして、一部の第2の人感センサ21が人の存在を検知しても、ロック状態が解除されることがなく、誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
実施の形態4.
本実施の形態4は、被加熱物が加熱部の加熱領域に載置されたか否か検知する被加熱物センサを備え、制御部10はこの被加熱物センサが被加熱物の載置を検知したとき、解除状態を選択するものである。以下、本実施の形態4について、上記実施の形態1との相違点を中心に図13〜図17を用いて説明する。尚、上記実施の形態1と同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
図13はこの発明の実施の形態4に係る加熱調理器の上部外形図、図14はこの発明の実施の形態4に係る加熱調理器の内部構造を示す図である。図13及び図14において、本実施の形態4に係る加熱調理器は、上述した人感センサに代えて、例えば鍋などの被加熱物が、加熱コイル3の加熱領域(加熱口4)に載置されたか否か検知する被加熱物センサ30を備える。この被加熱物センサ30は、各加熱口4a〜4cごとにそれぞれ設けられ、さらに1つの加熱口4に対して1以上(例えば2つ)の被加熱物センサ30(30a1〜30c2)が設けられている。尚、その他の構成は上記実施の形態1と同様である。
被加熱物センサ30は、天板2下面に設置され、鍋などの被加熱物に向けて発光する発光素子と、被加熱物から反射した光を受光する受光素子とを有するフォトセンサにより構成される。発光素子からの光はガラス素材からなる天板2を透過して被加熱物の底面で反射し、この反射光を受光素子が検知するものである。尚、受光素子のみを設け、天板2の当該受光素子に対応する箇所の印刷をなくして透過性を有する窓部を設け、被加熱物の有無に応じて変化する光を検知するようにしても良い。尚、被加熱物センサ30はフォトセンサに限らず、例えば超音波方式、カメラ画像方式など任意の検知方式を用いることができる。
図15はこの発明の実施の形態4に係る加熱調理器のブロック構成図である。図15に示すように、制御部10は、表示操作制御部11と、被加熱物有無判断部13とから構成されている。被加熱物有無判断部13は、各被加熱物センサ30の検知結果が入力され、後述する動作により、各加熱口4ごとの被加熱物センサ30の検知結果に基づいて、被加熱物の有無を判断する。表示操作制御部11は、表示部5及び操作部6と接続され、被加熱物有無判断部13の判断結果に従い、後述する動作によりロック状態又は解除状態を選択し、当該状態に応じて、操作部6から入力された各種の操作に基づき、インバータ7への加熱制御や制御内容に基づく各種表示指令を表示部5に行う。
図16はこの発明の実施の形態4に係る解除動作を示すフローチャート、図17はこの発明の実施の形態4に係る被加熱物センサの検知状態を示す図である。以下、本実施の形態4におけるロック解除動作について、図16に基づき図17を参照しながら説明する。
まず、誘導加熱調理器本体1の主電源(図示せず)が投入されると、各構成部は動作を開始する。主電源投入直後、又は手動操作によりロック状態に設定した場合、制御部10はロック状態を選択しており、操作部6からの入力に基づく制御を行わない(S501)。このとき制御部10の表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、ロック状態を識別する表示をさせる。例えば、図6(a)に示したように、主電源投入直後は表示部5に何らの表示を行わない。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力情報などを表示するようにしても良い。
次に、制御部10の被加熱物有無判断部13は、被加熱物センサ30の検知結果に基づき、天板2の加熱口4上面に被加熱物が載置されているか否かを判断する(S502)。この判断は、例えば各加熱口4ごとに設けられた2つの被加熱物センサ30の何れもが、被加熱物の載置を検知したとき、当該加熱口4に被加熱物が載置されていると判断する。
制御部10は、被加熱物が存在すると判断したとき、被加熱物の載置を検知した加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を解除して解除状態を選択し、操作部6からの入力に基づく制御を行う(S503)。例えば、図17に示すように、例えば鍋など、底面積がある程度広い被加熱物が加熱口4aに載置されると、被加熱物センサ30a−1及び30a−2の何れも被加熱物の載置を検知する。このような場合、加熱口4aに対応する操作部6aについてロック状態を解除する。
一方、ステップS502の判断において被加熱物が存在しないと判断したとき、被加熱物の載置を検知しない加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を維持して操作部6からの入力に基づく制御を行わない。例えば、図17に示すように、例えば包丁などの小物が加熱口4bに載置されると、被加熱物センサ30b−1は被加熱物の載置を検知するが、被加熱物センサ30b−2は被加熱物の載置を検知しない。このような場合、加熱口4bに対応する操作部6bについてロック状態を維持する。
そして表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、解除状態を識別する表示として、ロック状態が解除された操作部6に対応する表示部5に対して、操作可能な操作ボタンを表示させる(S504)。例えば、図6(b)に示したように、主電源投入直後に操作可能者を検知した場合は、電源ボタン51を表示させる。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力調整ボタンや電源オフボタンなどを表示するようにしても良い。
以降、ロック状態を解除した操作部6からの操作に基づき、通常の加熱制御などが行われる。
以上のように本実施の形態においては、被加熱物センサ30の検知結果に基づき、被加熱物が加熱口4に載置されたか否かを判断し、被加熱物が載置されたとき、解除状態とするので、ロック状態を解除するために特定のキーを長押ししたり、電源と異なるキーを押してから電源を押すような複数のキー操作を行う必要が無く、ロック解除の操作性を向上させることができる。
また、複数の加熱口4のうち、被加熱物が載置された加熱口4に対応する操作部6のロック状態を解除し、被加熱物が載置されていない加熱口4に対応する操作部6のロック状態は維持するので、被加熱物が載置されていない加熱口4に対する誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
また、例えば操作可能な操作ボタンの表示の有無など、ロック状態と解除状態とを識別する表示をすることにより、操作可能者はロック状態又は解除状態の何れの状態であるかを認識することができ、操作性を向上させることができる。
尚、本実施の形態4では、被加熱物センサ30を1つの加熱口4に対して2つ設ける場合を説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば3つ以上の被加熱物センサ30を設けて全てのセンサ又は任意のセンサの検知結果に基づき、被加熱物の有無を判断するようにしても良い。これにより被加熱物の検知精度が向上することは言うまでもない。
実施の形態5.
本実施の形態5は、加熱コイル3に所定時間電流を通電させ、当該通電時の電流値に基づき、被加熱物が加熱コイル3の加熱領域に載置されたか否かを検知するものである。以下、本実施の形態5について、上記実施の形態1との相違点を中心に図18〜図20を用いて説明する。尚、上記実施の形態1と同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
図18はこの発明の実施の形態5に係る加熱調理器の内部構造を示す図、図19はこの発明の実施の形態5に係る加熱調理器のブロック構成図である。図18において、本実施の形態5に係る加熱調理器は、上述した実施の形態1における人感センサを設けない構成である。また図19において、制御部10は、表示操作制御部11と、被加熱物有無判断部13と、各加熱コイル3に供給される電流を検出する電流検出部14とから構成されている。被加熱物有無判断部13は、電流検出部14の検知結果が入力され、後述する動作により、各加熱口4ごとの加熱コイル3に供給される電流値に基づいて、被加熱物の有無を判断する。表示操作制御部11は、表示部5及び操作部6と接続され、被加熱物有無判断部13の判断結果に従い、後述する動作によりロック状態又は解除状態を選択し、当該状態に応じて、操作部6から入力された各種の操作に基づき、インバータ7への加熱制御や制御内容に基づく各種表示指令を表示部5に行う。尚、その他の構成は上記実施の形態1と同様である。
ここで、加熱コイル3の通電時の電流値に基づく被加熱物の検知について説明する。
一般に、加熱コイル3と負荷(被加熱物)の等価回路は、抵抗値R1およびインダクタンスL1の加熱コイル3と、抵抗値R2およびインダクタンスL2の負荷が、相互インダクタンスMで結合した回路として表すことができる。相互インダクタンスMは加熱コイルと負荷の距離、材質、形状などにより変化する。また結合度が低くなれば、等価インダクタンス、等価抵抗とも加熱コイル3自体の値に近づくことになる。したがって、相互インダクタンスMの変化、つまり、負荷の有無によって、等価インダクタンス、等価抵抗は大きく変化することとなる。このため負荷(被加熱物)が加熱口4に載置されていない場合、載置されている場合と比較して結合度が低くなり、等価インダクタンスが大きくなるため加熱コイルに電流が流れにくくなる。
このようなことから、加熱コイル3に流れる電流値が、当該加熱コイル3に応じて予め設定した所定の電流値より小さいとき、当該加熱口4に被加熱物が載置されていないと判断することができる。
図20はこの発明の実施の形態5に係る解除動作を示すフローチャートである。以下、本実施の形態5におけるロック解除動作について、図20に基づき説明する。
まず、誘導加熱調理器本体1の主電源(図示せず)が投入されると、各構成部は動作を開始する。主電源投入直後、又は手動操作によりロック状態に設定した場合、制御部10はロック状態を選択しており、操作部6からの入力に基づく制御を行わない(S601)。
次に、制御部10の表示操作制御部11は、操作部6から所定の操作がなされたか否かを判断する(S602)。この判断は、例えば主電源スイッチ(図示せず)が操作されたとき、操作部6の任意のボタン、又は別途設けた接点ボタンなど任意の操作により判断することができる。
次に、制御部10はインバータ7を制御して、上記ステップS602で操作された操作部6に対応する加熱コイル3、又は全ての加熱コイル3に対して所定時間(例えば数秒)電流を通電させる(S603)。
電流検出部14は当該通電時の電流値を検出し、被加熱物有無判断部13は電流検出部14の検知結果に基づき、天板2の加熱口4上面に被加熱物が載置されているか否かを判断する(S604)。この判断は、加熱コイル3に流れる電流値が、当該加熱コイル3に応じて予め設定した所定の電流値より小さいとき、当該加熱口4に被加熱物が載置されていないと判断する。
制御部10は、被加熱物が存在すると判断したとき、被加熱物の載置を検知した加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を解除して解除状態を選択し、操作部6からの入力に基づく制御を行う(S605)。
一方、ステップS604の判断において被加熱物が存在しないと判断したとき、被加熱物の載置を検知しない加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を維持して操作部6からの入力に基づく制御を行わない。そしてステップS602に戻り上記手順を繰り返す。
そして表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、解除状態を識別する表示として、ロック状態が解除された操作部6に対応する表示部5に対して、操作可能な操作ボタンを表示させる(S606)。
以降、ロック状態を解除した操作部6からの操作に基づき、通常の加熱制御などが行われる。
以上のように本実施の形態においては、加熱コイル3に流れる電流値に基づき、被加熱物が加熱口4に載置されたか否かを判断し、被加熱物が載置されたとき、解除状態とするので、ロック状態を解除するために特定のキーを長押ししたり、電源と異なるキーを押してから電源を押すような複数のキー操作を行う必要が無く、ロック解除の操作性を向上させることができる。
また、複数の加熱口4のうち、被加熱物が載置された加熱口4に対応する操作部6のロック状態を解除し、被加熱物が載置されていない加熱口4に対応する操作部6のロック状態は維持するので、被加熱物が載置されていない加熱口4に対する誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
実施の形態6.
本実施の形態6は、上記実施の形態1〜3で説明した人感センサと、上記実施の形態4で説明した被加熱物センサの検知結果に基づいて、ロック状態を解除するものである。以下、本実施の形態6について、上記実施の形態1及び4との相違点を中心に図21〜図23を用いて説明する。尚、上記実施の形態1及び4と同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
図21はこの発明の実施の形態6に係る加熱調理器の内部構造を示す図、図22はこの発明の実施の形態6に係る加熱調理器のブロック構成図である。図21において、本実施の形態6に係る加熱調理器は、上述した実施の形態1における第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21と、上述した実施の形態4における被加熱物センサ30を備えたものである。また図22に示すように、制御部10は、表示操作制御部11と、操作可能者有無判断部12と、被加熱物有無判断部13とから構成されている。操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果が入力され、上記実施の形態1と同様の動作により、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づいて、操作可能者の存否を判断する。被加熱物有無判断部13は、各被加熱物センサ30の検知結果が入力され、上記実施の形態4と同様の動作により、各加熱口4ごとの被加熱物センサ30の検知結果に基づいて、被加熱物の有無を判断する。表示操作制御部11は、表示部5及び操作部6と接続され、操作可能者有無判断部12及び被加熱物有無判断部13の判断結果に従い、後述する動作によりロック状態又は解除状態を選択し、当該状態に応じて、操作部6から入力された各種の操作に基づき、インバータ7への加熱制御や制御内容に基づく各種表示指令を表示部5に行う。尚、その他の構成は上記実施の形態1又は4と同様である。
図23はこの発明の実施の形態6に係る解除動作を示すフローチャートである。以下、本実施の形態6におけるロック解除動作について、図23に基づき説明する。
まず、誘導加熱調理器本体1の主電源(図示せず)が投入されると、各構成部は動作を開始する。主電源投入直後、又は手動操作によりロック状態に設定した場合、制御部10はロック状態を選択しており、操作部6からの入力に基づく制御を行わない(S701)。このとき制御部10の表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、ロック状態を識別する表示をさせる。例えば、図6(a)に示したように、主電源投入直後は表示部5に何らの表示を行わない。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力情報などを表示するようにしても良い。
次に、制御部10の操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、上述した実施の形態1と同様の動作により、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在するか否かを判断する(S702,S703)。
誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在すると判断したとき、制御部10の被加熱物有無判断部13は、被加熱物の検知を開始し(S704)、被加熱物センサ30の検知結果に基づき、天板2の加熱口4上面に被加熱物が載置されているか否かを判断する(S705)。この判断は、例えば各加熱口4ごとに設けられた2つの被加熱物センサ30の何れもが、被加熱物の載置を検知したとき、当該加熱口4に被加熱物が載置されていると判断する。
制御部10は、被加熱物が存在すると判断したとき、被加熱物の載置を検知した加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を解除して解除状態を選択し、操作部6からの入力に基づく制御を行う(S706)。一方、ステップS706の判断において被加熱物が存在しないと判断したとき、被加熱物の載置を検知しない加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を維持して操作部6からの入力に基づく制御を行わない。
そして表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、解除状態を識別する表示として、ロック状態が解除された操作部6に対応する表示部5に対して、操作可能な操作ボタンを表示させる(S707)。例えば、図6(b)に示したように、主電源投入直後に操作可能者を検知した場合は、電源ボタン51を表示させる。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力調整ボタンや電源オフボタンなどを表示するようにしても良い。
以降、ロック状態を解除した操作部6からの操作に基づき、通常の加熱制御などが行われる。
以上のように本実施の形態においては、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在することを検知し、且つ、被加熱物センサ30の検知結果に基づき、被加熱物が加熱口4に載置されたことを検知したとき、被加熱物が載置された加熱口4に対応する操作部6のロック状態を解除し、被加熱物が載置されていない加熱口4に対応する操作部6のロック状態は維持するので、上記実施の形態1〜4の効果に加え、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在しても、被加熱物が載置されていない操作部6のロック状態は解除されず、被加熱物が載置されていない加熱口4に対する誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。また、加熱口4に被加熱物が載置されていても、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在していないとロック状態は解除されず、例えば幼児や小動物などによる誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
実施の形態7.
本実施の形態7は、上記実施の形態1〜3で説明した人感センサと、上記実施の形態5で説明した加熱コイル3に流れる電流値に基づいて、ロック状態を解除するものである。以下、本実施の形態7について、上記実施の形態1及び5との相違点を中心に図24及び図25を用いて説明する。尚、本実施の形態における加熱調理器の構成は上述した実施の形態5の構成と同様であり、上記実施の形態1及び5と同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
図24はこの発明の実施の形態7に係る加熱調理器のブロック構成図である。図24に示すように、制御部10は、表示操作制御部11と、操作可能者有無判断部12と、被加熱物有無判断部13と、電流検出部14とから構成されている。操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果が入力され、上記実施の形態1と同様の動作により、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づいて、操作可能者の存否を判断する。被加熱物有無判断部13は、電流検出部14の検知結果が入力され、上記実施の形態5と同様の動作により、各加熱口4ごとの加熱コイル3に供給される電流値に基づいて、被加熱物の有無を判断する。表示操作制御部11は、表示部5及び操作部6と接続され、操作可能者有無判断部12及び被加熱物有無判断部13の判断結果に従い、後述する動作によりロック状態又は解除状態を選択し、当該状態に応じて、操作部6から入力された各種の操作に基づき、インバータ7への加熱制御や制御内容に基づく各種表示指令を表示部5に行う。尚、その他の構成は上記実施の形態1又は5と同様である。
図25はこの発明の実施の形態7に係る解除動作を示すフローチャートである。以下、本実施の形態7におけるロック解除動作について、図25に基づき説明する。
まず、誘導加熱調理器本体1の主電源(図示せず)が投入されると、各構成部は動作を開始する。主電源投入直後、又は手動操作によりロック状態に設定した場合、制御部10はロック状態を選択しており、操作部6からの入力に基づく制御を行わない(S801)。このとき制御部10の表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、ロック状態を識別する表示をさせる。例えば、図6(a)に示したように、主電源投入直後は表示部5に何らの表示を行わない。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力情報などを表示するようにしても良い。
次に、制御部10の操作可能者有無判断部12は、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、上述した実施の形態1と同様の動作により、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在するか否かを判断する(S802,S803)。
誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在すると判断したとき、制御部10の表示操作制御部11は、例えば電源ボタンなど、任意の表示をして操作を促す(S804)、そして操作部6から所定の操作がなされたか否かを判断する(S805)。この判断は、例えば操作部6の任意のボタン、又は別途設けた接点ボタンなど任意の操作により判断することができる。
次に、制御部10はインバータ7を制御して、上記ステップS805で操作された操作部6に対応する加熱コイル3、又は全ての加熱コイル3に対して所定時間(例えば数秒)電流を通電させる(S806)。電流検出部14は当該通電時の電流値を検出し、被加熱物有無判断部13は電流検出部14の検知結果に基づき、天板2の加熱口4上面に被加熱物が載置されているか否かを判断する(S807)。この判断は、加熱コイル3に流れる電流値が、当該加熱コイル3に応じて予め設定した所定の電流値より小さいとき、当該加熱口4に被加熱物が載置されていないと判断する。
制御部10は、被加熱物が存在すると判断したとき、被加熱物の載置を検知した加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を解除して解除状態を選択し、操作部6からの入力に基づく制御を行う(S808)。
一方、ステップS807の判断において被加熱物が存在しないと判断したとき、被加熱物の載置を検知しない加熱口4に対応する操作部6からの入力に対し、ロック状態を維持して操作部6からの入力に基づく制御を行わない。そしてステップS805に戻り上記手順を繰り返す。
そして表示操作制御部11は、上述した実施の形態1と同様に、解除状態を識別する表示として、ロック状態が解除された操作部6に対応する表示部5に対して、操作可能な操作ボタンを表示させる(S809)。例えば、図6(b)に示したように、主電源投入直後に操作可能者を検知した場合は、電源ボタン51を表示させる。尚、例えば煮込み中など加熱制御中である場合は、火力調整ボタンや電源オフボタンなどを表示するようにしても良い。
以降、ロック状態を解除した操作部6からの操作に基づき、通常の加熱制御などが行われる。
以上のように本実施の形態においては、第1の人感センサ20及び第2の人感センサ21の検知結果に基づき、誘導加熱調理器本体1の前面側に操作可能者が存在することを検知し、且つ、加熱コイル3に流れる電流値に基づき、被加熱物が加熱口4に載置されたことを検知したとき、被加熱物が載置された加熱口4に対応する操作部6のロック状態を解除し、被加熱物が載置されていない加熱口4に対応する操作部6のロック状態は維持するので、上記実施の形態1〜3及び5の効果に加え、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在しても、被加熱物が載置されていない操作部6のロック状態は解除されず、被加熱物が載置されていない加熱口4に対する誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。また、加熱口4に被加熱物が載置されていても、操作可能者が誘導加熱調理器本体1の前面側に存在していないとロック状態は解除されず、例えば幼児や小動物などによる誤操作を防止して安全性の向上を図ることができる。
尚、上記実施の形態1〜4及び6では、加熱部としての加熱コイル3に高周波電流を流して誘導加熱を行う誘導加熱調理器について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば電気抵抗体等の加熱体により天板2上に載置された被加熱物を加熱するようにしても良いし、ガスを熱源として被加熱物を加熱するようにしても良い。
尚、上記実施の形態1〜7では、加熱口4が3つ口の場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、任意個数の加熱口4(例えば4つ以上)を備える構成としても良い。また、例えば、天板2の下方に比較的小型の加熱コイル3をほぼ均一的に分散配置し、加熱場所が固定されないような将来型の加熱調理器であっても良い。以下、このような加熱場所が固定されない将来型の誘導加熱調理器の例を説明する。
図26は加熱場所が固定されない誘導加熱調理器の一例を示す図、図27は加熱場所が固定されない誘導加熱調理器の加熱動作を示す図である。図26に示すように、加熱場所が固定されない誘導加熱調理器は、天板2の下方には、比較的小型の加熱コイル3(3a〜3t)がほぼ均一的に分散配置されている。尚、加熱コイル3の個数はこれに限らず、任意の個数で良い。また、加熱コイル3のレイアウトについては、これに限らず、加熱コイル3をグリッド状に配置しても良いし、ハニカム状に配置しても良いし、大型の加熱コイル3と小型の加熱コイル3とを混在させて配置しても良い。
各加熱コイル3には、例えば上記実施の形態4で説明した被加熱物センサ30をそれぞれ備え、当該加熱コイル3の加熱領域に被加熱物が載置されたか否かを検知する。また、例えば、上記実施の形態5で説明したように、加熱コイル3の通電時の電流に基づいて当該加熱コイル3の加熱領域に被加熱物が載置されたか否かを検知するようにしても良い。このような検知結果に基づいて、図27に示すように、制御部10は、被加熱物の天板2上の占有の大きさを検知し、これに基づいて被加熱物の載置場所に対応する加熱コイル3に、インバータ7から高周波電流を供給させて加熱制御を行う。
このような加熱場所が固定されないような将来型の加熱調理器であっても、上記実施の形態1〜7と同様の効果を奏することができる。
この発明の実施の形態1に係る加熱調理器の上部及び前面外形図である。 この発明の実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る人感センサの検知状態を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る加熱調理器のブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係る解除動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る表示部の状態遷移を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る表示部の状態遷移を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る表示部の状態遷移を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るロック動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る解除動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る人感センサの検知領域を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る解除動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る加熱調理器の上部外形図である。 この発明の実施の形態4に係る加熱調理器の内部構造を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る加熱調理器のブロック構成図である。 この発明の実施の形態4に係る解除動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る被加熱物センサの検知状態を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る加熱調理器の内部構造を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る加熱調理器のブロック構成図である。 この発明の実施の形態5に係る解除動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6に係る加熱調理器の内部構造を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る加熱調理器のブロック構成図である。 この発明の実施の形態6に係る解除動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態7に係る加熱調理器のブロック構成図である。 この発明の実施の形態7に係る解除動作を示すフローチャートである。 加熱場所が固定されない誘導加熱調理器の一例を示す図である。 加熱場所が固定されない誘導加熱調理器の加熱動作を示す図である。
符号の説明
1 誘導加熱調理器本体、2 天板、3 加熱コイル、4 加熱口、5 表示部、6 操作部、7 インバータ、10 制御部、11 表示操作制御部、12 操作可能者有無判断部、13 被加熱物有無判断部、14 電流検出部、20 第1の人感センサ、21 第2の人感センサ、30 被加熱物センサ、51 電源ボタン、52 操作ボタン表示。

Claims (15)

  1. 被加熱物を加熱する加熱部と、
    加熱制御に関する操作の入力を行う操作部と、
    前記操作部からの入力に基づく制御を行わないロック状態、又は前記ロック状態を解除して前記操作部からの入力に基づく制御を行う解除状態の何れかを選択し、選択した当該状態に応じて前記加熱部を制御する制御部と、
    検知領域における人の存否を検知する人感センサと
    を備え、
    前記制御部は、前記人感センサの検知結果に基づいて、前記ロック状態又は前記解除状態を選択することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記人感センサは、
    少なくとも本体前面側の水平方向における人の存否を検知する1又は複数の第1の人感センサと、
    少なくとも前記第1の人感センサの検知領域より上方の検知領域における前記人の存否を検知する1又は複数の第2の人感センサとを有し、
    前記制御部は、
    前記第1の人感センサ及び前記第2の人感センサが人の存在を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記制御部は、
    前記第1の人感センサ又は前記第2の人感センサが人の存在を検知しないとき、前記ロック状態を選択することを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記制御部は、
    前記第1の人感センサが人の存在を検知した時と、前記第2の人感センサが前記人の存在を検知した時との時間差が、所定時間差以下のとき、前記解除状態を選択することを特徴とする請求項2又は3記載の加熱調理器。
  5. 前記制御部は、
    複数の前記第1の人感センサが人の存在を検知し、当該第1の人感センサの各検知領域に対応する前記第2の人感センサが人の存在を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の加熱調理器。
  6. 前記第2の人感センサは、前記検知領域を可変可能であることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の加熱調理器。
  7. 前記被加熱物が前記加熱部の加熱領域に載置されたか否か検知する被加熱物センサを更に備え、
    前記制御部は、
    前記被加熱物センサが前記被加熱物の載置を検知し、且つ、前記人感センサが人の存在を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の加熱調理器。
  8. 前記加熱部は、高周波電流を流して誘導加熱する加熱コイルであり、
    該加熱コイルに供給される電流を検出する電流検出部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記加熱コイルに所定時間電流を通電させ、当該通電時の電流値に基づき、前記被加熱物が前記加熱部の加熱領域に載置されたか否か検知し、
    前記被加熱物の載置を検知し、且つ、前記人感センサが人の存在を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の加熱調理器。
  9. 被加熱物を加熱する加熱部と、
    加熱制御に関する操作の入力を行う操作部と、
    前記操作部からの入力に基づく制御を行わないロック状態、又は前記ロック状態を解除して前記操作部からの入力に基づく制御を行う解除状態の何れかを選択し、選択した当該状態に応じて前記加熱部を制御する制御部と、
    前記被加熱物が前記加熱部の加熱領域に載置されたか否か検知する被加熱物センサと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記被加熱物センサが前記被加熱物の載置を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする加熱調理器。
  10. 前記加熱部を複数備え、
    前記操作部及び前記被加熱物検知センサは、前記加熱部ごとにそれぞれ設けられ、
    前記制御部は、
    前記被加熱物の載置を検知した被加熱物センサに対応する前記操作部からの入力に対し、前記解除状態を選択し、
    前記被加熱物の載置を検知しない被加熱物センサに対応する前記操作部からの入力に対し、前記ロック状態を選択することを特徴とする請求項7又は9記載の加熱調理器。
  11. 前記被加熱物センサは、前記加熱部の加熱領域内に複数備え、
    前記制御部は、
    少なくとも2以上の前記被加熱物センサが、前記被加熱物の載置を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする請求項7、9又は10記載の加熱調理器。
  12. 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
    加熱制御に関する操作の入力を行う操作部と、
    前記操作部からの入力に基づく制御を行わないロック状態、又は前記ロック状態を解除して前記操作部からの入力に基づく制御を行う解除状態の何れかを選択し、
    選択した当該状態に応じて前記加熱コイルへの通電を制御する制御部と、
    前記加熱コイルに供給される電流を検出する電流検出部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記加熱コイルに所定時間電流を通電させ、当該通電時の電流値に基づき、前記被加熱物が前記加熱部の加熱領域に載置されたか否か検知し、
    前記被加熱物の載置を検知したとき、前記解除状態を選択することを特徴とする加熱調理器。
  13. 前記加熱部を複数備え、
    前記操作部は、前記加熱部ごとにそれぞれ設けられ、
    前記制御部は、
    前記被加熱物の載置を検知した加熱部に対応する前記操作部からの入力に対し、前記解除状態を選択し、
    前記被加熱物の載置を検知しない加熱部に対応する前記操作部からの入力に対し、前記ロック状態を選択することを特徴とする請求項8又は12記載の加熱調理器。
  14. 入力操作に関する情報を表示する表示部を更に備え、
    前記制御部は、
    選択した前記ロック状態又は前記解除状態を識別する表示を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の加熱調理器。
  15. 前記操作部は、前記表示部の上に配置され、静電容量の変化により入力操作を検知するタッチスイッチからなり、
    前記制御部は、
    前記解除状態を選択したとき、前記タッチスイッチの操作が可能である旨の表示を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項14記載の加熱調理器。
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