JP2013236807A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が摂取エネルギーの管理を行いやすい炊飯器を得る。
【解決手段】調理物が入れられる内鍋40と、上面が開口され、内鍋40が着脱自在に収容される内鍋収容部5を有する炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上面の開口を開閉する蓋体30と、内鍋40を加熱する誘導加熱コイル6と、誘導加熱コイル6を駆動制御する制御部16と、報知手段としての表示部25と、使用者の消費エネルギーを記憶したICタグ200との間で非接触で交信を行う非接触IC読取部27と、内鍋40の重量を検知する重量検知手段10とを備え、制御部16は、重量検知手段10により検知された内鍋40の重量の変化に基づいて、当該重量の変化に対応したエネルギーを摂取エネルギーE1として算出し、表示部25は、制御部16が算出した摂取エネルギーE1を報知するとともに、非接触IC読取部27が取得した消費エネルギーを報知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、炊飯器に関する。
最近は消費者の高齢化が進み、生活習慣病から糖尿病などに移行するリスクが高まっている。糖尿病などに罹患すると一日の摂取カロリーが制限されるため、消費者は健康意識が高くなっている。また、ダイエット志向の傾向も強いことから、摂取カロリーを気にする消費者が増加している。このようなことから、ご飯を摂取する際に摂取カロリーを容易に認知することのできる炊飯器が求められている。
このような、ご飯を摂取する際に摂取カロリーを認知することのできる炊飯器として、鍋内の調理物の総重量を検知する重量検知手段と、この重量検知手段の出力信号により調理物の重量を算出し、重量の変化量に単位重量当たりの調理物のエネルギー量を乗じて演算する制御部と、この制御部が演算した結果をカロリー又はキロカロリーという単位を付して表示する表示部とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−81641号公報(第3、4頁、図1、2)
特許文献1の炊飯器は、摂取する調理物のエネルギー量を表示させるためには、使用者は専用の操作ボタンを操作しなければならない。しかし、通常、ご飯を茶碗に盛り付ける際は、一方の手に茶碗、他方の手にしゃもじを持っているため両手がふさがっているので、どちらかを一旦置いてから操作ボタンを操作しなければならず、操作が面倒である。
また、使用者が摂取カロリーを管理しようとした場合、例えば当該食事までに使用者が消費したカロリーや、目標とする摂取カロリー等の情報も必要となる。しかし、特許文献1の炊飯器は、茶碗に盛り付けたご飯のエネルギー量を使用者に示すことしかできず、使用者は摂取カロリーの管理に手間を要していた。このため、使用者が摂取カロリーを管理しやすい炊飯器が望まれていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、使用者が摂取エネルギーの管理を行いやすい炊飯器を提供することを目的とするものである。
本発明に係る炊飯器は、調理物が入れられる内鍋と、上面が開口され、前記内鍋が着脱自在に収容される内鍋収容部を有する炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面の開口を開閉する蓋体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動制御する制御部と、報知手段と、使用者の消費エネルギーを記憶したICタグとの間で非接触で交信を行う読取部と、前記内鍋の重量を検知する重量検知手段とを備え、前記制御部は、前記重量検知手段により検知された前記内鍋の重量の変化に基づいて、当該重量の変化に対応したエネルギーを摂取エネルギーとして算出し、前記報知手段は、前記制御部が算出した前記摂取エネルギーを報知するとともに、前記読取部が取得した消費エネルギーを報知するものである。
本発明によれば、使用者が内鍋から取り出した調理物のエネルギーを摂取エネルギーとして報知するとともに、消費エネルギーも報知する。このため、使用者は、内鍋から米飯を取り出すときに消費エネルギーと摂取エネルギーとの差を認識できるので、摂取エネルギーの管理を行いやすい。
実施の形態1に係る炊飯器の断面模式図である。 実施の形態1に係る炊飯器の前面側上部の要部上面図である。 実施の形態1に係る炊飯器の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る炊飯器のカロリー報知処理を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係る炊飯器のカロリー報知処理における表示部の表示例を説明する図である。 実施の形態3に係る炊飯器の前面側上部の要部上面図である。
以下、本発明に係る炊飯器の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図において同一の構成には、同一の符号を付している。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の断面模式図である。図1に示すように、炊飯器100は、上面が開口されたほぼ有底筒状の炊飯器本体1と、炊飯器本体1の後部側(図1の紙面右側)に設けられたヒンジ31を軸にして炊飯器本体1の上面の開口を開閉自在に覆う蓋体30と、炊飯器本体1内に収容される内鍋40とを備える。
炊飯器本体1の内側には、筒状の内鍋支持ケース2が設置されている。また、この内鍋支持ケース2の下部には、中央部に開口部3aが形成されたほぼ深皿状のコイル台3が配設されている。内鍋支持ケース2とコイル台3とにより、内鍋40を着脱自在に収容するほぼ有底円筒状の内鍋収容部5が形成されている。コイル台3の底部の下面、及びコイル台3の側面から下面に連なるコーナー部の外面には、内鍋40を加熱する加熱手段としての誘導加熱コイル6が設けられている。なお、本実施の形態1では加熱手段が誘導加熱コイル6であるものとして説明するが、内鍋40を加熱可能なものであれば例えば電気ヒーター等を加熱手段として用いてもよい。
内鍋40は、例えばステンレスや鉄などの磁性材料で構成された有底円筒状の容器であり、米43や水44などの調理物42を収容する。内鍋40は、炊飯器本体1の内鍋収容部5内に出し入れ自在に収容される。内鍋40の上端部外周にはフランジ41が形成されており、このフランジ41が内鍋支持ケース2の上端部に支持され、内鍋40の底部及び周壁は、内鍋収容部5の内壁との間に若干の隙間を介して内鍋収容部5内に保持される。
コイル台3の中央部の下部には、基台7が設けられている。基台7の上には、内鍋検知装置8が設置されている。内鍋検知装置8は、内鍋収容部5に内鍋40が収容されているか否かを検知するための装置である。内鍋検知装置8は、内鍋40が収容されているか否かを示す電気信号を制御部16に出力する。
内鍋検知装置8には、内鍋検知体12及びロードセル13が取り付けられた絶縁物からなるセンサ台11が一体に設けられている。内鍋検知体12は、コイル台3の底部に設けられた開口部3aに挿入され、内鍋収容部5内に突出するようにしてバネ等の付勢手段によって上方に付勢されている。また、ロードセル13は、重量検出素子である例えば抵抗ひずみゲージを内蔵している。内鍋40が内鍋収容部5に収容されると、内鍋収容部5内に突出した状態の内鍋検知体12に内鍋40の荷重が加わり、ロードセル13は、内鍋検知体12を介して内鍋40の荷重を受ける。そして、ロードセル13は、その抵抗変化を電気信号として後述する制御部16に送る。内鍋検知装置8は、内鍋40の荷重を受けて下方に下がる内鍋検知体12によって押圧されるスイッチを有し、このスイッチの状態によって内鍋40が内鍋収容部5に収容されたか否かを検知する。なお、本実施の形態1では、センサ台11、内鍋検知体12、及びロードセル13によって重量検知手段10を構成している。また、内鍋40の重量を検知可能なものであれば、重量検知手段10として任意の構成を採用できる。
炊飯器本体1の内部の前面側(図1の紙面左側)には、前面パネル15が設けられている。前面パネル15の背面側には、マイクロコンピュータ等が搭載された回路基板を有し、誘導加熱コイル6に交番磁界を発生させる電流や、炊飯器100の各部の動作を制御する制御部16が設置されている。制御部16は、内鍋収容部5の外壁に取り付けられている。また、制御部16の近傍には、制御部16に冷却風を送る送風機17が設けられている。送風機17は、制御部16によって動作制御される。
炊飯器本体1の底部には、音声出力手段であるスピーカー18が設けられている。スピーカー18は、制御部16が実装された回路基板に信号線によって接続されており、制御部16により音声出力を制御される。なお、このスピーカー18の設置場所は図示のものに限らず、また、本実施の形態1においてはスピーカー18を設けない構成とすることもできる。
炊飯器本体1には、蓋体30の開閉状態を検知する蓋体開閉検知部19が設けられている。蓋体開閉検知部19は、本実施の形態1では、蓋体30が閉じられるとスイッチが押下されて接点が切り替わるマイクロスイッチを備えており、その接点の状態を電気信号として制御部16に出力する。制御部16は、蓋体開閉検知部19の接点の状態に応じて、蓋体30が開状態にあるか閉状態にあるかを検知することができる。なお、蓋体開閉検知部19の具体的構成はこのようなものに限定されず、例えば蓋体30と炊飯器本体1とを接続するヒンジ31に、蓋体30の開放角度に応じて接点が切り替わるスイッチを設けてもよいし、蓋体30を開放するための操作ボタン(図示せず)の押下状態によって接点が切り替わるスイッチを設けてもよい。また、機械式のスイッチに限らず、電気的なスイッチを蓋体開閉検知部19として設けてもよい。
炊飯器本体1の前面側の上部には、操作手段としての操作部20と表示部25が設けられ、これらの近傍には後述する非接触IC読取部27が設けられている。操作部20は、後述する複数の操作ボタンを有し、使用者からの操作入力を受けるとその操作入力に応じた信号を制御部16に出力する。表示部25は、炊飯器100の動作状態や、操作部20による設定内容等の情報を、文字や図形等によって視覚的に報知する表示手段であり、本実施の形態1では液晶画面によって構成されている。
ここで、実施の形態1に係る炊飯器の操作部20及び表示部25を説明する。
図2は、実施の形態1に係る炊飯器の前面側上部の要部上面図である。
操作部20には、炊飯スタートキー21、切・保温キー22、予約タイマーキー23、複数のメニューキー24が設けられている。炊飯スタートキー21は、炊飯工程の開始を指示するためのものである。切・保温キー22は、保温工程の開始、停止を切り替えるためのものである。予約タイマーキー23は、予約炊飯のために必要な時刻等の設定を行うためのものである。複数のメニューキー24は、それぞれ、炊飯条件を設定するためのものである。
表示部25は、設定された炊飯メニューを表示するメニュー表示部251、消費カロリー表示部252、及び摂取カロリー表示部253を備えている。図2では、メニュー表示部251に表示されうるすべてのメニューを図示しているが、炊飯器100の動作状態においては、操作部20で設定された項目のみが表示される。消費カロリー表示部252は、使用者の消費エネルギー量を消費カロリーとして数字で表示する報知手段として機能する。また、摂取カロリー表示部253は、使用者の摂取カロリーを数字を用いて報知する報知手段として機能する。なお、本実施の形態1では、摂取カロリー表示部253は、現在時刻を表示する時刻表示部及び炊飯工程終了までの残時間を表示する残時間表示部を兼ねており、炊飯器100の動作状態に応じて摂取カロリー表示部253の表示内容が切り替わる。
表示部25の近傍には、炊飯器本体1の内部に収容された非接触IC読取部27の位置を示す読取部表示26が設けられている。
なお、本実施の形態1では、操作部20を炊飯器本体1に設けた例を示したが、操作部20を蓋体30に設けてもよい。なお、表示部25については、上記のように炊飯器本体1に設けるのが好ましい。というのは、後述するように内鍋40から取り出されたご飯のエネルギー(カロリー)をリアルタイムに表示するので、表示部25を炊飯器本体1に設けることで、使用者がその表示されたカロリーを見ながらご飯の取り出し量を調整しやすいためである。
図3は、実施の形態1に係る炊飯器の機能ブロック図である。図3を参照して、非接触IC読取部27及びこれに関連する構成を説明する。
ICタグ200は、本実施の形態1に係る炊飯器100の構成の一部ではないが、関連する構成であるので説明しておく。ICタグ200は、一般に、基板上に形成されたアンテナとそれに接続されたICチップとを有し、非接触通信により非接触IC読取部27との間で交信を行うものである。本実施の形態1では、ICタグ200は、例えば活動量計など使用者の消費エネルギー(消費カロリー)を計測する機器に搭載されており、使用者の識別情報や消費カロリー等の情報を内部メモリに記憶している。
非接触IC読取部27は、ICタグ200との間で電波の送受信を行い、ICタグ200から所定のデータを取得する機能を有する。非接触IC読取部27は、ICタグ200に対して呼び出し信号を発信し、通信距離の範囲内にあるICタグ200からの応答信号を読み込み、ICタグ200の内部メモリに記憶された情報を読み取る。非接触IC読取部27は、ICタグ200から読み取った情報(使用者の識別情報、消費カロリー等)を、制御部16に出力する。
制御部16は、読み書き可能な記憶装置である記憶部161を備える。
記憶部161は、炊飯器100にて調理される調理物(本実施の形態1では、白米)の単位重量あたりのエネルギー量(基準エネルギー量161aともいう。)を予め記憶している。
また、記憶部161は、非接触IC読取部27を介してICタグ200から読み取った情報(使用者の識別情報、消費カロリー等。ICタグ情報161bともいう。)を記憶する。なお、複数の使用者によって複数のICタグ200が使用される場合には、記憶部161は、識別情報毎に複数のICタグ情報161bを区別して記憶することができる。また、記憶部161は、後述する摂取カロリーE1を記憶する。
また、記憶部161は、制御部16が実行する制御プログラムや、プログラムの実行に必要なデータを記憶している。
次に、実施の形態1に係る炊飯器100の動作を説明する。
まず、使用者が内鍋40に米43(ここでは、白米)と水44からなる所定量の調理物42を入れ、その内鍋40を内鍋収容部5に収容して蓋体30を閉じる。
そうすると、蓋体開閉検知部19は、蓋体30が閉じられたことを検知し、その検知信号を制御部16へ送る。また、内鍋収容部5に内鍋40が収容されると、重量検知手段10を構成する内鍋検知体12が押下され、内鍋検知装置8は、内鍋40が内鍋収容部5に収容されたことを検知してその検知信号を制御部16に送る。なお、このとき、表示部25の摂取カロリー表示部253には、現在時刻が表示されている。
この状態で、使用者が操作部20のメニューキー24を操作して炊飯条件を設定し、炊飯スタートキー21を操作すると、操作部20にて設定された条件に基づいて制御部16が炊飯工程の実行を開始する。炊飯工程は、例えば予熱工程、炊飯工程、炊き上げ工程、むらし工程によって構成され、むらし工程が終了すると保温工程に移行する。制御部16は、炊飯工程を構成する各工程において、高周波電流を誘導加熱コイル6に供給し、これによって発生する交番磁界によって内鍋40を誘導加熱する。内鍋40が誘導加熱されることにより、内鍋40内の調理物42が加熱され、むらし工程が終了するとご飯が炊きあがる。ここで、炊きあがった調理物42を、米飯45という。
炊飯工程の実行中においては、表示部25のメニュー表示部251は操作部20にて設定された炊飯条件を表示する。また、摂取カロリー表示部253は、炊飯工程の開始から途中までは現在時刻を表示し、所定タイミングになると炊飯工程の残り時間を表示する。
米飯45が炊きあがると、重量検知手段10は、米飯45を含む内鍋40の初期重量を検知し、その検知信号を制御部16に送る。制御部16は、初期重量を初期重量W0として記憶部161に記憶する。
次に、米飯45が炊きあがった後の炊飯器100の動作と作用を説明する。
図4は、実施の形態1に係る炊飯器のカロリー報知処理を説明するフローチャートである。また、図5は、実施の形態1に係る炊飯器のカロリー報知処理における表示部の表示例を説明する図である。以下、適宜図5を参照しつつ、図4に沿ってカロリー報知処理を説明する。
(S101)
初期状態、すなわち、米飯45が炊きあがった後の状態においては、ICタグ200の読み取り待ちの状態である。
使用者が、ICタグ200を読取部表示26の近傍にかざすと、次のステップへ移行する。ここで、ICタグ200には、使用者の当日の消費カロリーが記憶されているものとする。
(S102)
通信可能範囲内にICタグ200が近づけられると、非接触IC読取部27は、ICタグ200から使用者の識別情報と消費カロリーを読み取り、その信号を制御部16に出力する。制御部16は、非接触IC読取部27から取得した識別情報と消費カロリーのデータを、ICタグ情報161bとして記憶部161に記憶させる。炊飯器100は非接触通信により使用者の消費カロリーを取得するので、使用者は消費カロリーが記憶された媒体を炊飯器100に対してケーブル等により通信接続する必要がない。このため、使用者が炊飯器100に消費カロリーを読み取らせるための手間が少なくて使い勝手がよく、また、通信接続するためのコネクタ等も不要であるので炊飯器100の筐体の構造が複雑化することもない。
(S103)
表示部25の消費カロリー表示部252は、ICタグ200から取得した消費カロリーを数字で表示する。図5の例では、消費カロリー表示部252には「230」Kcalの表示がなされている。
(S104)
制御部16は、一食での摂取許容エネルギーである摂取許容カロリーE0を算出する。摂取許容カロリーE0の算出方法は、当該使用者が、米飯45が炊きあがってから初めて米飯45を取り出すのか、同じ内鍋40から二度目以降に米飯45を取り出すのかによって異なる。
(1)使用者が初めて米飯45を取り出す場合
この場合、制御部16は、ICタグ200から取得した消費カロリーを用いて、所定の演算処理により、一食での摂取許容カロリーE0を算出する。摂取許容カロリーE0を算出するためのアルゴリズムについては特に限定されず、任意のアルゴリズムを用いることができる。消費カロリーと摂取許容カロリーE0とを対応付けたデータベースを予め記憶部161に記憶しておき、ICタグ200から取得した消費カロリーに対応付けられている摂取許容カロリーE0をデータベースから検索することによって、摂取許容カロリーE0を算出してもよい。
(2)使用者が二度目以降に米飯45を取り出す場合
使用者が同じ内鍋40から米飯45を二度目以降に取り出す場合には、制御部16は、上記(1)と同様にして摂取許容カロリーE0を算出し、その算出値から、前回米飯45を取り出したときの米飯45の摂取カロリーE1を減算した値を、摂取許容カロリーE0とする。なお、後述するが、前回米飯45を取り出したときの米飯45の摂取カロリーE1は、記憶部161に使用者の識別情報とともに記憶されている(後述のステップS113参照)。制御部16は、記憶部161に、当該使用者の識別情報及び摂取カロリーE1が格納されているか否かにより、使用者が同じ内鍋40から二度目以降に米飯45を取り出すのか否かを判断することができる。
なお、ここでは、制御部16が消費カロリーに基づいて摂取許容カロリーE0を算出することを説明したが、ICタグ200が摂取許容カロリーE0の情報を保持している場合には、ステップS102にて消費カロリーとともに摂取許容カロリーE0をICタグ200から読み取ってもよい。このようにすることで、摂取許容カロリーE0の算出に係る制御部16の処理負担を軽減できる。
制御部16は、算出した摂取許容カロリーE0を記憶部161に記憶させる。
(S105)
蓋体開閉検知部19は、蓋体30の状態を検知し、その検知信号を制御部16に送る。制御部16は、蓋体30が開放された場合には(S105;Yes)、次のステップS106に進む。一方、蓋体30が閉じられたままの状態であれば(S105;No)、現在の状態を維持する。
(S106)
重量検知手段10は、内鍋40の重量の変化を検知しており、その検知信号を制御部16に送信する。制御部16は、重量検知手段10により検知された検知重量W1と、記憶部161に記憶された初期重量W0(炊飯工程が終了して米飯45が炊きあがった状態における内鍋40の総重量)とを比較する。
検知重量W1>初期重量W0の場合にはステップS107に進み、検知重量W1<初期重量W0の場合にはステップS108に進み、検知重量W1=初期重量W0の場合にはそのままの状態を維持する。
(S107)
検知重量W1>初期重量W0の場合、すなわち、検知重量W1−初期重量W0が正の値の場合は、使用者が内鍋40から米飯45を取り出すためにしゃもじ等を内鍋40に入れたためにそのしゃもじの荷重を含む重量が重量検知手段10により検知され、検知重量W1が初期重量W0よりも増加したものと判断できる。そこで、制御部16は、内鍋40から米飯45が取り出されるものと判断し、表示部25の摂取カロリー表示部253を制御して、その表示を摂取カロリー表示に切り替えさせる。このとき、摂取カロリー表示部253は、初期値(例えば「0」Kcal)を表示する。
このように、本実施の形態1では、摂取カロリー表示部253において摂取カロリー表示を行うか否かを、重量検知手段10により内鍋40の荷重の変化を検知したか否かにより判断している。例えば、蓋体開閉検知部19によって蓋体30の開放を検知したときに、摂取カロリー表示部253の表示を切り替えることも可能であるが、使用者が単に蓋体30を開放したというだけでは、使用者が内鍋40から米飯45を取り出そうとしているかどうか分からない。このため、例えば使用者が炊き上がりの状態を確認するためだけに蓋体30を開放した場合、摂取カロリー表示部253の表示が現在時刻から摂取カロリー表示に切り替わってしまうこととなる。その場合、使用者の意思を確認するための操作ボタンを設けることもできるが、そうすると使用者の操作の手間が増えて使い勝手が低下し、また、製造コストも上昇する。しかし、本実施の形態1のように、重量検知手段10により検知される内鍋40の荷重の変化を、摂取カロリー表示部253の表示切り替えのトリガーとすることで、使用者に表示切り替えのための手間をかけさせることもなく、使い勝手の悪化を防ぐことができる。
(S108)
検知重量W1<初期重量W0の場合(すなわち、検知重量W1−初期重量W0が負の値の場合)は、使用者が内鍋40から米飯45を取り出したものと判断できる。制御部16は、重量検知手段10により検知される内鍋40の重量変化量である米飯45の取り出し量W(取り出し量W=初期重量W0−検知重量W1)を求める。そして制御部16は、取り出し量Wに対し、記憶部161に記憶された単位重量当たりのエネルギー量e(cal/g)を乗じて、取り出した米飯45のエネルギー量である摂取カロリーE1を算出する。
(S109)
表示部25の摂取カロリー表示部253は、制御部16にて算出された摂取カロリーE1を、摂取カロリーとして数字で表示する。図5の例では、摂取カロリー表示部253には「178」Kcalの表示がなされている。摂取カロリー表示部253が摂取カロリーE1を表示するに際し、例えば使用者による表示指示の操作は不要であり、使用者からすると、米飯45を内鍋40から取り出すと自動的に摂取カロリーE1が表示される。
このとき、表示部25の消費カロリー表示部252は、図5に示すようにICタグ200から取得した使用者の消費カロリーを表示している状態である。すなわち、表示部25には、消費カロリーと米飯45の摂取カロリーE1の両方が表示された状態である。
したがって、使用者は、表示部25に表示された消費カロリーと、内鍋40から取り出した米飯45のカロリーである摂取カロリーE1とを見比べながら、内鍋40から取り出すご飯の量を調整することができる。
(S110)
制御部16は、摂取カロリーE1(使用者が二度目以降に米飯45を取り出す場合には、摂取カロリーE1の積算値)が、摂取許容カロリーE0を超えているか否かを判断する。この判断処理において摂取カロリーE1の値を用いるか、摂取カロリーE1の積算値を用いるかは、当該使用者が、米飯45が炊きあがってから初めて米飯45を取り出すのか、同じ内鍋40から二度目以降に米飯45を取り出すのかによって異なる。
(1)使用者が初めて米飯45を取り出す場合
制御部16は、ステップS108で算出した摂取カロリーE1と摂取許容カロリーE0とを比較することで、摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超えているか否かを判断する。
(2)使用者が二度目以降に米飯45を取り出す場合
使用者が同じ内鍋40から米飯45を二度目以降に取り出す場合には、制御部16は、ステップS108で算出した摂取カロリーE1と、前回米飯45を取り出したときの摂取カロリーとの積算値を求め(積算値を積算摂取カロリーE2と称する)、積算摂取カロリーE2と摂取許容カロリーE0とを比較する。なお、後述するが、前回米飯45を取り出したときの米飯45の摂取カロリーE1は、記憶部161に使用者の識別情報とともに記憶されている(後述のステップS113参照)。制御部16は、記憶部161に、当該使用者の識別情報及び摂取カロリーE1が格納されているか否かにより、使用者が同じ内鍋40から二度目以降に米飯45を取り出すのか否かを判断することができる。
そして、摂取カロリーE1又はその積算値が、摂取許容カロリーE0を超えている場合(S110;Yes)、ステップS111に進む。一方、摂取カロリーE1又はその積算値が、摂取許容カロリーE0を超えていない場合(S110;No)、ステップS112に進む。
(S111)
摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超えている場合、表示部25は、その旨を文字や図形等を用いて使用者に報知する。また、表示部25による報知に加え、あるいはこれに代えて、スピーカー18が同様の内容を、音声を用いて使用者に報知してもよい。このように摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超えていることを使用者に報知することで、使用者はカロリー摂取過多となるのを抑制しやすい。
(S112)
制御部16は、蓋体開閉検知部19からの検知信号により、蓋体30が閉められたか否かを検出する。蓋体30が閉められた場合には(S112;Yes)、次のステップS113に進む。
一方、蓋体30が開いたままの状態であれば(S112;No)、ステップS106に戻る。したがって、例えば、使用者が摂取カロリー表示部253の摂取カロリーE1の表示を見て、あるいはステップS111での報知を受けて、米飯45を茶碗に盛り付け直した場合には、その都度摂取カロリー表示部253の表示が自動的に更新される。
(S113)
制御部16は、最終的に重量検知手段10によって検知された検知重量W1を、内鍋40の初期重量W0として記憶部161に記憶させる。また、制御部16は、摂取カロリーE1を、ICタグ200から読み取られた使用者の識別情報と紐付けて、記憶部161に記憶させる。
ここで、例えばお代わりをする場合等、使用者は同じ内鍋40から二度、三度と米飯45を取り出す場合があるが、摂取カロリーE1は、内鍋40から米飯45を取り出した回を区別して記憶部161に記憶される。すなわち、今回の摂取カロリーE1と、次回以降の摂取カロリーE1とは、区別されて記憶部161に記憶される。なお、記憶部161に記憶された摂取カロリーE1は、炊飯器100にて次に炊飯を行う際に記憶部161から削除され、基本的には一回の炊飯工程が終了してから次の炊飯工程が開始されるまでの間は、記憶部161に記憶されている。
なお、ステップS113において、積算摂取カロリーE2を記憶部161に記憶しておき、記憶しておいた情報を、同じ内鍋40から次に米飯45が取り出された際の積算摂取カロリーE2の算出に用いてもよい。
(S114)
表示部25の摂取カロリー表示部253は、摂取カロリーの表示から、通常状態の表示である現在時刻に表示を切り替える。また、消費カロリー表示部252も初期状態に表示を切り替える。
なお、本実施の形態1では、蓋体開閉検知部19により蓋体30の閉鎖を検知したときに、表示部25における各種カロリーの表示から通常の表示に戻すことを説明したが(S112、S114)、表示の切り替えタイミングはこれに限定されない。例えば、重量検知手段10によって内鍋40の重量の変化が最後に検知されてから所定時間が経過すると、表示部25の表示を切り替えるようにしてもよい。この場合、蓋体開閉検知部19を必ずしも設けなくてもよい。
ここで、使用者は、お代わりをする場合等、同じ内鍋40から二度、三度と米飯45を取り出す場合がある。この場合も、炊飯器100は、図4に示したカロリー報知処理と同様の処理を行う。以下、同じ内鍋40から二度目に米飯45を取り出す際の炊飯器100の動作概要を、図4を参照して説明する。
使用者がICタグ200を読取部表示26にかざすと、非接触IC読取部27はICタグ200から使用者の識別情報と消費カロリーのデータを取得し、消費カロリー表示部252はその消費カロリーを表示する(S101〜S103)。制御部16は、記憶部161に当該使用者の識別情報と前回の摂取カロリーE1が記憶されていることを確認することにより、使用者が二度目以降に内鍋40から米飯45を取り出すと判断し、ICタグ200から取得した消費カロリー及び記憶部161に記憶された摂取カロリーE1とに基づいて、一食の摂取許容カロリーE0を算出する(S104)。
その後、使用者が蓋体30を開けて内鍋40から米飯45を取り出すと、制御部16は取り出された米飯45の摂取カロリーE1を算出するとともに、摂取カロリー表示部253はその摂取カロリーE1をリアルタイムに表示更新する(S105〜S109)。
そして、制御部16は、記憶部161に当該使用者の識別情報と前回の摂取カロリーE1と今回の摂取カロリーE1との積算値である積算摂取カロリーE2を算出し、積算摂取カロリーE2が摂取許容カロリーE0を超えている場合には、カロリー超過を報知する(S110、S111)。
その後、蓋体30が閉められると、重量検知手段10によって検知された検知重量W1を、内鍋40の初期重量W0として記憶部161に記憶させるとともに、摂取カロリーE1を、当該使用者の識別情報と紐付けて、記憶部161に記憶させる(S112、S113)。なお、前述の通り、摂取カロリーE1は、記憶部161に記憶された前回以前の摂取カロリーE1と、今回の摂取カロリーE1とが区別して記憶される。
なお、使用者が三度目以降に同じ内鍋40から米飯45を取り出す場合も、同様の処理を行う。
以上のように、本実施の形態1の炊飯器100は、使用者が内鍋40から米飯45を取り出す(茶碗に米飯45を盛り付ける)際にICタグ200を読取部表示26にかざすと、ICタグ200に記憶された使用者の消費カロリーを表示部25を用いて報知する。このため、使用者は、消費カロリーを気にしながら内鍋40から米飯45を取り出すことができ、摂取エネルギーの管理を行いやすい。これにより、使用者の健康意識の向上にもつながり、また、使用者のエネルギー摂取量が過多となるのを抑制することができる。
また、本実施の形態1の炊飯器100は、内鍋40から取り出された米飯45のエネルギー量である摂取カロリーE1を、表示部25を用いてリアルタイムに報知する。このため、使用者は、摂取カロリーE1(すなわち、使用者の摂取予定のカロリー量)を容易に認識することができる。
また、表示部25は、摂取カロリーE1と消費カロリーとを併せて表示するので、使用者は、両者を比べながら内鍋40から取り出す米飯45の分量を調整することができる。このため、使用者は、米飯45の分量の調整が行いやすく、使い勝手がよい。
また、本実施の形態1の炊飯器100は、摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超過している場合には、これを使用者に報知する。また、同じ内鍋40から米飯45を複数回取り出す際には、摂取カロリーE1の積算値である積算摂取カロリーE2が摂取許容カロリーE0を超過している場合に、これを使用者に報知する。このため、使用者のカロリー摂取量が過多となるのを抑制することができる。また、使用者は、自ら計算等を行うことなくカロリー摂取量が過多か否かを把握できるので、使い勝手がよい。また、積算摂取カロリーE2に基づいてカロリー超過の有無を判断するので、複数回に分けて内鍋40から米飯45を取り出した場合でも、使用者は一食当たりのカロリー摂取量が摂取許容カロリーE0を超過しているか否かが分かり、一食のカロリー摂取量が過多となるのを抑制することができる。
また、使用者は、表示部25に消費カロリーや摂取カロリーE1を表示させるに際して、特別な操作を行う必要がないので、使い勝手がよい。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、ICタグ200から取得した消費カロリー、及び内鍋40から取り出された米飯45の摂取カロリーE1を、表示部25における数字表示にて報知することを説明した。
本実施の形態2では、消費カロリー及び摂取カロリーE1を表示部25で表示するのに代えて、スピーカー18を用いて音声にて報知する構成例を説明する。すなわち、本実施の形態2では、スピーカー18が、消費カロリー及び摂取カロリーE1を報知する報知手段として機能する。以下、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2の炊飯器100は、図1、図3で示した構成については実施の形態1と同様である。
図2に示した炊飯器100の前面側上部の上面図については、本実施の形態2は実施の形態1とは異なり、消費カロリー表示部252及び摂取カロリー表示部253を備えていない。なお、現在時刻や炊飯工程の残り時間等は、表示部25にて表示される。
次に、実施の形態2に係る炊飯器100のカロリー報知処理を説明する。なお、実施の形態2のカロリー報知処理の基本的な流れは、実施の形態1の図4と同様であるので、図4を参照して説明する。
ステップS101、S102は、実施の形態1と同様である。
(S103)
スピーカー18は、ICタグ200から取得した消費カロリーを音声出力する。例えば、「消費カロリーはXXカロリーです。」のように報知する。
ステップS104、S105は、実施の形態1と同様である。
(S106、S107)
前述の実施の形態1では、ステップS106にて検知重量W1が初期重量W0より大きいか否かを検知し、大きい場合、すなわち使用者が内鍋40から米飯45を取り出す際にしゃもじ等によってかかる荷重を検知した場合に、ステップS107にて摂取カロリー表示部253の表示を切り替えることを説明した。
しかし、本実施の形態2では、検知重量W1が初期重量W0より大きいか否かを検知する必要はない。というのは、表示部25での報知を行わないので、表示部25の表示を変更する必要がないためである。したがって、実施の形態2のステップS106では、検知重量W1が初期重量W0より小さくなったことのみを検知し、また、ステップS107の処理を設けない。
ステップS108は、実施の形態1と同様である。
(S109)
スピーカー18は、摂取カロリーE1を音声にて報知する。例えば、「摂取カロリーはYYです」のように報知する。このとき、「消費カロリーはXXカロリーです。摂取カロリーはYYカロリーです」のように、消費カロリーと摂取カロリーE1とを続けて報知してもよい。このようにすることで、使用者は、消費カロリーと摂取カロリーE1とを比べやすく、米飯45を取り出す分量を調整しやすい。
ステップS110は、実施の形態1と同様である。
(S111)
摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超えている場合、スピーカー18は、その旨を音声にて報知する。例えば、「摂取カロリーが摂取許容カロリーを超えています。」のように報知する。このように、摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超えていることを使用者に報知することで、使用者は、カロリー摂取過多となるのを抑制しやすい。
(S112)
制御部16は、蓋体開閉検知部19からの検知信号により、蓋体30が閉められたか否かを検出する。蓋体30が閉められた場合には(S112;Yes)、次のステップS113に進む。
一方、蓋体30が開いたままの状態であれば(S112;No)、ステップS106に戻る。したがって、例えば、ステップS109、S111でのスピーカー18による音声報知を受けて、米飯45を茶碗に盛り付け直した場合には、その都度、スピーカー18が音声報知を行う。
なお、蓋体30が開いたままの状態で内鍋40の荷重の変化がない場合には、スピーカー18が、消費カロリー、摂取カロリーE1、及びカロリー超過のメッセージのうち既に報知済みのものを、所定時間おきに繰り返し音声報知してもよい。このようにすることで、例えば使用者が一度目の音声報知を聞き逃した場合や、忘れてしまった場合でも、使用者に改めて情報を知らせることができる。
ステップS113は、実施の形態1と同様である。
(S114)
本実施の形態2では表示部25を用いたカロリー報知処理を行わないので、ステップS114は実行しない。
なお、使用者が、同じ内鍋40から二度、三度と米飯45を取り出す場合の炊飯器100の動作は、実施の形態1で説明した内容に準じたものとなる。
以上のように、本実施の形態2の炊飯器100は、ICタグ200に記憶された消費カロリーを報知する。
また、本実施の形態2の炊飯器100は、内鍋40から取り出された米飯45のエネルギー量である摂取カロリーE1を、スピーカー18を用いてリアルタイムに音声報知する。
また、本実施の形態2の炊飯器100は、摂取カロリーE1が摂取許容カロリーE0を超過している場合には、これを使用者に音声報知する。また、同じ内鍋40から米飯45を複数回取り出す際には、摂取カロリーE1の積算値である積算摂取カロリーE2が摂取許容カロリーE0を超過している場合に、これを使用者に音声報知する。
このため、本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態2では、消費カロリー、摂取カロリーE1、及びカロリー超過の旨をスピーカー18によって音声報知する。このため、使用者は、内鍋40から米飯45を取り出すときに表示部25の表示を注視する必要がなく、米飯45の取り出し(茶碗への盛り付け)の作業に集中することができる。また、本実施の形態2では、消費カロリー、摂取カロリーE1、及びカロリー超過の旨を表示部25にて表示する必要がない。このため、使用者が内鍋40から米飯45を取り出すときに表示部25の表示内容を変更する必要がなく、表示部25の構成及び表示制御を簡略化することができる。
また、使用者は、スピーカー18に消費カロリーや摂取カロリーE1を音声報知させるに際して、特別な操作を行う必要がないので、使い勝手がよい。
なお、実施の形態2のスピーカー18を用いた音声による報知に加え、実施の形態1で示した表示部25を用いた視覚的な報知を組み合わせてもよい。聴覚的な報知と視覚的な報知の両方を行うことで、幅広い使用者のニーズに対応することができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る炊飯器の前面側上部の要部上面図である。なお、図6では、実施の形態1と同様の構成には同じ符号を付している。以下、実施の形態3について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
前述の実施の形態1では、表示部25の消費カロリー表示部252にて消費カロリーを数字で表示し、表示部25の摂取カロリー表示部253にて摂取カロリーE1を数字で表示することを説明した。本実施の形態3では、消費カロリー表示部252及び摂取カロリー表示部253に加え、インジケーター部28を表示部25内に設けている。
インジケーター部28は、一列に配列された複数のセグメント(表示要素)で構成されており、これらセグメントの点灯状態によって、摂取カロリーE1(積算摂取カロリーE2を算出した場合には積算摂取カロリーE2)と、摂取許容カロリーE0との差の程度を段階的に示すレベル表示部である。
本実施の形態3では、具体的には、配列方向の中央にある中央セグメント281が、摂取許容カロリーE0の値に対応している。
そして、摂取許容カロリーE0の値に対して、摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)が小さい場合には、インジケーター部28のセグメントのうち中央のセグメント281よりも一端側(図6の紙面左側)のセグメントを一又は複数個点灯させる。セグメントの点灯数は、摂取許容カロリーE0と摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)との差に応じて、可変とする。例えば、摂取許容カロリーE0に対して摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)が少ないほど、セグメントの点灯数を少なくする。
また、摂取許容カロリーE0の値に対して、摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)が大きい場合には、インジケーター部28のセグメントのうち中央のセグメント281よりも他端側(図6の紙面右側)のセグメントを一又は複数個点灯させる。セグメントの点灯数は、摂取許容カロリーE0と摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)との差に応じて、可変とする。例えば、摂取許容カロリーE0に対して摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)が多いほど、セグメントの点灯数を多くする。
インジケーター部28を用いた上記の報知は、図4のステップS109にて行うことができる。
なお、本実施の形態3では、液晶画面からなる表示部25に複数の表示要素としてのセグメントを設けて、レベル表示部としてのインジケーター部28を構成した例を示したが、独立して点灯状態を制御される複数の発光素子によってレベル表示部を構成してもよい。また、インジケーター部28を構成するセグメント(表示領域)の点灯状態の切り替え方法は、上述の例に限定されず、摂取許容カロリーE0と摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)との対応関係を表現することのできる他の方法を用いてもよい。また、上記説明では、インジケーター部28の各セグメントの点灯/消灯状態によって、摂取許容カロリーE0と摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)との差の程度を示したが、セグメントの点滅状態や点灯色等の表示状態を異ならせてもよい。
以上のように、本実施の形態3では、摂取許容カロリーE0と摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)との対応関係を、インジケーター部28により視覚的に示すようにした。このため、使用者は、摂取許容カロリーE0と摂取カロリーE1(あるいは積算摂取カロリーE2)との差異を直感的に理解しやすいので、健康意識をより向上させることができる。
なお、本実施の形態3では、表示部25の摂取カロリー表示部253にて摂取カロリーE1を併せて数値表示するものとして説明したが、これを省略することもできる。また、実施の形態2で説明した音声報知を、実施の形態3に組み合わせてもよい。
また、上記実施の形態1〜3においては、米(白米)43と水44からなる調理物42(米飯45)を炊飯する場合について説明し、記憶部161は白米の単位重量あたりのエネルギー量を基準エネルギー量161aとして記憶していることを説明した。しかし、炊飯器100が調理対象とする調理物は白米に限らない。例えば、玄米、赤飯等の複数種類の調理物の単位重量当りのエネルギー量をそれぞれ基準エネルギー量161aとして予め制御部16の記憶部161に記憶しておき、操作部20により炊飯設定のための調理物の種類(例えば、玄米、赤飯等)の設定がなされると、その設定に応じて、対象とする調理物に関するカロリー報知を行うようにしてもよい。このようにすることで、実施の形態1〜3と同様の効果が得られ、また、調理物に応じたより正確な情報を使用者に報知することができる。
また、上記実施の形態1〜3においては、ICタグ200から取得した消費カロリーに基づいて制御部16が摂取許容カロリーE0を算出することを説明した。しかし、ICタグ200に使用者の摂取許容カロリーE0が記憶されている場合には、非接触IC読取部27がICタグ200から摂取許容カロリーE0を取得してもよい。このようにすることで、制御部16による摂取許容カロリーE0の算出処理が不要となる。
また、上記実施の形態1〜3においては、摂取カロリー(摂取カロリーE1あるいは積算摂取カロリーE2)が摂取許容カロリーE0を超えている場合に、その旨を表示部25及びスピーカー18のいずれか又は両方により報知することを説明した(図4のステップS111参照)。しかし、表示部25及びスピーカー18のいずれか又は両方が、摂取カロリーと摂取許容カロリーE0との差分を、報知するようにしてもよい。摂取カロリーが摂取許容カロリーE0に対して多い場合は、これを報知することで使用者がカロリー過多となるのを抑制でき、また摂取カロリーが摂取許容カロリーE0に対して少ない場合は、これを報知することで使用者がカロリー不足となるのを抑制することができる。
1 炊飯器本体、2 内鍋支持ケース、3 コイル台、3a 開口部、5 内鍋収容部、6 誘導加熱コイル、7 基台、8 内鍋検知装置、10 重量検知手段、11 センサ台、12 内鍋検知体、13 ロードセル、15 前面パネル、16 制御部、17 送風機、18 スピーカー、19 蓋体開閉検知部、20 操作部、21 炊飯スタートキー、22 切・保温キー、23 予約タイマーキー、24 メニューキー、25 表示部、26 読取部表示、27 非接触IC読取部、28 インジケーター部、30 蓋体、31 ヒンジ、40 内鍋、41 フランジ、42 調理物、43 米、44 水、45 米飯、100 炊飯器、161 記憶部、161a 基準エネルギー量、161b ICタグ情報、200 ICタグ、251 メニュー表示部、252 消費カロリー表示部、253 摂取カロリー表示部、281 中央セグメント。

Claims (14)

  1. 調理物が入れられる内鍋と、
    上面が開口され、前記内鍋が着脱自在に収容される内鍋収容部を有する炊飯器本体と、
    前記炊飯器本体の上面の開口を開閉する蓋体と、
    前記内鍋を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段を駆動制御する制御部と、
    報知手段と、
    使用者の消費エネルギーを記憶したICタグとの間で非接触で交信を行う読取部と、
    前記内鍋の重量を検知する重量検知手段とを備え、
    前記制御部は、前記重量検知手段により検知された前記内鍋の重量の変化に基づいて、当該重量の変化に対応したエネルギーを摂取エネルギーとして算出し、
    前記報知手段は、前記制御部が算出した前記摂取エネルギーを報知するとともに、前記読取部が取得した消費エネルギーを報知する
    ことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記報知手段は、前記摂取エネルギーが使用者の摂取許容エネルギーを超えている場合は、その旨を報知する
    ことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記報知手段は、一回の炊飯を終了してから次回の炊飯を開始するまでの前記摂取エネルギーの使用者毎の積算値が、使用者の摂取許容エネルギーを超えている場合は、その旨を報知する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の炊飯器。
  4. 前記制御部は、前記読取部が取得した消費エネルギーに基づいて、前記使用者の摂取許容エネルギーを算出する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の炊飯器。
  5. 前記読取部は、前記ICタグに記憶された前記使用者の摂取許容エネルギーを読み取る
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の炊飯器。
  6. 前記蓋体の開閉状態を検知する蓋体開閉検知手段を備え、
    前記報知手段は、前記蓋体開閉検知手段により前記蓋体が開放されていることが検知されている間、前記摂取エネルギーを報知する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の炊飯器。
  7. 前記報知手段は、数字及び文字により報知を行う表示手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の炊飯器。
  8. 前記報知手段は、音声により報知を行う音声出力手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の炊飯器。
  9. 前記表示手段のうち前記摂取エネルギーを表示する表示部は、現在時刻を表示する表示部を兼ねており、前記重量検知手段により前記内鍋の重量の増加が検知されると、現在時刻から前記摂取エネルギーへ表示を切り替える
    ことを特徴とする請求項7記載の炊飯器。
  10. 前記表示手段のうち前記摂取エネルギーを表示する表示部は、前記蓋体開閉検知手段により前記蓋体が閉じられたことが検知されると、前記摂取エネルギーから現在時刻へ表示を切り替える
    ことを特徴とする請求項6に従属する請求項7記載の炊飯器。
  11. 複数の表示要素を備え、これらの表示要素の表示状態を異ならせることによって、使用者の摂取許容エネルギーと前記摂取エネルギーとの差の程度を段階的に表示するレベル表示部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の炊飯器。
  12. 前記制御部は、前記内鍋の重量の変化量に、単位重量当たりのエネルギーを乗ずることで、前記摂取エネルギーを算出する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の炊飯器。
  13. 複数種類の調理物の前記単位重量当たりのエネルギーを記憶する記憶部を備えた
    ことを特徴とする請求項12記載の炊飯器。
  14. 複数種類の調理物の中からいずれかを選択する操作手段を備え、
    前記制御部は、前記操作手段により選択された前記調理物に対応した前記単位重量当たりのエネルギーを用いて、前記摂取エネルギーを算出する
    ことを特徴とする請求項13記載の炊飯器。
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