JP2016185186A - 加熱調理器 - Google Patents

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Yoshiaki Ishio
嘉朗 石尾
信尚 一法師
Nobunao Ipposhi
信尚 一法師
野口 新太郎
Shintaro Noguchi
新太郎 野口
中崎 晴俊
Harutoshi Nakasaki
晴俊 中崎
秀三 岸本
Shuzo Kishimoto
秀三 岸本
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Abstract

【課題】グリル装置を備えた加熱調理器において、グリル皿の有無を正確かつ短時間に検知すること。【解決手段】グリル室3内に電磁誘導加熱によりグリル皿2を加熱する第1の加熱手段5による加熱が可能なグリル皿2が載置されていることを、第1の加熱手段5及び第2の加熱手段7が動作するグリル調理動作中だけでなく、グリル調理終了後においてもグリル皿検知動作を行い、グリル皿検知手段8からの出力により、制御手段9が加熱可能なグリル皿2がグリル室3内にあると判断すると、制御手段9が報知手段11により報知すること。【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭のキッチンや業務用の厨房等で使用される、グリル装置を備えた加熱調理器に関するものである。
従来この種の加熱調理器におけるグリル装置の概略構成は、グリル装置内に調理室を配し、この調理室の周囲に加熱のための熱源を配し、調理物を載置するグリル皿を調理室内に収納し、グリル扉により調理室前面を開閉するものである。
この種のグリル装置においては、調理性能や安全性の確保のために「グリル皿の有無」を判断して加熱を止める機能が付加されているものがある。その手段としては、温度センサにより加熱時の調理室内の温度変化を監視することでグリル皿の有無を検知するものである。
図5は、従来の加熱調理器のグリル装置の概略構成を示すものである。
図5の装置は加熱時の調理室内の温度推移により状態を判断するもので、調理室31の内部に温度センサ32を設け調理室内の温度を測定している(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−203625号公報
しかしながら、前記従来の構成では、グリル皿の有無を検知するためにはある程度の時間が必要となる課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、グリル皿の有無を正確かつ短時間に検知することで使用者の利便性を向上させるとともに、安全性と信頼性をも確保した加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、グリル装置を備えた加熱調理器であって、前記グリル装置には、室内に調理物を載置するグリル皿を着脱自在に配するグリル室と、電磁誘導加熱により前記グリル皿を加熱する第1の加熱手段と、発熱体である電気ヒーターからなる第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段により前記グリル皿の検知動作を行うグリル皿検知手段と、前記第1の加熱手段及び前記第2の加熱手段を駆動してグリル調理を行う制御手段と、使用者により機器が設定され、前記制御手段に指令を送る操作手段と、報知を行う報知手段と、を備え、前記グリル室内に前記第1の加熱手段による加熱が可能な前記グリル皿が載置されていることを、前記第1の加熱手段及び前記第2の加熱手段が動作するグリル調理動作中だけでなく、グリル調理終了後においても前記グリル皿検知手段により前記グリル皿の検知動作を行い、前記制御手段は、前記グリル皿検知手段からの出力により、加熱可能な前記グリル皿が前記グリル室内にあると判断すると、前記報知手段により報知するものである。
本発明の加熱調理器は、グリル皿の有無を短時間で検知することができ、加熱中だけでなく、機器が通電状態にある場合は、定期的に行うことにより、グリル調理の開始前やグリル調理終了後に使用者にグリル皿の有無をお知らせすることができ、使用者の利便性を向上させるとともに、従来技術のようにグリル皿無し状態で長時間加熱することがなく、従来技術を用いた加熱調理器よりも安全性を確保することができる。
本発明の実施の形態における加熱調理器のグリル装置の全体斜視図 本発明の実施の形態1、3、4、5、7における加熱調理器のグリル装置の回路ブロック図 本発明の実施の形態2における加熱調理器のグリル装置の回路ブロック図 本発明の実施の形態6における加熱調理器のグリル装置の回路ブロック図 従来の加熱調理器のグリル装置の断面図
第1の発明は、グリル装置を備えた加熱調理器であって、前記グリル装置には、調理物を載置するグリル皿を着脱自在に配するグリル室と、電磁誘導加熱により前記グリル皿を加熱する第1の加熱手段と、ヒーター等の発熱体からなる第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段により前記グリル皿の検知動作を行うグリル皿検知手段と、前記第1の加熱手段及び前記第2の加熱手段を駆動してグリル調理を行う制御手段と、使用者により機器が設定され、前記制御手段に指令を送る操作手段と、報知を行う報知手段と、を備え、前記グリル室内に前記第1の加熱手段による加熱が可能な前記グリル皿が載置されていることを、前記第1の加熱手段及び前記第2の加熱手段が動作するグリル調理動作中だけでなく、グリル調理終了後においても前記グリル皿検知手段により、前記グリル皿の検知動作を行い、前記制御手段は、前記グリル皿検知手段からの出力により、前記制御手段が加熱可能な前記グリル皿が前記グリル室内にあると判断すると、前記報知手段により報知することができ、使用者の調理物取り忘れ防止等の利便性を向上させるとともに、従来技術のようにグリル皿無し状態で長時間加熱する必要がなく、従来技術を用いた加熱調理器よりも安全性を確保することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明に加え、計時手段を備え、前記制御手段は、グリル調理終了後から前記計時手段で計時し、一定の期間、一定の間隔で前記グリル皿検知手段による前記グリル皿の検知動作を有効とすることで、使用者の調理物取り忘れ防止等の利便性を向上させるとともに、従来技術のようにグリル皿無し状態で長時間加熱する必要がなく、従来技術を用いた加熱調理器よりも安全性を確保することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、前記グリル室の温度を検出する温度検出手段を備え、グリル調理終了後の前記温度検出手段からの出力値をもとに、ある一定の温度を下回るまで前記グリル皿検知手段による前記グリル皿の検知動作を有効としたことで、使用者の調理物取り忘れ防止等の利便性を向上させるとともに、従来技術のようにグリル皿無し状態で長時間加熱する必要がなく、従来技術を用いた加熱調理器よりも安全性を確保することができる。
第4の発明は、特に、第1の発明に加え、前記制御手段は、グリル調理終了後の前記グリル皿検知手段からの出力により、一度グリル皿が取り出されたと判断した場合、それ以降の前記グリル皿の検知動作を無効とすることで、グリル調理を終了した調理物を一回取り出したあとの繰り返される報知を防止することができ、使用者の煩わしさを低減することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明に加え、前記制御手段は、前記グリル皿検知手段により前記グリル皿の検知動作を行う際には、前記第2の加熱手段を駆動させないようにすることで、グリル皿や調理物への不要な熱がかからなくすることができ、火傷や調理物の失敗を防止することができる。
第6の発明は、特に、第1の発明に加え、表示手段を備え、前記制御手段は、前記グリル皿検知手段からの出力により、前記報知手段により報知するとともに、前記グリル皿検知手段からの出力により、前記表示手段に表示を行うことにより、使用者により確実に認識させることができる。
第7の発明は、特に、第1の発明において、前記グリル皿検知手段からの出力により、加熱可能な前記グリル皿が前記グリル室内にないと判断した場合、前記制御手段は、前記報知手段により報知するとともに、前記操作手段が操作されるとグリル調理をする際に有効となるスイッチの操作を無効とすることで、使用者により安全な調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるグリル装置の全体斜視図であり、図2は本発明の実施の形態1におけるグリル装置の回路ブロック図である。
図1において、調理物1を載置したグリル皿2がグリル室3内に収納され、グリル扉4によりグリル室3は閉じられる。調理物1はグリル室3の外側下面に配置されている第1の加熱手段5(図1には図示せず)と外側上面に配置されている第2の加熱手段7(図1には図示せず)により加熱調理される。
図2においてグリル装置の回路は、電磁誘導加熱を行う第1の加熱手段5と、商用交流電源6と、第2の加熱手段7(例えばヒーター等の発熱体)と、グリル皿検知手段8と、商用交流電源6から電源を供給し第1の加熱手段5と第2の加熱手段7を駆動して所定のグリル調理を行う制御手段9と、使用者が操作を行いその操作に基づいて制御手段9に指令を行う操作手段10と、報知手段11と、グリル室3内の温度を検出する温度検出手段12と、により構成するものである。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図2のブロック図を用いて説明する。
使用者が操作手段10のグリル調理を選択し、グリル調理を開始すると、グリル室3内にある調理物1が載ったグリル皿2を、グリルの自動調理、手動、オーブン等の調理モードに応じて、制御手段9により、第1の加熱手段5の出力値と駆動時間比、第2の加熱手段7の駆動時間と駆動時間比、また第1の加熱手段5と第2の加熱手段7の駆動タイミングの組み合わせ方も変えながら調理を行っている。さらに、グリル室3内の温度を検出する温度検出手段12により、各メニューによって設定されたグリル室3内温度に応じて、前記同様、第1の加熱手段5の出力値と駆動時間比、第2の加熱手段7の駆動時間と駆動時間比、また第1の加熱手段5と第2の加熱手段7の駆動タイミングの組み合わせ方も変えながら制御をおこなっている。
グリル皿検知手段8は、第1の加熱手段5の駆動により、例えば、第1の加熱手段5への入力電流と第1の加熱手段5内の加熱コイルと共振する共振コンデンサの電圧を検知し
、制御手段9へ出力するというグリル皿2の検知動作を行う。制御手段9では、入力電流と共振コンデンサ電圧の組み合わせによってグリル皿2の有無を検知している。例えば、グリル皿2が配置されている場合、グリル皿2に電磁誘導により渦電流が流れ、入力電流が大で、共振コンデンサ電圧が小となる。そして、グリル皿2が配置されていない場合は、入力電流が小で、共振コンデンサ電圧が大となり、このような特性の差異によりグリル皿2の有無を判定している。なお、第1の加熱手段5を構成する部品の他の電気特性、例えば、加熱コイル電流、を検知して、グリル皿2の有無を検知してもよい。
このことにより制御手段9はグリル室3内に第1の加熱手段5による加熱が可能なグリル皿2が配置されているかどうかを識別する。グリル皿検知手段8が検知動作を行うのは、グリル調理を開始した直後、さらには調理中にも検知を行い、調理途中で使用者がグリル扉4を開けた場合にも検知できるようになっている。グリル皿2の検知を行い、グリル室3内にグリル皿2があると制御手段9が判断した場合には、通常の加熱動作を行い、ないと判断した場合には、第1の加熱手段5により加熱を一時的に停止する処理を行い、報知手段11により報知を行う。さらに、調理終了後においても、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿2の有無の検知を行い、グリル室3内にグリル皿2があると制御手段9が判断した場合は、報知手段11により報知を行う。
以上のように、本実施の形態においてはグリル室3内に電磁誘導加熱による第1の加熱手段5で加熱可能なグリル皿2が配置されていることをグリル皿検知手段8により正確かつ短時間で検知することができるので、グリル調理中においては、グリル皿2がグリル室3内にないと制御手段9が判断した場合、グリル調理終了後においては、グリル皿2がグリル室3内にあると制御手段9が判断した場合には、報知手段11により報知させることができるので、使用者の調理物1の取り忘れ防止等の利便性を向上させるとともに、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2におけるグリル装置の全体斜視は図1と同じであり、本発明の実施の形態2におけるグリル装置の回路ブロック図は図3である。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図3のブロック図を用いて説明する。
本発明の実施の形態1と異なるところは、実施の形態1に加え、制御手段9に計時手段13を設けた部分であり、基本的な動作は、実施の形態1と同じであるため省略し異なる部分のみ説明を行う。
グリル調理終了後において、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿検知手段8にてグリル皿2の有無の検知を行うとともに、報知手段11によって報知すると同時に、グリル調理終了後から、計時手段13を動作させ計時を始める。一定の時間経過後、再度、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿検知手段8により、グリル室3内にグリル皿2があると制御手段9が判断した場合は、報知手段11により報知を行う。計時手段13をある一定の期間、例えば5分間だけ有効とし、その間定期的、例えば1分毎に報知手段11により報知させる。
以上のように、本実施の形態においては、グリル調理終了後から計時手段13にて計時し、一定の期間、一定の間隔で、グリル室3内に電磁誘導加熱による第1の加熱手段5を短時間動作させ、加熱可能なグリル皿2が配置されていることをグリル皿検知手段8にて検知し、制御手段9が判断した場合に、都度報知することができるので、使用者の調理物1の取り忘れ防止等の利便性を向上させるとともに、機器の使い勝手向上と安全性を向上
することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3におけるグリル装置の全体斜視は図1と同じであり、本発明の実施の形態3におけるグリル装置の回路ブロック図も図3と同じである。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図3のブロック図を用いて説明する。
本発明の実施の形態1と基本的な動作は、実施の形態1と同じであるため省略し異なる部分のみ説明を行う。
グリル調理終了後において、計時手段13で計時を開始し、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿検知手段8にてグリル皿2の有無の検知を行うとともに、報知手段11によって報知すると同時に、グリル調理終了後の温度検出手段12からの出力値をもとに、制御手段9によって換算された温度値がある一定の温度以下になるまで、計時手段13に基づいた定期的な時間にて第1の加熱手段5を短時間駆動させ、グリル皿検知手段8により、グリル室3内にグリル皿2があると制御手段9が判断した場合は、報知手段11により報知を行う。このように、グリル室3内の温度値がある一定の温度を下回るまでグリル皿検知動作を有効としたことで、使用者の調理物1の取り忘れ防止等の利便性を向上させるとともに、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
以上のように、本実施の形態においては、グリル調理終了後の温度検出手段12からの出力値、すなわち温度値を検知し、その温度値がある一定の温度以下になるまでグリル室3内に電磁誘導加熱による第1の加熱手段5を短時間駆動させ、加熱可能なグリル皿2が配置されていることをグリル皿検知手段8にて検知し、制御手段9が判断した場合に報知することができるので、調理物1が冷めるまでの期間、一定の間隔で使用者に調理物1の取り忘れを促すことができ、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4におけるグリル装置の全体斜視は図1と同じであり、本発明の実施の形態3におけるグリル装置の回路ブロック図も図3と同じである。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図3のブロック図を用いて説明する。
グリル調理終了後において、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿検知手段8にてグリル皿2の有無の検知を行うとともに、報知手段11によって報知する。その後、使用者によってグリル皿2が取り除かれた場合、計時手段13に基づく一定の時間経過後、再度、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿検知手段8により、グリル室3内にグリル皿2がないと制御手段9が判断した場合は、それ以降のグリル皿検知を停止する。
以上のように、本実施の形態においては、グリル調理終了後のグリル皿検知を、グリル皿2が取り除かれたと判断した場合、それ以降のグリル皿検知を停止するとしたことで、余計な動作を抑制することができ、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5におけるグリル装置の全体斜視は図1と同じであり、本発明の実施の形態3におけるグリル装置の回路ブロック図も図3と同じである。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図3のブロック図を用いて説明する。
グリル皿検知を行う際には、第1の加熱手段5のみの駆動とし、第2の加熱手段7を駆動させない構成としたものである。
以上のように、本実施の形態においては、グリル皿検知を、第1の加熱手段5のみの駆動とし、第2の加熱手段7を駆動させない構成としたことで、余計なグリル室3内の温度上昇を抑制することができ、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6におけるグリル装置の全体斜視は図1と同じであり、本発明の実施の形態3におけるグリル装置の回路ブロック図は図4である。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図4のブロック図を用いて説明する。
本発明の実施の形態1と異なるところは、実施の形態1に加え、制御手段9に表示手段14を設けた部分であり、基本的な動作は、実施の形態1と同じであるため省略し異なる部分のみ説明を行う。
報知手段11により報知を行う際に、同時に表示手段14にも同様の内容の表示を行う。
以上のように、本実施の形態においては報知手段11により報知するとともに、同時に表示手段14にも表示させることができるので、使用者に調理物1の取り忘れ防止を視覚的にも促すことができ、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7におけるグリル装置の全体斜視は図1と同じであり、本発明の実施の形態7におけるグリル装置の回路ブロック図は図2である。
以上の構成からなるグリル装置のグリル調理中における動作について図2のブロック図を用いて説明する。
基本的な動作は、実施の形態1と同じであるため省略し異なる部分のみ説明を行う。
グリル調理を始める際、操作手段10のグリル調理を開始するスイッチ(例えば、グリルのメニュースイッチ)を押された場合、第1の加熱手段5を短時間だけ駆動させ、グリル皿検知手段8により、グリル室3内にグリル皿2がないと制御手段9が判断した場合は、報知手段11により報知を行うとともに、操作手段10のグリル調理をする際に有効となるスイッチを無効状態とする。
以上のように、本実施の形態においては、グリル皿検知手段8にてグリル室3内にグリル皿2がないと検知し、制御手段9が判断した場合は、報知手段11により報知を行うとともに、操作手段10のグリル調理をする際に有効となるスイッチを無効状態にすることで、使用者が認識せず使用を続けようとした場合にでも機器的に動作させないようにできるので、使用者のグリル皿2の入れ忘れを未然に防止することができ、機器の使い勝手向上と安全性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、グリル皿の有無を短時間で検知することができるので、電磁誘導加熱の加熱手段を設けた調理室のあるグリル装置を備えた加熱調理器全般に関して適用することができる。
1 調理物
2 グリル皿
3 グリル室
4 グリル扉
5 第1の加熱手段
6 商用交流電源
7 第2の加熱手段
8 グリル皿検知手段
9 制御手段
10 操作手段
11 報知手段
12 温度検出手段
13 計時手段
14 表示手段

Claims (7)

  1. グリル装置を備えた加熱調理器であって、
    前記グリル装置には、室内に調理物を載置するグリル皿を着脱自在に配するグリル室と、電磁誘導加熱により前記グリル皿を加熱する第1の加熱手段と、発熱体である電気ヒーターからなる第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段により前記グリル皿の検知動作を行うグリル皿検知手段と、前記第1の加熱手段及び前記第2の加熱手段を駆動してグリル調理を行う制御手段と、使用者により機器が設定され、前記制御手段に指令を送る操作手段と、報知を行う報知手段と、を備え、
    前記グリル室内に前記第1の加熱手段による加熱が可能な前記グリル皿が載置されていることを、前記第1の加熱手段及び前記第2の加熱手段が動作するグリル調理動作中だけでなく、グリル調理終了後においても前記グリル皿検知手段により前記グリル皿の検知動作を行い、前記制御手段は、前記グリル皿検知手段からの出力により、加熱可能な前記グリル皿が前記グリル室内にあると判断すると、前記報知手段により報知する加熱調理器。
  2. 計時手段を備え、前記制御手段は、グリル調理終了後から前記計時手段で計時し、一定の期間、一定の間隔で前記グリル皿検知手段による前記グリル皿の検知動作を有効とした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記グリル室内の温度を検出する温度検出手段を備え、前記制御手段は、グリル調理終了後の前記温度検出手段からの出力値をもとに、ある一定の温度を下回るまで前記グリル皿検知手段による前記グリル皿の検知動作を有効とした請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記制御手段は、グリル調理終了後の前記グリル皿検知手段からの出力により、一度グリル皿が取り出されたと判断した場合、それ以降の前記グリル皿の検知動作を無効とした請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記制御手段は、前記グリル皿検知手段により前記グリル皿の検知動作を行う際には、前記第2の加熱手段を駆動させない構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 表示手段を備え、前記制御手段は、前記グリル皿検知手段からの出力により、前記報知手段により報知するとともに、前記グリル皿検知手段からの出力により、前記表示手段に表示を行う請求項1に記載の加熱調理器。
  7. 前記グリル皿検知手段からの出力により、加熱可能な前記グリル皿が前記グリル室内にないと判断した場合、前記制御手段は、前記報知手段により報知するとともに、前記操作手段が操作されるとグリル調理をする際に有効となるスイッチの操作を無効とした請求項1に記載の加熱調理器。
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