JP5506565B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、人体センサーを有する加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器においては、例えば、「…人体センサーを備え、使用者が誘導加熱装置を操作する場合に操作部の収納解除を行うとともに表示部のバックライトを点灯させ、使用者が前記誘導加熱装置から任意の距離または時間離れた場合には前記バックライトを消灯させ、使用者がその設定された距離以内に入った場合には前記バックライトを点灯させる構成とした」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−157377号公報(請求項9)
前述した従来の加熱調理器においては、使用者が加熱調理器から離れた場合に表示部のバックライトを消灯するので、その分、消費電力を低減し、また、バックライトの寿命を延ばすことができる。しかし、保温加熱や煮込み加熱など、被調理物を低火力で継続加熱している場合に使用者がその加熱調理器から離れると、加熱調理器が加熱動作中であるか否かが周囲にいる人にわかり難い、という問題点があった。また、使用者が加熱動作状態にあることを失念して被加熱物等を焦げ付かせてしまう虞がある、という問題点があった。さらに、表示部は、一般に使用者が加熱調理器を操作できる位置にいる場合に見やすい位置に配置されており、加熱調理器から離れた位置からはその動作状態の表示を確認することが困難な場合が多い、という問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、使用者が加熱調理器から離れた場合に、当該加熱調理器が加熱動作状態であるか否かを認識しやすくすることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の加熱調理器は、被調理物を加熱する熱源を有する調理器本体と、前記調理器本体への人体の接近を検出する人体センサーと、前記熱源が加熱動作状態であるか否かを報知する報知手段と、前記報知手段を制御する制御手段と、前記調理器本体の上面に配置され、前記熱源の加熱状態に関する情報を表示する上面表示部と、を備え、前記報知手段は、前記調理器本体の前面に配置され、前記熱源が加熱動作状態であるか否かの表示をする前面表示部を有し、前記制御手段は、前記熱源が加熱動作中であって、前記人体センサーが人体の接近を所定時間以上検出しない場合、前記前面表示部により前記熱源が加熱動作状態である旨の表示をさせ、前記人体センサーが人体の接近を検出した場合、前記上面表示部により前記熱源の加熱状態に関する情報を表示させ、前記前面表示部の表示出力の一部または全部を中止させるものである。
本発明は、熱源が加熱動作中であって、人体センサーが人体の接近を所定時間以上検出しない場合、熱源が加熱動作状態である旨を報知する。このため、使用者が加熱調理器から離れた場合に、当該加熱調理器が加熱動作状態であるか否かを認識しやすくすることができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の動作を示す別のフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の動作を示す別のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の動作を示す別のフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
図2は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の機能ブロック図である。
図1、図2において、1は加熱調理器であるIHクッキングヒータであり、箱状の本体2の天面に、図示しない調理鍋等の被加熱物を載置して加熱調理を行う。3は本体2天面に備えた非磁性材よりなる耐熱ガラスにて形成されたトッププレートである。このトッププレート3は外周に設けられた枠体4に保持されている。トッププレート3の下方には、加熱調理器1の手前側左右に配設され、大径加熱コイルにより構成された左ヒータ加熱部5aおよび右ヒータ加熱部5bが設けられている。この左ヒータ加熱部5aおよび右ヒータ加熱部5bは、大径加熱コイルに流す高周波電流により、トッププレート3に載置された被加熱物を電磁誘導加熱する。さらに、トッププレート3の下方には、左ヒータ加熱部5aと右ヒータ加熱部5bとの中間奥に配置され、小径加熱コイルにより構成された中央ヒータ加熱部5cが設けられている。この中央ヒータ加熱部5cは、小径加熱コイルに流す高周波電流により、トッププレート3に載置された被加熱物を誘導加熱する。5dは調理庫を備えた両面焼きのロースターである。なお、左ヒータ加熱部5a、右ヒータ加熱部5b、中央ヒータ加熱部5c、およびロースター5dは、熱源5を構成する。なお、「本体2」は、本発明における「調理器本体」に相当する。
なお、本実施の形態では、本発明の加熱調理器として、ロースター付きIHクッキングヒータ(誘導加熱調理器)を説明するが、本発明はこれに限るものではなく、例えば電気抵抗体等の加熱体により被加熱物を加熱するようにしても良いし、ガスを熱源として被加熱物を加熱するようにしても良い。
6aはトッププレート3周囲の枠体4の手前側に設けられた上面操作部である。上面操作部6aは、ロースター5dや各ヒータ加熱部5a〜5cの入/切や火力調節等の操作ボタンが配設されている。6bは本体2の前面側のロースター5d右側に設けられた電源スイッチである。電源スイッチ6bは、加熱調理器1の主電源をオン/オフする。なお、上面操作部6aおよび電源スイッチ6bは、操作部6を構成する。
また、本体2の前面側のロースター5d右側には、主電源の入切状態を表示する電源ランプ7aと、熱源5が加熱動作状態である旨の表示をする前面液晶表示部7bと、本体2への人体の接近を検出する人体センサー8と、報知音を出力するスピーカー9aとを備える。なお、電源ランプ7aおよび前面液晶表示部7bは、前面表示部7を構成する。なお、スピーカー9aは、報知音発生手段9を構成する。
10aはトッププレート3上に設けられた火力表示部である。火力表示部10aは、左ヒータ加熱部5a、右ヒータ加熱部5b、中央ヒータ加熱部5cの通電状態および火力を表示する。10bはトッププレート3上に設けられた上面液晶表示部である。上面液晶表示部10bは調理モードなどを表示する。なお、火力表示部10aおよび上面液晶表示部10bは、上面表示部10を構成する。上面表示部10は熱源5の加熱状態に関する情報を表示する。
なお、上面表示部10とは本体2の上方から視認できる表示部を言い、前面表示部7とは本体2の前方から視認できる表示部を言う。つまり、使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には、上面表示部10は使用者の位置から見やすく、前面表示部7は使用者の位置から見にくい配置となっている。また、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合(離れた位置の場合)には、上面表示部10は使用者の位置から見にくく、前面表示部7は使用者の位置から見やすい配置となっている。
11は加熱調理器全体を制御する制御手段である。制御手段11は、操作部6の電源スイッチ6bや上面操作部6aからの操作入力と、人体センサー8からの入力信号に基づき、熱源5を駆動するとともに、上面表示部10、前面表示部7、および報知音発生手段9を制御して、加熱動作状態を表示等する。なお、制御手段11はタイマ機能を内蔵する。なお、本実施の形態1における「前面表示部7」は、本発明における「報知手段」を構成する。また、本実施の形態1における前面表示部7による表示は、本発明における「報知」に相当する。
次いで、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。
図3は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。
以下、図3の各ステップに基づき説明する。なお、加熱調理器1は電源スイッチ6bが操作されて電源が供給され、電源ランプ7aを点灯させた状態であるとする。
まず、制御手段11は操作部6の上面操作部6aからヒータ加熱部5a〜5cやロースター5dの熱源5の加熱開始要求が入力されたか否か判断し(ステップ1)、入力がない場合にはそのまま待ち続ける。ステップ1で加熱開始要求があった場合には、人体センサー8が人体を感知しない時間を計測するための人感タイマをリセットする(ステップ2)。次に制御手段11は、各ヒータ加熱部5a〜5cやロースター5dの熱源5が上面操作部6aから設定された加熱出力となるように加熱出力制御処理を行う(ステップ3)。
次いで、制御手段11は、人体センサー8が人体の接近を検出したか否かを判断する(ステップ4)。人体センサー8が人体の接近を検出していない場合には人感タイマのカウントを進め(ステップ5)、人体センサー8が人体の接近を検出していない時間が所定時間継続したか否かを判断する(ステップ6)。人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していない場合にはステップ10へ移行する。
一方、ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合には、制御手段11は、前面表示部7の前面液晶表示部7bに、熱源5が加熱動作状態である旨の表示をさせる(ステップ7)。この加熱動作状態である旨の表示としては、例えば、熱源5の各ヒータ加熱部5a〜5cやロースター5dのそれぞれの使用状況(動作の有無)を表示しても良いし、前面液晶表示部7bのバックライトを点灯若しくは点滅させたり、表示の輝度を増加させるようにしても良い。次に、制御手段11は、上面表示部10の火力表示部10aおよび上面液晶表示部10bの表示出力の一部または全部を中止(消灯)または抑制させる(ステップ8)。そして、ステップ12へ移行する。なお、表示出力の抑制とは、例えば、上面液晶表示部10bの輝度の低下またはバックライトの輝度低下若しくは消灯などをいう。
このように加熱調理器1の加熱動作中に所定時間以上の間、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、離れた位置から見得る前面表示部7に熱源5の使用状態(加熱動作状態)を表示するとともに、離れた位置から見にくい上面表示部10の表示を消去する。
ステップ4で、人体センサー8が人体の接近を検出した場合には、制御手段11は、人体センサー8が人体の接近を検出しない時間を計測するための人感タイマをリセットする(ステップ9)。次いで、制御手段11は、上面表示部10により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させる(ステップ10)。この加熱状態に関する情報の表示としては、例えば、火力表示部10aにより、熱源5の各ヒータ加熱部5a〜5cやロースター5dの通電状態および火力等を表示したり、上面液晶表示部10bにより、各熱源5の調理モードなどを表示する。次に、制御手段11は、前面液晶表示部7bの表示出力の一部または全部を中止(消灯)させる(ステップ11)。そして、ステップ12へ移行する。
このように加熱調理器1の加熱動作中に使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には、使用者の位置から見やすい上面表示部10に各熱源5の加熱動作状態を表示するとともに、使用者の位置から見難い前面表示部7の表示を消去する。
次に、制御手段11は、上面操作部6aからの加熱停止要求の入力により熱源5の加熱出力を全て停止させる状態か否か判断する(ステップ12)。熱源5の各ヒータ加熱部5a〜5cおよびロースター5dのうち、いずれかの熱源の加熱出力を行う状態であればステップ3へ戻り、上述した動作を継続する。一方、ステップ12で、熱源5の各ヒータ加熱部5a〜5cおよびロースター5dの全ての加熱出力を停止する状態であった場合には、熱源の出力を停止し、前面表示部7や上面表示部10の表示出力を加熱停止状態とする(ステップ13)。そして、ステップ1へ戻り、上述の動作を繰り返す。
なお、本実施の形態1では、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合に、ステップ7で前面表示部7の前面液晶表示部7bに熱源5が加熱動作状態である旨の表示をし、ステップ8で上面表示部10の表示出力の一部または全部を中止(消灯)または抑制させる動作について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、ステップ8を省略して、ステップ7のみを行うようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、前面表示部7により熱源5が加熱動作状態である旨の表示をさせる。
このため、使用者が加熱調理器1から離れた場合に、当該加熱調理器1が加熱動作状態であるか否かを認識しやすくすることができる。
また、加熱調理器1の周囲の人に加熱動作状態にあることを認識させることができる。
また、加熱動作状態にあることを認識させることができるので、加熱動作状態にあることを失念して被加熱物等を焦げ付かせてしまうことを低減することができる。
また、前面表示部7を本体2の前面に配置しているので、使用者は加熱調理器1から離れた位置から熱源5が加熱動作状態である旨の表示を認識しやすい。
また、人体センサー8が人体の接近を検出した場合、上面表示部10により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させ、前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止する。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には、上面表示部10により熱源5の加熱状態を認識することができる。
また、上面表示部10を本体2の上面に配置しているので、加熱調理器1の近くにいる使用者が熱源5の加熱状態の表示を認識しやすい。
また、使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止するので、不要な表示を消灯して電力消費を削減し、前面表示部7の部品の寿命を延ばすことができる。
また、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、上面表示部10の表示出力の一部または全部を中止または抑制する。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には認識しにくい上面表示部10の表示出力の一部または全部を中止または抑制することができ、不要な電力使用を削減し、上面表示部10の部品寿命を延ばすことができる。
なお、上述したステップ7において、前面表示部7に熱源5の加熱動作状態を表示する際には、その前面表示部7の表示を輝度アップさせたり、点滅表示させたりして、強調表示するようにしても良い。これにより、一層、加熱調理器1の周囲の人に加熱調理器1が加熱動作中であることを気づかせることができる。
なお、上記図3のフローチャートでは、加熱動作中に所定時間以上の間、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、必ず前面表示部7に各熱源5の使用状態を表示するようにしているが、その使用状態表示が使用者やその加熱調理器1の周囲の人にとって視覚的にちらついたりして煩わしい場合もある。そこで、所定の時間、前面表示部への使用状態表示を行わないようにしてもよい。以下、このような動作の例を図4により説明する。
図4は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の動作を示す別のフローチャートである。なお、図4においては、図3のフローチャートと同一あるいは相当する処理については同一の符号を付しており、図3のフローチャートと同一の処理については説明を省略する。なお、上面操作部6aには、前面表示部7による報知を中断させる操作を入力する報知中断ボタン(図示せず)を備える。なお、「報知中断ボタン」は、本発明における「報知中断指示入力手段」に相当する。
図4において、ステップ3で加熱出力制御処理を行った後、制御手段11は、上面操作部6aの報知中断ボタンからの入力の有無を判定する(ステップ3a)。報知中断ボタンからの操作入力があった場合には、前面液晶表示部7bに使用状態表示を所定時間行わないように報知中断タイマを設定する(ステップ3b)。そして、ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合には、報知中断タイマが設定されているか否か判断する(ステップ6a)。その結果、報知中断タイマが設定されていなかった場合にはステップ7へ移行する。一方、ステップ6aで、報知中断タイマが設定されていた場合には、報知中断タイマのカウントを進め(ステップ6b)、報知中断要求時間(本発明の「所定時間」に相当する。)が経過したかを判断し(ステップ6c)、経過していた場合には報知中断タイマを解除して(ステップ6d)、ステップ8へ移行する。なお、報知中断タイマを解除した状態で再度ステップ6aが実行された場合には、ステップ7に移行して前面液晶表示部7bにより使用状態表示が行われることになる。
以上のように、報知中断ボタンからの操作入力により、前面液晶表示部7bによる表示を所定時間の間、中止させるので、使用者やその加熱調理器1の周囲の人にとって前面表示部7への使用状態表示が視覚的にちらついたりして視覚的に煩わしい場合には、所定の時間、その表示を停止することができる。
よって、視覚的な不快感を軽減しつつ、所定時間経過後には前面表示部7への使用状態表示を再開して、加熱調理器1の近くに使用者がいない場合には周囲の人が加熱中であることに気づきやすくした加熱調理器1を得ることができる。
なお、この場合も、使用状態表示を強調表示で行うこととしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、加熱調理器1の加熱動作中に使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、離れた位置から見得る前面表示部7に、熱源5が加熱動作状態であるか否かの表示(使用状態表示)をした。本実施の形態2では、加熱調理器1の加熱動作中に使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、報知音発生手段9により報知音を発生させることにより、その加熱調理器1の周囲の人にその加熱調理器1が加熱中であることを知らせる。
なお、本実施の形態2に係る加熱調理器1の構成は、上記実施の形態1に係る加熱調理器1の構成と同等であり、同一部分には同一の符号を付し、図示は省略する。なお、本実施の形態2における「上面表示部10」は、本発明における「表示部」に相当する。また、本実施の形態2における報知音発生手段9による報知音の発生は、本発明における「報知」に相当する。
図5は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。なお、図5においては、図3のフローチャートと同一あるいは相当する処理については同一の符号を付しており、図3のフローチャートと同一の処理については説明を省略する。
以下、図5の各ステップに基づき、図3との相違点について説明する。なお、加熱調理器1は電源スイッチ6bが操作されて電源が供給され、電源ランプ7aを点灯させた状態であるとする。
ステップ1〜6、9は上記実施の形態1と同一である。ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合には、制御手段11は、上面表示部10および前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止(消灯)または抑制する(ステップ8a)。なお、表示出力の抑制とは、例えば、上面液晶表示部10bの輝度の低下またはバックライトの輝度低下若しくは消灯などをいう。次に、制御手段11は、報知音発生手段9のスピーカー9aにより、熱源5が加熱動作状態である旨の報知音を発生させる(ステップ8b)。この加熱動作状態である旨の報知音としては、例えばブザー音でも良いし、音声メッセージでも良い。そして、ステップ12へ移行する。
一方、ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していない場合には、上面表示部10や前面表示部7により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させる(ステップ10a)。そして、ステップ12へ移行する。以降のステップ12、13は上記実施の形態1と同一である。
なお、報知音の発生は、継続的に発生させると使用者やその加熱調理器の周囲の人にとって喧しく、煩わしいので、上記ステップ8bにおいては、制御手段11に内蔵するタイマ機能を使用して所定時間間隔ごとに、報知音発生手段9により報知音を発生させるようにしても良い。
なお、本実施の形態2では、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合に、ステップ8aで表示出力の一部または全部を中止または抑制し、ステップ8bで熱源5が加熱動作状態である旨の報知音を発生させる動作について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、ステップ8aを省略して、ステップ8bのみを行うようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、報知音発生手段9により熱源5が加熱動作状態である旨の報知音を発生させる。
このため、使用者が加熱調理器1から離れた場合に、当該加熱調理器1が加熱動作状態であるか否かを認識しやすくすることができる。
また、加熱調理器1の周囲の人に加熱動作状態にあることを認識させることができる。
また、加熱動作状態にあることを認識させることができるので、加熱動作状態にあることを失念して被加熱物等を焦げ付かせてしまうことを低減することができる。
また、報知音発生手段9から報知音を発生させるので、使用者等が加熱調理器1を見ていない場合または見得る位置にいない場合であっても、加熱動作状態にあることを認識させることができる。
また、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、所定時間間隔ごとに、報知音発生手段9により報知音を発生させる。
このため、使用者が加熱調理器1から離れている場合において、その加熱動作状態を所定時間間隔で報知することができる。
また、その調理器の周囲の人に加熱状態にあることを認識させることができる。
また、報知音を継続的に発生させる場合と比較して、報知音が使用者等にとって喧しく、煩わしくない。
また、人体センサー8が人体の接近を検出した場合、上面表示部10および前面表示部7により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させる。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には、上面表示部10および前面表示部7により熱源5の加熱状態を認識することができる。
また、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、上面表示部10および前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止または抑制する。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、上面表示部10および前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止または抑制することができ、不要な電力使用を削減し、上面表示部10および前面表示部7の部品寿命を延ばすことができる。
なお、上記図5のフローチャートでは、加熱動作中に所定時間以上の間、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、必ず報知音を発生させることとすると、その報知音が使用者やその加熱調理器の周囲の人にとって喧しく、煩わしい場合もある。そのような場合には、加熱動作中の報知音の発生を所定の時間、行わないようにしてもよい。以下、このような動作の例を図6により説明する。
図6は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の動作を示す別のフローチャートである。なお、図6においては、図5のフローチャートと同一あるいは相当する処理については同一の符号を付しており、図5のフローチャートと同一の処理については説明を省略する。なお、上面操作部6aには、報知音発生手段9による報知を中断させる操作を入力する報知中断ボタン(図示せず)を備える。なお、「報知中断ボタン」は、本発明における「報知中断指示入力手段」に相当する。
図6において、ステップ3で加熱出力制御処理を行った後、制御手段11は、上面操作部6aの報知中断ボタンからの入力の有無を判定する(ステップ3a)。報知中断ボタンからの操作入力があった場合には、報知音発生手段9による報知音の発生を所定時間行わないように報知中断タイマを設定する(ステップ3b)。そして、ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合には、報知中断タイマが設定されているか否か判断する(ステップ6a)。その結果、報知中断タイマが設定されていなかった場合にはステップ8bへ移行する。一方、ステップ6aで、報知中断タイマが設定されていた場合には、報知中断タイマのカウントを進め(ステップ6b)、報知中断要求時間(本発明の「所定時間」に相当する。)が経過したかを判断し(ステップ6c)、経過していた場合には報知中断タイマを解除して(ステップ6d)、ステップ12へ移行する。なお、報知中断タイマを解除した状態で再度ステップ6aが実行された場合には、ステップ8bに移行して報知音発生手段9により報知音が発生されることになる。
以上のように、報知中断ボタンからの操作入力により、報知音発生手段9による報知音の発生を所定時間の間、中止させるので、使用者やその加熱調理器1の周囲の人にとって報知音発生手段9による報知音が喧しく煩わしい場合には、所定の時間、その報知音を停止することができる。
よって、報知音による不快感を軽減しつつ、所定時間経過後には報知音発生手段9による報知音の発生を再開して、加熱調理器1の近くに使用者がいない場合には周囲の人が加熱中であることに気づきやすくした加熱調理器1を得ることができる。
実施の形態3.
図7は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の斜視図である。
図8は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の機能ブロック図である。
図7、図8においては、上記実施の形態1の図1および図2と同一の部分あるいは相当部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図7において、12は加熱調理器の本体2と分離して設けられた遠隔モニタである。13は本体2に設けられ、熱源5が加熱動作状態であるか否かの情報などを遠隔モニタ12に送信する送信手段である。遠隔モニタ12は、送信手段13が送信する情報を受信する受信手段14を備える。また、遠隔モニタ12には、受信手段14により受信された情報に基づき表示を出力する遠隔表示手段15、および、受信手段14により受信された情報に基づき報知音を発生させる遠隔報知音発生手段16の少なくとも一方を備える。
本体2の制御手段11は、上記実施の形態1の機能に加え、送信手段13を制御し、少なくとも、熱源5が加熱動作状態である旨の情報を遠隔モニタ12へ送信させる。そして、遠隔モニタ12は、受信手段14により受信した情報に基づき、遠隔表示手段15により本体2の加熱動作状態を表示し、遠隔報知音発生手段16により本体2の熱源5が加熱動作中である旨を報知する。なお、制御手段11はタイマ機能を内蔵し、所定の時間間隔で報知音の発生を周期的にすることもできる。
なお、本実施の形態3における「上面表示部10」は、本発明における「表示部」に相当する。また、本実施の形態3における遠隔表示手段15による表示、および遠隔報知音発生手段16による報知音の発生は、本発明における「報知」に相当する。
図9は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。なお、図9においては、上記実施の形態2に係る図5のフローチャートと同一あるいは相当する処理については同一の符号を付しており、図5のフローチャートと同一の処理については説明を省略する。
以下、図9の各ステップに基づき、図5との相違点について説明する。なお、加熱調理器1は電源スイッチ6bが操作されて電源が供給され、電源ランプ7aを点灯させた状態であるとする。
ステップ1〜6、8a、9、10aは上記実施の形態2と同一である。ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合、上面表示部10および前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止(消灯)または抑制し、(ステップ8a)、ステップ8cに移行する。ステップ8cでは、制御手段11は、送信手段13により熱源5が加熱動作状態である旨の情報を遠隔モニタ12へ送信させ、遠隔表示手段15および遠隔報知音発生手段16の少なくとも一方により、熱源5が加熱動作状態である旨を報知させる(ステップ8c)。そして、ステップ12へ移行する。遠隔モニタ12は、ステップ8cで送信手段13から送信され、受信手段14で受信した情報に基づき、遠隔表示手段15に本体2の熱源5の加熱動作状態を表示し、遠隔報知音発生手段16で本体2の熱源5が加熱動作中である旨の報知音を発生する。以降のステップ12、13は上記実施の形態2と同一である。
なお、本実施の形態3では、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合に、ステップ8aで表示出力の一部または全部を中止または抑制し、ステップ8cで熱源5が加熱動作状態である旨の報知をさせる動作について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、ステップ8aを省略して、ステップ8cのみを行うようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、送信手段13により熱源5が加熱動作状態である旨の情報を送信させ、遠隔表示手段15および遠隔報知音発生手段16の少なくとも一方により、熱源5が加熱動作状態である旨を報知させる。
このため、使用者が加熱調理器1から離れた場合に、当該加熱調理器1が加熱動作状態であるか否かを認識しやすくすることができる。
また、加熱調理器1の周囲の人に加熱動作状態にあることを認識させることができる。
また、加熱動作状態にあることを認識させることができるので、加熱動作状態にあることを失念して被加熱物等を焦げ付かせてしまうことを低減することができる。
また、遠隔モニタ12に配置された遠隔表示手段15および遠隔報知音発生手段16の少なくとも一方により報知するので、使用者が加熱調理器1を見得る位置にいない場合や本体2に設けられたスピーカー9aからの報知音が届く範囲にいない場合であっても、遠隔モニタ12を使用者等の近くに配置することで、加熱調理器1が加熱動作状態にあることを認識させることができる。
また、人体センサー8が人体の接近を検出した場合、上面表示部10および前面表示部7により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させる。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には、上面表示部10および前面表示部7により熱源5の加熱状態を認識することができる。
また、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、上面表示部10および前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止または抑制する。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、上面表示部10および前面表示部7の表示出力の一部または全部を中止または抑制することができ、不要な電力使用を削減し、上面表示部10および前面表示部7の部品寿命を延ばすことができる。
なお、上記図9のフローチャートでは、加熱動作中に所定時間以上の間、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、必ず遠隔モニタ12へ加熱動作情報の送信を行い、加熱動作状態を表示させたり、報知音を発生させたりすることとすると、その表示や報知音が使用者やその加熱調理器の周囲の人にとって喧しく、煩わしい場合もある。そのような場合には、加熱動作中に所定時間以上の間、使用者が加熱調理器の近くにいない場合であっても、本体2の熱源5の加熱動作情報を一時的に所定の時間、遠隔モニタ12へ送信しないようにしてもよい。以下、このような動作の例を図10により説明する。
図10は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の動作を示す別のフローチャートである。なお、図10においては、図9のフローチャートと同一あるいは相当する処理については同一の符号を付しており、図9のフローチャートと同一の処理については説明を省略する。なお、上面操作部6aには、遠隔モニタ12の遠隔表示手段15や遠隔報知音発生手段16による報知を中断させる操作を入力する報知中断ボタン(図示せず)を備える。なお、「報知中断ボタン」は、本発明における「報知中断指示入力手段」に相当する。
図10において、ステップ3で加熱出力制御処理を行った後、制御手段11は、上面操作部6aの報知中断ボタンからの入力の有無を判定する(ステップ3a)。報知中断ボタンからの操作入力があった場合には、遠隔表示手段15や遠隔報知音発生手段16による報知を所定時間行わないように報知中断タイマを設定する(ステップ3b)。そして、ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合には、報知中断タイマが設定されているか否か判断する(ステップ6a)。その結果、報知中断タイマが設定されていなかった場合にはステップ8cへ移行する。一方、ステップ6aで、報知中断タイマが設定されていた場合には、報知中断タイマのカウントを進め(ステップ6b)、報知中断要求時間(本発明の「所定時間」に相当する。)が経過したかを判断し(ステップ6c)、経過していた場合には報知中断タイマを解除して(ステップ6d)、ステップ12へ移行する。なお、報知中断タイマを解除した状態で再度ステップ6aが実行された場合には、ステップ8cに移行して遠隔表示手段15や遠隔報知音発生手段16により報知がされることになる。
以上のように、報知中断ボタンからの操作入力により、遠隔モニタ12に配置された遠隔表示手段15や遠隔報知音発生手段16による報知を所定時間の間、中止させるので、遠隔モニタ12の近くにいる使用者等にとって、遠隔表示手段15の使用状態表示が視覚的にちらついたりして視覚的に煩わしい場合や、遠隔報知音発生手段16による報知音が喧しく煩わしい場合には、所定の時間、その表示や報知音を停止することができる。
よって、視覚的な不快感や報知音による不快感を軽減しつつ、所定時間経過後には遠隔表示手段15や遠隔報知音発生手段16による表示や報知音の発生を再開して、加熱調理器1の近くに使用者がいない場合には遠隔モニタ12の近くにいる使用者等が加熱中であることに気づきやすくした加熱調理器1を得ることができる。
実施の形態4.
図11は本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の機能ブロック図である。
図11においては、上記実施の形態1の図2と同一の部分あるいは相当部分については同一の符号を付し、説明を省略する。なお、本実施の形態4に係る加熱調理器1の外観については、実施の形態1に係る加熱調理器において図1に示した斜視図と同等であり、図示は省略する。
図11において、本実施の形態4における電源ランプ7aは、電源表示部17を構成する。また、本実施の形態4における前面液晶表示部7b、および上面表示部10(火力表示部10a、上面液晶表示部10b)は、出力表示部18を構成する。なお、本実施の形態4における「出力表示部18」は、本発明における「表示部」に相当する。なお、本実施の形態4における「電源表示部17」は、本発明における「報知手段」を構成する。
図12は本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。なお、図12においては、上記実施の形態1に係る図3のフローチャートと同一あるいは相当する処理については同一の符号を付しており、図3のフローチャートと同一の処理については説明を省略する。
以下、図12の各ステップに基づき、図3との相違点について説明する。なお、加熱調理器1は電源スイッチ6bが操作されて電源が供給され、電源ランプ7aを点灯させた状態であるとする。
ステップ1〜6、9は上記実施の形態1と同一である。ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合、制御手段11は、電源表示部17の表示出力を変更させて熱源5が加熱動作状態である旨を報知させる(ステップ7a)。この加熱動作状態である旨の報知としては、例えば電源表示部17の電源ランプ7aの表示を周囲から目立つ強調表示とする。具体的には、電源ランプ7aの輝度を高くしたり、点灯色を変えたり、点滅させたりして、周囲から動作していることを視認しやすくする。次いで、制御手段11は、出力表示部18の表示出力の一部または全部を中止(消灯)または抑制する(ステップ8d)。なお、表示出力の抑制とは、例えば、出力表示部18の輝度の低下またはバックライトの輝度低下若しくは消灯などをいう。そして、ステップ12へ移行する。
一方、ステップ6で、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していない場合には、出力表示部18により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させる(ステップ10b)。次に、制御手段11は、電源表示部17を通常の表示状態で表示させる(ステップ11a)。そして、ステップ12へ移行する。以降のステップ12、13は上記実施の形態1と同一である。
なお、本実施の形態4では、人体の接近を検出していない時間が所定時間継続していた場合に、ステップ7aで熱源5が加熱動作状態である旨の報知をし、ステップ8dで表示出力の一部または全部を中止または抑制する動作について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、ステップ8dを省略して、ステップ7aのみを行うようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、電源表示部17の表示出力を変更させて熱源5が加熱動作状態である旨を報知させる。
このため、使用者が加熱調理器1から離れた場合に、当該加熱調理器1が加熱動作状態であるか否かを認識しやすくすることができる。
また、加熱調理器1の周囲の人に加熱動作状態にあることを認識させることができる。
また、加熱動作状態にあることを認識させることができるので、加熱動作状態にあることを失念して被加熱物等を焦げ付かせてしまうことを低減することができる。
また、人体センサー8が人体の接近を検出した場合、出力表示部18により熱源5の加熱状態に関する情報を表示させる。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいる場合には、出力表示部18により熱源5の加熱状態を認識することができる。
また、熱源5が加熱動作中であって、人体センサー8が人体の接近を所定時間以上検出しない場合、出力表示部18の表示出力の一部または全部を中止または抑制する。
このため、使用者が加熱調理器1の近くにいない場合には、出力表示部18の表示出力の一部または全部を中止または抑制することができ、不要な電力使用を削減し、出力表示部18の部品寿命を延ばすことができる。
1 加熱調理器、2 本体、3 トッププレート、4 枠体、5 熱源、5a 左ヒータ加熱部、5b 右ヒータ加熱部、5c 中央ヒータ加熱部、5d ロースター、6 操作部、6a 上面操作部、6b 電源スイッチ、7 前面表示部、7a 電源ランプ、7b 前面液晶表示部、8 人体センサー、9 報知音発生手段、9a スピーカー、10 上面表示部、10a 火力表示部、10b 上面液晶表示部、11 制御手段、12 遠隔モニタ、13 送信手段、14 受信手段、15 遠隔表示手段、16 遠隔報知音発生手段、17 電源表示部、18 出力表示部。

Claims (3)

  1. 被調理物を加熱する熱源を有する調理器本体と、
    前記調理器本体への人体の接近を検出する人体センサーと、
    前記熱源が加熱動作状態であるか否かを報知する報知手段と、
    前記報知手段を制御する制御手段と、
    前記調理器本体の上面に配置され、前記熱源の加熱状態に関する情報を表示する上面表示部と、
    を備え、
    前記報知手段は、
    前記調理器本体の前面に配置され、前記熱源が加熱動作状態であるか否かの表示をする前面表示部を有し、
    前記制御手段は、
    前記熱源が加熱動作中であって、前記人体センサーが人体の接近を所定時間以上検出しない場合、前記前面表示部により前記熱源が加熱動作状態である旨の表示をさせ、
    前記人体センサーが人体の接近を検出した場合、前記上面表示部により前記熱源の加熱状態に関する情報を表示させ、前記前面表示部の表示出力の一部または全部を中止させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記制御手段は、
    前記熱源が加熱動作中であって、前記人体センサーが人体の接近を所定時間以上検出しない場合、前記上面表示部の表示出力の一部または全部を中止または抑制させる
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  3. 前記報知手段による報知を中断させる操作を入力する報知中断指示入力手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記報知中断指示入力手段からの操作入力により、前記報知手段による報知を所定時間の間、中止させる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
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