JP6748841B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、炊飯器に関し、特に、炊飯器の制御方法に関する。
従来、この種の炊飯器においては、液晶表示部を備え、白米、無洗米等の各種メニュー、現在時刻、タイマー炊飯の設定時刻、炊飯完了までの残り時間、調理完了までの残り時間、保温動作の経過時間などの各種情報と、その動作状態(待機中、設定中、設定後、炊飯中、または、保温動作中など)に応じた表示を液晶表示部に表示させるように構成されている。また、上記従来の炊飯器においては、時刻、時間等の数字の表示には7セグメントのセグメント方式の液晶表示部が用いられるとともに、その液晶表示部の近傍に予め印刷等により固定配置された文字が記載されており、この文字に対応してマーカを点灯させることで、対応する文字を使用者に報知する方法を有する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
近年、上記のようなセグメント方式の液晶表示部とは別に、文字の絵表示が可能なドットマトリクス方式の液晶表示部を設け、数字と同時に文字や絵図を任意の位置に表示することができるように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このように、上記従来の炊飯器においては、セグメント方式の液晶表示部に加えてドットマトリクス方式の液晶表示部を組み合わせることで、現在時刻やタイマー予約時刻、保温経過時間、各種動作状態その他を文字や絵図を組み合わせた豊富な情報を、使用者に分かりやすく表示するように構成されている。
また、従来、炊飯器の使用によって発生するオネバ等が内鍋や鍋蓋、鍋パッキン等に付着するため、炊飯終了後および調理終了後に、炊飯器を構成する各部品のお手入れを行うことを推奨している。特に、炊飯器においては、炊飯終了後にお手入れを行うことで、雑菌の繁殖や臭いの残留を防ぐことができるため、炊飯器を清潔に保ち、食味の良い炊飯および調理を実施する上で、炊飯終了後にお手入れを行うことは重要な行為である。
特開2002−202499号公報 特開2004−222936号公報
しかしながら、上記従来の炊飯器においては、使用者に豊富な情報を提供し、炊飯器の使い勝手を向上させるべく、ドットマトリクス方式の液晶表示部を用いた表示が採用されているものの、ドットマトリックス方式で表示される表示方法自体には何らの特別な発想は付加されておらず、使用者の操作性の向上については格別の考慮がなされていなかった。
また、上記従来の炊飯器において、炊飯終了後および調理終了後のお手入れ方法が炊飯器とは別に設けられた取扱説明書等に記載されている。炊飯器は一般家庭に普及しているものであり、取扱説明書を見ずに使用される場合が多いが、炊飯器によってお手入れが必要となる部品が異なるため、炊飯終了後および調理終了後のお手入れ方法とその必要性については広く認知されていない。そのため、炊飯終了後及び調理終了後に使用者がお手入
れを行う場合、使用者は、取扱説明書等を参照しながら、炊飯器のお手入れを行う必要があり、使い勝手が悪い場合があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みて成されたものであり、炊飯終了後および調理終了後のお手入れ方法を炊飯器に配置された液晶表示部に表示することにより、使用者が取扱説明書等を参照しながらお手入れを行う必要がなく、炊飯器を容易に清潔に保つことができるとともに、簡単に炊飯器のお手入れができ、使い勝手がよく、食味の良い調理を実施することができる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体と、炊飯器本体に収容されており、米と水とを含む被炊飯物が収容される鍋と、炊飯器本体に配置されており、鍋を加熱する加熱手段と、炊飯器本体に取付けられており、炊飯器本体に鍋が収容された状態において、鍋の上部を開閉自在に覆う蓋と、蓋に配置されており、使用者が鍋内に収容された被炊飯物の調理条件を選択する操作部と、蓋に配置されており、操作部の操作状況を表示するドットマトリクス方式の液晶表示部と、液晶表示部を制御する表示制御部と、を備え、表示制御部は、被炊飯物の炊飯後にお手入れを行う必要がある旨を使用者へ報知するお手入れ喚起表示を液晶表示部に表示しており、お手入れ喚起表示の表示中に、使用者が操作部を操作して所定の操作を行った場合、表示制御部は、被炊飯物の炊飯後のお手入れの方法を示したお手入れ方法表示を液晶表示部に表示する、炊飯器としたものである。
この構成により、使用者に炊飯終了後のお手入れを促すことができるため、炊飯器を清潔に保ち、食味の良い調理を実行することができる。また、使用者により、炊飯終了後のお手入れ表示の表示中に所定の操作が実施されることで、液晶表示部にお手入れ方法を表示するため、炊飯終了後に使用者がお手入れを行う場合、使用者は液晶表示部に表示されたお手入れ方法を見ながらお手入れを行うことができる。そのため、使用者は、炊飯器とは別に設けられた取扱説明書等を参照しながらお手入れを行う必要がなく、炊飯器の使い勝手を向上させることができる。
本発明の炊飯器によれば、使用者は炊飯器を容易に清潔に保つことができるとともに、簡単にお手入れを行うことができるため、炊飯器の使い勝手を向上させることができるとともに、炊飯器を使用した食味の良い調理を実施することができる。
本発明の実施の形態1における炊飯器の模式断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器の液晶表示部を中心とする操作パネル部分を示す図 本発明の実施の形態1における炊飯器のドットマトリクス方式の液晶パネル搭載時の制御回路構成を示す図 本発明の実施の形態1におけるガイド画面の第1階層の表示を示す図 本発明の実施の形態1におけるガイド画面の第2階層の表示を示す図 本発明の実施の形態1におけるお手入れ方法画面の表示を示す図 本発明の実施の形態1におけるお手入れ喚起画面の表示を示す図
第1の発明は、炊飯器本体と、炊飯器本体に収容されており、米と水とを含む被炊飯物が収容される鍋と、炊飯器本体に配置されており、鍋を加熱する加熱手段と、炊飯器本体に取付けられており、炊飯器本体に鍋が収容された状態において、鍋の上部を開閉自在に覆う蓋と、蓋に配置されており、使用者が鍋内に収容された被炊飯物の調理条件を選択す
る操作部と、蓋に配置されており、操作部の操作状況を表示するドットマトリクス方式の液晶表示部と、液晶表示部を制御する表示制御部と、を備え、表示制御部は、被炊飯物の炊飯後にお手入れを行う必要がある旨を使用者へ報知するお手入れ喚起表示を液晶表示部に表示しており、お手入れ喚起表示の表示中に、使用者が操作部を操作して所定の操作を行った場合、表示制御部は、被炊飯物の炊飯後のお手入れの方法を示したお手入れ方法表示を液晶表示部に表示する、炊飯器としたものである。
この構成により、使用者に炊飯終了後のお手入れの必要性を認識させることができ、炊飯終了後のお手入れを促すことができるため、炊飯器を清潔に保ち、食味の良い調理を実行することができる。また、使用者により、炊飯終了後のお手入れ表示の表示中に所定の操作が実施されることで、液晶表示部にお手入れ方法を表示するため、炊飯終了後に使用者がお手入れを行う場合、使用者は液晶表示部に表示されたお手入れ方法を見ながらお手入れを行うことができる。そのため、使用者は、炊飯器とは別に設けられた取扱説明書等を参照しながらお手入れを行う必要がなく、炊飯器の使い勝手を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、表示制御部は、使用者が被炊飯物の炊飯後の所定時間内に、操作部を操作して所定の操作を実施した場合に、液晶表示部にお手入れ方法表示を表示する構成としたものである。
これにより、お手入れ方法表示を見る必要がない場合に、所定時間が経過することで操作部における所定の操作による動作を上記とは別の機能に割り当てることができるため、使用性を向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、表示制御部は、使用者が操作部を操作して、炊飯動作の完了、または、炊飯動作の取消を実行する操作のうちの少なくとも一方を行った場合に、液晶表示部にお手入れ喚起表示を行う構成としたものである。
これにより、お手入れが必要となる炊飯終了後および調理終了後において、使用者の操作直後にお手入れ喚起表示を表示するため、お手入れ喚起表示を見逃すことがなくなり、使用者は炊飯器の各部品のお手入れを行う必要性を認識することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の炊飯器の好適な実施の形態について、詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、本発明の実施形態によって、本発明の炊飯器が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の炊飯器の実施の形態1について、図1〜図7を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における炊飯器の模式断面図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における炊飯器の液晶表示部を中心とする操作パネル部分を示す図である。さらに、図3は、本発明の実施の形態1における炊飯器のドットマトリクス方式の液晶パネル搭載時の制御回路構成を示す図である。また、図4は、本発明の実施の形態1におけるガイド画面の第1階層の表示を示す図である。さらに、図5は、本発明の実施の形態1におけるガイド画面の第2階層の表示を示す図である。また、図6は、本発明の実施の形態1におけるお手入れ方法画面の表示を示す図である。さらに、図7は、本発明の実施の形態1におけるお手入れ喚起画面の表示を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態における炊飯器(図示せず)は、内部に鍋収納部1a
が形成された略有底筒状の炊飯器本体1と、鍋収納部1aに収納され、米と水とを含む被炊飯物または被調理物が入れられる鍋2とを備えている。
炊飯器本体1の上部には、炊飯器本体1の上部開口部を開閉可能な中空構造の蓋3が取り付けられている。蓋3の内側(鍋2の上部開口部を覆う側)には、鍋2の上部開口部を密閉可能な略円盤状の内蓋4が着脱可能に取り付けられている。本実施形態においては、蓋3と内蓋4とで、鍋2の上部開口部を開閉可能な蓋体が構成されている。
炊飯器本体1の鍋収納部1aは、上枠1bとコイルベース1cとで構成されている。上枠1bは、収納された鍋2の側壁に対して所定の隙間が開くように配置される筒状部1baと、筒状部1baの上方から外方に突出し炊飯器本体1の上部開口部の内周部に嵌合するフランジ部1bbとを備えている。
コイルベース1cは、鍋2の下部の形状に対応して有底筒状に形成され、その上部が上枠1bの筒状部1baの下端部に取り付けられている。コイルベース1cの外周面には、鍋2を加熱(誘導加熱)する加熱手段の一例である鍋底加熱ユニット5が取り付けられている。鍋底加熱ユニット5は、底内加熱コイル5aと底外加熱コイル5bとで構成されている。底内加熱コイル5aは、コイルベース1cを介して鍋2の底部の中央部周囲に対向するように配置されている。底外加熱コイル5bは、コイルベース1cを介して鍋2の底部のコーナー部に対向するように配置されている。
コイルベース1cの底部の中央部分には開口部(図示せず)が設けられている。当該開口部には、鍋2の温度を測定するための鍋温度検知部の一例である鍋温度センサ6が、鍋収納部1aに収納された鍋2の底部に当接可能に配置されている。鍋2の温度は鍋2内の被加熱物の温度と略同じであるので、鍋温度センサ6が鍋2の温度を検知することで、鍋2内の被加熱物の温度を検知することができる。
蓋3は、蓋3の外郭を構成する上外郭部材3aと下外郭部材3bとを備えている。また、蓋3は、ヒンジ軸3Aを備えている。ヒンジ軸3Aは、蓋3の開閉軸であり、炊飯器本体1の上枠1bに両端部を回動自在に固定されている。ヒンジ軸3Aの周囲には、ねじりコイルばね7が取り付けられている。ねじりコイルばね7は、ヒンジ軸3Aを中心として蓋3を鍋2の上部開口部から離れる方向(開方向)に付勢する。
図1及び図2に示すように、蓋3には、操作パネル13が設けられる。
図2に示すように、操作パネル13には、十分に広く大きな表示面積をもつ液晶表示部15が設けられる。液晶表示部15は、ドットマトリクス方式の液晶パネル16により構成される。
操作パネル13の周囲には、使用者が前記鍋内に収容された被炊飯物の調理条件を選択する操作部17が配置されている。操作部17は、「決定/機能」ボタン17a、「下向きカーソル」ボタン17b、「上向きカーソル」ボタン17c、「取消/切」ボタン17d、「予約」ボタン17e、「炊飯」ボタン17f、「お米」ボタン17g、「炊き方」ボタン17h、スチーム保温/再加熱スイッチ17i等の各種操作スイッチで構成される。
図3に示すように、操作パネル13の裏面には、表示制御部であるマイコン基板18が設けられている。マイコン基板18上には、例えば、電気回路部品としてマイコン制御ユニット19およびEEPROM20、マイコン制御ユニット19用のバックアップ電源21、LCD駆動回路22などが設けられ、合成樹脂製の液晶ホルダを介してドットマトリ
クス方式の液晶パネル16が設置される。
マイコン基板18上のマイコン制御ユニット19には、各操作スイッチである「決定/機能」ボタン17a〜スチーム保温/再加熱スイッチ17iを介して入力された使用者の指示内容を判断する所望の認識部が設けられる。
該認識部で認識された使用者の指示内容に応じた液晶パネル16の表示画面上への必要な表示、また同指示内容に応じた所望の炊飯、調理または保温機能、所望のお米選択に対応して選択可能な炊き方、その炊き方に対応した所定の加熱パターンを設定して、その炊飯制御部または保温加熱制御部を適切に作動させて、所望の炊飯、調理または保温を行う。
従って、使用者は、上記各操作スイッチである「決定/機能」ボタン17a〜スチーム保温/再加熱スイッチ17iを使って炊飯、調理または保温、タイマー予約モード、白米または無洗米等のお米選択、ふつう、かため、やわらか等の炊き方、時刻設定の選択設定内容を入力する。
それに対応した機能内容が、マイコン制御ユニット19内の認識部を介して、炊飯、調理および保温加熱パターン等設定部に自動的に設定入力され、対応する炊飯、調理または保温加熱制御が所望の制御パターンで適切に行われる。
図4および図5に示すように、本発明の実施の形態1におけるガイド画面の表示を変える場合、使用者は図2に示す各操作スイッチを操作することで表示を変更することができる。図2のような待機中の状態において、「決定/機能」ボタン17aを操作すると図4に示す「現在時刻合わせ」、「かんたんガイド」、「各種設定」、「お手入れ機能」を選択可能な第1階層の表示となる。
そして、使用者が「下向きカーソル」ボタン17bまたは「上向きカーソル」ボタン17cを操作し、「かんたんガイド」を選択するとともに、この状態で、「決定/機能」ボタン17aを操作すると、図5に示す、「電気代再表示」、「銘柄特徴表示」、「おいしく炊くコツ」、「こんなときは」、「お手入れのポイント」を選択可能な第2階層の表示となる。
図6に示すように、使用者は、図5に示すガイド画面が選択可能な第2階層の表示において、「下向きカーソル」ボタン17bまたは「上向きカーソル」ボタン17cを操作し、「お手入れのポイント」を選択するとともに、この状態で、「決定/機能」ボタン17aを操作すると、図6に示すようなお手入れ方法画面を表示する。
このような構成により、使用者が取扱説明書を確認することなく、炊飯終了後の炊飯器に適したお手入れの方法を使用者に認識させることができる。
また、図7に示すように、使用者の指示内容に基づいて保温を行っている際に、使用者が「取消/切」ボタン17dを操作することによって保温動作を取り消すと、図7に示すようなお手入れ喚起画面を表示する。
お手入れ喚起画面の表示において、「決定/機能」ボタン17aを操作すると、図6に示すようなお手入れ方法画面を表示する。
このような構成により、お手入れが必要である旨を使用者に漏れなく認識させることができ、さらに、使用者はお手入れの処置方法を簡単に確認することができるため、使用者
は取扱説明書等を確認することなく、炊飯器に適したお手入れの方法に従ってお手入れを実施することができる。そのため、炊飯器を清潔に保つことができるとともに、炊飯器の使い勝手を向上させることができる。
また、お手入れ喚起画面の表示は、表示してから約10秒経過することで図2のような待機中状態に遷移する。
このような構成により、お手入れ方法画面を見る必要がない場合に、所定時間が経過することで自動的に待機中状態へ遷移するため、「決定/機能」ボタン17aの操作による機能を自動的に切り替えることができ、使用者の操作性を向上できる。
本発明の実施の形態1においては、表示部として、液晶表示部15を用いたが、有機EL型の表示部を用いてもよいし、無機EL型の表示部を用いてもよい。さらには、多少、粗さは目立つが、LEDを複数並べたLED表示部としてもよい。
以上のように、本発明の炊飯器は、ドットマトリクス方式の液晶表示部を有効に利用することにより、使用者は炊飯器を容易に清潔に保つことができるとともに、簡単にお手入れを行うことができるため、炊飯器の使い勝手を向上させることができるとともに、炊飯器を使用した食味の良い調理を実施することが可能となるため、家庭用及び業務用の炊飯器の分野・用途に適用することができる。
1 炊飯器本体
1a 鍋収納部
1b 上枠
1ba 筒状部
1bb フランジ部
1c コイルベース
2 鍋
3 蓋
3A ヒンジ軸
3a 上外郭部材
3b 下外郭部材
4 内蓋
5 鍋底加熱ユニット(鍋加熱装置)
5a 底内加熱コイル
5b 底外加熱コイル
6 鍋温度センサ(鍋温度検知部)
7 ねじりコイルばね
13 操作パネル
15 液晶表示部
16 液晶パネル
17 操作部
17a 「決定/機能」ボタン
17b 「下向きカーソル」ボタン
17c 「上向きカーソル」ボタン
17d 「取消/切」ボタン
17e 「予約」ボタン
17f 「炊飯」ボタン
17g 「お米」ボタン
17h 「炊き方」ボタン
17i スチーム保温/再加熱スイッチ
18 マイコン基板
19 マイコン制御ユニット
20 EEPROM
21 バックアップ電源
22 LCD駆動回路

Claims (4)

  1. 炊飯器本体と、
    前記炊飯器本体に収容されており、米と水とを含む被炊飯物が収容される鍋と、
    前記炊飯器本体に配置されており、前記鍋を加熱する加熱手段と、
    前記炊飯器本体に取付けられており、前記炊飯器本体に前記鍋が収容された状態において、前記鍋の上部を開閉自在に覆う蓋と、
    前記蓋に配置されており、使用者が前記鍋内に収容された被炊飯物の調理条件を選択する操作部と、
    前記蓋に配置されており、前記操作部の操作状況を表示するドットマトリクス方式の液晶表示部と、
    前記液晶表示部を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、保温動作が取り消されたときに、お手入れを行う必要がある旨を使用者へ報知するお手入れ喚起表示を前記液晶表示部に表示し、前記お手入れ喚起表示の表示中に、使用者が前記操作部を操作して所定の操作を行った場合、前記表示制御部は、前記被炊飯物の炊飯後のお手入れの方法を示したお手入れ方法表示を前記液晶表示部に表示する、炊飯器。
  2. 前記表示制御部は、使用者が前記被炊飯物の炊飯後の所定時間内に、前記操作部を操作して前記所定の操作を実施した場合に、前記液晶表示部に前記お手入れ方法表示を表示する、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記表示制御部は、使用者が前記操作部を操作して、炊飯動作の完了、または、炊飯動作の取消を実行する操作のうちの少なくとも一方を行った場合に、前記液晶表示部に前記お手入れ喚起表示を行う、請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 待機動作中において、前記表示制御部は、使用者の操作により前記お手入れ方法表示を前記液晶表示部に表示するように構成された、請求項1に記載の炊飯器。
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