JP2017192113A - 駆動装置および誘導性負荷駆動装置 - Google Patents

駆動装置および誘導性負荷駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、グランド電位を基準としてクランプ電圧を制御することができる誘導性負荷駆動装置を提供する。【解決手段】一端が電源に接続され、他端がグランドに接続された誘導性負荷12と、この誘導性負荷と直列に接続された出力段半導体スイッチ素子14と、この半導体スイッチ素子の高電位側電極と制御電極との間に接続されたクランプ回路15と、半導体スイッチ素子の制御電極とグランドとの間に接続された抵抗値制御部16とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置及び誘導性負荷を半導体スイッチ素子で駆動する誘導性負荷駆動装置に関する。
この種の誘導性負荷駆動装置では、モータ、ランプ等のインダクタンス成分を有する負荷を半導体スイッチ素子のオン・オフによって駆動するようにしており、半導体スイッチ素子がオン状態からオフ状態に移行する際に、負荷に蓄積されたフライバックエネルギーによる逆起電力が半導体スイッチ素子に直接供給されて半導体スイッチ素子が破壊されることを防止するために、逆起電力を所定電圧にクランプするクランプ回路を設けるようにしている。
引用文献1に記載された従来例では、一端が電源に接続された誘導性負荷の他端側とグランドとの間に出力用MOSFETを接続し、この出力用MOSFETの負荷側(ドレイン)端子とゲートとの間に消弧用回路として、複数のスイッチにより接続段数が可変の4つのツェナーダイオードと電流回り込み防止用のダイオードとを直列に接続したダイナミッククランプ回路が接続されている。このダイナミッククランプ回路のツェナーダイオードの接続段数を変えることでハード変更無しに消弧電圧を変更するようにしている。
また、引用文献2に記載された従来例では、電源と電動モータとの間に電動モータへの給電・停止を切り換えるMOSFETで構成される第1スイッチング部と、第1スイッチング部のドレイン−ゲート間に配置されクランプ電圧を第1クランプ電圧とこの第1クランプ電圧より大きい値である第2クランプ電圧とに切り替え可能な切替回路とから構成される電動モータ駆動素子と、この電動モータ駆動素子に並列に接続され、第1クランプ電圧と第2クランプ電圧との間の値である第3クランプ電圧にクランプするクランプ素子とを備えた車両用電動モータ駆動制御装置が開示されている。
特開2009−232499号公報 特開2004−247877号公報
ところで、誘導性負荷のクランプ時の耐量を高めるには、クランプ耐圧を低くする必要があるが、通常クランプ耐圧は最大定格電圧よりも高く設定せねばならず、誘導性負荷のクランプ耐量を十分に高くできない。
上記特許文献1及び2に記載された従来例にあっては、誘導性負荷に流れる電流でのクランプ耐量を確保するために、クランプダイオードに並列にスイッチを設けることにより、DC耐圧よりも、誘導性負荷クランプ時の耐圧を下げるようにしている。
しかしながら、上記従来例では、スイッチによってクランプダイオードを接続するか否かを選択するようにしているので、スイッチを駆動する電源が確保できている必要がある。また、上記従来例では、スイッチの基準電位が、半導体スイッチ素子のオン・オフ動作により変動するため、これらのスイッチを駆動するためには、スイッチを制御する制御回路が大規模となるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記従来例の問題点に着目してなされたものであり、簡易な構成で、グランド電位を基準としてクランプ電圧を制御することができる駆動装置及び誘導性負荷駆動装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る駆動装置の一態様は、一端が電源に接続され、他端がグランドに接続された誘導性負荷と、この誘導性負荷と直列に接続された出力段半導体スイッチ素子と、この出力段半導体スイッチ素子の高電位側電極と制御電極との間に接続されたクランプ回路と、出力段半導体スイッチ素子の制御電極とグランドとの間に接続された抵抗値制御部とを備えている。
本発明の一態様によれば、抵抗値制御部で抵抗値を制御することにより、複数のクランプダイオードを設けることなく、クランプ電圧を容易に変化させることができる。しかも、グランド電位を基準とするので、回路設計が容易となる。
本発明の第1の実施形態に係る誘導性負荷駆動装置を示す回路図である。 図1のクランプ回路及び抵抗値制御部の負荷特性を示す特性線図である。 第1の実施形態の動作の説明に供する波形図である。 第1の実施形態と従来例とのクランプ電圧を比較する波形図である。 第1の実施形態と従来例とのクランプ耐量を比較する特性線図である。 本発明の第2の実施形態に係る誘導性負荷駆動装置を示す回路図である。 図6のクランプ回路及び抵抗値制御部の負荷特性を示す特性線図である。 第2の実施形態の動作の説明に供する波形図である。 第2の実施形態に適用し得る素子を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る誘導性負荷駆動装置を示す回路図である。 第3実施形態の動作の説明に供する波形図である。 第3の実施形態の変形例の動作の説明に供する波形図である。
次に、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成部品については以下の説明を参酌して判断すべきものである。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下の詳細な説明では、本発明の一実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
本発明の第1の実施形態に係る駆動装置を備えた誘導性負荷駆動装置について図1を伴って説明する。
誘導性負荷駆動装置は、図1に示すように、一端がバッテリ11に接続されて電源電圧Vbが印加された電動モータ、電磁弁等に使用される誘導性負荷12の他端とグランドとの間に接続された駆動装置10を備えている。
この駆動装置10は、誘導性負荷12の他端が接続される高電位側接続端子thとグランドに接続される低電位接続端子tgと制御装置13が接続される制御入力接続端子tcとを備えている。
駆動装置10は、誘導性負荷12を駆動する出力段半導体スイッチ素子14と、クランプ回路15と、抵抗値制御部16と、を備えている。
出力段半導体スイッチ素子14は、例えばnチャネルMOSFETで構成されている。この出力段半導体スイッチ素子14の高電位側電極となるドレインが高電位接続端子thに接続され、低電位側電極となるソースが低電位接続端子tgに接続され、制御端子となるゲートがゲート抵抗Rg及び入力抵抗Riを介して制御入力接続端子tcに接続されている。
クランプ回路15は、出力段半導体スイッチ素子14のドレイン及びゲート間に接続されている。このクランプ回路15は、漏れ電流防止用のダイオード15a、抵抗15b及び回り込み電流防止用のダイオード15cの直列回路を有する。ダイオード15aは、カソードが出力段半導体スイッチ素子14のドレインに接続され、アノードが抵抗15bの一端に接続されている。このダイオード15aは、高電位接続端子thからクランプ回路15を通って出力段半導体スイッチ素子14のゲート側に漏れる漏れ電流を阻止する。
ダイオード15cは、アノードが抵抗Rcの他端に接続され、カソードが出力段半導体スイッチ素子14のゲートに接続されている。このダイオード15cは、出力段半導体スイッチ素子14のゲートからクランプ回路15を通じて出力段半導体スイッチ素子14のドレインに回り込む電流を阻止する。
抵抗値制御部16は、出力段半導体スイッチ素子14のゲート及びソース(グランド)間に接続された可変抵抗部16Aと、この可変抵抗部16Aの抵抗値を制御する制御回路16Bとを備えている)。
可変抵抗部16Aは、出力段半導体スイッチ素子14のゲート及びソース(グランド)間に接続された抵抗16aと、この抵抗16aと並列に接続された抵抗16bと例えばNPN型バイポーラトランジスタやNMOS電界効果トランジスタ等で構成される半導体スイッチ素子16cとの直列回路とで構成されている。ここで、抵抗16a及び抵抗16bの抵抗値は、抵抗16aのみの高抵抗値RHに対して、抵抗16a及び16bを並列に接続したときの合成抵抗値が低い低抵抗値RLとなるように設定されている。
制御回路16Bは、制御入力接続端子tcに入力される制御信号Vinが入力されている。この制御回路16Bには別途図示しない電源回路から電源が供給されている。そして、制御回路16Bは、制御信号VinがLレベルからHレベルとなるときにはこれと同時にLレベルからHレベルとなり、制御信号VinがHレベルからLレベルとなるときに、Hレベルを所定時間継続するオフディレー回路と論理反転(NOT)回路とで構成されている。したがって、制御回路16Bから制御信号VinがHレベルとなってからオフディレー回路の出力がLレベルとなるまでLレベルを維持する制御信号Scを可変抵抗部16Aの半導体スイッチ素子16bに出力し、オフディレー回路の出力がLレベルとなったときにHレベルとなる制御信号Scを可変抵抗部16Aの半導体スイッチ素子16bに出力する。
そして、クランプ回路15のクランプ電圧Vcが、クランプ回路15の抵抗15b及びクランプダイオード15cによる負荷抵抗特性と、可変抵抗部16Aの抵抗値による負荷特性によって設定される。
すなわち、これらの負荷特性は、図2に示すように、横軸を電圧〔V〕、縦軸を電流〔A〕としたときに、可変抵抗部16Aの負荷特性線は点線図示のように低抵抗値RLであるときには傾きが正で急峻な特性線LRLとなり、高抵抗値RHであるときには傾きが正で緩やかな特性線LRHとなる。一方、クランプ回路15のダイオード15a及び15cと抵抗15bとによる負荷特性は図2で実線図示の特性線LCは傾きが負となる線分LC1とこの線分LC1の最小電流(例えば0〔A〕を維持してクランプ電圧に達する線分LC2との折れ線状で表される。
そして、出力段半導体スイッチ素子14の閾値電圧Vthと可変抵抗部16Aの高抵抗値RHの特性線LRH及び低抵抗値RLの特性線LRLとの交点を通るように、クランプ回路15の特性線LCをスライドさせることにより、クランプ回路15によるクランプ電圧Vcが設定される。したがって、可変抵抗部16Aの抵抗値を設定することにより、低抵抗値RLのときのクランプ電圧VcLを例えば50Vに設定し、高抵抗値RHのときのクランプ電圧VcHを例えば30Vに設定することができる。
次に、上記実施形態の動作について図3を伴って説明する。
先ず、時点t1で、制御装置13から誘導性負荷駆動装置10の制御入力接続端子tcに入力される入力信号Vinが、図3(a)に示すように、Lレベル(0V)であるとする。この状態では、出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧が低い状態であるので、この出力段半導体スイッチ素子14がオフ状態であり、誘導性負荷12に流れる電流すなわち高電位接続端子thを流れる出力電流Ioutは図3(b)に示すように零となっている。これと同時に高電位接続端子thの出力電圧Voutは、図3(c)に示すように、バッテリ11の電源電圧Vbとなっている。
また、制御回路16Bから出力される制御信号Scは図3(d)に示すように、Hレベルを維持している。このため、可変抵抗部16Aの半導体スイッチ素子16bがオン状態となって、抵抗16aと抵抗16cとが並列に接続された状態となり、可変抵抗部16Aの合成抵抗値は低抵抗値RLとなっている。
この状態から時点t2で、入力信号Vinが、図3(a)に示すように、LレベルからHレベルに反転すると、これに応じて出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧が高くなり、出力段半導体スイッチ素子14がターンオン状態となり、ゲート電圧が閾値電圧Vthを超えると、出力段半導体スイッチ素子14のドレイン及びソース間が導通してドレイン電流すなわち出力電流Ioutが図3(b)に示すように緩やかに増加する。これによって、誘導性負荷12が駆動される。一方、出力段半導体スイッチ素子14のドレインの出力電圧Voutは急激に減少して出力段半導体スイッチ素子14のオン抵抗と電流で決まる低い電圧となる。
また、制御回路16Bから出力される制御信号Scが、図3(d)に示すように、Lレベルとなる。この制御信号Scが可変抵抗部16Aの半導体スイッチ素子16cの制御端子に入力されるので、この半導体スイッチ素子16cがオフ状態となる。このため、可変抵抗部16Aの抵抗値が高抵抗値RHとなる。したがって、可変抵抗部16Aを通じてグランドに流れるゲート電流を抑制することができる。
その後、時点t3で、入力信号Vinが図3(a)に示すようにLレベルに復帰すると、出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧が低下することにより、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフ状態となる。この出力段半導体スイッチ素子14がオフ状態に移行すると、誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギによる逆起電圧が発生する。
この逆起電圧は高電位接続端子thからクランプ回路15に供給され、このクランプ回路のダイオード15aが逆導通することにより、抵抗15b及びクランプダイオード15cを通じて出力段半導体スイッチ素子14のゲートに供給される。
このため、出力段半導体スイッチ素子14がターンオン状態となることにより、逆起電圧を処理する。このとき、クランプ回路15によるクランプ電圧は、前述したように、可変抵抗部16Aの抵抗値が高抵抗値RHに維持されていることから可変抵抗部16Aが低抵抗時のクランプ電圧VcH(例えば50V)より低いクランプ電圧VcL(例えば30V)に維持することができる。
その後、誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギの消費に伴って誘導性負荷12の電流が減少し、出力電流Ioutも減少し、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフ状態となる。このため、時点t4で出力電流Ioutが零となるとともに、出力電圧Voutがバッテリ11の電源電圧Vbに復帰する。
その後、制御回路16Bからの制御信号Scがオフディレー回路の出力がLレベルに復帰することにより、Hレベルとなる。このため、可変抵抗部16Aの半導体スイッチ素子16cがオン状態となって、抵抗及び16bが並列状態となり、可変抵抗部16Aの合成抵抗値が低抵抗値RLに復帰する。
これにより、出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧がノイズ等によって不用意に増加することを防止することができる。
このように、上記第1の実施形態によると、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフする際の誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギによる逆起電圧に対するクランプ電圧Vcをクランプダイオード15a,15c及び抵抗15bの負荷特性と可変抵抗部16Aの負荷特性とによって決定することができる。したがって、クランプ電圧Vcを制御部16の可変抵抗部16Aの抵抗値を可変させて変化させることができる。
このように、第1の実施形態では、図4で実線図示のように、点線図示の従来例に比較してクランプ電圧を低く設定することができる。このため、出力段半導体スイッチ素子14のターンオフ時に誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギによる逆起電圧に対して時間を掛けて処理することができ、発熱を小さくすることができる。したがって、図5に示すように、クランプ耐量〔mJ〕を従来例に比較して増加させることができる。
そして、可変抵抗部16Aは、出力段半導体スイッチ素子14のゲート及びソース(グランド)間に介挿されているので、クランプ電圧を切り換えるための制御信号Scをグランド基準で設計すればよく、前述した従来例のように半導体スイッチ素子のオン・オフ動作に影響されることがないので、抵抗値制御部16の設計を容易に行うことができる。
さらに、従来例のように複数のクランプダイオードを設ける必要がなく、回路規模を小さくすることができる。
なお、上記第1の実施形態では、可変抵抗部16Aの半導体スイッチ素子がバイポーラトランジスタである場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電界効果トランジスタ等の他の半導体スイッチ素子を適用することができる。
なお、上記第1の実施形態では、可変抵抗部16aを並列接続する抵抗16a及び16cで構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、抵抗値の大きい抵抗と抵抗値の小さい抵抗とを直列に接続し、抵抗値の大きい抵抗と並列に半導体スイッチ素子を接続してもよい。この場合、制御回路16bから出力される制御信号ScがHレベルであるときに、半導体スイッチ素子をオン状態とし、抵抗値の大きい抵抗をバイパスして可変抵抗部16Aの合成抵抗値を小さくし、制御信号ScがLレベルであるときに、半導体スイッチ素子をオフ状態として抵抗値の大きい抵抗により可変抵抗部16Aの合成抵抗を小さくすればよい。
次に、本発明に係る誘導性負荷駆動装置の第2の実施形態について図6〜図8を用いて説明する。
この第2の実施形態では、抵抗値制御部16を入力信号Vinが入力された制御回路16Bを使用することなく構成するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図6に示すように、抵抗値制御部16が、図1における可変抵抗部16Aに代えて適用されたnチャネルのMOSFET21aで構成された可変抵抗部21Aと、制御回路16Bに代えて適用された制御部21Bとで構成されている。
可変抵抗部21Aは、MOSFET21aのドレインがゲート抵抗Rg及び出力段半導体スイッチ素子14のゲート端子との間に接続されて、MOSFET21aのソースが低電位接続端子tgに接続されている。
制御部21Bは、高電位接続端子thと低電位接続端子tgとの間に接続された定電流素子22a及びコンデンサ22bの直列回路で構成されている。そして、定電流素子22a及びコンデンサ22bの接続点XがMOSFET21aのゲートに接続されている。なお、接続点XとMOSFET21aのゲートとの間とグランド端子tgとの間には、電圧Vxがバッテリ電圧Vbに達してMOSFET21aが破壊されることを抑制する保護用ダイオード22cが接続されている。
この第2の実施形態では、クランプ電圧が図7に示すように設定される。すなわち、クランプ回路15のクランプダイオード15a,15c及び抵抗15bの負荷特性は、図7で実線図示のように前述した第1の実施形態と同様の負荷特性を有する。
一方、可変抵抗部16Aを構成するMOSFET21aの負荷特性は、ゲート電圧Vgが低い場合と高い場合とで、図7で点線図示の負荷特性となる。
すなわち、高ゲート電圧VgHである場合には、図7で点線図示の特性線L31で示すように、電圧が0〔V〕であるときに電流が0〔A〕となり、これから電圧が増加するにつれて電流が急激に増加し、その後飽和して一定値となる。
これに対して、低ゲート電圧VgLである場合には、図7で点線図示の特性線L32で示すように、電圧が0〔V〕であるときに電流が0〔A〕となるが、電圧の増加に応じて電流が緩やかに増加し、低電流で飽和して一定電流となる。
そして、高ゲート電圧VgHのクランプ電圧VcHは、高ゲート電圧VgHの負荷特性線L31と出力段半導体スイッチ素子14の閾値電圧Vthとの交点を通るようにクランプダイオード15a,15c及び抵抗15bの負荷特性線LCをスライドすることにより例えば50〔V〕に決定される。
同様に、低ゲート電圧VgLのクランプ電圧VcLは、低ゲート電圧VgLの負荷特性線L32と出力段半導体スイッチ素子14の閾値電圧Vthとの交点を通るようにクランプダイオード15a,15c及び抵抗15bの負荷特性線LCをスライドさせることにより例えば30〔V〕に決定される。
また、第2の実施形態では、出力段半導体スイッチ素子14を過電流状態や過熱状態等の異常状態が発生したときに、出力段半導体スイッチ素子14をターンオフさせる保護回路23が設けられている。この保護回路23では、出力段半導体スイッチ素子14の過電流状態や過熱状態等の異常状態を監視し、異常状態が発生したときに、出力段半導体スイッチ素子14のゲートを低電位接続端子tgに接続して、ゲート電圧を閾値電圧以下に減少させて出力段半導体スイッチ素子14をターンオフさせる。
その他の構成については前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、図1との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
上記第2の実施形態の動作について図8を伴って説明する。
先ず、入力信号Vinが図8(a)に示すようにLレベルにある時点t11では、前述した第1の実施形態と同様に、出力電流Ioutが図8(b)に示すように略0〔A〕であり、出力段半導体スイッチ素子14がオフ状態を維持しているので、出力電圧Voutが図8(c)に示すように、バッテリ11の電源電圧Vbを維持している。
このため、制御部21Bのコンデンサ22bは、定電流素子22aを通じて高電位接続端子thに接続されているので、バッテリ11の電源電圧Vbとなっている。
この状態で、時点t12で入力信号VinがLレベルからHレベルに反転すると、これに応じて出力段半導体スイッチ素子14がオターンオン状態となってからオン状態となり、出力電流Ioutが増加し始めて誘導性負荷12に電流が流れて駆動開始される。
これと同時に出力電圧Voutが減少して略0〔V〕に達するとともに、制御部21Bのコンデンサ22bの充電電圧が定電流素子22aを開始、出力段半導体スイッチ素子14を介して放電されため、接続点Xの電圧が略0〔V〕近くまで減少する。この接続点の電圧Vxが低ゲート電圧VgLとして可変抵抗部21AのMOSFET21aに供給され、このMOSFET21aがオフ状態に近い状態で駆動される。
その後、時点t13で、入力信号VinがHレベルからLレベルに移行すると、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフ状態を経てオフ状態となる。このため、誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギによる逆起電圧が発生する。
この逆起電圧は高電位接続端子thからクランプ回路15に供給され、このクランプ回路の漏れ電流防止用ダイオード15aが逆導通することにより、抵抗15b及びクランプダイオード15cを通じて出力段半導体スイッチ素子14のゲートに供給される。
このため、出力段半導体スイッチ素子14がターンオン状態となることにより、逆起電圧を処理する。このとき、クランプ回路15によるクランプ電圧は、前述したように、可変抵抗部21AのMOSFET21aのゲート電圧が低ゲート電圧VgLに維持されているので、低クランプ電圧VcL(例えば30〔V〕)に維持される。
その後、誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギの消費に伴って誘導性負荷12の電流が減少し、出力電流Ioutも減少し、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフ状態となる。このため、時点t14で出力電流Ioutが零となるとともに、出力電圧Voutがバッテリ11の電源電圧Vbに復帰する。
この時点t13で、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフするので、誘導性負荷12に供給されているバッテリ11の電源電圧Vbが定電流素子22aを通じてコンデンサ22bに供給されて、このコンデンサ22bが充電開始される。そして、時点t15でコンデンサ22bがバッテリ11の電源電圧Vbまで充電され、この間に充電接続点Xの電圧がMOSFET21aの閾値電圧に達すると、MOSFET21aがオン状態となって、可変抵抗部21Aの抵抗値が低抵抗状態となる。
これにより、出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧がノイズ等によって不用意に増加することを防止することができる。
また、入力信号VinがHレベルを維持している状態で、保護回路23によって出力段半導体スイッチ素子14の過電流状態や過熱状態等の異常状態を検出したときに、出力段半導体スイッチ素子14のゲートを低電位接続端子tgに接続してゲート電圧を閾値電圧Vth未満に低下させて出力段半導体スイッチ素子14をターンオフさせる。
この場合にも、入力信号VinがHレベルからLレベルに反転したときと同様に、誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギによる逆起電圧が発生する。この場合でも、コンデンサ22bが充電されておらず、可変抵抗部21Aを構成するMOSFET21aがオフ状態を維持するので、クランプ電圧Vcが低クランプ電圧Vc2に設定される。
そして、逆起電圧が処理されて出力段半導体スイッチ素子14がターンオフされた後に、バッテリ11の電源電圧Vbが定電流素子22aを通じてコンデンサ22bに印加されてコンデンサ22bが充電される。接続点Xの電圧VxがMOSFET21aの閾値電圧Vth以上となるとMOSFET21aがターンオンされて可変抵抗部21Aの抵抗値が低抵抗値に制御される。
この第2の実施形態によると、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。しかも、バッテリ11の電源電圧Vbによって制御部21Bのコンデンサ22bが充電されるので、接続点Xの電圧がMOSFET21aにゲート電圧として供給される。このため、制御部21Bの動作が入力信号Vinに依存しないので、入力信号VinがLレベルである状態でも、MOSFET21aをオン状態に制御することができ、別途電源を必要とすることなく、可変抵抗部21Aを駆動することができる。
また、入力信号VinがHレベルを維持している状態で、保護回路23が動作して出力段半導体スイッチ素子14がターンオフされる場合にも、クランプ電圧Vcを低クランプ電圧Vc2に低下させて安全に出力段半導体スイッチ素子14をターンオフすることができる。
なお、上記第2の実施形態では、定電流素子22aを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図9(a)に示すようにゲートをソースに接続したnチャネルMOSFET22cを適用したり、図9(b)に示す抵抗素子22dを適用したりすることができる。同様に、コンデンサ22bとしては、図9(c)に示すカソードを高電位接続端子thにアノードを低電位接続端子tgに接続するダイオード22eをキャパシタとして適用したり、図9(d)に示すnチャネルMOSGETのゲートとドレイン及びソースとの間でキャパシタを構成するMOSキャパシタ22fを適用したりすることができる。
次に、本発明に係る第3の実施形態について図10及び図11を伴って説明する。
この第3の実施形態は、誘導性負荷を駆動する半導体スイッチ素子を保護する保護回路の動作時に半導体スイッチ素子を安全にターンオフさせるようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態では、図10に示すように、前述した第2の実施形態と同様に、MOSFET20aを有する可変抵抗部21Aと保護回路23とが設けられ、保護回路23と可変抵抗部21Aとの間に供給電位制御部31が設けられている。
保護回路23は、出力段半導体スイッチ素子14の過電流状態や過熱状態の異常状態を検出して保護動作を開始したときに、階段状に例えば3段階に増加する基準電圧Vref1、Vref2及びVref3を出力するよう指令値Vrefを出力する。
供給電位制御部31は、基準電圧生成回路32と比較器33とを備えている。基準電圧生成回路32は指令値Vrefに基づいて順次階段状に高くなるとともに、出力する時間間隔も順次長くなる基準電圧Vref1、Vref2及びVref3を比較器33に出力する。
比較器33は、非反転入力端子に基準電圧生成回路32からの基準電圧Vref1〜Vref3が入力され、反転入力端子に出力端子の出力電圧が入力されている。
そして、比較器33の比較出力が可変抵抗部21AのMOSFET21aのゲートに供給される。
この第3の実施形態の動作について図11を伴って説明する。
先ず、時点t21で、入力信号Vinが図11(a)に示すようにLレベルとなっているものとする。この時点t21では、出力段半導体スイッチ素子14がオフ状態を維持しており、出力電流Ioutが図11(b)に示すように略0〔A〕となっており、出力電圧Voutはバッテリ11の電源電圧Vbとなっている。
また、保護回路23は出力段半導体スイッチ素子14の異常状態を検出しておらず保護動作を停止しており、指令値Vrefは出力されていない。
このため、基準電圧生成回路32から基準電圧Vref1〜Vref3は出力されておらず、比較器33の非反転入力端子の電位は、図11(d)に示すように、0〔V〕となっている。
このため、MOSFET21aはオフ状態となっており、可変抵抗部21Aは高抵抗状態となっている。
この状態から、時点t22で、入力信号Vinが図11(a)に示すように、LレベルからLレベルに反転すると、出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧が高くなってこの出力段半導体スイッチ素子14がターンオンする。
これに応じて出力電流Ioutが流れ始めて、誘導性負荷12に電流が流れてこの誘導性負荷12が駆動開始される。その後、時点t23で、入力信号VinがHレベルを維持している状態で、保護回路23によって出力段半導体スイッチ素子14の過電流状態及び過熱状態等の保護動作を必要とする異常状態が発生すると、保護回路23によって出力段半導体スイッチ素子14のゲートが低電位接続端子tgに接続される。このため、出力段半導体スイッチ素子14のゲート電圧が低下され、出力段半導体スイッチ素子14がターンオフされる。このため、誘導性負荷12に蓄積された誘導性負荷エネルギによる逆起電圧が発生する。
これと同時に、保護回路23から指令値Vrefが基準電圧生成回路32に出力される。このため、基準電圧生成回路32から図11(d)に示すように、所定時間毎に階段状に増加する基準電圧Vref1、Vref2及びVref3が出力される。
このため、比較器33を介して可変抵抗部21AのMOSFET21aのゲート電圧Vgが徐々に階段状に増加することになり、ゲート電圧が基準電圧Vref3となったときにMOSFET21aがターンオンし、可変抵抗部21Aが低抵抗状態となる。
このとき、MOSFET21aの負荷特性が低ゲート電圧VgLより低いゲート電圧から順次増加するので、クランプ電圧Vcが低クランプ電圧VcLより低いクランプ電圧Vc21から順次時間間隔が長くなり、且つ順次階段状に増加することになり、クランプ電圧Vc22、Vc23及びVc24まで順次増加する。そして、クランプ電圧Vcがクランプ電圧Vc24に達すると、このクランプ電圧Vc24が維持される。
そして、この間に出力電流Ioutは、クランプ回路15を通ってゲート抵抗Rg及び出力段MOSFET14のゲート間に供給されるため、出力段MOSFET14がターンオン状態となる。これに応じて出力電流Ioutは、出力段MOSFET14のドレイン及びソースを通じてグランドに流れるため、徐々に減少する。
そして、誘導性負荷エネルギによる逆起電力の処理が終了すると、時点t24で出力段MOSFET14がターンオフ状態となり、出力電流Ioutが略0〔A〕まで低下するとともに、出力電圧Voutもバッテリ11の電源電圧Vbまで低下する。
このように、第3実施形態によると、出力段半導体スイッチ素子14に過電流状態や過熱状態という動作を停止させて保護が必要となる異常状態が発生したときに、保護回路23を動作させて、出力段半導体スイッチ素子14のゲートをグランドに速やかに接続して、出力段半導体スイッチ素子14をターンオフさせることができる。その後、出力段半導体スイッチ素子14のターンオフ時に発生する誘導性負荷エネルギによる逆起電力を、クランプ電圧Vcを徐々にあげながら処理するようにしているので、耐量を確保しながら安全に出力段半導体スイッチ素子14をターンオフさせることが可能となる。
この第3実施形態でも、クランプ電圧Vcを可変抵抗部21Aの抵抗値を高抵抗状態から階段状に減少させることにより、容易に制御することができる。また、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様にグランド基準で抵抗値を設定することができるので、供給電位制御部31の設計が容易となる。
さらに、複数のクランプダイオードを必要としないので、回路規模を小さくすることができる。
なお、上記第3の実施形態では、クランプ電圧Vcを階段状に増加させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図12(d)に示すように、基準電圧生成回路32で基準電圧Vrefを時間の経過に応じて連続的に増加させることにより、図12(c)に示すようにクランプ電圧Vcを連続的に増加させて、耐量を確保することもできる。
また、上記実施形態では、クランプ回路15をダイオード15a,15c及び抵抗15bの直列回路で構成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、漏れ電流が許容される場合には、ダイオード15aを省略することが可能である。また、抵抗15bに代えて、動作抵抗の大きいダイオードを適用するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態〜第3実施形態では、誘導性負荷駆動装置10を誘導性負荷12のローサイド側に配置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、誘導性負荷駆動装置10を誘導性負荷12とバッテリ11との間に配置することもできる。この場合、可変抵抗部16Aの抵抗16a,16cの他端をグランドに接続し、可変抵抗部21AのMOSFET21aのソースをグランドに接続するようにすればよい。
また、出力段半導体スイッチ素子14としては、MOSFETに限らず、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)やSiC−MOSFET、SiC−IGBT、バイポーラトランジスタ等の他の半導体スイッチ素子を適用することができる。
10…誘導性負荷駆動装置
11…バッテリ
12…誘導性負荷
13…制御装置
14…出力段半導体スイッチ素子
15…クランプ回路
15a…ダイオード
15b…抵抗
15c…ダイオード
16…抵抗値制御部
16A…可変抵抗部
16a,16c…抵抗
16b…半導体スイッチ素子
16B…制御回路
21A…可変抵抗部
21a…MOSFET
21B…制御部
22a…定電流素子
22b…コンデンサ
23…保護回路
31…供給電位制御部
32…基準電圧生成回路
33…比較器

Claims (7)

  1. 出力段半導体スイッチ素子と、
    該出力段半導体スイッチ素子の高電位側電極と制御電極との間に接続されたクランプ回路と、
    前記出力段半導体スイッチ素子の制御電極とグランドとの間に接続された抵抗値制御部と、
    を備えたことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記抵抗値制御部は、少なくとも低抵抗値と該低抵抗値より大きい高抵抗値とを選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記抵抗値制御部は、前記出力段半導体スイッチ素子の高電位側電極とグランドとの間に接続された定電流回路とコンデンサとの直列回路と、前記定電流回路及び前記コンデンサの接続点に制御電極が接続され、前記クランプ回路と前記出力段半導体スイッチ素子の制御電極との接続点に高電位側電極が接続され、低電位側電極がグランドに接続された半導体スイッチ素子とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記抵抗値制御部は、前記出力段半導体スイッチ素子の保護回路と、前記出力段半導体スイッチ素子の制御電極及び低電位側電極間に接続された半導体スイッチ素子と、前記保護回路から出力される保護信号に基づいて前記半導体スイッチ素子の制御電極に供給する電位を増加させる供給電位制御部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記クランプ回路は、一端が前記半導体スイッチ素子の高電位側電極に接続された抵抗素子と、該抵抗素子の他端にアノードが接続され、カソードが前記半導体スイッチ素子の制御電極に接続されたクランプダイオードとで構成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の駆動装置。
  6. 前記クランプ回路は、カソードが前記半導体スイッチ素子の高電位側電極に接続された第1ダイオードと、該第1ダイオードのアノードに一端が接続された抵抗素子と、該抵抗素子の他端にアノードが接続され、カソードが前記半導体スイッチ素子の制御電極に接続された第2ダイオードとで構成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の駆動装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の駆動装置と、一端が電源に接続され、他端が前記駆動装置の出力段半導体スイッチ素子の高電位側電極に接続された誘導性負荷とを備えていることを特徴とする誘導性負荷駆動装置。
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