JP3983754B2 - 過熱保護回路を備えた半導体装置およびそれを用いた電子回路 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー半導体素子を備えた半導体装置に係るものであり、特に過電流保護機能を有する半導体装置に関するものである。
パワー半導体素子を備えた半導体装置の先行技術として、過熱保護機能を備えた構成が、例えば特開昭63−229757号公報に開示されている。図6は特開昭63−229757号公報に開示された先行技術に係る半導体装置を説明するための回路構成図である。
パワーMOSFETによって構成されるパワー半導体素子11は、電源13(電圧Vdd)から負荷12(抵抗RL)へ供給される電力を制御するものである。そして、このようなパワー半導体素子11を保護するために、このパワー半導体素子11が形成された同一の半導体基板に、過電流保護部14と温度保護部15とが形成されている。
上記過電流保護部14は、パワーMOSFETからなるトランジスタ141を有する。このトランジスタ141は、上記パワー半導体素子11を構成するパワーMOSFETの領域のうちの1/100〜1/3000の僅かな領域についてソース電極のみパワー半導体素子11から分離され、他はパワー半導体素子11と共通とした構造を有するパワーMOSFETよりなる。すなわち、駆動信号入力端子に入力される電圧Vinが上記パワー半導体素子11およびトランジスタ141を構成するパワーMOSFETのゲートに抵抗R11を介して点Aの電位Vaとして共通に供給される。また、上記パワー半導体素子11およびトランジスタ141のドレイン電極は負荷12に共通に接続される。
そして、このトランジスタ141のソース電極は、抵抗R12を介して接地される。また、トランジスタ141のゲートとなる点Aには、トランジスタ142のドレインが接続されている。このトランジスタ142は上記抵抗R12の端子電圧となる点Bの電位Vbで制御される。これによって、パワー半導体素子11に過電流が流れたときに、過電流に比例した電流がトランジスタ141に流れ、それによって点Bの電位が増大したときに、トランジスタ142が導通して点Aの電位を下げる。その結果、パワー半導体素子11に流れる電流が制限される。
上記温度保護部15は、上記入力電圧Vinが抵抗R13を介して供給される温度検出素子151を備え、この温度検出素子151は抵抗R14を介して接地されている。温度検出素子151は複数のポリシリコンダイオードの直列回路からなる。
そして、上記温度検出素子151と抵抗R14との直列回路に、ツェナーダイオード152が並列に接続され、上記温度検出素子151と抵抗R14との直列回路に定電圧が印加される。
また、この温度保護部15には、トランジスタ153が設けられていて、このトランジスタ153は上記点Aと接地点との間に接続され、そのゲート電極は上記温度検出素子151と抵抗R14との接続点Cに接続されている。
ここで、上記の温度保護部15の動作について説明する。パワー半導体素子11が発熱し、半導体基板の温度が上昇すると、この温度上昇を温度検出素子151が検出する。具体的に説明すると、半導体基板の温度が上昇すると、温度検出素子151の端子間電圧が減少し、それに伴って点Cの電位Vcも上昇する。そして、半導体基板の温度が特定される温度以上に上昇し、電位Vcがトランジスタ153の閾値電圧以上になると、このトランジスタ153にチャンネルが形成されて、トランジスタ153が導通することになる。その結果、点Aの電位Vaが低下することになる。したがって、パワー半導体素子11は遮断されることになり、このパワー半導体素子11は熱破壊から保護される。
特開昭63−229757号公報(図6)
上記したパワー用半導体装置は、一般にはシステムLSIやマイクロコンピュータで駆動される。近年、省エネルギー化の流れから、これらシステムLSIやマイクロコンピュータの電源電圧は5Vの電圧から3V以下の電圧へとより低くなってきている。
従来の過熱保護回路では、3V以下から5V以上といった広い電圧範囲で、過熱保護を一定値でかけられないため、十分な信頼性を得ることが困難になっている。
その理由は以下の通りである。温度検出素子151の端子間電圧に応じて過熱保護動作が正常に働くためには、温度検出素子151と抵抗R4の直列回路に定電圧が印加され、決められた温度で点Cの電位Vcがある設定値となることが必要である。
しかし、この直列回路の電圧を決めるツェナーダイオード152のツェナー電圧は、その製造時点で一定値に固定される。ツェナー電圧を入力電圧範囲の上限に合わせて設定した場合、ツェナー電圧より大幅に低い電圧が駆動信号入力端子に入力されると、ツェナーダイオード152の端子間電圧は入力電圧に応じて低下してしまう。
よって、温度検出素子151と抵抗R4の直列回路に印加される電圧が低下し、電位Vcもまた設定値より低下してしまう。このような状態では、半導体基板の温度が上昇して、温度検出素子151の端子間電圧が、過熱保護が働く値まで減少しても、点Cの電位Vcがトランジスタ153のしきい値に達していないため、トランジスタ153が導通せず、点Aの電圧Vaは低下しないので、パワー半導体素子11は遮断しない。
この場合、設定以上まで温度が上がって、温度検出素子151の端子間電圧の減少による電位Vcの上昇がトランジスタ153のしきい値を超えて初めて過熱保護動作が行われる。
例えば、仮に入力電圧が5V程度で過熱温度保護値が140℃とすると、入力電圧が3V程度と低くなった場合、上記の理由から、基板温度は200℃にも達し、半導体の保証接合温度150℃を超え、著しく信頼性が損なわれると考えられる。
一方、ツェナー電圧を入力電圧範囲の下限に合せて設定した場合、上記した問題は起こらない。
しかし、ツェナー電圧を低下させるためには、PN接合の電界強度を高める必要がある。具体的には、基板に注入されるN型不純物およびP型不純物の濃度を濃くする必要があるが、例えば、1V〜2V程度のツェナー電圧を有するツェナーダイオードを作ろうとすると、各不純物の濃度が濃くなりすぎて、製造が非常に困難である。特に、パワー半導体素子を作る拡散条件で、同時にこのようなダイオードを作ることは不可能である。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、広い入力電圧範囲で過熱保護を一定温度値でかけるようにして充分な信頼性を得ることができる半導体装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の半導体装置は、制御端子を有し半導体基板上に形成されたパワー半導体素子と、パワー半導体素子の制御端子と接地端子との間に設けられ、かつ半導体基板上に形成された過熱保護回路とを備えている。
過熱保護回路は、パワー半導体素子を駆動する駆動信号が入力される駆動信号入力端子と、駆動信号入力端子とパワー半導体素子の制御端子との間に接続された第1の抵抗と、駆動信号入力端子に一端が接続された第2の抵抗と、第2の抵抗の他端に接続された高電位側端子を有し半導体基板の温度の変化に応じて端子間電圧を変化させる温度検出用半導体素子と、温度検出用半導体素子の低電位側端子と接地端子との間に接続された第3の抵抗と、温度検出用半導体素子の低電位側端子に接続された制御端子を有しパワー半導体素子の制御端子と接地端子とにそれぞれ接続された接続された2つの主端子を有するスイッチング用半導体素子と、第2の抵抗の他端に接続された高電位側端子を有するとともに接地端子に接続された低電位側端子を有し、温度検出用半導体素子の高電位側端子と接地端子との間の電圧をほぼ一定電圧に保つクランプ用半導体素子と、クランプ用半導体素子の高電位側端子への電流の流入量をほぼ一定に保つ電流安定化回路を備えている。
ここで、電流安定化回路は、クランプ用半導体素子の高電位側端子にドレインが接続された電流バイパス用トランジスタと、電流バイパス用トランジスタのソースと接地端子との間に接続された第4の抵抗と、駆動信号入力端子と電流バイパス用トランジスタのゲートとの間に接続された第5の抵抗と、電流バイパス用トランジスタのゲートと接地端子との間に接続された第6の抵抗とからなる。
本発明の他の半導体装置は、電流安定化回路の構成が上記本発明の半導体装置とは異なる。すなわち、電流安定化回路は、クランプ用半導体素子の高電位側端子にドレインが接続され接地端子にソースが接続され、カレントミラーの出力側素子となる電流バイパス用トランジスタと、駆動信号入力端子に一端が接続された第4の抵抗と、第4の抵抗の他端と電流バイパス用トランジスタのゲートとにドレインおよびゲートが接続され接地端子にソースが接続され、カレントミラーの入力側素子となるパイパス電流調整用トランジスタとからなる。
上記本発明の他の半導体装置においては、第4の抵抗と電流バイパス用トランジスタとの間に挿入接続された電圧調整用トランジスタを備え、このトランジスタのドレインおよびゲートを第4の抵抗の他端に接続し、ソースを電流バイパス用トランジスタのゲートに接続した構成でもよい。
また、上記本発明の他の半導体装置においては、第4の抵抗と電流バイパス用トランジスタとの間に挿入して第4の抵抗の他端にドレインを接続し、電流バイパス用トランジスタのゲートにソースを接続した電圧調整用トランジスタと、駆動信号入力端子と電圧調整用トランジスタのゲートとの間に接続された第5の抵抗と、電圧調整用トランジスタのゲートと接地端子との間に接続された第6の抵抗とをさらに備える構成でもよい。
また、本発明のさらに他の半導体装置は、上記の本発明の半導体装置または本発明の他の半導体装置の構成において、パワー半導体素子を通して負荷へ電力供給する電源と、パワー半導体素子を駆動する駆動回路とをさらに備え、過熱保護回路の駆動信号入力端子に駆動回路からパワー半導体素子を駆動する駆動信号を入力する構成である。
上記本発明のさらに他の半導体装置の構成においては、駆動回路はマイクロコンピュータあるいはLSIで構成されていることが好ましい。
上記過熱保護回路は、スイッチング用半導体素子がオンすることにより、パワー半導体素子の制御端子の電位を下げてパワー半導体素子の動作を停止させるようにすることが好ましい。
また、上記のクランプ用半導体素子はドレインとゲートとを共通に接続したMOSFETで構成することが好ましい。また、パワー半導体素子もMOSFETで構成することが好ましい。
本発明に係る半導体装置にあっては、パワー半導体素子が形成される半導体基板上に、低入力電圧から高入力電圧まで一定に動作する過電流保護回路を設けることにより、半導体素子への入力電圧が3V以下程度と低くなった場合も一定な過熱温度保護値で、パワー半導体素子に流れる電流が遮断制御されるため、低電圧で動作するシステムLSIやマイクロコンピュータで駆動可能になり、従来のように5V程度の高入力電圧で駆動する事も、広い範囲の多品種のシステムLSIやマイクロコンピュータを用いて3V以下で駆動させることも可能となる。また、入力電圧の変動に対して、一定の過熱温度保護値でパワー半導体素子が保護されることとなり、信頼性が向上されるものである。
したがって、広い入力電圧範囲で過熱保護を一定温度値でかけるようにして充分な信頼性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のパワー用半導体装置の構成を示す回路構成図である。このパワー用半導体装置は、縦型パワーMOSFETによって構成されるパワー半導体素子2を用いて、電圧Vddを有する電源8から負荷7へ供給される電力を制御するものである。パワー半導体素子2を保護するために、パワー半導体素子2が形成された同一の半導体基板1に、過熱保護回路9Aが形成されている。
過熱保護回路9Aには、駆動回路(図示せず)が接続される駆動信号入力端子INとパワー半導体素子2のゲートとの間に接続された抵抗R1と、駆動信号入力端子INに一端が接続された抵抗R2と、抵抗R2と直列に接続されたトランジスタ4とが含まれている。
トランジスタ4は、ドレインとゲートが互いに接続されて抵抗R2の他端に接続され、ソースが接地されている。トランジスタ4のドレインと接地点との間の電圧は、広い温度範囲でほぼ一定となるような電圧特性を有する。この電圧は、図1に示した点Bの電位Vbに相当し、以下、電位Vbということとする。
特開昭63−229757号公報等では、トランジスタ4の代わりにツェナーダイオードを配して一定電圧を発生させるようにしている。ところが、パワー半導体素子2を作る拡散条件では、半導体基板1に注入されるN形不純物およびP形不純物の濃度が濃くなりすぎて、2V程度の定電圧を発生するツェナーダイオードとパワー半導体素子2とを半導体基板1上に同時には作ることはできない。
本実施の形態では、入力電圧が3V以下の低い電圧値である状態から動作させるため、ツェナーダイオードの代わりにトランジスタ4を形成して、電位Vbが約1〜2V程度の低電圧となるように設定している。
また、抵抗R2の他端は、複数のポリシリコンダイオードの直列回路からなる温度検出素子6の一端(アノード)とも接続されており、この温度検出素子6の他端(カソード)は抵抗R3を介して接地されている。
ここで、トランジスタ4の両端子間の電圧と温度検出素子6の端子間電圧の温度係数の一例について説明する。トランジスタ4の両端子間の電圧は、25℃で2.089V、125℃で2.068Vであり、温度係数は−21mV/100℃である。また、温度検出素子6の端子間電圧は、25℃で2.24V、125℃で1.64Vであり、温度係数は−600mV/100℃である。両者の温度係数は約30倍程度の差がある。トランジスタ4の端子間電圧の温度係数はさらに小さい方が好ましい。
さらに、過熱保護回路9Aには、トランジスタ3が設けられている。このトランジスタ3は、ドレインおよびソースがそれぞれパワー半導体素子2のゲートおよび接地点と接続され、ゲートが温度検出素子6と抵抗R3との接続点Cに接続されている。ここで、点Cの電位Vcは、半導体基板1の温度が予め設定した過熱温度保護値に達したときに、トランジスタ3のスレシュホールド電圧を超えるように設定されている。
上記した構成において、パワー半導体素子2に大きな電流が流れ半導体基板1が発熱し、半導体基板1の温度が上昇すると、温度検出素子6を構成するポリシリコンダイオードの禁制帯幅が狭まることにより温度検出素子6の端子間電圧は小さくなる。
一方、温度検出素子6の高電位側端子と接地点との間の電圧は、温度検出素子6および抵抗3の直列回路と並列に接続されたトランジスタ4によって、半導体基板1の温度変化にかかわらずほぼ一定に保たれている。その結果、温度検出素子6の端子間電圧が小さくなるにつれて、点Cの電位Vcは上昇する。そして、半導体基板1の温度が予め設定した過熱温度保護値に達したときに、上記の電位Vcがトランジスタ3のスレシュホールド電圧を超えると、トランジスタ3が導通して、図1に示した点Aは接地されることとなり、その電位Vaは0Vとなる。
この場合、点Aの電位Vaは、パワー半導体素子2のゲート電位と同じであるから、パワー半導体素子2はオフ状態となり、熱破壊から保護される。トランジスタ3は温度検出素子6の出力を受けてパワー半導体素子2のオンオフを行うスイッチの役割を果たしている。
本実施の形態では、さらに駆動信号入力端子INに加わる電圧が約3Vから6Vの広い範囲に変化しても同一の過熱保護温度で保護動作を働かせるために、過熱保護回路9Aには、駆動信号入力端子INに加わる電圧が変化してもトランジスタ4に流れる電流をほぼ一定に保つための回路が組み込まれている。その理由は、この回路がないと、駆動信号入力端子INに加わる電圧が変化したときに、それに伴ってトランジスタ4に流れる電流が変化し、それによってトランジスタ4の端子間電圧が変化し、パワー半導体素子2をカットオフさせる過熱保護温度が変化するからである。
トランジスタ4に流れる電流をほぼ一定に保つための回路は、具体的には、駆動信号入力端子INと接地点との間に接続された抵抗R5および抵抗R6の直列回路と、抵抗R5および抵抗R6の接続点にゲートが接続されたトランジスタ5とで構成されている。トランジスタ5は、ソースが抵抗R4を介して接地され、ドレインが抵抗R2、トランジスタ4、温度検出素子6と接続されている。
本実施の形態における過熱保護回路9Aの動作を図2を用いて説明する。
駆動信号入力端子INへの入力電圧が低電圧(仮に3Vとする)の場合に、抵抗R5,R6の接続点の電圧がトランジスタ5のスレシュホールド電圧以下となってトランジスタ5が動作しないように、抵抗R5、R6の抵抗値が設定されている。
駆動信号入力端子INの入力電圧が低電圧(仮に3Vとする)の場合に、トランジスタ5がオフであるので、図1からわかるように、抵抗R2を流れる電流I1は、トランジスタ4を流れる電流I3と同じとなり、点Bの電位Vbは、電流I3で決まるトランジスタ4のドレイン−ソース間電圧と同じである。
この状態で、パワー半導体素子2に大きな電流が流れて半導体基板1が発熱し、上記したように半導体基板1の温度が上昇すると、それが温度検出素子6で検出されて、点Cの電位Vcが上昇する。半導体基板1の温度が過熱温度保護値に達し、この電位Vcがトランジスタ3のスレシュホールド電圧を超えると、トランジスタ3が導通し、パワー半導体素子2のゲートが接地され、パワー半導体素子2はオフ状態となる。その結果、パワー半導体素子2が熱破壊から保護される。
次に、駆動信号入力端子INの電圧が上昇(仮に5Vとする)した場合を考える。
抵抗R2を流れる電流I1は駆動信号入力端子INへの入力電圧に応じて増加する。その結果、トランジスタ4に流れる電流も増加して、点Bの電位Vbが、図2において記号Vb(点線)で示すように上昇しようと働く。ところが、駆動信号入力端子INの電圧の上昇によりトランジスタ5のゲート電圧も上昇するため、これがトランジスタ5のスレシュホールド電圧以上となるとトランジスタ5はオンし、図2に示すように、トランジスタ5に電流I2が流れ始める。この電流I2は、トランジスタ5のソース電位(点Dの電位Vd)と抵抗R4で決まる。
この電流I2が流れることが、図2に示すように、トランジスタ4に流れる電流I3をほぼ一定にするように働く。このため、駆動信号入力端子INの電圧が上昇しても、電位Vbは図2で示した記号Vb(実線)のように、駆動信号入力端子INの電圧の変化にかかわらず、ほぼ一定の電位が維持される。
上記のように、電位Vbが一定であれば、温度検出素子6の端子間電圧変動量と点Cの電位Vcの変動量とは、駆動信号入力端子INの電圧が低電圧の場合と同じ状態に保たれるから、温度変化に対する温度検出素子6の感度ひいてはトランジスタ3のゲート電位変動感度は変わらない。したがって、駆動信号入力端子INの電圧の変化にかかわらず、パワー半導体素子2は同じ過熱温度保護値で熱破壊から保護される。
一般には、入力電流を少なくするため、温度検出素子6に接続される抵抗R3は例えば1MΩ程度の高抵抗とするため、トランジスタ3がオンする場合に抵抗R3に流れる電流は、トランジスタ3のスレシュホールド電圧を仮に1Vとした場合に1V/1MΩ=1μAとなり、電流I1に対して十分無視できるほど小さい。よって、抵抗R3を流れる電流は電位Vbの変動にほとんど影響を与えない。
本実施の形態によれば、上記した構成の過熱保護回路を設けることにより、半導体素子への入力電圧が3V以下程度と低くなった場合でも過熱温度保護値を一定に保つことができ、パワー半導体素子を熱破壊から保護できる。そのため、低電圧で動作するシステムLSIやマイコンでパワー半導体素子を駆動できる。このことにより、本実施の形態の半導体装置の消費電力を削減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、従来の高入力電圧で駆動する駆動回路も使用可能であるから、駆動回路の種類によらず、一つの装置で対応できる。
また、駆動回路の異常などで、入力電圧が変動した場合にも、一定の過熱温度保護値でパワー半導体素子は保護される。そのため、半導体装置の信頼性が大幅に向上する。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2のパワー用半導体装置の構成を示す回路構成図である。
この実施の形態2は、図1の過熱保護回路9Aに代えて、過熱保護回路9Bを用いたものである。この過熱保護回路9Bは、過熱保護回路9Aと同様に、駆動信号入力端子INへの入力電圧が3V以下の電圧から5V以上の電圧まで、例えば1Vから6Vまでの広い範囲で一定の過熱温度保護動作を行うために、トランジスタ4に流れる電流をほぼ一定にするものである。
この過熱保護回路9Bは、過熱保護回路9Aとは回路構成が一部異なる。すなわち、この過熱保護回路9Bでは、駆動信号入力端子INに抵抗RAの一端が接続され、抵抗RAの他端にトランジスタQAのドレインおよびゲートが接続され、トランジスタQAのソースが接地点に接続されている。また、トランジスタ5のドレインが抵抗R2の他端とトランジスタ4のドレインおよびゲートと温度検出素子6の高電位側端子とに接続され、トランジスタ5のゲートがトランジスタQAのドレインおよびゲートと接続され、トランジスタ5のソースが接地されている。そして、トランジスタQAとトランジスタ5とがカレントミラーを構成している。その他の構成は図1の過熱保護回路9Aと同様である。
この過熱保護回路9Bは、駆動信号入力端子INへの入力電圧が低電圧の場合に、駆動信号入力端子INへの入力電圧がトランジスタ5のスレシュホールド電圧以下となってトランジスタ5が働かないようにしている。
トランジスタ5のスレシュホールド電圧は、入力電圧の下限に応じて決められる。例えば、入力電圧範囲の下限が1Vであれば、トランジスタ5のスレシュホールド電圧もまた1V程度に設定される。
低電圧(仮に1Vとする)の場合に、トランジスタ5がオフであるので、図3からわかるように、抵抗R2を流れる電流I1は、トランジスタ4を流れる電流I3と同じとなり、点Bの電位Vbは、電流I3で決まるトランジスタ4のドレイン−ソース間電圧と同じである。
この状態で、パワー半導体素子2に大きな電流が流れて半導体基板1が発熱し、半導体基板1の温度が上昇すると、それが温度検出素子6で検出されて、点Cの電位Vcが上昇する。半導体基板1の温度が過熱温度保護値に達し、この電位Vcがトランジスタ3のスレシュホールド電圧を超えると、トランジスタ3が導通し、パワー半導体素子2のゲートが接地され、パワー半導体素子2はオフ状態となる。その結果、パワー半導体素子2が熱破壊から保護される。
次に、駆動信号入力端子INの電圧が上昇(仮に5Vとする)した場合を考える。
抵抗R2を流れる電流I1は駆動信号入力端子INへの入力電圧に応じて増加する。その結果、トランジスタ4に流れる電流も増加して、点Bの電圧Vbが、図2において記号Vb(点線)で示すように上昇しようと働く。ところが、駆動信号入力端子INの電圧の上昇によりトランジスタ5およびこれとゲートが共通のトランジスタQAにおいて、ゲート電位がスレシュホールド電位を超えて上昇し、トランジスタ5およびトランジスタQAがオンして、カレントミラーに電流が流れ始める。このとき、トランジスタQAには抵抗RAの抵抗値に応じた電流が流れる。その結果、ゲートがトランジスタQAと共通のトランジスタ5には、トランジスタQAとのミラー比で決まる電流がトランジスタ5のドレイン電流I2として流れる。
この電流I2が流れることが、図2に示すように、トランジスタ4に流れる電流I3をほぼ一定にするように働く。このため、駆動信号入力端子INの電圧が上昇しても、電位Vbは図2で示した記号Vb(実線)のように駆動信号入力端子INの電圧の変化に対して、ほぼ一定の電位になる。
上記のように、電位Vbが一定であれば、温度検出素子6の端子間電圧変動量と点Cの電位Vcの変動量とは、駆動信号入力端子INの電圧が低電圧の場合と同じ状態に保たれるから、温度変化に対する温度検出素子6の感度ひいてはトランジスタ3のゲート電位変動感度は変わらない。したがって、駆動信号入力端子INの電圧の変化にかかわらず、パワー半導体素子2は同じ過熱温度保護値で熱破壊から保護される。その他の点については、過熱保護回路9Aと同様である。
この構成によれば、本発明の実施の形態1と同様の効果がある。
さらに、本実施の形態によれば、次のような利点がある。
実施の形態1において、入力電圧が高電圧から低電圧にステップ状に変化した場合等、トランジスタ5のゲートには、その電圧変化に直接対応して信号が入力されるため、非導通状態から導通状態へと急激に遷移する。その結果、電位Vbも急激に変動し、電位が安定するまでの間、過熱保護動作が不安定になる場合がある。
一方、本実施の形態によれば、入力電圧が急激に変化した場合に、トランジスタQAおよびトランジスタ5がオンし始めるが、このとき各トランジスタQA,5のゲートに入力される信号としては抵抗RAによる電圧降下分だけ減少した値が入力される。よって、点Bの電位Vbは実施の形態1の場合と比べて、緩やかに変化し、過熱保護動作の安定度が向上する。
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3のパワー用半導体装置の構成を示す回路構成図である。
この実施の形態3は、図3の過熱保護回路9Bに代えて、過熱保護回路9Cを用いたものである。この過熱保護回路9Cは、図3のトランジスタQAと抵抗RAとの間にゲートとドレインを共通接続したトランジスタQBを接続し、駆動信号入力端子INへの入力電圧がトランジスタ5のスレシュホールド電圧とトランジスタQBのスレシュホールド電圧との和以下では、トランジスタ5が働かないようにして、過熱保護温度一定制御の働く入力電圧を図3の実施の形態より高くすることができるものである。
この構成によれば、本発明の実施の形態1および実施の形態2と同様の効果がある。
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4のパワー用半導体装置の構成を示す回路構成図である。
この実施の形態4は、図3の過熱保護回路9Bに代えて、過熱保護回路9Dを用いたものである。この過熱保護回路9Dは、図3のトランジスタQAと抵抗RAとの間にトランジスタQBを接続し、駆動信号入力端子INと接地点との間に抵抗RB、RCの直列回路を接続し、抵抗RB、RCの接続点にトランジスタQBのゲートを接続し、駆動信号入力端子INへの入力電圧を抵抗RB、抵抗RCで分圧した電圧がトランジスタ5のスレシュホールド電圧とトランジスタQBのスレシュホールド電圧との和以下では、トランジスタ5が働かないようにして、過熱保護温度一定制御の働く入力電圧が図3および図4の各実施の形態より高くすることができるものである。
この構成によれば、本発明の実施の形態1および実施の形態2と同様の効果がある。
なお、本実施の形態では、パワー半導体素子2、トランジスタ3、4、5をそれぞれNチャンネルのMOSFETで構成したが、PチャンネルMOSFETで構成するようにしても同様に実施できる。
パワー半導体素子2については、N型シリコン基板をドレイン電極とする高耐圧NチャネルDMOSFETであっても、P型シリコン基板をドレイン電極とする高耐圧PチャネルDMOSFETであってもよい。
また、パワー半導体素子2はバイポーラトランジスタであってもよい。
また、負荷や電源の種類や駆動信号入力端子INに接続される駆動回路については特に限定しない。
本発明にかかる半導体装置は、パワー半導体素子を備えた半導体装置として、素子の過熱保護が必要な場合に特に有用である。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置を説明するための回路構成図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置における過熱保護回路の特性図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置を説明するための回路構成図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置を説明するための回路構成図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置を説明するための回路構成図である。 先行技術に係る半導体装置を説明するための回路構成図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 パワー半導体素子
3、4、5 トランジスタ
6 温度検出素子
7 負荷
8 電源
9 過熱保護回路

Claims (8)

  1. 制御端子を有し半導体基板上に形成されたパワー半導体素子と、前記パワー半導体素子の制御端子と接地端子との間に設けられ、かつ前記半導体基板上に形成された過熱保護回路とを備えた半導体装置であって、
    前記過熱保護回路は、前記パワー半導体素子を駆動する駆動信号が入力される駆動信号入力端子と、前記駆動信号入力端子と前記パワー半導体素子の制御端子との間に接続された第1の抵抗と、前記駆動信号入力端子に一端が接続された第2の抵抗と、前記第2の抵抗の他端に接続された高電位側端子を有し前記半導体基板の温度の変化に応じて端子間電圧を変化させる温度検出用半導体素子と、前記温度検出用半導体素子の低電位側端子と前記接地端子との間に接続された第3の抵抗と、前記温度検出用半導体素子の低電位側端子に接続された制御端子を有し前記パワー半導体素子の制御端子と前記接地端子とにそれぞれ接続された2つの主端子を有するスイッチング用半導体素子と、前記第2の抵抗の他端に接続された高電位側端子を有するとともに前記接地端子に接続された低電位側端子を有し、前記温度検出用半導体素子の高電位側端子と前記接地端子との間の電圧をほぼ一定電圧に保つクランプ用半導体素子と、前記クランプ用半導体素子の高電位側端子への電流の流入量をほぼ一定に保つ電流安定化回路を備えた半導体装置において、
    前記電流安定化回路は、前記クランプ用半導体素子の高電位側端子にドレインが接続された電流バイパス用トランジスタと、前記電流バイパス用トランジスタのソースと前記接地端子との間に接続された第4の抵抗と、前記駆動信号入力端子と前記電流バイパス用トランジスタのゲートとの間に接続された第5の抵抗と、前記電流バイパス用トランジスタのゲートと前記接地端子との間に接続された第6の抵抗とからなる半導体装置。
  2. 制御端子を有し半導体基板上に形成されたパワー半導体素子と、前記パワー半導体素子の制御端子と接地端子との間に設けられ、かつ前記半導体基板上に形成された過熱保護回路とを備えた半導体装置であって、
    前記過熱保護回路は、前記パワー半導体素子を駆動する駆動信号が入力される駆動信号入力端子と、前記駆動信号入力端子と前記パワー半導体素子の制御端子との間に接続された第1の抵抗と、前記駆動信号入力端子に一端が接続された第2の抵抗と、前記第2の抵抗の他端に接続された高電位側端子を有し前記半導体基板の温度の変化に応じて端子間電圧を変化させる温度検出用半導体素子と、前記温度検出用半導体素子の低電位側端子と前記接地端子との間に接続された第3の抵抗と、前記温度検出用半導体素子の低電位側端子に接続された制御端子を有し前記パワー半導体素子の制御端子と前記接地端子とにそれぞれ接続された2つの主端子を有するスイッチング用半導体素子と、前記第2の抵抗の他端に接続された高電位側端子を有するとともに前記接地端子に接続された低電位側端子を有し、前記温度検出用半導体素子の高電位側端子と前記接地端子との間の電圧をほぼ一定電圧に保つクランプ用半導体素子と、前記クランプ用半導体素子の高電位側端子への電流の流入量をほぼ一定に保つ電流安定化回路を備えた半導体装置において、
    前記電流安定化回路は、前記クランプ用半導体素子の高電位側端子にドレインが接続され前記接地端子にソースが接続され、カレントミラーの出力側素子となる電流バイパス用トランジスタと、前記駆動信号入力端子に一端が接続された第4の抵抗と、前記第4の抵抗の他端と前記電流バイパス用トランジスタのゲートとにドレインおよびゲートが接続され前記接地端子にソースが接続され、前記カレントミラーの入力側素子となるパイパス電流調整用トランジスタとからなる半導体装置。
  3. 前記電流安定化回路が、前記第4の抵抗と前記電流バイパス用トランジスタとの間に挿入接続された電圧調整用トランジスタを備え、このトランジスタのドレインおよびゲートを前記第4の抵抗の他端に接続し、ソースを前記電流バイパス用トランジスタのゲートに接続したことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記電流安定化回路が、前記第4の抵抗と前記電流バイパス用トランジスタとの間に挿入して前記第4の抵抗の他端にドレインを接続し、前記電流バイパス用トランジスタのゲートにソースを接続した電圧調整用トランジスタと、前記駆動信号入力端子と前記電圧調整用トランジスタのゲートとの間に接続された第5の抵抗と、前記電圧調整用トランジスタのゲートと前記接地端子との間に接続された第6の抵抗とをさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. 前記パワー半導体素子を通して負荷へ電力供給する電源と、前記パワー半導体素子を駆動する駆動回路とをさらに備え、
    前記過熱保護回路の前記駆動信号入力端子に前記駆動回路から前記パワー半導体素子を駆動する駆動信号を入力することを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれか1項記載の半導体装置。
  6. 前記駆動回路はマイクロコンピュータあるいはLSIで構成されている請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記スイッチング用半導体素子がオンすることにより、前記パワー半導体素子の制御端子の電位を下げて前記パワー半導体素子の動作を停止させる請求項1又は5記載の半導体装置。
  8. 前記クランプ用半導体素子はドレインとゲートとを共通に接続したトランジスタからなる請求項1又は5に記載の半導体装置
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