JP2003218675A - 半導体素子の駆動装置ならびにそれを用いた電力変換装置 - Google Patents

半導体素子の駆動装置ならびにそれを用いた電力変換装置

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JP2003218675A JP2002012285A JP2002012285A JP2003218675A JP 2003218675 A JP2003218675 A JP 2003218675A JP 2002012285 A JP2002012285 A JP 2002012285A JP 2002012285 A JP2002012285 A JP 2002012285A JP 2003218675 A JP2003218675 A JP 2003218675A
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将弘 岩村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体素子が導通,遮断する過渡期に発生する
過電圧を小型の素子により低損失かつ高精度に抑制可能
で、集積回路化が可能な半導体素子の駆動装置ならびに
それを用いた小型で低損失の電力変換装置を提供する。 【解決手段】半導体素子の駆動装置に、電圧サージ抑制
時に、制御端子に流れる電流を制限する要素と、主半導
体素子の遮断時に制御端子の電圧を放電する回路に流れ
る電流を制限する要素と、前記電流により駆動回路内で
発生する損失を低減する要素を設ける。さらに前記の駆
動装置で高精度に過電圧を抑制し、駆動される主半導体
装置の耐電圧を最適化して電力変換装置の損失を低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の駆動
装置とそれを用いた電力変換装置とに係わり、特に半導
体素子が導通,遮断する過渡期に発生する過電圧サージ
を小型の素子により低損失かつ高精度に抑制でき、集積
回路化が可能な半導体素子の駆動装置とそれを用いた電
力変換装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】電池を電源とし誘導負荷を使用する電力
変換装置の駆動装置が、特開2001−217697号
公報に記載している。この従来技術の駆動回路では、主
電流を通流或いは遮断(以下スイッチングと呼ぶ)する
パワー半導体素子の駆動装置が、制御電圧に応じて第1
の抵抗を変化させる第1の抵抗可変手段と、第1及び第
2端子間の電圧に応じて第2の抵抗を変化させる第2の
抵抗可変手段とを備え、制御電源の電圧或いは第1及び
第2端子間の電圧のいずれか一方を第1の抵抗と第2の
抵抗で分圧すると共に、分圧した電圧を主電流の通流或
いは遮断時に制御ゲート端子に印加して、電流下降期間
に生じるサージ電圧を安定に抑制低減している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術には、サ
ージ電圧を抑制する駆動回路をいくつか開示している
が、そのいずれの回路も回路を構成する素子の損失や、
素子自体のサイズが大きく集積化は困難である。例えば
前記特開2001−217697号公報に記載の実施例
である図13では、主電流の遮断時に第1の抵抗可変手
段に相当する直列接続したR2,M4,M2の直列抵抗
が大きくなり、ツェナーダイオードの損失が減少すると
している。しかし大きな主電流を制御する場合、半導体
素子Q1に入力容量Cissの大きな素子を使用するた
め、この可変抵抗では電流を制限できない。この理由を
図14を用いて説明する。
【0004】図14に示すように、サージ電圧を抑制す
る動作は、サージ電圧の上昇時にツェナーダイオードZ
D2が降伏しツェナー電流Izが流れることで、制御電
圧Vgsが上昇し主素子の抵抗を下げるので、半導体素
子Q1に流れる電流を増加させ、サージ電圧を発生させ
る寄生インダクタンスLsに蓄えられたエネルギーを主
半導体素子Q1で吸収することによる。このためサージ
電圧の抑制時には制御電圧Vgsが上昇し、主半導体素
子の入力容量を通してIgc=Ciss×dVgs/d
tの貫通電流が流れる。この電流はサージ電圧抑制を高
精度に実施するため、高速にVgsを上昇させればさせ
るほど増加する。また電力変換装置の損失を下げるた
め、低いオン抵抗の主半導体素子を使用する場合も、入
力容量Cissが増加するために同様にIgcが増加す
る。このIgcが増加すれば当然ゲート電圧を上昇させ
るために必要なIzも増加する。さらに、ツェナーダイ
オードZD2の降伏電圧Vzは主電源電圧VBより高く
設定されるため、ZD2で瞬間的に発生する電力Vz×
Izが非常に大きくなる。前記従来技術では、実際の装
置を作製するにはツェナーダイオードで数Wもの大きな
損失が発生するため、許容熱損失が大きな大型の素子を
使用する必要がある。
【0005】また、図13のMOSFET M4,M2
は主電流遮断時の制御端子T2をT3に短絡し、制御端
子の電圧を放電するスイッチとして機能する。しかし、
直列に接続しているMOSFET M4,M2の放電時
の抵抗を低くする必要があるので、MOSFET M
4,M2の素子サイズが大きくなる。なお、この従来技
術では素子サイズを小さくする別の回路構成も開示して
いるが、依然として素子サイズや損失が大きい。このよ
うに前記従来技術では損失や素子サイズが大きいため、
駆動回路の集積化が困難である。
【0006】さらに、前記従来技術では、制御電圧に応
じて第1の抵抗を変化させる第1の抵抗可変手段を用い
ている。通常、主半導体素子は、しきい電圧値のばらつ
きや温度変動があるため、制御電圧に応じて前記第1の
抵抗を変化させると主半導体素子の高精度な制御が不可
能であり、安定してサージ電圧を低減することが困難で
ある。
【0007】本発明の目的は、半導体素子が導通,遮断
する過渡期に発生する過電圧を小型の素子により低い損
失かつ高い精度で抑制でき、集積回路化が容易な電力半
導体素子の駆動装置ならびにそれを用いた小型で低い損
失の電力変換装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体素子の駆動装置は、電圧サージ抑制
時に、制御端子に流れる電流を制限する要素と、主半導
体素子の遮断時に制御端子の電圧を放電する回路に流れ
る電流を制限する要素と、前記電流により駆動回路内で
発生する損失を低減する要素を設ける。さらに前記の駆
動装置で高精度に過電圧を抑制し、駆動される主半導体
装置の耐電圧を最適化して電力変換装置の損失を低減す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を用い
て詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の回路
エレメント、同部分は同一の番号,符号で表記する。
【0010】(実施例1)図1に、本実施例の半導体素
子の駆動装置を備えた電力変換装置を示す。図1で、符
号1は制御用ゲート端子Gを持つnチャネルMOSFE
T M1、2は主回路の電源VB、3はインダクタンス
L、4はサージ電圧の抑制時にMOSFETM1のゲート電極
に流れる電流を制限する要素A、5は主半導体素子であ
るMOSFET M1の遮断時に制御端子の電圧を放電
する回路に流れる電流を制限する要素F、6はMOSF
ET M1のドレインー端子Dの過電圧サージを検知し
た場合に電流を流し、過電圧を抑制する機能を持つ電流
源Bである。ここで電流源Bは前記電流により駆動回路
内で発生する損失を低減する要素を備えている。符号7
は主半導体素子の駆動回路の主電流の遮断ならびにサー
ジ電圧の抑制に係わる駆動回路を示す。符号8はスイッ
チ手段であり、MOSFET M1を導通状態(オン)
から遮断状態(オフ)に遷移させる場合に、スイッチが
オンし、制御電極Gの電圧を放電させてMOSFET
M1をオフにする。
【0011】次に図1の回路の動作を説明する。スイッ
チ手段8がオンし、MOSFETM1がオンからオフ状
態に遷移するとき(以下ターンオフと呼ぶ)、インダク
タンスLに蓄えられたエネルギーによりL×dId/d
tの過電圧サージがドレイン端子Dに発生する。この過
電圧を電流源Bが検知し要素A及び要素Fに電流を注入
すると、ゲート端子Gの電圧Vgsが上昇しMOSFE
T M1がオンする。これにより、MOSFET M1
の抵抗が下がり主電流が流れて過電圧サージが抑制され
る。以下これをクランプ動作と呼ぶ。このとき要素A及
び要素Fにより、過電圧を抑制する際に駆動回路7内で
流れる電流が非常に小さな値に制限される。またクラン
プ動作時に電流が駆動回路から流れ出る経路がないため
に、駆動回路内の損失が非常に少なくなる。さらに電源
Bが備えている駆動回路内の損失を低減する要素の働き
により、同一の電流であっても駆動回路内で発生する損
失がさらに低減される。
【0012】以上のように本実施例によれば、過電圧サ
ージを抑制する機能を低い損失で実現できるので、駆動
回路を容易に集積化できる。
【0013】(実施例2)図2に本実施例の各要素の具
体的な構成を示す。図2において、符号10は制御端子
Gへ接続した抵抗R1、11は可変抵抗R2であって、
入力信号もしくは、ドレイン−ソース間電圧Vdsに応
じて抵抗値が変化する。符号12はゲート電圧の放電回
路として機能する可変抵抗手段であり、13は主電源V
Bより低い電圧VDCの電源14に接続した電流源であ
り、サージ電圧発生時のドレイン−ソース間電圧Vds
が所定のクランプ電圧Vclamp以下になるように電
流を流す。符号15は入力信号で主半導体素子を導通
(オン)させるスイッチで、16の電源VBGに接続し
ている。なおVDCとVBGとは同じ電源であっても良
い。
【0014】本実施例の基本動作は実施例1と同じであ
るが、以下の点が異なる。クランプ動作時のゲート電極
Gに流れる突入電流Igc=dVgs/dtを制限する
要素Aとして抵抗R1を用いている。この抵抗R1はM
OSFET M1のターンオフの速度調整用のゲート抵
抗としても機能する。また、本実施例では実施例1の要
素Fの代わりに、入力信号もしくは、ドレイン−ソース
間電圧Vdsに応じて抵抗値が変化する機能を持つ回路
を用いている。要素Fは駆動回路のグランド電極に相当
するM1のソース電極に接続しているため、グランドに
流れる電流を制限し、駆動回路の損失を低減するには比
較的大きな抵抗が必要となる。しかし、要素Fに固定抵
抗を用いると、ターンオフ時のゲート電圧の減衰が遅く
なり、スイッチング時間が許容範囲を超えてスイッチン
グの損失の増加や、波形の歪などの電力変換機の制御精
度が劣化する。
【0015】このため本実施例では抵抗R2をスイッチ
ング開始時は低抵抗であるが、クランプ動作により駆動
回路の損失が発生する時点で高抵抗に切換わるよう制御
し、スイッチング時間の不必要な増加を避けている。ま
た、抵抗R2の値の切換えを入力信号もしくは、ドレイ
ン−ソース間電圧Vds値で判定しているため、スイッ
チングによるサージの発生開始時期を正確に判定でき
る。このためより高い精度で駆動回路の損失を低減でき
る。さらに、クランプ動作時には抵抗R2の値が高抵抗
となるので、より多くの電流が抵抗R1を通じてゲート
電極に流れ込むため、ゲート電圧Vgsの上昇が早くな
り、クランプ動作速度が向上する。このためより高速な
サージ電圧に対しても高い精度で過電圧を抑制できる。
【0016】なお、本実施例で要素Aに抵抗R1を用い
ている理由は、過渡的なIgc=Ciss×dVgs/
dtの突入電流が防止できればよいので、抵抗R1は比
較的小さな値ですみ、必ずしも要素Fのように可変抵抗
である必要がないためである。
【0017】本実施例ではクランプ動作時にゲート電極
に電流を注入する電流源13に主電源VBより低い電圧
VDCの電源14から電流を供給しているが、これは先
の要素Bに相当する。このとき電流源13の両端の電圧
は、VDC−VR1である。そこで、クランプ動作時の
電流源13の電流が図14の従来技術のクランプ動作時
の電流IBがIzと等しいとすると、電流源13の消費
する瞬時電力は(VDC−VR1)×Izとなる。一方、
図14の従来技術ではツェナーダイオードで消費する瞬
時電力はVz×Izである。従って、本実施例では従来
技術に比べ損失が(VDC−VR1)/Vzになる。
【0018】ここで通常Vzは主電源電圧VBの数倍程
度であることと、電源電圧VDCをVBに比べ小さいこ
と、VR1は通常正の値であることから、本実施例では
従来技術の1/2〜1/10程度まで損失を低減でき
る。実際には、先に述べた要素A、要素Fの働きにより
IBはIzの1/10以下になるため、本実施例では駆
動回路のクランプ動作にかかわる損失を従来技術の1/
20〜1/100以下にでき、従来技術で発生した数W
程度の損失は、数10mW程度に低減する。従って、サ
ージ抑制に係わる駆動回路を半導体素子に容易に集積化
できる。
【0019】なお、要素Aである抵抗R1では、ゲート
駆動の電源電圧Vgb、スイッチングのキャリア周波数
をfとすると、Ciss×Vgb2×fの損失が生じる
ので、Vgbやfが大きな場合は抵抗R1を集積回路に
外付けすればよい。
【0020】(実施例3)図3に本実施例を示す。図3
(a)で符号20はツェナー型もしくはアバランシェ型
の定電圧ダイオードであり、その降伏電圧Vzは、クラ
ンプ動作時にMOSFET M1のドレイン−ソース間
電圧がクランプ電圧Vclampとなるように設定して
いる。符号21はダイオードであり、22は抵抗R3、
23は定電圧ダイオード20の電流を検知により電流を
流す電流源を示す。図3(b)は電流源23の構成例を
示し、符号24はノーマリーオフ型のnチャネルMOS
FET MB、25はnpnトランジスタQB1、26
はpnpトランジスタQB2である。ここでMOSFE
T MBのゲートはQB1とQB2とによるプッシュプ
ル構成のバッファー回路で駆動される。またQB1とQ
B2のベースは抵抗R3に接続する。
【0021】この回路は、ドレイン−ソース間電圧Vd
sの上昇により定電圧ダイオードの降伏電圧を超える電
圧が印加されると、ダイオード21を経由して抵抗R3
に電流が流れる。この電流により抵抗R3の電圧が上昇
し、バッファー回路QB1がオンする。ここで電源VD
CからQB1を経由してMBのゲートへ電流が注入さ
れ、ゲート電圧が上昇してMBがオンする。これにより
電源14からMBを経由してM1のゲート端子に電流が
注入され、クランプ動作が生じる。サージ電圧の抑制後
は、定電圧ダイオードの電流が流れなくなるため、QB
1がオフ、QB2がオンとなりMBのゲート電圧が放電
されMBもオフし電流源23の電流は遮断され、クラン
プ動作が完了する。
【0022】本実施例では、抵抗R3を設けて定電圧ダ
イオード20の電流を制限する。なお、定電圧ダイオー
ド20にはクランプ開始時にQB1を通りMBの入力容
量を流れる貫通電流が流れるが、MBの入力容量はMO
SFET M1に比べ無視できるほど小さいので、貫通
電流も非常に小さい。このため定電圧ダイオード20,
ダイオード21,抵抗R3に流れる電流は非常に少な
く、損失の発生は無視できる。
【0023】過電圧の検知手段は、ドレイン電圧を抵抗
で分圧し、その電圧値から過電圧を検知する方法がある
が、この方法では、抵抗の損失を避けるために値が大き
な抵抗を用いる必要があるので、分圧抵抗の電圧から過
電圧を判定する回路の入力インピーダンスを非常に大き
くする必要がある。そのために複雑な増幅器が必要とな
り、またその結果回路の応答遅延が大きくなりクランプ
に遅れが生じ、サージ電圧の安定した抑制が難しい。
【0024】一方、本実施例の過電圧の検知回路では電
圧検出に定電圧ダイオードの降伏電流を利用しているた
め、先の抵抗分圧方法と違い、サージのクランプ時以外
は損失が生じない。またクランプ動作時には定電圧ダイ
オードのインピーダンスが大幅に低下するため、過電圧
を判定する回路の入力インピーダンスが低くても駆動で
きる。このため図3(b)に示すように、判定回路のQ
B1,QB2,MBに入力インピーダンスが低い比較的
容量の大きな素子を使用できるため、回路の段数が少な
い簡便で高速な過電圧の判定回路が利用でき、高い精度
で安定したクランプ動作が期待できる。電流源23の回
路には、図3(b)に示す構成のほかに、ダーリントン
接続したバイポーラトランジスタや、MOSFETなど
でもよい。もちろん単体のバイポーラトランジスタや、
MOSFETなどの素子で構成してもよいが、定電圧ダ
イオードの電流のみで、電流源を構成する素子を駆動す
るためにその電流が大きくなるので、図3(b)より損
失が大きくなり、またクランプ動作の応答が遅延するの
で、M1が比較的小さな素子の場合に利用するればよ
い。
【0025】さらにクランプ電圧の設定値を高精度化し
たり、クランプ電圧の温度補償をして一層安定したクラ
ンプ動作を実現するために、定電圧ダイオード20を複
数の定電圧ダイオードに置換えたり、ダイオード21を
複数のダイオードとしたり、またそれらの組み合わせと
しても良い。もちろん定電圧ダイオード20の代わりに
同等の特性を持つ非線型素子を用いても良い。
【0026】(実施例4)図4は本実施例であり、図1
に示した電流を制限する要素Fもしくは、図2に示した
可変抵抗R2の制御方法を示す。図4のように入力信号
に遮断指令が入力されると一定の遅延時間の後、電流I
dがターンオフし、ドレイン−ソース間電圧Vdsが上
昇する。本実施例では、ドレイン−ソース間電圧Vds
を検知しその値が、主電源電圧VB以下のある一定値V
on(Io)を越えた場合に、可変抵抗R2の抵抗値を増
加する。本実施例では、サージ電圧が発生するドレイン
−ソース間電圧Vdsそのものを検知するので、ゲート
−ソース間電圧Vgsで判定する場合に問題となるM1
のしきい値や入力容量ばらつき、ゲート抵抗の変動等の
影響がないので、クランプ動作の発生以前にR2が確実
に高抵抗となるため、クランプ動作の安定性の向上やR
2,電流源23,定電圧ダイオード20,R1の損失の
確実な低減ができる。
【0027】ここで前記Von(Io)はM1が定格電流
通流時のオン電圧Vonに対し2倍以上に設定すればよ
い。これはVon(Io)がオン電圧Vonに近いと、遮
断指令からターンオフ動作の開始期間までの間にノイズ
やターンオフ開始以前の若干のドレイン−ソース間電圧
Vdsの増加により、ドレイン−ソース間電圧Vdsの
上昇開始と誤判定されてしまい、高抵抗に変化したR2
のためにターンオフ遅延時間が許容値を越えることを回
避するためである。
【0028】なお、R2の抵抗の増加後の値は増加前の
10倍〜100倍がよく、主電流のスイッチング遅延時
間や、駆動回路の許容損失により適宜調整すればよい。
また、図4ではR2の変化は1段階であるが、R2を複
数段階もしくは連続的に変化させて制御の精度を高くで
きる。図4中、入力信号が導通状態では前記実施例1〜
3のスイッチ手段8に相当する部分がオフ状態となるた
め、抵抗値は特に明記していない。
【0029】(実施例5)図5は本実施例の可変抵抗R
2の制御方法を示す。本実施例では、ドレイン−ソース
間電圧Vdsによらず、入力信号の遮断指令値からの時
間で判定するので、特にインバータ型の電力変換装置に
有効である。本実施例ではR2は遮断指令開始から、電
力変換装置の最大ターンオフ遅延時間Toff時間以降
かつ、非オーバーラップ期間Tdまでの間にR2の値を
高抵抗に変化させる。ここで非オーバーラップ期間とは
インバータの対になった主半導体スイッチング素子が共
にオフ状態になる期間である。本実施例の制御方法は主
半導体装置の直列接続したインバータの対アーム主半導
体素子が、非オーバーラップ期間後に導通状態へ変化
(以下ターンオンと言う。)して、該当の主半導体装置
のドレイン−ソース間電圧Vdsにリカバリーノイズが
発生する場合に有効である。
【0030】図8(c)を用いてリカバリー動作を説明
する。図8(c)は図3の半導体駆動装置を適用したイ
ンバータ型の電力変換装置である。図8(c)で、符号
54は該当する主半導体素子M11、53は54と対に
なる主半導体装置M12、55と7とは同じ駆動回路、
56は主回路の寄生インダクタンス、57は誘導負荷L
m、58は還流する主電流、59はターンオンする主電
流をそれぞれ示す。インバータの動作中、M12がオフ
になるとM11を通して(1)に示す主電流58が還流
する、その後M12が入力指令により再度オンする場
合、先にM11がオフし電流は図8(c)に記載したM
11の内蔵ダイオードを流れる。次に、先の非オーバー
ラップ期間Td経過後、M12がオンし、(1)の経路
から(2)の経路へとターンオンする主電流59の転流
が生じると、M12のターンオンが高速なため、内蔵ダ
イオードの電流変化が急峻となりその結果、ドレイン−
ソース間電圧VdsにLs×dI/dtのサージ電圧す
なわちダイオードリカバリーノイズが重畳する。この電
圧サージは非常に急峻なため、ドレイン−ソース間電圧
Vdsの検知による抵抗切換えだけでは追従できない場
合がある。
【0031】本実施例の場合、ダイオードリカバリーに
よる電圧サージが発生する以前にR2が高抵抗になるの
で、急峻なサージ電圧にも容易に追従でき確実なクラン
プ動作ができる。もちろん本実施例と実施例4と併用し
ても何ら問題ない。
【0032】(実施例6)図6は本実施例の可変抵抗R
2の制御方法を示す。図6(a)はR2の抵抗を変化す
るタイミングを検出する回路を示す。図6(a)で、3
0はコンデンサC1、31は抵抗R4、32は抵抗R
5、33はコンパレータ回路、34はAND型論理回
路、35はリファレンス電源Vref、36は微分回
路、37は抵抗を変化させるタイミングの判定回路であ
る。ターンオフスイッチングの波形を詳細に検討した結
果、図6(b)に示すように、ドレイン−ソース間電圧V
dsに電圧上昇が発生すると同時に、ゲート電圧Vgs
の微分dVgs/dtに大きな変動が生じることがわか
った。本実施例ではこのdVgs/dtを、ゲート電圧
Vgsを微分回路36で電圧信号VR4として検出し、こ
のVR4を判定回路37で適当なリファレンス電圧Vre
fと比較して、ドレイン−ソース間電圧Vdsのサージ
電圧発生タイミングを予測し、Voutをハイレベルに
する。このVoutの変化に対応して、R2を高抵抗に変
化させれば、図6(b)に示すようにドレイン−ソース
間電圧Vdsに過電圧サージが発生する前にR2の抵抗
切換えができる。また、リカバリー動作時の通常非オー
バーラップ期間が経過する前にゲート電圧Vgsが低下
しゲート電圧Vgsの微分dVgs/dtが小さくなる
ため、VR4はリファレンス電圧Vrefより大きくなり
R2は高抵抗に変わるため、リカバリーの急峻なサージ
電圧にも容易に追従でき確実なクランプ動作ができる。
また本実施例の場合、素子特性の変動による影響が小さ
く安定したクランプ動作ができる。なお、ノイズ等の影
響による判定を避けるため、フィルター回路やラッチ回
路,ヒステリシス回路等を併用して高信頼なクランプ動
作ができるようにしてもよい。
【0033】(実施例7)図7は本実施例の可変抵抗手
段12を示す。図7(a)で、40,41,42はそれ
ぞれMOSFET M2,M3,M4を示し、43は抵
抗R6、44は抵抗切換えの判定回路、46,47は可
変抵抗手段の端子を示し、端子46はM1のゲート端子
側に、端子47はソース電極側にそれぞれ接続する。図
7(a)に示す回路では図7(b)に示すように、主半
導体素子を駆動する入力信号が遮断指令となった場合
に、M2,M3,M4はゲート電圧VGM2,VGM34 が上
昇しオンになる。このため抵抗R2に相当する抵抗はM
OSFETのオン抵抗と抵抗R6との合成抵抗値とな
る。その後、抵抗切換え判定回路の判定結果によりM
3,M4がオフになると、抵抗R2に相当する抵抗がR
6とM2の抵抗の合成抵抗になるので抵抗値が上昇す
る。本実施例によれば、抵抗の切換え時のオーバーラッ
プ期間等を考慮する必要がなく、またスイッチ手段と抵
抗とが兼用できるため素子を小型化できる。本実施例で
は図7(a)のような、MOSFETと抵抗R6の場合
を示すが、この構成に限定されるものではなく、同様の
抵抗の変化が可能なものであればよい。また複数のMO
SFETを用い、条件に応じてオン,オフするMOSF
ETを変えてR2の抵抗値を多段階に変化させれば、さ
らに低損失で高精度のクランプ制御ができる。
【0034】(実施例8)図8は、本実施例で、主半導
体素子のゲート電極に流れる電流を効率的に制限し、リ
カバリー時のクランプ動作を高精度にする方法を示す。
図8(c)に、本実施例のインバータ型の電力変換装置の
回路の一部を示す。本実施例では、M11のゲート電極
に流れる電流を制限する抵抗R1を、図8(a)に示す
Vgc以下の電圧領域で高抵抗を示す非線型素子または
回路としている。ここで図8(a)に示すように、前記
非線型素子のVgc以下の電圧領域の抵抗値は、Vth
の抵抗値の1.5倍 以上、好ましくは2倍以上の値であ
る。図8(a)に示す特性のR1を用いると、図8
(b)に示すように、ゲート電圧Vgsは時間の経過と
共にほぼVgcになる。
【0035】このためM11がリカバリーする場合、M
11がオフを開始して非オーバーラップ期間Td経過後
に、下アームのM12がオンし、M11の内蔵ダイオー
ドがリカバリー動作するが、このときのゲート電圧Vg
sはVgcの値となり、R1が固定抵抗の場合に比べ高
い電圧に維持される。クランプ動作が発生した場合、本
実施例の場合ゲート電圧が予め高くなっているので、よ
り早くVgsがVth以上の所定の値まで増加し、高速
にアクティブクランプ動作が開始される。このためリカ
バリー時の高速なサージに追従しやすい。またこのとき
駆動回路の電流源23の両端の電圧は、Vgsが0Vま
で低下しているR1が固定抵抗の場合に比べVgcだけ
減少することと、クランプ動作開始までに電流源23か
ら供給すべき電流が減少することとから、電流源23の
損失が低減する。なお、適当な電源からゲートに電流を
注入したり、R1を可変抵抗としてもよい。
【0036】また、リカバリー開始の時点で、ゲート電
圧VgsがM11のしきい値Vthより高い場合はM1
1,M12が同時にオンし短絡電流が流れ、損失の増加
や、素子破壊の危険がある。このため図8(a)に示す
ように、Vgcはしきい値Vthより低く設定する(V
gc<Vth)必要がある。なお、R1を固定抵抗とし
た場合でも、R1の抵抗値を大きくすれば本実施例に近
い効果が得られるが、ターンオフ遅延時間が増加する。
【0037】また高いしきい値Vthを持つ素子で、リ
カバリー時の過電圧サージをアクティブクランプする場
合、ゲート電圧Vgsの上昇幅が大きく、クランプ動作
の遅延や、駆動回路の損失の増加が顕著になるが、適切
なVgcの値を持つ非線型抵抗R1を使うことによって
回避できる。例えば、より高いVthのMOSFETを
使い、素子のターンオンの速度を遅くして、リカバリー
時のサージ電圧の発生を低減できる。
【0038】(実施例9)図9に本実施例を示す。図9
で、50はダイオードD1,51は抵抗R7を示す。M
1のターンオフ時にゲート電圧VgsはR1と可変抵抗
手段12とを通って放電されるが、ゲート電圧Vgsが
ダイオードD1のしきい値電圧Vtd(〜0.7V)に
達すると、ダイオード50の抵抗が増大し、図8(a)
に示す特性になる。またダイオードD1を複数のダイオ
ードを接続した構成にすればVgcの値を必要な値に設
定できる。また、ダイオードD1のしきい値電圧Vtd
は安定しており、さらにその温度係数は一般にM1のし
きい値電圧Vthの温度係数と同程度で符号も負で等し
いから、広い温度範囲でVgc<Vthの条件を満た
す。このため、図8(a)に示す特性を安定して実現で
きる。また、本実施例ではクランプ動作時に電流源23
からR10に注入される電流は、ダイオードD1が逆バ
イアスになるために極めて少なくなり、電流源23の損
失が大幅に低減する。
【0039】(実施例10)図10は、本実施例の駆動
装置によって電力変換装置の損失を最小とする方法を示
す。図10(a)はインバータ型電力変換装置の主半導
体素子の電流−電圧波形で、損失の発生の説明図であ
る。発明者の検討の結果、電源電圧VB,クランプ電圧
Vclamp,主回路インダクタンスLsの場合、1回
のターンオフ時のクランプ動作で発生する損失Ecは、
近似的に下記の(数1)式で求まることが分かった。
【0040】 Ec=1/2×Ls×I2×Vclamp/(Vclamp−VB)…(数1) また主半導体素子のオン抵抗をRonとすると主半導体
素子で発生する瞬時損失Eonは(数2)式である。
【0041】 Eon=I2×Ron …(数2) ここで、主半導体素子としてパワーMOSFETを考
え、さらにインバータがピーク電流Ioの正弦波を出力
する動作を考えると主半導体素子の全損失Pは、キャリ
ア周波数をfとすると(数3)式で与えられる。
【0042】 P=1/4×Io2{Ron+f/2×Ls×Vclamp/(Vclamp −VB)} …(数3) ここで、スイッチング損失はクランプ損失に比べ充分小
さく無視できるとした。またVclampが素子耐圧V
に等しくできれば、Ronは素子耐圧の関数Ron(V)
で表されるから、全損失の電圧変化率は(数4)式で与
えられる。
【0043】 dP/dV=1/4×Io2{dRon(V)/dV−f/2×Ls×VB /(V−VB)2} …(数4) (数4)式において、一般にdRon(V)/dVは正で
あり、またf/2×Ls×VB/(V−VB)2 は正であ
るがV=VB付近で無限大で、Vの増加により減少する
からdP/dVはVがVB以上では負から正に代わり、
Pの電圧依存性は下に凸となる。このためdP/dV=
0となる電圧Vでは全損失Pが最小となる。(数4)式
からこのときのVは、次の(数5)式を満たす。
【0044】 dRon(V)/dV=f/2×Ls×VB/(V−VB)2 …(数5) そこで、Vclampを(数5)式を満たす電圧Vの近
傍の値とし、主半導体素子の耐圧はその電圧より若干高
く設定すれば、インバータの損失を最小にできることが
わかる。
【0045】ここで、42Vバッテリー自動車のインバ
ータ型電力変換装置で損失を最小とする方法を説明す
る。42V自動車の電源電圧の標準仕様では、常用最大
電圧50V,異常時の最大電圧58Vである。これを考
慮すると、電力変換機の主半導体素子はパワーMOSF
ETとなる。ここでパワーMOSFETのRonの耐圧
依存性と、前記(数3)式でVB=50Vとし、インバ
ータの全損失を計算すると図10(b)に示すようにな
り、損失が最小となる点がある。この損失が最小となる
点が前記(数5)式の条件を満たす場合である。損失を
最小にするVclampは主回路インダクタンスLs
が、10〜数10nHの範囲では、おおよそ60V〜8
0Vが望ましく、Vclampの値を前記(数5)式を
満たす電圧Vの前後10〜25Vの範囲にすればよい。
なおこの場合、クランプ電圧が電源電圧VB(最大58
V)に近いため、クランプ動作期間が長くなり駆動回路
の損失が増大してしまうが、本実施例の駆動回路であれ
ば損失が非常に少ないため、クランプ電圧を低くでき、
その結果クランプ電圧の最適化によって損失が低減でき
る。また本実施例では非常に高精度かつ安定してクラン
プ動作ができるので、主素子の耐圧をクランプ電圧の直
近まで低減でき、大幅な損失低減ができる。
【0046】なお、ここではアクティブクランプによる
インバータ型電力変換装置の損失低減について説明した
が、他の電力変換装置、例えばソレノイド負荷を駆動用
する電力変換装置の場合も同様に損失低減の最適化がで
きる。
【0047】(実施例11)図11は、本実施例の半導
体素子の駆動装置を1チップに集積化する際のチップな
らびに制御回路基板、3相インバータモジュールの構成
を示す。図11で、60は3相モーター、61,63,
65はそれぞれ順にU,V,W相上アームのパワーMO
SFET Q1,Q3,Q5であり、62,64,66
それぞれ順にU,V,W相下アームのパワーMOSFE
T Q2,Q4,Q6である。67は電源用コンデンサ
C、68は駆動回路基板、69は制御用入出力信号、7
8は本発明の駆動回路により構成した1チップの3相イ
ンバータ駆動用集積回路、70はその制御用入出力回路
部、71,73,75は順にU,V,W相上アームの駆
動回路部、72,74,76は順にU,V,W相下アー
ムの駆動回路部を示し、それぞれが駆動するパワーMO
SFETと配線で接続している。77はパワーモジュー
ル、79は双方向レベル変換回路である。
【0048】本実施例では、6つのパワーMOSFET
を個別に駆動する6つの駆動回路を1チップに集積して
おり、各駆動回路の相対的な位置関係は、集積回路周辺
沿面方向の順序がその駆動する各パワーMOSFETの
それと等しくなるように配置している。また、1つの駆
動回路が並列接続した複数の素子を駆動する場合には、
前記位置関係は、並列接続した素子の制御端子の位置に
対して等しくなるように配置している。さらに、制御用
入出力回路部70は、上アームの駆動回路の間以外の領
域に設けられており、入出力の制御信号は双方向のレベ
ルシフト回路により伝達される。
【0049】本実施例の駆動回路によれば集積化によ
り、駆動回路とパワーMOSFETとの間の部品がほと
んど無くなるため、駆動配線の距離を最小にすることが
でき、他の相との相互作用を最小限に抑えられる。なお
実装する場合には、3次元的に駆動回路基板68を、パ
ワーモジュール77の上に形成して、基板上の駆動配線
の交差を回避できる。さらに制御用入出力配線も、ノイ
ズの原因となるゲート駆動配線や高電圧の上アーム配線
から離して形成できるので誤作動し難くなる。このよう
に本実施例により小型かつ高信頼な駆動回路ならびに3
相インバータ装置が実現できる。
【0050】(実施例12)図12は、電力変換装置を
備えた42Vマイルドハイブリッド電気自動車の実施例
を示す。図12で、80はインバータ、81は主半導体
装置、82は駆動回路、83はマイコン、84はインタ
ーフェイス、85はDC/DCコンバータ、86は14
Vバッテリ、87は電動ミラー、88は14V系に接続
したコントローラ、89は電動式のパワーステアリン
グ、90は電動バルブ、91は42Vバッテリ、92は
エンジン、93はモータ・ジェネレータ、94は変速
機、95は動力伝達装置、96は車内LAN、97は4
2V系のライトを示す。
【0051】本発明の電力変換装置は、インバータ80
やDC/DCコンバータ85,電動バルブ90,42V
用ライト駆動装置など、14V系も含めすべての電装品
で有効である。特に図12に示すモータージェネレータ
93駆動用のインバータ80の場合、損失を低減した本
発明の電力変換装置によれば、アイドリングストップ
や、回生発電,アシスト走行の変換効率が向上し、燃料
消費量が少なく、また排出ガスの清浄な自動車が実現で
きる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、過電圧サージを小型の
素子により低損失かつ高精度に抑制できるため、駆動回
路の集積化が容易になる。これにより部品点数が少な
く、簡素かつ小型で、信頼性の高い駆動回路が実現さ
れ、電力変換装置の小型,低価格化ができる。また、サ
ージ電圧を安定に抑制可能なため、駆動される主半導体
素子の耐圧マージンを減少させ、電力変換装置の損失を
低減できる。また、本発明の電力変換装置は比較的素子
耐圧が低く、耐圧マージンの少ない42V自動車の電装
品において特に有効であり、損失低減による自動車の燃
費の改善や、排出ガスの低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の電力変換装置の説明図である。
【図2】実施例2の電力変換装置の説明図である。
【図3】(a)実施例3の電力変換装置と、(b)実施
例3の電流源の説明図である。
【図4】実施例4の動作波形の説明図である。
【図5】実施例5の動作波形の説明図である。
【図6】(a)実施例6の検出回路と、(b)実施例6
の動作波形の説明図である。
【図7】(a)実施例7の可変抵抗手段と、(b)実施
例7の動作波形の説明図である。
【図8】(a)実施例8の非線形素子の特性と、(b)
実施例8の動作波形と、(c)実施例8の電力変換装置
の説明図である。
【図9】実施例9の電力変換装置の説明図である。
【図10】(a)実施例10の動作波形と、(b)実施
例10のインバータ全損失の説明図である。
【図11】実施例11の3相インバータ装置の説明図で
ある。
【図12】実施例12のハイブリッド電気自動車の説明
図である。
【図13】従来技術の電力変換器の説明図である。
【図14】従来技術の駆動装置の説明図である。
【符号の説明】
1,24,40,41,42,61,62,63,6
4,65,66…MOSFET、2,14,16…電源、3…
インダクタンス、4…電流を制限する要素、5…電流を
制限する要素、6,13,23…電流源、7,55,8
2…駆動回路、8…スイッチ手段、10,22,31,
32,43,51…抵抗、11…可変抵抗、12…可変
抵抗手段、15…スイッチ、20…定電圧ダイオード、
21,50…ダイオード、25,26…トランジスタ、
30,67…コンデンサ、33…コンパレータ回路、3
4…AND回路、35…リファレンス電源、36…微分
回路、37,44…判定回路、46,47…端子、5
3,54…主半導体装置、56…寄生インダクタンス、
57…誘導負荷、58,59…主電流、60…3相モー
ター、68…駆動回路基板、69…制御用入出力信号、
70…制御用入出力回路部、71,72,73,74,
75,76…駆動回路部、77…パワーモジュール、7
8…3相インバータ駆動用集積回路、79…双方向レベ
ル変換回路、80…インバータ、81…主半導体装置、
83…マイコン、84…インターフェイス、85…DC
/DCコンバータ、86…14Vバッテリ、87…電動
ミラー、88…14V系に接続したコントローラ、89
…電動式のパワーステアリング、90…電動バルブ、9
1…42Vバッテリ、92…エンジン、93…モーター
ジェネレータ、94…変速機、95…動力伝達装置、9
6…車内LAN、97…42V系のライト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝徳 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 岩村 将弘 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 森 睦宏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5H740 BA12 HH05 KK01 MM02 5J055 AX12 AX23 AX44 AX47 AX64 BX16 CX07 CX13 CX20 DX13 DX22 EX01 EX02 EY01 EY02 EY10 EY12 EY13 EY17 EY23 EZ02 EZ03 EZ07 EZ10 EZ25 FX31 GX01 GX04 GX06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源に接続されて主電流の入出力に
    かかわる第1の端子と、第2の端子と、制御端子とを備
    えた主半導体素子の駆動装置であって、主電流の導通及
    び遮断を入力信号に応じて制御し、主電流の導通及び遮
    断時に発生する過電圧サージを抑制する駆動装置におい
    て、 前記サージ電圧の抑制時に、前記制御端子に流れる電流
    を制限する要素と、前記主半導体素子の遮断時に制御端
    子の電圧を放電する回路に流れる電流を制限する要素
    と、前記電流により駆動回路内で発生する損失を低減す
    る要素とを備えたことを特徴とする半導体素子の駆動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記制御端子へ接続し
    た第1の抵抗器と、前記第2の端子に接続した前記入力
    信号もしくは、前記第1の端子と第2の端子との間の電
    圧に応じて抵抗値を変化させる第1の抵抗手段と、前記
    入力信号により前記第1の抵抗手段に流れる電流の導通
    及び遮断を制御するスイッチ手段を備えた第1の可変抵
    抗手段と、前記第1の端子と第2の端子との間が第1の
    電圧以上のときに、前記第1の電源より低い電圧である
    第2の電源を経由して前記第1の抵抗器に電流を注入す
    る電流源を備え、前記第1の可変抵抗手段と前記電流源
    とが、前記第1の抵抗器により前記制御端子に接続され
    ることを特徴とする半導体素子の駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1,2の何れかにおいて、前記電流
    源が、前記第1の端子に接続される前記第1の端子と第
    2の端子との間の電圧が前記第1の電圧値に到達するこ
    とにより電流が流れるツェナー型もしくはアバランシェ
    型の第1のダイオードと、該ダイオードに接続した第3
    の抵抗器と、前記第1のダイオードの電流を検知し前記
    第1の電源より低い電圧である第2の電源を経由して前
    記第1の抵抗器に電流を注入する要素を備えることを特
    徴とする半導体素子の駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかにおいて、前記主半
    導体装置の第1及び第2の端子との間の電圧が、その導
    通状態での定格電流時の電圧より大きくなる場合に、前
    記第1の抵抗手段の抵抗値が高くなることを特徴とする
    半導体素子の駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記入力信号が前記主
    半導体装置の主電流を遮断する指令を発生し、第1の時
    間が経過した後に前記第1の抵抗手段の抵抗値が高くな
    ることを特徴とする半導体素子の駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜3の何れかにおいて、前記第1
    の抵抗手段が制御電圧を微分する回路と、その微分値を
    判定する要素とを備え、前記微分値が一定値になった場
    合に前記第1の抵抗手段の抵抗値が高くなることを特徴
    とする半導体素子の駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の何れかにおいて、前記第1
    の可変抵抗手段が、並列接続した複数のMOSFETを
    備え、前記入力信号が前記主半導体装置の主電流を遮断
    する指令を発生した時に、前記複数のMOSFETが導
    通状態に変化して低抵抗状態となり、その後少なくとも
    1つ以上のMOSFETが遮断状態となることで高抵抗
    となることを特徴とする半導体素子の駆動装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の何れかにおいて、前記第1
    の抵抗器として前記制御端子の電圧の低下により抵抗値
    が増加し、前記制御端子の電圧を前記主半導体装置のし
    きい電圧以下の第2の電圧に維持する機能を備えた第1
    の非線型素子を設けたことを特徴とする半導体素子の駆
    動装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記第1の非線型素子
    が第2のダイオードと第4の抵抗器とを直列に接続した
    ことを特徴とする半導体素子の駆動装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜9の何れかの半導体素子の駆
    動装置により駆動される主半導体装置を備えたことを特
    徴とする電力変換装置。
  11. 【請求項11】半導体素子が請求項1〜9の何れかの駆
    動装置により駆動され、前記主半導体装置と第1の電源
    の間の主回路インダクタンスがLsである電力変換装置
    において、 VBを第1の電源電圧、fを電力変換装置キャリア周波
    数、Ron(V)を前記主半導体装置のオン抵抗を素子の
    耐電圧の関数として表したときに、前記第1の電圧を、
    下記の式(1)を満たす電圧Vの近傍に設定したことを
    特徴とする電力変換装置。 dRon(V)/dV=Ls×f/2×VB/(V−VB)2 …(1)
  12. 【請求項12】主電流の入出力に係わる主半導体素子を
    制御する駆動装置を1チップの半導体基板に集積回路化
    した3相インバータ型の電力変換装置において、 前記駆動装置の主半導体素子への制御信号の出力回路部
    が集積回路の周辺部に形成され、前記集積回路の周辺沿
    面方向に、第1の相の上アーム,第2の相の上アーム,
    第3の相の上アーム,第3の相の下アーム,第2の相の
    下アーム,第1の相の上アームの順番に設け、前記イン
    バータの制御のための前記制御回路への外部信号の入力
    回路を、第1の相の上アーム,第2の相の上アーム,第
    3の相の上アーム、第3の相の下アームの各領域の間以
    外の領域に設けたことを特徴とする電力変換装置。
  13. 【請求項13】請求項5,10,11,12の何れかの
    電力変換装置を備えた42Vハイブリッド電気自動車で
    あって、前記主半導体素子がMOSFETであり、前記
    電力変換装置の半導体駆動装置が1つの集積回路チップ
    に集積され、前記第1の電圧が58Vより大きく、Bを
    第1の電源電圧、fを電力変換装置キャリア周波数、R
    on(V)を前記主半導体装置のオン抵抗を素子の耐電圧
    の関数として表したときに、その上限が下記の式(1) dRon(V)/dV=Ls×f/2×VB/(V−VB)2 …(1) を満たす電圧近傍に設けられており、前記主半導体素子
    の第1及び第2の端子間の耐電圧が前記第1の電圧より
    大きくかつその近傍の値となることを特徴とする42V
    ハイブリッド電気自動車。
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