JP2016086345A - 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

処理装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016086345A
JP2016086345A JP2014219244A JP2014219244A JP2016086345A JP 2016086345 A JP2016086345 A JP 2016086345A JP 2014219244 A JP2014219244 A JP 2014219244A JP 2014219244 A JP2014219244 A JP 2014219244A JP 2016086345 A JP2016086345 A JP 2016086345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voltage
control signal
potential
cmos sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014219244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6519142B2 (ja
Inventor
吉男 紺野
Yoshio Konno
吉男 紺野
政元 中澤
Masamoto Nakazawa
政元 中澤
寛貴 白土
Hirotaka Shirato
寛貴 白土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014219244A priority Critical patent/JP6519142B2/ja
Priority to US14/922,546 priority patent/US9628654B2/en
Publication of JP2016086345A publication Critical patent/JP2016086345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6519142B2 publication Critical patent/JP6519142B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00896Control thereof using a low-power mode, e.g. standby
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
    • H04N1/192Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40056Circuits for driving or energising particular reading heads or original illumination means

Abstract

【課題】待機モードにおける消費電力の低減と、待機モードから動作モードへの復帰の高速化とを両立させる。
【解決手段】所定電位の電圧を生成する電圧生成部を備え、所定電位とは異なる電位と所定電位とを切替えて制御信号を生成する制御信号生成部と、制御信号の電位が所定電位である場合には、所定電流を流しつつ、入力された信号を処理して出力し、制御信号の電位が所定電位とは異なる電位である場合には、所定電流を流さず信号を処理しない複数の処理部と、複数の処理部が信号を処理する動作モードの場合には、電圧生成部が生成する所定電位の電圧信号を制御信号とし、複数の処理部が信号を処理しない待機モードの場合には、電圧生成部が所定電位の電圧を生成しつつ、所定電位とは異なる電位の電圧信号を制御信号とするように、制御信号生成部を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、処理装置、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
スキャナは、例えば原稿からの反射光を光電変換する光電変換素子、光電変換素子が出力するアナログ画像信号に対してA/D変換等の処理を行うアナログ処理部、デジタル変換された画像データに対して各種補正を施す画像補正部、及び画像データを後段へ転送する画像転送部で構成される。近年の省電力化の要求に応えるべく、光電変換素子には従来のCCDに代わってCMOSセンサが注目されており、デジタルスチルカメラにおいては既に一般的に用いられている。
CMOSセンサは、CMOSプロセスが用いられており、タイミングジェネレータ(TG)やアナログ処理部など複数の機能を集積化することが可能である。スキャナと同様に、CMOSセンサを用いたカメラは、バッテリー等で動作することから長時間動作させるために省電力化への要求が非常に高い。そのため待機状態と言われる非撮像時には、CMOSセンサの動作を停止しても問題ないため、その期間は消費電力を低減するため動作周波数を落とすという技術が知られている。
また、特許文献1には、スタンバイ動作モード時に、分周回路が、シリアルデータ生成部からのシリアルデータをデコーダでデコードして得られた分周比制御信号に基づいて、発振回路からの原振クロックを8分周して基準クロックとする固体撮像装置が開示されている。
従来の周波数を落とすことによって電力を低減する技術は、画像信号をシリアル出力させており、決められた期間内に信号を転送するため周波数を上げて高速動作させているCMOSセンサには効果はあった。しかしながら、画像信号をパラレル出力するCMOSセンサにおいては、元々画素回路の駆動クロック周波数が従来のCMOSセンサに比べて数kHz程度と100倍程度遅く、周波数を落とすことによる電力低減効果は小さい。さらに、1つの画素回路に対して駆動クロック起因では数十pAの電流が流れている一方で、周波数によらず画素回路毎に備えられているバイアス回路には定常的に数十uAの電流が流れており、これによる消費電力が支配的となっているという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、待機モードにおける消費電力の低減と、待機モードから動作モードへの復帰の高速化とを両立させることができる処理装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定電位の電圧を生成する電圧生成部を備え、前記所定電位とは異なる電位と前記所定電位とを切替えて制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号の電位が前記所定電位である場合には、所定電流を流しつつ、入力された信号を処理して出力し、前記制御信号の電位が前記所定電位とは異なる電位である場合には、前記所定電流を流さず信号を処理しない複数の処理部と、前記複数の処理部が信号を処理する動作モードの場合には、前記電圧生成部が生成する前記所定電位の電圧信号を前記制御信号とし、前記複数の処理部が信号を処理しない待機モードの場合には、前記電圧生成部が前記所定電位の電圧を生成しつつ、前記所定電位とは異なる電位の電圧信号を前記制御信号とするように、前記制御信号生成部を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、待機モードにおける消費電力の低減と、待機モードから動作モードへの復帰の高速化とを両立させることができるという効果を奏する。
図1は、CMOSセンサを有する撮像装置の概要を示す図である。 図2は、図1に示したCMOSセンサの駆動タイミングの概要を示すタイミングチャートである。 図3は、第1実施形態にかかるCMOSセンサの概要を示す図である。 図4は、画素部(pix_r)の構成を示す図である。 図5は、バイアス回路を詳細に示した画素部の構成を示す図である。 図6は、基準信号生成回路とバイアス回路の構成例を示す図である。 図7は、CMOSセンサの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。 図8は、CMOSセンサが待機状態である場合の画素部のスイッチ、駆動信号及び制御信号の状態を示す図である。 図9は、第2実施形態にかかるCMOSセンサの概要を示す図である。 図10は、ADCの構成の概要を示す図である。 図11は、ADCが有する増幅部の内部回路の概要を示す図である。 図12は、第3実施形態にかかるCMOSセンサの概要を示す図である。 図13は、PGAの構成の概要及び動作時の等価回路を示す図である。 図14は、CMOSセンサの待機状態からの復帰のタイミングを示すタイミングチャートである。 図15は、CMOSセンサの動作状態及び待機状態を概念的に示す概念図である。 図16は、CMOSセンサを有する画像読取装置を備えた画像形成装置の概要を示す図である。
まず、本発明がなされるに至った背景について説明する。図1は、CMOSセンサ(CMOSリニアセンサ)10を有する撮像装置の概要を示す図である。CMOSセンサ10は、入射光をフォトダイオード(PD)100によって光電変換し、画素(Pix)内の電荷検出部(Cfd)102によって電圧信号に変換し、電圧信号に変換された画像信号を、スイッチ(SW)104を介してアナログバス106を経由させ、出力バッファ108から出力させる。
SW104は、1〜n画素目まで順に切り替えることによって画素毎の画像信号をシリアル信号にする。なお、一般的なデジタルスチルカメラに用いられるCMOSセンサの画素数は、おおよそ水平×垂直=5000×4000画素であり、ここでは簡略化のために水平画素のみ示し、n=5000とする。
SW104を駆動する駆動信号(S[5000])は、1ライン期間に1回ONする信号となる。但し、複数画素を同時にONすることができないため、画素毎に僅かにONタイミングが異なる。つまり、スイッチを駆動する信号(S[5000:1])は、1ライン期間の画素周期幅で1回アサートする信号であるが、その信号数は画素数分だけ存在する。
同様に、PD100によって蓄積された電荷をCfd102に転送するための信号(TS[5000:1])や、Cfd102をリセットする信号(RS[5000:1])も、1ライン期間の画素周期幅で1回アサートする信号であるが、信号数は画素数分存在する。
なお、図1では上述したように簡略化しているが、一般的にデジタルスチルカメラにはCMOSエリアセンサが用いられ、画素部は水平(約5000画素)×垂直(約4000画素)方向に2次元に配列されており、入射光をRGB3色の電気信号へ変換して信号を取り出している。
制御部(TG;Timing Generator)116は、CMOSセンサを駆動するための駆動信号供給の他、CMOSセンサ10から出力されたアナログ信号を増幅するAGC回路110、アナログ信号をデジタル信号へ変換するA/D変換部(ADC)112、及び信号処理回路114に各種クロックの供給を行っている。
さらに、CMOSセンサ10は、低電圧駆動が可能なCMOSプロセスであるため、CMOSセンサ10の内部に上述した他の機能部分を内蔵することも可能となっている。
図2は、図1に示したCMOSセンサ10の駆動タイミングの概要を示すタイミングチャートである。CMOSセンサ駆動信号は、基準クロック(CLK)を元にして生成される。まず、CMOSセンサ10は、1ライン分の動作の開始に先立ってRSをONにする。RSは、電荷検出部(Cfd)102の電荷をリセットする信号であり、画素信号を読み出す期間ではリセット状態を解除(OFF)する。そして、CMOSセンサ10は、Cfd102のリセット状態を解除した状態で、転送信号(TS)をONにしてPD100からの電荷をCfd102に転送し、電荷−電圧変換を行う。
次に、CMOSセンサ10は、スイッチ制御信号(S)をONにし、電圧信号に変換された画像信号をアナログバス106に出力する。アナログバス106は、全画素の出力が接続されたバスであり、あるタイミングでは任意の1画素のみが接続され、それ以外の画素はSW104によって非接続状態となっており、全ての画素信号はアナログバスを共通に用いる。アナログバス106に出力された画像信号は、出力バッファ108を介して外部に出力される。その後、CMOSセンサ10は、SをOFFにされてSW104が閉じ、次画素の処理に移り、この一連の動作を全画素信号が出力されるまで行う。
そのため、TS[n]/RS[n]/S[n]のタイミングは、1画素周期ずつずれており、1ラインの画素を読み出す場合には1連の動作が5000回行われる。なお、hsyncは、水平ライン同期信号であり、1水平ラインの周期を示す。CMOSセンサ10から出力された画素データは、順次AGC回路110へ転送され、増幅されて、ADC112へ送られる。
上述動作は、全画素に渡って行われるため、CMOSセンサ10では画素周波数1クロック分の動作を約5000回駆動しており、センサ全体として数〜数十MHzの画素周波数で画素を駆動していることとなる。そのため、撮像を行わない待機状態では駆動周波数を落とすことによって消費電力を低減することが可能となっている。
しかしながら、従来の技術では、1ライン期間内に転送しなければならない5000画素分の信号をシリアル出力しているため、CMOSセンサを高速で駆動させる必要があった。つまり、高速駆動を行うために周波数を上げざるを得ず、それにより消費電力が大きくなってしまっている問題があった。更に、画像信号をパラレル出力するCMOSセンサの場合、TS、RS、Sの駆動周波数は数〜数十kHzと非常に低く抑える事ができるため、さらに周波数を低くする事での消費電力の低減にあまり期待出来ない(効果が小さい)という問題がある。
図3は、第1実施形態にかかるCMOSセンサ(CMOSリニアセンサ)20の概要を示す図である。CMOSセンサ20は、入射光量に応じた電荷を生成するフォトダイオード(PD:受光素子)と、その近傍に備えられたPDからの電荷を電圧信号に変換し、後段へ転送して、電圧をリセットする画素回路とを備えた画素部(pix_*)が色毎にそれぞれ一方向に配列された画素アレイを有する。CMOSセンサ20は、例えば画像読取装置に用いられてA3サイズの原稿を読み取るために、色毎にそれぞれ約7500個の画素部(約7500画素×3色)が主走査方向に配列されている。なお、*は、r/g/bの各色の何れかを示す。また、CMOSセンサ20において、CMOSセンサ10を構成する各部と実質的に同一の構成には同一の符号が付してある。
基準信号生成回路30は、後述する基準信号(基準電圧)としての機能を兼ねる制御信号(Vref)を生成し、各画素部(pix_*)に対して出力する。よって、制御信号(Vref)を、基準信号(Vref)又は基準電圧(Vref)と記すことがある。
制御部(TG:タイミング制御部)200は、画素部の駆動タイミングを制御する信号(SL、RS_*、TS_*)等により、CMOSセンサ20を構成する各部の動作タイミング等を制御する。また、制御部200は、制御信号Ref_ctlにより、基準信号生成回路30を制御する。CMOSセンサ20は、例えば主走査方向の位置が同じである画素部(例えば、1のpix_r、pix_g、pix_b)が一括りで後段へ信号出力するカラム構成である。
図4は、画素部(pix_r)の構成を示す図である。図5は、バイアス回路を詳細に示した画素部の構成を示す図である。なお、図4、5においては、簡略化のために、任意のカラム(主走査方向の同一位置にあるRGB画素部)におけるR画素のみを示している。
Vddは、CMOSセンサ20に供給されている電源電圧であり、画素部が出力する信号の基準電位となっている。フォトダイオード(PD_r)は、入射光量の強さに応じて電荷を蓄積する。
制御部200が供給するリセット信号(RS_r)は、PD_rに蓄積された電荷を電圧変換する電荷検部(Cfd_r:フローティングディフュージョン)を基準電位へリセットする信号であり、リセットトランジスタのON・OFFを切替える。転送信号(TS_r)は、PD_rに蓄積された電荷を電圧信号に変換するCfd_rへ転送する信号であり、転送トランジスタのON・OFFを切替える。Cfd_rによって電圧変換されたアナログ信号(sig_r)は、後段への書き込みスイッチ(SL)がONとなるタイミングで後段へ出力される。
また、PD_rの蓄積電荷を電圧変換するCfd_rとSL間には、画素部を正確に動作させるための制御信号(Vref)により定常的に電流を流すバイアス回路32が備えられている。バイアス回路32は、図5に示したFETによるカレントミラー構成である。
上述したように、CMOSセンサ20は、カラム構成をとるCMOSリニアセンサ(例ではRGB3画素/カラム)であり、カラム単位でパラレルにアナログ信号(sig_r、sig_g、sig_b)を後段へ伝送するため、画素部の駆動信号(SL、RS_*、ST_*)の周波数は数kHzオーダーと従来のCMOSセンサに比べて非常に低い(従来は数MHz〜数10MHz)。
CMOSセンサ20は、1画素回路を数〜数十kHzで駆動するために、周波数、各駆動クロック部のスイッチ部の容量、印加電圧などにより、約数十pAの電流が流れる。一方、上述したバイアス回路32には定常的に数十uAの電流を流しているため、圧倒的にバイアス回路32で消費している消費電力が大きい。
図6は、基準信号生成回路30とバイアス回路32の構成例を示す図である。基準信号生成回路(制御信号生成部)30は、基準電圧生成部(電圧生成部)300、オフ電圧供給部302及びセレクタ回路304を有する。基準電圧生成部300は、バイアス回路32を動作させる所定電位の電圧(Vout)を生成し、セレクタ回路304に対して出力する。オフ電圧供給部302は、バイアス回路32を動作させない電圧Voff(Voutとは電位が異なる)をセレクタ回路304に対して供給する。セレクタ回路304は、制御部200が出力する制御信号Ref_ctlに応じて、Vout又はVoffのいずれかを選択し、選択した電圧に切替えて制御信号Vrefとしてバイアス回路32に対して出力する。
つまり、制御部200は、バイアス回路32を含む画素部などの複数の処理部が信号を処理する動作モードの場合には、基準電圧生成部300が生成する所定電位の電圧信号を制御信号(Vref=Vout)とし、複数の処理部が信号を処理しない待機モードの場合には、基準電圧生成部300が所定電位の電圧を生成しつつ、所定電位とは異なる電位の電圧信号(Vref=Voff)を制御信号とするように、基準信号生成回路30を制御する。
CMOSセンサ20は、動作状態(通常状態)又は待機状態のいずれの状態においても基準信号生成回路30が動作しており、全体の消費電力の内で支配的となっているバイアス回路32に流れるバイアス電流を、基準信号生成回路30が出力する制御信号(Vref)によって制御する。具体的には、基準信号生成回路30は、バイアス回路32の動作を停止(=バイアス電流を流さない)させてCMOSセンサ20の消費電力を低減させる。
次に、図6を用いて、基準信号生成回路30及びバイアス回路32の動作について詳述する。CMOSセンサ20が動作状態(動作モード)の場合には、制御部200からのRef_ctlによりセレクタ回路304の“0”が選択され、バイアス回路32へはVref=Voutが入力される。
例えば、バイアス回路32のP型MOSFET320のゲート端子に入力されるVrefは、後段で接続されたカレントミラー回路のN型MOSFET322のドレイン−ソース間を流れるバイアス電流(I2)が所望の値になるようにゲート電圧を設定し、その電圧になるようにN型MOSFET324のドレイン−ソース間にバイアス電流(I1)を流す。
バイアス電流(I1)が狙いの値になるようP型MOSFET320のソース−ゲート間のON抵抗値を決め、そのON抵抗はVrefの電圧レベルによって決まる。一方、CMOSセンサ20が待機状態(待機モード)の場合には、制御部200からのRef_ctlによりセレクタ回路304の“1”が選択され、バイアス回路32へはVref=Voffが入力される。Voffは、バイアス電流(I1)、(I2)が流れないように設定する必要があるため、P型MOSFET320のソース−ドレイン間のON抵抗が高抵抗となるようなVoffのレベルに設定される。
CMOSセンサ20が待機状態であっても、基準電圧生成部300は動作する。CMOSセンサ20によって画像読取をしていない待機状態では、バイアス回路32は停止させておくが、画像読取を行うために動作状態へ復帰させる場合に制御信号(Vref=Vout)を生成している基準電圧生成部300まで停止させてしまうと、復帰に時間が掛かってしまうからである。
これは、バイアス回路32を動作させる制御信号(Vref)には高精度を要求するためで、それを生成する基準電圧生成部300も同様であり、そこが内外乱の影響を受けないように、比較的大きなデカップリングコンデンサ(C)を備えているためである。すなわち、基準電圧生成部300を一度停止させてしまうと、デカップリングコンデンサ(C)への充電に時間が掛かるため、制御信号(Vref)が所望の電圧になるまで、つまりCMOSセンサ20が正常動作可能となるまでの復帰時間が長くなってしまう。
従って、CMOSセンサ20は、画像読取を行わない待機状態から読取可能となる動作状態への復帰を高速化させるため基準電圧生成部300の動作を維持させる。なお、待機状態に基準電圧生成部300が動作することによる消費電力は、1つのバイアス回路32の消費電力と大きな差はない。CMOSセンサ20は、各画素毎にバイアス回路32が設けられている(約22500個)が、待機状態には各バイアス回路32がバイアス電流を流さないので、待機状態に基準電圧生成部300が動作しても、動作状態の消費電力に比べて待機状態の消費電力は問題にならない程小さい。
図7は、CMOSセンサ20の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。CMOSセンサ20の駆動信号は、基準クロック(CLK)を元に生成される。lsyncはライン同期信号であり、画像データの主走査1ラインの周期を示す。
まず、制御部200は、3画素を1つのカラム(画素群)とした場合、ラインの開始に先立ってRS_rをONにし、R画素のCfdをリセットする。次いで、制御部200は、RS_rとは異なったタイミングでRS_gをONにし、さらにRS_r、RS_gと異なったタイミングでRS_bをONにし、カラムの3つのCfdを各々一度リセットする。
制御部200は、Cfdのリセット後、TS_r〜TS_bを異なるタイミングで順次ONにし、PDに蓄積した電荷をCfdへ転送させる。Cfdで電荷−電圧変換されたアナログ信号はSLのタイミングで後段へ出力する。
CMOSセンサ20は、これらの動作をカラム単位で一斉に行うため、従来のCMOSセンサに比べて駆動信号の周波数は非常に遅い。なお、図7に示したタイミングチャートでは、カラム内のRGB3画素が順次動作しているが(=ローリングシャッター動作)、CMOSセンサ20は、画素回路の後段にアナログメモリが設けられることにより、RGB3画素を同時に動作させることも可能であり、グローバルシャッター動作をするようにされてもよい。
図8は、CMOSセンサ20が待機状態である場合の画素部のスイッチ(FET)、駆動信号及び制御信号の状態を示す図である。図8に示すように、待機状態では、PD_rに蓄積された電荷を電圧変換するCfd_rへ転送するTS_rはONにされる。また、Cfd_rの電位を基準電圧(Vdd)にするRS_rはONにされる。また、待機状態でバイアス回路32の動作を停止させるため、制御信号(Vref)はOFFにされる。
このように、CMOSセンサ20は、待機状態では画素部をリセット状態とすることにより、動作状態への復帰を高速化させる。
待機状態であっても基準電圧(Vdd)である電源が供給されているためPD_rでは僅かな光の入射により光電変換され電荷を発生させ、Cfd_rでは暗電流により電荷が蓄積され電圧に変換されてしまう。CMOSセンサ20は、待機状態では図8に示した状態としておくことにより、Cfd_rを基準電圧(Vdd)レベルにしておき、復帰の際には意図しない信号出力(sig_r)の発生を防止できるため復帰時間を高速化することが可能となる。なお、制御信号(Vref)をOFFとすることは、待機状態でバイアス回路32の動作を停止させ消費電力を低減するための動作である。
また、CMOSセンサ20は、待機状態、及び待機状態と動作状態との状態遷移中にはアナログ信号(sig_r)を後段へ転送する書込みスイッチ(SL)をOFFにし、画素部と繋がる後段を電気的に切り離す。これは、待機状態には画素部をリセットしておく(=Cfdが基準となる電源電圧レベルになっている)ことにより、書き込みスイッチ(SL)がONとなって後段の回路と接続されて、回路状態によっては電源−GNDがショートする恐れがあるためである。つまり、書き込みスイッチ(SL)で繋がる画素部と、その後段の回路は、書き込みスイッチ(SL)をOFFにしてから状態遷移させることにより、貫通電流の発生を防止し、最悪の場合の電源−GNDのショートの発生を防止する。
次に、第2実施形態にかかるCMOSセンサについて説明する。図9は、第2実施形態にかかるCMOSセンサ(CMOSリニアセンサ)20aの概要を示す図である。CMOSセンサ20aは、例えば画素部(pix_*)が出力するアナログ信号(sig_*)をデジタル信号(Dout_*)へ変換するA/D変換器(ADC)34がカラム毎に設けられている。なお、CMOSセンサ20aにおいて、CMOSセンサ20を構成する各部と実質的に同一の構成には同一の符号が付してある。
ADC34は、制御部200aからの駆動信号に応じて動作し、画素部(pix_*)と同様に基準信号生成回路30から入力される制御信号(Vref)がRef_ctlによって制御される。
図10は、ADC34の構成の概要を示す図である。ADC34は、制御部200aから駆動信号(ADCLK、RST、BITSEL、SW)が供給される。図10に示すように、ADC34は、例えば判定部340、演算部342、増幅部344、第1切替部346及びbit結合部(結合部)348を有する巡回型のA/D変換器(巡回型ADC)である。
判定部340は、例えば1bitADC(1bitA/D変換器)であり、比較器(コンパレータ)などによって構成される。判定部340は、入力された処理対象電圧(sig_*:ADCin)が基準電圧(Vref)よりも高いか否かを判定し、判定結果をデジタル値(0,1)で演算部342及びbit結合部348に対して出力する。
演算部342は、1bitDAC(1bitD/A変換器)350及び減算器352を有する。1bitDAC350は、判定部340から入力されるデジタル値(ADCout)をD/A変換し、変換したアナログ信号(Vdac:Vref又は0V)を演算部342に対して出力する。減算器352は、入力された処理対象電圧(Vin)からアナログ信号(Vdac)を差し引き、差し引いた結果(差引電圧)を増幅部344に対して出力する。
つまり、演算部342は、判定部340に入力された処理対象電圧(sig_*)が基準電圧(Vref)よりも高いと判定部340が判定した場合には、入力された処理対象電圧(Vin)から基準電圧(Vdac=Vref)を差し引いた差引電圧を出力し、判定部340に入力された処理対象電圧(ADCin)が基準電圧(Vref)以下であると判定部340が判定した場合には、入力された処理対象電圧(Vin)を出力する。
増幅部344は、増幅率が2倍に設定されたアンプであり、減算器352が出力した処理対象電圧(Vin)又は差引電圧(Vin−Vref)を2倍に増幅させ、増幅した信号を増幅信号(Vfb)として第1切替部346へ出力する。増幅部344は、例えば内部に2つの容量を有し、その容量比によって減算器352からのアナログ入力信号(Vin−Vdac)を増幅する。
第1切替部346は、例えば制御信号SWに応じて動作するアナログスイッチであり、判定部340及び演算部342に対し、アナログ入力信号(Ain)又は増幅信号(Vfb)のいずれを処理対象電圧として入力するかを切替える。
bit結合部348は、判定部340が出力したデジタル値をビット選択信号BITSELのアサート時に上位ビットから予め定められたビット数を結合させることにより、アナログ入力信号(Ain)に対応するデジタル信号(Dout_*)を出力する。
ADC34は、制御部200aが出力するクロック(ADCLK)に基づいて動作し、1画素信号の処理開始時に制御部200aが出力するRSTに応じて初期化を行う。
図11は、ADC34が有する増幅部344の内部回路の概要を示す図である。図11に示すように、MOSFETのソース側には抵抗負荷(Rl)があり、ADC34の出力となるADCout(Dout_*)は入力信号であるADCin(sig_*)と基準電圧(Vref)との差動増幅となっており、A/D変換動作時にはドレイン側のバイアス回路32には定常的に電流(I)が流れる。なお、図11に示した差動増幅回路は一例であり、FETのソース側は抵抗負荷(Rl)ではなく、別のFETを用いたカレントミラー回路構成であってもよい。
CMOSセンサ20aは、画素部からのアナログ出力(sig_*)をデジタル出力(Dout_*)に変換するADC34において、待機状態の時には制御信号(Vref)によりADC34内のバイアス回路32の動作を止めることによって消費電力を低減させる。
ADC34において、AD変換に掛かる電力は小さくないため、待機状態においてAD変換に掛かる周波数を下げることによって消費電力を低減する効果は少なくない。その場合でも、例えば、ADC34のバイアス電流が数十uAであり、AD変換動作の電流が数百pAであるため、A3原稿サイズを読取ることが可能なCMOSセンサ20の場合、3画素/カラム構成であることより約7500個のADC34に内蔵されるバイアス回路32を停止することによる消費電流削減の効果は非常に大きい。
次に、第3実施形態にかかるCMOSセンサについて説明する。図12は、第3実施形態にかかるCMOSセンサ(CMOSリニアセンサ)20bの概要を示す図である。CMOSセンサ20bは、例えば画素部(pix_*)が出力するアナログ信号(sig_*)を増幅して後段へ出力する増幅器(PGA)36がカラム毎に設けられている。なお、CMOSセンサ20bにおいて、CMOSセンサ20を構成する各部と実質的に同一の構成には同一の符号が付してある。
PGA36は、制御部200bからの駆動信号に応じて動作し、画素部(pix_*)と同様に基準信号生成回路30から入力される制御信号(Vref)がRef_ctlによって制御される。PGA36は、制御部200bから駆動信号(SW1、SW2、SW3)が供給される。
図13は、PGA36の構成の概要及び動作時の等価回路を示す図である。CMOSセンサ等のMOS集積回路では、精度の高い抵抗器を構成することが難しいため、MOS−FETを使用したスイッチによってコンデンサの接続を切替えることによって抵抗器と等価な動作をするスイッチドキャパシタ回路が多く用いられる。
入力された電圧を増幅するPGA36の基本構成は、図13(a)に示すようにオペアンプ、2つのコンデンサ、3つのスイッチである。入力電圧は画素部からの出力信号(sig_*)である。基準信号生成回路30から入力される制御信号(Vref)は、増幅の基準となる電圧である。PGA36は、sig_*とVrefの差をコンデンサの容量比で増幅して、出力電圧(sig_*’)として出力する。
以下にPGA36の詳細な増幅動作を説明する。PGA36は、まずSW1とSW3をON、SW2をOFFとする。このときの等価回路を図13(b)に示す。オペアンプのイマジナリーショートによりC1の右端の電圧はVrefであるため、C1の両端に印加される電圧はsig_*−Vrefとなる。C1に充電される電荷Q1は、C1×(sig_*−Vref)である。C2は、両端の電圧が等しいため電荷はゼロである。
次に、PGA36は、SW1とSW3をOFF、SW2をONとする。このときの等価回路を図13(c)に示す。C1の左端の電圧がVrefとなり両端の電圧は等しくなるため、図13(b)の状態でC1に充電されていた電荷C1×(sig_*−Vrefa)は放電される。オペアンプの入力インピーダンスは無限大と近似できるので、C1から放電された電荷はC1と直列に接続されたC2に充電される。オペアンプのイマジナリーショートによりC2の左端の電圧はVrefであるため、C2の電荷Q2はC2×(sig_*’−Vref)である。
C1から放電された電荷Q1=C1×(sig_*−Vref)とC1からC2へ充電される電荷Q2=C2×(sig_*’−Vref)がQ1=Q2と等しいため、出力電圧はVout=C1/C2×(sig_*−Vref)+Vrefとなる。すなわち、PGA36は、画素部からの出力信号(sig_*)と基準信号生成回路30からの制御信号(Vref)の差分を容量比C1/C2で増幅し、オフセットとして制御信号(Vref)を加算して出力する。
CMOSセンサ20bに備えられたPGA36は、図13を用いて説明したように入力電圧(sig_*)と制御信号(Vref)との差動増幅となっており、図11に記載した回路と同様に動作する。
CMOSセンサ20bは、待機状態にある場合、PGA36内部の差動増幅回路においてバイアス回路32の動作を止める。つまり、CMOSセンサ20bは、待機状態ではバイアス電流を流さなくすることにより、消費電力を低減させることができる。
なお、CMOSセンサ20、CMOSセンサ20a及びCMOSセンサ20bそれぞれは、制御信号の電位が所定電位である場合には、所定電流を流しつつ、入力された信号を処理して出力し、制御信号の電位が所定電位とは異なる電位である場合には、所定電流を流さず信号を処理しない複数の処理部(画素部(バイアス回路32)、ADC34、PGA36など)を有する処理装置の一例であり、任意の組合せが可能である。つまり、CMOSセンサ20は、ADC34及びPGA36などを備えていてもよい。
次に、CMOSセンサ20(CMOSセンサ20a、CMOSセンサ20b)の待機状態からの復帰について説明する。図14は、CMOSセンサ20(CMOSセンサ20a、CMOSセンサ20b)の待機状態からの復帰のタイミングを示すタイミングチャートである。図14に示すように、CMOSセンサ20は、待機状態からaのタイミングで復帰命令が出た場合、バイアス回路32を動作再開させるためにRef_ctl信号をONにする。
待機状態における画素部の駆動クロック(駆動信号)については、図8を用いて説明したが、CMOSセンサ20は、aのタイミングで駆動クロックを通常動作させない。復帰命令タイミングは、画像読取を行うユーザーによって決まるため、命令タイミングを予測することができない。例えば図14に示したaのタイミングに復帰命令が出ると、1ラインの途中から各カラム内の画素部には突然駆動クロックが再入力されることになり、かつRSやTSの動作に必要な所定のON期間/OFF期間を確保できない場合がある。
具体的には、RSやTS期間が通常の読取動作時に比べて極端に短いことが起こりうる。また、CMOSセンサ20においては、復帰に向けた動作が一斉に開始されるため出力信号や電源の暴れ、駆動クロックのタイミングのズレにより予期せぬノイズが発生する可能性がある。例えばノイズが収束するまで安定期間を確保するのみで問題がなければよいが、そのノイズにより全体にリセットを掛けなければ正常動作へ復帰しないイレギュラー状態や、最悪の場合にはデバイス破壊に繋がる可能性も否定できない。
これらに対する対処はaのタイミングにより対応が変わるため事実上不可能である。従って、復帰命令の後の次のラインの開始タイミングbから動作させることにより、CMOSセンサ20にとっては、通常のライン開始の動作と等しくなり、画素部へ供給される駆動クロック(RS、TS)の動作に必要なON期間や他のクロックとの間隔が確実に確保でき、復帰命令に対する動作対応が可能となる。このように、CMOSセンサ20は、待機状態からの復帰においては、ライン同期で復帰する。よって、CMOSセンサ20は、復帰後、予期せぬ動作状態または最悪のデバイス破壊を回避することができる。
なお、CMOSセンサ20は、仮に1ラインの途中で瞬時に正常動作に復帰できたとしても、読取データとして使える信号は1ライン中の復帰後からの出力となるため、出力信号の使い道はなく、次のラインから読取動作を開始する場合と変わらない。さらに、aとbとで復帰時間としての差異は長くても数100us程度であるため、復帰時間に対しても影響を与えない。
図15は、CMOSセンサ20(CMOSセンサ20a、CMOSセンサ20b)の動作状態及び待機状態を概念的に示す概念図である。図15(a)に示したCMOSセンサ20の動作状態は、通常動作(画像読取が可能)している状態であり、信号制御部44(制御部200)が出力する基準制御信号により基準生成部40(基準信号生成回路30)に内蔵されたセレクタ回路(図6参照)を制御し、入出力部42(複数の画素部、ADC34、PGA36など)に内蔵された基準印加部420(バイアス回路32)を動作させるための基準信号生成部400(基準電圧生成部300)が生成した基準信号(制御信号Vref=Vout)を出力する。
一方、図15(b)に示したCMOSセンサ20の待機状態では、基準生成部40(基準信号生成回路30)に内蔵されたセレクタ回路を制御し、入出力部42(複数の画素部、ADC34、PGA36など)に内蔵された基準印加部420(バイアス回路32)の動作を停止させるための基準信号(制御信号Vref)を出力する。待機状態では、基準印加部420(バイアス回路32)のみが停止しており、その他は動作状態と同じ動作をしている。
次に、実施形態にかかるCMOSセンサ20を有する画像読取装置を備えた画像形成装置について説明する。図16は、例えばCMOSセンサ20を有する画像読取装置60を備えた画像形成装置50の概要を示す図である。画像形成装置50は、画像読取装置60と画像形成部70とを有する例えば複写機やMFP(Multifunction Peripheral)などである。
画像読取装置60は、例えばCMOSセンサ20、LEDドライバ(LED_DRV)600及びLED602を有する。LEDドライバ600は、制御部200が出力するライン同期信号などに同期して、LED602を駆動する。LED602は、原稿に対して光を照射する。CMOSセンサ20は、ライン同期信号などに同期して、原稿からの反射光を受光して複数の受光素子が電荷を発生させて蓄積を開始する。そして、CMOSセンサ20は、AD変換等を行った後に、パラレルシリアル変換回路などを介して画像データを画像形成部70に対して出力する。
画像形成部70は、処理部80とプリンタエンジン82とを有し、処理部80とプリンタエンジン82とがインターフェイス(I/F)84を介して接続されている。
処理部80は、LVDS800、画像処理部802及びCPU11を有する。CPU11は、CMOSセンサ20などの画像形成装置50を構成する各部を制御する。また、CPU11(又は制御部200)は、各受光素子が受光量に応じて電荷を発生させることを略同時に開始するよう制御する。
CMOSセンサ20は、LVDS800に対して例えば画像読取装置60が読取った画像の画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどを出力する。LVDS800は、受入れた画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどをパラレル10ビットデータに変換する。画像処理部802は、変換された10ビットデータを用いて画像処理を行い、画像データなどをプリンタエンジン82に対して出力する。プリンタエンジン82は、受入れた画像データを用いて印刷を行う。
20、20a、20b CMOSセンサ
30 基準信号生成回路(制御信号生成部)
32 バイアス回路
34 ADC(A/D変換器)
36 PGA(増幅器)
50 画像形成装置
60 画像読取装置
70 画像形成部
200、200a、200b 制御部
300 基準電圧生成部
302 オフ電圧供給部
304 セレクタ回路
特開2000−324403号公報

Claims (9)

  1. 所定電位の電圧を生成する電圧生成部を備え、前記所定電位とは異なる電位と前記所定電位とを切替えて制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号の電位が前記所定電位である場合には、所定電流を流しつつ、入力された信号を処理して出力し、前記制御信号の電位が前記所定電位とは異なる電位である場合には、前記所定電流を流さず信号を処理しない複数の処理部と、
    前記複数の処理部が信号を処理する動作モードの場合には、前記電圧生成部が生成する前記所定電位の電圧信号を前記制御信号とし、前記複数の処理部が信号を処理しない待機モードの場合には、前記電圧生成部が前記所定電位の電圧を生成しつつ、前記所定電位とは異なる電位の電圧信号を前記制御信号とするように、前記制御信号生成部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする処理装置。
  2. 前記処理部の少なくともいずれかは、
    光信号に応じて電荷を発生させる受光素子と、
    前記受光素子が発生させた電荷を電圧信号に変換するフローティングディフュージョンと、
    前記フローティングディフュージョンをリセットするリセットトランジスタと、
    前記受光素子が発生させた電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する転送トランジスタと、
    前記フローティングディフュージョンに接続され、前記制御信号の電位が前記所定電位である場合には、前記所定電流を流すバイアス回路と、
    を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記複数の処理部が信号を処理しない待機モードの場合には、前記受光素子をリセット状態にするようにさらに制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記待機モードの場合、前記待機モードから前記動作モードへ遷移する場合、及び前記動作モードから前記待機モードへ遷移する場合に、前記フローティングディフュージョンと、当該フローティングディフュージョンから電圧信号を受入れる後段回路とを電気的に切り離すようにさらに制御すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の処理装置。
  5. 前記処理部の少なくともいずれかは、
    前記制御信号の電位が前記所定電位である場合には前記所定電流を流すバイアス回路を備え、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する処理を行って出力するA/D変換器を有すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 前記処理部の少なくともいずれかは、
    前記制御信号の電位が前記所定電位である場合には前記所定電流を流すバイアス回路を備え、入力された信号を増幅させる処理を行って出力する増幅器を有すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記待機モードから前記動作モードへ遷移する場合に、前記制御信号生成部を同期信号に同期させて制御すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の処理装置を有すること
    を特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項8に記載の画像読取装置を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
JP2014219244A 2014-10-28 2014-10-28 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置 Active JP6519142B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219244A JP6519142B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置
US14/922,546 US9628654B2 (en) 2014-10-28 2015-10-26 Processing device, image reading device, image forming apparatus, and processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219244A JP6519142B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016086345A true JP2016086345A (ja) 2016-05-19
JP6519142B2 JP6519142B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=55792978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014219244A Active JP6519142B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9628654B2 (ja)
JP (1) JP6519142B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021150800A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 株式会社リコー 光電変換装置、画像読取装置、画像形成装置、及び撮像システム
JP2022060253A (ja) * 2017-09-18 2022-04-14 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. ビーム画像システムのためのスイッチマトリクス設計

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181736A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 キヤノン株式会社 撮像装置、その駆動方法及び撮像システム
US9973659B2 (en) 2015-07-13 2018-05-15 Ricoh Company, Ltd. Imaging element, image reading device, image forming apparatus, and imaging method
JP6682832B2 (ja) * 2015-12-03 2020-04-15 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6668728B2 (ja) 2015-12-14 2020-03-18 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP2017126833A (ja) 2016-01-12 2017-07-20 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6699305B2 (ja) 2016-04-07 2020-05-27 株式会社リコー 信号処理装置、光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び信号処理方法
US10182177B2 (en) 2016-04-15 2019-01-15 Ricoh Company, Ltd. Signal processing device, image scanning device, image forming apparatus, and method of controlling the same
JP6822096B2 (ja) 2016-11-24 2021-01-27 株式会社リコー 光電変換装置、光電変換方法及び画像形成装置
JP6880709B2 (ja) 2016-12-20 2021-06-02 株式会社リコー 光電変換装置、光電変換方法及び画像形成装置
US10542184B2 (en) 2017-01-25 2020-01-21 Ricoh Company, Ltd. Photoelectric conversion device, defective pixel determining method, image forming apparatus, and recording medium
JP6946983B2 (ja) 2017-11-30 2021-10-13 株式会社リコー 位置検出装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラムおよび位置検出方法
JP2019129514A (ja) 2018-01-26 2019-08-01 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置および濃度補正方法
JP7056176B2 (ja) 2018-01-26 2022-04-19 株式会社リコー 位置検出装置、画像形成装置、および位置検出方法
JP7159568B2 (ja) 2018-02-23 2022-10-25 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、および画像形成装置
JP7010131B2 (ja) 2018-04-24 2022-01-26 株式会社リコー 色検査装置、画像形成装置、色検査方法およびプログラム
JP7081286B2 (ja) 2018-04-27 2022-06-07 株式会社リコー 読取装置、画像形成装置、情報検出方法、およびプログラム
CN110830670A (zh) 2018-08-10 2020-02-21 株式会社理光 读取装置、图像形成装置、真伪判定系统及读取方法
CN110830675B (zh) 2018-08-10 2022-05-03 株式会社理光 读取装置、图像形成装置及读取方法
JP7115206B2 (ja) 2018-10-11 2022-08-09 株式会社リコー 原稿サイズ検出装置、画像読取装置、画像形成装置、及び原稿サイズ検出方法
JP7183682B2 (ja) 2018-10-12 2022-12-06 株式会社リコー 読取装置、画像読取装置、画像形成装置、及び読取方法
JP7131287B2 (ja) 2018-10-15 2022-09-06 株式会社リコー 原稿サイズ検出装置、画像読取装置、画像形成装置、及び原稿サイズ検出方法
JP7196644B2 (ja) 2019-01-30 2022-12-27 株式会社リコー 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法
JP7131415B2 (ja) 2019-01-31 2022-09-06 株式会社リコー 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法
JP7314752B2 (ja) 2019-09-30 2023-07-26 株式会社リコー 光電変換素子、読取装置、画像処理装置および光電変換素子の製造方法
JP7287227B2 (ja) 2019-09-30 2023-06-06 株式会社リコー 信号補正装置、画像読取装置、画像処理装置、信号補正方法およびプログラム
JP2021141467A (ja) 2020-03-05 2021-09-16 株式会社リコー 読取装置、画像処理装置および特徴量検出方法
JP7468176B2 (ja) 2020-06-17 2024-04-16 株式会社リコー 画像処理装置および画像読取方法
JP2022006850A (ja) 2020-06-25 2022-01-13 株式会社リコー 固体撮像素子、読取装置、画像処理装置および制御方法
JP2023008683A (ja) 2021-07-06 2023-01-19 株式会社リコー 読取装置および画像形成装置
JP2023130132A (ja) 2022-03-07 2023-09-20 株式会社リコー 原稿載置検知装置、画像読取装置、画像形成装置、方法およびプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09200633A (ja) * 1996-01-24 1997-07-31 Sony Corp 固体撮像装置、固体撮像装置の出力回路、増幅回路及び電子機器

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000324403A (ja) 1999-05-07 2000-11-24 Sharp Corp 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP4278884B2 (ja) * 2001-03-29 2009-06-17 株式会社リコー 通信機能を有する画像形成装置およびその制御方法
US7277106B2 (en) * 2002-07-10 2007-10-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Scanning apparatus having a fluorescent lamp and control method thereof
JP4099671B2 (ja) 2004-08-20 2008-06-11 ソニー株式会社 フラットディスプレイ装置及びフラットディスプレイ装置の駆動方法
US7770799B2 (en) * 2005-06-03 2010-08-10 Hand Held Products, Inc. Optical reader having reduced specular reflection read failures
JP4565567B2 (ja) 2006-02-07 2010-10-20 株式会社リコー アナログ信号バッファ、アナログ信号処理システム、画像読取装置、及び画像形成装置
JP4908279B2 (ja) * 2007-03-19 2012-04-04 株式会社リコー 情報処理装置
JP4699417B2 (ja) 2007-04-16 2011-06-08 株式会社リコー アナログ処理回路およびアナログ集積回路装置および画像読取装置および画像形成装置
JP5444795B2 (ja) 2008-07-29 2014-03-19 株式会社リコー 画像読み取り装置、画像形成装置、振幅調整方法、及びコンピュータプログラム
JP5206423B2 (ja) 2009-01-07 2013-06-12 株式会社リコー 画像読み取り装置、画像形成装置、及びサンプル・ホールド制御方法
JP4888740B2 (ja) * 2009-01-30 2012-02-29 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5369779B2 (ja) * 2009-03-12 2013-12-18 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器
JP5257176B2 (ja) 2009-03-18 2013-08-07 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器
JP5326911B2 (ja) 2009-07-30 2013-10-30 株式会社リコー スペクトラム拡散クロックジェネレータ、回路装置、画像読取装置、画像形成装置、及びスペクトラム拡散クロック生成方法
JP5251778B2 (ja) * 2009-08-03 2013-07-31 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置のアナログ−デジタル変換方法および電子機器
JP5454019B2 (ja) 2009-09-02 2014-03-26 株式会社リコー 光電変換素子、センサ制御回路、画像読取装置、及び画像形成装置
JP5476876B2 (ja) 2009-09-11 2014-04-23 株式会社リコー センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置
KR101706773B1 (ko) * 2009-10-20 2017-02-14 에스프린팅솔루션 주식회사 화상형성장치 및 그 제어방법
JP5633860B2 (ja) 2010-07-06 2014-12-03 株式会社リコー アナログ信号バッファおよび画像読取装置
JP5830837B2 (ja) 2010-09-01 2015-12-09 株式会社リコー 画像読取装置および画像形成装置
JP5716346B2 (ja) 2010-10-13 2015-05-13 株式会社リコー 信号バッファ回路とセンサ制御基板と画像読取装置および画像形成装置
WO2012115590A1 (en) * 2011-02-24 2012-08-30 Innventia Ab Single-step method for production of nano pulp by acceleration and disintegration of raw material
JP5724463B2 (ja) 2011-03-03 2015-05-27 株式会社リコー 信号処理回路と画像読取装置および画像形成装置
JP6226508B2 (ja) 2011-09-13 2017-11-08 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6051654B2 (ja) 2012-07-25 2016-12-27 株式会社リコー 画像読取装置、及び画像形成装置
JP6060557B2 (ja) 2012-08-13 2017-01-18 株式会社リコー 画像処理装置
JP6146015B2 (ja) 2013-01-18 2017-06-14 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6127536B2 (ja) 2013-01-24 2017-05-17 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6149408B2 (ja) 2013-01-29 2017-06-21 株式会社リコー 固体撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6205885B2 (ja) 2013-06-18 2017-10-04 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6383143B2 (ja) 2013-10-08 2018-08-29 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置、画像形成装置及び撮像方法
JP6287058B2 (ja) 2013-10-24 2018-03-07 株式会社リコー 縮小光学系用の光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6225682B2 (ja) 2013-12-11 2017-11-08 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6281304B2 (ja) 2014-02-04 2018-02-21 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6124146B2 (ja) * 2014-03-31 2017-05-10 ブラザー工業株式会社 電源システムおよび画像形成装置
JP6364894B2 (ja) * 2014-04-01 2018-08-01 ブラザー工業株式会社 電源システムおよび画像形成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09200633A (ja) * 1996-01-24 1997-07-31 Sony Corp 固体撮像装置、固体撮像装置の出力回路、増幅回路及び電子機器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022060253A (ja) * 2017-09-18 2022-04-14 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. ビーム画像システムのためのスイッチマトリクス設計
US11862427B2 (en) 2017-09-18 2024-01-02 Asml Netherlands B.V. Switch matrix design for beam image system
JP2021150800A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 株式会社リコー 光電変換装置、画像読取装置、画像形成装置、及び撮像システム
JP7447591B2 (ja) 2020-03-18 2024-03-12 株式会社リコー 光電変換装置、画像読取装置、画像形成装置、及び撮像システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6519142B2 (ja) 2019-05-29
US9628654B2 (en) 2017-04-18
US20160119495A1 (en) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6519142B2 (ja) 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置
US11019293B2 (en) Photoelectric conversion element, image reading device, image forming apparatus, and signal control method
US9029752B2 (en) Solid state imaging apparatus including reference signal generator with a slope converting circuit
JP4281822B2 (ja) 固体撮像装置、撮像装置
EP2280536B1 (en) Solid-state imaging device, imaging device, and pixel driving method
JP5178458B2 (ja) 固体撮像装置、撮像システム、および、固体撮像装置の駆動方法
US9123620B2 (en) Solid-state image capture device, drive method therefor, and electronic apparatus
JP2013150121A (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
WO2009067363A1 (en) Dual sensitivity image sensor
JP2009049459A (ja) 固体撮像素子、およびカメラシステム
KR20170114602A (ko) 세틀링 타임을 감소시키는 cds 회로, 이를 포함하는 이미지 센서
JP2012147339A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置を備えたカメラ及び固体撮像装置の駆動方法
US20170318247A1 (en) Comparator with correlated double sampling scheme, cmos image sensor including the same, and operating method thereof
KR101461152B1 (ko) 고체촬영소자 및 카메라 시스템
US10057516B2 (en) Image sensor and image capture device supporting rolling shutter mechanism and global shutter mechanism
US10811448B2 (en) Solid-state imaging device
US9838631B2 (en) Solid state imaging device and method of driving solid state imaging device
JP2010041655A (ja) 固体撮像装置の駆動方法
JP2017055370A (ja) 固体撮像装置
US10009561B2 (en) Driving method of imaging apparatus, imaging apparatus, and imaging system
JP2001245216A (ja) 固体撮像装置
CN210405496U (zh) 涌入电流控制电路
US20220286630A1 (en) Imaging device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190408

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6519142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151