JP4888740B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、画像形成装置において使用される高圧発生回路の起動に関する。
画像形成装置において使用される高電圧として、例えば転写電圧が知られている。その転写電圧の起動時に、PWM信号のオンデューティを段階的に大きくしていく制御を行い、転写電圧を緩やかに立ち上げる技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2001−296720公報
しかしながら、転写電極部への流入電流、トランジスタのhFE、PWM信号の平滑時間等の要因により、高圧電源の立ち上がり時間に遅延が生じ、用紙が画像形成位置に到達したにも関わらず、目標の転写出力を得られない虞があった。この場合、印刷物の画質の低下を招くこととなる。一方、PWM値を最初から大きくして高圧電源を立ち上げると、立ち上がり時間の遅延の抑制は可能になるが、過電流を生じる虞があった。
本発明は、画像形成に係る出力信号の出力応答の遅延を好適に抑制しつつ過電流の発生を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段であって、前記被記録媒体に画像を転写する転写手段を含む、前記画像形成手段と、所定の出力信号を生成し、出力信号を前記転写手段に印加する印加手段と、前記出力信号の値を所定の目標範囲に制御するために前記印加手段に供給する制御信号を生成し、前記印加手段を、前記制御信号によって、前記印加手段を起動させるための起動モードと該起動モードに続く通常モードとにおいて制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記起動モードにおいて、前記起動モードの開始からの所定期間であって前記出力信号を前記所定の目標範囲に向けて増加させる初期期間である第1所定期間における前記制御信号の値である開始制御信号値を、前記第1所定期間直後の前記制御信号の値よりも大きく設定する。
本構成によれば、起動モードの開始から第1所定期間における制御信号の値を第1所定期間直後の値よりも大きく設定することによって、印加手段を起動し易くすることができる。そのため、画像形成に係る出力信号の出力応答の遅延を好適に抑制して、印刷物の画質の低下を抑制することができる。また、起動モードの開始からの第1所定期間においては制御信号の値が大きくされるため、過電流の発生を抑制できる。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記開始制御信号値を、前記画像形成手段による画像形成位置に前記被記録媒体が到達する前に、前記印加手段が起動し且つ該印加手段の前記出力信号が前記所定の目標範囲に到達する値に設定する。
本構成によれば、画像形成位置に被記録媒体が到達する前に印加手段が起動され、その出力信号である、例えば、所定の電圧信号あるいは所定の電流信号が画像形成手段に印加あるいは供給されるため、印刷物の画質の低下を確実に抑制できる。
第3の発明は、第1または第2の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記開始制御信号値を、前記通常モードの制御信号の値より大きく設定する。
本構成によれば、起動開始時の制御信号の値を通常モード時よりも大きくすることによって、印加手段をより起動し易くすることができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1所定期間以降の起動モードにおいて、前記制御信号の値を前記通常モードの値より小さくする。
本構成によれば、起動モード時の制御信号の値を小さくすることで、例えば出力信号が電流信号である場合、過電流の発生を好適に抑制することができる。
第5の発明は、第4の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1所定期間以降において、前記制御信号の値を徐々に増加させる。
本構成によれば、制御信号の値を徐々に増加させることによって、例えば出力信号が電流信号である場合、過電流の発生をさらに好適に抑制することができる。
第6の発明は、第5の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記制御信号の値を増加させる際において、増加の開始タイミングから第2所定期間における前記制御信号の値を、前記第2所定期間直後の前記制御信号の値よりも大きく設定する。
本構成によれば、第1所定期間以降の起動モードにおいて制御信号の値を増加させる際に、増加初期における制御信号の値を第2所定期間だけ大きくすることによって、印加手段をさらに起動し易くすることができ、出力信号の出力応答の遅延をさらに好適に抑制することができる。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記通常モードにおいて、前記出力信号が前記所定の目標範囲から下方に外れ前記出力信号を増加させるために前記制御信号の値を増加させる際において、増加の開始タイミングから第3所定期間における前記制御信号の値を、前記第3所定期間直後の前記制御信号の値よりも大きく設定する。
本構成によれば、通常モードにおいて出力信号が低下し、出力信号を増加させる際に、出力信号の出力応答の遅延を好適に抑制することができる。
第8の発明は、第6または第7の発明の画像形成装置において、前記出力信号を検出する出力検出手段と、前記出力検出手段によって検出された前記出力信号の検出値に基づいて前記印加手段の負荷抵抗を算出する算出手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記出力信号の検出値および算出された前記負荷抵抗に応じて、前記第2または第3所定期間における前記制御信号の値の補正量を決定する、画像形成装置。
本構成によれば、出力信号を発生させるためにトランス駆動用トランジスタが使用される場合、出力信号の出力応答はトランジスタのhFE(電流増幅率)の影響を受ける。そのため、トランジスタのhFEを、出力信号の検出値、例えば出力電流値と負荷抵抗とによって推定し、トランジスタT1の製造バラツキを補正することができる。それによって、トランジスタのhFEのバラツキに起因する出力信号の出力応答の遅延を好適に抑制することができる。
第9の発明は、第1から第8のいずれかの発明の画像形成装置において、前記開始制御信号値を決定する決定モードと、前記決定モードにおいて、前記制御信号の値を順次変更する変更手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記変更手段によって変更される前記制御信号を前記印加手段に供給し、前記印加手段が出力し始めたときの前記制御信号の値以上を、前記開始制御信号値として決定する。
本構成によれば、より好適な開始制御信号値を決定することができる。
第10の発明は、第1から第9のいずれかの発明の画像形成装置において、前記画像形成手段は、感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段とを含み、前記制御手段は、前記帯電に起因して前記感光体から前記転写手段に流入する流入電流に応じて、前記第1所定期間および前記開始制御信号値を設定する。
本構成によれば、感光体の帯電に起因する転写手段への流入電流に応じて、開始制御信号値が設定される。例えば、流入電流が多い場合には、短い第1所定期間において開始制御信号値を大きくして印加手段を起動し、流入電流が少ない場合には、多い場合と比べて、開始制御信号値を小さくし、第1所定期間を長くして印加手段を起動するようにする。そのため、転写手段への流入電流が存在する場合であっても、転写手段を遅延なく、好適に起動することができる。
第11の発明は、第1から第10のいずれかの発明の画像形成装置において、画像形成を第1速度で行う全速モードと、前記画像形成を前記第1速度より小さい第2速度で行う半速モードと、を切替える速度切替手段をさらに備え、前記制御手段は、前記半速モードにおける開始制御信号値を、前記全速モードにおける開始制御信号値より小さく設定する。
本構成によれば、全速モードか半速モードかに応じて、出力信号の出力応答の遅延を好適に抑制することができる。
本発明の画像形成装置によれば、画像形成に係る出力信号の出力応答の遅延を好適に抑制しつつ過電流の発生を抑制できる。
本発明の実施形態1に係るプリンタの要部側断面図 印加回路の要部構成のブロック図 実施形態1における転写電流の立ち上げ制御に係る処理を示すフローチャート 実施形態1におけるPWM信号のデューティ比と転写電流との関係を示すタイムチャート 流入電流と、初期デューティ比および初期待機時間との関係を示すテーブル 実施形態2における転写電流の立ち上げ制御に係る処理を示すフローチャート 実施形態2におけるPWM信号のデューティ比と転写電流との関係を示すタイムチャート 負荷抵抗および転写電流と、PWM変動ゲインおよび安定時間との関係を示すテーブル
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図5を参照しつつ説明する。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、レーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。画像形成装置の一例)1の要部側断面図である。なお、以下、図1で紙面右側をプリンタ1の前側、図1で紙面左側をプリンタ1の後側として説明する。図1において、プリンタ1は、本体フレーム2内に、用紙3(被記録媒体の一例)を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
なお、「画像形成装置」には、単色、2色以上のカラープリンタも含まれる。また、「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ、LEDプリンタ)などの印刷装置に限られず、ファクシミリ装置や、プリンタ機能および読み取り機能(スキャナ機能)等を備えた複合機であってもよい。
(1)フィーダ部
フィーダ部4は、給紙トレイ6、用紙押圧板7、給紙ローラ8、およびレジストレーションローラ12とを備えている。用紙押圧板7は、その後端部を中心に回転可能とされており、用紙押圧板7上の最上位にある用紙3が給紙ローラ8に向かって押圧されている。そして、用紙3は、給紙ローラ8の回転によって1枚毎に給紙される。
給紙された用紙3は、レジストレーションローラ12によってレジストされた後に転写位置Xに送られる。なお、転写位置Xは、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する位置であって、感光ドラム27と転写ローラ30(転写手段の一例)との接触位置とされる。
(2)画像形成部
画像形成部5は、例えば、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17および定着部18を備えている。
スキャナ部16は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー19等を含む。レーザ発光部から発光されたレーザ光(図中の一点鎖線)は、ポリゴンミラー19によって偏向されつつ感光ドラム27の表面上に照射される。
また、プロセスカートリッジ17は、現像ローラ31、感光ドラム27、スコロトロン型の帯電器29および転写ローラ30を備えている。なお、感光ドラム27のドラム軸27aは、グランドに接地されている。
帯電器29は、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させる。その後、感光ドラム27の表面は、スキャナ部16からのレーザ光により露光され、静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ31の表面上に担持されるトナーが、感光ドラム27上に形成された静電潜像に供給され現像される。
転写ローラ30は、金属製のローラ軸30aを備え、ローラ軸30aには、回路基板52に実装された印加回路(印加手段の一例)60(図2参照)が接続されている。そして、転写動作時には、印加回路60から転写バイアス電圧Vaが印加される。
定着部18は、用紙3上のトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させる。熱定着後の用紙3は排紙パス44を介して排紙トレイ46上に排紙される。
2.印加回路の構成
図2には、転写ローラ30に転写バイアス電圧Vaを印加するための印加回路60の要部構成、制御回路(制御手段の一例)62およびメモリ72が示されている。メモリ72には、制御回路62が実行する各種プログラム等が格納されている。
印加回路60は、平滑回路64、昇圧回路66、電流検出回路(「出力検出手段」の一例)67および電圧検出回路(「出力検出手段」の一例)75を含む。
このうち、平滑回路64は、例えば抵抗61とコンデンサ63からなり、制御回路62のPWMポート62aからのPWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号(「制御信号」の一例)S1を受けて平滑し、平滑されたPWM信号S1を、昇圧回路66の抵抗65および自励巻線68cを介してトランジスタT1のベースに供給する。トランジスタT1は、供給されたPWM信号S1に基づき、昇圧回路66の1次側巻線68bに発振電流を流すように構成されている。
昇圧回路66は、トランス68、ダイオード69、平滑コンデンサ70などを備えている。トランス68は、2次側巻線68a,1次側巻線68b、自励巻線68c及び補助巻線68dを備えている。2次側巻線68aの一端は、ダイオード69及び接続ラインL1を介して転写ローラ30のローラ軸30aに接続されている。一方、2次側巻線68aの他端は、電流検出回路67を介してグランドに接地されている。また、平滑コンデンサ70及び放電抵抗71がそれぞれ2次側巻線68aに並列に接続されている。
このような構成により、トランス68の一次側の電圧は、昇圧回路66において昇圧および整流され、転写ローラ30のローラ軸30aに転写バイアス電圧(例えば、負の高圧)Vaとして印加される。このとき、転写ローラ30に流れる転写電流It(図2の矢印方向に流れる電流の値を正とする)は、電流検出回路67が有する抵抗67a、67bに流れ込み、この転写電流Itに応じた検出信号P1が制御回路62のA/Dポート62bにフィードバックされる。
そして、用紙3が上記転写位置Xに到達し、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する転写動作時には、制御回路62が、PWM信号S1を平滑回路64に与える。これにより、昇圧回路66の出力端Aに接続された転写ローラ30のローラ軸30aに転写バイアス電圧Vaが印加される。それと共に、制御回路62は、接続ラインL1に流れる転写電流Itの電流値に応じた検出信号P1に基づき、デューティ比(制御信号の値の一例)を適宜変更したPWM信号S1を平滑回路64に出力する。それによって、制御回路62は、転写電流Itの電流値が目標範囲に収まるように、定電流制御を実行する。
3.負荷抵抗を測定するための構成
次に転写ローラ30に電力を供給する電力供給経路(上記出力端Aから転写ローラ30及び感光ドラム27を介してグランドに至る経路)の負荷抵抗Rを算出するための構成について説明する。
図2に示すように、印加回路60の電圧検出回路75は、昇圧回路66のトランス68の補助巻線68dと、制御回路62との間に接続されている。電圧検出回路75は、例えばダイオードと抵抗からなり(図示せず)、印加回路60による転写動作時において、補助巻線68dの間で発生する出力電圧v1を検出して、その検出信号P2をA/Dポート62cに供給する。
制御回路62は、検出信号P1,P2を取り込んで転写電流Itの電流値と出力電圧v1の電圧値とから転写ローラ30の現時点での負荷抵抗Rを算出する。その際、出力電圧v1の電圧値と、2次側巻線68a,1次側巻線68b及び補助巻線68dの巻き数の関係とから、転写バイアス電圧Vaを推定することができる。そして、この推定された転写バイアス電圧Vaに係る下の式1から負荷抵抗Rを求めることができる。
Va=(抵抗67a+抵抗67b+負荷抵抗R)×It ...式1
ここで、Va、抵抗(67a、67b)およびItは既知のため、式1から負荷抵抗Rが算出される。なお、ここで、負荷抵抗Rには、転写ローラ30および感光ドラム27の抵抗等が含まれる。
4.転写電流の立ち上げ制御
次に、印加回路60の起動制御を、図3〜図5を参照して説明する。図3は、転写電流Itの立ち上げ制御に係る処理を示すフローチャートであり、図4は、PWM信号のデューティ比と転写電流Itとの関係を示すタイムチャートである。図3に示す各処理は、例えば、メモリ72に格納されたプログラムにしたがって、制御回路62によって実行される。図5は、流入電流Irと、起動時のPWM信号S1の初期デューティ比(Initial_Duty)および初期デューティ比の継続時間である初期待機時間(Initial_Wait;K1)との関係を示すテーブルである。ここで、初期デューティ比(Initial_Duty)は「開始制御信号値」に相当し、初期待機時間(Initial_Wait)は「第1所定期間」に相当する。このテーブルは、例えば、メモリ72に格納されている。
ユーザの印刷指示に応じて印刷指令を受け取ると、制御回路62は、まず、図3のステップS110において、電流検出回路67を介して流入電流Irの値を取得する。そして、ステップS120において、制御回路62は、図5に示すテーブルを参照して、流入電流Irに値に応じた、初期デューティ比(Initial_Duty)および初期待機時間(Initial_Wait)を決定する。ここで、例えば、検出された流入電流Irが4μAより大きく5μA以下である場合、初期デューティ比(Initial_Duty)は80%に、初期待機時間(Initial_Wait)は12msにそれぞれ決定される(図5参照)。
次いで、ステップS130において、初期デューティ比(Initial_Duty)を有するPWM信号S1を生成し、印加回路60を起動させるために、PWM信号S1の平滑回路64への供給を開始する(図4の時刻t0参照)。そして、例えば、80%の初期デューティ比(Initial_Duty)を有するPWM信号S1を、12msの初期待機時間(Initial_Wait;K1)の間(図4の時刻t0から時刻t1に相当)、平滑回路64に供給する(ステップS140)。なお、ここで、初期デューティ比(Initial_Duty)は、好ましくは、用紙3が画像形成位置Xに到達する前に、印加回路60が起動し且つ転写電流Itが所定の目標範囲に到達するような値に決定される。
初期待機時間K1が経過すると、制御回路62は、ステップS150において、PWM信号S1のデューティ比を、例えば、80%から40%に低下させる。そして、40%のデューティ比を有するPWM信号S1を、例えば、60msの待機時間の間(図4の時刻1から時刻t2に相当)、平滑回路64に供給する(ステップS160)。
60msの待機時間が経過すると、制御回路62は、ステップS170において、PWM信号S1のデューティ比を、例えば、40%から50%に増加させ、50%のデューティ比を有するPWM信号S1を、例えば、60msの待機時間の間(図4の時刻t2から時刻t3に相当)、平滑回路64に供給する(ステップS180)。
次いで、ステップS180において、制御回路62は制御モードを、図4の時刻t3において、起動モードから定電流制御モード(「通常モード」の一例)に切替える。なお、起動モードは図4の時刻t0〜時刻t3の間に相当する。制御回路62は、転写電流Itが所定の目標範囲に維持されるように、印加回路60を制御する。そのために、転写電流Itを所定の目標値Ittgとするために、例えば、図4の時刻t3においてPWM信号S1のデューティ比を60%に、時刻t4においてデューティ比を65%に、さらに増加させる。なお、ここで、制御モードの切替えは、例えば、転写電流Itの大きさに基づいて行われ、切替えタイミングは、図4の時刻t3に限られない。
5.実施形態1の作用・効果
制御回路62は、起動モードにおいて、起動モードの開始(図4の時刻t0)から初期待機時間K1(第1所定期間)におけるPWM信号S1の初期デューティ比(例えば、80%)を、初期待機時間K1直後のデューティ比(例えば、40%)よりも大きく決定する(設定する)。このように、起動モードの開始から所定期間K1における初期デューティ比(開始制御信号値)を大きく設定することによって、印加回路60を起動し易くすることができる。そのため、画像形成に係る転写電流Itの出力応答の遅延を好適に抑制でき、その結果、転写電流Itの出力応答の遅延に起因する印刷物の画質の低下を抑制することができる。また、初期待機時間K1においてのみPWM信号S1のデューティ比が大きく設定されるため、過電流の発生が抑制される。
さらに、初期デューティ比(開始制御信号値)が、通常モード時のデューティ比(例えば、60%)よりも大きく設定されるため、印加回路60をより起動し易くすることができる。また、初期待機時間K1以降の起動モードにおけるデューティ比(例えば、40%および50%)は、通常モード時のデューティ比(例えば、60%)より小さく設定され、徐々に増加される。そのため、過電流の発生を好適に抑制することができる。
また、制御回路62は、流入電流Irに応じて、初期デューティ比(Initial_Duty)および初期待機時間K1を決定する(設定する)。例えば、図5のテーブルに示されるように、流入電流Irが多い場合には、短い初期待機時間K1において初期デューティ比(Initial_Duty)を大きくして印加回路60を起動し、流入電流Ir少ない場合には、多い場合と比べて、初期デューティ比(Initial_Duty)を小さくし、初期待機時間K1を長くして印加回路60を起動するようにする。そのため、流入電流Irが存在する場合であっても、印加回路60を遅延なく、好適に起動することができる。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2に係る印加回路60の起動制御を、図6〜図8を参照して説明する。図6は、実施形態2における転写電流Itの立ち上げ制御に係る処理を示すフローチャートであり、図7は、実施形態2におけるPWM信号のデューティ比と転写電流との関係を示すタイムチャートである。図6に示す各処理は、実施形態1と同様に、例えば、メモリ72に格納されたプログラムにしたがって、制御回路62によって実行される。図8は、負荷抵抗および転写電流Itと、PWM変動ゲインおよび安定時間との関係を示すテーブルである。また、図8のテーブルは、転写電流Itに応じた印加回路60のトランス駆動用トランジスタT1のhFE(電流増幅率)の大きさも示している。このテーブルは、例えば、メモリ72に格納されている。以下、実施形態1との相違点のみを説明する。
実施形態1では印加回路60の起動制御のうち、主に起動モードの初期待機時間K1の制御に関するものであったが、実施形態2は、印加回路60の起動制御のうち、主に起動モードの初期待機時間K1以降の制御に関するものである。特に、印加回路60の起動時に印加回路60の負荷抵抗を算出して、負荷抵抗に応じてPWM信号S1のデューティ比を調整し、負荷抵抗等によらずに印加回路60の起動遅延を抑制するものである。
実施形態1と同様にユーザの印刷指示に応じて印刷指令を受け取ると、図7に示す時刻t0以前において、制御回路62は、まず、図6のステップS210において、所定の固定デューティ比、例えば、40%のデューティ比を有するPWM信号S1を生成し、PWM信号S1を平滑回路64に供給する。そして、所定の待機時間、例えば60msの間、印加回路60は安定するまで待機する(ステップS220)。
そして、制御回路(「算出手段」の一例)62は、ステップS230において負荷抵抗を算出する。そのために、制御回路62は、検出信号P1によって出力電流(転写電流)ItのFB(フィードバック)値を取得し(ステップS232)、検出信号P2によって出力電圧(転写電圧)VaのFB(フィードバック)値を取得する(ステップS234)。そして、ステップS236において負荷抵抗を、得られた転写電流Itおよび転写電圧Va、並びに上記式1を用いて算出する。
次いで、ステップS240において、制御回路62は、図8に示すテーブルを用いて、算出された負荷抵抗および取得した転写電流Itの値に応じて、PWM変動ゲイン(「制御信号の増加量」の一例)および安定時間を決定する。例えば、図8に示されるように、負荷抵抗が100Mオームであり、転写電流Itが0〜7.5μA(hFEは「小」に相当)であったとすると、PWM変動ゲインは150%に決定され、安定時間は30msに決定される。安定時間は、図7の時刻t1〜t2、時刻t3〜t4および時刻t9〜t10等に相当する。なお、安定時間の決定は割愛されてもよい。すなわち、安定時間は、負荷抵抗によらずに一定値とされてもよい。
次いで、ステップS250において、制御回路62は、検出された転写電流Itの値、目標電流値等を用いて次回のデューティ比を演算する。ここで演算されるPWM信号S1のデューティ比は、図7の時刻t0以降において使用されるものである。なお、初回のデューティ比は、例えば、上記固定デューティ比である40%とされる(図7参照)。
続いて、ステップS260において、制御回路62は、出力電流のFB値、すなわち、転写電流Itが目標値Ittgより下かどうかを判定する。転写電流Itが目標値Ittgより下である場合(図7の時刻t0からt6および時刻t7からt8の期間に相当)、ステップS270の電流UP制御を行う。また、転写電流Itが目標値Ittgより下でない場合(図7の時刻t6からt7および、ほぼ時刻t8以降に相当)、ステップS262に移行して、電流DOWN制御を行う。
電流UP制御においては、まずステップS272において、制御回路62は、ステップS250において演算された次回デューティ比にPWM変動ゲインを掛けて、次回デューティ比を増加させ、増加された次回デューティ比を有するPWM信号S1を、所定期間(K2およびK2−1)(「第2所定期間」に相当)、例えば、10msの間(図7の時刻t2〜t3および時刻t4〜t5)、平滑回路64に供給する(ステップS274、ステップS276)。
そして、所定期間K2の経過後、すなわち、図7の時刻t3において、増加される前の次回デューティ比、例えば、50%のデューティ比を有するPWM信号S1を、ステップS240において決定された安定時間(例えば、30ms)の間、平滑回路64に供給する(ステップS278)。
なお、図7の時刻t0に対応する初回の電流UP制御においては、図4に示したように、初期デューティ比(Initial_Duty)および初期待機時間(図7の時刻t0〜t1)K1が決定される。
次いで、ステップS280において、ステップS232と同様に、制御回路62は、出力電流(転写電流)ItのFB値を取得し、ステップS290において、転写電流Itの値が目標出力範囲にあるかどうかを判定する。転写電流Itの値が目標出力範囲にあると判定した場合には、一旦、処理を終了する。一方、転写電流Itの値が目標出力範囲外にあると判定した場合には、ステップS234に戻り、上記の各処理を繰返す。
なお、上記電流UP制御は、起動モード時に限られず、図7に示されるように、通常モード(定電流制御)時においても実行される。すなわち、図7の時刻t7において、目標範囲から下方に外れた転写電流Itを増加させる際に、制御回路62は、上記電流UP制御を実行する。それによって、図7の時刻t8から所定期間(「第3所定期間」に相当)K3におけるPWM信号S1のデューティ比が、所定期間K3以降の値(65%)よりも大きく設定される。
また、電流DOWN制御においては(図7の時刻t9以降、参照)、ステップS250において演算された次回デューティ比を有するPWM信号S1が、所定期間(例えば、40ms)、平滑回路64に供給される(ステップS262およびステップS264)。そして、所定期間の経過後に、処理は、ステップS280に移行する。すなわち、電流DOWN制御においては、PWM変動ゲインを用いた処理は行われない。
6.実施形態2の作用・効果
従来、転写電流Itを目標値まで増加させる際に、トランス駆動用トランジスタT1のhFEの影響を受ける。すなわち、トランス駆動用トランジスタT1の製造バラツキによって、転写電流Itを目標値まで増加させるための時間が異なる。通常、hFEが小さいほど転写電流Itの立ち上げに時間を要する。
そのため、実施形態2においては、制御回路62は、転写電流Itを増加させる際に、増加開始タイミング(図7の時刻t0、t2、t4およびt8)から所定期間(K1、K2、K2−1およびK3)においては、それぞれ、PWM信号S1のデューティ比を所定期間直後の値よりも大きく設定する。その際、特に、制御回路62は、算出された負荷抵抗および転写電流Itの値(出力信号の検出値)に応じて、所定期間(K2およびK3)におけるPWM変動ゲイン(制御信号の増加量)を決定する。このように決定することによって、トランジスタT1の製造バラツキが補償され、転写電流Itの立ち上げ時間の遅延を好適に抑制することができる。
なお、実施形態2において、初期待機時間K1を除いた所定期間(K2、K2−1およびK3)に、PWM信号S1のデューティ比を所定期間直後の値よりも大きく設定するようにしてもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態において、制御回路(「速度切替手段」の一例)62によって、画像形成を第1速度で行う全速モードと、画像形成を第1速度より小さい第2速度で行う半速モードとに切替えられ、制御回路62は、半速モードにおけるPWM信号S1の初期デューティ比(開始制御信号値)を、全速モードにおける初期デューティ比より小さく設定するようにしてもよい。この場合、画像形成の全速モードか半速モードかに応じて、印刷物の画質の低下を抑制しつつ、過電流の発生を好適に抑制することができる。
(2)上記各実施形態において、起動モードおよび通常モードの他に、さらに、初期デューティ比(開始制御信号値)を決定する決定モードを備え、その決定モードにおいて、制御回路(「変更手段」の一例)62は、PWM信号S1のデューティ比を順次変更するようにしてもよい。そして、制御回路62は、変更手段によって変更されるPWM信号S1を印加回路60に供給し、印加回路60が出力し始めたときのデューティ比以上を、PWM信号S1の初期デューティ比(開始制御信号値)として決定するようにしてもよい。この場合、より好適なPWM信号S1の初期デューティ比を決定することができる。
(3)実施形態1において、流入電流Irに応じて初期デューティ比(Initial_Duty)を決定する例を示したが、初期デューティ比(Initial_Duty)は、必ずしも流入電流Irに応じて決定されなくてもよい。要は、初期デューティ比(Initial_Duty)は、転写電流Itを増加させる際に、増加開始タイミング(図4の時刻t0)から所定期間(K1)においては、所定期間直後のデューティ比よりも大きく設定されればよい。
(4)実施形態2に実施形態1の構成を追加するようにしてもよい。すなわち、実施形態2においてPWM信号S1の初期デューティ比(開始制御信号値)を決定する際に、実施形態1に示したように、さらに流入電流Irを考慮して決定するようにしてもよい。
(5)上記各実施形態において、各所定期間(K1、K2、K2−1およびK3)は任意であり、事前に実験等において適宜決定される。
(6)上記各実施形態では、所定の出力信号を転写電流(電流信号)Itとし、転写電流Itを定電流制御する例を挙げて説明したが、これに限られない。例えば、所定の出力信号を電圧信号とし、電圧信号を定電圧制御する場合にも、本発明は適用できる。
(7)上記各実施形態では、制御信号をPWM信号とし、制御信号の値をPWM信号のデューティ比とする例を示したが、必ずしもこれに限定されない。例えば、制御信号を直流信号とし、制御信号の値を直流信号の電圧値としてもよい。この場合、平滑回路64は不要となる。
(8)上記各実施形態では、制御信号をPWM信号とし、制御信号の値をPWM信号のデューティ比とする例を示し、制御信号の値を増加させるためにPWM信号のデューティ比を増加させる例を示したが、これに限られない。例えば、制御信号の値を昇圧回路66のトランジスタT1のベースに供給されるベース信号の値とし、制御信号の値(ベース信号の値)を増加させるためにPWM信号のデューティ比を減少させるようにしてもよい。
1...プリンタ(画像形成装置)
5...画像形成部(画像形成手段)
27...感光体ドラム(感光体)
29...帯電器(帯電手段)
30...転写ローラ(転写手段、印加手段)
60...印加回路(印加手段)
62...制御回路(制御手段、算出手段、変更手段、速度切替手段)
67...電流検出回路(出力検出手段)
75...電圧検出回路(出力検出手段)

Claims (10)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段であって、前記被記録媒体に画像を転写する転写手段を含む、前記画像形成手段と、
    所定の出力信号を生成し、該出力信号を前記転写手段に印加する印加手段と、
    前記出力信号の値を所定の目標範囲に制御するために前記印加手段に供給する制御信号を生成し、前記印加手段を、前記制御信号によって、前記印加手段を起動させるための起動モードと該起動モードに続く通常モードとにおいて制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記起動モードにおいて、前記起動モードの開始からの所定期間であって前記出力信号を前記所定の目標範囲に向けて増加させる初期期間である第1所定期間における前記制御信号の値である開始制御信号値を、前記第1所定期間直後の前記制御信号の値よりも大きく設定し、前記第1所定期間以降の起動モードにおいて、前記制御信号の値を前記通常モード時の値より小さくする、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記開始制御信号値を、前記画像形成手段による画像形成位置に前記被記録媒体が到達する前に、前記印加手段が起動し且つ該印加手段の前記出力信号が前記所定の目標範囲に到達する値に設定する、画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記開始制御信号値を、前記通常モード時の制御信号の値より大きく設定する、画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1所定期間以降において、前記制御信号の値を徐々に増加させる、画像形成装置。
  5. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記制御信号の値を増加させる際において、増加の開始タイミングから第2所定期間における前記制御信号の値を、前記第2所定期間直後の前記制御信号の値よりも大きく設定する、画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記通常モードにおいて、前記出力信号が前記所定の目標範囲から下方に外れ前記出力信号を増加させるために前記制御信号の値を増加させる際において、増加の開始タイミングから第3所定期間における前記制御信号の値を、前記第3所定期間以降の前記制御信号の値よりも大きく設定する、画像形成装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記出力信号を検出する出力検出手段と、
    前記出力検出手段によって検出された前記出力信号の検出値に基づいて前記印加手段の負荷抵抗を算出する算出手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記出力信号の検出値および算出された前記負荷抵抗に応じて、前記第2または第3所定期間における前記制御信号の値の補正量を決定する、画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記開始制御信号値を決定する決定モードと、
    前記決定モードにおいて、前記制御信号の値を順次変更する変更手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記変更手段によって変更される前記制御信号を前記印加手段に供給し、前記印加手段が出力し始めたときの前記制御信号の値以上を、前記開始制御信号値として決定する、画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段は、感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段とを含み、
    前記制御手段は、前記帯電に起因して前記感光体から前記転写手段に流入する流入電流に応じて、前記第1所定期間および前記開始制御信号値を設定する、画像形成装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    画像形成を第1速度で行う全速モードと、前記画像形成を前記第1速度より小さい第2速度で行う半速モードと、を切替える速度切替手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記半速モードにおける開始制御信号値を、前記全速モードにおける開始制御信号値より小さく設定する、画像形成装置。
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