JP4942148B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DC電力を出力する主電源装置と蓄電可能な蓄電素子を持ちDC電力を出力する補助電源装置を備えて、画像形成を行う作像システムの構成要素である電気的負荷に、主電源装置と補助電源装置の一方または両方から給電する画像形成装置に関し、特に、これに限定する意図ではないが、機器全体で動作に大きな電力が必要な時に、蓄電素子に貯めた電力をDC負荷に供給して、機器のAC入力電力が、電源の供給可能な電力を超えないようにする、プリンタ,複写機およびファクシミリ装置に適用できる。
特開2005−221774号公報。
複写機,プリンタ等の、例えば電子写真方式の画像形成装置は、感光体とその周囲に設けられる帯電器部,露光部,現像部,転写部等からなる作象部と、その転写部で転写紙に転写されたトナー像を定着するための定着装置とを備えている。そして、その定着装置にはヒータを内蔵した定着ローラが設けられる。また、その定着ローラの温度を一定に保つためにヒータへの通電を制御するヒータ制御装置も設けられる。このような画像形成装置においては、電源投入直後ならびに省エネモードから動作モードへの復帰時に、印刷可能となるまでの立ち上がり時間が早いことが要求される。一般的に、立ち上がり時間に最も影響する要因は、定着装置の立ち上げ時の昇温時間になり、定着装置の昇温時間を短くすることが、印刷可能となるまでの立ち上がり時間を短くすることにつながる。
また、最近では、ネットワークを介して外部装置と接続可能な画像形成装置が一般的となってきており、画像形成装置を常時通電して使用することが多く、省エネモード復帰時間の短縮が重要視されている。
そこで、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置を備えて、早い立ち上がりが必要とされる期間には、主電源と補助電源から装置内負荷に給電して、元電源である商用交流電源ラインに過大な負荷を与えることなく、立ち上げを早くすることが行われている。電気二重層キャパシタ等の蓄電素子を使用した蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置を用いることにより、定着装置への電力供給を充分に行い、定着装置の急速な立ち上げを行うことができる。
しかし、電気二重層キャパシタ等の蓄電素子であっても、性能劣化を生ずることがある。例えば、性能劣化によりその容量が低下すると、供給される電力量が不足してしまい、蓄電装置の本来の機能が充分に達成されないという不具合が発生する。そこで、一般的な蓄電素子の性能劣化を監視する手段を備え、性能劣化が検出された場合には、即座に異常と扱い、サービスコール等の警告を発することで、ユーザに蓄電素子の交換を促す様な対策を採っている。
しかしながら、蓄電素子の性能劣化の判断が適切でないと、まだ使用できる蓄電素子であっても警告を発することになる。そこで特許文献1は、蓄電素子の性能劣化を検出する手段に加えて、画像形成の生産性低下を検出する手段を備えて、蓄電素子の性能劣化の検出と、生産性低下の検出、のアンド(論理積)が成立した時に警告を発生するように、警告の発生を制限した画像形成装置を提示している。
しかし、画像形成装置のシステム構成(機能ユニットの組み合わせ)は様々であり、プリンタエンジン(用紙に画像を形成する印刷機構)が同一でも、原稿画像読み取りユニット(スキャナ),自動原稿供給装置(ADF),増設給紙装置(給紙バンク),大量給紙装置(LCT),フィニッシャ等のそれぞれを装備するか否によって、システム規模が異なり、瞬時消費電力の最大値や所要の補助電力量が異なる。蓄電素子の性能劣化がある程度進むと、システム規模が大きい画像形成装置では補助電力不足による立ち上がりの遅れがあらわれてユーザの利便性が低下することが考えられるが、システム規模が小さい画像形成装置では、補助電力不足による立ち上がりの遅延は起こりにくく、ユーザの利便性が損なわれない。蓄電素子の性能劣化がかなり進んでも、システム規模が小さい画像形成装置ではユーザの利便性を大きく損なうことなく、補助電源装置の使用を継続できる。
本発明は、蓄電素子使用の補助電源装置を長期に有効に使用することができる画像形成装置を提供することを第1の目的とし、これを、ユーザの利便性をできるだけ損なわないで達成することを第2の目的とする。
(1)DC電力を供給する主電源(208)おび蓄電可能な蓄電素子(202)を持ちDC電力を供給する補助電源(209)を含む電源装置を備える画像形成装置(1)において、
前記蓄電素子の性能を計測する手段(203)、および、前記画像形成装置に接続され前記 電源装置から給電される少なくとも1つ以上の外付け機能ユニットの取り付け状態を表すシステム構成情報と、前記計測した性能と、に基づき、前記蓄電素子の性能不足を判定する手段(205)、を備えることを特徴とする画像形成装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項の記号を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
これによれば、蓄電素子(202)の性能と画像形成装置(1)のシステム規模(所要の補助電力量)に応じて、システム規模が小さい場合は、蓄電素子の性能が劣化しても性能の不足とは判定せず、システム規模が大きいと性能が不足と判定して機能不足の警報を発生することができる。システム規模が小さい場合は、蓄電素子の性能劣化によって補助電力量が少なく制限されても、立ち上がりの遅延は起こらずあるいは少なく、ユーザの利便性の低下は少ない。システム規模が大きく、蓄電素子の性能劣化により立ち上りがおくれてユーザの利便性が悪化するときに、機能不足の警報を発生すればよい。
(2)前記性能を計測する手段(203)は、前記蓄電素子(202)の蓄電容量の低下を検出する(S8)、上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記性能を計測する手段(203)は、前記蓄電素子(202)を所定電圧に蓄電する所要時間を計測し、その計測結果を保存し、保存された所要時間の、基準値に対する変化を検出する(図6)、上記(1)に記載の画像形成装置。
(4)前記性能を計測する手段(203)は、前記蓄電素子(202)の無負荷時の電圧と、充電を開始しその所定時間後の電圧を計測し、両電圧の差すなわち差電圧の変化を検出する(図15)、上記(1)に記載の画像形成装置。
(5)前記性能を計測する手段(203)は、前記蓄電素子(202)の無負荷時の電圧と、その後給電しその所定時間後の電圧を計測し、両電圧の差すなわち差電圧の変化を検出する(図16)、上記(1)に記載の画像形成装置。
(6)前記性能を計測する手段(203)は、前記の蓄電素子(202)の充電電圧を検出する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(7)更に、前記性能を計測する手段(203)が計測した性能と、前記システム構成に基づき、前記蓄電素子の使用範囲を定める制御手段(205)、を備える、上記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
これによれば、蓄電素子(202)の性能の劣化の程度と画像形成装置(1)のシステム規模(所要の補助電力量)に応じて、システム規模が小さい場合は、蓄電素子の使用範囲、たとえば、使用電圧範囲を規定する放電開始電圧,放電停止電圧,目標充電電圧又は再充電下限電圧、を蓄電素子の性能劣化に併せて狭い電圧範囲(少ない補助電力量)に制限するものに調整して、補助電源装置を長期間使えるようにすることができる。システム規模が小さい場合は、補助電力量が少なく制限されても、立上りの遅延は起こらずあるいは少なく、ユーザの利便性の低下は少ない。
(8)前記使用範囲を定める制御手段(205)は、前記性能を計測する手段(203)が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子(202)の放電開始電圧を調整する(図18)、上記(7)に記載の画像形成装置。これによれば、蓄電素子(202)の性能が低下すると、放電開始電圧を下げて低電圧でも補助電源装置から補助電力を出力することができ、システム規模が小さい場合の立ち上がりの遅延を抑制できる。
(9)前記使用範囲を定める制御手段(205)は、前記性能を計測する手段(203)が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子(202)の放電停止電圧を調整する(図19)、上記(7)乃至(8)のいずれか1つに記載の画像形成装置。これによれば、蓄電素子(202)の性能が低下すると、放電停止電圧を下げて低電圧でも補助電源装置から補助電力を出力することができ、システム規模が小さい場合の立ち上がりの遅延を抑制できる。
(10)前記使用範囲を定める制御手段(205)は、前記性能を計測する手段(203)が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子(202)の目標充電電圧を調整する(図20)、上記(7)乃至(9)のいずれか1つに記載の画像形成装置。これによれば、蓄電素子(202)の性能が低下すると、目標充電電圧を下げて低電圧で充電完了として補助電源装置から補助電力を出力することができ、システム規模が小さい場合の立ち上がりの遅延を抑制できる。
(11)前記使用範囲を定める制御手段(205)は、前記性能を計測する手段(203)が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子(202)の再充電下限電圧を調整する(図22)、上記(7)乃至(10)のいずれか1つに記載の画像形成装置。蓄電素子(202)の性能が低下すると、再充電下限電圧を下げて低電圧で再充電完了として補助電源装置から補助電力を出力することができ、システム規模が小さい場合の立ち上がりの遅延を抑制できる。
(12)前記画像形成装置(1)は、該画像形成装置のシステム構成を検出する接続検出スイッチを備える、上記(1)乃至(11)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(13)前記画像形成装置(1)は、該画像形成装置のシステム構成を検出する接続検出回路を備える、上記(1)乃至(11)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(14)前記画像形成装置(1)は、該画像形成装置のシステム構成を、構成要素宛ての通信制御により検出する手段(241)を備える、上記(1)乃至(11)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(15)前記画像形成装置(1)は、外部入力によりシステム構成を入力する操作手段(220)を備える、上記(1)乃至(11)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(16)前記システム構成情報は、複数の外付けユニットのうち何れを取り付けている かの情報であることを特徴とする上記(1)乃至(15)のいずれか1つに記載の画像形 成装置。
本発明の一実施の形態を、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例であるデジタル複写機1の構成の概要を示す縦断正面図である。このデジタル複写機1は、いわゆる複合機である。即ち、このデジタル複写機1は、複写機能と、これ以外の機能、例えば、プリンタ機能,ファクシミリ機能とを備えており、操作部220(図3)のアプリケーション切り替えキー(図示せず)の操作により、複写機能,プリンタ機能,ファクシミリ機能を切り替えて選択することが可能である。これにより、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
次に、このデジタル複写機1の概略構成及び複写モードの際の動作について説明する。図1において、自動原稿送り装置(以下ADFという)2において、原稿台102に画像面を上にして置かれた原稿は、操作部220上のスタートキーが押下されると、給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。ADF2は、1枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
原稿セット検知器109で原稿台102上に次の原稿が存在することが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103,給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。コンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104,排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。給送ローラ3,給送ベルト4及び排送ローラ7は、図示を省略した搬送モータによって駆動される。
デジタル複写機1の、第1給紙装置110,増設給紙装置(以下バンクという)3の第2給紙装置111及び第3給紙装置112は、各々選択されたときに、その積載された転写紙を給紙し、この転写紙は、縦搬送ユニット116によって感光体117に当接する位置まで搬送される。感光体117は、例えば感光体ドラムが用いられており、メインモータ(図示せず)により回転駆動される。
画像読取装置106で原稿から読み取られた画像データは、画像処理装置(図示せず)で所定の画像処理が施された後、書き込みユニット118によって光情報に変換される。感光体117の、図示しない帯電器により一様に帯電された帯電面に、書き込みユニット118からの光情報が露光され、これにより感光体117上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置119により現像されてトナー像となる。書き込みユニット118,感光体117,現像装置119や、その他の図示しない感光体117回りの周知の装置などにより、電子写真方式で、用紙などの転写媒体すなわち転写紙に画像形成を行うプリンタエンジンを構成している。
搬送ベルト120は用紙搬送手段及び転写手段を兼ねており、電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116からの転写紙を感光体117と等速で搬送しながら感光体117上のトナー像を転写紙に転写する。このトナー像は、定着装置121により転写紙に定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。感光体117は、トナー像転写後に図示しないクリーニング装置により、残存トナーのクリーニングがなされる。
以上の動作は、通常のモードで用紙の片面に画像を複写するときの動作であるが、両面モードで転写紙の両面に画像を複写する場合には、各給紙トレイ113〜115の何れかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された転写紙は、排紙ユニット122により排紙トレイ123側ではなく、両面入紙搬送路124側に切り替えられ、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット126へ搬送される。
両面搬送ユニット126へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット126により縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット116により感光体117に当接する位置まで搬送され、感光体117上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて、定着装置121でトナー像が定着されることにより、両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
また、転写紙を反転して排出する場合には、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転された転写紙は、両面搬送ユニット126に搬送されずに反転排紙搬送路127を経て排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
プリントモードでは、前述の画像処理装置からの画像データの代りに、外部からの画像データが書き込みユニット118に入力されて、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
さらに、ファクシミリモードでは、画像読取装置106からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信される。相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて前述の画像処理装置からの画像データの代りに書き込みユニット118に入力されることにより、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
また、このデジタル複写機1は、標準状態で原稿をコンタクトガラス105上に押さえるための圧板(図示しない)が備えられるが、周辺機としてADF2を設置することができる。その他の周辺機として、バンク3や大量用紙供給装置(以下、LCTという)4と、ソート,穴あけ,ステイプルなどを行う、後処理装置であるフィニッシャ5も設置することができる。図1では、フィニッシャ5は、デジタル複写機1と未接続状態で図示してある。フィニッシャ5を接続するときには、排紙トレイ123をデジタル複写機1から取り外してから、フィニッシャ5を複写機1に装着する。図1には示していないが、複写機1には、原稿読み取りのためのモード,複写倍率の設定,給紙段の設定、フィニッシャで後処理の設定、オペレータに対する表示などを行う各種キーやLCD等を有する操作部220(図3)も備えている。
図1に示すフィニシャ5は、デジタル複写機1に装着しているときには、排紙ユニット122によって搬送された転写紙を、排紙ローラ503方向と、ステープル処理部方向へ導く事ができる。切り替え板501を上に切り替える事により、搬送ローラ503を経由して排紙トレイ504側に排紙することができる。また、切り替え板501を下方向に切り替えることで、搬送ローラ505,507を経由して、ステープル台508に搬送することができる。ステープル台508に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー509によって、紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ506によって綴じられる。ステープラ506で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ510に収納される。一方、通常の排紙トレイ504は、前後(図1紙面と垂直な方向)に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部504は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
図2を参照して、定着装置121の構成について説明する。図2に示すように、定着装置121は、定着部材である定着ローラ301に、シリコンゴム等の弾性部材からなる加圧部材としての加圧ローラ302が、図示しない加圧手段により一定の加圧力で押し当てられている。定着部材と加圧部材は、一般的にローラ状である場合が多いが、例えば、何れか一方又は両方を無端ベルト状に構成するようにしてもよい。この定着装置121には、ヒータHT1,HT2が適宜位置に設けられる。例えば、これらのヒータHT1,HT2は、定着ローラ301の内部に配置されており、定着部材である定着ローラ301を内側から加熱する。
定着ローラ301及び加圧ローラ302は、駆動機構(図示せず)により回転駆動される。サーミスタなどの温度センサTH11は、定着ローラ301の表面に当接され、定着ローラ301の表面温度(定着温度)を検出する。トナー306を担持した転写紙307は、定着ローラ301と加圧ローラ302とのニップ部を通過する際に、定着ローラ301と加圧ローラ302による加熱及び加圧でトナー画像306が定着される。
第1の発熱部材である定着ヒータHT1は、本デジタル複写機1の主電源投入の時や、省エネのためのオフモード時からコピー可能となるまでの立ち上げ時等、即ち、定着装置121のウォームアップ時にONにされるか、又は、画像形成時に定着ローラ301の基準となる目標温度に達していないときにONされて、定着ローラ301を加熱する補助的なヒータ(補助ヒータ)である。
第2の発熱部材である定着ヒータHT2は、定着ローラ301の基準となる目標温度に達していないときにONにされて、定着ローラ301を加熱する主たるヒータ(主ヒータ)である。より詳細な一例として、例えばこの定着ヒータHT2は定着ローラ301内において内側から加熱する。
図3は、定着装置121,主電源装置208,補助電源装置209を主とした本デジタル複写機1の制御系等の構成を示すブロック図である。図3に示す制御系において、主電源装置208は、一般的な電源装置であり、AC電源(商用交流電源)201からの電力供給を受けて制御電源電圧+5Vと動力用および高圧用電源電圧+24VのDC電力を供給するC/DCコンバータである。補助電源装置209には、AC電源(商用交流電源)201からの電力供給を受けてDC変換した電圧で充電されて、DC電流を出力する蓄電素子202と、この蓄電素子202の充放電を制御するための充放電制御手段203と、蓄電素子202から定電圧を生成するDC/DCコンバータ204が設けられている。蓄電素子202としては、電気二重層キャパシタ,他のキャパシタ又はコンデンサ或いは2次電池などが用いられる。充放電制御手段203は、AC電源201からの電力供給を受けて蓄電素子202を充電させる充電器(図示せず)を備える一方、補助電力を給電するDC/DCコンバータ204へ接続されたスイッチング素子(図示せず)、例えばFET、を有し、該スイッチング素子をON/OFFすることにより、DC/DCコンバータ204からDC電力の供給/停止をする。
図4に、プリンタエンジンを制御するエンジン制御手段205の一部分の概略を示す。エンジン制御手段205には図4に示すように、CPU241,メモリ242,定着ヒータHT1,HT2を各々駆動するためのヒータドライバ243,244等がある。CPU241は、本デジタル複写機1のプリンタエンジンおよび電源回路の動作を制御し、また、それに装着されたユニットに制御信号を与えるためのプログラムやデータを格納するメモリ242と接続されており、メモリ242に格納されたプログラムに基づいて、プリンタエンジンや電源回路等の制御を行う。
CPU241には、定着ローラ301の表面温度を検出するための温度センサTH11と抵抗R1の抵抗値によって分圧された検出信号(ローラ温度信号)などが入力される。エンジン制御手段205のヒータドライバ243,244は、定着ヒータHT1,HT2とAC電源201との間を接続するスイッチング素子、例えばトライアック206,207のON/OFFを制御することにより、定着ヒータHT1,HT2に対する通電電力を制御する。エンジン制御手段205には、操作部220が接続されており、ADF2,バンク3,LCT4,フィニッシャ5等のユニットすなわち周辺機が接続される。
このような基本的な構成に加えて、デジタル複写機1は、蓄電素子202の性能を計測する性能計測機能,計測した性能に基づき蓄電素子202の性能劣化を検出する劣化検出機能,デジタル複写機1のシステム構成を認識又は検出するシステム構成検出機能,蓄電素子202の性能とシステム構成に基づいて蓄電素子202の性能不足を判定する性能不足判定機能、および、蓄電素子202の性能とシステム構成に基づいて蓄電素子202の使用範囲もしくは使用条件を調整する使用範囲制御機能、を含む。
まず、性能計測機能および劣化検出機能は、主として充放電制御手段203により実行されるものであり、当該部分を抽出して示す図5の機能ブロックによれば、充放電制御手段203は、蓄電素子202の両端電圧を検出する充電電圧検出手段211と、タイマ(計時手段;時間計測手段)内蔵のCPU212と、DC/DCコンバータ204への放電手段213と、AC電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータ214と、を有する。
図6に、充放電制御手段203により行われる、蓄電素子202の性能の計測に基づく劣化検出の内容を示す。これは、蓄電素子202の容量低下をその性能劣化の指標とする例であり、キャパシタ電圧第1レベル:20V、キャパシタ電圧第2レベル:21V、キャパシタ電圧第3レベル:22V、タイマ基準値(経過時間基準値)ts1:11秒(キャパシタ容量の40%低下に相当:容量が基準値の60%)の場合を例示した。ここでは、タイマ基準値ts1は、蓄電素子202を定電流充電するとき、キャパシタ電圧が第2レベル(21V)から第3レベル(22V)に上昇するに要する基準時間である。定電流充電するときには、キャパシタ容量が大きいとキャパシタ電圧の上昇速度が遅く、小さいと早いので、第2レベル(21V)から第3レベル(22V)への上昇時間tを計測すると、計測値がキャパシタ容量に対応する。この計測値tが基準値ts1未満であると、キャパシタ容量は60%未満である。
まず、蓄電素子202の充電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出されたキャパシタ電圧が第1レベル以下であるか否か判定する(ステップS1)。第1レベル以下に低下していた場合には(S1のY)、CPU212内蔵のタイマを初期化し(t=0)(S2)、定電流制御の下に充電動作を行い、蓄電素子202の充電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出されたキャパシタ電圧が第2レベル以上に上昇したか否かを判定する(S3)。キャパシタ電圧が第2レベルに達した時点でタイマをスタートして(S4)、すなわち計時(経過時間の計測)を開始して、さらに定電流制御の下に充電動作を行い、蓄電素子202の充電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出されたキャパシタ電圧が第3レベル以上に上昇したか否かを判定する(S5)。キャパシタ電圧が第3レベルに達した時点でタイマによる計時をストップして(S6)、その充電動作に要した所要時間tすなわち計時値が予め設定されているタイマ基準値ts1よりも短いか否かを判定し(S7)、短かければ(S7のY)、すなわちキャパシタ202の容量が、基準値の60%未満であると、蓄電素子202が容量低下により性能劣化している、と検出する(S8)。このような性能(容量)の計測および劣化の検出は、本実施の形態では、蓄電素子202に対する充電動作を定電流制御により行っており、劣化の一態様としてその容量が低下した場合には、通常の充電時間(タイマ基準値ts1)よりも充電時間が短くなることを利用したものである。
なお、第2レベル(21V)から第3レベル(22V)への上昇時間(充電時間)tを容量値Cpに変換して、基準値ts1対応の閾値0.4Cs(Csは基準容量値)と比較して、計測した容量値Cpが閾値0.4Csより小さいと劣化していると検出する態様もある。しかし、上述の計測態様では、充電時間tを容量値に変換する過程を省略した。
もっとも、性能計測機能および劣化検出機能は、上述の方式に限らず、例えば、蓄電素子202の無負荷時の電圧と、充電を開始しその所定時間後の電圧とを比較し、両電圧の差である電圧差、の変化に基づきその性能劣化を検出したり、蓄電素子202の無負荷時の電圧とDC/DCコンバータ204に給電しその所定時間後の電圧とを比較し、両電圧の差である電圧差、の変化に基づきその性能劣化を検出したりする態様もある。
次に、システム構成検出機能は、主としてエンジン制御手段205により実行されるものであり、図4の概略構成を示すブロック図によれば、エンジン制御手段205のCPU241が、TXD1,RXD1を通じてシリアル通信にて周辺機1と通信して周辺機1が接続されているか否の検出と、接続されている場合には周辺機1(ADF2,バンク3,LCT4,フィニッシャー5の1つ)の機種情報等の入手、そしてその後は制御信号のやり取りを行う。他の周辺機2についてはTXD2,RXD2を通じて同様なことを行う。また、CPU241は、IO3,IO4を介した入力信号により他の周辺機3,周辺機4が接続されているか否かを認知する。CPU241は、これらの情報から本デジタル複写機1に接続されている周辺機の種類を認知する。
図7には、エンジン制御手段205の、このような周辺機の認知に関する検出動作を示す。図7において、エンジン制御部205は、まず、周辺機が接続されているか否か検出する(S11)。そして、接続されている全ての周辺機の種類を検出する(S12)。エンジン制御部205は、検出した周辺機の消費電力のデータを周辺機消費電力テーブル(図8参照)から抽出して、周辺機の消費電力の合算値を算出する(S13)。
図9には、もう1つの形態の、周辺機の認知に関する検出動作を示す。図9において、エンジン制御部205は、まず、周辺機が接続されているか否か検出する(S11)。そして、接続されている全ての周辺機の種類を検出する(S12)。エンジン制御部205は、検出した周辺機の組合せを周辺機システム構成テーブル(図10参照)から抽出して、周辺機のシステム構成を識別する(S21)。
さらに、充放電制御手段203が検出した、蓄電素子の検出した性能劣化と、エンジン制御部205が検出したシステム構成に基づく、蓄電素子202の性能不足の判定すなわち性能不足判定機能は、主としてエンジン制御手段205により実行されるものであり、図4の概略構成を示すブロック図によれば、CPU241により判定される。
図11に、エンジン制御手段205のCPU241が実行する蓄電素子202の性能不足の判定の内容を示す。これは、周辺機合計消費電力第1レベル:200W、周辺機合計消費電力第2レベル:100W、タイマ基準値ts2:9秒(キャパシタ容量の45%低下相当)、タイマ基準値ts3:7秒(キャパシタ容量の50%低下相当)とした例である。
充放電制御手段203が、蓄電素子202の容量低下すなわち性能の劣化を検出すると(S31のY)、CPU241は、周辺機の合計消費電力を算出する(S13)。算出した合計消費電力が第1レベル以下であるか否かを判定する(ステップS33)。第1レベル以下の合計消費電力でない場合には(S33のN)、現在のシステム構成においては、蓄電素子202の容量低下により、蓄電素子202が性能不足、と判定する(S37)。第1レベル以下の場合は(S33のY)、さらに、周辺機の合計消費電力が第2レベル以下であるか否かを判定する(ステップS34)。第2レベル以下の合計消費電力でない場合には(S34のN)、充放電制御手段203が計測した充電動作に要した所要時間tが、予め設定されているタイマ基準値ts2よりも短いか否かを判断し(S35)、短ければ(S35のY)、現在のシステム構成においては、蓄電素子202の容量低下により、蓄電素子202が性能不足、と判定する(S37)。第2レベル以下の合計消費電力の場合には(S34のY)、充放電制御手段203が計測した充電動作に要した所要時間tが予め設定されているタイマ基準値ts3よりも短いか否かを判定し(S36)、短ければ(S36のY)、現在のシステム構成においては、蓄電素子202の容量低下により蓄電素子202が性能不足、と判定する(S37)。このように、蓄電素子202の性能が劣化していても(S31のY)、当該デジタル複写機1のシステム構成よっては、DC電力の供給が少なくても良いので蓄電素子202の容量が低下していても使用することができ、蓄電素子202が性能不足とは判定しない。
蓄電素子202が容量低下により蓄電素子202が性能不足、と判定した場合には、操作部220の表示部等を通じてサービスコールを要する等の警告を発する。
図12には、もう1つの態様の、蓄電素子202が性能不足かの判定の内容を示す。これは、周辺機のシステム構成をシステム0〜15(図10参照)に識別し、タイマ基準値ts2:9秒(キャパシタ容量の45%低下相当)、タイマ基準値ts3:7秒(キャパシタ容量の50%低下相当)とした例である。
充放電制御手段203が、蓄電素子202の容量低下すなわち性能の劣化を検出すると(S31のY)、CPU241は、複写機1の現在のシステム構成を判定する(S21)。すなわち、現在のシステム構成が、図10に示すシステム6,7,11,14,15のいずれであるか否かを判定する(ステップS41)。システム構成がシステム6,7,11,14,15のいづれかである場合には(S41のY)、現在のシステム構成においては、蓄電素子202の容量低下により、蓄電素子202が性能不足、と判定する(S37)。現在のシステム構成が、システム6,7,11,14,15のいづれでもない場合は(S41のN)、さらに、図10に示すシステム2,3,5,10,12,13のいづれかであるか否かを判断する(ステップS42)。システム2,3,5,10,12,13のいづれかである場合には(S42のY)、充放電制御手段203が計測した、充電動作に要した所要時間tが、予め設定されているタイマ基準値ts2よりも短いか否かを判断し(S35)、短ければ(S35のY)、現在のシステム構成においては、蓄電素子202の容量低下により、蓄電素子202が性能不足、と判定する(S37)。現在のシステム構成がシステム2,3,5,10,12,13のいづれでもない場合には(S42のN)、充放電制御手段203が計測した充電動作に要した所要時間tが、予め設定されているタイマ基準値ts3よりも短いか否かを判断し(S36)、短ければ(S36のY)、現在のシステム構成においては、蓄電素子202の容量低下により、蓄電素子202が性能不足、と判定する(S37)。このように、蓄電素子202の性能が劣化していても(S31のY)、当該デジタル複写機1のシステム構成よっては、DC電力の供給が少なくても良いので、蓄電素子202の容量が低下していても使用することができ、蓄電素子202が性能不足とは判定しない。
蓄電素子202の容量低下により蓄電素子202が性能不足と判定した場合には、操作部220の表示部等を通じてサービスコールを要する等の警告を発する。
なお、上述のシステム構成検出に関して、操作部220等を通じた設定に基づいてシステム構成を認知しても良い。図13,図14はこの場合の対応例を示し、システム構成を入力設定し、保存し、システム構成情報が必要なときに参照することでシステム構成を認識する。
図15には、充放電制御手段203による、蓄電素子202の性能計測と劣化検出の、もう1つの態様を示す。これは、キャパシタ電圧第1レベル:15V、タイマ基準値ta:11秒、キャパシタ電圧差基準値Vs:2V(キャパシタ容量の40%低下相当)とした例である。
まず、蓄電素子202の充電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出したキャパシタ電圧が第1レベル以下であるか否かを判定する(ステップS61)。第1レベル以下に低下していた場合には(ステップS61のY)、CPU212内蔵のタイマを初期化し(t=0)、検出されたキャパシタ電圧をV1として記憶し(ステップS62)、定電流制御の下に充電動作を行い、タイマによる計時をスタートする(ステップS63)。タイマによる計時値tが、予め設定されている所定時間であるタイマ基準値ta以上になったか否かを判断する(S64)。タイマによる計時値がタイマ基準値taに達した時点で蓄電素子202の充電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出されたキャパシタ電圧をV2として記憶し、タイマ(計時)をストップさせ(S65)、その充電動作で上昇したキャパシタ電圧差V2−V1が、予め設定されているキャパシタ電圧差基準値Vsよりも大きいか否かを判断し(S66)、大きければ(S66のY)、蓄電素子202が容量低下により性能劣化している、と検出する(S8)。このような蓄電素子202の性能劣化の検出動作は、本実施の形態では、蓄電素子202に対する充電動作を定電流制御により行っており、劣化の一態様としてその容量が低下した場合には、通常の充電電圧上昇(キャパシタ電圧差基準値Vs)よりも電圧差が大きくなることを利用したものである。
図16には、充放電制御手段203による、蓄電素子202の性能計測と劣化検出の、もう1つの態様を示す。これは、キャパシタ電圧第1レベル:22V、タイマ基準値ta:10秒、キャパシタ電圧差基準値Vs:2V(キャパシタ容量の40%低下相当)とした例である。
まず、蓄電素子202の充電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出されたキャパシタ電圧が第1レベル以上であるか否かを判断する(ステップS71)。第1レベル以上の場合には(ステップS71のY)、CPU212内蔵のタイマを初期化し(t=0)、検出されたキャパシタ電圧をV1として記憶し(ステップS62)、放電動作を行い、タイマによる計時をスタートさせる(ステップS72)。タイマによる計時値が予め設定されているタイマ基準値ta以上になったか否かを判断する(S64)。タイマによる計時値がタイマ基準値taに達した時点で蓄電素子202の放電電圧を充電電圧検出手段211により検出し、検出されたキャパシタ電圧をV2として記憶し、タイマ(計時)をストップし(S65)、その放電動作で下降したキャパシタ電圧差V1−V2が、予め設定されているキャパシタ電圧差基準値Vsよりも大きいか否かを判断し(S73)、大きければ(S73のY)、蓄電素子202が容量低下により性能劣化していることを検出する(S8)。このような性能劣化の検出動作は、本実施の形態では、蓄電素子202に対する放電動作が一定電流により行われている場合に限り、劣化の一態様としてその容量が低下した場合には、通常の放電電圧下降(キャパシタ電圧差基準値Vs)よりも電圧差が大きくなることを利用したものである。
次に、エンジン制御部205が実施する第1態様の使用範囲制御を、図17,図18に基づいて説明する。本実施態様の使用範囲制御機能は、複写機1のシステム構成と蓄電素子202の性能にもとづいて、蓄電素子202の使用電圧範囲を調整する。具体的には、蓄電素子202の性能劣化を充放電制御部203が検出すると、エンジン制御部205がシステム構成を検出し接続されている周辺機の合計消費電力を算出(又は周辺機のシステムを識別)し、その状態によって、予め定められていた放電開始電圧(放電許可電圧)の設定値を20V(図17)から18V(図18)に調整する。
図17は、システム構成がフルシステム(設定可能な最大規模)の場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示す。同図において、横軸は時間を示し、縦軸は蓄電素子202の放電電圧(充電電圧とも一致して、充電電圧検出手段211によって検出される。)を示す。また、同図において、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は劣化状態の蓄電素子202の放電特性を示す。
図18は、システム構成がミニマム(最小規模:周辺機の接続無し)の場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示す。同図において、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は放電開始電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり放電開始電圧を調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。ここで、「放電開始電圧」とは、充電状態にある充電素子202からの放電が可能になる電圧であって、制御上設定された値である。すなわち、放電素子202の充電電圧が放電開始電圧に達していない場合には、放電素子202からの放電電力の供給はおこなわれない。具体的には、放電素子202の充電電圧が放電開始電圧以上になるのが充電電圧検出手段211で検出された場合に、放電が可能になる。
なお、図17,図18中の充電電圧とは、「目標充電電圧」(充電時の蓄電素子202における目標の充電電圧)であって、制御上設定された値である。すなわち、充電中に充電電圧が放電開始電圧を超えて、かつ、エンジン制御部205から放電開始の指令がない場合には、充電電圧が目標充電電圧に達するまで充電がおこなわれる。
また、図17,図18中の「放電停止電圧」とは、放電状態にある蓄電素子202からの放電が停止される電圧であって、制御上設定された値である。すなわち、蓄電素子202の放電電圧が放電停止電圧に達していない場合には、蓄電素子202からの放電電力の供給は停止されない。具体的には、蓄電素子202の放電電圧が放電停止電圧以下になるのが充電電圧検出手段211で検出された場合に、放電が中止される。
図17のR1,図18のR2に示すように、放電停止電圧(10V)に至るまでの放電時間はT1となる。このときの放電電力量すなわち補助電源装置209の給電可能な電力量としては充分なものである。このようにシステム構成の検知により放電開始電圧を調整することで、放電可能電圧範囲がひろがり、ユーザにとって利便性が向上する。
次に、第2態様の使用範囲制御を、図19に基づいて説明する。本実施態様の使用範囲制御機能も、複写機1のシステム構成と蓄電素子202の性能にもとづいて、蓄電素子202の使用電圧範囲を調整する。具体的には、蓄電素子202の性能劣化を充放電制御部203が検出すると、エンジン制御部205がシステム構成を検出し接続されている周辺機の合計消費電力を算出(または周辺機のシステムを識別)し、その状態によって、予め定められていた放電停止電圧の設定値が10Vから12Vに調整される。
図19は、システム構成がミニマム(最小規模:周辺機の接続無し)の場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示す。同図において、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は放電停止電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり放電停止電圧を調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。図17のR1,図19のR2に示すように、放電停止電圧(10Vor12V)に至るまでの放電時間はT1となる。このときの放電電力量は給電量としては充分なものである。このようにシステム構成の検知により放電停止電圧を調整することで、ユーザにとって利便性が向上する。
次に、第3態様の使用範囲制御を、図20に基づいて説明する。本実施態様の使用範囲制御機能も、複写機1のシステム構成と蓄電素子202の性能にもとづいて、蓄電素子202の使用電圧範囲を調整する。具体的には、蓄電素子202の性能劣化を充放電制御部203が検出すると、エンジン制御部205はシステム構成を検出し接続されている周辺機の合計消費電力を算出(または周辺機のシステムを識別)し、その状態によって、予め定められていた充電電圧の設定値を22Vから20Vに調整する。充電電圧とは、前述したとおり「目標充電電圧」(充電時の蓄電素子202における目標の充電電圧)であって、制御上設定された値である。すなわち、充電中に充電電圧が放電開始電圧を超えて、かつ、エンジン制御部205から放電開始の指令がない場合には、充電電圧が目標充電電圧に達するまで充電がおこなわれる。本件では、放電開始電圧の調整も同時に行なう。
図20は、システム構成がミニマム(最小規模:周辺機の接続無し)の場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示す。同図において、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は充電開始電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり充電開始電圧を調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。放電開始電圧も18Vに調整する。
図17のR1,図20のR2に示すように、放電停止電圧(10V)に至るまでの放電時間はT1となる。このときの放電電力量は給電量としては充分なものである。また、目標充電電圧と放電開始電圧の差も同じ設定となっている。このようにシステム構成の検知により目標充電電圧を調整することで、充電完了までの電圧を低くし、ユーザにとって利便性が向上する。
次に、第4態様の使用範囲制御を、図21,図22に基づいて説明する。本実施態様の使用範囲制御機能も、複写機1のシステム構成と蓄電素子202の性能にもとづいて、蓄電素子202の使用電圧範囲を調整する。具体的には、蓄電素子202の性能劣化を充放電制御部203が検出すると、エンジン制御部205は、システム構成を検出し接続されている周辺機の合計消費電力を算出(または周辺機のシステムを識別)し、その状態によって、予め定められていた再充電下限電圧の設定値を20.5Vから18.5Vに調整する。「再充電下限電圧」とは、充電完了後の蓄電素子202の自己放電により充電電圧が徐々に低下し再充電を行うための充電電圧であって、制御上設定された値である。すなわち、自己放電中に充電電圧が徐々に低下し、充電電圧が再充電下限電圧に達すると、エンジン制御部205から充電開始の指令がでて、充電電圧が目標充電電圧に達するまで充電がおこなわれる。本件では、放電開始電圧の調整も同時に行なう。
図21は、システム構成がフルシステム(設定可能な最大規模)の場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示す。同図において、横軸は時間を示し、縦軸は蓄電素子202の放電電圧(充電電圧とも一致して、充電電圧検出手段211によって検出される)を示す。また、同図において、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は劣化状態の蓄電素子202の放電特性を示す。
図22は、システム構成がミニマム(最小規模:周辺機の接続無し)の場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示す。同図において、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は放電開始電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり再充電下限電圧の設定値を20.5Vから18.5Vに調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。放電開始電圧も20Vから18Vに調整する。
図21のR1,図22のR2に示すように、放電停止電圧(10V)に至るまでの放電時間はT1となる。このときの放電電力量は給電量としては充分なものである。また、再充電加減電圧と放電開始電圧の差も同じ設定となっている。このようにシステム構成の検知により再充電加減電圧を調整することで、再充電までの電圧を低くし、ユーザにとって利便性が向上する。
本発明の1実施例であるデジタル複写機1の機構の概要を示す縦断正面図である。 図1に示す定着装置121の定着ローラの拡大横断面図である。 図1に示す複写機1の電源の概要を示すブロック図である。 図3に示すエンジン制御部205の構成の概要を示すブロック図である。 図3に示す補助電源装置209の構成の概要を示すブロック図である。 図5に示す充放電制御部203の蓄電素子202の性能計測および劣化検出の内容を示すフローチャートである。 図3に示すエンジン制御部205の、複写機1のシステム構成の検出、の内容を示すフローチャートである。 図1に示す複写機1に装備することができる周辺機の消費電力リストを示す図表である。 エンジン制御部205の、システム構成の検出のもう1つの形態の内容を示すフローチャートである。 もう1つのシステム構成の検出、に用いるシステム構成の分類表を示す図表である。 図3に示すエンジン制御部205の、蓄電素子の性能不足の判定、の内容を示すフローチャートである。 エンジン制御部205の、もう1つの形態の、蓄電素子の性能不足の判定、の内容を示すフローチャートである。 エンジン制御部205の、システム構成の検出のもう1つの形態の内容を示すフローチャートである。 エンジン制御部205の、システム構成の検出の更にもう1つの形態の内容を示すフローチャートである。 充放電制御部203の、もう1つの形態の、蓄電素子202の性能計測および劣化検出の内容を示すフローチャートである。 充放電制御部203の、更にもう1つの形態の、蓄電素子202の性能計測および劣化検出の内容を示すフローチャートである。 複写機のシステム構成がフルシステムの場合の、図3に示す蓄電素子202の、素子容量低下が無い場合の使用電圧範囲と、素子容量低下が無い場合の放電特性S,素子容量が低下した場合の放電特性、および、放電時間T1、を示すグラフである。 複写機のシステム構成がミニマムの場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲の1形態を示すグラフであり、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は放電開始電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり放電開始電圧を調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。 複写機のシステム構成がミニマムの場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲のもう1つの形態を示すグラフであり、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は放電停止電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり放電停止電圧を調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。 システム構成がミニマムの場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲のもう1つの形態を示すグラフであり、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は充電開始電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり充電開始電圧を調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。 システム構成がフルシステムの場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示すグラフであり、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は劣化状態の蓄電素子202の放電特性を示す。 システム構成がミニマムの場合の、蓄電素子202の使用電圧範囲および放電時間を示すグラフであり、破線Sは初期における蓄電素子202の放電特性を示し、実線R1は放電開始電圧を調整する前の蓄電素子202の放電特性を示し、実線R2は劣化状態にあり再充電下限電圧の設定値を20.5Vから18.5Vに調整した後の蓄電素子202の放電特性を示す。
符号の説明
1:デジタル複写機
2:自動原稿送り装置(ADF)
3:増設給紙装置(バンク)
4:LCT
5:フィニッシャ
102:原稿台
103:給紙ローラ
104:給送ベルト
105:コンタクトガラス
106:画像読取装置
107:排送ローラ
108:排紙台
109:原稿セット検知器
110:第1給紙装置
111:第2給紙装置
112:第3給紙装置
113〜115:給紙トレイ
116:縦搬送ユニット
117:感光体
118:書き込みユニット
119:現像装置
120:搬送ベルト
121:定着装置
122:排紙ユニット
123:排紙トレイ
124:両面入紙搬送路
125:反転ユニット
126:両面搬送ユニット
208:主電源装置
209:補助電源装置
201:AC電源(商用交流電源)
202:蓄電素子
203:充放電制御手段
204:DC/DCコンバータ
205:エンジン制御手段
206,207:トライアック
210:接続切換回路
211:充電電圧検出手段
212:CPU
213:放電手段
214:AC/DCコンバータ
220:操作部
241:CPU
242:メモリ
243,244:ヒータドライバ
301:定着ローラ
302:加圧ローラ
HT1,HT2:ヒータ
306:トナー
307:転写紙
TH11:温度センサ
501:切り替え板
503:排紙ローラ
504:排紙トレイ
505,507:搬送ローラ
506:ステープラ
508:ステープル台
509:ジョガー
510:排紙トレイ

Claims (16)

  1. DC電力を供給する主電源おび蓄電可能な蓄電素子を持ちDC電力を供給する補助電源を含む電源装置を備える画像形成装置において、
    前記蓄電素子の性能を計測する手段、および、前記画像形成装置に接続され前記電源装 置から給電される少なくとも1つ以上の外付け機能ユニットの取り付け状態を表すシステム構成情報と、前記計測した性能と、に基づき前記蓄電素子の性能不足を判定する手段、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記性能を計測する手段は、前記蓄電素子の蓄電容量の低下を検出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記性能を計測する手段は、前記蓄電素子を所定電圧に蓄電する所要時間を計測し、その計測結果を保存し、保存された所要時間の、基準値に対する変化を検出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記性能を計測する手段は、前記蓄電素子の無負荷時の電圧と、充電を開始しその所定時間後の電圧を計測し、両電圧の差すなわち差電圧の変化を検出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記性能を計測する手段は、前記蓄電素子の無負荷時の電圧と、その後給電しその所定時間後の電圧を計測し、両電圧の差すなわち差電圧の変化を検出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記性能を計測する手段は、前記の蓄電素子の充電電圧を検出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 更に、前記性能を計測する手段が計測した性能と、前記システム構成に基づき、前記蓄電素子の使用範囲を定める制御手段、を備える、請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 前記使用範囲を定める制御手段は、前記性能を計測する手段が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子の放電開始電圧を調整する、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記使用範囲を定める制御手段は、前記性能を計測する手段が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子の放電停止電圧を調整する、請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記使用範囲を定める制御手段は、前記性能を計測する手段が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子の目標充電電圧を調整する、請求項7乃至9のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  11. 前記使用範囲を定める制御手段は、前記性能を計測する手段が検出した結果と前記システム構成に基づき前記蓄電素子の再充電下限電圧を調整する、請求項7乃至10のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、該画像形成装置のシステム構成を検出する接続検出スイッチを備える、請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置は、該画像形成装置のシステム構成を検出する接続検出回路を備える、請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置は、該画像形成装置のシステム構成を、構成要素宛ての通信制御により検出する手段を備える、請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  15. 前記画像形成装置は、外部入力によりシステム構成を入力する操作手段を備える、請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  16. 前記システム構成情報は、複数の外付けユニットのうち何れを取り付けているかの情報 であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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