JP2004286881A - 画像形成装置 - Google Patents

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章彦 茂手木
Tsunehide Takahashi
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Abstract

【課題】周辺機を搭載した場合でも、装置全体の最大消費電力を維持しながら、定着装置の補助電源として使用されるキャパシタを効率的に充電することが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、定着部材でトナー像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、充電可能な補助電源であるキャパシタCP1と、キャパシタCP1を充電するキャパシタ充電器203と、キャパシタCP1から電力が供給されて発熱して定着ローラ151を加熱する定着ヒータHT1と、周辺機の接続状態を検出して、検出された周辺機の接続状態に応じて、キャパシタCP1の充電可能期間を変動させる制御部202と、を備えている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,画像形成装置に関し、詳細には、定着装置の定着部材を補助電源を使用して加熱する複写機、デジタル複合機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ装置等の画像形成装置は、普通紙やOHP等の記録媒体上に画像を形成する。この画像形成は、画像形成の高速性や画像品質、コストなどから電子写真方式が採用されている。電子写真方式は、記録媒体上にトナー像を形成し、形成したトナー像を熱と圧力で記録媒体上に定着する方式であり、定着方式としては安全性等の面からヒートロール方式が現在最も多く採用されている。ヒートロール方式は、ハロゲンヒータなどの発熱部材により加熱される加熱ローラと、加熱ローラに対向配置される加圧ローラを圧接してニップ部と呼ばれる相互圧接部を形成し、このニップ部にトナー像が転写された記録媒体を通じて加熱する方式である。
【0003】
近年、環境問題が重要となり、複写機やプリンタ等の画像形成装置も省エネルギー化が進んでおり、この画像形成装置の省エネルギー化を考えるに当たって無視できないのは、トナーを記録媒体に定着する定着装置の省電力化である。
【0004】
定着装置に補助電源を使用して、最大供給電力を増加させることで省エネ化を実現する技術が、例えば特許文献1で提案されている。かかる特許文献1で開示された定着装置は、立ち上げ時に主電源装置と二次電池や一次電池から電力を供給しており、その二次電地源として、カドニカ電池や鉛電池を使用している。かかる二次電池は充放電を何回も繰り返すと容量が劣化して低下していき、大電流で放電する程寿命が短いという性質を有する。一般的に、大電流で長寿命とされているカドニカ電池でも充放電の繰り返し回数は約500〜1000回程度であり、一日に20回の充放電を繰り返すと一ヶ月程度で電池寿命が来てしまうとにる。そのため、交換の手間がかかり、交換する電池代などのランニングコストも非常に高くつくという短所がある。さらに、鉛蓄電池は液体の硫酸を使用するなどのオフィス用機器としては好ましくない。
【0005】
このため、定着装置の補助電源として、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタを使用した画像形成装置が、例えば特許文献2で開示されている。しかしながら、大容量キャパシタは一度放電すると、また充電しないと何度も使用することができない。この充電自体も大きな消費電力となるが、画像形成装置では本体に大電力を消費する定着ヒータを装備し、かつ複数の周辺機を実装したフルシステム構成などでは機械の消費電力に対する最大定格まで使用するため、大容量キャパシタを充電するための電力に余裕が無い場合がある。
【0006】
例えば、最大消費電力が1500Wの画形成装置において、本体の消費電力が1200W、接続する周辺機3台の消費電力が各100Wの場合には、大容量キャパシタへの充電電力は「0」となるため、充電することは困難となる。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−282821号公報
【特許文献2】
特開2002−184554号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、周辺機を搭載した場合でも、装置全体の最大消費電力を維持しながら、定着装置の補助電源として使用されるキャパシタを効率的に充電することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、定着部材でトナー像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、充電可能なキャパシタから構成される補助電源と、前記補助電源から電力が供給されて発熱し、前記定着部材を加熱する発熱部材と、前記補助電源を充電する充電手段と、周辺機の接続状態を検出する周辺機検出手段と、前記周辺機検出手段で検出された周辺機の接続状態に応じて、前記補助電源の充電可能期間を変動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記発明によれば、補助電源は充電可能なキャパシタから構成され、発熱部材は、補助電源から電力が供給されて発熱して定着部材を加熱し、周辺機検出手段は、周辺機の接続状態を検出し、制御手段は、周辺機検出手段で検出された周辺機の接続状態に応じて記補助電源の充電可能期間を変動させる。
【0011】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記制御手段は、前記周辺機検出手段で検出された全周辺機の消費電力を算出し、算出した消費電力に基づいて前記補助電源の充電可能期間を変動させることを特徴とする。
【0012】
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記制御手段は、画像形成装置の動作状態毎に前記補助電源の充電可能期間を変動させることを特徴とする。
【0013】
上記発明によれば、制御手段は、画像形成装置の動作状態毎に補助電源の充電可能期間を変動させる。
【0014】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つにかかる発明において、前記補助電源は、電気二重層コンデンサで構成されることを特徴とする。
【0015】
上記発明によれば、補助電源を電気二重層コンデンサで構成する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかる画像形成装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
[画像形成装置の全体構成]
図1は、本発明が適用される画像形成装置の概略のメカ構成を示す断面図である。図1に示す画像形成装置1は、デジタル複合機からなり、複写機能と、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を有している。操作部(図2参照)のアプリケーション切り替えキーにより、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となっており、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。また、この画像形成装置1には、各種の周辺機(例えば、前処理機1,前処理機2,後処理機1、後処理機2,後処理機オプション1、後処理機オプション2)が搭載可能となっている。
【0018】
画像形成装置1は、図1に示すように、原稿を原稿読取位置まで自動搬送する自動原稿送り装置(以下、「ADF」と称する)10と、原稿読取位置に搬送された原稿の画像情報を光学的に読み取る画像読み取り装置20と、読み取った原稿の画像情報をプリンタユニット40に書き込む書き込みユニット30と、書込ユニット30で書き込まれた原稿の画像情報のトナー像を形成して転写紙等の被転写材に転写して排出するプリンタユニット40とを備えている。
【0019】
図1を参照して、画像形成装置の各モードの動作を説明する。まず、複写モードの動作を説明する。複写モードでは、ADF10においては、原稿台102に原稿がその画像面を上にして置かれてなる原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されると、一番下の原稿が給送ローラ103および給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。ADF10は、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像入力手段としての画像読み取り装置20によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104および排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
【0020】
原稿セット検知器109にて、原稿台102上に次の原稿が有ることが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103および給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス105上の原稿は、画像読み取り装置20によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104および排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。給紙ローラ103、給送ベルト104、および排送ローラ107は搬送モータ(不図示)によって駆動される。
【0021】
給紙手段としての第1給紙装置110、第2給紙装置111、および第3給紙装置112は、選択された時に各々第1トレイ113、第2トレイ114、および第3トレイ115に積載された被転写材としての転写紙からなる用紙を給紙し、この転写紙は縦搬送ユニット116によって像担持体としての感光体117に当接する位置まで搬送される。感光体117は、例えば感光体ドラムが用いられており、メインモータ(不図示)により回転駆動される。
【0022】
画像読み取り装置20にて読み込まれた原稿の画像情報は、図示しない画像処理手段を介して書き込み手段としての書き込みユニット30によって光情報に変換され、感光体ドラム117は、帯電器(不図示)により一様に帯電された後に書き込みユニット30からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム117上の静電潜像は現像装置119により現像されてトナー像となる。
【0023】
搬送ベルト120は、用紙搬送手段および転写手段を兼ねていて電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116から搬送される転写紙を感光体ドラム117と等速で搬送しながら感光体ドラム117上のトナー像を転写紙に転写させる。この転写紙は、定着装置121によりトナー像が定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。感光体ドラム117はトナー像転写後にクリーニング装置(不図示)によりクリーニングされる。上記した、感光体ドラム117、帯電器(不図示)、書き込みユニット30、現像装置119、および転写手段は、画像情報により画像を転写紙上に形成する画像形成手段を構成している。
【0024】
以上の動作は通常のモードで用紙の片面に画像を複写する時の動作であるが、両面モードで転写紙の両面に画像を複写する場合には、各給紙トレイ113〜115のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された転写紙は、排紙ユニット122により排紙トレイ123側ではなく両面入紙搬送路124側に切り替えられ、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット126へ搬送される。
【0025】
この両面搬送ユニット126へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット126により縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット116により感光体ドラム117に当接する位置まで搬送された後、感光体ドラム117上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて定着装置121でトナー像が定着されることにより両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
【0026】
また、転写紙を反転して排出する場合には、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転された転写紙は、両面搬送ユニット126に搬送されずに反転排紙搬送路127を経て排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
【0027】
つぎに、プリントモードおよびファクシミリモードについて説明する。プリントモードでは、上記画像処理手段からの画像情報の代りに外部からの画像情報が書き込みユニット30に入力されて上述の画像形成手段により転写紙上に画像が形成される。さらに、ファクシミリモードでは、上記画像読み取り手段からの画像情報が図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像情報がファクシミリ送受信部で受信されて上記画像処理手段からの画像情報の代りに書き込みユニット30に入力されることにより、上述の画像形成手段により転写紙上に画像が形成される。
【0028】
[定着装置の構成]
図2は、図1の定着装置121の内部構成を示す図である。図2に示す定着装置121は、定着部材である定着ローラ151と、定着ローラ151を加圧する加圧部材である加圧ローラ152と、定着ローラ151の内部に配置され、定着ローラ151を内側から加熱する、主発熱体であるAC定着ヒータHT2および補助発熱体である定着ヒータHT1と、定着ローラ151の表面に当接され、定着ローラ151の表面温度(定着温度)を検知する温度検出手段であるサーミスタTH11とを備えている。
【0029】
定着ローラ151は、シリコンゴム等の弾性部材からなり、転写紙に転写されたトナー像の熱定着を行う。加圧ローラ152は、シリコンゴム等の弾性部材からなり、図示しない加圧手段により一定の加圧力で定着ローラ151に押し当てられている。定着ヒータHT1、AC定着ヒータHT2は、一般にハロゲンヒータが用いられるが、その他の抵抗体を使用することにしても良い。AC定着ヒータHT2は、ACヒータ駆動回路(図3参照)からAC電力が供給されて発熱(点灯)し、定着ヒータHT1は、補助電源であるキャパシタ(図3参照)から電圧が供給されて発熱(点灯)する。
【0030】
上記構成の定着装置121においては、定着ローラ151および加圧ローラ152は不図示の駆動機構により回転駆動され、トナーTonerを担持した転写紙等のシートPは、定着ローラ151と加圧ローラ152とのニップ部を通過する際に、定着ローラ151と加圧ローラ152による加熱および加圧でトナーTonerがシートPに定着されるようになっている。
【0031】
なお、ここでは、定着部材と加圧部材は、図2に示すように、一般的にローラであることが多いが、ローラに限られず、いずれか一方または両方に無端ベルトなどを使用することにしても良い。また、定着ヒータHT1,AC定着ヒータHT2を、定着ローラ151の内部に配する構成としたが、定着ローラ151を加熱可能な位置であれば如何なる位置に配置することにしても良い。
【0032】
[定着装置の電源回路]
図3は、定着装置の電源回路の構成を示す図である。図3に示す定着装置の電源回路200は、AC電源の供給のON/OFFを行う主電源SW201と、画像形成装置や電源回路200の各部を制御する制御部202と、キャパシタCPを充電するためのキャパシタ充電器203と、画像形成装置のDC電源を生成するDC電源生成回路204と、AC定着ヒータHT2にAC電力を供給するACヒータ駆動回路205と、AC電源から入力される入力電流を検出する入力電流検出回路206と、インターロックスイッチ207と、キャパシタCP1の放電を行って、定着ヒータHT1に電力を供給するキャパシタ充放電回路208と、定着ヒータHT1の補助電源であるキャパシタCP1とを備えている。
【0033】
AC電源は、主電源SW201および入力電流検出回路206を介して、ACヒータ駆動回路205と、DC電源生成回路205と、およびキャパシタ充電器203にAC電力を供給する。
【0034】
制御部202は、画像形成装置および電源回路200の各部を制御するものであり、キャパシタ充電器203、ACヒータ駆動回路205、およびキャパシタ充放電回路208等の動作を制御する。制御部202は、キャパシタ充放電回路208に、制御信号S3、S4を送出して、キャパシタ充放電回路208による定着ヒータHT1のON/OFF動作を制御する。また、制御部202は、制御信号S8、S9をACヒータ駆動回路205に送出して、ACヒータ駆動回路205による定着ヒータHT2のON/OFF動作を制御する。また、制御部202は、キャパシタ充電器203に制御信号S1を送出して、キャパシタ充電器203によるキャパシタCP1の充電動作を制御する。さらに、制御部202は、周辺機の接続状態を検出して、検出した全周辺機の消費電力に基づいて充電可能期間を算出し、この充電可能期間にキャパシタCP1の充電を行う。
【0035】
入力電流検出回路206は、主電源SW201と、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、およびキャパシタ充電器203間に設けられており、主電源SW201を介して入力されるAC電源の入力電流を検出して、検出電流S7を制御部202に出力する。この入力電流は、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、キャパシタ充電器203、および画像形成装置の動作状態に応じて変動する。
【0036】
DC電源生成回路204は、主電源SW201を介して入力されるAC電源に基づいて、画像形成装置内部で主に制御系で使用される電源Vccと、主に駆動系、中高圧電源に使用される電源Vaaを生成して、各部に出力する。
【0037】
インターロックスイッチ207は、図示しない画像形成装置のカバー類と連動してON/OFFするスイッチであり、画像形成装置のカバー類が開成されることにより触れることができる駆動部材、中高圧電源印加部材を有する場合には、カバー開時に該駆動部材の動作を停止または該印加部材への電圧印加を停止するよう電源を遮断する構成となっている。インターロックスイッチ207には、DC電源生成回路204で生成された電源Vaaの一部が入力され、このインターロックスイッチ207を介して、キャパシタ充放電回路208およびACヒータ駆動回路205に入力される。
【0038】
ACヒータ駆動回路205は、制御部202から入力される制御信号S8、S9に応じて、AC定着ヒータHT2のON/OFFを行う。
【0039】
キャパシタ充電器203は、キャパシタCP1と接続されており、制御部202から入力される制御信号S1に基づいて、キャパシタCP1の充電を行う。
【0040】
キャパシタCP1は、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成されている。キャパシタCP1は、キャパシタ充電器203およびキャパシタ放電回路208に接続されており、キャパシタ充電器203で充電が行われ、その充電された電力は、キャパシタ充放電回路208のON/OFF制御により定着ヒータHT1に供給される。
【0041】
キャパシタ充放電回路208は、制御部202から入力される制御信号S3、S4に応じて、キャパシタCP1に蓄積された電力を放電させて、定着ヒータHT1をON/OFFさせる。
【0042】
上記サーミスタTH11は、定着ローラ151の近傍に設けられており、定着ローラ151の表面温度に応じた検出信号S6を制御部202に出力する。サーミスタTH11は、その抵抗値が温度により変化するため、制御部202は、その抵抗値の温度変化を利用して、検出信号S6から定着ローラ151の表面温度を検出する。
【0043】
[ACヒータ駆動回路]
図4は、図3のACヒータ駆動回路205の構成を示す図である。ACヒータ駆動回路205は、図4に示すように、入力されるAC電源のノイズを除去するフィルタFIL21と、制御部202から入力される制御信号S9に応じて、ON/OFFされる安全保護用の定着リレーRL21と、安全保護用の定着リレーRL21の逆起防止用のダイオードD21と、制御部202から入力される制御信号S8に基づいて、AC定着ヒータHT2をON/OFFさせるヒータON/OFF回路220と、から構成されている。
【0044】
AC電源は、フィルタFIL21および安全保護用の定着リレーRL21を介して、定着ヒータHT2の一端側に接続されている。定着ヒータHT2の他端側は、ヒータON/OFF回路220に接続されている。
【0045】
ヒータON/OFF回路220は、AC電源をON/OFFするためのトライアックTRI21と、トライアックTRI21のゲートをONし、また、二次側である制御部202からの信号を絶縁するためのフォトカプラPC21と、フォトカプラPC21の発光側LEDを駆動するためのトランジスタTR21と、コンデンサC21および抵抗R21からなるノイズ吸収用スナバ回路と、ノイズ吸収用のインダクタL21と、続流防止抵抗である抵抗R22と、フォトカプラPC21の電流制限抵抗である抵抗R23、R24と、で構成されている。
【0046】
上記構成のACヒータ駆動回路205においては、AC定着ヒータHT2は、安全保護用の定着リレーRL21とトランジスタTR21のゲートの両方がONされた状態で電力が供給されて点灯する。
【0047】
制御部202は、安全保護用の定着リレーRL21に供給する制御信号S9をONした状態で、ヒータON/OFF回路220のトランジスタTR21のゲートに供給する制御信号S8をON/OFFして、AC定着ヒータHT2の点灯/消灯を制御する。
【0048】
[キャパシタ充放電回路の構成]
図5は、図3のキャパシタ充放電回路208の構成を示す図である。キャパシタ充放電回路208は、図5に示すように、充放電用スイッチ231と、安全保護用の定着リレーRL11と、定着リレーRL11の逆起防止用のダイオードD11と、キャパシタCP1の両端電圧を検出する両端電圧検出回路232と、を備えている。
【0049】
キャパシタCP1の両端には、充放電用スイッチ231と安全保護用の定着リレーRL11が接続されている。充放電用スイッチ231は、制御部202から入力される制御信号S3によりON/OFFされる。同様に、安全保護用の定着リレーRL11は、制御部202から入力される制御信号S4によりON/OFFされる。
【0050】
充放電用スイッチ231と安全保護用の定着リレーRL11の両者がONされると、定着ヒータHT1には、キャパシタCP1に蓄積された電荷が放電して、電力が供給される。
【0051】
両端電圧検出回路232は、キャパシタCP1の両端電圧を検出して、その電圧信号S5を制御部202に出力する。制御部202は、この電圧信号S5を常時監視して、キャパシタCP1の充電状態を監視する。
【0052】
[制御部の構成]
図6は、図3の制御部202の概略構成を示す図である。制御部202は、CPU241、メモリ242等から構成されている。
【0053】
CPU241は、画像形成装置を制御するためのプログラムやデータを格納するためのメモリ242と接続されており、メモリ242に格納されたプログラムに基づいて、画像形成装置や電源回路200の制御を行う。
【0054】
このメモリ242には、画像形成装置の本体(周辺機が未装着の場合)の各動作状態毎の消費電力のデータ(例えば、立ち上げ期間=1220W、待機期間=920W、コピー動作期間=1150W、低電力モード=320W、省エネモード=50W)と、画像形成装置1に実装可能な各周辺機の動作時および待機時における消費電力のデータが格納された周辺機消費電力テーブルが記憶されている。図7は、周辺機消費電力テーブルの一例を示す図である。同図に示す例では、周辺機(前処理機1,前処理機2,後処理機1、後処理機2,後処理機オプション1、および後処理機オプション2)に対応させて、動作時および待機時における消費電力のデータが格納されている。
【0055】
CPU241には、キャパシタ充放電回路208の両端電圧検出回路232で検出されたキャパシタCP1の両端電圧を表す電圧信号(アナログ信号)S5、定着ローラ151の表面温度を検出するためのサーミスタTH11と抵抗R41の抵抗値によって分圧された検出信号(アナログ信号)S6、および入力電流検出回路206で画像形成装置の入力電流を検出した検出電流(アナログ信号)S7等が入力される。
【0056】
また、CPU241は、IOポートを介して、キャパシタCP1の充電をON/OFFさせる制御信号S1、充放電用スイッチ231をON/OFFさせる制御信号S3、安全保護用の定着リレーRL11をON/OFFさせる制御信号S4、ヒータON/OFF回路220をON/OFFさせる制御信号S8、および安全保護用の定着リレーR21をON/OFFさせる制御信号S9等を出力する。
【0057】
また、CPU241は、接続される各周辺機を制御しており、CPU241は、TXD1、RXD1を通じてシリアル通信にて周辺機1、TXD2、RXD2を通じて周辺機を制御し、そのシリアル通信のコマンドインターフェースを介して各周辺機の接続状態を知ることができる。また、CPU241は、IO3、IO4を介した入力信号により周辺機3、周辺機4が接続されているか否かを知ることこともできる。CPU241は、これらの情報から画像形成装置は接続されている周辺機の種類を検出することができる。
【0058】
[充電可能期間検出処理]
図8〜図11を参照して、制御部202の充電可能期間検出処理を説明する。図8は、制御部202の充電可能期間検出処理の概略を説明するためのフローチャートである。図8を参照して、制御部202の充電可能期間検出処理の概略を説明する。
【0059】
図8において、制御部202は、まず、接続されている全ての周辺機の種類を検出する(ステップS1、S2)。制御部202は、検出した周辺機の各動作別の消費電力のデータを周辺機消費電力テーブルから抽出して、システム全体の各動作状態毎の消費電力を算出する(ステップS3)。算出した各動作状態毎の消費電力に基づいてキャパシタCP1の充電可能期間を算出する(ステップS4)。具体的には、制御部202は、各動作状態毎に、メモリ242に格納されている本体の消費電力のデータに、検出した周辺機の消費電力のデータをメモリ242に格納されている周辺機消費電力テーブル(図7参照)から抽出して加算してシステム全体の消費電力を算出し、最大消費電力Pmax内で充電に必要な消費電力(250W)を確保できる期間を充電可能期間として決定する。制御部202は、この決定した充電可能期間内にキャパシタCP1の充電を行う。
【0060】
つぎに、充電可能期間の具体例を説明する。画像形成装置1に、前処理機2と、後処理機2と、後処理オプション1を接続した時が最も消費電力が大きくなる(フルシステム構成)。前処理機2、後処理機2と、および後処理オプション1を実装した場合の動作時および待機時の消費電力の合計は以下のようになる。
【0061】
動作時:100W(前処理機2)+200W(後処理機2)+50W(後処理機オプション1)=350W
【0062】
待機時:20W(前処理機2)+50W(後処理機2)+10W(後処理機オプション1)=80W
【0063】
これら周辺機の合計の消費電力は、動作時で350W、待機時で80Wとなる。また、ここでは特に説明しないが接続可能なものとして周辺機以外のオプション(例えばカウンターやアプリケーションボード)についても同様な消費電力データを記憶しておくことで、同様に消費電力を算出することができる。
【0064】
図9は、フルシステム構成の電力消費状態とキャパシタCP1の充電の可/否を説明するための説明図である。同図において、横軸はキャパシタの充電の可/否、縦軸は各モードにおける消費電力を示している。図9を参照して、画像形成装置のフルシステム構成(前処理機2、後処理機2、後処理オプション1を実装した場合)、フル稼動の条件での消費電力をコピー動作に沿って説明する。
【0065】
図9において、期間t1は立ち上げ期間、期間t2は立ち上げ後の待機期間、期間t3はコピー動作期間、期間t4はコピー後の待機期間、期間t5は低電力モードの期間、期間t6は省エネモードの期間を示している。
【0066】
なお、本体のみの消費電力は、期間t1(立ち上げ期間)=1220W、期間t2(立ち上げ後に待機期間)=920W、期間(コピー動作期間)=1150W、期間t4(コピー後の待機期間)=920W、期間t5(低電力モード)=320W、期間t6(省エネモード)=50Wとなっている。
【0067】
フルシステム構成(前処理機2、後処理機2、後処理オプション1を実装した場合)の消費電力は、期間t1(立ち上げ期間)=1220W+80W、期間t2(立ち上げ後に待機期間)=920W+80W、期間(コピー動作期間)=1150W+350W、期間t4(コピー後の待機期間)=920W+80W、期間t5(低電力モード)=320W+80W、期間t6(省エネモード)=50W+0Wとなる。
【0068】
図9において、期間t1は、定着ローラ151の表面の温度を所定の温度に立上げ、システム内の準備を完了し、コピー可能状態にするための立上げ期間(1300W)である。通常、AC電源から発熱部材であるAC定着ヒータHT2に電源を供給し、定着ローラ151を過熱する。この期間t1では、AC定着ヒータHT2はフルデューティで点灯しているが、コピー動作は行っていないため、画像形成装置の消費電力は、1230Wとなっている。定格の最大消費電力Pmax(1500W)以下となっているが、最大定格に対して200Wしか余裕が無いため、キャパシタCP1を充電するための電力条件(250W)を満たさないので、期間t1では、キャパシタCP1の充電は禁止される。
【0069】
サーミスタTH11により、定着ローラ151の表面温度を検出し、表面温度がコピー動作可能な温度になると、AC定着ヒータHT2への電源供給を停止して、コピー待機状態(t2期間)に移行する。
【0070】
期間t2では、AC定着ヒータHT2は、定着ローラ151の表面温度が目標温度以下になるとONし、目標温度に達するとOFFすることを繰り返す。この時、画像形成装置の消費電力は1000Wとなり、定格の最大消費電力Pmax(1500W)に対して500Wの余裕があるので、キャパシタCP1へ充電する電力条件(250W)を満たすので充電可能である。
【0071】
期間t3(1500W)のコピー動作中は、DC電源側の負荷電流の増加に伴って、DC電源生成回路204の入力消費電流が増加し、装置全体の消費電力も増加し装置として定められている最大消費電力Pmaxに達する可能性があり、装置仕様上、この最大消費電力Pmaxを超えることはできない。このため、期間t3では、電力にキャパシタCP1に充電できるだけの余裕は無いため、キャパシタCP1を充電することはできない。また、この時、定着ローラ151の表面温度が目標設定温度以下にならないように、予めキャパシタCP1に充電されている電力を、定着ヒータHT1に放電供給することにより定着ローラ151の表面温度を上昇させる。
【0072】
期間t4は、コピー動作終了後の待機期間であり、期間t2と同様に、消費電力は1000Wとなり、定格の最大消費電力Pmax(1500W)に対して500Wの余裕があるので、キャパシタCP1へ充電する電力条件(250W)を満たすので充電可能である。
【0073】
期間t5は、一定時間(期間t4)の待機状態の経過後に移行される低電力モードの期間である。この低電力モードでは、定着ローラ151の表面温度をコピー動作可能温度より低い温度で制御し、消費電力を抑える状態(400W)である。ユーザーがコピーを使用する時、目標温度より低めの温度で定着ローラ151が制御されているため、期間t1の立上げ期間より早くコピー可能な状態にすることができる。この期間t5では、画像形成装置の消費電力は、400Wとなるので、定格の最大消費電力Pmax(1500W)に対して、1100Wの余裕がありキャパシタを充電する電力条件(250W)を満たすので充電可能である。
【0074】
期間t6は、コピーがユーザー操作に対応するためのぎりぎりの制御部分のみ活かし、その他の負荷への電力供給を遮断している省エネモードの期間である。省エネモードでは、AC定着ヒータHT2および他の動作不要な負荷に電力供給を行わない。この期間t6では、画像形成装置の消費電力は50Wであり、定格の最大消費電力Pmax(1500W)に対して、1450Wの余裕があるので、キャパシタCP1を充電する電力条件(250W)を満たし充電可能である。
【0075】
図10は、後処理機1のみを実装したシステム構成での電力消費状態とキャパシタCPの充電の可/否を示している。図9で示したフルシステム構成に対して、前処理機2、後処理機2との差分、および後処理機オプション1の消費電力が減少する。
【0076】
動作時の差分:350W(3機種合計)−110W(後処理機1)=240W
【0077】
待機時の差分:80W(3機種合計)−20W(後処理機1)=60W
【0078】
動作時の期間(t3のみ)で240W、その他の期間で60W減ることになり、図10に示すように、立上りのt1期間についても充電可能になる。
【0079】
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御部202は、接続されている周辺機の接続状態を検出し、検出した周辺機の動作別の消費電力のデータを周辺機消費電力テーブルから抽出して、システム全体の動作状態毎の消費電力を算出して、最大消費電力Pmax内で充電に必要な消費電力(250W)を確保できる期間を充電可能期間として決定することとしたので、周辺機を搭載した場合でも、装置全体の最大消費電力を維持しながら、定着装置の補助電源として使用されるキャパシタを効率的に充電することが可能となる。
【0080】
なお、コピー動作(フル稼動)の場合でも最大消費電力Pmaxに対して充電電力以上の余裕がある場合には、常に充電可能になる。例えば、フルシステム構成でフル稼動時1500Wに対して充電電力は250Wとする。したがって、本体のフル稼動(コピー時)で1250Wになる構成とすることにより、常にキャパシタCP1の充電が可能となる。
【0081】
前述した例では、前処理機2と後処理機2と後処理オプション1を接続した時が最も消費電力が大きくなり(フルシステム)、コピー動作時の周辺機の合計の消費電力は350Wである。よって、周辺機が無い場合はコピー動作時で1150Wとなり全期間で充電可能である。全期間充電可能な構成の消費電力の条件は1250Wであるからコピー動作時の消費電力100Wまでの周辺機までは接続可能となる。図9の例では、前処理機1、前処理機2、後処理機1のうち1台であれば条件を満たす。また、全期間で1250W以下の条件を満たす必要がある。図11は、前処理機1を接続したシステム構成の場合の電力消費状態とキャパシタCPの充電の可/否を示している。
【0082】
動作時:1500W(フルシステム本体)−350W(3機種合計)+80W(前処理機1)=1230W
【0083】
立上り時:1300W(フルシステム本体)−80W(3機種合計)+10W(前処理機1)=1230W
【0084】
待機時:1000W(フルシステム本体)−80W(3機種合計)+10W(前処理機1)=930W
【0085】
このシステム構成では、図11に示すように、t1〜t6の全期間で1250W以下となり充電可能期間と判断できる。このように、充電可能期間が全期間の場合は、充電が必要か否かのみを条件としてキャパシタCP1を充電することが可能となる。
【0086】
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形可能である。
【0087】
例えば、上記した実施の形態では、コピー動作について説明したが、プリンタ動作期間やスキャナー動作期間についても、上記のように期間毎に充電可能期間を算出することができる。
【0088】
また、上記した実施の形態では、補助電源として電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタに説明したが、充電可能な補助電源として、鉛蓄電池やカドニカ電池を使用した場合でも本発明は適用可能である。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように,請求項1にかかる画像形成装置によれば、定着部材でトナー像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、充電可能なキャパシタから構成される補助電源と、前記補助電源から電力が供給されて発熱し、前記定着部材を加熱する発熱部材と、前記補助電源を充電する充電手段と、周辺機の接続状態を検出する周辺機検出手段と、前記周辺機検出手段で検出された周辺機の接続状態に応じて、前記補助電源の充電可能期間を変動させる制御手段と、を備えたこととしたので、周辺機を搭載した場合でも、装置全体の最大消費電力を維持しながら、定着装置の補助電源として使用されるキャパシタを効率的に充電することが可能となる。
【0090】
また、請求項2にかかる画像形成装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記制御手段は、前記周辺機検出手段で検出された全周辺機の消費電力を算出し、算出した消費電力に基づいて前記補助電源の充電可能期間を変動させることとしたので、簡単な演算で補助電源の充電可能期間を変動させることが可能となる。
【0091】
また、請求項3にかかる画像形成装置によれば、請求項1または請求項2にかかる画像形成装置において、前記制御手段は、画像形成装置の動作状態毎に前記補助電源の充電可能期間を変動させることとしたので、画像形成装置の動作状態別に充電可能期間を算出することができ、多くの期間で充電可能になる。
【0092】
また、請求項4にかかる画像形成装置によれば、請求項1〜請求項3のいずれか1つにかかる発明において、前記補助電源は、電気二重層コンデンサで構成されることとしたので、ランニングコストを低下させることができ、また、低消費電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置のメカ構成を示す断面図である。
【図2】図1の定着装置の内部構成を示す図である。
【図3】図1の定着装置の電源回路の構成を示す図である。
【図4】図3のACヒータ駆動回路の構成を示す図である。
【図5】図3のキャパタ充放電回路の構成を示す図である。
【図6】図3の制御部の概略構成を示す図である。
【図7】周辺機消費電力テーブルの一例を示す図である。
【図8】図3の制御部の充電可能期間検出処理の概略を説明するためのフローチャートである。
【図9】画像形成装置(フルシステム)の電力消費状態とキャパシタの充電の可/否を説明するための説明図である。
【図10】後処理機1のみを実装したシステム構成での電力消費状態とキャパシタの充電の可/否を説明するための説明図である。
【図11】前処理機1を接続したシステム構成での電力消費状態とキャパシタの充電の可/否を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
10 自動原稿送り装置(ADF)
20 画像読み取り装置
30 書き込みユニット
40 プリンタユニット
121 定着装置
151 定着ローラ
152 加圧ローラ
200 電源回路
201 主電源SW
202 制御部
203 キャパシタ充電器
204 DC電源生成回路
205 ACヒータ駆動回路
206 入力電流検出回路
207 インターロックスイッチ
208 キャパシタ充放電回路
220 ヒータON/OFF回路
231 充放電用スイッチ
232 両端電圧検出回路
CP1 キャパシタ
TH11 サーミスタ
HT1 定着ヒータ
HT2 AC定着ヒータ
RL11、RL21 定着リレー

Claims (4)

  1. 定着部材でトナー像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
    充電可能なキャパシタから構成される補助電源と、
    前記補助電源から電力が供給されて発熱し、前記定着部材を加熱する発熱部材と、
    前記補助電源を充電する充電手段と、
    周辺機の接続状態を検出する周辺機検出手段と、
    前記周辺機検出手段で検出された周辺機の接続状態に応じて、前記補助電源の充電可能期間を変動させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記周辺機検出手段で検出された全周辺機の消費電力を算出し、算出した消費電力に基づいて前記補助電源の充電可能期間を変動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成装置の動作状態毎に前記補助電源の充電可能期間を変動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補助電源は、電気二重層コンデンサで構成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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