JP2005221772A - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発熱素子の逆起電圧による耐圧破壊などの恐れを防止して、回路の安全を図る。
【解決手段】 定着ローラは、トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱してトナー画像の定着を行なう。1つ目の定着ヒータは、商用電源から電力の供給を受けて発熱し定着ローラを加熱する。キャパシタ充電器は、商用電源から電力の供給を受けてキャパシタCP1を充電する。もう一つの定着ヒータHT2は、キャパシタCP1の充電電力の供給を受けて発熱し定着ローラを加熱する。リレー401は、キャパシタ充電器の充電電力を定着ヒータHT2に放電して発熱させる機械式スイッチである。半導体スイッチFETも、キャパシタ充電器の充電電力を定着ヒータHT2に放電して発熱させる半導体スイッチである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気二重層コンデンサなどのキャパシタの充電電力を補助電源として定着部材を加熱する定着装置、及び当該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
特許文献1〜3には、電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置の発熱素子(定着ヒータ)について、商用電源からの電力供給に加えて、電気二重層コンデンサなどを使用した充電可能な補助電源を用いることによって、急速な立ち上がりを可能にすることで省電力効果を高めようとした技術が開示されている。
特開2002−184554公報 特開2003−295659公報 特開2003−297526公報
しかしながら、前記従来の技術では、発熱素子が冷却した状態でキャパシタから通電すると大きな突入電流が流れて、発熱素子のインダクタンス成分に起因して逆起電圧が発生し、耐圧破壊により回路を毀損する恐れがある。このような不具合に対処するには、キャパシタから発熱素子への放電のオン、オフを制御するスイッチング素子として半導体スイッチに機械式スイッチを併用することが望ましい。
本発明は、発熱素子の逆起電圧による耐圧破壊などの恐れを防止して、回路の安全を図ることである。
本発明は、トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行なう定着部材と、商用電源から電力の供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第1の発熱素子と、キャパシタと、商用電源から電力の供給を受けて前記キャパシタを充電する充電器と、前記キャパシタの充電電力の供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第2の発熱素子と、前記充電器の充電電力を前記第2の発熱素子に放電して発熱させる機械式スイッチである第1のスイッチング素子と、前記充電器の充電電力を前記第2の発熱素子に放電して発熱させる半導体スイッチである第2のスイッチング素子と、を備えている定着装置である。
本発明によれば、キャパシタから第2の発熱素子への電力供給のオン、オフは半導体スイッチである第2のスイッチング素子のみならず機械式スイッチである第1のスイッチング素子も併用して行うことができるので、回路の安全性を向上させることができる。
発明を実施するための最良の一形態について説明する。
図1は、本実施の形態のデジタル複写機1の縦断面図である。このデジタル複写機1は、本発明の画像形成装置を実施するもので、いわゆる複合機である。すなわち、このデジタル複写機1は、複写機能と、これ以外の機能、例えば、プリンタ機能、ファクシミリ機能とを備えていて、図示しない操作部のアプリケーション切り替えキーの操作により、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能である。これにより、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
次に、このデジタル複写機1の概略構成及び複写モードの際の動作について説明する。図1において、自動原稿送り装置(以下ADFという)101において、原稿台102に画像面を上にして置かれた原稿は、図示しない操作部上のスタートキーが押下されると、給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラスからなる原稿台102上の所定の位置に給送される。ADF101は、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
原稿セット検知器109で原稿台102上に次の原稿が存在することが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。ここに、給送ローラ3、給送ベルト4及び排送ローラ7は搬送モータによって駆動される。
第1給紙装置110、第2給紙装置111及び第3給紙装置112は、それぞれ選択されたときに、その積載された転写紙を給紙し、この転写紙は縦搬送ユニット116によって感光体117に当接する位置まで搬送される。感光体117は、例えば感光体ドラムが用いられていて、図示しないメインモータにより回転駆動される。
画像読取装置106で原稿から読み取られた画像データは、図示しない画像処理装置で所定の画像処理が施された後、書き込みユニット118によって光情報に変換され、感光体ドラム117には図示しない帯電器により一様に帯電された後に書き込みユニット118からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム117上の静電潜像は、現像装置119により現像されてトナー像となる。書き込みユニット118、感光体ドラム117、現像装置119や、その他の図示しない感光体ドラム117回りの周知の装置などにより、電子写真方式で用紙などの媒体に画像形成を行なうプリンタエンジンを構成している。
搬送ベルト120は、用紙搬送の手段及び転写の手段を兼ねていて電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116からの転写紙を感光体ドラム117と等速で搬送しながら感光体ドラム117上のトナー像を転写紙に転写する。この転写紙は、定着装置121によりトナー像が定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。感光体ドラム117は、トナー像転写後に図示しないクリーニング装置により残存トナーのクリーニングがなされる。
以上の動作は、通常のモードで用紙の片面に画像を複写するときの動作であるが、両面モードで転写紙の両面に画像を複写する場合には、各給紙トレイ113〜115のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された転写紙は、排紙ユニット122により排紙トレイ123側ではなく、両面入紙搬送路124側に切り替えられ、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット126へ搬送される。
この両面搬送ユニット126へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット126により縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット116により感光体ドラム117に当接する位置まで搬送され、感光体ドラム117上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて、定着装置121でトナー像が定着されることにより両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
また、転写紙を反転して排出する場合には、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転された転写紙は、両面搬送ユニット126に搬送されずに反転排紙搬送路127を経て排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
プリントモードでは、前述の画像処理装置からの画像データの代りに、外部からの画像データが書き込みユニット118に入力されて、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
さらに、ファクシミリモードでは、画像読取装置106からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて前述の画像処理装置からの画像データの代りに書き込みユニット118に入力されることにより、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
また、このデジタル複写機1には、図示しない大量用紙供給装置(以下、LCTという)と、及びソート、穴あけ、ステイプルなどを行なうフィニッシャーと、原稿読み取りのためのモード、複写倍率の設定、給紙段の設定、フィニッシャー12で後処理の設定、オペレータに対する表示などを行なう操作部とを備えている。
次に、定着装置121の構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、定着装置121は、本発明の発熱装置、定着装置を実施するもので、被加熱物である定着ローラ301に、シリコンゴム等の弾性部材からなる加圧ローラ302が、図示しない加圧手段により一定の加圧力で押し当てられている。定着部材と加圧部材は、一般的にローラ状である場合が多いが、例えば、いずれか一方又は両方を無端ベルト状に構成するようにしてもよい。この定着装置121には、ヒータHT1,HT2が任意の位置に設けられる。例えば、このヒータHT2,HT1は、定着ローラ301の内部に配置されていて、被加熱物である定着ローラ301を内側から加熱する。
定着ローラ301及び加圧ローラ302は、図示しない駆動機構により回転駆動される。温度センサ(サーミスタなど)TH11は、定着ローラ301の表面に当接され、定着ローラ301の表面温度(定着温度)を検出する。トナー306を担持した転写紙等の媒体であるシート307は、定着ローラ301と加圧ローラ302とのニップ部を通過する際に、定着ローラ301と加圧ローラ302による加熱及び加圧でトナー画像306が定着される。
第1の発熱部材である定着ヒータHT1は、定着ローラ301の基準となる所定の目標温度Ttに達していないときにONにされて、定着ローラ301を加熱する主たるヒータ(主ヒータ)である。第2の発熱部材である定着ヒータHT2は、本複写機1の主電源投入の時や、後述の省エネモードから復帰してコピー可能となるまでの立ち上げ時等、すなわち、定着装置121のウォームアップ時にONにされて、定着ローラ301を加熱する補助的なヒータ(補助ヒータ)である。
図3は、定着装置121を主とした本複写機1の電源制御系の構成を示す図である。図3に示す電源制御系は、AC電源(商用交流電源)PSの供給のON/OFFを行なう主電源SW201と、マイクロコンピュータを備え、電源回路200の各部その他を制御する制御装置となる制御部202と、定着ヒータHT1の補助電源である蓄電器となるキャパシタCP1と、このキャパシタCP1を充電するための充電器となるキャパシタ充電器203と、本複写機1のDC電源を生成するDC電源生成回路204と、AC定着ヒータHT2にAC電力を供給するACヒータ駆動回路205と、AC電源から入力される入力電流を検出する入力電流検出回路206と、インターロックスイッチ207と、キャパシタCP1の放電を行って、定着ヒータHT1にDC電力を供給するキャパシタ充放電回路208と、を備えている。
AC電源PSは、主電源SW201および入力電流検出回路206を介して、ACヒータ駆動回路205と、DC電源生成回路204と、およびキャパシタ充電器203にAC電力を供給する。
制御部202は、主に電源回路200の各部を制御するものであり、キャパシタ充電器203、ACヒータ駆動回路205、およびキャパシタ充放電回路208の動作を制御する。具体的には、制御部202は、キャパシタ充電器203に制御信号S11を送出して、キャパシタ充電器203によるキャパシタCP1の充電動作を制御する。また、制御部202は、キャパシタ充放電回路208に、制御信号S13,S14を送出して、キャパシタ充放電回路208による定着ヒータHT1のON/OFF動作を制御する。また、制御部202は、制御信号S18,S19をACヒータ駆動回路205に送出して、ACヒータ駆動回路205による定着ヒータHT2のON/OFF動作を制御する。
入力電流検出回路206は、主電源SW201と、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、およびキャパシタ充電器203間に設けられており、主電源SW201を介して入力されるAC電源の入力電流を検出して、検出電流を制御部202に出力する。この入力電流は、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、キャパシタ充電器203、および画像形成装置の動作状態に応じて変動する。
DC電源生成回路204は、主電源SW201を介して入力されるAC電源に基づいて、画像形成装置内部で主に制御系で使用される電源Vccと、主に駆動系、中高圧電源に使用される電源Vaaを生成して、各部に出力する。
インターロックスイッチ207は、図示しない本複写機1の筐体に設けられた蓋体の開閉と連動してON/OFFするスイッチであり、詳細な説明は後述する。
キャパシタ充電器203は、キャパシタCP1と接続されており、制御部202から入力される制御信号に基づいて、キャパシタCP1の充電を行なう。
キャパシタCP1は、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成されている。キャパシタCP1は、キャパシタ充電器203およびキャパシタ充放電回路208に接続されており、キャパシタ充電器203で充電が行われ、その充電された電力は、キャパシタ充放電回路208のON/OFF制御により定着ヒータHT1に供給される。
キャパシタ充放電回路208は、制御部202から入力される制御信号に応じて、キャパシタCP1に蓄積された電力を放電させて、定着ヒータHT1をON/OFFさせる。
上記サーミスタTH11は、定着ローラ151の近傍に設けられており、定着ローラ151の表面温度に応じた検出信号S16を制御部202に出力する。サーミスタTH11は、その抵抗値が温度により変化するため、制御部202は、その抵抗値の温度変化を利用して、検出信号から定着ローラ151の表面温度を検出する。
次に、キャパシタ充放電回路208、制御部202の構成と動作について説明する。
まず、キャパシタ充放電回路208の回路構成について説明する。図4に示すように、キャパシタ充放電回路208は、第1のスイッチング素子となる機械式スイッチ、この例ではリレー401と、第2のスイッチング素子となる半導体スイッチ、この例ではMOSFETで構成される半導体スイッチFETを備えている。このリレー401、半導体スイッチFETは、いずれも、そのオン、オフによりキャパシタCP1の充電電力をヒータHT2に通電し、その通電を停止するスイッチである。このリレー401、半導体スイッチFET、キャパシタCP1、ヒータHT2は直列に接続されている。
このように、キャパシタCP1からヒータHT2への電力供給のオン、オフは半導体スイッチFETのみならずリレー401も併用して行うことができるので、回路の安全性を向上させることができる。
図5に示すように、リレー401、半導体スイッチFETは、それぞれドライバ回路402、403によって駆動される。このドライバ回路402、403は、制御部202のマイクロコンピュータ411により制御される。インターロックスイッチ207は、複写機1の筐体に設けられた図示しない蓋体の開閉により開閉するスイッチである。この例では、蓋体が閉じているとインターロックスイッチ207も閉じていて、この例で24Vの電源電圧を抵抗R1,R2で分圧して、その分圧した電圧をHレベル信号としてマイクロコンピュータ411に入力する。そして、蓋体が開くとインターロックスイッチ207も開いて、マイクロコンピュータ411への入力はLレベル信号となる。
次に、このような回路構成で、マイクロコンピュータ411が実行する制御処理について、図6のタイミングチャートを参照して説明する。
図6は、インターロックスイッチ207の開閉に基づいてマイクロコンピュータ411のI/Oポートに入力する信号(図6(a))、リレー401の動作(図6(b))、半導体スイッチFETの動作(図6(c))のタイミングチャートである。
第3のスイッチング素子となるインターロックスイッチ207の開閉に応じてI/Oポートへの入力信号はHレベルとLレベルの間で変化する。(図6(a))。マイクロコンピュータ411は、その実行する処理により第1の手段を実現する。すなわち、半導体スイッチFETをオフしてからリレー401オフする。インターロックスイッチ207が開いた場合には、マイクロコンピュータ411はI/Oポートの状態(Hレベル、Lレベル)を読み込んで、インターロックスイッチ207が開いたことを検出して、最初にP1ポートをオフ(半導体スイッチFETをオフ)してからP0ポートをオフ(リレー401をオフ)する。但し、このソフトウェアによる動作よりもインターロックスイッチ207により電源Vaaが遮断され、図5のドライバ402,403用の電源Vaaがオフする方が早いために、ソフトウェアによる制御動作よりも先にドライバ402,403用の電源Vaaがオフする。そして、半導体スッチFETとリレー401用のインタ−ロック電源Vaaがオフした場合、半導体スイッチFETの方がオフする速度が速いために、結果的には図6のように半導体スイッチFETの方が先にオフして、機械式のスイッチであるリレー401は遅れてオフするので接点溶着、接点不良を防ぐことができる(但し、超高速のマイクロコンピュータ411を使用し、インターロック電源Vaaの立下りが遅い場合には、ソフトウェアによる制御動作を先にすることもできる。
よって、図6のI/Oポートの入力信号がHレベルになった時点からのディレイタイムを見ると、ディレイT1とディレイT2の差は、機械式と半導体のスイッチのオフ時の速度差によるものであるが、オン時のディレイT3とT4の差は機械式と半導体のスイッチの速度差に加えて、ソフトウェアで意識的にディレイを加えている。
このように、複写機1の筐体の蓋体の開閉をインターロックスイッチ207で検出し、このインターロックスイッチ207の開閉により蓋体が開かれたと判断したときはキャパシタCP1からヒータHT2への通電を停止するので、安全性を向上させることができる。
また、図5の構成に加えて図7の構成を実施してもよい。図7の例では、図5の構成にコンパレータ回路421、アンド回路422,423を追加している(但し、図7において、インターロックスイッチ207、抵抗R1,R2は図示を省略している)。
コンパレータ回路421は、温度センサTH11の検出値(温度が高いほどサーミスタである温度センサTH11の抵抗値は下がる)を所定の基準値(上限値)Vrefと比較し、温度センサTH11で検出した定着ローラ301の温度が上限値を超える(温度センサTH11の検出値が上限値Vrefを下回る)ときはHレベル信号を出力する。そして、アンド回路422,423は、それぞれ、P0端子の出力とコンパレータ回路421の出力信号、P1端子の出力とコンパレータ回路421の出力信号のアンドをとり、その出力をそれぞれドライバ回路402、403に出力する。
一方、マイクロコンピュータ411は、温度センサTH11の検出温度を所定の基準値(前述の基準値より幾分低く設定することができる)と比較し、検出温度が当該基準値を超えたときは、P1端子の出力をHレベルにして、まず、半導体スイッチFETをオフして、次に、P0端子の出力をHレベルにして、リレー401をオフにする。これにより、アンド回路422,423の出力がノンアクティブとなり、ドライバ回路402,403は停止して、定着ヒータHT2の通電はオフになるので、定着ローラ301の温度が高くなりすぎるときには、強制的に定着ヒータHT2の通電はオフにして安全を図ることができる。
しかしながら、マイクロコンピュータ411が暴走する事故が発生したときは、このような制御が実行されないが、この場合は、温度センサTH11の検出温度が高くなり上限値Vrefを下回ったときにコンパレータ回路421からアンド回路422,423にHレベル信号が出力されて、アンド回路422,423はノンアクティブとなり、ドライバ回路402,403は停止するので、強制的に定着ヒータHT2の通電はオフにして、このような場合でも安全を図ることができる。すなわち、コンパレータ回路421、アンド回路422,423は、制御回路を実現するものである。
さらに、図5の構成に加えて図8の構成を実施してもよい。図8の例では、図5の構成において、図5の構成にアンド回路422,423、インバータ回路424を追加している(但し、図8において、インターロックスイッチ207、抵抗R1,R2は図示を省略している)。
図8において、マイクロコンピュータ411は、キャパシタ充電器203によるキャパシタCP1の充電動作の制御を行なう制御信号P2を出力し、この例で、キャパシタ充電器203はHアクティブであり、制御信号P2がHレベルのときはキャパシタCP1の充電を行い、LレベルのときはキャパシタCP1の充電を停止する。
インバータ回路424は制御信号P2の反転信号を出力する。アンド回路422は制御信号P0とインバータ回路424の出力信号のアンドをとり、アンド回路423は制御信号P1とインバータ回路424の出力信号のアンドをとる。
このような構成により、制御信号P2がHレベルのときは、キャパシタCP1の充電を行なうときは、リレー401、半導体スイッチFETはオフの状態を維持し、リレー401、半導体スイッチFETが閉じているときは、キャパシタCP1の充電を行なわないので、キャパシタCP1に充電と放電を同時に行なうことを禁止し、リレー401、半導体スイッチFETが開いているときは前記充電を許可する安全性を維持することができる。すなわち、インバータ回路424、アンド回路422,423で、リレー401、半導体スイッチFETのアクティブ状態と、キャパシタ充電器203のアクティブ状態とが重ならないように処理することで、第1の手段を実現している。
本実施の形態のデジタル複写機の縦断面図である。 定着装置の説明図である。 定着装置を主としたデジタル複写機の電源制御系の回路図である。 キャパシタ充放電回路の放電を行なうための回路構成の回路図である。 リレー、半導体スイッチの制御系の回路図である。 図5の回路の動作を説明するタイミングチャートである。 リレー、半導体スイッチの制御系の他の構成の回路図である。 リレー、半導体スイッチの制御系の他の構成の回路図である。
符号の説明
PS 商用電源
HT1 第1の発熱素子
HT2 第2の発熱素子
CP1 キャパシタ
FET 第2のスイッチング素子、MOSFET
TH11 温度センサ
1 画像形成装置
121 定着装置
203 充電器
301 定着部材
401 第1のスイッチング素子、リレー
402,403 制御回路、第1の手段
411 マイクロコンピュータ
421 コンパレータ回路、制御回路

Claims (8)

  1. トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行なう定着部材と、
    商用電源から電力の供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第1の発熱素子と、
    キャパシタと、
    商用電源から電力の供給を受けて前記キャパシタを充電する充電器と、
    前記キャパシタの充電電力の供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第2の発熱素子と、
    前記充電器の充電電力を前記第2の発熱素子に放電して発熱させる機械式スイッチである第1のスイッチング素子と、
    前記充電器の充電電力を前記第2の発熱素子に放電して発熱させる半導体スイッチである第2のスイッチング素子と、
    を備えている定着装置。
  2. 前記第1のスイッチング素子はリレーであり、
    前記第2のスイッチング素子はMOSFETである、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子を閉じているときは前記充電を禁止し、開いているときは前記充電を許可する第1の手段を、備えている請求項1〜3のいずれかの一に記載の定着装置。
  4. 前記定着部材の温度を検出する温度センサと、
    前記検出温度に基づいて前記第1の手段を実行するマイクロコンピュータと、
    前記検出温度を所定の基準値と比較するコンパレータ回路と、
    前記比較の結果前記検出温度が前記基準値を超えたときは前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子を開く制御回路と、
    を備えている請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子を開閉し、前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を閉じるときは第1のスイッチング素子を第2のスイッチング素子より先に閉じ、前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を開くときは前記第2のスイッチング素子を前記第2のスイッチング素子より先に開く第2の手段を、備えている請求項1〜4のいずれかの一に記載の定着装置。
  6. 前記第2の手段は、第3のスイッチング素子の開閉に応じて前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子を開閉する、請求項5に記載の定着装置。
  7. 電子写真方式で媒体上に画像形成を行い、定着装置として請求項1〜5のいずれかの一に記載の定着装置を備えている、画像形成装置。
  8. 電子写真方式で媒体上に画像形成を行い、
    定着装置として請求項6に記載の定着装置を備え、
    前記第3のスイッチング素子は、本装置の筐体に設けられた蓋体の開閉により開閉する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007209149A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 電源装置および画像形成装置
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