JP2016043528A - 重合体の脱水方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回収される重合体に含まれる水分を十分に低減させることができ、かつ、重合体の回収レートを向上させることができる重合体の脱水方法を提供する。
【解決手段】 水を含んだ重合体を、バレル4内部にスクリューが回転自在に配置されている押出機2を用いて脱水する方法であって、前記押出機は、少なくとも、水を含んだ重合体が供給される供給口40と、前記供給口に対し下流に脱水された重合体を回収する回収口10と、前記供給口に対し上流に上流側排水口38とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、重合体の脱水方法に関するものである。
ニトリルゴムなどのゴムを製造する方法として、単量体混合物を重合し、得られた重合体を凝固させ、さらに脱水する方法などが用いられている。具体的には、単量体混合物を乳化重合法または溶液重合法により重合し、得られた重合体を凝固させることでクラム状の重合体を形成する。ここで、このクラム状の重合体は水を含んだ重合体であり、これを脱水することによりゴムを製造する。
特許文献1には、二軸押出機を用いて重合体の脱水を行う方法が記載されている。特許文献1においては、重合体水溶液の供給口の下流側に排水口及び重合体の回収口が設けられた二軸押出機を用いている。また、特許文献2には、重合体水溶液の供給口の下流側に排水口及び重合体の回収口を設け、供給口の上流側にガス抜き口を設けた二軸押出機が記載されている。
特開平1−202406号公報 特開平8−108430号公報
しかし、特許文献1及び2に記載された二軸押出機の構成では回収口で回収される重合体に含まれる水分を十分に低減させ、かつ、重合体の回収レートを向上させることが困難であった。
本発明の目的は、回収される重合体に含まれる水分を十分に低減させることができ、かつ、重合体の回収レートを向上させることができる重合体の脱水方法を提供することである
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、供給口に過剰な水が存在することで、重合体のスクリューへの噛み込みが悪くなり、重合回収レートが悪化することを突き止め、重合体の供給口の上流側に排水口を設けることにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明によれば、
(1) 水を含んだ重合体を、バレル内部にスクリューが回転自在に配置されている押出機を用いて脱水する方法であって、前記押出機は、少なくとも、水を含んだ重合体が供給される供給口と、前記供給口に対し下流に脱水された重合体を回収する回収口と、前記供給口に対し上流に上流側排水口とを備える重合体の脱水方法、
(2) 前記押出機は、さらに前記供給口と前記回収口との間に下流側排水口を備える、(1)に記載の重合体の脱水方法、
(3) 前記押出機において、前記供給口と連結した配管より、前記水を含んだ重合体を移送手段により前記供給口に圧送する(1)または(2)に記載の重合体の脱水方法
が提供される。
本発明の重合体の脱水方法によれば、回収される重合体に含まれる水分を十分に低減させることができ、かつ、重合体の回収レートを向上させることができる。
実施の形態に係る重合体の脱水方法に用いる押出機を示す概略図である。 実施の形態に係る押出機の内部に配置されるスクリューを示す概略図である。 実施の形態に係るスクリューのうち、供給ゾーンに対応する領域を示した図である。 順フライトのスクリューの一部を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の重合体の脱水方法について説明する。本発明の重合体の脱水方法は、水を含んだ重合体を、バレル内部にスクリューが回転自在に配置されている押出機を用いて脱水する方法であって、前記押出機は、少なくとも、水を含んだ重合体が供給される供給口と、前記供給口に対し下流に脱水された重合体を回収する回収口と、前記供給口に対し上流に上流側排水口とを備える。
図1は、重合体の脱水に用いる押出機を示す概略図である。押出機2は、バレル4の内部に一対のスクリュー6(図2参照)を備えてなる二軸押出機である。また、図1に示すようにバレル4は、駆動ユニット8、分割された18個のバレルブロック11〜28で構成されている。また、バレル4の内部には、上流側脱水ゾーン30、供給ゾーン32、下流側脱水ゾーン34及び乾燥ゾーン36がバレル4の上流側から下流側にかけて順次形成されている。
本実施の形態では、バレルブロック11〜13の内部が上流側脱水ゾーン30に対応し、バレルブロック14,15の内部が供給ゾーン32に対応し、バレルブロック16〜20の内部が下流側脱水ゾーン34に対応し、バレルブロック21〜28の内部が乾燥ゾーン36に対応する。なお、各ゾーンにおけるバレルブロックの設置数は、取り扱う重合体の種類、物性、処理量等に応じて最適な数として実施することができ、本実施の形態の態様に限定されるものではない。
上流側脱水ゾーン30を構成するバレルブロック12には、重合体に含まれる水分を排出するリア排水スリット38が形成されている。また、供給ゾーン32を構成するバレルブロック14には、水を含んだ重合体を受け入れるフィード口40が形成されている。即ち、リア排水スリット38はフィード口40に対し上流に設けられている。またリア排水スリット38の開口部の向きは、水平または水平よりも下向きに設けられていることが好ましい。また、リア排水スリット38の開口部が水平よりも上向きに設けられている場合、フィード口40に水が溜まり、含水クラムがスクリューに噛み込み難くなり、重合回収レートが低下する虞がある。
また、フィード口40には水を含んだ重合体(スラリー)を供給するための配管54が直接接続されていることが好ましい。また、配管54には加圧ポンプ56が接続され、タンク58に貯槽された(スラリー)が加圧ポンプ56により加圧される。従って、配管54を介してスラリーを圧送することができる。なお、ホッパーを用いてフィード口40からスラリーを供給してもよいが、図1に示す構成によりスラリーを圧送するとスクリュー6の回転数を低減させることができるため、脱水中の重合体の過度の温度上昇を防ぐことができる。
また、下流側脱水ゾーン34を構成するバレルブロック17,20には、重合体に含まれる水分を排水する第1排水スリット42及び第2排水スリット44がそれぞれ形成されている。ここで、第1排水スリット42及び第2排水スリット44は、後述するダイ10とフィード口40との間に設けられている。
また、乾燥ゾーン36の一部を構成するバレルブロック22,24,26,28には脱気のためのベント口46,48,50,52がそれぞれ形成されている。ここで第1排水スリット42及び第2排水スリット44は、前記排水スリットの開口部が水平または水平よりも下向きに設けられていることが、効率良く排水する観点から好ましい。また、ベント口46,48,50,52は、前記ベント口の開口部がそれぞれ水平よりも上向きに設けられていることが好ましい。
なお、本実施形態では、上述したバレルブロック28の下流側には、バレル4内で脱水・乾燥処理された重合体を、所定形状に押し出し製品化するためのダイ10が接続されている。即ち、ダイ10はフィード口40に対し下流に設けられている。
ダイ10には、カッティング機構(図示省略)が取り付けてあり、ダイ10から押し出されるストランド状またはシート状の重合体を、適当な大きさに切断することにより所定状のペレット、またはシートとして回収することができる。カッティング機構としては、押し出されたストランド、もしくはシートをホットカット装置により直ちに切断するか、あるいは冷却槽で冷却してカッターで切断する等の機構を採用すればよい。
バレル4の内部には、図2に示す形状を有する一対のスクリュー6が配置されている。一対のスクリュー6の基端には、これを駆動するために、駆動ユニット8(図1参照)に格納されたモーターなどの駆動手段が接続されており、これにより一対のスクリュー6は、それぞれ回転自在に保持される。
なお、本実施形態では、図2に示すように、スクリュー6全体の長さをL(mm)とし、スクリュー6の外径をDa(mm)とした場合に、L/Daは、好ましくは30〜100であり、より好ましくは40〜80である。なお、スクリュー6の外径Daは、スクリュー6を構成する角フライトの山部60A(図3参照)の、軸方向から見た場合における直径で定義される。また、スクリュー6のうち、供給ゾーン32に対応する領域の軸方向の長さをL1(mm)とした場合に、L1と、上述したスクリュー6全体の長さをL(mm)との関係は、L1/Lで、好ましくは0.05〜1.0であり、より好ましくは0.05〜0.8であり、さらに好ましくは0.1〜0.5である。
本実施の形態では、スクリュー6は、少なくとも供給ゾーン32に対応する領域のフライト形状が、図3に示すような角フライト形状、すなわち、スクリューの軸芯の外周に、軸芯に対して略垂直に立ち上がるようにして、断面矩形形状の角棒を螺旋状に巻きつけたフライトが形成された形状とすることが好ましい。供給ゾーン32に対応する領域のフライト形状を角フライト形状とすると、図4に示すような順フライトのスクリュー6aで形成した場合と比較して、スクリュー6とバレル4内壁との空間体積を十分にとることができるため、水を含んだ重合体のスクリュー6への食い込み性を十分なものとすることができる。また、水を含んだ重合体がスクリュー6に食い込み易くなるため、重合体の回収レートを高めることができる。
また、スクリュー6の供給ゾーン32に対応する領域に形成される角フライトにおける、山部60Aの軸芯に対する高さは、特に限定されないが、水を含んだ重合体のスクリュー6への食い込み性を良好なものとすることができる点より、水を含んだ重合体の種類に応じて、下記の範囲とすることが好ましい。すなわち、谷部60Bの軸芯に対する高さに対する比(山部60Aの軸芯に対する高さ/谷部60Bの軸芯に対する高さ)で、好ましくは1.1〜5.0、より好ましくは1.1〜4.5、より好ましくは1.2〜3.0とする。
さらに、スクリュー6の供給ゾーン32に対応する領域に形成される角フライトにおける、山部60Aの幅(厚み)は、特に限定されないが、好ましくは0.1〜10mm、より好ましくは0.5〜5mmである。
あるいは、スクリュー6の供給ゾーン32に対応する領域に形成される角フライトにおける、スクリュー6の軸芯方向における山部60Aの間隔は、特に限定されないが、角フライトの山部60Aの幅(厚み)と、角フライトが形成されていない谷部60B(すなわち、隣り合う角フライトの山部60A,60Aの間の部分)の幅との比(山部60Aの幅/谷部60Bの幅)が、好ましくは0.01〜1、より好ましくは0.02〜0.5、さらに好ましくは0.02〜0.2である。
また、供給ゾーン32に対応する領域では、スクリュー6に形成される角フライトの螺旋の角度(すなわち、角フライトがスクリュー6から立ち上がっている角度)が、好ましくは50〜90°、より好ましくは55〜85°、さらに好ましくは60〜80°である。
本実施の形態においては、供給ゾーン32に対応する領域では、スクリュー6に形成された角フライトについて、上述した高さ、幅、間隔および角度のうち少なくとも1つを、水を含んだ重合体の種類、物性、処理量などに応じて、上記範囲となるように適宜調整することにより、スクリュー6による水を含んだ重合体の押出性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、上流側脱水ゾーン30、下流側脱水ゾーン34及び乾燥ゾーン36に対応する領域におけるスクリュー6のフライト形状は、特に限定されず、水を含んだ重合体の脱水・乾燥に適したフライト形状とすればよいが、たとえば、水を含んだ重合体をせん断して適度に発熱させることができるという点より、半角フライトや順フライト(図4参照)などのフライト形状とすることができる。
あるいは、スクリュー6として、上流側脱水ゾーン30、下流側脱水ゾーン34及び乾燥ゾーン36に対応する領域に、擬似楕円形、小判形または切頂三角形などの断面形状を有する複数のニーディングディスクを有するものを用いてもよい。
次に、図1に示す押出機2を用いた水を含んだ重合体の脱水方法について説明する。
まず、上述したようにして得られた水を含んだ重合体を含むスラリーを準備する。本実施の形態においては、押出機2よる脱水を行う前に、スラリーの固形分濃度を調整することが好ましい。固形分濃度が調整されたスラリーは、タンク58に貯槽される。
たとえば、乳化重合法を用いて得られた重合体を含むスラリー、即ち、乳化重合法により得られた重合体のラテックスに、凝固剤を添加して形成された、水を含んだ重合体の凝集物(含水クラム)を含むスラリーは、通常、固形分濃度が15重量%以上と比較的高いため、押出機2による脱水を行う前に、固形分濃度を5〜10重量%に調整することが好ましい。特に、含水クラムを含むスラリーは、上述したように固形分濃度が比較的高いため、含水クラム同士が互着し易くなってしまい、押出機2により含水クラムの脱水を行う際において、押出機2のスクリュー6による含水クラムの食い込み性が低下する場合がある。そのため、押出機2による脱水を行う前に、予め、含水クラムを含むスラリーに水を添加し、これにより、含水クラムを含むスラリーの固形分濃度を5〜10重量%に調整することが好ましい。
なお、含水クラムを含むスラリーの固形分濃度を調整する場合には、含水クラムを含むスラリーの固形分濃度を、上述したように5〜10重量%とすることが好ましいが、より好ましくは5〜9重量%、特に5〜8重量%とすることが好ましい。含水クラムを含むスラリーの固形分濃度が低すぎる場合には、押出機2により含水クラムの脱水を行う際において、含水クラムを含むスラリーから排出される水の量が多くなり、押出機2からの排水が追い付かなくなってしまうおそれがある。
そして、本実施の形態においては、タンク58に貯槽された含水クラムを含むスラリーを、フィード口40から供給ゾーン32に導入する。ここで、加圧ポンプ56を用いてスラリーに加圧することにより、配管54を介してフィード口40までスラリーを圧送する。供給ゾーン32に導入されたスラリーに含まれる含水クラムは、スクリュー6の回転により、供給ゾーン32の下流側へ押出されていく。供給ゾーン32内部の温度は、重合体の粘度が適度なものとなり、含水クラムの押出性が向上する観点から、好ましくは30〜100℃、より好ましくは40〜100℃である。
なお、フィード口40から導入されたスラリーに含まれる含水クラムが、スクリュー6の回転により、供給ゾーン32の下流側へ押出されていくのに併せて、バレルブロック12に設けられたリア排水スリット38から、スラリー中の水分及び含水クラムに含まれる水分を排水させる。ここで、リア排水スリット38からの排水レートは好ましくは10kg/hr以上、より好ましくは30kg/hr以上、さらに好ましくは50kg/hr、特に好ましくは80kg/hr以上であり、通常400kg/hr以下である。上流側脱水ゾーン30内部の温度は、好ましくは30〜100℃、より好ましくは40〜100℃である。上流側脱水ゾーン30で脱水された重合体はスクリュー6の回転に従って供給ゾーン32等の下流側へ押し出される。
また、供給ゾーン32に導入された重合体は、スクリュー6の回転により下流側脱水ゾーン34に送られる。下流側脱水ゾーン34では、バレルブロック17,20に設けられた第1排水スリット42及び第2排水スリット44から、重合体に含まれる水分を排水させる。下流側脱水ゾーン34内部の温度は、好ましくは50〜120℃、より好ましくは80〜100℃である。
下流側脱水ゾーン34で脱水された重合体は、スクリュー6の回転により乾燥ゾーン36に送られる。乾燥ゾーン36に送られた重合体は、スクリュー6の回転により可塑化混練されて融体となり、発熱して昇温しながら下流側へ運ばれる。そして、この融体がバレルブロック22,24,26,28に設けられたベント口46,48,50,52に達すると、圧力が解放されるために、融体中に含まれる水分が分離気化される。
この分離気化された水分(蒸気)はベント配管(図示省略)を通じて外部へ排出される。乾燥ゾーン36内部の温度は、好ましくは90〜200℃、より好ましくは100〜160℃である。また、内部圧力は1000〜5000kPa程度である。
乾燥ゾーン36を通過して水分が分離されたクラムは、スクリュー6により出口側へ送り出され、実質的に水分をほとんど含まない状態(水分含有量が1重量%以下)でダイ10に導入され、ここで、たとえばストランド状で排出された後、ペレタイザー(図示省略
)に導入されて切断され、適当な長さとされて製品(ペレット)化される。
本実施の形態によれば、回収される重合体に含まれる水分を十分に低減させることができ、かつ、重合体の回収レートを向上させることができる。即ち、フィード口40に対して上流側にリア排水スリット38を設けることにより効率よく排水を行うことができ、重合回収レートを向上させつつ、重合体の脱水を行うことができる。また、フィード口40から供給されるスラリーを圧送するため、スクリューの回転数を低減させることができる。従って、重合体にかかるせん断を低減させることができ、過度の温度上昇を防ぐことができるため、得られる製品としての重合体の劣化を防止することができる。さらに、スクリュー回転数を上げずに回収レートを向上させることができる。
また、スクリュー回転数としては、重合体の回収レートや、重合体温度を考慮して適宜設定されるが、好ましくは100rpm以上、より好ましくは130rpm以上、さらに好ましくは150rpm以上であり、好ましくは400rpm以下、より好ましくは300rpm以下、さらに好ましくは250rpm以下である。
また、重合体の回収レートとしては、好ましくは25kg/h以上、より好ましくは30kg/h以上、更に好ましくは35kg/h以上、特に好ましくは40kg/h以上である。
(重合体)
本実施の形態において脱水される対象となる水を含んだ重合体の種類は特に限定されない。例えば、重合体の種類としては、スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、ニトリルゴム等のセメント状ゴム、アクリル樹脂、ポリアセタール樹脂、塩化ビニル樹脂等が挙げられる。これらのなかでも、本発明はニトリルゴムに好適に用いることができる。
(ニトリルゴム)
ニトリルゴムとしては、特に限定されないが、たとえば、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、共役ジエン単量体、および、必要に応じて用いられるこれらと共重合可能なその他の単量体を共重合することで得られる共重合体が挙げられる。
α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体としては、ニトリル基を有するα,β−エチレン性不飽和化合物であれば限定されず、アクリロニトリル;α−クロロアクリロニトリル、α−ブロモアクリロニトリルなどのα−ハロゲノアクリロニトリル;メタクリロニトリルなどのα−アルキルアクリロニトリル;などが挙げられ、アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルが好ましい。α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体として、単独で用いてもよく、これらの複数種を併用してもよい。
本発明で用いるニトリルゴム中における、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位の含有割合は、全単量体単位100重量%中に、好ましくは10〜60重量%、より好ましくは15〜55重量%、特に好ましくは20〜50重量%の量である。α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位の含有量が少なすぎると得られるゴム架橋物の耐油性が低下するおそれがあり、逆に、多すぎると耐寒性が低下する可能性がある。
共役ジエン単量体としては、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、クロロプレンなどの炭素数4〜6の共役ジエン単量体が好ましく、1,3−ブタジエンおよびイソプレンがより好ましく、1,3−ブタジエンが特に好ましい。これらのなかでも、1,3−ブタジエンが好ましい。これらは一種を単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
ニトリルゴム中における、共役ジエン単量体単位の含有割合は、全単量体単位100重量%中に、好ましくは40〜90重量%、より好ましくは45〜85重量%、特に好ましくは50〜80重量%である。共役ジエン単量体単位の含有量が少なすぎると、得られるゴム架橋物の弾性が低下するおそれがあり、多すぎると、ゴム架橋物の耐油性、耐熱老化性、耐化学的安定性などが損なわれる可能性がある。
また、本発明で用いるニトリルゴムは、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、および共役ジエン単量体と、共重合可能なその他の単量体とを共重合したものであってもよい。このようなその他の単量体としては、エチレン、α−オレフィン単量体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸単量体、α,β−エチレン性不飽和多価カルボン酸無水物単量体、芳香族ビニル単量体、フッ素含有ビニル単量体、共重合性老化防止剤などが例示され、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体が好ましく用いられる。
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸などのα,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などのα,β−エチレン性不飽和多価カルボン酸;マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノプロピル、マレイン酸モノn−ブチルなどのマレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸モノシクロペンチル、マレイン酸モノシクロヘキシル、マレイン酸モノシクロヘプチルなどのマレイン酸モノシクロアルキルエステル、マレイン酸モノメチルシクロペンチル、マレイン酸モノエチルシクロヘキシルなどのマレイン酸モノアルキルシクロアルキルエステル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノプロピル、フマル酸モノn−ブチルなどのフマル酸モノアルキルエステル、フマル酸モノシクロペンチル、フマル酸モノシクロヘキシル、フマル酸モノシクロヘプチルなどのフマル酸モノシクロアルキルエステル、フマル酸モノメチルシクロペンチル、フマル酸モノエチルシクロヘキシルなどのフマル酸モノアルキルシクロアルキルエステル、シトラコン酸モノメチル、シトラコン酸モノエチル、シトラコン酸モノプロピル、シトラコン酸モノn−ブチルなどのシトラコン酸モノアルキルエステル、シトラコン酸モノシクロペンチル、シトラコン酸モノシクロヘキシル、シトラコン酸モノシクロヘプチルなどのシトラコン酸モノシクロアルキルエステル、シトラコン酸モノメチルシクロペンチル、シトラコン酸モノエチルシクロヘキシルなどのシトラコン酸モノアルキルシクロアルキルエステル、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸モノプロピル、イタコン酸モノn−ブチルなどのイタコン酸モノアルキルエステル、イタコン酸モノシクロペンチル、イタコン酸モノシクロヘキシル、イタコン酸モノシクロヘプチルなどのイタコン酸モノシクロアルキルエステル、イタコン酸モノメチルシクロペンチル、イタコン酸モノエチルシクロヘキシルなどのイタコン酸モノアルキルシクロアルキルエステル、などのα,β−エチレン性不飽和多価カルボン酸の部分エステル;などが挙げられる。
これらの共重合可能なその他の単量体として、単独で用いてもよく、複数種類を併用してもよい。本発明で用いるニトリルゴム中における、これらの他の単量体単位の含有量は、全単量体単位100重量%中に、好ましくは30重量%以下、より好ましくは15重量%以下、特に好ましくは5重量%以下の量である。
本発明で用いるニトリルゴムのムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕は、好ましくは5〜200、より好ましくは10〜100、さらに好ましくは30〜80である。ニトリルゴムのムーニー粘度は、連鎖移動剤の量、重合反応温度、重合開始剤濃度などの条件を適宜選定することにより調整することができる。
ニトリルゴムの製造方法は、特に限定されず、たとえば、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、共役ジエン単量体、および、必要に応じて加えられるこれらと共重合可能なその他の単量体を共重合する方法が便利で好ましい。重合法としては、公知の乳化重合法および溶液重合法のいずれをも用いることができるが、重合反応の制御が容易であることから乳化重合法が好ましい。乳化重合法によれば、ニトリルゴムを、水媒体中にニトリルゴムが分散してなるラテックスの形態で得ることができ、また、溶液重合法によれば、ニトリルゴムを、有機溶媒中にニトリルゴムが溶解してなるセメントの形態で得ることができる。
そして、本実施形態においては、必要に応じて、ニトリルゴムのポリマー主鎖中の炭素−炭素二重結合のうち少なくとも一部を水素化させてもよい。水素化反応に用いる水素化触媒の種類と量、水素化温度などは、公知の方法に準じて決めればよい。なお、ニトリルゴムを水素化する場合には、得られる水素化ニトリルゴムのヨウ素価を、好ましくは120以下、より好ましくは80以下、さらに好ましくは50以下となるように、水素化を行ってもよい。
(水を含んだ重合体)
次いで、ニトリルゴムを例に本発明で用いる水を含んだ重合体について、説明する。
水を含んだ重合体の製造方法としては、特に限定されないが、たとえば、ニトリルゴムの製造を上述した乳化重合法により行った場合には、乳化重合法により得られたニトリルゴムのラテックスに、凝固剤を添加してニトリルゴムを凝固させることで、水を含んだクラム状のニトリルゴム(含水クラム)を得ることができる。
なお、ラテックスのニトリルゴムを凝固させるための凝固剤としては、特に限定されず、たとえば硫酸、塩酸などの無機酸類;酢酸などの有機酸類;塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、塩化バリウムなどの無機塩類;およびこれらの混合物などが挙げられるが、ニトリルゴムのラテックスに使用されている乳化剤の種類などにより適宜決定すればよい。これらのなかでも、無機塩類が好ましく、一価の無機塩類である塩化ナトリウムがより好ましい。
あるいは、ニトリルゴムの製造を上述した溶液重合法により行った場合には、溶液重合法により得られたセメント状のニトリルゴムに、水などの凝固液を添加してニトリルゴムを析出させることにより、水を含んだクラム状のニトリルゴム(含水クラム)を得ることができる。
なお、セメントのニトリルゴムを凝固させるための凝固液としては、たとえば水が用いられる。凝固液の量としては、特に限定されないが、セメント状のニトリルゴムの溶媒(たとえばアセトン)に対して、(ニトリルゴムの溶媒:凝固液)の容積比で(1:0.05)〜(1:3)程度が好ましい。凝固液の量を、上記範囲とすることにより、ニトリルゴムの凝固を十分に進行させることができ、未凝固分を低減することができ、収率の向上が可能となる。
本実施の形態では、上述したようにして得られた水を含んだ重合体について、この重合体に含まれる凝固剤などを除去するために、濾過および水洗を行うことが好ましい。
以下、本発明を、さらに詳細な実施例に基づき説明するが、本発明は、これら実施例に限定されない。なお、以下において、「部」は、特に断りのない限り重量基準である。また、物性の測定は下記によった。
(残留水分量)
重合体の残留水分量は、重合体を105℃のオーブンで1時間乾燥させた際の加熱減量より測定した。
(実施例1)
金属製ボトル中に、イオン交換水225部、濃度10重量%のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液25部、アクリロニトリル37部、フマル酸モノn?ブチル4部、t?ドデシルメルカプタン(分子量調整剤)0.5部の順に仕込み、内部の気体を窒素で3回置換した後、ブタジエン59部を仕込んだ。次いで、金属製ボトルを5℃に保ち、クメンハイドロパーオキサイド(重合開始剤)0.1部を仕込み、金属製ボトルを回転させながら16時間重合反応を行った。そして、濃度10重量%のハイドロキノン水溶液(重合停止剤)0.1部を加えて重合反応を停止させた後、水温60℃のロータリーエバポレータを用いて残留単量体を除去し、アクリロニトリル単量体単位34重量%、ブタジエン単量体単位62.5重量%およびフマル酸モノn−ブチル単量体単位3.5重量%を有するカルボキシル基含有ニトリルゴムのラテックス(固形分濃度30重量%)を得た。
そして、得られたラテックスに含有される乾燥ゴム重量に対して、パラジウム含有量が1,000重量ppmになるように、オートクレーブにパラジウム触媒溶液(1重量%酢酸パラジウムアセトン溶液に、等重量のイオン交換水を混合した溶液)を添加して、水素圧3MPa、温度50℃で6時間水素添加反応を行い、その後イオン交換水により固形分濃度を調整して、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムのラテックス(固形分濃度13重量%)を得た。
次いで、得られたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムのラテックス100部(固形分換算)を、濃度6.5重量%の塩化ナトリウム水溶液80部(固形分換算)に、攪拌しながら添加して混合することで、凝固クラムを得た。なお、上記攪拌しながら添加して混合する際には、得られる混合液に、硫酸を添加することにより、該混合液をpH=4に調整した。次いで、得られた凝固クラムを取り出し、濾過および水洗した後、水を添加することで、濃度が7.6重量%であるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーを得た。
そして、得られたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムを使用して、図1〜図3に示すような構成を有する押出機2を用いて、含水クラムの脱水を行った。なお、押出装置は、日本製鋼所社製、TEX44αIIを用い、図1の構成となるように組み替えた。
本実施例では、押出機2として、バレル4内に2本のスクリュー6,6を平行に設け、これらのスクリュー6,6をかみ合い式で同方向に回転させる二軸押出機を用いた。
スクリュー6としては、供給ゾーン32に対応する領域におけるフライト形状が、図3に示す角フライトであり、かつ、上流側脱水ゾーン30、下流側脱水ゾーン34および乾燥ゾーン36に対応する領域におけるフライト形状が、図4に示す順フライトであるスクリューを用いた。なお、スクリュー6の角フライトについては、上述した(山部60Aの軸芯に対する高さ/谷部60Bの軸芯に対する高さ)の比が1.6、山部60Aの幅(厚み)が2.5mm、(山部60Aの幅/谷部60Bの幅)が0.06、角フライトがスクリュー6から立ち上がっている角度が65°であるものを用いた。
供給ゾーン32の上流の上流側脱水ゾーン30には、下流側脱水ゾーン34で使用するのと同じであり、リア排水スリット38として流れ方向に対して横向きである開口部を両側に有するバレルブロック12を用いた。
そして、このような構成の押出機2のフィード口40に、得られたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーの配管54を接続し、579kg/hrのレートで供給した。なお、本実施例では、供給ゾーン32の内部温度を60℃、下流側脱水ゾーン34の内部温度を90℃、乾燥ゾーン36の内部温度を110℃、にそれぞれ設定した。また、上流側脱水ゾーン30の内部温度を60℃に設定した。
その結果、バレルの下流側に接続されたダイ10から、シート状の乾燥したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムが44kg/hrの回収レートで回収された。なお、押出機2のモーターについては、表1に示すように、回転数を197rpmとした。乾燥ゾーン36においては、含水クラムがせん断されることで発熱し、乾燥ゾーン36内の温度(乾燥温度)が148℃となった。
本実施例においては、押出機2のフィード口40において含水クラムの滞留は発生しなかった。また、回収されたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムに含有される水分の残留水分量は0.8%であり、良好に含水クラムの脱水を行うことができた。結果を表1に示す。
(実施例2)
フィード口40から供給するカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーの濃度を5.8重量%に変更した以外は、実施例1と同様に含水クラムの脱水を行った。シート状の乾燥したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの回収レートは、40kg/hrの回収レートで回収された。回収されたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムに含有される水分の残留水分量は0.6%であった。
(実施例3)
フィード口40から供給するカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーの濃度を6重量%に変更し、また、押出機2のフィード口40に配管54を接続する構成に代えて、ホッパーを介してカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーの供給をフィード口40から行い、さらに押出機2のモーターの回転数を280rpmに変更した以外は、実施例1と同様に含水クラムの脱水を行った。シート状の乾燥したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの回収レートは、32kg/hrの回収レートで回収された。回収されたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムに含有される水分の残留水分量は0.1%であった。
(比較例1)
フィード口40から供給するカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーの濃度を6重量%に変更し、また、リア排水スリット38を有さず、第2排水スリット44とダイ10との間に第3排水スリット(図示せず)を有し、さらに、フィード口40に配管54を接続する構成に代えて、ホッパーを介してカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの含水クラムスラリーの供給をフィード口40から行う構成の押出機2を用い、さらに押出機2のモーターの回転数を146rpmに変更した以外は、実施例1と同様に含水クラムの脱水を行った。シート状の乾燥したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムの回収レートは、20kg/hrの回収レートで回収された。回収されたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴムに含有される水分の残留水分量は0.3%であった。
Figure 2016043528
表1に示すように、水を含んだ重合体を、バレル内部にスクリューが回転自在に配置されている押出機を用いて脱水する方法であって、前記押出機は、少なくとも、水を含んだ重合体が供給される供給口と、前記供給口に対し下流に脱水された重合体を回収する回収口と、前記供給口に対し上流に上流側排水口とを備える重合体の脱水方法により脱水すると、重合体中の残留水分が少なく、重合体の回収レートが良好であった。
2…押出機、4…バレル、6…スクリュー、10…ダイ、30…上流側脱水ゾーン、32…供給ゾーン、34…下流側脱水ゾーン、36…乾燥ゾーン、38…リア排水スリット、40…フィード口、42…第1排水スリット、44…第2排水スリット

Claims (3)

  1. 水を含んだ重合体を、バレル内部にスクリューが回転自在に配置されている押出機を用いて脱水する方法であって、
    前記押出機は、少なくとも、水を含んだ重合体が供給される供給口と、
    前記供給口に対し下流に脱水された重合体を回収する回収口と、
    前記供給口に対し上流に上流側排水口と
    を備える重合体の脱水方法。
  2. 前記押出機は、さらに前記供給口と前記回収口との間に下流側排水口を備える、請求項1に記載の重合体の脱水方法。
  3. 前記押出機において、前記供給口と連結した配管より、前記水を含んだ重合体を移送手段により前記供給口に圧送する請求項1または2に記載の重合体の脱水方法。
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