JP2000318017A - 2軸押出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法 - Google Patents
2軸押出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法Info
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Abstract
より、熱可塑性樹脂原料からの水分除去を、高効率・高
能力・連続的かつ安定的に処理することができる2軸押
出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方
法を提供することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】脱水スクリュ部16に上流側から下流側に
向かって漸次スクリュピッチが小さくなるスクリュ構成
の昇圧部16Aと、供給原料を圧搾する圧搾部16Bと
を設けたものである。
Description
留水分を含有する含水ポリマを含む熱可塑性樹脂の脱水
・脱揮・混練用完全噛合型の同方向回転の2軸押出機と
その2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法に関
する。
機は、その機械特性から搬送能力、溶融・混練能力、分
離(脱水)能力に優れ、しかも連続的に材料の処理が可
能であるため、プラスチック製造プロセスの有力な合理
化手段として多用されている。特に、脱水・乾燥プロセ
スへの適用例は、従来型の流動乾燥炉等を利用した方法
に比べると、(1)エネルギ消費量が少ない、(2)生
産能力に優れる、(3)湿潤原料を取り扱うので粉塵爆
発を防止するための大規模な設備が不要となる、(4)
材料に対する熱履歴が軽減されて製品品質が改善され
る、等の多くの利点がある。そのため、例えばABS樹
脂、合成ゴム等の製造プロセスに適用される場合が多
い。
や、特公平6−15170号公報には完全噛合型同方向
回転2軸押出機を使用した圧搾方式脱水プロセスの一例
が示されている。図7は従来の完全噛合型同方向回転2
軸押出機aを使用した圧搾方式脱水・乾燥プロセスの概
略構成(ABS樹脂の場合)を示すものである。
も上流側に材料供給口(原料供給部)bが配置されてい
る。この材料供給口bには3つの重量式定量フィーダ
A、B、Cからそれぞれ材料が供給されるようになって
いる。ここで、第1の定量フィーダAからは予め遠心脱
水機cにより含水率が30〜40%程度に脱水された含
水グラフトポリマなどの含水パウダが供給される。この
とき、同時に第2の定量フィーダBからはASペレッ
ト、第3の定量フィーダCからは加工助剤がそれぞれ供
給される。
のバレル内に配設されたセルフクリーニング機能を持つ
2軸フィードスクリュにより下流側へ効率よくかつ滞留
することなく搬送される。ここで、下流側に搬送された
材料は、2軸スクリュ中に設けられたニーデイングディ
スクと逆ネジレスクリュから構成される脱水スクリュ部
で圧搾される。これにより、材料が弾性、あるいは塑性
変形し、材料の比容積が減少することで材料中に含まれ
る水分が液体の状態で分離される。
クリュ部の下流側が高くなっているため、脱水スクリュ
部で分離された水は、脱水スクリュ部の圧力最高点から
材料供給口b側に向かう圧力勾配により、上流に向かっ
てスクリュ溝内を逆流する。そして、この逆流水は、脱
水スクリュ部より上流側で材料供給口bとの間に設けら
れた排出口(脱水スクリーン部)dから排出される。
10〜90%程度が分離・排出される。さらに、残りの
10〜90%程度の水分は脱水スクリュ部より下流側に
設けられた第2脱水スクリュ部あるいは/またはベント
部eで分離・排出される。そして、最終的には、脱揮処
理が行われ造粒される。
となく、液体の状態である程度分離することができるた
めに、水の蒸発エネルギが不要となり、エネルギ効率が
改善される。さらに、湿潤状態の材料を取り扱うため、
粉塵爆発のおそれがない。そのため、酸素遮断を行うた
めの設備も不要となるため、設備規模も小型化できる利
点がある。したがって、この方法により、ABS樹脂、
合成ゴム等の製造プロセスの連続化、多段プロセスの省
工程化が可能となり、大幅なプロセス合理化が可能とな
る。
式脱水法は、機械的圧縮により湿潤状態の材料中の含水
分を分離させるため、エネルギ効率を改善し、製造プロ
セスの合理化を実現している。しかしながら、高効率、
高能力、連続的又は安定的に処理したい必要性が以下の
ような場合に生じる。
分量変動が多い材料を材料供給口に供給するとき。
(3)脱水が難しい材料(難脱水特性を持つ材料)を材
料供給口に供給するとき。なお、難脱水特性とは熱変形
温度が高い、パウダ状原料において粒度が小さいか、又
は滑性の大きいもの等の特性を持つものである。このよ
うな場合に上記圧搾方式脱水法を適用しようとしたと
き、以下に述べる問題が生じる。
設けられたニーデイングディスクおよび逆ネジレスクリ
ュにより構成される脱水スクリュ部で、搬送スクリュの
昇圧力、ニーディングディスクのせん断力、逆ネジレス
クリュの塞き止め力によりこの脱水スクリュ部の圧力を
上昇させ、含水材料を強圧縮し、弾性あるいは塑性変形
させることで水を分離するようになっている。
には、スクリュ溝内の充満率増大により、搬送スクリュ
の昇圧力不足が発生するとともに、逆ネジレスクリュの
塞き止め能力不足から思うように脱水スクリュ部の圧力
が上昇せず、含水材料が十分に変形しないために脱水能
力が低下する問題がある。さらに、難脱水特性の材料に
おいても脱水スクリュ部の昇圧力不足および塞き止め能
力不足を引き起こして脱水能力が低下する。
ィスクを強化することで含水材料の変形を促進すること
により、若干の脱水能力の改善を図ることができる。し
かしながら、脱水スクリュ部においてはスクリュ溝内が
材料で充満しているため、例えニーディングディスクの
せん断力強化により水分離量が増大したとしても、脱水
スクリュ部で分離した水が上流側の脱水スクリーン部へ
は逆流し難い問題がある。そのため、脱水スクリュ部の
ニーディングディスクのせん断力を強化してもそれほど
脱水能力は改善されない。なお、脱水スクリュ部のニー
ディングディスクのせん断力を強化した場合には逆に、
一旦分離した水が、ニーディングディスクの攪拌力によ
り再度ポリマ中に巻き込まれる可能性もある。
している場合には、脱水スクリュ部を通過する残留水分
量が増大するために、下流側にベント部でベントアップ
あるいはフレークアップが発生するおそれがある。この
ような現象が発生した場合には、安定運転および製品品
質確保の観点から連続運転を続行することができないの
で、処理能力を低下させざるをえない。したがって、
脱水能力不足は処理能力の低下を余儀なくさせるために
エネルギ効率を悪化させ、その結果として圧搾方式脱水
法の利点を小さくする問題がある。
で、その目的は、完全噛合型同方向回転2軸押出機によ
り、熱可塑性樹脂原料からの水分除去を、高効率・高能
力・連続的かつ安定的に処理することができる2軸押出
機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法
を提供することにある。
給部から供給される熱可塑性樹脂原料の脱水部と、上記
熱可塑性樹脂原料の脱揮・混練処理部とを備え、上記熱
可塑性樹脂原料の脱水・脱揮・混練処理を行う2軸押出
機において、上流側から下流側に向かって漸次スクリュ
ピッチが小さくなるスクリュ構成の搬送・昇圧用スクリ
ュと、上記供給原料を圧搾する圧搾用スクリュエレメン
トとを上記脱水部に配設したことを特徴とする2軸押出
機である。
多量の水分を含有する含水ポリマを含む熱可塑性樹脂で
あることを特徴とする請求項1に記載の2軸押出機であ
る。
ュは、スクリュエレメントのスクリュピッチが、スクリ
ュ径Dに対して、上流側から下流側に向かって約0.6
Dから約0.2Dへと漸次減少することを特徴とする請
求項1に記載の2軸押出機である。
ュは、スクリュピッチが約0.2Dである上記スクリュ
エレメントの長さが、約0.5D〜1.5Dであること
を特徴とする請求項3に記載の2軸押出機である。
レメントは、逆ネジレスクリュ、ニーディングディス
ク、あるいはシールリング等で構成されていることを特
徴とする請求項1に記載の2軸押出機である。
る熱可塑性樹脂原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料
の脱揮・混練処理部とを備えた2軸押出機による熱可塑
性樹脂原料の脱水方法において、上流側から下流側に向
かって漸次スクリュピッチが小さくなるスクリュ構成の
搬送・昇圧用スクリュによって上記熱可塑性樹脂原料を
搬送・昇圧したのち、圧搾用のスクリュエレメントによ
って上記供給原料を圧搾して上記熱可塑性樹脂原料の脱
水処理を行う脱水処理工程を設けたことを特徴とする2
軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法である。
る熱可塑性樹脂原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料
の脱揮・混練処理部とを備え、上記脱水部の上流部分に
排水用の脱水スクリーン、上記脱水部の下流部分にベン
ト排出口がそれぞれ配設され、上記熱可塑性樹脂原料の
脱水・脱揮・混練処理を行う2軸押出機において、上記
脱水スクリーンと上記ベント排出口との間に配設される
バレル用ヒータの容量を他のバレル用ヒータの容量より
約60%以上大きく設定した大容量ヒータを設けたこと
を特徴とする2軸押出機である。
記ベント排出口との間のバレルは、そのバレルのフラン
ジ部に上記バレル用ヒータの容量を高めるフランジヒー
タが取り付けられていることを特徴とする請求項7に記
載の2軸押出機である。
る熱可塑性樹脂原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料
の脱揮・混練処理部とを備え、上記脱水部の上流部分に
排水用の脱水スクリーン、上記脱水部の下流部分にベン
ト排出口がそれぞれ配設され、上記熱可塑性樹脂原料の
脱水・脱揮・混練処理を行う2軸押出機において、上記
ベント排出口より上流側のバレル温度を監視する温度監
視手段と、この温度監視手段による監視温度の変動にも
とづいて上記供給原料中に含有される水分量の変動を監
視し、上記供給原料の溶融不足による上記ベント排出口
からのフレークアップ現象を防ぐ制御手段とを具備する
ことを特徴とする2軸押出機である。
通常成形のための設定温度をα℃、上記供給原料中に残
留する水分量の増大に伴って溶融不足が発生してフレー
クアップの危険性があることを警告する温度をβ℃、フ
レークアップする危険性が増大したために上記熱可塑性
樹脂原料の供給量をステップ的に低下させる指令を上記
原料供給部に出す制御開始温度をγ℃とした場合に γ℃<β℃<α℃ の関係に設定したことを特徴とする請求項9に記載の2
軸押出機である。請求項11の発明は原料供給部から供
給される熱可塑性樹脂原料の脱水部と、上記熱可塑性樹
脂原料の脱揮・混練処理部とを備え、上記脱水部の上流
部分に排水用の脱水スクリーン、上記脱水部の下流部分
にベント排出口がそれぞれ配設され、上記熱可塑性樹脂
原料の脱水・脱揮・混練処理を行う2軸押出機におい
て、上流側から下流側に向かって漸次スクリュピッチが
小さくなるスクリュ構成の搬送・昇圧用スクリュと、上
記供給原料を圧搾する圧搾用スクリュエレメントとを上
記脱水部に配設するとともに、上記脱水スクリーンと上
記ベント排出口との間に配設されるバレル用ヒータの容
量をその他のバレル用ヒータの容量より約60%以上大
きく設定した大容量ヒータを設けたことを特徴とする2
軸押出機である。
軸押出機の運転時に原料供給部から供給される熱可塑性
樹脂原料が脱水部を通る際に、搬送・昇圧用スクリュは
上流側から下流側に向かって漸次スクリュピッチが小さ
くなっていくためにスクリュ溝内の充満率が次第に上昇
していき、それと共に材料も徐々に圧縮されていく。さ
らに、材料が圧搾用スクリュエレメントの部分に到達
し、高い圧力条件下で強力に圧搾されることにより水を
分離する。ここで、分離された水は、搬送・昇圧用スク
リュおよび圧搾用スクリュエレメントの部分によって形
成された圧力勾配に沿って上流側に逆流する。これによ
り、完全噛合型の同方向回転2軸押出機により、熱可塑
性樹脂原料からの水分除去を、高効率・高能力・連続的
かつ安定的に処理することができるようにしたものであ
る。
ルリングを使用しているため最高圧力は高くなり、昇圧
部に小ピッチスクリュを使用しているためにスクリュ溝
内に充満した長さは短くなる。したがって、脱水スクリ
ュ部の圧力勾配は大きくなり、脱水能力は大きくなりか
つ高処理能力条件下でも安定したものになる。
クリーンとベント排出口の間に設けられるバレルのヒー
タ容量を60%以上大きくすることで、処理能力が約5
0%改善されると同時により安定した運転条件が実現さ
れるようにしたものである。
排出口の直前のバレル温度を監視し、設定温度に対する
偏差に基づいて材料供給量を制御することにより、材料
の供給量の変動、あるいは水分率変動が原因となる運転
条件の不安定状態を制御する最適運転条件による自動運
転ができるようにしたものである。
型同方向2軸押出機を使用した脱水・混練造粒成形の高
能力化や適応性改善を図ることができるようにしたもの
である。
を図1乃至図3(A)〜(C)を参照して説明する。図
1は本実施の形態における材料の脱水、脱揮、混練を行
う完全噛合型同方向回転2軸押出機1全体の概略構成を
示すものである。本実施の形態の2軸押出機1にはスク
リュ部2と、バレル部3とが設けられている。
給部)4を備えた1つのフィードバレル5と、複数の標
準バレル6と、脱水スクリーン部7が取り付けられた1
つの脱水バレル8と、2つのベントバレル9と、ペレッ
ト等の形状に材料を賦形する口金部10とから構成され
ている。ここで、フィードバレル5は最も上流側に配置
されている。そして、このフィードバレル5の材料供給
口4には材料供給フィーダ11から含水ポリマを含む熱
可塑性樹脂が定量供給されるようになっている。なお、
材料供給フィーダ11はベルト式あるいは2軸スクリュ
のロス・イン・ウエイト式重量フィーダによって形成さ
れている。
がそれぞれ装着されている。さらに、ベントバレル9に
は真空ベント部13が取り付けられている。なお、本実
施の形態では、真空ベント部13は2ケ所であるが、材
料の含水率や処理能力によってその取付け数は変化す
る。さらに、含水ポリマを含む熱可塑性樹脂原料の含水
率や、原料特性によっては、大気開放ベントや、ベント
スタッファ装置等も適用される。
転2軸押出機1のスクリュ部2には図2(A),(B)
に示すように平行に配置された2本(2軸)のスクリュ
14が設けられている。さらに、スクリュ部2には上流
側から順にフィードスクリュ部15と、脱水スクリュ部
(脱水部)16と、脱揮・混練スクリュ部(脱揮・混練
処理部)17と、押出スクリュ部18とが順次設けられ
ている。ここで、フィードスクリュ部15は搬送用スク
リュが適用されている。そして、このフィードスクリュ
部15では材料供給口4から定量供給される熱可塑性樹
脂原料を標準バレル6のヒータ12によって予熱しなが
ら下流側に搬送するようになっている。
・昇圧用スクリュ)16Aとこの昇圧部16Aの下流側
に配置された圧搾部(圧搾用スクリュエレメント)16
Bとから構成されている。ここで、昇圧部16Aは搬送
スクリュのみから構成されていて、上流側から下流側に
向かって漸次スクリュエレメントのスクリュピッチが小
さくなるスクリュ構成に設定されている。すなわち、昇
圧部16Aの最上流側にはスクリュ径Dに対して、スク
リュエレメントのスクリュピッチが約0.6Dの大ピッ
チスクリュ部16A1、最下流側にはスクリュエレメン
トのスクリュピッチが約0.2Dの小ピッチスクリュ部
16A3がそれぞれ配置されている。さらに、大ピッチ
スクリュ部16A1と小ピッチスクリュ部16A3との
間にはスクリュエレメントのスクリュピッチが両者間の
中間ピッチの中ピッチスクリュ部16A2が配置されて
いる。これにより、昇圧部16Aの搬送スクリュは、ス
クリュエレメントのスクリュピッチが、スクリュ径Dに
対して、上流側から下流側に向かって約0.6Dから約
0.2Dへと漸次段階的に減少するようになっている。
スクや、図2(A),(B)に示すようなシールリング
19、あるいは場合によってはそれらの組み合わせによ
り構成される。なお、シールリング19は次の通り構成
されている。すなわち、2本のスクリュ14には図2
(A)に示すようにそれぞれ小径なカラー部19Aと、
大径な略フランジ状のリング部19Bとが軸方向に沿っ
て並設されている。ここで、一方のスクリュ14のリン
グ部19Bは図2(B)に示すように他方のスクリュ1
4のカラー部19Aと対応する位置に配置されている。
これにより、2本のスクリュ14の各リング部19Bは
互いに干渉しない位置にそれぞれ軸方向にずらして配置
されている。なお、上記構成のシールリング19に代え
て逆ねじれスクリューエレメント、または逆ねじれニー
ディングディスク等のシール手段を使用しても良い。
6Aの搬送スクリュ(大ピッチスクリュ部16A1、中
ピッチスクリュ部16A2、小ピッチスクリュ部16A
3)と圧搾部16Bのシールリング19とによって上流
側から送られる含水ポリマ中の水分を分離して下流側に
排出するようになっている。このとき分離された水分
は、上流側に逆流し、脱水バレル8の脱水スクリーン部
7から外部に排出されるようになっている。
スクリュが適用される脱揮部17Aと、ニーディングデ
ィスクや逆スクリュ等が適用される混練部17Bとが交
互に組み合わされて構成されている。ここで、脱揮部1
7Aはベントバレル9の真空ベント部13と対応する位
置に配置されている。そして、この脱揮・混練スクリュ
部17では脱揮部17Aと、混練部17Bとによって含
水ポリマ中の残水分を蒸発しながら混練を行うようにな
っている。このとき蒸発した残留水分は、ベントバレル
9の真空ベント部13から蒸発除去されるようになって
いる。
態の2軸押出機1のスクリュ部2における最も下流側に
配置され、搬送用スクリュが適用されている。そして、
脱揮・混練スクリュ部17側から送られる材料の最終押
出をこの押出スクリュ部18で行うようになっている。
さらに、この押出スクリュ部18から押出される材料は
2軸押出機1の最先端部に取り付けた口金部10から例
えばストランドの状態に賦形されて押し出されるように
なっている。
本実施の形態の完全噛合型同方向回転2軸押出機1の運
転時にはスクリュ部2の2本のスクリュ14が回転駆動
される。この状態で、含水ポリマを含む熱可塑性樹脂原
料は、ベルト式あるいは2軸スクリュのロス・イン・ウ
エイト式重量フィーダ11により、2軸押出機1におけ
るフィードバレル5の材料供給口4に供給される。さら
に、フィードバレル5に供給された材料は、2軸押出機
1のスクリュ部2により前方に搬送されながら水分離、
脱揮、混練が次の通り行われる。すなわち、フィードス
クリュ部15によって前方に搬送される材料は、標準バ
レル6のヒータ12によって予熱されながら脱水スクリ
ュ部16の昇圧部16Aに到達する。
側から下流側に向かって徐々にスクリュピッチが小さく
なっていくためにスクリュ溝内の充満率が次第に上昇し
ていき、それと共に材料も圧縮されていく。そして、こ
の昇圧部16Aを経て圧搾部16Bに到達した材料は、
シールリング19を通過する際に高い圧力条件下で強力
に圧搾されることにより、水を分離する。
を使用しているため最高圧力は高くなるとともに、昇圧
部16Aの最下流側にはスクリュエレメントのスクリュ
ピッチが約0.2Dの小ピッチスクリュ部16A3が配
置されているためにスクリュ溝内に充満した長さは短く
なる。したがって、脱水スクリュ部16の圧力勾配は大
きくなるので、脱水能力は大きくなり、安定したものに
なる。ここで、小ピッチスクリュ部16A3の長さが長
すぎる場合は、小ピッチスクリュ部16A3のスクリュ
溝内に充満した長さが長くなり、下流側の圧搾部16B
で分離された水の逆流が阻害されることから、サージン
グ現象が発生する。
昇圧部16Aの最下流側に位置するピッチ約0.2Dの
小ピッチスクリュ部16A3の長さは、約0.5D〜
1.5Dに設定されている。
圧部16Aおよび圧搾部16Bによって形成された圧力
勾配に沿って脱水スクリュ部16を上流側に逆流する。
そして、脱水スクリュ部16を逆流した水は、脱水バレ
ル8の脱水スクリーン部7から系外に排出される。
中には、材料供給口4に供給された材料中の総水分量に
対して10〜90%程度の水分量が残留している。これ
らの水分は、脱揮・混練スクリュ部17の混練部17B
で材料の混練と同時に分離される。ここで分離された水
分は脱揮部17Aを経由してベントバレル9の真空ベン
ト部13から系外に排出される。
した材料は、押出スクリュ部18において昇圧される。
続いて、この2軸押出機1の最先端部の口金部10から
例えばストランドの状態に賦形されて押し出される。
実際の成形運転結果と比較例1、2の運転結果とを示
す。ここで、供給材料としては、含水ポリマとして含水
率25〜30%のABSグラフトポリマ、熱可塑性樹脂
としてSANペレット、そして添加剤を使用し、汎用A
BSの脱水・混練造粒成形を行った。さらに、脱水用の
2軸押出機1としては、東芝機械製のTEM−58Bを
使用した。この2軸押出機1はバレル部3の全長がスク
リュ径をDとした場合で33Dであり、脱水スクリーン
部7が1ケ所、大気開放のベントスタッファ部が1ケ所
(図1では図示せず)、真空ベント部13が2ケ所であ
る。
機1の機械構成を図3(A)に示す。この2軸押出機1
の脱水スクリュ部16のスクリュ構成は、次の通りであ
る。昇圧部16Aにおける最上流側の大ピッチスクリュ
部16A1はピッチが0.62D、長さ1.9Dの搬送
スクリュを、最下流側の小ピッチスクリュ部16A3に
はピッチが0.24D、長さ1.0Dのスクリュを、そ
の中間の中ピッチスクリュ部16A2にはピッチが0.
37D、長さ1.9Dのスクリュをそれぞれ使用し、昇
圧部16Aのスクリュピッチが漸次、段階的に小さくな
るようにした。さらに、圧搾部16Bには、シールリン
グ19と2個のニーディングディスク20とを使用し
た。
/h、スクリュ回転数600rpmにおいて脱水量15
Kg/Hを得た。この時、脱水量のサージング範囲は±
40%以内であり、押出量の変動はほとんど無かった。
また、脱水スクリュ部16の下流側に設けられたベント
スタッファ部21におけるフレークアップ、真空ベント
部13におけるベントアップはほとんど無く、極めて安
定した運転状態であった。
機22の要部の機械構成を図3(B)に示す。この2軸
押出機22の脱水スクリュ部23のスクリュ構成は、次
の通りである。昇圧部23Aには、上流側にピッチが
0.62Dのスクリュ23A1を1.9Dの長さ、下流
側にピッチが0.37Dのスクリュ23A2を2.9D
の長さで使用した。圧搾部23Bには、シールリング2
4と2個のニーディングディスク25を使用した。
/h、スクリュ回転数600rpmにおいて脱水量11
kg/Hを得た。この時、脱水量のサージング範囲は±
50%以内であり、押出量の変動はほとんど無かった。
られたベントスタッファ部26では、2Kg/Hのフレ
ークアップが発生した。真空ベント部では、ポリマの盛
り上がりがあった。相対的にベントスタッファ部26、
真空ベント部が不安定であり、運転状態の安定性は、実
施例1に比較すると劣っていた。
機27の要部の機械構成を図3(C)に示す。脱水スク
リュ部28のスクリュ構成は、次の通りである。昇圧部
28Aには、最上流側にピッチが0.62Dの搬送スク
リュ28A1を1.9Dの長さ、最下流側にピッチが
0.24Dのスクリュ28A3を2.1Dの長さ、その
中間にピッチが0.37Dのスクリュ28A2を0.8
Dの長さ使用し、スクリュピッチが漸次段階的に小さく
なるようにした。また、圧搾部28Bには、シールリン
グ29と2個のニーディングディスク30を使用した。
/h、スクリュ回転数600rpmにおいて脱水量15
Kg/Hを得た。この時、脱水量のサージング範囲は約
±100%であり、押出量の変動も発生した。また、脱
水スクリュ部28の下流側に設けられたベントスタッフ
ァ部31、真空ベント部においては、フレークアップお
よびポリマの盛り上がりが発生した。脱水能力について
は実施例1並みのレベルを実現できたが、ベントスタッ
ファ部31、真空ベント部が不安定であり、運転状態の
安定性は実施例1に比較すると劣っていた。
昇圧部16Aのスクリュに上流から下流に向かって漸次
スクリュピッチが小さくなる搬送スクリュを適切な長さ
で適用し、かつ脱水スクリュ圧搾部16Bにシールリン
グ19を適用することで、脱水能力の改善が図れること
が確認された。このように脱水能力の改善が図れるとい
うことは、高能力化や難脱水特性に対する適応性を広げ
ることである。
Tech.Papers,370頁から374頁(1
996))による脱水特性の試験結果から脱水能力を改
善するためには、脱水スクリュ部の圧力を上昇させ、か
つ脱水スクリュ部上流側の圧力勾配を大きくすることが
重要であるということが判明した。したがって、脱水能
力を改善するためには、脱水スクリュ部16における塞
き止め能力を強化すると同時に、搬送スクリュの昇圧能
力を高めることでスクリュ溝内に充満する長さを短くす
る搬送スクリュを適用すれば良いことになる。
分を含有する含水ポリマを含む熱可塑性樹脂の脱水・脱
揮・混練用完全噛合型同方向回転2軸押出機に係わるも
ので、含有水分を高効率、連続的、定常的に除去するも
のである。ここで、取り扱い可能な材料は、パウダ、ペ
レット、クラム、フレークあるいはその他の形状を有し
ている含水ポリマあるいはこのような含水ポリマと乾燥
ポリマの混合物である。さらに、対象とするプロセス
は、このような材料のポリマ製造プロセスにおける脱水
・乾燥工程を合理化するようにしたものである。
明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態
は第1の実施の形態(図1乃至図3(A)〜(C)参
照)の完全噛合型同方向回転2軸押出機1のバレル部3
の構成を次の通り変更したものである。なお、これ以外
の部分は第1の実施の形態の完全噛合型同方向回転2軸
押出機1と同一構成になっており、第1の実施の形態の
2軸押出機1と同一部分には同一の符号を付してここで
はその説明を省略する。
形態の2軸押出機1における脱水バレル8と、上流側の
ベントバレル9との間に配設された3つの標準バレル6
に大容量ヒータであるバレルヒータ41と、フランジヒ
ータ42とを設けたものである。ここで、バレルヒータ
41の容量は脱水バレル8と、上流側のベントバレル9
との間に配設された3つの標準バレル6の他の標準バレ
ル6のヒータ12の容量より約60%以上大きく設定さ
れている。
レル9の直前の標準バレル6の温度制御用の2接点付き
温度調節計43が設けられている。この温度調節計43
には第1の下限接点43aと、第2の下限接点43bと
が設けられている。ここで、第1の下限接点43aは通
常のバレル設定温度α℃より低いβ℃に、第2の下限接
点43bはβ℃より低いγ℃に設定される。
コントローラ44に接続されている。このコントローラ
44には材料供給フィーダコントローラ45が接続され
ている。そして、この温度調節計43により上流側のベ
ントバレル9の直前の標準バレル6の温度を監視し、こ
の温度調節計43からの検出温度に基いてコントローラ
44によって後述する運転状態の監視および制御を行う
ようになっている。
本実施の形態の完全噛合型同方向回転2軸押出機1の運
転時には含水ポリマを含む熱可塑性樹脂原料は、ベルト
式あるいは2軸スクリュのロス・イン・ウエイト式重量
フィーダ11により、2軸押出機1におけるフィードバ
レル5の材料供給口4に供給される。さらに、フィード
バレル5に供給された材料は、2軸押出機1のスクリュ
部2により前方に搬送されながら水分離、脱揮、混練が
次の通り行われる。すなわち、フィードスクリュ部15
によって前方に搬送される材料は、標準バレル6の通常
容量のヒータ12によって予熱される。このフィードス
クリュ部15において予熱されながら前方に搬送された
材料は、脱水スクリュ部16の昇圧部16Aに到達す
る。
側から下流側に向かって徐々にスクリュピッチが小さく
なっていくためにスクリュ溝内の充満率が次第に上昇し
ていき、それと共に材料も圧縮されていく。すなわち、
材料は、昇圧部16Aのスクリュの昇圧力により圧縮さ
れていく。そして、この昇圧部16Aを経て圧搾部16
Bに到達した材料は、シールリング19を通過する際に
高い圧力条件下で強力に圧搾されることにより水を分離
する。
16の内部に形成された圧力勾配に沿って上流側に逆流
する。そして、脱水スクリュ部16を逆流した水は、脱
水バレル8の脱水スクリーン部7から系外に排出され
る。
レルヒータ41と、フランジヒータ42とによって材料
が加熱されるため、第1の実施の形態に比べてより高い
温度に加熱されて次の脱揮・混練スクリュ部17に送り
込まれる。
料中には、材料供給口4に供給された材料中の総水分量
に対して10〜90%程度の水分量が残留している。こ
れらの水分は、脱揮・混練スクリュ部17で材料の混練
と同時に分離される。ここで分離された水分は脱揮部1
7Aを経由してベントバレル9の真空ベント部13から
系外に排出される。
ベント部13の直前のバレル6までは、材料は高容量の
バレルヒータ41とフランジヒータ42とによって第1
の実施の形態に比べて高温度に加熱されるため、残留水
の多くは、上流側の真空ベント部13の前までに蒸発す
る。すなわち、残留水の蒸発時に大量の熱量が吸収され
るが、この吸熱量を脱水スクリュ部16の高容量のバレ
ルヒータ41と、フランジヒータ42とによってカバー
することができる。このため、脱水時の温度低下が最低
限となり、材料の再固化する量も低減される。したがっ
て、フレークアップが防止されることとなる。
した材料は、押出スクリュ部18において昇圧される。
このとき、上流側の真空ベント部13以降では、材料は
通常容量のヒータ12によって加熱される。そして、こ
の2軸押出機1の最先端部の口金部10から例えば、ス
トランドの状態に賦形されて押し出される。
転中、温度調節計43によって上流側のベントバレル9
の直前の標準バレル6の温度を監視し、この温度調節計
43からの検出温度に基いてコントローラ44によって
運転状態の監視および上流側のベントバレル9の直前の
標準バレル6の温度制御が次の通り行なわれる。すなわ
ち、2軸押出機1の運転中、温度調節計43の第1の下
限接点43aおよび第2の下限接点43bからの出力信
号は、システム全体のコントローラ44に送られる。こ
のシステム全体のコントローラ44では2軸押出機1の
運転状況によって判断を行い、何らかの処理が必要な場
合は材料供給フィーダ11のコントローラ45に信号を
送る。
揮・混練スクリュ部17における残留水分量が増大する
ことは、蒸発量の増大により上流側のベントバレル9の
直前の標準バレル6のバレル温度低下を引き起こす。こ
のとき、バレル6のバレル温度がβ℃まで降下すると、
第1の下限接点43aにより警報信号が発信される。こ
の警報信号が入力されると、システム全体のコントロー
ラ44はフレークアップが発生する可能性があるとの警
報メッセージを出す。
さらに降下すると、第2の下限接点43bにより信号が
システム全体のコントローラ44に発信される。この場
合にはシステム全体のコントローラ44は材料供給フィ
ーダコントローラ45に材料供給フィーダ11からの供
給量を段階的に低下させる信号を発信する。
料供給量の低下方法は段階的に次の通り行われる。ま
ず、バレル6のバレル温度がγ℃以下に低下した状態が
検出された後、一定時間内にバレル温度がγ℃以上に回
復しない場合、あるいはさらに降下している場合には、
フィーダ材料供給量を一定時間毎に段階的に低下させて
いく。その時、2軸押出機1のスクリュ部2のスクリュ
速度は、材料供給量の段階的低下に対してある一定の遅
れ時間を持たせて定常運転時のQ/Ns(Q:押出量、
Ns:スクリュ回転数)値と同じになるように段階的に
低下させていく。このような変更を行いながら、上流側
のベントバレル9の直前の標準バレル6のバレル温度を
監視する。そして、バレル温度の降下が無くなり、バレ
ル温度が上昇に転じた状態で上記段階的低下を中止す
る。
なり、なお上昇速度を持っている場合は、バレル温度の
低下時とは反対に2軸押出機1のスクリュ部2のスクリ
ュ速度の段階的上昇を緩やかに監視しながら行う。
供給量変動、あるいは水分率変動が原因となる運転条件
の不安定状態を制御する最適運転条件による自動運転が
可能となる。この運転制御の結果を図5に示す。横軸は
運転経過時間(分)を表し、縦軸は口金部10直前の平
均圧力を1.0としたときの変動値と、ベントバレル9
直前の標準バレル6の平均温度を1.0としたときの変
動値と、材料供給フィーダ11の平均材料供給量を1.
00としたときの変動値を表わしている。
7分にかけてフレークアップが増大しているが、上述し
た温度調節計43の第1の下限接点43aと、第2の下
限接点43bとから発信された信号に基づきコントロー
ラ44が材料供給フィーダコントローラ45にフィード
バックをかけているため、すみやかに安定状態、自動運
転へ移行していることがわかる。したがって、連続的又
は安定的に運転することができる。
実際の成形運転結果と比較例3、4の運転結果とを示
す。ここで、供給材料としては、含水ポリマとして含水
率25〜30%のABSグラフトポリマ、熱可塑性樹脂
としてSANペレット、そして添加剤を使用し、汎用A
BSの脱水・混練造粒成形を行った。さらに、脱水用の
2軸押出機1としては、東芝機械製のTEM−58Bを
使用した。この2軸押出機1はバレル部3の全長が33
Dであり、脱水スクリーン部7が1ケ所、大気開放のベ
ントスタッファ部が1ケ所(図4では図示せず)、真空
ベント部13が2ケ所である。
を図6(A)に示す。この2軸押出機1の脱水スクリュ
部16のスクリュ構成は、脱水能力を約20%程度改善
する構成を使用した。また、脱水バレル8と、上流側の
ベントスタッファ部46との間に配設された3つの標準
バレル6には容量が5.8kWの大容量ヒータであるバ
レルヒータ41と、0.8kWのフランジヒータ42と
を取り付けた。その他のバレル6には,容量が4kW以
下の通常ヒータ12を取り付けた。したがって、脱水バ
レル8と、上流側のベントスタッファ部46との間のバ
レルヒータ容量は、65%改善されている。
/H、スクリュ回転数600rpmにおいてベントスタ
ッファ部46のフレークアップ量が0.01kg/H以
下となり、ほとんどフレークアップの無い安定運転を実
現することができる。また、口金部10から押し出され
るストランド切れは激減し、このためヘッド部スクリー
ンの交換時間も従来に対して倍以上に長くすることがで
きた。さらに、フィッシュアイ等もなく、製品品質も良
好であった。
機51の機械構成を図6(B)に示す。この2軸押出機
51の脱水スクリュ部52のスクリュ構成は、脱水能力
を約20%程度改善する構成を使用した。また、脱水バ
レル53と、上流側のベントスタッファ部54との間に
配設された3つのバレル55には、容量が4.0kWの
通常容量のバレルヒータ56と0.8kWのフランジヒ
ータ57を取り付けた。その他のバレルには、容量が4
kW以下の通常ヒータを取り付けた。したがって、脱水
バレル53と、上流側のベントスタッファ部54との間
のバレルヒータ容量は、20%改善されている。
/H、スクリュ回転数600rpmにおいてベントスタ
ッファ部のフレークアップ量が0.3kg/H以下とな
った。さらに、ストランド切れの頻度は減少したがまだ
不充分であり、ヘッド部スクリーンの交換時間について
は従来に対してそれほど改善されなかった。また、40
0kg/H以上の押出量ではフレークアップ量が増大
し、連続運転を行うには、不適な運転状態となった。
機61の機械構成を図6(C)に示す。この2軸押出機
61の脱水スクリュ部62のスクリュ構成は、従来構成
を使用した。また、全てのバレル65には容量が4kW
以下の通常容量のバレルヒータ66のみを取り付け、フ
ランジヒータは取り付けなかった。
g/H、スクリュ回転数が600rpmにおいてベント
スタッファ部64のフレークアップ量が0.3kg/H
以下となった。また、ストランド切れは頻発し、ヘッド
部スクリーンの交換時間についても数時間と極めて短か
った。さらに、製品中にフィッシュアイが見られた。ま
た、330kg/H以上の押出量ではフレークアップ量
が増大し、連続運転を行うには不適な運転状態となっ
た。
出機1を使用した脱水・脱揮・混練形成において、脱水
バレル8と、上流側のベントバレル9(ベントスタッフ
ァ部46)との間に配設された3つの標準バレル6のヒ
ータ容量を60%以上大きくすることで、安定運転条件
で処理能力が約50%改善されることが確認された。
向回転2軸押出機1の脱水バレル8と、上流側のベント
バレル9(ベントスタッファ部46)との間に配設され
た3つの標準バレル6に大容量ヒータであるバレルヒー
タ41と、フランジヒータ42とを設け、この部分のヒ
ータ容量を60%以上大きくすることで、処理能力が約
50%改善されると同時により安定した運転条件が実現
される。
準バレル6のバレル温度を温度調節計43によって監視
し、設定温度に対する偏差に基づいて材料供給量を制御
することにより、材料の供給量変動、あるいは水分率変
動が原因となる運転条件の不安定状態を制御する最適運
転条件による自動運転が可能となる。そのため、完全噛
合型同方向2軸押出機1を使用した脱水・混練造粒成形
の高能力化や、適応性改善を図ることができる。
は図1に示す実施例1に使用した2軸押出機1における
脱水バレル8と、上流側のベントバレル9との間に配設
された3つの標準バレル6に装着されたヒータ12に代
えて、図4に示す大容量ヒータであるバレルヒータ41
と、フランジヒータ42とを設けたものである。
における最上流側の大ピッチスクリュ部16A1はピッ
チが0.62D、長さ1.9Dの搬送スクリュを、最下
流側の小ピッチスクリュ部16A3にはピッチが0.2
4D、長さ1.0Dのスクリュを、その中間の中ピッチ
スクリュ部16A2にはピッチが0.37D、長さ1.
9Dのスクリュをそれぞれ使用し、昇圧部16Aのスク
リュピッチが漸次、段階的に小さくなるようにした。さ
らに、圧搾部16Bには、シールリング19と2個のニ
ーディングディスク20とを使用した。そして、表1の
実施例1と表2の実施例2とそれぞれ同一条件で成形運
転した。
400Kg/h、スクリュ回転数600rpmにおいて
同等の脱水量15Kg/Hを得た。この時、脱水量のサ
ージング範囲は±40%を下まわるものであり、押出量
の変動はほとんど無かった。また、脱水スクリュ部16
の下流側に設けられたベントスタッファ部におけるフレ
ークアップ、真空ベント部13におけるベントアップは
ほとんど無く、極めて安定した運転状態であった。
0kg/H、スクリュ回転数600rpmにおいてベン
トスタッファ部のフレークアップ量が0.01kg/H
を下まわるものとなり、ほとんどフレークアップの無い
安定運転を実現することができる。また、口金部10か
ら押し出されるストランド切れは激減し、このためヘッ
ド部スクリーンの交換時間も従来に対して倍以上に長く
することができた。さらに、フィッシュアイ等もなく、
製品品質も良好であった。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。
から下流側に向かって漸次スクリュピッチが小さくなる
スクリュ構成の搬送・昇圧用スクリュと、供給原料を圧
搾するスクリュエレメントとを脱水部に配設したので、
完全噛合型同方向回転2軸押出機により、熱可塑性樹脂
原料からの水分除去を、高効率・高能力・連続的かつ安
定的に処理することができる。
のスクリュエレメントは、逆ネジレスクリュ、ニーディ
ングディスク、あるいはシールリング等で構成されてい
るので、脱水スクリュ部の圧力勾配は大きくなり、脱水
能力は大きく、安定させることができる。
ンとベント排出口の間に設けられるバレルのヒータ容量
を60%以上大きくすることで、処理能力が約50%改
善されると同時により安定した運転条件が実現できる。
口の直前のバレル温度を監視し、設定温度に対する偏差
に基づいて材料供給量を制御することにより、材料の供
給量の変動、あるいは含水分率変動が原因となる運転条
件の不安定状態を制御する最適運転条件による自動運転
を行うことができる。
側に向かって漸次スクリュピッチが小さくなるスクリュ
構成の搬送・昇圧用スクリュと、供給原料を圧搾するス
クリュエレメントとを脱水部に配設するとともに、脱水
スクリーンとベント排出口との間に配設されるバレル用
ヒータの容量をその他のバレル用ヒータの容量より約6
0%以上大きく設定した大容量ヒータを設けたので、完
全噛合型同方向2軸押出機を使用した脱水・混練造粒成
形の高能力化や適応性改善を図ることができる。
型同方向回転2軸押出機全体の概略構成図。
ールリングを示す要部の縦断面図、(B)は(A)のB
−B線断面図。
能試験に使用する2軸押出機の実施例1を示す概略構成
図、(B)は2軸押出機の性能試験に使用する比較例1
の2軸押出機の概略構成図、(C)は2軸押出機の性能
試験に使用する比較例2の2軸押出機の概略構成図。
型同方向回転2軸押出機全体の概略構成図。
給フィーダの材料供給量、口金部直前の圧力、ベントバ
レル直前のバレル温度、ベント部の状況の関係を示す特
性図。
能試験に使用する2軸押出機の実施例2を示す概略構成
図、(B)は2軸押出機の性能試験に使用する比較例3
の2軸押出機の概略構成図、(C)は2軸押出機の性能
試験に使用する比較例4の2軸押出機の概略構成図。
Claims (11)
- 【請求項1】 原料供給部から供給される熱可塑性樹脂
原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料の脱揮・混練処
理部とを備え、上記熱可塑性樹脂原料の脱水・脱揮・混
練処理を行う2軸押出機において、 上流側から下流側に向かって漸次スクリュピッチが小さ
くなるスクリュ構成の搬送・昇圧用スクリュと、上記供
給原料を圧搾する圧搾用スクリュエレメントとを上記脱
水部に配設したことを特徴とする2軸押出機。 - 【請求項2】 上記熱可塑性樹脂原料は多量の水分を含
有する含水ポリマを含む熱可塑性樹脂であることを特徴
とする請求項1に記載の2軸押出機。 - 【請求項3】 上記搬送・昇圧用スクリュは、スクリュ
エレメントのスクリュピッチが、スクリュ径Dに対し
て、上流側から下流側に向かって約0.6Dから約0.
2Dへと漸次減少することを特徴とする請求項1に記載
の2軸押出機。 - 【請求項4】 上記搬送・昇圧用スクリュは、スクリュ
ピッチが約0.2Dである上記スクリュエレメントの長
さが、約0.5D〜1.5Dであることを特徴とする請
求項3に記載の2軸押出機。 - 【請求項5】 上記圧搾用のスクリュエレメントは、逆
ネジレスクリュ、ニーディングディスク、あるいはシー
ルリング等で構成されていることを特徴とする請求項1
に記載の2軸押出機。 - 【請求項6】 原料供給部から供給される熱可塑性樹脂
原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料の脱揮・混練処
理部とを備えた2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱
水方法において、 上流側から下流側に向かって漸次スクリュピッチが小さ
くなるスクリュ構成の搬送・昇圧用スクリュによって上
記熱可塑性樹脂原料を搬送・昇圧したのち、 圧搾用スクリュエレメントによって上記供給原料を圧搾
して上記熱可塑性樹脂原料の脱水処理を行う脱水処理工
程を設けたことを特徴とする2軸押出機による熱可塑性
樹脂原料の脱水方法。 - 【請求項7】 原料供給部から供給される熱可塑性樹脂
原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料の脱揮・混練処
理部とを備え、上記脱水部の上流部分に排水用の脱水ス
クリーン、上記脱水部の下流部分にベント排出口がそれ
ぞれ配設され、上記熱可塑性樹脂原料の脱水・脱揮・混
練処理を行う2軸押出機において、 上記脱水スクリーンと上記ベント排出口との間に配設さ
れるバレル用ヒータの容量を他のバレル用ヒータの容量
より約60%以上大きく設定した大容量ヒータを設けた
ことを特徴とする2軸押出機。 - 【請求項8】 上記脱水スクリーンと上記ベント排出口
との間のバレルは、そのバレルのフランジ部に上記バレ
ル用ヒータの容量を高めるフランジヒータが取り付けら
れていることを特徴とする請求項7に記載の2軸押出
機。 - 【請求項9】 原料供給部から供給される熱可塑性樹脂
原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料の脱揮・混練処
理部とを備え、上記脱水部の上流部分に排水用の脱水ス
クリーン、上記脱水部の下流部分にベント排出口がそれ
ぞれ配設され、上記熱可塑性樹脂原料の脱水・脱揮・混
練処理を行う2軸押出機において、 上記ベント排出口より上流側のバレル温度を監視する温
度監視手段と、 この温度監視手段による監視温度の変動にもとづいて上
記供給原料中に含有される水分量の変動を監視し、上記
供給原料の溶融不足による上記ベント排出口からのフレ
ークアップ現象を防ぐ制御手段とを具備することを特徴
とする2軸押出機。 - 【請求項10】 上記温度監視手段は、通常成形のため
の設定温度をα℃、上記供給原料中に残留する水分量の
増大に伴って溶融不足が発生してフレークアップの危険
性があることを警告する温度をβ℃、フレークアップす
る危険性が増大したために上記熱可塑性樹脂原料の供給
量をステップ的に低下させる指令を上記原料供給部に出
す制御開始温度をγ℃とした場合に γ℃<β℃<α℃ の関係に設定したことを特徴とする請求項9に記載の2
軸押出機。 - 【請求項11】 原料供給部から供給される熱可塑性樹
脂原料の脱水部と、上記熱可塑性樹脂原料の脱揮・混練
処理部とを備え、上記脱水部の上流部分に排水用の脱水
スクリーン、上記脱水部の下流部分にベント排出口がそ
れぞれ配設され、上記熱可塑性樹脂原料の脱水・脱揮・
混練処理を行う2軸押出機において、 上流側から下流側に向かって漸次スクリュピッチが小さ
くなるスクリュ構成の搬送・昇圧用スクリュと、上記供
給原料を圧搾する圧搾用スクリュエレメントとを上記脱
水部に配設するとともに、 上記脱水スクリーンと上記ベント排出口との間に配設さ
れるバレル用ヒータの容量を他のバレル用ヒータの容量
より約60%以上大きく設定した大容量ヒータを設けた
ことを特徴とする2軸押出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127046A JP2000318017A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 2軸押出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127046A JP2000318017A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 2軸押出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000318017A true JP2000318017A (ja) | 2000-11-21 |
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JP11127046A Pending JP2000318017A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 2軸押出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2000318017A (ja) |
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1999
- 1999-05-07 JP JP11127046A patent/JP2000318017A/ja active Pending
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