JP2015534991A5 - - Google Patents

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JP2015534991A5
JP2015534991A5 JP2015538226A JP2015538226A JP2015534991A5 JP 2015534991 A5 JP2015534991 A5 JP 2015534991A5 JP 2015538226 A JP2015538226 A JP 2015538226A JP 2015538226 A JP2015538226 A JP 2015538226A JP 2015534991 A5 JP2015534991 A5 JP 2015534991A5
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Description

この発明の概要は、必ずしも本発明のすべての特徴を記載しているわけではない。
一実施形態において、例えば、以下の項目が提供される。
(項目1)
式(I)の化合物:
Figure 2015534991

(式中、
XはOまたはSであり;
はOHであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はOHであるか、またはR はFであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はFであるか、またはR はHであり、R はHであるか、またはR はFであり、R はFであり;
はHであり、R はOHであるか、またはR はOHであり、R はHであり;
はH、FまたはOHであり;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
各R は、H、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルおよびC 1−6 アルコキシからなる群から独立して選択され、該C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルまたはC 1−6 アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
該2つのR 基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
がOHである場合、R およびR はF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩。
(項目2)
表1に記載されている化合物である、項目1に記載の化合物。
(項目3)
以下の群:
(3aS,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾ
ール−6,7−ジオール;
(3aS,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(エチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
(3aS,5R,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aS,5R,6S,7S,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aS,5R,6S,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aS,5S,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aS,5S,6S,7S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aS,5S,6S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−
(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(エチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5R,6S,7S,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5R,6S,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5S,6S,7S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5S,6S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(アゼチジン−1−イル)−7−フルオロ−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(アリルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロパ−2−イン−1−イルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メトキシ(メチル)アミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−シクロプロピル(ヒドロキシ)メチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−ヒドロキシ(フェニル)メチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−ヒドロキシ(ピリジン−3−イル)メチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
から選択される、項目1に記載の化合物または先行の化合物のうちのいずれかの薬学的に許容され得る塩。
(項目4)
プロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目5)
O−糖タンパク質2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルコピラノシダーゼ(O−GlcNAcアーゼ)を選択的に阻害する、項目1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目6)
O−GlcNAcアーゼと選択的に結合する、項目1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
(項目7)
2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルコピラノシド(O−GlcNAc)の切断を選択的に阻害する、項目1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
(項目8)
前記O−GlcNAcアーゼが哺乳動物のO−GlcNAcアーゼである、項目6に記載の化合物。
(項目9)
哺乳動物のβ−ヘキソサミニダーゼを実質的に阻害しない、項目1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
(項目10)
項目1〜9のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩を、薬学的に許容され得るキャリアと組み合わせて含む医薬組成物。
(項目11)
O−GlcNAcアーゼを選択的に阻害することを必要とする被験体においてO−GlcNAcアーゼを選択的に阻害する方法であって、有効量の式(I)の化合物:
Figure 2015534991

(式中、
XはOまたはSであり;
はOHであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はOHであるか、またはR はFであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はFであるか、またはR はHであり、R はHであるか、またはR はFであり、R はFであり;
はHであり、R はOHであるか、またはR はOHであり、R はHであり;
はH、FまたはOHであり;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必
要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
各R は、H、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルおよびC 1−6 アルコキシからなる群から独立して選択され、該C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルまたはC 1−6 アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
該2つのR 基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
がOHである場合、R およびR はF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を該被験体に投与することを含む、方法。
(項目12)
O−GlcNAcのレベルを高めることを必要とする被験体においてO−GlcNAcのレベルを高める方法であって、有効量の式(I)の化合物:
Figure 2015534991

(式中、
XはOまたはSであり;
はOHであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はOHであるか、またはR はFであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はFであるか、またはR はHであり、R はHであるか、またはR はFであり、R はFであり;
はHであり、R はOHであるか、またはR はOHであり、R はHであり;
はH、FまたはOHであり;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
各R は、H、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルおよびC 1−6 アルコキシからなる群から独立して選択され、該C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルまたはC 1−6 アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
該2つのR 基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
がOHである場合、R およびR はF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を該被験体に投与することを含む、方法。
(項目13)
O−GlcNAcアーゼによりモジュレートされる状態を処置することを必要とする被験体においてO−GlcNAcアーゼによりモジュレートされる状態を処置する方法であって、有効量の式(I)の化合物:
Figure 2015534991

(式中、
XはOまたはSであり;
はOHであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はOHであるか、またはR はFであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はFであるか、またはR はHであり、R はHであるか、またはR はFであり、R はFであり;
はHであり、R はOHであるか、またはR はOHであり、R はHであり;
はH、FまたはOHであり;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
各R は、H、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルおよびC 1−6 アルコキシからなる群から独立して選択され、該C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルまたはC 1−6 アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
該2つのR 基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
がOHである場合、R およびR はF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を該被験体に投与することを含む、方法。
(項目14)
前記状態が、炎症性疾患、アレルギー、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸球性肺炎、遅延型過敏症、アテローム性動脈硬化症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、ILDであって、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎または皮膚筋炎に関連するILD、全身性アナフィラキシーまたは過敏性応答、薬物アレルギー、昆虫刺傷アレルギー、自己免疫性疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、多発性硬化症、ギランバレー症候群、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主病、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症、乾癬、T−細胞媒介性乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触性皮膚炎、じんま疹、血管炎、壊死性、皮膚性および過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、実質臓器移植拒絶、心臓移植拒絶、肺移植拒絶、肝臓移植拒絶、腎臓移植拒絶、膵臓移植拒絶、腎臓同種異系移植、肺同種異系移植、てんかん、疼痛、線維筋痛、脳卒中、神経保護からなる群のうちの1つ以上から選択される、項目13に記載の方法。
(項目15)
神経変性疾患、タウオパシー、がんおよびストレスからなる群から選択される状態を処置することを必要とする被験体において、神経変性疾患、タウオパシー、がんおよびストレスからなる群から選択される状態を処置する方法であって、有効量の式(I)の化合物:
Figure 2015534991

(式中、
XはOまたはSであり;
はOHであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はOHであるか、またはR はFであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はFであるか、またはR はHであり、R はHであるか、またはR はFであり、R はFであり;
はHであり、R はOHであるか、またはR はOHであり、R はHであり;
はH、FまたはOHであり;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数までが必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
各R は、H、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルおよびC 1−6 アルコキシからなる群から独立して選択され、該C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルまたはC 1−6 アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
該2つのR 基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
がOHである場合、R およびR はF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を該被験体に投与することを含む、方法。
(項目16)
前記状態が、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、認知障害を伴う筋萎縮性側索硬化症(ALSci)、嗜銀性グレイン認知症、ブルーイト病、大脳皮質基底核変性症(CBD)、ボクサー認知症、石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病、ダウン症候群、家族性英国型認知症、家族性デンマーク型認知症、染色体17と連鎖したパーキンソニズムを伴う前頭側頭認知症(FTDP−17)、ゲルストマン−シュトロイスラー−シャインカー病、グアドループパーキンソニズム、ハレルフォルデン−スパッツ病(脳内の1型鉄蓄積を伴う神経変性)、多系統萎縮症、筋強直性ジストロフィー、ニーマン−ピック病(C型)、淡蒼球−橋−黒質変性、グアムのパーキンソン症候群認知症複合、ピック病(PiD)、脳炎後パーキンソニズム(PEP)、プリオン病(クロイツフェルトヤコブ病(CJD)、変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)、致死性家族性不眠症、およびクールー病を含む)、進行性超皮質性グリオーシス、進行性核上性麻痺(PSP)、リチャードソン症候群、亜急性硬化性全脳炎、神経原線維型認知症、ハンチントン病、パーキンソン病、統合失調症、軽度認知障害(MCI)、ニューロパシー(末梢神経障害
、自律神経ニューロパシー、神経炎、および糖尿病性ニューロパシーを含む)、または緑内障からなる群のうちの1つ以上から選択される、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記ストレスが心臓障害である、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記心臓障害が、虚血;出血;循環血液量減少性ショック;心筋梗塞;インターベンショナルカーディオロジー手法;心臓のバイパス手術;線溶療法;血管形成術;およびステント留置からなる群のうちの1つ以上から選択される、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記化合物が、表1に記載されている化合物のうちの1つ以上からなる群から選択される、項目11〜18のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記投与が、前記被験体におけるO−GlcNAcのレベルを増加させる、項目11〜19のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記験体がヒトである、項目11〜20のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
薬品の調製における、有効量の式(I)の化合物:
Figure 2015534991

(式中、
XはOまたはSであり;
はOHであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はOHであるか、またはR はFであり、R はHであるか、またはR はHであり、R はFであるか、またはR はHであり、R はHであるか、またはR はFであり、R はFであり;
はHであり、R はOHであるか、またはR はOHであり、R はHであり;
はH、FまたはOHであり;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
は、H、F、C 1−8 アルキル、C 2−8 アルケニル、C 2−8 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
各R は、H、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルおよびC 1−6 アルコキシからなる群から独立して選択され、該C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニルまたはC 1−6 アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
該2つのR 基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
がOHである場合、R およびR はF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩の化合物の使用。
(項目23)
前記薬品が、O−GlcNAcアーゼを選択的に阻害するため、O−GlcNAcのレベルを増加させるため、O−GlcNAcアーゼによりモジュレートされる状態を処置するため、または神経変性疾患、タウオパシー、がんもしくはストレスを処置するためのものである、項目22に記載の使用。

Claims (23)

  1. 式(I)の化合物:
    Figure 2015534991
    (式中、
    XはOまたはSであり;
    はOHであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはOHであるか、またはRはFであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはFであるか、またはRはHであり、RはHであるか、またはRはFであり、RはFであり;
    はHであり、RはOHであるか、またはRはOHであり、RはHであり;
    はH、FまたはOHであり;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル、C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    各Rは、H、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルおよびC1−6アルコキシからなる群から独立して選択され、該C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルまたはC1−6アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
    該2つのR基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
    がOHである場合、RおよびRはF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩。
  2. 表1に記載されている化合物である、請求項1に記載の化合物。
  3. 以下の群:
    (3aS,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(エチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6,7−ジオール;
    (3aS,5R,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aS,5R,6S,7S,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aS,5R,6S,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aS,5S,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aS,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aS,5S,6S,7S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aS,5S,6S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]オキサゾール−6−オール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(エチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5R,6S,7S,7aR)−7−フルオロ−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5R,6S,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−7−フルオロ−5−(フルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5S,6S,7S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−7−フルオロ−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5S,6S,7aR)−5−(ジフルオロメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(アゼチジン−1−イル)−7−フルオロ−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6−オール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(アリルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロパ−2−イン−1−イルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メトキシ(メチル)アミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−シクロプロピル(ヒドロキシ)メチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−ヒドロキシ(フェニル)メチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    (3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−ヒドロキシ(ピリジン−3−イル)メチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−チオピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール;
    から選択される、請求項1に記載の化合物または先行の化合物のうちのいずれかの薬学的に許容され得る塩。
  4. プロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  5. O−糖タンパク質2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルコピラノシダーゼ(O−GlcNAcアーゼ)を選択的に阻害する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. O−GlcNAcアーゼと選択的に結合する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
  7. 2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルコピラノシド(O−GlcNAc)の切断を選択的に阻害する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. 前記O−GlcNAcアーゼが哺乳動物のO−GlcNAcアーゼである、請求項6に記載の化合物。
  9. 哺乳動物のβ−ヘキソサミニダーゼを実質的に阻害しない、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩を、薬学的に許容され得るキャリアと組み合わせて含む医薬組成物。
  11. O−GlcNAcアーゼを選択的に阻害することを必要とする被験体においてO−GlcNAcアーゼを選択的に阻害するための組成物であって、式(I)の化合物:
    Figure 2015534991
    (式中、
    XはOまたはSであり;
    はOHであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはOHであるか、またはRはFであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはFであるか、またはRはHであり、RはHであるか、またはRはFであり、RはFであり;
    はHであり、RはOHであるか、またはRはOHであり、RはHであり;
    はH、FまたはOHであり;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル、C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    各Rは、H、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルおよびC1−6アルコキシからなる群から独立して選択され、該C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルまたはC1−6アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
    該2つのR基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
    がOHである場合、RおよびRはF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を含む、組成物
  12. O−GlcNAcのレベルを高めることを必要とする被験体においてO−GlcNAcのレベルを高めるための組成物であって、式(I)の化合物:
    Figure 2015534991
    (式中、
    XはOまたはSであり;
    はOHであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはOHであるか、またはRはFであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはFであるか、またはRはHであり、RはHであるか、またはRはFであり、RはFであり;
    はHであり、RはOHであるか、またはRはOHであり、RはHであり;
    はH、FまたはOHであり;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル、C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    各Rは、H、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルおよびC1−6アルコキシからなる群から独立して選択され、該C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルまたはC1−6アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
    該2つのR基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
    がOHである場合、RおよびRはF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を含む、組成物
  13. O−GlcNAcアーゼによりモジュレートされる状態を処置することを必要とする被験体においてO−GlcNAcアーゼによりモジュレートされる状態を処置するための組成物であって、式(I)の化合物:
    Figure 2015534991
    (式中、
    XはOまたはSであり;
    はOHであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはOHであるか、またはRはFであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはFであるか、またはRはHであり、RはHであるか、またはRはFであり、RはFであり;
    はHであり、RはOHであるか、またはRはOHであり、RはHであり;
    はH、FまたはOHであり;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル、C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    各Rは、H、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルおよびC1−6アルコキシからなる群から独立して選択され、該C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルまたはC1−6アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
    該2つのR基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
    がOHである場合、RおよびRはF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を含む、組成物
  14. 前記状態が、炎症性疾患、アレルギー、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸球性肺炎、遅延型過敏症、アテローム性動脈硬化症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、ILDであって、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎または皮膚筋炎に関連するILD、全身性アナフィラキシーまたは過敏性応答、薬物アレルギー、昆虫刺傷アレルギー、自己免疫性疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、多発性硬化症、ギランバレー症候群、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主病、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症、乾癬、T−細胞媒介性乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触性皮膚炎、じんま疹、血管炎、壊死性、皮膚性および過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、実質臓器移植拒絶、心臓移植拒絶、肺移植拒絶、肝臓移植拒絶、腎臓移植拒絶、膵臓移植拒絶、腎臓同種異系移植、肺同種異系移植、てんかん、疼痛、線維筋痛、脳卒中、神経保護からなる群のうちの1つ以上から選択される、請求項13に記載の組成物
  15. 神経変性疾患、タウオパシー、がんおよびストレスからなる群から選択される状態を処置することを必要とする被験体において、神経変性疾患、タウオパシー、がんおよびストレスからなる群から選択される状態を処置するための組成物であって、式(I)の化合物:
    Figure 2015534991
    (式中、
    XはOまたはSであり;
    はOHであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはOHであるか、またはRはFであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはFであるか、またはRはHであり、RはHであるか、またはRはFであり、RはFであり;
    はHであり、RはOHであるか、またはRはOHであり、RはHであり;
    はH、FまたはOHであり;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数までが必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル、C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    各Rは、H、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルおよびC1−6アルコキシからなる群から独立して選択され、該C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルまたはC1−6アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
    該2つのR基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
    がOHである場合、RおよびRはF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩を含む、組成物
  16. 前記状態が、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、認知障害を伴う筋萎縮性側索硬化症(ALSci)、嗜銀性グレイン認知症、ブルーイト病、大脳皮質基底核変性症(CBD)、ボクサー認知症、石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病、ダウン症候群、家族性英国型認知症、家族性デンマーク型認知症、染色体17と連鎖したパーキンソニズムを伴う前頭側頭認知症(FTDP−17)、ゲルストマン−シュトロイスラー−シャインカー病、グアドループパーキンソニズム、ハレルフォルデン−スパッツ病(脳内の1型鉄蓄積を伴う神経変性)、多系統萎縮症、筋強直性ジストロフィー、ニーマン−ピック病(C型)、淡蒼球−橋−黒質変性、グアムのパーキンソン症候群認知症複合、ピック病(PiD)、脳炎後パーキンソニズム(PEP)、プリオン病(クロイツフェルトヤコブ病(CJD)、変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)、致死性家族性不眠症、およびクールー病を含む)、進行性超皮質性グリオーシス、進行性核上性麻痺(PSP)、リチャードソン症候群、亜急性硬化性全脳炎、神経原線維型認知症、ハンチントン病、パーキンソン病、統合失調症、軽度認知障害(MCI)、ニューロパシー(末梢神経障害、自律神経ニューロパシー、神経炎、および糖尿病性ニューロパシーを含む)、または緑内障からなる群のうちの1つ以上から選択される、請求項15に記載の組成物
  17. 前記ストレスが心臓障害である、請求項15に記載の組成物
  18. 前記心臓障害が、虚血;出血;循環血液量減少性ショック;心筋梗塞;インターベンショナルカーディオロジー手法;心臓のバイパス手術;線溶療法;血管形成術;およびステント留置からなる群のうちの1つ以上から選択される、請求項17に記載の組成物
  19. 前記化合物が、表1に記載されている化合物のうちの1つ以上からなる群から選択される、請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物
  20. 前記投与が、前記被験体におけるO−GlcNAcのレベルを増加させる、請求項11〜19のいずれか一項に記載の組成物
  21. 前記験体がヒトである、請求項11〜20のいずれか一項に記載の組成物
  22. 薬品の調製における、有効量の式(I)の化合物:
    Figure 2015534991
    (式中、
    XはOまたはSであり;
    はOHであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはOHであるか、またはRはFであり、RはHであるか、またはRはHであり、RはFであるか、またはRはHであり、RはHであるか、またはRはFであり、RはFであり;
    はHであり、RはOHであるか、またはRはOHであり、RはHであり;
    はH、FまたはOHであり;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル(水素およびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    は、H、F、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C2−8アルキニル、C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(HおよびF以外の各々は、フルオロおよび/またはOHにより置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されている)からなる群から選択され;
    各Rは、H、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルおよびC1−6アルコキシからなる群から独立して選択され、該C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニルまたはC1−6アルコキシは、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて置換されているか、または
    該2つのR基は、これらが結合している窒素原子によって互いに結合して環を形成し、該環は、フルオロ、OHまたはメチルの1つ以上により置換基の1つから最大数まで必要に応じて独立して置換されており;
    がOHである場合、RおよびRはF以外である)またはその薬学的に許容され得る塩の化合物の使用。
  23. 前記薬品が、O−GlcNAcアーゼを選択的に阻害するため、O−GlcNAcのレベルを増加させるため、O−GlcNAcアーゼによりモジュレートされる状態を処置するため、または神経変性疾患、タウオパシー、がんもしくはストレスを処置するためのものである、請求項22に記載の使用。
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