JP2015173218A - 半導体レーザ光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材ばらつきまたは接合条件ばらつきが生じた場合にも、出力特性および信頼性を向上させることが可能な半導体レーザ光源を提供することを目的とする。【解決手段】半導体レーザ光源は、半導体レーザ1とサブマウント2とを備えている。サブマウント2は、サブマウント基板20と、サブマウント基板20の上側に配置されるAu層22と、Au層22上に配置されかつ外周部において少なくとも半導体レーザ1の出力端1a側に対応する部分を除く部分にバリア部23bを有するバリア層23と、バリア層23上においてバリア部23bで囲まれる領域に配置されるはんだ層25とを備え、半導体レーザ1は、バリア部23bの内面に対して予め定められた間隔をあけるとともに、半導体レーザ1の出力端1a側に対応するはんだ層25の端から出力端1aがレーザ光の出力方向に突出した状態ではんだ層25によりサブマウント2に接合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、高出力半導体レーザをサブマウントに接合した高出力半導体レーザ光源に関し、特に半導体レーザで発生する熱を、サブマウントを介して効率よく排熱することで半導体レーザ光源の出力特性と信頼性を向上させることが可能な構造に関するものである。
半導体レーザは、動作時にレーザ光を出力するとともに熱を発生させる。一般に半導体レーザは、低温時に出力特性と信頼性が向上するため排熱が重要である。排熱用のヒートシンクとして、高放熱金属材料(例えばCuなど)で構成された部材が用いられる。しかし、Cuなどで構成されたヒートシンクは、半導体レーザに比べて線膨張係数が大きいため直接接合することが困難である。このため、半導体レーザは、線膨張係数がヒートシンクと半導体レーザの中間の値を持つ材料で構成されたサブマウントに接合され、さらに、サブマウントはヒートシンクに接合されることが一般的である。
ここで、半導体レーザとサブマウントの接合では、半導体レーザの接合面にAu層、サブマウント上にAu/Pt/AuSnはんだ層をそれぞれ配置して接合する構造がある。
例えば特許文献1には、サブマウント基板上にTi層、Pt層およびAu層を配置し、その上面に半導体レーザと同じ長さのPt層およびAuSnはんだ層を配置したサブマウントと、半導体レーザとを接合する構造が開示されている。
例えば特許文献2には、サブマウント基板上にTi/Pt層およびAu層を配置し、その上面に半導体レーザよりも短い長さのバリア層、およびバリア層を覆うように形成されたはんだ層を配置したサブマウントと、半導体レーザとを接合する構造が開示されている。
特開平5−190973号公報 特開2002−359425号公報
特許文献1に記載の構造では、サブマウント基板に、半導体レーザと同じ長さのPt層およびAuSnはんだ層が配置されているため、接合時にAuSnはんだが、サブマウント基板上の全面に配置されたAu層に濡れ広がる。ここで、サブマウント基板の表面粗さ、AuSnはんだ層の厚さおよび成分比などの部材のばらつきが生じたり、接合時の温度および荷重などの接合条件のばらつきが生じたりする場合がある。
部材のばらつきまたは接合条件のばらつきが生じた場合は半導体レーザの下面のはんだ量が安定しないため、半導体レーザの下面に空隙が生じ、半導体レーザ光源の出力特性および信頼性を低下させるなどの問題があった。
また、特許文献2に記載の構造では、サブマウント基板に、半導体レーザよりも短い長さのバリア層(例えばPt層)を覆うように形成されたはんだ層が配置されているため、接合時にAuSnはんだがサブマウント基板上の全面に配置されたAu層に濡れ広がる。このため、特許文献1の場合と同様の問題があった。
そこで、本発明は、部材のばらつきまたは接合条件のばらつきが生じた場合にも、出力特性および信頼性を向上させることが可能な半導体レーザ光源を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体レーザ光源は、レーザ光を出力する出力端を有する半導体レーザと、前記半導体レーザを接合するサブマウントとを備え、前記サブマウントは、サブマウント基板と、前記サブマウント基板の上側に配置されるAu層と、前記Au層上に配置されかつ外周部において少なくとも前記半導体レーザの前記出力端側に対応する部分を除く部分に壁部を有するバリア層と、前記バリア層上において前記壁部で囲まれる領域に配置されるはんだ層とを備え、前記半導体レーザは、前記壁部の内面に対して予め定められた間隔をあけるとともに、前記半導体レーザの前記出力端側に対応する前記はんだ層の端から前記出力端が前記レーザ光の出力方向に突出した状態で前記はんだ層により前記サブマウントに接合されるものである。
本発明によれば、サブマウントは、Au層上に配置されかつ外周部において少なくとも半導体レーザの出力端側に対応する部分を除く部分に壁部を有するバリア層と、バリア層上において壁部で囲まれる領域に配置されるはんだ層とを備え、半導体レーザは、壁部の内面に対して予め定められた間隔をあけるとともに、半導体レーザの出力端側に対応するはんだ層の端から出力端がレーザ光の出力方向に突出した状態ではんだ層によりサブマウントに接合される。
したがって、半導体レーザとサブマウントの接合時に、はんだ層の余剰のはんだの一部は、半導体レーザの外周部とバリア層の壁部との間に集まり、余剰のはんだの残部は、レーザ光の出力方向に突出する半導体レーザの出力端の下側に向かって濡れ拡がる。はんだ層の余剰のはんだは半導体レーザの出力端以外の側面に濡れ広がらないため、部材のばらつきまたは接合条件のばらつきが生じた場合にも半導体レーザの下面のはんだ量が安定する。これにより、半導体レーザ全体から効率よく排熱することが可能となり、半導体レーザ光源の出力特性および信頼性が向上する。
実施の形態1に係る半導体レーザ光源において半導体レーザをサブマウントに接合する前の状態を示す断面図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ光源の平面図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 実施の形態1の変形例の図3相当図である。 実施の形態2に係る半導体レーザ光源において半導体レーザをサブマウントに接合する前の状態を示す断面図である。 実施の形態2に係る半導体レーザ光源の断面図である。 実施の形態3に係る半導体レーザ光源において半導体レーザをサブマウントに接合する前の状態を示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体レーザ光源の平面図である。 図9のC-C線断面図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体レーザ光源において半導体レーザ1をサブマウント2に接合する前の状態を示す断面図であり、図2は、実施の形態1に係る半導体レーザ光源の平面図であり、図3は、図2のA-A線断面図であり、図4は、図2のB-B線断面図である。
図1に示すように、半導体レーザ光源は、半導体レーザ1と、サブマウント2とを備えている。半導体レーザ1は、例えば複数の発光点を持つマルチエミッタ構造を有する。半導体レーザ1は、半導体レーザ基板11と、活性層10と、Au層12とを備えている。
活性層10は、半導体レーザ基板11の図1における下面に配置されている。活性層10を低温に維持することで半導体レーザ光源の出力特性および信頼性の向上を図ることができるため、半導体レーザ1の活性層10側はサブマウント2に接合されることが望ましい。半導体レーザ1の活性層10の下面に、はんだ接合のためのAu層12が配置されている。
サブマウント2は、サブマウント基板20と、中間層21と、Au層22と、バリア層23と、はんだ層25とを備えている。サブマウント基板20は、半導体レーザ1とヒートシンク(図示省略)の中間の線膨張係数を持つ材料で構成されることが望ましい。ここで、ヒートシンクは、高放熱金属材料(例えばCuなど)で構成されている。このため、サブマウント基板20は、半導体レーザ1とヒートシンクの中間の線膨張係数を持つ材料であるAlNまたはSiCで構成されている。
中間層21は、Ti層/Pt層で構成されてもよいし、線膨張の際に半導体レーザ1にかかる応力のさらなる低減を目的として複数の層構造で構成されてもよい。例えば、サブマウント基板20をSiCで構成し、中間層21をサブマウント基板20側からTi層/Cu層/Ni層で構成する。これにより、中間層21においてそれぞれの層厚を調整することで、接合後の半導体レーザ1にかかる応力を低減させることが可能である。
Au層22は、中間層21の上面に配置されている。バリア層23は、Au層22の上面において外周部を除く領域に配置されている。バリア層23は、水平部23aと、バリア部23b(壁部)とを備えている。
水平部23aは、平面視にて矩形状に形成され、Au層22の上面において外周部を除く領域に配置されている。バリア部23bは、水平部23aの外周部において、少なくとも半導体レーザ1の出力端1a側に対応する部分を除く部分に設けられている。ここで、出力端1aとは、半導体レーザ1においてレーザ光を出力する部分である。
より具体的には、バリア部23bは、矩形状の水平部23aにおいて半導体レーザ1の出力端1a側に対応する辺を除く3辺に対応する水平部23aの外周部から上方に突出する壁状に形成されている。ここで、バリア層23(すなわち、水平部23aおよびバリア部23b)はPtで構成されてもよい。また、バリア部23bは、水平部23aの外周部に作成したマスク内にPtを蒸着し、その後マスクをレジストすることで製作されてもよい。はんだ層25は、バリア層23においてバリア部23bで囲まれる領域に配置されている。はんだ層25は、AuSnで構成されている。
図2と図3に示すように、半導体レーザ1は、バリア部23bの内面に対して予め定められた間隔をあけるとともに、半導体レーザ1の出力端1a側に対応するはんだ層25の端から出力端1aがレーザ光の出力方向(図3の矢印の方向)に突出した状態ではんだ層25によりサブマウント2に接合されている。
半導体レーザ1、バリア層23およびはんだ層25の幅と長さについて説明する。図2に示すように、半導体レーザ1の幅W1、はんだ層25の幅W2、バリア部23bの両端の幅W3は次の関係を有している。
W1<W2<W3
また、半導体レーザ1において出力端1a側のバリア部23bの端から半導体レーザ1の後端面までの長さL1、バリア層23を含むバリア部までの長さL2、接合前のはんだ層25の長さL3は次の関係を有している。
L1<L2<L3
半導体レーザ1とサブマウント2との接合は、はんだ層25が溶融する温度以上にサブマウント2の温度を上げて、さらに、半導体レーザ1に荷重をかけて行われる。このため、図3と図4に示すように、接合後のはんだ層25は接合前のはんだ層25よりも厚みが薄くなり、半導体レーザ1の外周部とバリア層23のバリア部23bとの間に、はんだ層25の余剰のはんだのうち一部のはんだ25aが集まる。ここで、バリア部23bによって、余剰のはんだ25aはバリア部23bの外側に流れ出ない。
例えば、接合時の温度が高い場合、はんだは濡れ広がりやすいが、バリア部23bによって半導体レーザ1の下面のはんだの量が一定に保たれる。また、サブマウント基板20および中間層21の表面粗さが粗い場合、接合前のはんだの体積が狙いと異なる場合があったり、サブマウント基板20および中間層21の表面の凹凸を埋めるために必要なはんだの量が変わったりすることがある。このような場合でも余剰のはんだ25aの増減によって半導体レーザ1の下面のはんだの量は一定に保たれる。
また、上記に説明したように、レーザ光を出力する半導体レーザ1の出力端1aは、出力端1a側に対応するはんだ層25の端からレーザ光の出力方向に突出した状態ではんだ層25によりサブマウント2に接合されている。このような位置で接合されることで、活性層10ははんだ層25に遮られない。半導体レーザ1の出力端1aのはんだ層25の端からの突出長さの一例として、突出長さは20um前後であってもよい。半導体レーザ1の出力端1a側にはバリア部23bが存在しないことから、接合によって半導体レーザ1の出力端1aの下側に向かって、余剰のはんだの残部であるはんだ25bが濡れ広がる。これにより、半導体レーザ1の下面のほぼ全面がはんだで接合されるため、さらに半導体レーザ光源の出力特性および信頼性の向上を図ることができる。
以上のように、実施の形態1に係る半導体レーザ光源では、サブマウント2は、Au層22上に配置されかつ外周部において少なくとも半導体レーザ1の出力端1a側に対応する部分を除く部分にバリア部23bを有するバリア層23と、バリア層23上においてバリア部23bで囲まれる領域に配置されるはんだ層25とを備え、半導体レーザ1は、バリア部23bの内面に対して予め定められた間隔をあけるとともに、半導体レーザ1の出力端1a側に対応するはんだ層25の端から出力端1aがレーザ光の出力方向に突出した状態ではんだ層25によりサブマウント2に接合される。
したがって、半導体レーザ1とサブマウント2の接合時に、はんだ層25の余剰のはんだの一部であるはんだ25aは、半導体レーザ1の外周部とバリア層23のバリア部23bとの間に集まる。余剰のはんだの残部であるはんだ25bは、レーザ光の出力方向に突出する半導体レーザ1の出力端1aの下側に向かって濡れ拡がる。はんだ層25の余剰のはんだは半導体レーザ1の出力端1a以外の側面に濡れ広がらないため、部材のばらつきまたは接合条件のばらつきが生じた場合にも半導体レーザ1の下面のはんだ量が安定する。これにより、半導体レーザ1全体から効率よく排熱することが可能となり、半導体レーザ光源の出力特性および信頼性が向上する。
半導体レーザ光源の出力特性が向上することで、半導体レーザ光源のエネルギー消費量の削減を図ることが可能となる。また、半導体レーザ光源の信頼性が向上することで、半導体レーザ光源の長期使用が可能となる。さらに、半導体レーザ1の下面のはんだ量が安定することで、半導体レーザ光源の歩留りが向上する。
また、上記に説明したように、サブマウント基板20はSiCで構成され、サブマウント基板20とAu層22との間に配置されかつTi層/Cu層/Ni層で構成される中間層21を備える場合は、半導体レーザ1とサブマウント基板20の線膨張差による接合時の応力歪みを低減する。したがって、接合後の半導体レーザ1にかかる応力を低減できるため、信頼性の高い半導体レーザ光源を実現できる。
次に、実施の形態1の変形例について説明する。図5に示すように、中間層21はさらに、サブマウント基板20の下面にも配置されてもよい。図5は、実施の形態1の変形例の図3相当図である。このように、中間層21はさらに、サブマウント基板20の下面にも配置、すなわち、サブマウント基板20を挟んで上下に中間層21が配置されることで、バイメタル効果による線膨張率の微調整が可能となり、接合後の半導体レーザ1にかかる応力をさらに低減させることができる。半導体レーザ1にかかる応力を低減させることで、半導体レーザ光源の信頼性を向上させることができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る半導体レーザ光源について説明する。図6は、実施の形態2に係る半導体レーザ光源において半導体レーザ1をサブマウント32に接合する前の状態を示す断面図であり、図7は、実施の形態2に係る半導体レーザ光源の断面図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図6と図7に示すように、実施の形態2では、サブマウント32において、半導体レーザ1の出力端1a側に対応する側面にAu膜31が配置されている。なお、サブマウント32のその他の構造は、サブマウント2の構造と同様である。
以上のように、実施の形態2に係る半導体レーザ光源では、サブマウント32において、半導体レーザ1の出力端1a側に対応する側面にAu膜31が配置されるため、接合後の余剰はんだ25cがサブマウント32の側面のAu膜31に沿って濡れ広がる。はんだ層25のはんだの量が過剰である場合でも、半導体レーザ1の出力端1a側に対応する活性層10が塞がれてしまうことを防止できる。このため、半導体レーザ光源の不良の発生率が低下し、歩留りが向上する。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3に係る半導体レーザ光源について説明する。図8は、実施の形態3に係る半導体レーザ光源において半導体レーザ1をサブマウント42に接合する前の状態を示す断面図であり、図9は、実施の形態3に係る半導体レーザ光源の平面図であり、図10は、図9のC-C線断面図である。なお、実施の形態3において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図8から図10に示すように、実施の形態3では、サブマウント42のバリア層23の構造が実施の形態1,2の場合と異なっている。バリア層23のバリア部23bは、水平部23aの外周部の全周に渡って形成されている。すなわち、バリア部23bは、矩形状の水平部23aの4辺に対応する外周部に渡って形成されている。なお、サブマウント42のその他の構造は、サブマウント2の構造と同様である。
半導体レーザ1の出力端1aは、出力端1a側に対応するバリア部23bの端からレーザ光の出力方向に突出した状態でサブマウント2に接合されている。半導体レーザ1とサブマウント42との接合は、はんだ層25が溶融する温度以上にサブマウント42の温度を上げて、さらに、半導体レーザ1に荷重をかけて行われる。このため、バリア部23bにおいて、半導体レーザ1の出力端1aに対応する部分の接合後の高さは、それ以外の部分よりも低くなっている。
以上のように、実施の形態3に係る半導体レーザ光源では、バリア部23bは、バリア層23の外周部の全周に渡って形成されるため、半導体レーザ1とサブマウント42の接合時に、はんだ層25の余剰のはんだ25aは、半導体レーザ1の外周部とバリア層23のバリア部23bとの間に集まる。余剰のはんだ25aが半導体レーザ1の出力端1a側に濡れ広がることを防止でき、余剰のはんだ25aによる不良を一層低減できる。
このため、半導体レーザ1の出力端1a側の突出量を小さくしても余剰のはんだ25aによる不良の発生を防止できる。半導体レーザ1の下面のほぼ全面がはんだ層25を介してサブマウント42に接合されるため、半導体レーザ光源の出力特性および信頼性の向上を一層図ることが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 半導体レーザ、1a 出力端、2 サブマウント、20 サブマウント基板、21 中間層、22 Au層、23 バリア層、23b バリア部、25 はんだ層、31 Au膜、32 サブマウント、42 サブマウント。

Claims (5)

  1. レーザ光を出力する出力端を有する半導体レーザと、
    前記半導体レーザを接合するサブマウントと、
    を備え、
    前記サブマウントは、サブマウント基板と、前記サブマウント基板の上側に配置されるAu層と、前記Au層上に配置されかつ外周部において少なくとも前記半導体レーザの前記出力端側に対応する部分を除く部分に壁部を有するバリア層と、前記バリア層上において前記壁部で囲まれる領域に配置されるはんだ層とを備え、
    前記半導体レーザは、前記壁部の内面に対して予め定められた間隔をあけるとともに、前記半導体レーザの前記出力端側に対応する前記はんだ層の端から前記出力端が前記レーザ光の出力方向に突出した状態で前記はんだ層により前記サブマウントに接合される、半導体レーザ光源。
  2. 前記サブマウントにおいて、前記半導体レーザの前記出力端側に対応する側面にAu膜が配置される、請求項1記載の半導体レーザ光源。
  3. 前記壁部は、前記バリア層の外周部の全周に渡って形成される、請求項1記載の半導体レーザ光源。
  4. 前記サブマウント基板はSiCで構成され、
    前記サブマウント基板と前記Au層との間に配置され、かつ、Ti層/Cu層/Ni層で構成される中間層をさらに備え、
    前記半導体レーザと前記サブマウント基板の線膨張差による接合時の応力歪みを低減する、請求項1記載の半導体レーザ光源。
  5. 前記中間層はさらに、前記サブマウント基板の下面にも配置される、請求項4記載の半導体レーザ光源。
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