JP2002369427A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2002369427A
JP2002369427A JP2001170875A JP2001170875A JP2002369427A JP 2002369427 A JP2002369427 A JP 2002369427A JP 2001170875 A JP2001170875 A JP 2001170875A JP 2001170875 A JP2001170875 A JP 2001170875A JP 2002369427 A JP2002369427 A JP 2002369427A
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Masashi Fujita
真史 藤田
Tadashi Tokumasu
正 徳増
Hideaki Tsuda
秀明 津田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転電機の第1コイル片10と第2コイル片
20の接続部の渦電流損失を低減する。 【解決手段】 第1コイル片10及び第2コイル片20
における接続端部11,21をそれぞれ略45度に曲げ
て、これら接続端部11,21の先端部をオーバーラッ
プさせてオーバーラップ面31で接続する。これにより
従来用いていた接続板等で発生する渦電流を削減して回
転電機の効率低下や局部的な過熱を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの第1コイル
片と第2コイル片とをコアを挟んで互いに対向するよう
にスロットに収納し、これらの第1コイル片と第2コイ
ル片との対向する端部を電気的に接続して形成されたコ
イルでの接続端部での渦電流損失や循環電流損失を低減
させた回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水車発電機及びタービン発電機の
ような同期発電機や同期電動機、その他の非同期機をは
じめとした回転電機においては、固定子に形成されたス
ロットにコイルを巻回して回転機巻線を形成している。
【0003】コイルで発生する磁界は、電流や巻数に比
例するため、高磁界を発生させるためにはこれらを増や
す必要があるが、このとき連続した1本の素線で巻回を
行うと、電気抵抗が大きくなる等の不都合があるため、
複数の素線をパラレルに纏めて大容量導体化し、これを
巻回する方法が知られている。
【0004】図12及び図13は、このような方法によ
り形成したコイル100の模式図で、同図に示すコイル
100は第1コイル片110と第2コイル片120とを
接続することにより形成されている。
【0005】なお、図12(a)及び図13(a)は平
面図、図12(b)及び図13(b)は側面図で、図1
2は後述する接続端部111,121が接続板103で
接続された場合を示し、図13は当該接続端部111,
121がクリップ104で接続された場合を示してい
る。
【0006】第1コイル片110及び第2コイル片12
0における複数の素線(図示しない)は端部で絶縁材が
剥離されて接続端部111,121を形成し、当該接続
端部111,121が接続板103やクリップ104で
半田付けや蝋付けにより接続されて電気的接続が行われ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接続端
部111,121は上述したように素線の絶縁材を剥離
して束ねられて銅塊状になっており、これが接続板10
3やクリップ104で接続されるため、接続部分の面積
や体積が大きくなってしまい、当該部分を鎖交する磁束
による渦電流が増大して回転電機の効率低下や局部的な
過熱の要因となる問題があった。
【0008】また、第1コイル片110及び第2コイル
片120は素線がパラレルに束ねられて形成され、その
接続端部111,121で電気的に接続される構成であ
るため、これら素線間で閉ループが形成されて、所謂循
環電流が生じてしまい、当該循環電流による損失も回転
電機の効率低下や局部的な過熱の要因となる問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明は、上述した渦電流や循環
電流による電力損失を低減した回転電機を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、概略半円状の2つの第1
コイル片と第2コイル片とがコアを挟んで互いに対向す
るようにスロット内に収納されると共に、該第1コイル
片と第2コイル片との対向する端部が電気的に接続され
てコイルが形成されてなる回転電機において、第1コイ
ル片及び第2コイル片が複数の絶縁された素線により形
成されると共に、当該素線の端部が電気的に接続されて
接続端部をなし、かつ、対向する第1コイル片と第2コ
イル片との接続端部が互いにオーバーラップし、当該オ
ーバーラップ面で接続されて、渦電流や循環電流による
電力損失を低減したことを特徴とする。
【0011】請求項2にかかる発明は、第1コイル片及
び第2コイル片における接続端部が、少なくとも電気的
に分割された複数のサブ接続端部により形成されて、該
サブ接続端部で相互に接続されてなることを特徴とす
る。
【0012】請求項3にかかる発明は、第1コイル片及
び第2コイル片の少なくとも1方の接続端部又はサブ接
続端部が概略直角又は所定量曲げられて、互いに当接す
る部分でオーバーラップして接続されていることを特徴
とする。
【0013】請求項4にかかる発明は、第1コイル片の
コイル内側に位置するサブ接続端部と、第2コイル片の
コイル外側に位置するサブ接続端部とが接続されている
ことを特徴とする。
【0014】請求項5にかかる発明は、第1コイル片及
び第2コイル片がm個(mは整数)のサブ接続端部によ
りそれぞれ分割され、これらのサブ接続端部を接続する
際に、第1コイル片のコイル内側からn番目(1<n<
m)のサブ接続端部と第2コイル片のコイル内側からn
+1番目のサブ接続端部とを順次接続すると共に、第1
コイル片のコイル内側から1番目のサブ接続端部と第2
コイル片のコイル内側からm番目のサブ接続端部とを接
続部材により接続したことを特徴とする。
【0015】請求項6にかかる発明は、概略半円状の2
つの第1コイル片と第2コイル片とがコアを挟んで互い
に対向するようにスロット内に収納されると共に、該第
1コイル片と第2コイル片との対向する端部が電気的に
接続されてコイルが形成されてなる回転電機において、
第1コイル片及び第2コイル片が接続板を介して接続さ
れ、かつ、当該接続板を介して第1コイル片と第2コイ
ル片との間に流れる電流路を横切らないように該接続板
に複数のスリットが設けられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1及び図2は第1の実施の形態の説明に
適用される回転電機に用いられるコイルの接続構成を示
す図で、図1は平面図、図2はその側面図を示してい
る。
【0017】当該コイル1は、第1コイル片10と第2
コイル片20とを接続して形成され、これらの外周面は
絶縁テープ2により絶縁されている。
【0018】第1コイル片10及び第2コイル片20
は、複数の素線をパラレルに纏め、それらの端部は絶縁
材が剥離されて銅塊状の接続端部11,21をなしてい
る。
【0019】そして、第1コイル片10及び第2コイル
片20の接続端部11,21は、それぞれ略直角に曲げ
られて、先端部分がオーバーラップしている。
【0020】このオーバーラップ面31は、例えば半田
処理や蝋付処理等によって接合されて電気的接続が行わ
れている(以下、同様)。
【0021】このような構成にすることにより、従来用
いていた接続板103やクリップ104等が不要にな
り、当該接続板103等を磁束が鎖交することにより発
生していた渦電流が無くなるため、回転電機の効率低下
や局部的な過熱を抑制することが可能となる。
【0022】なお、本発明は図1等に示す構成に限定さ
れるものではなく、例えば図3及び図4に示すような構
成であってもよい。
【0023】図3は第2コイル片20における接続端部
22の一方を略直角に曲げ、第1コイル片10の接続端
部12を直線状に形成して、これら接続端部12,22
の先端部をオーバーラップさせてオーバーラップ面32
で接続した構成であり、図4は第1コイル片10及び第
2コイル片20における接続端部13,23をそれぞれ
略45度に曲げて、これら接続端部13,23の先端部
をオーバーラップさせてオーバーラップ面33で接続し
た構成である。
【0024】そして、いずれの構成においても、オーバ
ーラップ面32,33は半田処理や蝋付処理等によって
接合されて電気的接続が行われており、従来用いていた
接続板103やクリップ104等は用いられていない。
従って、当該接続板103等を用いた場合に、これらを
磁束が鎖交することにより発生する渦電流が無くなるた
め、回転電機の効率低下や局部的な過熱を抑制すること
が可能となる。
【0025】特に、図3に示すような構成の場合には、
第2コイル片20における接続端部22の一方のみを曲
げればよいので、製造工数の低減等によるコストダウン
が図られる利点があると共に、接合作業が通常内周側か
ら行われるので、第1コイル片10と第2コイル片20
との接合作業が容易になる利点がある。
【0026】なお、接続端部を曲げる際には、導体強度
に与える影響を小さくし、また電流のコーナ部への集中
が実質影響のない程度の曲率とすることが好ましい。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上記実施の形態と同一構成に関
しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0028】第1の実施の形態では、第1コイル片10
と第2コイル片20とは、複数の素線を束ね、その接続
端部を電気的に接続する際に、当該接続部分での渦電流
の発生を低減すべく、接続板103等を用いずに各接続
端部をオーバーラップさせて接続した。
【0029】この場合、接続端部が全体一塊の銅塊状と
なるため(接続する際に半田処理や蝋付処理等が行われ
るため、接続前の状態はともかく最終的に一塊の銅塊状
となる)、この部分での渦電流の発生を抑制することが
できなかった。
【0030】そこで、図5及び図6に示すように、当該
接続端部を複数のサブ接続端部に分割して、当該部分で
発生する渦電流を抑制するようにしたものである。この
場合、第1コイル片10及び第2コイル片20を構成す
る素線の束は、サブ接続端部に応じてグループ化されて
いることになる。
【0031】図5は、第1コイル片10及び第2コイル
片20の接続端部14,24をそれぞれ2つのサブ接続
端部14a,14b及びサブ接続端部24a,24bに
分割された場合で、内側のサブ接続端部14a,24a
はL字状に略直角に曲げられ、外側のサブ接続端部14
b,24bは直線状に形成されて、内側のサブ接続端部
14a,24aは相手の外側のサブ接続端部14b,2
4bとオーバーラップしてオーバーラップ面34で接続
されている。
【0032】また、図6は、第1コイル片10及び第2
コイル片20の接続端部15,25をそれぞれ4つサブ
接続端部15a〜15d及びサブ接続端部25a〜25
dに分割された場合で、各サブ接続端部15a〜15
d,25a〜25dは略直角に曲げられて、互いに対向
するサブ接続端部15a〜15d,25a〜25dと先
端部でオーバーラップしてオーバーラップ面35で接続
されている。
【0033】このように、接続端部14,24をサブ接
続端部14a,14b,24a,24bに分割し、また
接続端部15,25をサブ接続端部15a〜15d,2
5a〜25dに分割しても、各サブ接続端部で渦電流は
発生するが、これらの総和は分割する前より小さくなる
ので、その分回転電機の効率低下や局部的な過熱を抑制
することが可能となる。
【0034】特に、図5の構成では、図3等において示
す構成に比べ、接続端部全てを曲げなくても一方のサブ
接続端部のみを曲げればよいので、その分コイル1の長
さを短くすることができ回転電機の小型化が図れると共
に、渦電流が発生を抑制することが可能になる利点があ
る。
【0035】また、図5に示す構成では、内側のサブ接
続端部14a,24aと外側のサブ接続端部14b,2
4bとがクロスする形になっているので、素線間に鎖交
する端部磁束によって生じる起電力が互いにキャンセル
できるようになり循環電流の発生が抑制できるようにな
る利点がある。
【0036】但し、図6に示す構成においては渦電流の
抑制は可能であるが、循環電流の抑制は困難である。こ
のような場合には、図7に示すように各サブ接続端部1
5a〜15c,25b〜25dを段違いに接続し、第2
コイル片20の最内側のサブ接続端部25aと第1コイ
ル片10の最外側のサブ接続端部15dとを銅線等の接
続部材3で接続することにより、渦電流と循環電流との
両方を同時に抑制することが可能となる。
【0037】なお、本明細書全てに共通することである
が、サブ接続端部の分割数は本発明を限定するものでは
なく、任意の数に分割して接続することができる。但
し、分割数を増やすことは、渦電流の発生を抑制する観
点から好ましいが、その分接続作業工数が増えるので、
適宜選択することが好ましい。
【0038】図7に示す構成において、分割数を任意の
m分割(m=1,2…n)とした場合の各サブ接続端部
の接続方法は、第1コイル片10の内側からi番目(i
=1,2…n−1)のサブ接続端部と第2コイル片20
の内側からi+1番目のサブ接続端部とを順次接続し、
第1コイル片10のn番目と第2コイル片20の1番目
とのサブ接続端部とを接続部材3で接続する構成とな
る。
【0039】渦電流及び循環電流を共に低減する構成と
して上述した構成の他に、図8、図9、図10に示す構
成が例示できる。
【0040】図8及び図9に示す構成は、図3に示した
構成と類似するが、第1コイル片10及び第2コイル片
20の接続端部16,17,16,27がそれぞれ4つ
のサブ接続端部16a〜16d,26a〜26d,17
a〜17d,27a〜27dに分割され、また第2コイ
ル片20のサブ接続端部26a〜26d,27a〜27
dがそれぞれ略直角に曲げられて、第1コイル片10の
サブ接続端部16a〜16d,17a〜17dとオーバ
ーラップ面36,37で接続されている。
【0041】このとき、図8に示す構成は、第1コイル
片10のコイル内側のサブ接続端部と第2コイル片20
のコイル外側のサブ接続端部とを順次接続するようにな
っており、一方、図9に示す構成は接続箇所が任意に選
択できる構成となっている。
【0042】これらの構成の相違は、用いる回転電機の
構成により適宜使い分けして用いるべきものである。例
えば、図8に示す構成の場合には、接続箇所が略一直線
上に並ぶので余分な接続端部を除去でき(図9に比べて
接続端部の面積が少なくなっている)、循環電流の発生
を抑制しながら渦電流の発生を可能な限り抑制する場合
に適している。
【0043】一方、図9に示す構成の場合には、渦電流
の発生を抑制しながら循環電流の発生を可能な限り抑制
する場合に適している。渦電流は、変動磁場が導体を鎖
交する際に流れる誘導電流で、当該磁場はコイル中心が
最も強く、周辺に行くに従い弱くなる。従って、図8に
おいて除去された部分のサブ接続端部で発生する渦電流
も相応に小さくなっている。
【0044】しかし、循環電流は、素線間に生じるた
め、コイル1の規模や磁場分布と素線との位置関係等に
よりまちまちとなり、図8に示すような規則的接続を行
うと効率的に循環電流をキャンセルできない場合が生じ
得るので、かかる場合には図9に示すように状況に応じ
て接続することが好ましいためである。
【0045】なお、本明細書全てについて言えることで
あるが、接続されないサブ接続端部間に電気的接触が生
じないように、これらの間には絶縁スペーサを挿入す
る。
【0046】図8及び図9に示す構成に対し、図10に
示す構成は、各サブ接続端部が略45度に折曲げられて
いる点が相違している。これによりコイル1の長さを短
くすることが可能になり、渦電流及び循環電流の発生を
抑制しながら回転電機を小型化できる利点がある。図1
0では、仮想線で示す長さL1に対してL0にすること
で短くできることを示している。
【0047】次に、本発明の第3の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上記実施の形態と同一構成に関
しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0048】これまでの説明では、渦電流等の発生を抑
制するため、接続端部を直接接続するようにしていた。
渦電流は鎖交磁束が導体内に侵入するのを妨げるように
流れるため当該鎖交磁束と垂直平面内に流れる。
【0049】そこで、本実施の形態では渦電流の流れる
パスを妨げ(又はカット)するようにして、当該渦電流
の発生を抑制しようとするものである。
【0050】図11は係る観点から構成されたもので、
第1コイル片10と第2コイル片20との接続端部1
9,29を接続板4により接続し、当該接続板4にスリ
ット5を形成している。
【0051】このとき、第1コイル片10と第2コイル
片20とに流れる電流を妨げるようにスリット5を設け
ないように、当該スリット5は外周コーナー部分に形成
している。
【0052】なお、図11において示すスリット5は接
続板4の厚み方向に対して、斜めに形成された場合を示
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
厚全体に対してスリット5を形成してもよい。
【0053】以上により、渦電流の発生が抑制できるよ
うになり、回転電機の効率が向上する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転電機の第1コイル片と第2コイル片との接続端部を
オーバーラップさせて接続するようにしたので、当該接
続部における渦電流等の発生を抑制することが可能にな
り、局部過熱が少なく、また高効率な回転電機が供給で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される
コイルの上面図である。
【図2】図1に示すコイルの側面図である。
【図3】図1に代るコイルの構成を示す図である。
【図4】図1に代るコイルの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の説明に適用される
コイルの構成図である。
【図6】図5に代るコイルの構成を示す図である。
【図7】図5に代るコイルの構成を示す図である。
【図8】図5に代るコイルの構成を示す図である。
【図9】図5に代るコイルの構成を示す図である。
【図10】図5に代るコイルの構成を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の説明に適用され
るコイルの構成図である。
【図12】従来の技術の説明に適用されるコイルの構成
図である。
【図13】従来の技術の説明に適用されるコイルの構成
図である。
【符号の説明】
1 コイル 2 絶縁テープ 3 接続部材 4 接続板 5 スリット 10 第1コイル片 11〜19,21〜29 接続端部 14a,14b,24a,24b サブ接続端部 15a〜15d,25a〜25d サブ接続端部 16a〜16d,26a〜26d サブ接続端部 17a〜17d,27a〜27d サブ接続端部 18a〜18d,28a〜28d サブ接続端部 20 第2コイル片 31〜38 オーバーラップ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 秀明 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 5H603 AA07 BB01 BB02 BB09 BB12 CA01 CA05 CB11 CC11 CC17 CD22 CE02 CE03 CE13 EE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略半円状の2つの第1コイル片と第2
    コイル片とがコアを挟んで互いに対向するようにスロッ
    ト内に収納されると共に、該第1コイル片と第2コイル
    片との対向する端部が電気的に接続されてコイルが形成
    されてなる回転電機において、 前記第1コイル片及び第2コイル片が複数の絶縁された
    素線により形成されると共に、当該素線の端部が電気的
    に接続されて接続端部をなし、かつ、対向する前記第1
    コイル片と第2コイル片との接続端部が互いにオーバー
    ラップし、当該オーバーラップ面で接続されていること
    を特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 前記第1コイル片及び第2コイル片にお
    ける前記接続端部が、少なくとも電気的に分割された複
    数のサブ接続端部により形成されて、該サブ接続端部で
    相互に接続されてなることを特徴とする請求項1記載の
    回転電機。
  3. 【請求項3】 前記第1コイル片及び第2コイル片の少
    なくとも1方の前記接続端部又は前記サブ接続端部が概
    略直角又は所定量曲げられて、互いに当接する部分でオ
    ーバーラップして接続されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 前記第1コイル片のコイル内側に位置す
    る前記サブ接続端部と、前記第2コイル片のコイル外側
    に位置する前記サブ接続端部とが接続されていることを
    特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の回転電
    機。
  5. 【請求項5】 前記第1コイル片及び第2コイル片がm
    個(mは整数)のサブ接続端部によりそれぞれ分割さ
    れ、これらのサブ接続端部を接続する際に、第1コイル
    片のコイル内側からn番目(1<n<m)のサブ接続端
    部と第2コイル片のコイル内側からn+1番目のサブ接
    続端部とを順次接続すると共に、前記第1コイル片のコ
    イル内側から1番目のサブ接続端部と第2コイル片のコ
    イル内側からm番目のサブ接続端部とを接続部材により
    接続したことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項
    記載の回転電機。
  6. 【請求項6】 概略半円状の2つの第1コイル片と第2
    コイル片とがコアを挟んで互いに対向するようにスロッ
    ト内に収納されると共に、該第1コイル片と第2コイル
    片との対向する端部が電気的に接続されてコイルが形成
    されてなる回転電機において、 前記第1コイル片及び第2コイル片が接続板を介して接
    続され、かつ、当該接続板を介して前記第1コイル片と
    第2コイル片との間に流れる電流路を横切らないように
    該接続板に複数のスリットを設けたことを特徴とする回
    転電機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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