JP4160536B2 - 回転電機の固定子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
かかる構成により、平角線や太線のような巻きテンションが過大となるコイルを用いた場合でも、絶縁部材のボビンが破損したり、積層締結されたティースコアが変形したり、コイルに損傷を与えることがなく、コイルの絶縁性能を向上させることができ、また、ボビン破損防止のために、ボビンの肉厚を増加させる必要もないため、ボビンの熱伝達が低下することもなく、高温のコイルの冷却性も向上し得るものとなる。
かかる方法により、平角線や太線のような巻きテンションが過大となるコイルを用いた場合でも、絶縁部材のボビンが破損したり、積層締結されたティースコアが変形したり、コイルに損傷を与えることがなく、コイルの絶縁性能を向上させることができ、また、ボビン破損防止のために、ボビンの肉厚を増加させる必要もないため、ボビンの熱伝達が低下することもなく、高温のコイルの冷却性も向上し得るものとなる。
最初に、図1を用いて、本実施形態による固定子の全体構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による回転電機の固定子の全体構成を示す正面図である。
図2は、本発明の第1の実施形態による回転電機の固定子の組み付け状態を示す鳥瞰図である。
最初に、図3〜図5を用いて、本実施形態による固定子に用いる固定子コイルの成形工程について説明する。
図3〜図5は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる固定子コイルの成形工程を示す工程図である。
図6は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる固定子コイルの形状を示す平面図である。
図7は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる積層固定子コイルを示す斜視図である。
図8及び図9は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる巻線固定子コイルの成形方法を示す図であり、それぞれ、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる巻線固定子コイルの成形時の状態を示す部分拡大側面図である。
図10は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる巻線固定子コイルの形状を示す図であり、図9のA矢視断面図である。図11は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる巻線固定子コイルの形状を示す斜視図である。なお、図1〜図9と同一符号は、同一部分を示している。
図12は、本発明の第1の実施形態による固定子に用いる接続環の構成を示す平面図である。
図13は、本発明の第1の実施形態による固定子における固定子コイルと接続環の接続状態を示す図であり、図10と同一方向から図示している。図10と同一符号は、同一部分を示している。
最初に、図14及び図15を用いて、本実施形態による固定子に用いる固定子コイルの構成について説明する。
図14及び図15は、本発明の第2の実施形態による回転電機の固定子に用いる固定子コイルの構成を示す平面図及び側面図である。図14(A)は、本実施形態による屈曲成形加工前の固定子コイルの側面図を示し、図14(B)は、本実施形態による固定子コイルの平面図を示している。図15(A)は、本実施形態による屈曲成形加工後の固定子コイルの側面図を示し、図15(B)は、本実施形態による固定子コイルの平面図を示している。
図16は、本発明の第2の実施形態による回転電機の固定子に用いるの構成を要部背面図である。
図17及び図18は、本発明の第2の実施形態による固定子に用いる巻線固定子コイルの成形方法を示す図であり、それぞれ、本発明の第2の実施形態による固定子に用いる巻線固定子コイルの成形時の状態を示す部分拡大側面図である。
図19は、本発明の第3の実施形態による回転電機の固定子の構成を示す要部正面図である。
図20は、本発明の第4の実施形態による回転電機の固定子の構成を示す鳥瞰図である。
20…固定子鉄心
22…スロット
24…固定子鉄心歯部
30…スロット絶縁物
40…固定子コイル
50…接続環
52…渡り線
54…中性線渡り部
Claims (5)
- 固定子鉄心と、
前記固定子鉄心の歯部に巻回するように前記固定子鉄心のスロットに装着された固定子コイルを有する回転電機の固定子であって、
上記固定子コイルは、U字形状に成形された長さの異なるU字コイルを複数積層することにより、上記固定子歯部を挟んで隣接する前記スロットに挿入されており、
前記複数のU字コイルは、複数の短コイルと、U字形状の直線部が前記短コイルより長い複数の長コイルとを備え、
前記短コイルと前記長コイルは、交互に積層され、
前記複数のU字コイルの内、前記複数の長コイルは、それぞれ、その2つの端部が共に斜めに切断されているとともに、第1の端部は、一方に隣接する第1の前記短コイルの一方の端部の方に折り曲げられており、第2の端部は、他方に隣接する第2の前記短コイルの一方の端部の方に折り曲げられており、
前記長コイルの前記第1の端部の斜め部分が、前記第1の短コイルの積層方向と垂直な端部の側面に接続され、前記長コイルの前記第2の端部の斜め部分が、前記第2の短コイルの積層方向と垂直な端部の側面に接続されていることを特徴とする回転電機の固定子。 - 請求項1記載の回転電機の固定子において、
複数の前記U字コイルは、前記スロットに挿入されている部分において、絶縁物で固定されていることを特徴とする回転電機の固定子。 - 絶縁被覆を施された直線状の平角線を用意する工程と、
前記平角線を所定の長さに切断することにより、長さの異なる複数の平角線を成形する工程と、
複数の前記平角線をU字状に成形する工程と、
前記平角線の両端部の前記絶縁被覆を剥離する工程と、
固定子鉄心に設けられた複数のスロットのうち隣接するスロットの内部に、U字形状に成形された複数の前記平角線を、長さの短い短コイルと長さの長い長コイルとを交互に挿入する工程と、
複数の前記平角線の内、長い方の平角線の両方の端部を斜めに切断する工程と、
前記複数のU字コイルの内、前記複数の長コイルを、それぞれ、その2つの端部が共に斜めに切断するとともに、第1の端部は、一方に隣接する第1の前記短コイルの一方の端部の方に折り曲げ、第2の端部は、他方に隣接する第2の前記短コイルの一方の端部の方に折り曲げる工程と、
前記長コイルの前記第1の端部の斜め部分が、前記第1の短コイルの積層方向と垂直な端部の側面方向に接続し、前記長コイルの前記第2の端部の斜め部分が、前記第2の短コイルの積層方向と垂直な端部の側面方向に接続することにより所定巻回数を得る工程とを有することを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。 - 請求項3記載の回転電機の固定子の製造方法において、
前記平角線の端部は、溶接により接続されることを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。 - 請求項4記載の回転電機の固定子の製造方法において、
長さの異なる複数の前記平角線は、前記スロットに挿入される部分において、絶縁物で固定されている該スロットに挿入されることを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。
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