JP2002315251A - 電動機の固定子およびその製造方法 - Google Patents

電動機の固定子およびその製造方法

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JP2002315251A
JP2002315251A JP2001113841A JP2001113841A JP2002315251A JP 2002315251 A JP2002315251 A JP 2002315251A JP 2001113841 A JP2001113841 A JP 2001113841A JP 2001113841 A JP2001113841 A JP 2001113841A JP 2002315251 A JP2002315251 A JP 2002315251A
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winding
stator core
stator
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Masayuki Nashiki
政行 梨木
Tsuneichi Kawai
庸市 川井
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Okuma Corp
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Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルエンドを縮小する。巻線の巻回作業を
効率化する。 【解決手段】 固定子鉄心11の極歯12に対する巻回
寸法より大きめの寸法に製作した巻線16を、固定子鉄
心11のスロットに挿入した後に、追加極歯34をコイ
ルエンド32に差し込む。コイルエンド32の長さに余
裕を持たせる必要がなくなるためコイルエンド32の短
縮が可能となる。巻線16を固定子鉄心11の外部で巻
回するため巻線16の製作をスペース上の余裕をもって
実行でき、また、巻線16のサイズを固定子鉄心11の
極歯12に対する巻回寸法より大きくできるため、巻線
16の極歯12への挿入作業を容易に実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に電動機の固定
子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機の小型化および巻線抵抗によるモ
ータ効率の低下を防ぐための方法として、巻線の高密度
化やコイルエンドの縮小化が進められている。
【0003】従来技術による電動機の固定子への巻線の
巻回方法には大きく分けて3つの方法がある。3つの方
法とは、あらかじめ外部で巻回した巻線を、固定子の内
面の径方向内向きの極歯間に成形されたスロットに挿入
する方法と、巻線機によりスロットに直接巻線を巻回す
る方法と、そして固定子を回転方向に分割した分割コア
を製作し、外部で巻線を巻回した後に、分割コアを結合
し一つの固定子を形成する方法である。
【0004】まず、従来技術のうち、あらかじめ外部で
巻回した巻線を、固定子のスロットに挿入する方法によ
り製造した固定子について説明する。
【0005】図9はU,V,Wの三相分布巻線を巻回し
た電動機の固定子の平面断面図である。また図10は、
図9に示した電動機の固定子の側面断面図である。さら
に、図11は、図9に示した電動機の固定子の端面視図
である。
【0006】図9において、11は固定子鉄心、12は
極歯、13はスロット、14はスロットのオープニン
グ、15はスロットの内壁に挿入した絶縁紙、16はス
ロット13に巻回した巻線である。また図10,11に
おいて、17は固定子鉄心11のモータ軸方向端面に露
出する巻線のコイルエンドである。
【0007】あらかじめ外部で巻回した巻線を、固定子
のスロット13に挿入する方法により製造した電動機の
固定子の構成について説明する。内径に複数の極歯12
を設けた磁性鋼板をモータ軸方向に複数枚積層して固定
子鉄心11を構成する。固定子鉄心11のスロット内部
には絶縁紙15を介して巻線16が挿入されている。ま
た、巻線16のコイルエンド17は、図9、図11で示
すようにUからX、VからY、WからZというように巻
回され、三相分布巻線を形成している。
【0008】以上のように構成された電動機の固定子の
製作手順は、以下のとおりである。まず、複数の電磁鋼
板を軸方向に積層し固定子鉄心11を成形する。次に、
極歯12に囲まれたスロット13の内径に絶縁紙15を
設ける。一方、別に固定子の巻回寸法に合せた木型に巻
線を巻回し、巻線を木型から取り外しておく。次に、こ
の巻線を固定子鉄心11の内径のオープニング14より
スロット13に挿入する。
【0009】次に、従来技術のうち、巻線機により直接
巻線を巻回する方法により製造した固定子について説明
する。尚、巻線機により直接巻線を巻回する方法により
製造した電動機の固定子は、上述したあらかじめ外部で
巻回した巻線を、固定子のスロット13に挿入する方法
により製造した電動機の固定子と同様の形状であるた
め、図9〜図11を使用して説明する。
【0010】巻線機により直接巻線を巻回する方法によ
り製造した固定子の構成は、あらかじめ外部で巻回した
巻線を、固定子のスロット13に挿入する方法により製
造した電動機の固定子の構成と同様である。
【0011】巻線機により巻線を巻回する方法による固
定子の製造手順は、以下のとおりである。まず、巻線機
により固定子鉄心11の内面側径より巻線を挿入し、オ
ープニング14より巻線をスロット13内に誘導する。
そして、その状態から巻線16を巻回する。
【0012】さらに、従来技術のうち、固定子を回転方
向に分割した分割コアを製作し、外部で巻線を巻回した
後に、再び分割コアを結合し一つの固定子を形成する方
法で製作した電動機の固定子について説明する。
【0013】図12は、巻線を巻回した電動機の固定子
の平面断面図である。また図13は、図12に示した電
動機の固定子の側面断面図である。さらに、図14は、
図12に示した電動機の固定子の端面視図である。
【0014】図12において、11は固定子鉄心、21
は分割コア、22はスロット、23はスロット22のオ
ープニング、24はスロットの内壁に形成した絶縁紙、
25はスロット22に巻回した巻線、26は溶接部であ
る。また図13,14において、27は固定子鉄心11
のモータ軸方向端面に露出する巻線のコイルエンドであ
る。
【0015】分割コアに巻線を巻回した後に再び分割コ
アを結合し、一つの固定子を形成する方法により製造し
た電動機の固定子は、磁性鋼板を積層し製作した分割コ
ア21に、絶縁紙24を介して巻線25を巻回し、この
分割コア21を複数個円管状に配置し、外周部を溶接す
ることにより、一体の固定子として形成される。
【0016】上記固定子の製作手順は、以下のとおりで
ある。まず、プレス等で複数の磁性鋼板を積層し製作し
た分割コア21に、絶縁紙24を設け、外部の巻線機で
集中巻きに巻線を巻回する。次に、巻線を巻回した分割
コア21を円管状に配置し、レーザ溶接等により結合
し、一つの固定子に成形する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、以下のような課題があった。
【0018】まず、あらかじめ外部で巻回した巻線を、
固定子のスロットに挿入する方法により製造した電動機
の固定子は、現在、インダクションモータを中心に最も
一般的に採用されている方式であるが、スロットに挿入
する際の作業性を向上させるために、外部で巻回する巻
線を、実際の固定子に巻回するサイズに比べて、ある程
度余裕を持った大きめのサイズに成形する必要があるた
め、コイルエンド17のサイズが大きくなり、モータが
小型化できない。また、巻線抵抗の増加および固定子へ
の熱拡散効率の低下によりモータ効率が低下するという
問題があった。
【0019】次に、巻線機によりスロットに直接巻線を
巻回する方法により製造した電動機の固定子は、固定子
に直接巻線を巻回することができるために、上述したあ
らかじめ外部で巻回した巻線をスロットに挿入する方法
により製造した電動機の固定子と比較して、コイルエン
ド17のサイズを小さく成形することができる。このた
め、モータの小型化とモータ効率の向上を達成すること
ができる。しかし、巻線を巻回する際には、固定子の内
面の細いオープニングから巻線をスロット内に誘導し、
巻回しなければならならないため技術的に困難である。
また、スロットは固定子の中心軸に向かって狭くなるよ
うな形状となっているため、巻回した巻線がオープニン
グ部へ偏らないように巻回することが難しい。さらに、
巻線機は非常に高価であり、モータ製造コストの上昇に
つながってしまうという問題があった。
【0020】次に、分割コアに巻線を巻回した後に分割
コアを結合し、一つの固定子を成形する方法により製造
する電動機の固定子は、分割コアに集中巻きで巻線を巻
回するために、コイルエンド27のサイズを極少にでき
るため、モータサイズの小型化とモータ効率の向上を達
成できる。しかし、分割コアを結合することにより固定
子を成形するため、モータ強度が低下するという問題
や、分割コア結合部にできるエアギャップのために磁束
密度が低下し、モータ発生トルクが低下するという問題
がある。さらに、永久磁石を使用しないインダクション
モータやシンクロナスリラクタンスモータの様に、巻線
に流した電流によりロータ内に界磁を生成するタイプの
モータは図9、図11に示すような三相分布巻線を採用
しており、集中巻による巻回方法では安定した磁界を生
成させることが困難であるため、インダクションモータ
やシンクロナスリラクタンスモータには採用が困難であ
るといった問題があった。
【0021】以上の問題点により、これまで、永久磁石
を用いた一部のブラシレスサーボモータを除いては、一
般に、あらかじめ外部で巻回した巻線を、固定子のスロ
ットに挿入する方法により製造した電動機の固定子が多
く用いられていた。
【0022】本発明は上記の問題点を解決するもので、
あらかじめ外部で巻回した巻線を固定子のスロットに挿
入する方法により製造した電動機の固定子でありなが
ら、コイルエンドが縮小化でき、電動機の小型化と巻線
抵抗低下および固定子への熱抵抗の低下による電動機の
高効率化を達成することができ、さらに、巻線の巻回作
業を効率化することにより、製造コストを低下すること
ができる電動機の固定子を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の本発明の電動機の固定子は、径方向内向きの
複数の極歯を備えた固定子鉄心と、前記固定子鉄心のモ
ータ軸方向端に配置された追加極歯と、前記固定子鉄心
の極歯と追加極歯とにわたって巻回された巻線と、を備
えたことを特徴とする。
【0024】また第2の本発明の電動機の固定子は、径
方向内向きの複数の極歯を備えモータ軸方向に整列する
複数のブロックからなる固定子鉄心と、前記固定子鉄心
間に挟まれるように配置された追加極歯と、前記固定子
鉄心の極歯と追加極歯とにわたって巻回された巻線と、
を備えたことを特徴とする。
【0025】また第3の本発明の電動機の固定子は、追
加極歯における前記巻線と接触すべき側面が前記巻線へ
の挿入端に向け平坦であることを特徴とする。
【0026】また第4の本発明の電動機の固定子の製造
方法は、径方向内向きの複数の極歯を備えた固定子鉄心
を構成し、前記固定子鉄心の極歯に巻線を巻回し、前記
巻線を前記固定子鉄心に対して相対的にモータ軸方向に
牽引し、当該牽引により前記巻線における片側のコイル
エンドに形成された空間に追加極歯を挿入することを特
徴とする。
【0027】また第5の本発明の電動機の固定子の製造
方法は、径方向内向きの複数の極歯を設けた磁性鋼板を
モータ軸方向に複数枚積層して固定子鉄心を構成し、前
記固定子鉄心の極歯に巻線を巻回し、前記固定子鉄心を
前記磁性鋼板同士の境界面からモータ軸方向に複数のブ
ロックに分割し、それぞれのブロックの固定子鉄心を互
いに反対方向に押し広げ、押し広げることにより形成さ
れた各ブロックの固定子鉄心の間の空間に追加極歯を挿
入することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
第1実施形態について説明する。
【0029】図1は、本発明の第1実施形態を示す電動
機の固定子の側面断面図である。また、三相交流運転の
ためのU,V,Wの三相分布巻線を巻回した固定子鉄心
部の平面断面図については従来技術と同一であるため図
9を用いて説明する。さらに、図2は追加固定子鉄心の
形状を示した固定子の端面視図である。一方、図3は、
モータの製作手順を示すフロー図である。
【0030】図1において、11は固定子鉄心、32は
コイルエンド、33は追加固定子鉄心である。また、図
2において、34は追加極歯、35は追加固定子鉄心ヨ
ークである。
【0031】まず、第1実施形態の構成について説明す
る。径方向内側に複数の内向きの極歯12を設けた磁性
鋼板をモータ軸方向に複数枚積層して固定子鉄心11を
構成する。固定子鉄心11のスロット13の内部には絶
縁紙15を介して巻線16が挿入されている。また、巻
線16のコイルエンド32は、図9で示すものと同様に
UからX、VからY、WからZというように、各スロッ
ト13の軸方向端を連絡するように巻回され三相分布巻
線を形成している。一方、コイルエンド32の径方向外
側には、固定子鉄心11に軸方向に隣接して追加固定子
鉄心ヨーク35が設置され、追加固定子鉄心ヨーク35
の内側(軸心側)には、追加極歯34が固定され追加固
定子鉄心33を構成し、さらに追加固定子鉄心33は、
固定子鉄心11に固定される。追加固定子鉄心33およ
び追加極歯34は、固定子鉄心11と同様に、磁性鋼板
をモータ軸方向に複数枚積層して構成されている。
【0032】次に、以上のように構成された電動機の固
定子の製作手順について図3に従って説明する。まず、
プレス機により電磁鋼板をプレスにより打ち抜き(S
1)、これを積層して(S2)、固定子鉄心11を形成
する。次に極歯12に囲まれたスロット13の内壁に絶
縁紙15を挿入する(S3)。一方、あらかじめ固定子
鉄心11の極歯12に対する巻回寸法より大きめに製作
した木型を準備し、木型に巻線を巻回し巻線16を製作
し(S4)、この巻線16を固定子鉄心11の内側のオ
ープニング14よりスロット13に挿入し(S5)固定
子鉄心11を製作する。引き続いて固定子鉄心11より
はみ出たコイルエンド32が一方の端面で極少になるよ
うに、巻線16を他方の端面からモータ軸方向に引っ張
る(S6)。次に、突出した端面のコイルエンド32の
外周側を囲むように、追加固定子鉄心ヨーク35を固定
し(S7)、コイルエンド32のモータ径方向内側か
ら、追加極歯34をコイルエンド32の所定の位置に、
全周にわたって差し込み(S8)、追加固定子鉄心ヨー
ク35に固定し(S9)、追加固定子鉄心33を成形す
る。さらに、成形した追加固定子鉄心33は、接着等に
より固定子鉄心11に固定する。尚、追加固定子鉄心3
3と固定子鉄心11の固定方法は、上記接着の他にも、
溶接やコイルエンド32の周囲への樹脂注型による固定
方法等があり、特に限定するものではない。
【0033】このように、本実施形態によれば、固定子
鉄心11の極歯12に対する巻回寸法より大きめの寸法
に製作した巻線16を、固定子鉄心11のスロット13
に挿入した後に、追加極歯34をコイルエンド32に差
し込むようにしているので、コイルエンド32の長さに
余裕を持たせる必要がなくなるためコイルエンド32の
短縮が可能となり、モータの小型化を実現できる。ま
た、巻線16の短縮により巻線抵抗を小さくできるた
め、モータ効率を向上させることができる。さらに、巻
線16を固定子鉄心11の外部で巻回するため巻線16
の製作をスペース上の余裕をもって実行でき、また、巻
線16のサイズを固定子鉄心11の極歯12に対する巻
回寸法より大きくできるため、巻線16の極歯12への
挿入作業を容易に行うことができ、モータの製造コスト
を低減することができる。
【0034】尚、追加固定子鉄心ヨーク部35に固定す
る追加極歯34の根元(固定部)の形状は、種々のもの
が可能であり、上記実施形態における形状(図2参照)
にこだわるものではない。この根元の形状は、挿入終了
後における追加極歯34の巻線16と接触すべき位置の
太さより細いこととすれば、コイルエンド32への挿入
を円滑化でき好適である。しかしながら、この根元の形
状は、この追加極歯34の挿入開始から挿入終了までに
亘る一連の姿勢において、固定子鉄心11の極歯12の
最外周点と、追加極歯34の最外周点とを囲む最短の経
路の長さが、巻線16の内周の長さと同一またはこれよ
り短くなるようなものであれば、どのような形状であっ
てもよい。
【0035】以下、図面を参照しつつ本発明の第2実施
形態について説明する。
【0036】図4は、第2実施形態における電動機の固
定子の側面断面図である。また、U,V,Wの三相分布
巻線を巻回した固定子鉄心部の平面断面図については従
来技術と同様であるため図9を用いて説明する。さら
に、図5は、第2実施形態における追加固定子鉄心の平
面断面図である。一方、図6は、モータの製作手順を示
すフロー図である。
【0037】図4において、11は固定子鉄心、53は
追加固定子鉄心、43はコイルエンドである。また、図
5において、53は追加固定子鉄心、54は追加固定子
鉄心分割コア、55は溶接部、16は巻線である。
【0038】まず、第2実施形態の構成について説明す
る。径方向内側に複数の内向きの極歯12を設けた磁性
鋼板をモータ軸方向に複数枚積層して固定子鉄心11を
構成する。固定子鉄心11のスロット内部には絶縁紙1
5を介して巻線16が挿入されている。また、巻線16
のコイルエンド43は、図9に示すようにUからX、V
からY、WからZというように各スロットの軸方向端を
連絡するように巻回され、三相分布巻線を形成してい
る。一方、コイルエンド43には、固定子鉄心11に隣
接して追加固定子鉄心分割コア54が設置され、各追加
固定子鉄心分割コア54は、外周部で互いに溶接固定さ
れ追加固定子鉄心53を構成し、さらに追加固定子鉄心
53は、固定子鉄心11に固定される。追加固定子鉄心
53は、固定子鉄心11と同様に、磁性鋼板をモータ軸
方向に複数枚積層して構成されている。
【0039】次に、以上のように構成された電動機の固
定子の製作手順について図6に従って説明する。電磁鋼
板を積層した固定子鉄心11に巻線16を巻回し、コイ
ルエンド43の大きさが一方の端面で極少になるよう
に、巻線16をモータ軸方向に引っ張る手順まで(S1
1ないしS16)は、第1実施形態における各工程(S
1ないしS6)と同じである。次に、第2実施形態にお
いては、図5で示した追加固定子鉄心分割コア54を、
コイルエンド43の径方向外側から、コイルエンド43
の所定の位置に全周にわたって差し込んでゆく。次に、
差し込んだ追加固定子鉄心分割コア54の外周同士を溶
接し一体に成形する(S18)。さらに、この成形によ
って構成された追加固定子鉄心53を、接着等により固
定子鉄心11に固定する(S19)。尚、追加固定子鉄
心53と固定子鉄心11との固定方法は、上記接着の他
にも、溶接やコイルエンド43の周囲への樹脂注型によ
る固定方法等があり、特に限定するものではない。さら
に、追加固定子鉄心分割コア54の極歯56における巻
線16と接触すべき側面が、巻線16への挿入端(図5
における径方向内側の端部)に向け平坦になるように
し、かつ第1実施形態における追加極歯34の先端部に
設けられているような巻線係止用のT字状の張り出し部
分(図2参照)を設けないことにより、追加固定子鉄心
分割コア54のコイルエンド43への挿入が容易とな
る。なお、極歯56が、その先端である巻線16への挿
入端に向かうに従い巻線16の位置から退くような誘導
斜面を肩部に持つこととすれば、追加固定子鉄心分割コ
ア54の挿入を更に円滑化できる。
【0040】本実施形態も、第1実施形態と同様に、固
定子鉄心11の極歯12の巻回寸法より大きめの寸法に
巻回した巻線16を固定子鉄心のスロット13に挿入し
た後に追加固定子鉄心分割コア54をコイルエンド43
に挿入するようにしているので、コイルエンド43の短
縮が可能となり、モータの小型化が実現できる。また、
巻線抵抗を小さくできるため、モータ効率を向上させる
ことができる。さらに、巻線16を固定子鉄心11の外
部で巻回するため巻線16の製作をスペース上の余裕を
もって実行でき、また、巻線16のサイズを固定子鉄心
11の極歯12に対する巻回寸法より大きくできるた
め、巻線16の極歯12への挿入作業を容易に行うこと
ができ、モータの製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では極歯56を巻線16に対してモー
タ径方向の外側から挿入するので、極歯をモータ径方向
の内側から巻線に挿入する構成におけるような固定子の
内側での作業を避けることができ、作業を容易化できる
と共に、組立装置による組立を行う場合にも組立装置の
設計の自由度を増すことができる。
【0041】尚、上記追加固定子鉄心分割コア54の固
定方法については、溶接以外の方法、例えば接着等によ
っても固定することが可能であり、他の固定方法によっ
ても上記実施形態と同様の効果を得られる。
【0042】また、第1実施形態および第2実施形態に
おいては、巻線16をモータ軸方向に引っ張ることによ
り一端のコイルエンドを極少にして、追加固定子鉄心を
他端の片側のみに挿入する例を開示したが、固定子鉄心
両端のコイルエンドをいずれも大きさに余裕を持たせて
成形し、追加固定子鉄心を両方のコイルエンドに挿入し
て、固定子鉄心の両端に追加固定子鉄心を設置すること
としても、上記実施形態と同様の効果を得ることが可能
である。ただし、この場合には、追加固定子鉄心を設置
する作業時間が2倍となることにより、モータ製造コス
トが増加するという問題が発生するため、追加固定子鉄
心は固定子鉄心の一端のみに配置した方が良い。
【0043】以下、図面を参照しつつ本発明の第3実施
形態について説明する。
【0044】図7は、本発明の第3実施形態を示す電動
機の固定子の側面断面図である。また、U,V,Wの三
相分布巻線を巻回した固定子鉄心部の平面断面図につい
ては従来技術と同様であるため図9を用いて説明する。
さらに、追加固定子鉄心部の平面断面図は第2実施形態
と同様であるため、図5を用いて説明する。一方、図8
は、モータの製作手順を示すフロー図である。
【0045】図7において、11は固定子鉄心、52は
コイルエンド、53は追加固定子鉄心である。
【0046】まず、第3実施形態の構成について説明す
る。径方向内側に複数の内向きの極歯12を設けた磁性
鋼板をモータ軸方向に複数枚積層して固定子鉄心11を
構成する。固定子鉄心11のスロット内部には絶縁紙1
5を介して巻線16が挿入されている。固定子鉄心11
はモータ軸方向に並ぶ2つのブロックに分割可能に構成
され、その両ブロックの間には、固定子鉄心11に隣接
して追加固定子鉄心分割コア54が設置され、各追加固
定子鉄心分割コア54は、外周部で互いに溶接により固
定されて追加固定子鉄心53を構成する。追加固定子鉄
心53は、固定子鉄心11に固定される。追加固定子鉄
心53は、固定子鉄心11と同様に、磁性鋼板をモータ
軸方向に複数枚積層して構成されている。
【0047】次に、以上のように構成された電動機の固
定子の製作手順について図8に従って説明する。プレス
機を使用して電磁鋼板をプレスにより打ち抜き(S2
1)、これを積層して(S22)、固定子鉄心11を形
成する。次に極歯12に囲まれたスロット13の内壁
に、絶縁紙15を挿入する(S23)。一方、あらかじ
め2つのブロックである固定子鉄心11を合わせた場合
における2つのブロックの極歯12に対する巻回寸法よ
り大きめに製作した木型を準備し、木型に巻線を巻回し
巻線16を製作し(S24)、この巻線16を固定子鉄
心11の内径のオープニング14よりスロット13に挿
入し(S25)、固定子鉄心11を製作する。次に、前
記固定子鉄心11を、これを構成する電磁鋼板同士の境
界面から2つに分割し、モータ軸両端方向へ押し広げ、
固定子鉄心11の両端のコイルエンドの大きさを極小に
する(S26)。次に、第2実施形態と同様、図5で示
した追加固定子鉄心分割コア54を、固定子鉄心11の
二つのブロックの間に、全周にわたって差し込んでゆく
(S27)。さらに、差し込んだ追加固定子鉄心分割コ
ア54の外周を溶接し一体に成形する(S28)。成形
した追加固定子鉄心53は、接着等により固定子鉄心1
1に固定する(S29)。尚、追加固定子鉄心と固定子
鉄心11の固定方法は、上記接着の他にも、溶接やコイ
ルエンドへの樹脂注型による固定方法等があり、特に限
定するものではない。さらに、追加固定子鉄心分割コア
54の極歯56における巻線16と接触すべき側面が、
巻線16への挿入端に向け平坦になるようにし、かつ第
1実施形態における極歯34の先端部に設けられている
ような巻線係止用のT字状の張り出し部分(図2参照)
を設けないことにより、追加固定子鉄心分割コア54の
固定子鉄心11間への挿入が容易となる。なお、極歯5
6が、その先端である巻線16への挿入端に向かうに従
い巻線16の位置から退くような誘導斜面を肩部に持つ
こととすれば、追加固定子鉄心分割コア54の挿入を更
に円滑化できる。
【0048】本実施形態では、固定子鉄心11の極歯1
2に対する巻回寸法より大きめの寸法に巻回した巻線1
6を固定子鉄心11のスロット13に挿入した後に固定
子鉄心11を2つに分割し、モータ軸方向に押し広げ、
追加固定子鉄心部53を固定子鉄心間に配置するように
しているので、第1実施形態と同様に、コイルエンド5
2の短縮が可能となり、モータの小型化が実現できる。
また、巻線抵抗を小さくできるため、モータ効率を向上
させることができる。さらに、巻線16を固定子鉄心1
1の外部で巻回するため巻線16の製作をスペース上の
余裕をもって実行でき、また、巻線16のサイズを固定
子鉄心の極歯12に対する巻回寸法より大きくできるた
め、巻線16の極歯12への挿入作業を容易に行うこと
ができ、モータの製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では極歯56を巻線16に対してモー
タ径方向の外側から挿入するので、極歯をモータ径方向
の内側から巻線に挿入する構成におけるような固定子の
内側での作業を避けることができ、作業を容易化できる
と共に、組立装置による組立を行う場合にも組立装置の
設計の自由度を増すことができる。
【0049】また、第3実施形態における追加固定子鉄
心分割コア54の挿入の順序は任意であるが、まず周方
向の角度が180度をなす2点、周方向の角度がそれぞ
れ120度をなす3点、あるいは周方向の角度がそれぞ
れ90度をなす4点のように互いに間隔を開けた複数の
点に追加固定子鉄心分割コア54を挿入し、その後に他
の点に追加固定子鉄心分割コア54を挿入することとす
るのが好適である。これらの場合には、先に挿入する追
加固定子鉄心分割コア54によって2つのブロックの固
定子鉄心11の間に追加固定子鉄心分割コア54の厚さ
に相当する空間(モータ軸方向の間隔)が確保されるの
で、上記他の点に対する追加固定子鉄心分割コア54の
挿入を円滑に行うことができる。
【0050】また、本実施形態では、固定子鉄心11
を、これを構成する電磁鋼板同士の境界面から2つに分
割することとしたので、分割が容易である。なお、この
分割する位置は任意である。
【0051】尚、固定子鉄心11のモータ軸方向の分割
数は2つに限らず、3以上の複数に分割し、分割した固
定子間に追加固定子鉄心53を配置しても、上記実施形
態と同様の効果が得られる。ただし、固定子鉄心11の
分割数が多くなると、追加固定子鉄心53を挿入する作
業時間が増加し、モータ製造原価が増加するため、固定
子鉄心11の分割数は極力少ない方が良い。
【0052】一方、第1実施形態ないし第3実施形態に
ついて、あらかじめ固定子鉄心11のスロット13に挿
入する絶縁紙15のモータ軸方向の長さは、追加固定子
鉄心53のモータ軸方向の長さと固定子鉄心16のモー
タ軸方向の長さとを足した長さにしておくことで、追加
固定子鉄心を追加した時に、適切な長さを確保すること
ができる。
【0053】なお、第3実施形態のように、モータ軸方
向に分割した固定子鉄心11の間に、追加固定子鉄心を
挿入する構成において、第1実施形態のように追加固定
子鉄心ヨーク35と追加極歯34とを互いに別体として
構成し、追加極歯34を固定子の内側から外側に向け径
方向に巻線16に挿入する構成としてもよい。この場合
には、追加固定子鉄心ヨークの周方向の分割数は極数と
同じかそれ以上である必要はなく、最少の場合には周方
向の角度が各分割単位で180度ずつとなるような2分
割で足りるから、追加固定子ヨークの外面の溶接箇所を
少なくすることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、固定子鉄心に巻回した
巻線のコイルエンドに追加極歯を挿入するようにしてい
るので、コイルエンドを縮小化でき、電動機の小型化
と、巻線抵抗低下および固定子への熱拡散効率の向上に
よる電動機の高効率化を達成することができ、さらに、
巻線の巻回作業を効率化することにより、製造コスト低
下を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における電動機の固定
子の側面断面図である。
【図2】 第1実施形態における電動機の固定子鉄心の
端面視図である。
【図3】 第1実施形態における電動機の固定子の製作
手順を示すフロー図である。
【図4】 第2実施形態における電動機の固定子の側面
断面図である。
【図5】 第2実施形態における電動機の固定子の追加
固定子鉄心の平面断面図である。
【図6】 第2実施形態における電動機の固定子の製作
手順を示すフロー図である。
【図7】 第3実施形態における電動機の固定子の側面
断面図である。
【図8】 第3実施形態における電動機の固定子の製作
手順を示すフロー図である。
【図9】 第1および第2の従来例に係る電動機の固定
子の平面断面図である。
【図10】 第1および第2の従来例に係る電動機の固
定子の側面断面図である。
【図11】 第1および第2の従来例に係る電動機の固
定子の端面視図である。
【図12】 第3の従来例に係る電動機の固定子の平面
断面図である。
【図13】 第3の従来例に係る電動機の固定子の側面
断面図である。
【図14】 第3の従来例に係る電動機の固定子の端面
視図である。
【符号の説明】
11 固定子鉄心、12,56 極歯、13,22 ス
ロット、14 オープニング、15,24 絶縁紙、1
6,25 巻線、17,27,32,43,52 コイ
ルエンド、21 分割コア、26,42,55 溶接
部、33,53追加固定子鉄心、34 追加極歯、35
追加固定子鉄心ヨーク、54 追加固定子鉄心分割コ
ア。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 15/04 H02K 15/04 F Fターム(参考) 5H002 AA06 AA07 AB01 AB06 AE07 AE08 5H604 AA08 BB01 BB08 BB14 CC01 CC05 CC14 PB03 QB13 5H615 AA01 BB01 BB05 BB14 PP01 PP07 PP08 PP13 PP14 QQ06 QQ19 QQ27 SS09 SS11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向内向きの複数の極歯を備えた固定
    子鉄心と、 前記固定子鉄心のモータ軸方向端に配置された追加極歯
    と、 前記固定子鉄心の極歯と追加極歯とにわたって巻回され
    た巻線と、 を備えたことを特徴とする電動機の固定子。
  2. 【請求項2】 径方向内向きの複数の極歯を備えモータ
    軸方向に整列する複数のブロックからなる固定子鉄心
    と、 前記固定子鉄心間に挟まれるように配置された追加極歯
    と、 前記固定子鉄心の極歯と追加極歯とにわたって巻回され
    た巻線と、を備えたことを特徴とする電動機の固定子。
  3. 【請求項3】 追加極歯における前記巻線と接触すべき
    側面が前記巻線への挿入端に向け平坦であることを特徴
    とする請求項1または2に記載の電動機の固定子。
  4. 【請求項4】 径方向内向きの複数の極歯を備えた固定
    子鉄心を構成し、前記固定子鉄心の極歯に巻線を巻回
    し、前記巻線を前記固定子鉄心に対して相対的にモータ
    軸方向に牽引し、当該牽引により前記巻線における片側
    のコイルエンドに形成された空間に追加極歯を挿入する
    ことを特徴とする電動機の固定子の製造方法。
  5. 【請求項5】 径方向内向きの複数の極歯を設けた磁性
    鋼板をモータ軸方向に複数枚積層して固定子鉄心を構成
    し、前記固定子鉄心の極歯に巻線を巻回し、前記固定子
    鉄心を前記磁性鋼板同士の境界面からモータ軸方向に複
    数のブロックに分割し、それぞれのブロックの固定子鉄
    心を互いに反対方向に押し広げ、押し広げることにより
    形成された各ブロックの固定子鉄心の間の空間に追加極
    歯を挿入することを特徴とする電動機の固定子の製造方
    法。
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