JP2016092875A - 回転電機の固定子及び回転電機 - Google Patents

回転電機の固定子及び回転電機 Download PDF

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Koji Kawamura
浩司 川村
直弘 本石
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直弘 本石
田村 宏司
Koji Tamura
宏司 田村
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Abstract

【課題】絶縁性能の高い回転電機の固定子及び回転電機を提供する。
【解決手段】分割コイル12Bの、先端に第一端末部12T−INを有する第一端末線12S−INは、スロット15の内周側端部から固定子10の軸方向に引き出されて、他の分割コイル12Bの分割コイルエンド部12Beを径方向外側に跨いで分割コイルエンド部12Beの外周側に引き回され、第一端末線12S−INと接合される他の分割コイル12Bの、先端に第二端末部12T−OUTを有する第二端末線12S−OUTは、スロット15の外周側端部から固定子10の軸方向に引き出され、第一端末部12T−INと第二端末部12T−OUTは、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面SU同士が周方向に重なるように重ねられ、角部K12を溶融して固着しているものである。
【選択図】図5

Description

この発明は、コイルエンド部の軸方向の高さを低くして小型化できる回転電機の固定子及び回転電機に関するものである。
回転電機の固定子コイルの巻線方法には、各磁極に集中してコイルを巻線する集中巻方式と、複数の磁極を跨いで巻線する分布巻方式がある。集中巻方式に対し、分布巻方式は、回転磁界の分布が滑らかになるので、回転電機の運転時の振動を低減できるというメリットがある。
ところで、分布巻方式で巻線した固定子コイルのコイルエンド部においては、複数のワイヤ同士が重なってしまうためにコイルエンド部が軸方向に高くなってしまい、回転電機の小型化には障害となっていた。
そこで、分布巻方式におけるコイルエンド部でのワイヤ同士の重なり方を最適化して、重なり合うワイヤ間に生じる隙間を最小限にし、コイルエンド部の高さの低減を図る手段の一つとして、最初は、1相分の固定子コイルを複数の分割コイルに分割しておいて、固定子鉄心に組み付けた後でこれらを接合するという方法がある。
この方法は、それぞれの分割コイルのコイルエンド部となる部分を、複数のコイル同士が重なったときに隙間が最小限になるような形状に予め成形しておき、それらをコアに組み付けることでコイルエンド部内での無駄な隙間を減らし、コイルエンド部の高さの低減を図るものである。
もし、固定子コイルを分割せずに最適なコイルエンドの形状としつつ一体のコイルとすると、コアに組み付けることが極めて困難であるため、複数の分割コイルに分割することで最適形状での組み立てを可能としている。このように、1相分の固定子コイルを複数の分割コイルに分割することでコイルエンド部におけるワイヤ同士の重なりを最適化した例としては、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。
特開2001−197709号公報
特許文献1では、1相分の固定子コイルを複数の分割コイルに分割しているため、分割コイルとコアを組立てた後に各分割コイルの端末部を電気的に接合して固定子コイルとして構成する必要がある。そのため、固定子コイルには分割コイルの端末部同士の接合部が多数存在することになる。端末線同士を接合する手段のひとつに溶接があり、アーク溶接が多用される。
固定子コイルに用いられるワイヤはお互いに密着して巻回されるので、導体間の絶縁を確保するために、その表面に絶縁被膜を設けたワイヤを用いている。しかし、絶縁被膜のあるワイヤ同士を溶接で接合すると溶接不良を生じやすいため、溶接する箇所は予め絶縁被膜を除去しておく必要がある。
一方、溶接はコイルの導体素材である銅やアルミニウムといった金属を加熱、溶融する工法であり、金属を溶融させるだけの熱量をワークに与える必要がある。このとき、一般的に金属は熱伝導率が高いので、端末部の溶接部だけではなくその近傍のコイルの温度も一時的ではあるが上昇する。その結果、溶接時に溶接部近傍の絶縁被膜が熱により損傷して必要な絶縁性能が得られないという課題がある。絶縁被膜の存在する箇所から溶接部までのコイルを長くすることにより絶縁被膜の熱による損傷を防ぐことができるが、その場合には溶接部を含めて絶縁被膜のない部分を長くとることになるため、その周囲に十分な空間距離をとってコイル同士あるいはコイルと鉄心等の他の部材との絶縁を確保しなければならない。そのため、接合部近傍に必要なスペースが増大し、コイルエンドが大きくなるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コイルエンドを大きくすることなく、溶接時の絶縁被膜の損傷を防止できる回転電機の固定子及び回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機の固定子は、
固定子コイルを収納する複数のスロットが形成された円環状の固定子鉄心と、
前記スロット内に収納された複数の分割コイルを接続して構成される前記固定子コイルとからなる回転電機の固定子において、
前記分割コイルの、先端に第一端末部を有する第一端末線は、前記スロットの内周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部を径方向外側に跨いで前記分割コイルエンド部の外周側に引き回され、
前記第一端末線と接合される他の分割コイルの、先端に第二端末部を有する第二端末線は、前記スロットの外周側端部から前記固定子の軸方向に引き出され、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ、前記第一端末線と前記第二端末線の素線を長手方向に垂直に拡張するように潰し加工され、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面同士が周方向に重なるように重ねられ、
前記第一端末部の径方向外側の先端と、前記第二端末部の軸方向上側の先端が重なる角部を溶融して固着しているものである。
また、この発明に係る回転電機の固定子は、
固定子コイルを収納する複数のスロットが形成された円環状の固定子鉄心と、
前記スロット内に収納された複数の分割コイルを接続して構成される前記固定子コイルとからなる回転電機の固定子において、
前記分割コイルの、先端に第一端末部を有する第一端末線は、前記スロットの内周側端部から前記固定子の軸方向に引き出され、
前記第一端末線と接合される他の分割コイルの、先端に第二端末部を有する第二端末線は、前記スロットの外周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部を径方向内側に跨いで前記分割コイルエンド部の内周側に引き回され、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ、前記第一端末線と前記第二端末線の素線を長手方向に垂直に拡張するように潰し加工され、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面同士が周方向に重なるように重ねられ、
前記第一端末部の軸方向上側の先端と、前記第二端末部の径方向内側の先端が重なる角部を溶融して固着しているものである。
また、この発明に係る回転電機の固定子は、
固定子コイルを収納する複数のスロットが形成された円環状の固定子鉄心と、
前記スロット内に収納された複数の分割コイルを接続して構成される前記固定子コイルとからなる回転電機の固定子において、
前記分割コイルの、先端に第一端末部を有する第一端末線は、前記スロットの内周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部上に沿うように径方向外側に折り曲げられ、
前記第一端末線と接合される他の分割コイルの、先端に第二端末部を有する第二端末線は、前記スロットの外周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部上に沿うように、径方向内側に折り曲げられ、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ、前記第一端末線と前記第二端末線の素線を長手方向に垂直に拡張するように潰し加工され、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ他の前記分割コイルの前記分割コイルエンド部上で、軸方向上方に向かって更に折り曲げられ、
前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面同士が周方向に重なるように重ねられ、
前記第一端末部の軸方向上側の先端と、前記第二端末部の軸方向上側の先端が重なる角部を溶融して固着しているものである。
また、この発明に係る回転電機は、上述のいずれかの回転電機の固定子と、
前記固定子の内周側に回転可能に支持された回転子と、
前記固定子と前記回転子を収納するフレームとを備えたものである。
この発明に係る回転電機の固定子によれば、
端末線の端末部を潰し加工し、それらを潰し加工された面同士が重なるように重ねて角部を溶接するので、薄板状に成形していない端末線同士を並べて溶接する場合と比較して、溶融部の体積を小さくすることができる。これにより、端末線の溶融に必要な入熱量を小さくでき、溶融部以外の固定子コイルの温度上昇が抑えられ、固定子コイルの絶縁被膜の損傷を防止できる。
また、この発明に係る回転電機によれば、上記固定子を備えているので回転電機の絶縁性能を向上できる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機の断面模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係る分割コイルの正面図と側面図である。 この発明の実施の形態1に係る分割コイルを固定子鉄心に取り付ける工程を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る端末線の要部拡大斜視図と要部拡大側面図である。 この発明の実施の形態1に係る端末線の要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る端末線の接合部を周方向から見た図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の要部斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の2本の端末線の接合部を含む固定子コイルの断面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子の要部斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る端末線の要部拡大斜視図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子及び回転電機を、図を用いて説明する。
この明細書中で、「周方向」、「径方向」、「内側」、「外側」というときは、特に断らない限り、固定子の「周方向」、「径方向」、「内側」、「外側」をいう。また、コイルエンド部の高さについていう「高い」とは、固定子鉄心の中心から見た高さの状態をいう。また、上方とは、固定子の中心から軸方向に離れる方向をいう。
図1は、回転電機100の断面模式図である。
図2は、回転電機100の固定子10の要部断面図である。
回転電機100は、固定子10と回転子20と、これらを内部に保持するフレーム3で構成される。
固定子10は、略円筒形であり、固定子鉄心11と、固定子鉄心11に巻回される固定子コイル12からなる。固定子鉄心11は、一般的には鉄系の材料からなる薄板の磁性板を複数枚積層して構成されている。固定子10は、略円筒形のフレーム3の内側に嵌合、固定され、フレーム3に対して軸受5によって回転可能に支持された回転子20と組み合わされて回転電機100を構成する。
フレーム3は、固定子10や回転子20を機械的に保持し、かつ固定子10の放熱経路となるものであり、一般的には鉄やアルミニウム等の金属素材が用いられる。回転子20は、回転軸21に固定された略円筒形の回転子鉄心22と、回転子鉄心22の外周面に取り付けられた永久磁石23とを備えている。
固定子鉄心11は、環状のヨークである外側鉄心11bと、外側鉄心11bの内側に嵌合する内側鉄心11aからなる。内側鉄心11aは、放射状に配置された複数のティース14を有し、各ティース14の内周側の先端が隣接するティース14と連結部11cによって結合されている。隣り合うティース14の間に挟まれ、固定子コイル12が収納される部分がスロット15である。
図3(a)は、分割コイル12Bの正面図である。
図3(b)は、分割コイル12Bの側面図である。
各分割コイル12Bの端末部は接合のために加工されるが、図3(a)、(b)は加工前の状態を示している。
固定子コイル12は、3つ、或いは、それ以上の相数のコイルからなり、さらに各相のコイルは、複数の分割コイル12Bで構成されている。すなわち、複数の分割コイル12Bを直列あるいは並列、または直並列に接合して1相の固定子コイル12が構成されている。
固定子コイル12のスロット収納部12a、12bは、スロット15内に配置される。図1に示す、固定子鉄心11の軸方向の端面から軸方向に延出した部分がコイルエンド部12e、12fである。コイルエンド部12eにて分割コイル12B同士の接合や、その他必要なワイヤの引き回しとそのワイヤの接合を行う。反対側のコイルエンド部12fには、分割コイル12B同士の接合部は無い。
固定子コイル12を構成する分割コイル12Bは、単一あるいは複数のティース14を跨ぐように、絶縁処理されたワイヤ(素線)が1回あるいは複数回巻回されている。分割コイル12Bは、図3(b)に示すような亀甲型のコイルである。分割コイル12Bを構成するワイヤは、銅やアルミといった導電率の高い金属素材によるワイヤが用いられ、絶縁性の樹脂被膜で覆われている。
次に、分割コイル12Bを用いて固定子鉄心11に固定子コイル12を構成する方法を説明する。
図4(a)〜図4(c)は、分割コイル12Bを固定子鉄心11に取り付ける工程を示す図である。
前述したように内側鉄心11aにおいて、各ティース14は、最内周部が連結部11cにより連結されており、ティース14に挟まれた固定子コイル12が配置されるスロット15の外周側は開放された形状となっている。
ここで、内側鉄心11aにおいて、各スロット15の開放されている外周側をスロット15の入口、連結されている内周側をスロット15の底とする。事前に、図3に示すような2ターン巻いて多角形状に形成した分割コイル12Bをスロット15の個数分作成する。
次に、図4(a)に示すように、各スロット15の入口から全ての分割コイル12Bの2本のスロット収納部12aをスロット15内に挿入する。その後、図4(b)に示すように、内側鉄心11aを半時計回りに回転させて、先にスロット15内に収納した2本のスロット収納部12aと反対側の、全ての分割コイル12Bの2本のスロット収納部12bを、所定の数のティース14を跨いだ別のスロット15内に同時に挿入する。
次に、図4(c)に示すように、外側鉄心11bを内側鉄心11aの外周側に嵌め込むことで固定子10を組み立てることができる。このとき、分割コイル12Bの端末線12S−IN(第一端末線)は、スロット15の底(内周側端部)に配置され、端末線12S−OUT(第二端末線)は、スロット15の一番入口側(外周側端部)に配置される。分割コイル12B同士の接合は、端末線12S−INの先端の端末部12T−IN(第一端末部)と、他の分割コイル12Bの端末線12S−OUTの先端の端末部12T−OUT(第二端末部)との間で実施する。
分割コイル12Bの端末部12T−INと、他の分割コイル12Bの端末部12T−OUTは、例えばアーク溶接、レーザ溶接、抵抗溶接等の溶接工法によって電気的かつ機械的に接合する。このとき、スロット15の底に配置された端末線12S−INは、他の分割コイル12Bの分割コイルエンド部12Beを径方向に、内側から外側に跨ぐ必要がある。
次に、分割コイル12Bの端末部12T−INと他の分割コイル12Bの端末部12T−OUTの接続について更に詳細に説明する。
図5は、固定子10の要部斜視図である。分割コイルエンド部12Beの集合体は、模式的に円筒形状で表している。分割コイルエンド部12Beは、図3(b)の分割コイル12Bにおいて、上部で左右のスロット収納部12a、12b同士を繋いでいる部分である。分割コイルエンド部12Beは、周方向に全周に渡って連なって配置されている。なお、図1に示すコイルエンド部12eとは、分割コイルエンド部12Be及び、それらの接合部、その他、固定子鉄心11の軸方向の端面から上方に飛び出したコイルの配線全体を指す。
スロット15内に配置された分割コイル12Bのワイヤの内、スロット15の底に配置された端末線12S−INは、スロット15から軸方向に引き出された後、他の分割コイル12Bの分割コイルエンド部12Beを跨ぐように固定子鉄心11の軸方向の上方で固定子10の径方向外側に曲げられている。
図6(a)は、端末線12S−IN、12S−OUTの要部拡大斜視図である。
図6(b)は、端末線12S−IN、12S−OUTの要部拡大側面図である。
図7は、長手方向に垂直な断面が丸形の場合における端末線12S−IN、12S−OUTの要部拡大斜視図である。
以下では元のワイヤとして、断面が四角形のワイヤを用いて説明するが、例えば図7のような断面が丸形の丸線でも同様に適用可能である。
端末線12S−IN、12S−OUTの端末部12T−IN、12T−OUTは、ワイヤが長手方向Yに対して垂直方向Yに拡張するように、薄板状に塑性変形を加えられている。潰し加工された端末部12T−IN、12T−OUTの幅をWとすると、長さLは、Wよりも大きな値とする。元々分割コイル12Bにはその表面に絶縁被膜が施されているが、少なくとも潰し加工された端末部12T−IN、12T−OUTの長さLの範囲までは絶縁被膜を除去してある。図6(b)に示すように、端末部12T−IN、12T−OUTの周方向の一端面である面SUのみが凹むように潰し加工を施しているが、両面を均等に潰し加工しても良い。このように面SUのみに段差を設け、図5に示すように、段差のある面SU同士を接合すると接合部に段差ができず絶縁性能を向上できる。
また、端末部12T−IN、12T−OUTの周方向の厚さTは、元のワイヤの周方向の幅Dの1/2を越えないように薄く加工している。図7は、元のワイヤが丸線の場合であり、この場合は、薄板状部の厚さTを線径D2の1/2を越えないように加工する。
固定子コイル12に用いるワイヤは、一般的に導電率の高い銅やアルミニウム製であり、これらの金属は比較的展性が高いので元の導体幅の1/2を越えない厚さまで潰しても亀裂等の欠陥は生じにくい。一方、ワイヤの絶縁被膜は一般的に有機化合物からなり、銅やアルミニウムほどの展性が無いため、ワイヤに過大な塑性変形を加えると絶縁被膜が損傷してしまう。しかし、本発明で薄板状に潰し加工を施す箇所は、その後の接合のために予め絶縁被膜が除去してある。そのため、元の導体幅の1/2を越えない厚さになるまで端末部12T−IN、12T−OUTに潰し加工を施しても構わない。
このように端末部12T−IN、12T−OUTを加工する理由を説明する。ワイヤ同士の接合は固定子10の多くのスロット15から延出する端末線12S−IN、12S−OUTに対して実施する場合があり、そのときには端末部12T−IN、12T−OUTの溶接部同士が、スロットのピッチに合わせて並んで配置される場所が生じる。
しかし、端末部12T−IN、12T−OUTの厚さを元のワイヤの周方向の幅の1/2を越えない範囲として薄板状に加工し、それらを重ね合わせて溶接すれば、2つの端末部12T−IN、12T−OUTを重ねても元のワイヤの周方向の幅以下に抑えることができる。薄板状に加工していないワイヤ同士を溶接する場合と比べて隣接する溶接部の空間距離を長くでき、必要な絶縁距離を確保できる。
さて、コイルエンド部12eは、固定子コイル12の全長を短くし、巻線抵抗値を下げるためおよび、回転電機の軸方向高さを押さえるために、この部分を構成するワイヤ間の隙間が最小になるようにしている。したがって、図5に示すように端末線12S−INを固定子10の外周側に引き回すために分割コイルエンド部12Beの間を径方向に貫通させることは困難であり、分割コイルエンド部12Beを上述のように跨ぐ必要がある。
このとき、分割コイルエンド部12Beの表面に沿って径方向外側に向かって端末線12S−INを引き回しているが、分割コイルエンド部12Beと端末線12S−INは、それぞれ絶縁被膜を有しているため、お互いに接触しても絶縁は確保される。但し、絶縁被膜だけでの絶縁では不十分な場合には、分割コイルエンド部12Beと端末線12S−INとの間に絶縁紙あるいは絶縁フィルムを挟んでもよい。端末線12S−INの端末部12T−INは、分割コイルエンド部12Beの集合体の外周面より更に径方向外側に飛び出した位置に配置する。
この端末線12S−INと接合される端末線12S−OUTは、スロット15の一番外周側の入り口に配置され、端末線12S−INと同様にスロット15から軸方向上方に引き出される。端末線12S−OUTは、スロット15から引き出された後、内周側から分割コイルエンド部12Beを外側に跨いできた端末線12S−INの端末部12T−INの先端部と同じ高さに、端末部12T−IN、12T−OUT同士の潰し加工された面SU同士が重なるように配置される。
薄板状に潰した2つの端末部12T−IN、12T−OUTは、同じ高さに、周方向に重ねて配置されることになるが、端末部12T−IN、12T−OUTの向きは90度異なっており、端末線12S−INと端末線12S−OUTが直交するように重なっている。図5では1対の端末線12S−INと端末線12S−OUTしか記載していないが、実際のワークではこれが周方向に並んで配置されている。
2つの端末部12T−IN、12T−OUTを重ねた後は、図8に示すように薄板状部分の外周側の角部12Kにおいて両者を接合する。接合方法としては、比較的安価な設備で接合可能で、十分な耐熱性や強度を持った接合部が得られるアーク溶接を適用する。
図8は、2本の端末線12S−INと端末線12S−OUTの接合部Sを周方向から見た図である。端末部12T−IN、12T−OUTが直交して周方向に重ねられ、重なった部分の角部12Kに溶接をおこなうことにより溶融部12Yが形成されている。
本発明の実施の形態1に係る、回転電機100の固定子10及び回転電機100によれば、端末線12S−IN、12S−OUTの端末部12T−IN、12T−OUTを薄板状に加工し、それらを潰し加工された面SU同士が重なるように重ねて角部12Kを溶接するので、薄板状に成形していない端末線同士を並べて溶接する場合と比較して、溶融部12Yの体積を小さくすることができる。その結果、端末線12S−IN、12S−OUTの溶融に必要な入熱量を小さくでき、溶融部12Y以外の固定子コイル12の温度上昇が抑えられ、固定子コイル12の絶縁被膜の損傷を防止できる。これにより、固定子10と固定子10を用いる回転電機100の絶縁性能を向上できる。
また、端末部12T−IN、12T−OUTを薄板状に加工する際には、できるだけワイヤ(導体)の長手方向には拡張させず、長手方向に垂直に拡張するように加工する。これにより、ワイヤの断面積を減少させることなく断面形状のみを変形できるので、溶融部12Yの体積が減少しているにも関わらず溶融部12Yの近傍のワイヤの体積は減少していない。そのため、溶接部近傍でのワイヤの熱容量も減少しておらず、入熱量の低減がそのまま絶縁被膜部での温度上昇量の低減効果として得られる。
さらに、端末部12T−IN、12T−OUTを溶接する際には、溶接部近傍において2つの端末部12T−IN、12T−OUTを治具で挟みこんでおき、端末部12T−IN−IN、12T−OUT同士を密着させておく必要がある。その際、本発明のように端末部12T−IN、12T−OUTを薄板状に成形しておくと、成形していない場合と比較して治具と端末部12T−IN、12T−OUTとの接触面積を広く取ることができる。これにより、ワークである端末線12S−IN、12S−OUTから治具への熱伝達が多くなり、溶融部12Y以外の固定子コイル12の温度上昇を抑え、絶縁被膜の損傷を防止する効果が得られる。
また、上述したように端末部12T−IN、12T−OUT間の溶接にはアーク溶接を用いる。アーク溶接は、ワークへのアーク放電による熱エネルギーによりワークを溶融して接合させるものである。本発明のように端末部12T−IN、12T−OUTの角部12Kを溶接する場合には、アーク放電が角部12Kに集中し易いので、溶接位置が安定するという効果も得られる。
なお、重ね合わせた端末部12T−IN、12T−OUTの角部12Kのみを溶接することで溶融部12Yの体積を小さくするということは、溶融部12Yにおいて各ワイヤの断面積が減少していることになる。従って、単位長さ当たりのインピーダンスは、溶融部12Yにおいては固定子コイル12の他の線部より高くなってしまう。しかし、端末部12T−IN、12T−OUT同士を接合した後の固定子コイル12全体の長さに対して溶融部12Yの総延長の割合はごく僅かであるため、固定子コイル12のインピーダンスに対する影響はほとんどない。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子及び回転電機を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図9は、固定子210の要部斜視図である。分割コイルエンド部12Beの集合体は、模式的に円筒形状で表している。
実施の形態1の端末線12S−IN、12S−OUTの端末部12T−IN、12T−OUT同士は、分割コイルエンド部12Beの径方向外側で接合されていたのに対して、本実施の形態の端末線212S−IN、212S−OUTの端末部212T−IN、212T−OUT同士は、分割コイルエンド部12Beの径方向内側で接合している。よって、分割コイルエンド部12Beを径方向に跨いでいるのは、外側の端末線212S−OUTである。その他の構成及び効果については、実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子及び回転電機を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図10は、2本の端末線312S−INと端末線312S−OUTの接合部S3を含む固定子コイル12の断面図である。端末部312T−IN、312T−OUTが直交して周方向に重ねられ、重なった部分の角部312Kに溶接をおこなうことにより溶融部312Yが形成されている。
実施の形態1では、図6〜図8に示すように、端末線12S−IN、12S−OUTの端末部12T−IN、12T−OUTは、長手方向に垂直な断面が四角形のワイヤをそのまま押し潰して広げたような形状としていたが、本実施の形態では、端末線312S−INの端末部312T−INも、端末線312S−OUTの端末部312T−OUTも、分割コイルエンド部12Be側にのみ張り出すように薄板状に潰し加工して形成されている。
図5において、分割コイルエンド部12Beの集合体の断面上部を四角形状に描いていたが、実際のところ当該部分はワイヤを曲げて構成されており、ワイヤは、ある程度の曲率をもって曲げられる。従って実際には分割コイルエンド部12Beの上部の四角形状部は円弧状となる。
そこで、図10に示すように端末部312T−IN、312T−OUTの薄板状部分を分割コイルエンド部12Be側にだけに偏って張り出す形状にしても分割コイルエンド部12Beと干渉することはない。
本発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子及び回転電機によれば、薄板状部分を分割コイルエンド部12Be側に偏らせることによって、固定子鉄心11から溶融部312Yまでの長さを抑えることが可能であり、製品の全長を低減することができる。
接合部S3を形成する端末部312T−IN、312T−OUTを分割コイルエンド部12Beの外周側に配置することにより固定子の中心軸から溶融部312Yまでの距離が短くなるので、溶融部312Yとフレーム3との絶縁距離を確保しやすくなる。
なお、実施の形態2のように、端末部同士の接合部S3を分割コイルエンド部12Beの内周側に配置した場合においては、フレーム3の軸受保持部31と溶融部312Yとの絶縁距離を確保しやすくなる。これによりフレーム3内において、絶縁確保のために必要なスペースを縮小することができるので製品全体の小型化が可能となる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子及び回転電機を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、固定子410の要部斜視図である。端末線412S−INの端末部412T−INと端末線412S−OUTの端末部412T−OUTとの接合部S4を周方向から見た図である。
図12は、端末線412S−OUTの要部拡大斜視図である。図11において分割コイルエンド部12Beの集合体は、模式的に円筒形状で表している。
端末部412T−IN、412T−OUTが直交するように周方向に重ねられ、重なった部分の角部412Kに溶接をおこなうことにより溶融部が形成されている。実施の形態1では、端末線12S−INの薄板状に潰し加工して成形した端末部12T−INは、端末線12S−INから連続して真っ直ぐに形成されており、同様に、端末線12S−OUTの薄板状に成形した端末部12T−OUTは、端末線12S−OUTから連続して真っ直ぐに形成されていた。本実施の形態では、図11に示すように、スロット15の内周側に配置された端末線412S−INは、スロット15から軸方向に引き出された後、分割コイルエンド部12Beに沿って径方向外側に向かって曲げられる。曲げられた後の端末線412S−INは、分割コイルエンド部12Beの上に位置しており、実施の形態1のように完全に分割コイルエンド部12Beを乗り越えるところまで引き延ばさない。
スロット15の外周側に配置された端末線412S−OUTも同様に、スロット15から軸方向に引き出された後、分割コイルエンド部12Beに沿って径方向内側に向かって曲げられる。曲げられた後の端末線412S−OUTも分割コイルエンド部12Beの上に位置しており完全に分割コイルエンド部12Beを乗り越えるところまで引き延ばさない。
更に、端末部412T−INと端末部412T−OUTを軸方向上方に向かって約45度折り曲げている。端末部412T−INと端末部412T−OUT自体の形状は実施の形態1で説明した形状と同じである。薄板状の端末部412T−IN、412T−OUTの根元部分に上述の曲げ加工を施している。
このように、端末部412T−IN、412T−OUTを分割コイルエンド部12Beの上で向き合うように引き回し、薄板状の端末部412T−IN、412T−OUTが周方向に重なるようにする。このとき、端末部412T−IN、412T−OUTは、その根元から上方に向かってそれぞれ45度程度曲げられているので、2本の端末部412T−IN、412T−OUT同士は直交するように重ね合わされる。2つの端末部412T−IN、412T−OUTを周方向に重ね合わせた後、角部412Kに溶接を施すことによって端末線同士を接合する。
本発明の実施の形態4に係る、回転電機の固定子410及び回転電機によれば、端末線412S−IN、412S−OUTの端末部412T−IN、412T−OUTの接合部S4を分割コイルエンド部12Beの上に配置する場合でも、端末部412T−INと端末部412T−OUTを直交させることができる。これにより実施の形態1と同様の効果を奏する。
なお、接合部S4を含めたコイルエンド全体の軸方向の高さは実施の形態1の形状よりも高くなってしまうことは避けられない。しかしながら、固定子およびフレームの形状により分割コイル間の接合部同士の絶縁距離が確保できない場合や、分割コイルの接合部と、フレームと鉄心の溶接部との距離が近くなり過ぎて必要な絶縁距離を取れない等の理由により、分割コイルエンド部の内周側や外周側に分割コイル間の接合部を配置できない場合であっても、コイル接合時の絶縁被膜の損傷を防止できるという効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 回転電機、10,210,410 固定子、11 固定子鉄心、
11a 内側鉄心、11b 外側鉄心、11c 連結部、12 固定子コイル、
12B 分割コイル、12Be 分割コイルエンド部、
12K,312K,412K 角部、12Y,312Y 溶融部、
12S−IN,12S−OUT,212S−IN,212S−OUT,312S−IN,312S−OUT,412S−IN,412S−OUT 端末線、
12T−IN,12T−OUT,212T−IN,212T−OUT,312T−IN,312T−OUT,412T−IN,412T−OUT 端末部、
12a,12b スロット収納部、12e,12f コイルエンド部、3 フレーム、
31 軸受保持部、5 軸受、D 幅、D2 線径、S,S3,S4 接合部、
14 ティース、15 スロット、20 回転子、21 回転軸、22 回転子鉄心、
23 永久磁石。

Claims (7)

  1. 固定子コイルを収納する複数のスロットが形成された円環状の固定子鉄心と、
    前記スロット内に収納された複数の分割コイルを接続して構成される前記固定子コイルとからなる回転電機の固定子において、
    前記分割コイルの、先端に第一端末部を有する第一端末線は、前記スロットの内周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部を径方向外側に跨いで前記分割コイルエンド部の外周側に引き回され、
    前記第一端末線と接合される他の分割コイルの、先端に第二端末部を有する第二端末線は、前記スロットの外周側端部から前記固定子の軸方向に引き出され、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ、前記第一端末線と前記第二端末線の素線を長手方向に垂直に拡張するように潰し加工され、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面同士が周方向に重なるように重ねられ、
    前記第一端末部の径方向外側の先端と、前記第二端末部の軸方向上側の先端が重なる角部を溶融して固着している回転電機の固定子。
  2. 固定子コイルを収納する複数のスロットが形成された円環状の固定子鉄心と、
    前記スロット内に収納された複数の分割コイルを接続して構成される前記固定子コイルとからなる回転電機の固定子において、
    前記分割コイルの、先端に第一端末部を有する第一端末線は、前記スロットの内周側端部から前記固定子の軸方向に引き出され、
    前記第一端末線と接合される他の分割コイルの、先端に第二端末部を有する第二端末線は、前記スロットの外周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部を径方向内側に跨いで前記分割コイルエンド部の内周側に引き回され、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ、前記第一端末線と前記第二端末線の素線を長手方向に垂直に拡張するように潰し加工され、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面同士が周方向に重なるように重ねられ、
    前記第一端末部の軸方向上側の先端と、前記第二端末部の径方向内側の先端が重なる角部を溶融して固着している回転電機の固定子。
  3. 固定子コイルを収納する複数のスロットが形成された円環状の固定子鉄心と、
    前記スロット内に収納された複数の分割コイルを接続して構成される前記固定子コイルとからなる回転電機の固定子において、
    前記分割コイルの、先端に第一端末部を有する第一端末線は、前記スロットの内周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部上に沿うように径方向外側に折り曲げられ、
    前記第一端末線と接合される他の分割コイルの、先端に第二端末部を有する第二端末線は、前記スロットの外周側端部から前記固定子の軸方向に引き出されて、他の分割コイルの分割コイルエンド部上に沿うように、径方向内側に折り曲げられ、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ、前記第一端末線と前記第二端末線の素線を長手方向に垂直に拡張するように潰し加工され、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれ他の前記分割コイルの前記分割コイルエンド部上で、軸方向上方に向かって更に折り曲げられ、
    前記第一端末部と前記第二端末部は、それぞれの長手方向が直交し、潰し加工された面同士が周方向に重なるように重ねられ、
    前記第一端末部の軸方向上側の先端と、前記第二端末部の軸方向上側の先端が重なる角部を溶融して固着している回転電機の固定子。
  4. 前記第一端末部及び前記第二端末部の周方向の厚さは、前記第一端末線及び前記第二端末線を構成する前記素線の周方向の厚さの1/2を越えない請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記第一端末部及び前記第二端末部は、前記分割コイルエンド部側にのみ拡張するように潰し加工されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記第一端末部及び前記第二端末部は、周方向の一端面のみが凹むように潰し加工され、前記第一端末部及び前記第二端末部は、凹ませた面同士が向かい合って接合されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の固定子と、
    前記固定子の内周側に回転可能に支持された回転子と、
    前記固定子と前記回転子を収納するフレームとを備えた回転電機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114465389A (zh) * 2020-11-09 2022-05-10 丰田自动车株式会社 定子

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