JP2015151117A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易に脱着することが可能なエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 エアバッグ装置20は、展開時に車両の外側で少なくともフード4又はウインドシールド6の一部を覆うエアバッグ10と、エアバッグ10内にガスを噴出するガス発生器11と、膨張前のエアバッグ10及びガス発生器11を収納するカバー底部材21と、エアバッグ10を収納したカバー底部材21を覆うカバー蓋部材22と、車両1の車体に取り外し可能に支持されると共に、カバー底部材21及びカバー蓋部材22を取り外し可能に支持するブラケット29と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両が衝突対象と衝突した時等の緊急時に、インフレータ等のガス発生器からのガスにより車両外部に膨張展開して、衝突対象や車両にかかる衝撃を緩和するためのエアバッグ装置の技術分野に属するものである。
従来、車両と歩行者等との衝突時に、エアバッグを車両のボンネット後方及びピラー部分の外側に膨張させ、該歩行者等が車両と再衝突する衝撃を緩和させるものがある。
例えば、ボンネットフードの後縁とカウルトップの前縁との間に車体左右方向に延びるエアバッグモジュールを配置し、空気吸入口やワイパー等の配置に影響を与えることなく、高剛性のダンパハウジングで支持したエアバッグ装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−62488号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエアバッグ装置は、カウルトップよりも前方に設置され、ボンネットフードとカウルトップの間でフードの車幅方向の寸法と同等の長さを有するため、車体に対する脱着が困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、容易に脱着することが可能なエアバッグ装置を提供することである。
本実施形態のエアバッグ装置は、
展開時に車両の外側で少なくともフード又はウインドシールドの一部を覆うエアバッグと、
前記エアバッグ内にガスを噴出するガス発生器と、
膨張前の前記エアバッグ及び前記ガス発生器を収納するカバー底部材と、
前記エアバッグを収納した前記カバー底部材を覆うカバー蓋部材と、
前記車両の車体に取り外し可能に支持されると共に、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材を取り外し可能に支持するブラケットと、
を備える
ことを特徴とする。
本実施形態のエアバッグ装置は、
前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の長手方向に延びる面に対向して、少なくとも前記カバー底部材、前記カバー蓋部材、又は前記ブラケットのいずれかに固定されるストッパ
を備える
ことを特徴とする。
本実施形態のエアバッグ装置は、
前記ストッパは、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の前記フード側において固定される
ことを特徴とする。
本実施形態のエアバッグ装置は、
前記カバー底部材のカバー底部及び前記ブラケットは、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成される
ことを特徴とする。
本実施形態のエアバッグ装置は、
展開時に車両の外側で少なくともフード又はウインドシールドの一部を覆うエアバッグと、
前記エアバッグ内にガスを噴出するガス発生器と、
膨張前の前記エアバッグ及び前記ガス発生器を収納するカバー底部材と、
前記エアバッグを収納した前記カバー底部材を覆うカバー蓋部材と、
前記車両の車体に取り外し可能に支持されると共に、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材を取り外し可能に支持するブラケットと、
を備えるので、
組み立て作業時に、前記ブラケットを車体に取り付けるだけで容易に脱着することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置は、
前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の長手方向に延びる面に対向して、少なくとも前記カバー底部材、前記カバー蓋部材、又は前記ブラケットのいずれかに固定されるストッパ
を備えるので、
前記エアバッグの膨張時の圧力によって、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の長手方向が倒壊又は変形することを抑制することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置は、
前記ストッパは、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の前記フード側において固定されるので、
前記エアバッグの膨張時に前記エアバッグが前記フードの下方に進入することを抑制することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置は、
前記カバー底部材のカバー底部及び前記ブラケットは、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成されるので、
下方のエンジンルームのスペースを広く使用することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置が作動後の車両を示す。 本実施形態のエアバッグ装置の作動前の車両の一部を示す。 本実施形態のエアバッグ装置とブラケットを示す。 本実施形態のエアバッグ装置をブラケットに取り付けた状態を示す斜視図である。 本実施形態のエアバッグ装置をブラケットに取り付けた状態を示す平面図と正面図である。 図5のVI−VI断面を示す図である。 図5のVII−VII断面を示す図である。 本実施形態のエアバッグ装置にカウルカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。 本実施形態のエアバッグ装置にカウルカバーを取り付けた状態を示す平面図である。 図9の各X−X断面を示す図である。 他の実施形態を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明にかかる実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ装置が作動後の車両を示す。図2は、本実施形態のエアバッグ装置の作動前の車両の一部を示す。なお、図1の車両において、車幅方向を第1方向A、第1方向Aに直交する前後方向を第2方向Bと定義する。
本実施形態のエアバッグ装置20では、展開後、図1に示すように、エアバッグ10が、車両1のフロントピラー2の一部、フード4の一部、及びウインドシールド6の一部を覆うU字状の状態となる。なお、フード4の一部及びウインドシールド6の一部を覆い車両1の車幅方向に延びるI字状に展開してもよい。
図2に示すように、作動前のエアバッグ装置20は、フード4とウインドシールド6の間の隙間で、カウルトップ7に挟まれた箇所に設置される。エアバッグ装置20は、本体28aの中央に孔28bが形成されたカウルカバー28で覆われる。図1に示したエアバッグ10は、この孔28bから飛び出して膨張する。
したがって、エアバッグ装置20を車両1のカウルトップ7の位置に配置することが可能となり、スペースを有効に活用することができると共に、エアバッグ10の設置位置からウインドシールド6等の上方の展開位置までの距離が近くなり、エアバッグ10をウインドシールド6等の上方に迅速に展開させることが可能となる。
図3は、本実施形態のエアバッグ装置とブラケットを示す。図4は、本実施形態のエアバッグ装置をブラケットに取り付けた状態を示す斜視図である。図5は、本実施形態のエアバッグ装置をブラケットに取り付けた状態を示す平面図と正面図である。図6は、図5のVI−VI断面を示す図である。図7は、図5のVII−VII断面を示す図である。
本実施形態のエアバッグ装置20は、エアバッグ10と、ガス発生器11と、カバー底部材21と、カバー蓋部材22と、を備える。エアバッグ装置20は、ブラケット29を介して車体に取り付けられる。
カバー底部材21は、カバー底部21aと、カバー底部21aの端縁から上方に突出するカバー下壁部21bと、を有する。カバー底部材21は、折り畳まれたエアバッグ10及びエアバッグ10内に設置されたガス発生器11を収納する。カバー底部材21のカバー底部21aとカバー下壁部21bは、一体に形成してもよいし、別々の部材を一体に取り付けて形成してもよい。
カバー底部21aは、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成される。すなわち、カバー下壁部21bは、上端の中央部が両端よりも若干高いがほぼ直線状に形成されて、上端から下端までの距離が中央部よりも両端が長く形成される。
カバー蓋部材22は、カバー蓋部22aと、カバー蓋部22aの端縁の若干内側から下方に突出するカバー上壁部22bと、カバー上壁部22bの下方外側から短手方向にそれぞれ突出した第1取付部22cと、カバー蓋部22aから車幅方向に突出した第2取付部22dと、カバー蓋部22aから短手方向の一方に突出した第3取付部22eと、を有する。
カバー蓋部22aは、板状の部材であって、長手方向における中央部が両端よりも若干上方に突出した形状に形成される。カバー上壁部22bの内周は、カバー下壁部21bの外周よりも若干大きい相似形状であって、カバー下壁部21bの外周側に嵌め込まれる。
第1取付部22cは、ブラケット29に係合する。また、第2取付部22d及び第3取付部22eはカウルカバー28に係合する。
ブラケット29は、板状の部材であって、エアバッグ装置20のカバー底部材21のカバー底部21aの面形状と同様の形状を有する。すなわち、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成される。ブラケット29には、長手方向の端部近傍に支持孔29aが形成される。支持孔29aに螺子又はピン等を挿入し、車体と共締めされることで、車体に固定される。
ブラケット29を、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成することで、下方のエンジンルームのスペースを広く使用することが可能となる。なお、突出する量は、20mm以上あると好ましい。
ブラケット29には、第1支持部91が取り付けられる。第1支持部91は、板状の部材を直角に屈曲したL字状の部材であって、一方の面91aをブラケット29に溶接等によって取り付け、他方の面91bをブラケット29の上面に対して垂直方向又は略垂直方向となるように取り付ける。そして、他方の面91bに対して第1支持部91のカバー蓋部材22のカバー上壁部22bに形成された第1取付部22cが対向するようにエアバッグ装置20を設置して、螺子又はピン等で止める。第1支持部91のL字状の端部には、一方の面91a及び他方の面91bにそれぞれに直交するフランジ91cが形成されている。このフランジ91cによって、高強度とすることが可能となる。
カバー底部材21には、第1支持部91と同様に板状の部材を直角に屈曲したL字状の第4取付部23を有する。第4取付部23は、一方の面23aをカバー下壁部21bの短手方向に溶接等によって取り付け、他方の面23bをブラケット29の上面に取り付ける。第4取付部23のL字状の端部には、一方の面23a及び他方の面23bにそれぞれに直交するフランジ23cが形成されている。このフランジ23cによって、高強度とすることが可能となる。
このように、あらかじめエアバッグ装置20とブラケット29を取り付けることができ、組み立て作業時には、ブラケット29を車体に取り付けるだけで容易に装着することが可能となる。また、修理の際には、ブラケット29を車体から外さず、記カバー底部材21及びカバー蓋部材22のみを取り外せばよいので、容易に脱着することが可能となる。
また、カバー蓋部材22には、第1支持部91より高強度の板状の部材を直角に屈曲したL字状のストッパ24を有する。ストッパ24は、一方の面24aをカバー蓋部材22のカバー上壁部22bの長手方向に溶接等によって取り付け、他方の面24bをブラケット29の上面に取り付ける。第4取付部23のストッパ24には、一方の面24a及び他方の面24bにそれぞれに直交するフランジ24cが形成されている。このフランジ24cによって、高強度とすることが可能となる。なお、ストッパ24は、カバー上壁部22b又はブラケット29のどちらか一方のみに取り付けられ、他方は対向して配置する構造でもよい。
したがって、エアバッグ10の膨張時の圧力によって、カバー底部材21のカバー下壁部21b及びカバー蓋部材22のカバー上壁部22bの長手方向が倒壊又は変形することを抑制し、その結果、エアバッグ10がフード4の下方に進入することを抑制することが可能となる。
さらに、カバー底部材21及びカバー蓋部材22の長手方向の両面には、水受け部材25が取り付けられている。水受け部材25は、断面U字状の雨樋のような形状をしている。水受け部材25は、カバー蓋部材22の長手方向の中央部側より端部側が下方に形成される。
水受け部材25は、水受け支持部材26を介してカバー底部材21及びカバー蓋部材22にピン等の固着部材27によって取り付けられる。水受け支持部材26は、一例として、U字状に形成され、一端側をカバー底部材21及びカバー蓋部材22に、他端側を水受け部材25の側壁25aに固着されればよい。また、水受け支持部材26は、他の例として、L字状に形成され、一端側をカバー底部材21及びカバー蓋部材22に、他端側を水受け部材25の底壁25bに固着されればよい。なお、固着部材27による固着は、ピンに限らず、螺子、リベット、又は溶接等でもよい。なお、水受け部材25は、少なくともカバー底部材21及びカバー蓋部材22のいずれか1つに取り付ければよい。
このように、水受け部材25を取り付けることによって、水の流れをエンジンルームの側方に導くことが可能となる。
エアバッグ10は、あらかじめガス発生器11を収納し、折り畳まれてカバー底部材21に収納される。エアバッグ10は、図1に示したように、車両1の車幅と同程度に展開するが、収納時には、図2に示したように、車幅よりも短く収納される。そのため、エアバッグ10は、図7に示すように、取付時の車幅方向に対応するカバー底部材21の長手方向の両端側に、展開時にカバー底部材21よりも車幅方向の外側に位置する一部を重ねて折り畳むことが好ましい。
このように折り畳むことで、カバー底部材21よりも車幅方向の外側に位置するエアバッグ10の膨張速度を速くさせることが可能となる。なお、このように折り畳まれたエアバッグ10は、カバー底部材21の長手方向の両端側が中央部よりも厚くなる。しかしながら、カバー底部材21のカバー底部21aは、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成され、カバー底部材21の収納スペースは、長手方向の両端側が中央部よりも深いので、エアバッグ10を的確に収納することが可能となる。
図8は、本実施形態のエアバッグ装置にカウルカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。図9は、本実施形態のエアバッグ装置にカウルカバーを取り付けた状態を示す平面図である。図10は、図9の各X−X断面を示す図である。
図10(a)は、図9のXa−Xa断面を示す図、図10(b)は、図9のXb−Xb断面を示す図である。図10(c)は、図9のXc−Xc断面を示す図である。
本実施形態のエアバッグ装置20は、上方をカウルカバー28で覆われる。しかしながら、カウルカバー28の本体28aには、中央に孔28bが形成されているので、カバー蓋部材22のカバー蓋部22aの一部は外側に露出することとなる。また、膨張時には、カバー蓋部22aは、カウルカバー28の孔28bに対応する位置で開削することが好ましい。
カウルカバー28は、板状の部材であって、カバー蓋部材22のカバー蓋部22aの面形状と同様の面形状を有する。したがって、カウルカバー28がエアバッグ装置20に取り付けられる際には、カウルカバー28とカバー蓋部22aの蓋端部22a1は孔28bの周囲でオーバーラップして接触することとなる。そして、図10(a)に示すように、カバー蓋部22aの孔28bに対応する部分は、カバー蓋部材22の短手方向の断面において、カウルカバー28の表面よりもカウルカバー28の厚み分だけ凹んだ状態となる。ただし、カウルカバー28とカバー蓋部22aの間には、水抜き用の極小さい隙間が形成されることが好ましい。
カウルカバー28は、カバー蓋部材22の第2取付部22d及び第3取付部22eで取り付けられる。第2取付部22d及び第3取付部22eの上面は、カバー蓋部22aの上面と面一であることが好ましい。
第2取付部22dは、長手方向の両端から突出して形成される。第2取付部22dには、孔22d1が形成され、図10(b)に示すようなカウルカバー28の係合部28cと孔22d1が係合することによって、カウルカバー28がカバー蓋部材22に取り付けられる。
第3取付部22eは、短手方向の少なくとも一方から突出して形成される。カウルカバー28は、第3取付部22eに螺子、ピン、又はリベット等によって取り付けられる。
このように、カウルカバー28をカバー蓋部材22に取り付けることによって、フード4とウインドウ6の間の通常カウルトップ7が配置される位置にエアバッグ装置を配置することができるので、スペースを有効に活用することが可能となる。また、カウルカバー28のみを加工して連結することができるので、既存の車両にも取り付けることが可能となる。
また、カウルカバー28とカバー蓋部材22は孔28bの周囲でオーバーラップして取り付けられるので、多少の位置ズレが生じた場合でも、位置ズレが目立たず、外観品質に与える影響を最小限に抑えることが可能となる。
さらに、カバー蓋部22aの孔28bに対応する部分は、カバー蓋部材22の短手方向の断面において、カウルカバー28の表面よりもカウルカバー28の厚み分だけ凹んだ状態となるが、カウルカバー28とカバー蓋部材22には極小の隙間を形成してあるので、水をためることなく、該隙間から下方へ流し、水受け部材25を通って排水することが可能となる。
図11は、カバー蓋部材22の他の形態を示す図である。
図11に示す他の実施形態では、カバー蓋部材22の周縁に蓋端部22a1が形成されている。蓋端部22a1は、カバー蓋部22aの上面からカウルカバー28の厚み程度低い段差からなる。この蓋端部22a1にカウルカバー28をオーバーラップして取り付けることで、カウルカバー28の上面と、カバー蓋部22aの上面が同一面又は略同一面に形成される。したがって、エアバッグ装置20を車両1に設置した際の見栄えを良くすることが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態のエアバッグ装置20は、展開時に車両1の外側で少なくともフード4又はウインドシールド6の一部を覆うエアバッグ10と、エアバッグ10内にガスを噴出するガス発生器11と、膨張前のエアバッグ10及びガス発生器11を収納するカバー底部材21と、エアバッグ10を収納したカバー底部材21を覆うカバー蓋部材22と、車両1の車体に取り外し可能に支持されると共に、カバー底部材21及びカバー蓋部材22を取り外し可能に支持するブラケット29と、を備えるので、容易に脱着することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置20は、カバー底部材21及びカバー蓋部材22の長手方向に延びる面に対向して、少なくともカバー底部材21、カバー蓋部材22、又はブラケット29のいずれかに固定されるストッパ24を備えるので、エアバッグ10の膨張時の圧力によって、カバー底部材21及びカバー蓋部材22の長手方向が倒壊又は変形することを抑制することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置20は、ストッパ24は、カバー底部材21及びカバー蓋部材22のフード4側において固定されるので、エアバッグ10の膨張時にエアバッグ10がフード4の下方に進入することを抑制することが可能となる。
本実施形態のエアバッグ装置20は、カバー底部材21のカバー底部21a及びブラケット29は、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成されるので、下方のエンジンルームのスペースを広く使用することが可能となる。
なお、前述の例は、本発明に係るエアバッグ装置20の実施の形態の一例に過ぎず、本発明は特許請求の範囲に記載された事項の範囲内でエアバッグ装置20の各構成要素は種々変形又は組み合わせ可能である。
1…車両、2…フロントピラー、3…フェンダ、4…フード、5…ルーフ、6…ウインドシールド、7…カウルトップ、10…エアバッグ、11…ガス発生器、20…エアバッグ装置、21…カバー底部材、22…カバー蓋部材、23…第4取付部、24…ストッパ、25…水受け部材、28…カウルカバー、29…ブラケット

Claims (4)

  1. 展開時に車両の外側で少なくともフード又はウインドシールドの一部を覆うエアバッグと、
    前記エアバッグ内にガスを噴出するガス発生器と、
    膨張前の前記エアバッグ及び前記ガス発生器を収納するカバー底部材と、
    前記エアバッグを収納した前記カバー底部材を覆うカバー蓋部材と、
    前記車両の車体に取り外し可能に支持されると共に、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材を取り外し可能に支持するブラケットと、
    を備える
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の長手方向に延びる面に対向して、少なくとも前記カバー底部材、前記カバー蓋部材、又は前記ブラケットのいずれかに固定されるストッパ
    を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記ストッパは、前記カバー底部材及び前記カバー蓋部材の前記フード側において固定される
    ことを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記カバー底部材のカバー底部及び前記ブラケットは、長手方向における中央部が両端よりも上方に突出した形状に形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のエアバッグ装置。
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