JP6269524B2 - 歩行者保護エアバッグ装置 - Google Patents

歩行者保護エアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6269524B2
JP6269524B2 JP2015024549A JP2015024549A JP6269524B2 JP 6269524 B2 JP6269524 B2 JP 6269524B2 JP 2015024549 A JP2015024549 A JP 2015024549A JP 2015024549 A JP2015024549 A JP 2015024549A JP 6269524 B2 JP6269524 B2 JP 6269524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
airbag
width direction
vehicle width
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015024549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016147547A (ja
Inventor
直哉 東町
直哉 東町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015024549A priority Critical patent/JP6269524B2/ja
Priority to CN201610077099.4A priority patent/CN105857244B/zh
Priority to US15/017,870 priority patent/US10000180B2/en
Priority to EP16154614.8A priority patent/EP3056392B8/en
Publication of JP2016147547A publication Critical patent/JP2016147547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269524B2 publication Critical patent/JP6269524B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R21/36Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using airbags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R2021/0002Type of accident
    • B60R2021/0004Frontal collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R2021/003Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks characterised by occupant or pedestian
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R2021/346Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians means outside vehicle body

Description

本発明は、歩行者保護エアバッグ装置に関する。
自動車などの車両において、フード後端部の下面側からエアバッグを膨張展開させて歩行者を保護する歩行者保護エアバッグ装置が知られている。このような歩行者保護エアバッグ装置として、特許文献1には、フード後端部の下面側に車両幅方向に沿ってエアバッグケースが配置され、このエアバッグケース内にエアバッグ及びインフレータが収納された構造が開示されている。
特開2004−168111号公報
ところで、意匠性を向上させる観点から、フードの高さを低くし、かつ、ワイパをフード下まで移動させた車両がある。しかしながら、フードの高さを低くすれば、パワーユニットとフードとの隙間が狭くなる。特に、フード後端部における車両幅方向の中間部分は、インテークマニホールド等の部材の上方に位置しており、パワーユニットとフードとの隙間が狭くなっている。また、後方にはワイパが配置されているため、エアバッグケースを配置するスペースを確保するのが困難となっている。
本発明は上記事実を考慮し、フードとパワーユニットとの隙間が狭い車両であっても、フード後端部の下面側にエアバッグケースを配置することができる歩行者保護エアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、ード後端部の下面側かつパワーユニット室の外側に、カウルルーバよりも車両上側に隙間をあけて配置されると共に、車両幅方向の中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面高さが前記中間部分よりも車両幅方向外側の一対の一般部における断面高さよりも低く形成され、車両幅方向を長手方向とするエアバッグケースと、前記エアバッグケースの前記一対の一般部に収納された一対のインフレータと、前記エアバッグケースに折り畳んで収納され、前記インフレータが発生させるガスの圧力で前記フード後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方側へ膨張展開するエアバッグと、を有する。
請求項1に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、フード後端部の下面側に車両幅方向を長手方向とするエアバッグケースが配置されており、このエアバッグケースには、一対のインフレータが収納されている。また、エアバッグケースには、エアバッグが折り畳んで収納されており、このエアバッグは、インフレータが発生させるガスの圧力でフード後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方側へ膨張展開する。これにより、歩行者との衝突時にインフレータが作動してエアバッグを膨張展開させることで、歩行者を保護することができる。
ここで、一対のインフレータは、エアバッグケースにおける車両幅方向の中間部分に対して、車両幅方向両側に収納されており、この中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面高さが一般部における断面高さよりも低く形成されている。これにより、パワーユニットとフード後端部との隙間が狭い車両であっても、フード後端部の下面側にエアバッグケースを配置することができる。
また、請求項1に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、ワイパとエアバッグケースとが干渉することなく、ワイパをより車両前方側へ移動させることができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、エアバッグケースがパワーユニットから熱の影響を受けるのを抑制することができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、エアバッグケースをカウルルーバに対して隙間をあけて配置することで、パワーユニットからの振動がエアバッグケースへ直接伝達されるのを抑制することができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、請求項に記載の発明において、前記エアバッグケースの前記中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面の車両前後方向に沿った長さが一般部における断面の車両前後方向に沿った長さよりも短かく形成されている。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、ワイパとエアバッグケースとが干渉することなく、ワイパをより車両前方側へ移動させることができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、ード後端部の下面側に配置されると共に、車両幅方向の中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面高さが前記中間部分よりも車両幅方向外側の一対の一般部における断面高さよりも低く形成され、車両幅方向を長手方向とするエアバッグケースと、前記エアバッグケースの前記一対の一般部に収納された一対のインフレータと、前記エアバッグケースに折り畳んで収納され、前記インフレータが発生させるガスの圧力で前記フード後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方側へ膨張展開するエアバッグと、を有し、前記一対のインフレータは、前記中間部分に配置された連結ブラケットによって連結されると共に、該連結ブラケットを介して前記フード後端部に取り付けられている。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、連結ブラケットによって一対のインフレータをまとめてフード後端部に取り付けることができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、請求項に記載の発明において、前記インフレータは、車両幅方向に延在されて車両幅方向外側の端部にガス噴出部を備えており、前記一対のインフレータは、平面視で車両幅方向に直線状に配置されている。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、請求項又はに記載の発明において、前記エアバッグケースの前記中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面の車両前後方向に沿った長さが一般部における断面の車両前後方向に沿った長さよりも短かく形成されている。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、請求項の何れか1項に記載の発明において、前記エアバッグケースは、パワーユニット室の外側に配置されている。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置は、請求項に記載の発明において、前記エアバッグケースは、カウルルーバよりも車両上方に隙間をあけて配置されている。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、一対のインフレータのガス噴出部からガスが噴出されると、インフレータにはそれぞれ車両幅方向内側へ反力が作用する。ここで、一対のインフレータは、平面視で車両幅方向に直線状に配置されており、かつ、連結ブラケットで連結されているため、ガス噴出時の反力を打ち消すことができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、ワイパとエアバッグケースとが干渉することなく、ワイパをより車両前方側へ移動させることができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、エアバッグケースがパワーユニットから熱の影響を受けるのを抑制することができる。
請求項に記載の本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置では、エアバッグケースをカウルルーバに対して隙間をあけて配置することで、パワーユニットからの振動がエアバッグケースへ直接伝達されるのを抑制することができる。
以上、説明したように、請求項1に係る発明によれば、フードとパワーユニットとの隙間が狭い車両であっても、フード後端部の下面側にエアバッグケースを配置することができるという優れた効果を有する。
また、請求項1に係る発明によれば、ワイパをより車両前方まで移動させることができ、意匠性を向上させることができる。
請求項に係る発明によれば、パワーユニットから発生する熱によってエアバッグケースの温度が上昇するのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項に係る発明によれば、エアバッグケースの取付状態を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項に係る発明によれば、ワイパをより車両前方まで移動させることができ、意匠性を向上させることができる。
請求項に係る発明によれば、一対のインフレータをそれぞれ別々のブラケットを介してフード後端部に取り付けた構成と比較して、部品点数の削減及び省スペース化を図ることができるという優れた効果を有する。
請求項に係る発明によれば、一対のインフレータからガスが噴出された場合であっても、インフレータの取付状態を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項に係る発明によれば、ワイパをより車両前方まで移動させることができ、意匠性を向上させることができる。
請求項に係る発明によれば、パワーユニットから発生する熱によってエアバッグケースの温度が上昇するのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項に係る発明によれば、エアバッグケースの取付状態を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置の要部を示す平面図であり、エアバッグが収納された非作動状態を示す図である。 図1の2−2線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 図1の3−3線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置が搭載された車両の前部を示す斜視図であり、エアバッグが膨張展開された作動状態を示す図である。 第2実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置を構成する連結ブラケットを示す斜視図である。 第3実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置を構成する連結ブラケットを示す斜視図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図4を参照して、本発明に係る歩行者保護エアバッグ装置の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印LHは車両幅方向の車両左側を示している。また、以下の説明で特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の左右を示すものとする。
図4に示されるように、本実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置10(以下、適宜「エアバッグ装置10」と称する。)を備えた車両12のエンジンルーム(パワーユニット室)16の上方には、フード18が設けられている。このフード18の車両後方には、ウインドシールドガラス20が配置されている。ウインドシールドガラス20は、車両後方斜め上方へ向けて傾斜しており、このウインドシールドガラス20の下部20Aがフード18の後端部18Aに対して車両後方から対向している。
フード18の前端部は、図示しないフードロックによって通常はロック状態とされている。また、フード18の後端部18Aの車両幅方向両側には、図示しないフードヒンジが配置されている。フードヒンジは、車体に固定されるヒンジベースと、一端部がフードに固定されると共に他端部がヒンジベースにピン結合され、結合点回りに揺動可能とされたヒンジアームと、を含んで構成されている。さらに、フード18の後端部18Aの車両幅方向両側には、歩行者との衝突時にロッド30を上昇させてフード18の後端部18Aを持ち上げるポップアップ装置14が配置されている。なお、図4では、ガス発生手段が作動することによりロッド30が上昇してフード18の後端部18Aを持ち上げる構成が採用されているが、これに限らず、他の構成を適用してもよい。例えば、リンク機構によってフード18の後端部18Aをポップアップさせてもよい。
図2に示されるように、フード18は、車両外側に配置されてフード18の意匠面を形成するフードアウタパネル22と、エンジンルーム16側に配置されてフードアウタパネル22を補強するフードインナパネル24と、を含んで構成されている。また、フードインナパネル24には、車両下方側へ膨らみ、かつ、車両幅方向に沿って延在する膨出部24Aが形成されている。膨出部24Aは、フード18の後端部18Aよりも車両前方側へオフセットした位置に形成されている。
また、フード18の後端部18Aの下方には、ワイパアーム26が配置されている。ここで、ワイパアーム26の基端側は、図示しないピボット軸に取り付けられており、ワイパアーム26の先端側には、図示しないワイパブレードが取り付けられている。そして、フードインナパネル24における膨出部24Aの車両後方側で、かつ、ワイパアーム26よりも車両前方側のスペースにエアバッグ装置10が配置されている。
(歩行者保護エアバッグ装置の全体構成)
図1に示されるように、エアバッグ装置10は、エアバッグケース28を備えており、このエアバッグケース28には、一対のインフレータ32が収納されている。一対のインフレータ32は、エアバッグケース28における車両幅方向の両端部である後述する一般部28Aに収納されており、それぞれ車両幅方向を長手方向としてエアバッグケース28内の前端部に配置されている。
また、本実施形態のインフレータ32は、一例として、所謂シリンダタイプのインフレータを採用しており、平面視で車両幅方向に間隔をあけて略直線状に配置されている。ここで、図3に示されるように、一対のインフレータ32にはそれぞれ、金属製の板材からなる取付ブラケット34が接合されている。取付ブラケット34は、インフレータ32を車両下方側から支持するように配置されており、膨出部24Aの下面側へ延びている。そして、取付ブラケット34は、ボルト36及びウエルドナット38によって膨出部24Aに締結固定されている。具体的には、フードインナパネル24の上面側からスペーサ部材40を挟んでボルト36が挿通されており、このボルト36が取付ブラケット34に設けられたウエルドナット38に捩じ込まれて締結固定されている。
図1に示されるように、一対のインフレータ32は、それぞれ車両幅方向外側の端部にガス噴出部32Aを備えており、このガス噴出部32Aにおける周壁部には複数のガス噴出口が形成されている。また、インフレータ32の車両幅方向内側の軸芯部には、図示しないスクイブ(点火装置)が配置されており、インフレータ32の内部には、燃焼することにより大量のガスを発生するガス発生剤が充填されている。
また、インフレータ32の内部には、発生した高温のガスを冷却するためのクーラント及びガス発生剤が燃焼した際に生じる砕片を除去するためのフィルタ等が収容されている。なお、本実施形態のインフレータ32は、ガス発生剤を用いるタイプのものであるが、高圧ガスが封入されたタイプのインフレータを用いてもよい。
さらに、インフレータ32は、車体フロアの中央部に配置された図示しないコントローラ(エアバッグECU)と接続されている。コントローラは、車両12の前端部に車両幅方向を長手方向として配置された図示しないフロントバンパに配置された衝突検知センサ(図示省略)或いは衝突予知センサ(図示省略)と接続されている。衝突検知センサとしては、例えば、フロントバンパリインフォースメントの前面側にフロントバンパに沿って長尺状の圧力チューブ又は圧力チャンバ及び圧力センサを配置するチャンバ方式や光ファイバ方式等が適用可能である。また、衝突予知センサとしては、例えば、歩行者等の衝突体との衝突をミリ波レーダやステレオカメラを使って予知するプリクラッシュセンサ等が適用可能である。
ここで、図2及び図3に示されるように、エアバッグケース28には、エアバッグ42が収納されている。エアバッグ42は、一例として、二枚の基布の外周部を縫製することにより袋状に構成されており、蛇腹折りやロール折りなどの所定の折り畳み方によって折り畳まれた状態でエアバッグケース28内に収納されている。
また、エアバッグ42は、インフレータ32が発生させるガスの圧力でフード18の後端部18Aとウインドシールドガラス20との間から車両後方側へ膨張展開するように構成されている。
さらに、エアバッグ42は、図4に示されるように、膨張展開した状態(膨張展開状態)で車両幅方向の中央部に配置される中央バッグ部42Aと、中央バッグ部42Aの車両幅方向の両端部から車両後方且つ車両上方へ延在される側方バッグ部42Bとを備えている。このため、歩行者との衝突時には、膨張展開した中央バッグ部42Aによってウインドシールドガラス20の下部20Aの前面が覆われ、側方バッグ部42Bによって左右一対のフロントピラー21の少なくとも下部の前面が覆われる。
(エアバッグケースの構成)
次に、本実施形態のエアバッグケース28について説明する。図1に示されるように、エアバッグケース28は、フード18の後端部18Aの下面に配置されており、車両幅方向を長手方向とする長尺の略箱状に形成されている。なお、本実施形態では、一例として、繊維強化樹脂(FRP)などの樹脂材料でエアバッグケース28を形成しているが、これに限らず、樹脂以外の材料で形成してもよく、例えば、金属でエアバッグケース28を形成してもよい。
また、エアバッグケース28は、図2に示されるように、フードインナパネル24の下面に沿って配置されたケースアッパ46と、ケースアッパ46の下方に配置されてケースアッパ46とで閉断面を構成するケースロア44とを含んで構成されている。
ケースアッパ46は、フード18の後端部18Aと膨出部24Aとに跨って配置されている。また、ケースアッパ46の前端部には、車両下方へ前側係止部46Aが突設されており、ケースアッパ46の後端部には、車両下方へ後側係止部46Bが突設されている。
一方、ケースロア44は、車両前後方向の両端側が上下に延在された断面略U字状に形成されており、ケースロア44の前端部には、前側係止部46Aと対応する位置に前側係止孔44Aが形成されている。また、ケースロア44の後端部には、後側係止部46Bと対応する位置に後側係止孔44Bが形成されている。そして、ケースロア44の前側係止孔44Aにケースアッパ46の前側係止部46Aが挿通されており、ケースロア44の後側係止孔44Bにケースアッパ46の後側係止部46Bが挿通されている。このようにして、ケースアッパ46とケースロア44とが係止されてエアバッグケース28が構成されている。
また、前側係止部46A及び後側係止部46Bは、車両幅方向に間隔をあけて複数形成されているため、複数の箇所でケースアッパ46とケースロア44とが係止されている。ここで、インフレータ32からガスが発生すると、エアバッグ42が膨張し、この膨張圧によってケースアッパ46の後側係止部46Bとケースロア44の後側係止孔44Bとの係止状態が解除される。そして、フード18の後端部18Aとウインドシールドガラス20との間から車両後方側へエアバッグ42が膨張展開する。
また、エアバッグケース28は、カウルルーバ48よりも車両上方に隙間をあけて配置されている。具体的には、カウルルーバ48は、ウインドシールドガラス20の下端部に図示しないウェザーストリップを介して配置されており、車両幅方向に延在されている。また、カウルルーバ48の前端部48Aは、エアバッグケース28よりも車両前方側まで延在されており、この前端部48Aは、ウェザーストリップ50を介してフード18の膨出部24Aに圧接されている。このため、エアバッグケース28は、カウルルーバ48との間に隙間を設けて配置されている。また、カウルルーバ48によってエンジンルーム16とエアバッグケース28とが仕切られており、エアバッグケース28は、エンジンルーム16の外側に配置されている。
ここで、エアバッグケース28における車両幅方向の中間部分28Bを車両前後方向に沿って上下に切断した断面(図2に示されるエアバッグケース28の断面)は、この中間部分28Bよりも車両幅方向外側の一般部28Aにおける断面(図3に示されるエアバッグケース28の断面)よりも小さく形成されている。
具体的には、図1に示されるように、エアバッグケース28の後面は、一般部28Aから中間部分28Bへ向かうに従って、徐々に車両前方側に位置する形状に形成されている。すなわち、エアバッグケース28の中間部分28Bにおける後面は、一般部28Aに対して平面視で車両前方側に凹んだ形状とされている。このため、エアバッグケース28の中間部分28Bを車両前後方向に沿って上下に切断した断面の車両前後方向に沿った長さは、一般部28Aにおける断面の車両前後方向に沿った長さよりも短く形成されている。
また、図2に示されるように、エアバッグケース28における中間部分28Bには、インフレータ32が配置されていない。このため、図3に示されるように、中間部分28Bの断面高さが車両幅方向両側の断面高さよりも低く形成されている。このようにして、エアバッグケース28の中間部分28Bにおける車両前後方向に沿って上下に切断した断面は、一般部28Aの断面よりも小さく形成されている。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
車両12が歩行者と衝突する前の状態では、ポップアップ装置14及びエアバッグ装置10は非作動状態を維持している。すなわち、フード18の後端部18Aは、車両上方へ上昇されておらず、エアバッグ42は、エアバッグケース28内に折り畳まれた状態で収納されている。
この状態から、歩行者と衝突すると、フロントバンパリインフォースメントに設けられた図示しない衝突検知センサによって歩行者と衝突したことが検知される。なお、プリクラッシュセンサやステレオカメラを用いて歩行者との衝突が予知された場合も同様である。これにより、図示しないコントローラによってポップアップ装置14が作動され、フード18の後端部18Aが車両上方側へ所定の高さまで上昇(ポップアップ)される(図4参照)。
また、フード18の後端部18Aの上昇量が所定量に達すると、図示しないコントローラによってエアバッグ装置10のインフレータ32が作動される。そして、インフレータ32のガス噴出部32Aからガスが噴出され、エアバッグ42内へ供給される。これにより、エアバッグ42がエアバッグケース28内で膨張し始め、ケースアッパ46とケースロア44との係止部分に加わる引張荷重が増加していく。そして、引張荷重が所定値に達すると、ケースアッパ46の後側係止部46Bとケースロア44の後側係止孔44Bとの係止状態が解除され、エアバッグケース28が後開き状に上下に展開する。
これにより、図4に示されるように、エアバッグ42は、フード18の後端部18Aとウインドシールドガラス20の下部20Aとの間から車両後方側へ膨張展開される。そして膨張展開状態では、中央バッグ部42Aによってウインドシールドガラス20の下部20Aの前面が覆われる。また、左右一対の側方バッグ部42Bによってフロントピラー21の少なくとも下部の前面が覆われて歩行者を保護することができる。
ところで、本実施形態の車両12は、図2及び図3に示されるように、ワイパアーム26をフード18の下面側に配置して隠すことで、車両前部の意匠性を向上させている。さらに、意匠性を向上させる観点からフード18の高さを低くしているため、フード18とエンジン100との隙間が狭くなっている。特に、本実施形態では、図2に示されるように、フード18の後端部18Aにおける車両幅方向の中間部分の下方にインテークマニホールド100Aが配置されている。このため、エアバッグケース28を配置するためのスペースが狭くなっている。
ここで、本実施形態では、エアバッグケース28における車両幅方向の中間部分28Bの断面高さを一般部28Aの断面高さよりも低く形成している。これにより、フード18とインテークマニホールド100Aとの隙間が狭い場合でも、フード18の後端部18Aに下面にエアバッグケース28を配置することができる。また、本実施形態では、インフレータ32がエアバッグケース28の一般部28Aに収納されているため、中間部分28Bにおける断面は、インフレータ32の収納スペースを考慮せずに設定することができる。このようにして、エンジン100とフード18との隙間が狭い場合であっても、フード18の後端部18Aの下面にエアバッグケース28を配置することができる。
また、本実施形態では、エアバッグケース28における中間部分28Bの断面の車両前後方向に沿った長さが一般部28Aの断面の車両前後方向に沿った長さよりも短く形成されている。これにより、ワイパアーム(ワイパ)26とエアバッグケースとが干渉することなく、ワイパアーム26をより車両前方側へ移動させることができる。この結果、意匠性を向上させることができる。
また、本実施形態では、図2及び図3に示されるように、カウルルーバ48によってエンジンルーム16とエアバッグケース28とが仕切られており、エアバッグケース28がエンジンルーム16の外側に配置されている。これにより、エンジン100が高温になった場合でも、エアバッグケース28がエンジン100から熱の影響を受けて温度が上昇するのを抑制することができる。すなわち、軽量化を図るためにエアバッグケース28を樹脂材料で形成した場合であっても、熱の影響でエアバッグケース28が変形するのを抑制することができる。
さらに、本実施形態のエアバッグケース28は、カウルルーバ48によって車両下方側から支持されておらず、カウルルーバ48とエアバッグケース28との間に隙間が設けられている。これにより、エンジン100の振動がカウルルーバ48を介してエアバッグケース28へ直接伝達されるのを抑制することができる。この結果、エアバッグケース28とフード18との取付部分が緩むことなく、エアバッグケース28の取付状態を良好に維持することができる。
なお、本実施形態では、図1に示されるように、一対のインフレータ32を平面視で車両幅方向に間隔をあけて略直線状に配置したが、本発明はこれに限定しない。例えば、一方のインフレータ32の中心軸と他方のインフレータ32の中心軸とが交差するようにインフレータ32を配置してもよい。
<第2実施形態>
次に、図5を参照して、本発明に係る車両用歩行者保護エアバッグ装置の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置60(以下、適宜「エアバッグ装置60」と称する。)は、インフレータ32を連結する連結ブラケット61を設けた点を除いて前述した第1実施形態と同様の構成である。このため、連結ブラケット61の周辺の部品のみを図示して説明する。また、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
図5に示されるように、本実施形態のエアバッグ装置60では、図示しないエアバッグケースに一対のインフレータ32が収納されている。一対のインフレータ32は、それぞれ車両幅方向に延在されており、車両幅方向外側にガス噴出部32Aが設けられている。また、一対のインフレータ32は、第1実施形態と同様に、平面視で車両幅方向に略直線状に配置されている(図1参照)。
ここで、一対のインフレータ32の間には、連結ブラケット61が配置されている。連結ブラケット61は、図示しないエアバッグケースにおける車両幅方向の中間部分に収納されており、平面視で車両幅方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。
また、連結ブラケット61は、平板状の本体部62と、本体部62の車両幅方向両端部に設けられた一対の拘束部63とを含んで構成されている。本体部62は、車両上下方向を板厚方向として配置されており、この本体部62の中央部には、ボルト68が挿通される挿通孔62Aが形成されている。そして、この挿通孔62Aにボルト68を挿通して、本体部62の下方側から図示しないナットを捩じ込むことにより、本体部62をフードの後端部におけるフードインナパネルに締結することができるように構成されている。
一対の拘束部63は、それぞれ略円環状に形成されており、インフレータ32の車両幅方向内側の端部を拘束できるように構成されている。また、それぞれの拘束部63は、対向する2つの円弧状部材64によって構成されており、円弧状部材64の下端部に形成されたフランジ部64Aが重なるように配置されている。そして、この2つの円弧状部材64でインフレータ32を挟み込んだ状態で、フランジ部64Aをボルト66及び図示しないナットで締め付けることにより、インフレータ32を拘束している。なお、インフレータ32の車両幅方向内側の端部を拘束できる構造であれば、他の構造を採用してもよい。
ここで、本実施形態のインフレータ32には、環状突起部32Bが形成されており、この環状突起部32Bが拘束部63の車両幅方向外側に位置するようにインフレータ32が拘束されている。このため、インフレータ32のガス噴出部32Aからガスが噴出された際にインフレータ32に作用する車両幅方向内側の反力が連結ブラケット61に伝達されるように構成されている。
このようにして、一対のインフレータ32は、連結ブラケット61によって車両幅方向に連結されており、この連結ブラケット61を介してフードの後端部に取り付けられる。
(作用並びに効果)
本実施形態のエアバッグ装置60によれば、一対のインフレータ32の間に連結ブラケット61を配置して、この連結ブラケット61を介してインフレータ32をフードの後端部に取り付けている。これにより、一対のインフレータ32にそれぞれ別々のブラケットを接合してフードの後端部に取り付けた構成と比較して、インフレータ32とフードとの取付構造をコンパクトにすることができる。すなわち、部品点数の削減及び省スペース化を図ることができる。
また、インフレータ32の車両前後方向にブラケットの配置スペースを確保するのが困難な場合であっても、連結ブラケット61を用いることで、インフレータ32をフードの後端部に取り付けることができる。
さらに、一対のインフレータ32を車両幅方向に略直線状に配置しているため、インフレータ32のガス噴出部32Aからガスが噴出された際には、それぞれの環状突起部32Bから連結ブラケット61に対して逆向きの反力が作用する。これにより、インフレータ32に作用する反力を打ち消すことができ、インフレータ32の取付状態を良好に維持することができる。
なお、本実施形態では、インフレータ32に環状突起部32Bが設けられていたが、これに限らず、他の構造を採用してもよい。例えば、インフレータ32の車両幅方向内側の端部に、車両幅方向内側に向かって徐々に径が小さくなるテーパ部を形成した構造を採用してもよい。また、連結ブラケット61によるインフレータ32の拘束力が十分高い場合は、環状突起部32Bなどの係止構造を設けなくてもよい。後述する第3実施形態についても同様である。
<第3実施形態>
次に、図6を参照して、本発明に係る車両用歩行者保護エアバッグ装置の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置70(以下、適宜「エアバッグ装置70」と称する。)は、連結ブラケットの形状が異なる点を除いて前述した第2実施形態と同様の構成である。また、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
図6に示されるように、本実施形態のエアバッグ装置70では、図示しないエアバッグケースに一対のインフレータ32が収納されている。一対のインフレータ32は、それぞれ車両幅方向に延在されており、車両幅方向外側にガス噴出部32Aが設けられている。また、一対のインフレータ32は、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、平面視で車両幅方向に略直線状に配置されている(図1参照)。
ここで、一対のインフレータ32の間には、連結ブラケット71が配置されている。連結ブラケット71は、図示しないエアバッグケースにおける車両幅方向の中間部分に収納されており、車両幅方向を長手方向として長尺状に形成されている。また、連結ブラケット71は、車両前後方向に沿って上下に切断した断面が車両下方側に開放された略円弧状とされている。
また、連結ブラケット71の車両幅方向の中央部には、一般部よりも凹んだ凹部71Aが形成されており、この凹部71Aには、ボルト72が挿通される挿通孔71Bが形成されている。そして、この挿通孔71Bにボルト72を挿通して、下方側から図示しないナットを捩じ込むことにより、連結ブラケット71をフードの後端部におけるフードインナパネルに締結することができる。
さらに、連結ブラケット71は、インフレータ32よりも僅かに径が小さい円弧状に形成されており、この連結ブラケット71の車両幅方向の両端部には、インフレータ32の車両幅方向内側の端部が嵌合されている。このようにして、一対のインフレータ32は、連結ブラケット71によって車両幅方向に連結されており、この連結ブラケット71を介してフードの後端部に取り付けられる。
(作用並びに効果)
本実施形態のエアバッグ装置70によれば、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。また、連結ブラケット71を略円弧状に形成しているため、連結ブラケット71をフードに取り付ける際に、下方側からナットを捩じ込みやすい。これにより、取付作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、連結ブラケット71の車両幅方向の両端部にインフレータ32を嵌合したが、これに限らず、他の構造を採用してもよい。例えば、インフレータ32と連結ブラケット71とを金属製のバンド等の部材で結束する構造としてもよい。
以上、本発明の第1実施形態及〜第3実施形態に係る歩行者保護エアバッグ装置について説明したが、これらの実施形態を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、図2及び図3に示されるように、エアバッグケース28をエンジンルーム16の外側に配置したが、本発明はこれに限定しない。例えば、カウルルーバ48の前端部48Aがエアバッグケース28の下方に位置するように構成して、エアバッグケース28がウェザーストリップ50を介してカウルルーバ48に支持された構造としてもよい。
また、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせてもよい。この場合、図3に示された取付ブラケット34によってインフレータ32の車両幅方向外側をフード18に取り付け、かつ、図5に示される連結ブラケット61によってインフレータ32の車両幅方向内側をフード18に取り付けることで、取付強度を向上させることができる。第1実施形態と第3実施形態とを組み合わせた場合も同様である。
さらに、上記実施形態では、エンジンルーム16にエンジン100が搭載された構造について説明したが、本発明はこれに限定しない。例えば、電動モータが搭載された構造に適用してもよい。また、エンジン及び電動モータが搭載された構造に適用してもよい。
さらに、上記実施形態では、図4に示されるように、ポップアップ装置14が設けられた構成について説明したが、これに限らず、ポップアップ装置を備えていない車両に本発明を適用してもよい。この場合、例えば、エアバッグの膨張展開時の圧力でフードの後端部を上昇させる構成としてもよい。
10 歩行者保護エアバッグ装置
16 エンジンルーム(パワーユニット室)
18 フード
18A 後端部(フード後端部)
20 ウインドシールドガラス
28 エアバッグケース
28A 一般部
28B 中間部分
32 インフレータ
32A ガス噴出部
42 エアバッグ
48 カウルルーバ
60 歩行者保護エアバッグ装置
61 連結ブラケット
70 歩行者保護エアバッグ装置
71 連結ブラケット

Claims (7)

  1. ード後端部の下面側かつパワーユニット室の外側に、カウルルーバよりも車両上側に隙間をあけて配置されると共に、車両幅方向の中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面高さが前記中間部分よりも車両幅方向外側の一対の一般部における断面高さよりも低く形成され、車両幅方向を長手方向とするエアバッグケースと、
    前記エアバッグケースの前記一対の一般部に収納された一対のインフレータと、
    前記エアバッグケースに折り畳んで収納され、前記インフレータが発生させるガスの圧力で前記フード後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方側へ膨張展開するエアバッグと、
    を有する歩行者保護エアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグケースの前記中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面の車両前後方向に沿った長さが一般部における断面の車両前後方向に沿った長さよりも短かく形成されている請求項に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  3. ード後端部の下面側に配置されると共に、車両幅方向の中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面高さが前記中間部分よりも車両幅方向外側の一対の一般部における断面高さよりも低く形成され、車両幅方向を長手方向とするエアバッグケースと、
    前記エアバッグケースの前記一対の一般部に収納された一対のインフレータと、
    前記エアバッグケースに折り畳んで収納され、前記インフレータが発生させるガスの圧力で前記フード後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方側へ膨張展開するエアバッグと、を有し、
    前記一対のインフレータは、前記中間部分に配置された連結ブラケットによって連結されると共に、該連結ブラケットを介して前記フード後端部に取り付けられている歩行者保護エアバッグ装置。
  4. 前記インフレータは、車両幅方向に延在されて車両幅方向外側の端部にガス噴出部を備えており、
    前記一対のインフレータは、平面視で車両幅方向に直線状に配置されている請求項に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグケースの前記中間部分を車両前後方向に沿って上下に切断した断面の車両前後方向に沿った長さが一般部における断面の車両前後方向に沿った長さよりも短かく形成されている請求項又はに記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  6. 前記エアバッグケースは、パワーユニット室の外側に配置されている請求項の何れか1項に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  7. 前記エアバッグケースは、カウルルーバよりも車両上側に隙間をあけて配置されている請求項に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
JP2015024549A 2015-02-10 2015-02-10 歩行者保護エアバッグ装置 Active JP6269524B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015024549A JP6269524B2 (ja) 2015-02-10 2015-02-10 歩行者保護エアバッグ装置
CN201610077099.4A CN105857244B (zh) 2015-02-10 2016-02-03 行人保护安全气囊装置
US15/017,870 US10000180B2 (en) 2015-02-10 2016-02-08 Pedestrian protection airbag device
EP16154614.8A EP3056392B8 (en) 2015-02-10 2016-02-08 Pedestrian protection airbag device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015024549A JP6269524B2 (ja) 2015-02-10 2015-02-10 歩行者保護エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016147547A JP2016147547A (ja) 2016-08-18
JP6269524B2 true JP6269524B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=55349669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015024549A Active JP6269524B2 (ja) 2015-02-10 2015-02-10 歩行者保護エアバッグ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10000180B2 (ja)
EP (1) EP3056392B8 (ja)
JP (1) JP6269524B2 (ja)
CN (1) CN105857244B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5846192B2 (ja) * 2013-12-24 2016-01-20 トヨタ自動車株式会社 車両用歩行者保護エアバッグ装置
JP5983663B2 (ja) * 2014-03-10 2016-09-06 トヨタ自動車株式会社 歩行者保護エアバッグ装置
DE102016004110A1 (de) * 2016-04-05 2017-10-05 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Kraftfahrzeug mit Fußgänger-Airbag
JP6365585B2 (ja) * 2016-04-28 2018-08-01 トヨタ自動車株式会社 歩行者用エアバッグ装置を備えた車両前部構造
JP6747359B2 (ja) 2017-03-31 2020-08-26 豊田合成株式会社 歩行者用エアバッグ装置

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2738085B2 (ja) * 1989-11-24 1998-04-08 日産自動車株式会社 ブレーキブースタの配置構造
JPH08192769A (ja) * 1995-01-20 1996-07-30 Mitsubishi Motors Corp 車両のカウル構造
JP3644401B2 (ja) 2001-03-27 2005-04-27 トヨタ自動車株式会社 頭部保護エアバッグ装置
JP2003089333A (ja) * 2001-09-18 2003-03-25 Toyota Motor Corp フードエアバッグ装置
US6923286B2 (en) * 2002-02-26 2005-08-02 Toyoda Gosei Co., Ltd. Pedestrian protecting device
JP2003276537A (ja) * 2002-05-26 2003-10-02 Takata Corp 歩行者等の保護バッグ装置
JP4278339B2 (ja) * 2002-04-05 2009-06-10 タカタ株式会社 外面展開型エアバッグ装置
JP2004168111A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Toyoda Gosei Co Ltd 歩行者保護装置
JP4278472B2 (ja) * 2003-09-24 2009-06-17 富士重工業株式会社 歩行者保護装置
JP4308643B2 (ja) * 2003-12-19 2009-08-05 芦森工業株式会社 歩行者用エアバッグ装置
US7243754B2 (en) 2004-03-17 2007-07-17 Toyoda Gosei Co., Ltd. Pedestrian airbag system
JP2006044291A (ja) 2004-07-30 2006-02-16 Toyoda Gosei Co Ltd 歩行者保護装置
JP4403913B2 (ja) * 2004-07-30 2010-01-27 豊田合成株式会社 歩行者用エアバッグ装置
JP4342501B2 (ja) * 2005-10-18 2009-10-14 トヨタ自動車株式会社 エアバッグ装置
JP4621119B2 (ja) 2005-11-18 2011-01-26 本田技研工業株式会社 衝突物保護装置
JP4857780B2 (ja) * 2006-01-25 2012-01-18 タカタ株式会社 歩行者用エアバッグ装置
JP4291821B2 (ja) * 2006-01-25 2009-07-08 トヨタ自動車株式会社 車両用フードエアバッグ装置
JP4846606B2 (ja) * 2007-01-24 2011-12-28 本田技研工業株式会社 エアバッグ装置の配設構造
DE102009023779A1 (de) * 2009-06-03 2010-12-09 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Kraftfahrzeug mit Frontscheibenairbag
EP2520470B1 (en) 2011-05-05 2014-05-28 Autoliv Development AB A pedestrian airbag
JP2014208513A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 豊田合成株式会社 歩行者用エアバッグ装置
JP5987753B2 (ja) * 2013-03-29 2016-09-07 豊田合成株式会社 歩行者用エアバッグ装置
JP6375484B2 (ja) * 2013-04-26 2018-08-22 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ装置及びエアバッグの折り畳み方法
KR101526751B1 (ko) * 2013-12-18 2015-06-05 현대자동차주식회사 차량의 보행자 에어백
JP6406686B2 (ja) * 2014-02-19 2018-10-17 株式会社Subaru エアバッグ装置
JP6301151B2 (ja) * 2014-02-19 2018-03-28 株式会社Subaru エアバッグ装置
JP5983663B2 (ja) * 2014-03-10 2016-09-06 トヨタ自動車株式会社 歩行者保護エアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20160229373A1 (en) 2016-08-11
EP3056392B8 (en) 2019-06-12
JP2016147547A (ja) 2016-08-18
EP3056392B1 (en) 2019-05-01
EP3056392A1 (en) 2016-08-17
CN105857244B (zh) 2018-10-09
CN105857244A (zh) 2016-08-17
US10000180B2 (en) 2018-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5983663B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
JP6269524B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
KR101805330B1 (ko) 차량용 보행자 보호 에어백 장치
JP2000159048A (ja) 車両のエアバッグ装置
JP2007112183A (ja) 車外用エアバッグ装置
JP6194802B2 (ja) フード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造
JP5987849B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置及び歩行者保護装置
JP6137075B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
JP6052158B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
JP6365585B2 (ja) 歩行者用エアバッグ装置を備えた車両前部構造
JP4680292B2 (ja) 車両用フードエアバッグ装置
JP6672767B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
JP4089723B2 (ja) 車両用フードエアバッグ装置
JP2017077838A (ja) 歩行者保護エアバッグ装置の支持構造
JP6107687B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置のフード搭載構造
JP5983641B2 (ja) フード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造
JP2017171030A (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
JP6217515B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置
JP5229260B2 (ja) 車両用ニーエアバッグ装置
JP5983654B2 (ja) 車両用歩行者保護装置
JP5900483B2 (ja) 歩行者保護エアバッグ装置のフード搭載構造
JP2015217800A (ja) 歩行者保護装置
JP4100428B2 (ja) 車両用フードエアバッグ装置
KR100579451B1 (ko) 차량의 조수석 에어백 장치
JP2015136955A (ja) 歩行者保護エアバッグ装置のフード搭載構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6269524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151