JP6747359B2 - 歩行者用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフードパネルの後端近傍に配置される収納部位内に折り畳まれて収納されるエアバッグと、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備える構成の歩行者用エアバッグ装置に関する。
従来、歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグは、フードパネルの後端側を車幅方向の略全域にわたって覆い可能に、車幅方向に略沿って配置される横膨張部を備える構成として、この横膨張部を、車体側壁部と歩行者側壁部とを重ねるように平らに展開した状態から、前後方向の幅寸法と左右方向の幅寸法と縮めるように折り畳んで、収納部位内に収納される構成であった(例えば、特許文献1参照)。この歩行者用エアバッグ装置では、横膨張部において膨張完了時の前縁側における左右の中央側の部位を、インフレーターから吐出される膨張用ガスの流れの上流側部位として、この上流側部位を、横膨張部における後縁側の領域や、横膨張部の両端側から後方に延びる2つの縦膨張部を折り畳んで形成される折畳部位の下側を覆うように配置させた状態で、折り畳まれたエアバッグを収納部位に収納させていた。
特開2014−196064公報
この従来の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグの膨張初期に、収納部位内において下敷きとなっている上流側部位が、まず、内部に膨張用ガスを流入させて膨張して、折畳部位をケースの外方に押し出すことから、エアバッグを、迅速に膨張させることが可能であった。しかしながら、この従来の歩行者用エアバッグ装置では、前後縮小折りバッグを左右縮小折りして形成される左右縮小折り部が、横膨張部の前縁側から突出するように形成されてインフレーターと接続される流入口部から左右方向側で離れるように配置されていることから、インフレーターから吐出される膨張用ガスを、ダイレクトに、左右縮小折り部の展開に寄与させ難く、左右縮小折りを迅速に展開させつつ、エアバッグを、一層迅速に膨張させる点に、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、迅速にエアバッグを膨張させることが可能な歩行者用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る歩行者用エアバッグ装置は、車両のフードパネルの後端近傍に配置される収納部位内に折り畳まれて収納されるエアバッグと、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備え、
エアバッグが、
収納部位から突出するように膨張して、膨張完了時に、フードパネルの後方に配置されるカウルの上方を、車幅方向の略全域にわたって覆い可能に、車幅方向に略沿って配置される横膨張部と、
横膨張部の前端付近に配置されて、インフレーターと接続されてインフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させる流入口部と、
を備える構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
少なくとも横膨張部が、外形形状を略同一として、膨張完了時に下面側に配置される車体側壁部と、上面側に配置される歩行者側壁部と、の外周縁相互を連結させることにより、袋状とされて、
流入口部が、エアバッグの膨張完了時において、車幅方向に略沿って配置される筒状として、構成され、
エアバッグが、車体側壁部と歩行者側壁部とを重ねるように平らに展開した状態から、前後方向の幅寸法を縮めるような前後縮小折りと、左右方向の幅寸法を縮めるような左右縮小折りと、を経て、収納部位に収納可能な折り完了体を形成するように折り畳まれ、
折り完了体が、前後縮小折りにより折り畳まれた前後縮小折りバッグを、流入口部の左右の外方付近に配置させた折目を付けて折り畳むことにより、左右縮小折り部を流入口部と積層させていることを特徴とする。
本発明の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグが、左右縮小折りによって折り畳まれる左右縮小折り部を、インフレーターと接続される流入口部と積層させるように折り畳まれて、収納部位内に収納される構成であることから、エアバッグの膨張初期において、インフレーターからの膨張用ガスを内部に流入させる流入口部が、まず、筒状に膨張しつつ、左右縮小折り部を直ちにダイレクトに押圧することとなって、収納部位から、押し出すこととなる。そして、収納部位から押し出された左右縮小折り部は、折りを解消しつつ、内部に膨張用ガスを流入させて迅速に膨張を完了させることとなる。そのため、本発明の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグが、カウルの上方を車幅方向の略全域にわたって覆うように、膨張完了形状を左右に幅広としていても、左右方向の幅寸法を縮められるように折り畳まれている左右縮小折り部を、エアバッグの膨張初期において、収納部位から迅速に突出させつつ、展開膨張させることができて、エアバッグを、従来の歩行者用エアバッグ装置と比較して、一層迅速に、膨張させることができる。
したがって、本発明の歩行者用エアバッグ装置では、迅速にエアバッグを膨張させることができる。
また、本発明の歩行者用エアバッグ装置において、流入口部を、車幅方向で離れた2箇所に配設させ、インフレーターを、流入口部に対応して、車幅方向側で離れた2箇所に、配設させる構成とすれば、膨張完了時に車幅方向に沿って配置される長尺状の横膨張部を備える構成であっても、車幅方向側で離れた2箇所に配置される流入口部によって、車幅方向側(左右)でバランスよく、エアバッグを迅速に膨張させることが可能となって、好ましい。
さらに、上記構成の歩行者用エアバッグ装置において、折り完了体を、左右縮小折り部を流入口部の後側に配置させるようにして、収納部位内に収納させる構成とすれば、エアバッグの膨張初期に、膨張する流入口部によって、左右縮小折り部を後方に押し出すことが可能となって、好ましい。
さらにまた、上記構成の歩行者用エアバッグ装置において、インフレーターを、軸方向の一端側に、膨張用ガスを吐出可能なガス吐出口部を配設させたシリンダタイプとして、軸方向を車両の車幅方向に略沿わせるように配置されるとともに、ガス吐出口部を、相互に離隔した端部側に配置させて構成し、
折り完了体において車幅方向の中央側に配置される中央側折畳部を、収納部位内において、インフレーターの上側に収納させる構成とすることが、好ましい。
歩行者用エアバッグ装置をこのような構成とすれば、収納部位において、中央側折畳部を収納させる領域が、前後方向に幅広となることを抑制でき、収納部位を、コンパクトにすることができる。
本発明の一実施形態である歩行者用エアバッグ装置を搭載させた車両の平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置を搭載させた車両において、フード跳ね上げ装置の部位を示す概略縦断面図であり、図1のIII−III部位に対応する。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の概略縦断面図であり、図1のIV−IV部位に対応する。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の概略縦断面図であり、図1のV−V部位に対応する。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置を構成するケース、エアバッグ、インフレーター、取付ブラケットを示す概略分解斜視図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置で使用するエアバッグを平らに展開した状態の平面図である。 図7のエアバッグを平らに展開した状態の底面図である。 図7のエアバッグを単体で膨張させた状態の断面図であり、図7のIX−IX部位に対応する。 図7のエアバッグを単体で膨張させた状態の断面図であり、図7のX−X部位に対応する。 図7のエアバッグを構成する基材を並べた平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置で使用するケースの斜視図である。 図12のケースの平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置で使用する取付ブラケットの平面図である。 左側の取付ブラケットの正面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、ケースの底壁部に取付ブラケットを載置させた状態の部分拡大平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、ケースに取付ブラケットを使用してエアバッグとインフレーターとを取り付けた状態の左右方向に沿った部分拡大断面図である。 ケースに取付ブラケットを使用してエアバッグとインフレーターとを取り付けた状態の断面図であり、図17のXVIII−XVIII部位に対応する。 ケースに取付ブラケットを使用してエアバッグとインフレーターとを取り付けた状態の断面図であり、図17のXIX−XIX部位に対応する。 ケースに取付ブラケットを使用してエアバッグとインフレーターとを取り付けた状態の断面図であり、図17のXX−XX部位に対応する。 ケースに取付ブラケットを使用してエアバッグとインフレーターとを取り付けた状態の断面図であり、図17のXXI−XXI部位に対応する。 ケースに取付ブラケットを使用してエアバッグとインフレーターとを取り付けた状態の断面図であり、図17のXXII−XXII部位に対応する。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグの折り畳み工程を説明する概略図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグの折り畳み工程を説明する概略図であり、図23の後の工程を示す。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグの折り畳み工程を説明する概略図であり、図24の後の工程を示す。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す概略平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、インフレーターの部位においてのエアバッグが膨張を完了させた状態を示す概略縦断面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、流入口部の部位においてのエアバッグが膨張を完了させた状態を示す概略縦断面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグの膨張過程を説明する概略縦断面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグの膨張過程を説明する概略平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置において、エアバッグの膨張過程を説明する概略平面図であり、図30の後の過程を示す。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の歩行者用エアバッグ装置(以下「エアバッグ装置」と省略する)Mは、図1,3〜5に示すように、車両Vのフードパネル15の後端15c近傍となる位置に、配置されている。詳細には、エアバッグ装置Mは、フードパネル15の後端15cの略直下となる位置であって、左右のフロントピラー5L,5Rの間となる車両Vの左右方向(車幅方向)の中央側となる位置に、配置されている。実施形態の場合、エアバッグ装置Mは、フードパネル15の後端15cを上昇させるフード跳ね上げ装置25とともに作動される。なお、本明細書では、特に断らない限り、前後、上下、及び、左右の方向は、それぞれ、車両Vの前後、上下、左右の方向と一致させて、説明する。
実施形態の場合、車両Vのフロントバンパ6(図1参照)には、歩行者との衝突を検知可能な図示しないセンサが、配設されており、センサからの信号を入力させている図示しない作動回路が、センサからの信号に基づいて車両Vと歩行者との衝突を検知した際に、エアバッグ装置Mのインフレーター35を作動させるように、構成されている。また、フード跳ね上げ装置25の後述するアクチュエータ28も、作動回路による車両Vと歩行者との衝突検知時に作動されて、フードパネル15の後端15cを押し上げ(図27,28参照)、フードパネル15の後端15cとカウル7との間にエアバッグ突出用の隙間を形成することとなる。
フードパネル15は、図1に示すように、車両Vにおけるエンジンルームの上方を覆うように配設されるもので、左縁15d側と右縁15e側とにおける後端15c近傍に配置されるヒンジ部18により、車両Vのボディ1側に対して、前開きで開閉可能に連結されている。フードパネル15は、実施形態の場合、鋼板や、アルミニウム(アルミニウム合金)等の板材等からなり、図2〜5に示すように、上面側のアウタパネル15aと、下面側に位置してアウタパネル15aより強度を向上させたインナパネル15bと、を備えている。フードパネル15は、後述するフロントウィンドシールド4に合わせて、図1に示すように、後端15cを、左右方向の中央を前方に位置させ、左右両端側を後方に位置させるように、左右方向に対して湾曲させて構成されている。
フードパネル15の後縁下方(後方)には、図4,5に示すように、ボディ1側の剛性の高いカウルパネル7aと、カウルパネル7aの上方の合成樹脂製のカウルルーバ7bと、からなるカウル7が、配設されている。カウルルーバ7bは、後端側をフロントウィンドシールド4の下部4a側に連ならせるように、配設されている。このカウル7も、フードパネル15の後端15cの湾曲形状に合わせて、左右の中央を前方に位置させ、左右両端側を後方に位置させるように、左右方向に対して湾曲して、構成されている(図1参照)。また、カウル7の部位には、図1,2に示すように、ワイパ8が、配設されている。このワイパ8は、図4,5の二点鎖線に示すように、カウルルーバ7bから上方に突出するように、配設されている。フロントウィンドシールド4の左右の外方には、図1に示すように、フロントピラー5L,5Rが、配設されている。フードパネル15は、フード跳ね上げ装置25の作動時に、後端15cを押し上げられることとなるが(図27,28参照)、この後端15cの上昇移動時には、フードパネル15の前端15f側は、前端15f側に配置される通常閉塞用の図示しないフードロックストライカを係止するラッチ機構により、ボディ1側から外れることはない。
ヒンジ部18は、フードパネル15の後端15c側における左縁15dと右縁15eとに配設され(図1,2参照)、それぞれ、ボディ1側の部材であるフードリッジリインホース2に連結された取付フランジ3に固定されるヒンジベース19と、フードパネル15側に固定されるヒンジアーム21と、を備えて構成されている(図1〜3参照)。各ヒンジアーム21は、図3に示すように、板金製のアングル材を下向きに突出させるように略半円弧状に湾曲させた形状として構成され、ヒンジベース19側の元部端21aが、支持軸20を利用してヒンジベース19に対して回動可能に連結されている。また、各ヒンジアーム21は、図3に示すように、元部端21aから離れる先端21b側に、先端21bからフードパネル15の下面に略沿うように延びる連結板部22を、備える構成とされ、この連結板部22が、フードパネル15の後端15cにおける下面側に、溶接等を利用して結合されている。また、ヒンジアーム21の先端21b付近には、図3に示すように、下縁を略円形状に切り欠くように構成される切欠凹部21cが、形成されており、この切欠凹部21cの周囲の部位が、詳細な図示を省略するが、フード跳ね上げ装置25におけるアクチュエータ28の作動時においてピストンロッド30がフードパネル15の後端15cを押し上げた際に、塑性変形する塑性変形部21dとされて、図27,28に示すように、フードパネル15の後端15cの上昇を許容することとなる。各支持軸20は、図2,3に示すように、それらの軸方向を、車両Vの左右方向に沿わせるように配置されている。そして、フードパネル15を開く際には、フードパネル15の前端15f側(図1参照)を前開きで上昇させれば、各支持軸20を回転中心として、フードパネル15を前開きで開くことができる(図3の二点鎖線参照)。
フード跳ね上げ装置25は、図1〜3に示すように、エアバッグ装置Mの左右両側であって、フードパネル15の後端15c側における左縁15d,右縁15eの下方となるヒンジ部18の下方に配設されている。各フード跳ね上げ装置25は、図3に示すように、アクチュエータ28と、アクチュエータ28をボディ1側のフードリッジリインホース2に取り付ける取付ブラケット26と、を備えている。取付ブラケット26は、アクチュエータ28を保持可能な断面略U字形状として、フードリッジリインホース2に連結される取付フランジ2aに対してボルト27止めされている。アクチュエータ28は、駆動源として、図示しないガス発生器を使用しており、取付ブラケット26に保持されるシリンダ29と、シリンダ29から上方へ突出するように配設されるピストンロッド30と、を備えている。このアクチュエータ28では、シリンダ29の下端側に内蔵される図示しないガス発生器を作動させて発生する作動ガスにより、シリンダ29内に収納されるピストンロッド30の図示しないピストンを押し上げて、ピストンロッド30を上昇移動させる構成である。そして、アクチュエータ28の作動時に、上昇移動するピストンロッド30の上端30aが、フードパネル15の後端15cの下面に当接することとなり、この上昇移動するピストンロッド30の上端30aによって、図27,28に示すように、フードパネル15の後端15cが上方に押し上げられて、カウル7とフードパネル15の後端15cとの間に、膨張するエアバッグ45を突出させるための隙間が形成されることとなる。
エアバッグ装置Mは、図2,4,5に示すように、エアバッグ45と、エアバッグ45に膨張用ガスを供給するインフレーター35と、エアバッグ45とインフレーター35とを収納する収納部位としてのケース80と、折り畳まれたエアバッグ45を覆うエアバッグカバー110と、インフレーター35とエアバッグ45とをケース80側に取り付ける取付ブラケット115と、を備えている。
インフレーター35(35L,35R)は、図2,6に示すように、車幅方向側(左右方向側)で2箇所に、配設されるもので、それぞれ、軸方向を左右方向(車幅方向)に略沿って配置されて、外形形状を略円柱状としたシリンダタイプとされている。各インフレーター35は、軸方向の一端側(先端35a側)に、膨張用ガスを吐出可能なガス吐出口部36を配設させて構成されるもので、軸方向の他端側(元部35b側)から延びる図示しないリード線を介して、作動回路と電気的に接続されている。インフレーター35L,35Rは、ガス吐出口部36を備える先端35a側を相互に離隔させるようにして、車両Vに搭載されている(図2参照)。また、各インフレーター35(35L,35R)は、先端35a側を、エアバッグ45の後述する流入口部51(51L,51R)に挿入させ、流入口部51の外周側に配置される2つのクランプ39,130を利用して、エアバッグ45に対して連結される構成である(図17〜19参照)。さらに、実施形態の場合、各インフレーター35(35L,35R)は、図16の二点鎖線に示すように、ケース80における後述する端側部位89(89L,89R)の領域内に、先端35a(ガス吐出口部36)を挿入させるようにして、後述する中央側部位88と端側部位89(89L,89R)とにまたがるようにして、ケース80内に収納されている。
エアバッグ45は、図7〜10に示すように、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する袋状のバッグ本体46と、バッグ本体46をケース80に取り付ける取付ベルト62,63,64,65と、を備える構成とされている。
バッグ本体46は、膨張完了時の形状を、正面側から見て、左右に幅広の略U字形状とされるもので、左右に延びてカウル7(カウルルーバ7b)の上面側を覆う横膨張部48と、横膨張部48の左右の端部付近からそれぞれ後方へ延びて左右のフロントピラー5L,5Rの前面の下部5a側を覆う縦膨張部56L,56Rと、横膨張部48の前端付近に配置されてインフレーター35と接続される流入口部51(51L,51R)と、を備えて構成されている。バッグ本体46は、実施形態の場合、外形形状を略同一として、膨張完了時に上面側に位置する歩行者側壁部46bと、歩行者側壁部46bと対向するように下面側に位置する車体側壁部46aと、を有し、歩行者側壁部46bと車体側壁部46aとの外周縁相互を、流入口部51(51L,51R)の先端側の開口51aの領域を除いて結合(縫着)させることにより、袋状とされている。
横膨張部48は、収納部位としてのケース80から突出するように膨張して、膨張完了時に、フードパネル15の後縁(後端15c)下方のカウル7の上方を、車幅方向(左右方向)の略全域にわたって覆い可能に、車幅方向(左右方向)に略沿って配置されることとなる。具体的には、横膨張部48は、バッグ本体46の膨張完了時に、図26,27に示すように、前縁48aをフードパネル15の後端15cに近接させつつ、カウル7からフロントウィンドシールド4の下部4a側にかけての領域の上面側を覆うように、構成されている。
流入口部51(51L,51R)は、実施形態の場合、バッグ本体46を平らに展開した状態で、横膨張部48の前縁48a側から前方に突出するように形成されるもので(図6,7参照)、それぞれ、左右のインフレーター35L,35Rを挿入させて膨張用ガスを内部に流入させるように、左右方向側で対向して配設されている。この流入口部51(51L,51R)は、詳細には、横膨張部48において、縦膨張部56L,56Rよりも左右方向の内側となる位置に、形成されるもので、横膨張部48の前縁48aから前方に突出しつつ、インフレーター35を挿入させる先端側の開口51aを左右の内方に向けるように、屈曲して形成されている。すなわち、流入口部51(51L,51R)は、横膨張部48から離れた先端側を構成する先端側部位53(53L,53R)を、左右の内方の端部側を開口させ、左右の外方の端部側を閉塞させて、エアバッグ45の膨張完了時に、左右方向(車幅方向)に略沿って配置される略筒状として、構成されている。具体的には、各流入口部51(51L,51R)は、それぞれ、横膨張部48における縦膨張部56L,56Rの左右方向の内側において縦膨張部56L,56Rに隣接した領域の前縁48aから前方に突出するように形成されるもので、車両搭載時における膨張完了状態においては、ケース80の後述する端側部位89(89L,89R)に略対応した位置に、配置されることとなる(図26参照)。そして、各流入口部51L,51Rは、エアバッグ45の膨張完了時に、先端側部位53(53L,53R)をケース80内に配置させ、横膨張部48側となる元部側部位52(52L,52R)を、ケース80の突出用開口80aから突出させて、ケース80と、フードパネル15の後端15cと、の間に介在させるように、配置される構成である(図28参照)。また、横膨張部48において、膨張完了時に左右方向の中央側に配置されて、前側に流入口部51L,51Rを配設させていない中央側部位49は、図27に示すように、エアバッグ45の膨張完了時に、フードパネル15の下方に配置されず、フードパネル15の後方に配置されることとなる。
また、実施形態のエアバッグ45では、流入口部51L,51Rの内部に、図7,10に示すように、耐熱性を高めるとともに、内部に流入した膨張用ガスを左右に分岐させるためのインナチューブ54(54L,54R)が、配設されている。各インナチューブ54は、図7,11に示すように、三叉状として、流入口部51の開口51a側に形成される開口54aと、横膨張部48内に配置される領域において左右両端側に形成される開口54b,54cと、を備える構成とされている。このインナチューブ54を内部に配置させることにより、流入口部51から流入する膨張用ガスは、ダイレクトに後方に向かうことを抑制されて、左右に向かうように流れることとなる。
また、バッグ本体46内には、膨張完了時における歩行者側壁部46bと車体側壁部46aとの離隔距離を規制可能に、歩行者側壁部46bと車体側壁部46aとを連結する中央側テザー58と端側テザー59(59L,59R)とが、配設されている(図7〜10参照)。中央側テザー58は、横膨張部48から左右の縦膨張部56L,56Rの領域内にかけて配置されるもので、横膨張部48の前後の略中央となる位置において、平らに展開した状態のバッグ本体46の後縁に略沿うように、全長にわたって緩やかな曲線状として、配設されている。この中央側テザー58は、図9〜11に示すように、車体側壁部46a側に配置される車体側部位73aと、歩行者側壁部46b側に配置される歩行者側部位73bと、の2枚のテザー用基布73から、形成されている。端側テザー59(59L,59R)は、横膨張部48の前縁48a近傍であって、各流入口部51L,51Rの後方となる位置に、それぞれ、配置されている。各端側テザー59(59L,59R)は、中央側テザー58に略沿って、左右方向の内側を前側に位置させ、左右方向の外側を後側に位置させるように、左右方向に対して傾斜して形成されるもので、略左右対称形とされている。この端側テザー59も、図10,11に示すように、車体側壁部46a側に配置される車体側部位74aと、歩行者側壁部46b側に配置される歩行者側部位74bと、の2枚のテザー用基布74から、形成されている。
取付ベルト62(62L,62R),63(63L,63R),64(64L,64R),65は、それぞれ、略左右対称となる位置に配置されるもので、横膨張部48の前縁48a側と後縁48b側とからそれぞれ延びるように、形成されている。各取付ベルト62(62L,62R),63(63L,63R),64(64L,64R),65は、先端62a,63a,64a,65a側を、折り畳まれたエアバッグ45(折り完了体145)とインフレーター35とをケース80に取り付けるための取付ブラケット115(115L,115R)を使用して、ケース80側に取り付けられる構成である(図19,21,22参照)。具体的には、取付ベルト62(62L,62R)は、図7,8に示すように、横膨張部48の前縁48aにおける左右方向の端部側(縦膨張部56L,56Rの前方となる領域)から、先端62aを左右方向の中央側に向けるように配設されるもので、先端62a側に、各取付ブラケット115から突出している取付ボルト125Eを挿通可能な取付孔62bを、有している(図22参照)。この取付ベルト62L,62Rは、バッグ本体46の展開膨張時に、横膨張部48における左右両端側の部位が上方に大きく突出することを抑制するために、配設されている。取付ベルト63(63L,63R)は、図7,8に示すように、横膨張部48の後縁48bにおける縦膨張部56L,56Rとの境界部位付近から前方に延びるように配設されるもので、先端63a側に、各取付ブラケット115から突出している取付ボルト125Eを挿通可能な取付孔63bを、有している(図22参照)。これらの取付ベルト62,63は、取付孔62b,63bに、取付ブラケット115の同じ取付ボルト125Eを挿通させる構成とされるもので、ケース80への取付位置を一致されている。この取付ベルト63L,63Rは、バッグ本体46の展開膨張時に、横膨張部48が、後縁48b側を上方に大きく突出させるように膨張することを抑制するために、配設されている。取付ベルト64(64L,64R)は、図7,8に示すように、横膨張部48の前縁48aにおける流入口部51(51L,51R)の左右方向の内側近傍から前方に延びるように配設されるもので、先端64a側に、各取付ブラケット115から突出している取付ボルト125Cを挿通可能な取付孔64bを、有している(図19参照)。取付ベルト65は、図7,8に示すように、横膨張部48の前縁48aにおける左右の略中央から前方に延びるように配設されるもので、先端65a側に、取付ブラケット115Lから突出している取付ボルト125Aを挿通可能な取付孔65bを、有している(図21参照)。これらの取付ベルト64L,64R,65は、バッグ本体46の展開膨張時に、横膨張部48の前縁48a側とケース80の底壁部81との離隔距離を規制して、横膨張部48全体、特に、中央側部位49が、ケース80から大きく離隔して上方に浮き上がることを抑制するために、配設されている。
エアバッグ45は、図11に示すように、バッグ本体46において車体側壁部46aを構成する車体側基布70及び歩行者側壁部46bを構成する歩行者側基布71と、インナチューブ54を構成するインナチューブ用基布72と、中央側テザー58を構成するテザー用基布73と、端側テザー59を構成するテザー用基布74と、取付ベルト62,63,64,65を構成するベルト用基布75,76,77,78と、から、構成されている。なお、これらの基布(素材)は、ポリアミド糸やポリエステル糸等を織成して形成される織布の表面に、ガス漏れ防止用のコーティング剤を塗布させたコート布を所定形状に裁断して、形成されている。
ケース80は、フードパネル15の後端15cの略直下となる位置に配置されるもので、左右方向に略沿って配置される長尺状として構成されている。ケース80は、板金製として、図12,13に示すように、底壁部81と、底壁部81の周縁から立ち上がるように構成されて上端側を開口させて構成される周壁部82と、を備えた略箱形状として、上端側を開口させて構成されている。底壁部81は、インフレーター35とエアバッグ45とを取り付けてインフレーター35の下面側を支持する構成とされるもので、実施形態の場合、取付ブラケット115の取付ボルト125を挿通させて取付可能な多数の取付孔81aを、備えている。底壁部81に形成される取付孔81aは、図16に示すように、取付ボルト125を挿通させる部位以外にも、形成されているが、取付ボルト125挿通用ではないものは、内部に雨水等が進入した際に水分を排出させるために、形成されている。周壁部82は、前後方向側で対向する前壁部83,後壁部84と、左右方向側で対向する左壁部85,右壁部86と、を備えている。実施形態の場合、後壁部84は、エアバッグ45の後上方側への突出を容易とするために、図18〜21に示すように、上下方向側の幅寸法を、前壁部83より小さく設定されて、前壁部83よりも上端を下側に位置させる構成とされている。
また、実施形態では、ケース80は、図12,13,16に示すように、左右方向の中央側となる中央側部位88を、左右方向の両端側の端側部位89L,89R(89)よりも、前後方向側の幅寸法を小さくして、構成されている。詳細には、実施形態のケース80では、前壁部83を、左右方向に沿って連ならせ、後壁部84に段差を設けるようにして、中央側部位88と、端側部位89L,89Rと、の前後方向側の幅寸法を異ならせている。実施形態では、エアバッグ45折り畳んで形成される折り完了体145において、左右の中央側となる中央側折畳部147が、中央側部位88内において、インフレーター35の上側に収納されることとなり(図4参照)、左右両端側の蛇腹折り部位146L,146R(左右縮小折り部)が、それぞれ、流入口部51L,51R(広幅折畳部143L,143R)の後側に配置されるようにして、端側部位89L,89R内に収納されることとなる(図5及び図16の二点鎖線参照)。また、ケース80には、ケース80をボディ1側のカウルパネル7aに取り付けるためのブラケット部102が、下端付近から前後左右の外方に延びるように、複数個形成されている(図12,13参照)。
エアバッグカバー110は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の軟質合成樹脂製とされるもので、ケース80の上端側の突出用開口80aを覆うように配置されて、エアバッグ45の展開膨張時に、エアバッグ45に押されて開き可能な扉部111を、有する構成とされている(図4,5,27,28参照)。このエアバッグカバー110は、所定箇所を、図示しない取付手段を用いて、ケース80に取り付けられている。
インフレーター35(35L,35R)とエアバッグ45とをケース80側に取り付ける取付ブラケット115(115L,115R)は、図6,14に示すように、略左右対称形として、2個配置されている。各取付ブラケット115L,115Rは、それぞれ、図14,15に示すように、インフレーター35L,35Rと折り畳まれたエアバッグ45との下面側を支持するように左右方向に略沿って延びる帯状の板金製の支持部117(117L,117R)と、支持部117から下方に突出する複数の取付ボルト125(125A,125B,125C,125D,125E)と、を備える構成とされている。各支持部117は、左右方向に略沿って延びるとともに、左右方向の外方側となる外側端部119(119L,119R)を後側に位置させるように、外側端部119側を傾斜させている。また、各支持部117において、エアバッグ45の流入口部51内に挿入された状態のインフレーター35を支持する領域には、図20に示すように、前後の縁部から先端を前後方向の外方に向けつつ上側に向かって延びるように傾斜して形成されてインフレーター35を保持する保持片部120(120A,120B,120C)が、形成されている。保持片部120(120A,120B,120C)は、支持部117における左右方向の内側の領域において、左右方向側で断続的に3箇所に、形成されている。右側の取付ブラケット115Rと左側の取付ブラケット115Lとは、図6,14に示すように、車両搭載時に左右の中央側に位置する内側端部118L,118R以外は、同一の構成とされている。左側の取付ブラケット115Lは、5本の取付ボルト125A,125B,125C,125D,125Eを備える構成とされており、詳細には、取付ボルト125A,125B,125C,125D,125Eは、外側端部119L付近と、内側端部118L付近と、左右方向の内側に配置される保持片部120Aの内側と、左右方向の外側に配置される保持片部120Cの外側と、保持片部120A,120C間に配置される保持片部120Bと保持片部120Cとの間、において、それぞれ、下方に突出するように形成されている。右側の取付ブラケット115Rは、内側端部118R付近を除いて、左側の取付ブラケット115Lと同様の位置に、取付ボルト125B,125C,125D,125Eを配設させる構成とされ、内側端部118Rには、左側の取付ブラケット115Lの内側端部118Lに形成される取付ボルト125Aを挿通可能な取付孔118aを、備えている。また、右側の取付ブラケット115Rにおける内側端部118Rには、取付孔118aに取付ボルト125Aを挿通させた際に、左側の取付ブラケット115Lの内側端部118Lの前後移動を抑制するストッパ片118b,118bが、前後の縁から上方に突出するように、形成されている(図6,17,21参照)。
各取付ブラケット115は、後述する折り完了体145(エアバッグ45の流入口部51)にインフレーター35を組み付けた状態で、折り完了体145の下面側に配設させ、保持片部120A,120B間の領域において、流入口部51の外周側から、クランプ130を巻き付けることにより、このクランプ130を利用して、エアバッグ45の流入口部51及びインフレーター35と支持部117とを連結させ、エアバッグ45及びインフレーター35を取り付ける構成である(図17,18参照)。実施形態の場合、他の部位には、折り完了体145の所定箇所の外周側から支持部117にかけて、補助的に、図示しない破断可能なテープ材を巻き付けている。また、各取付ブラケット115において、外側端部119側に配設される取付ボルト125Eは、図22に示すように、エアバッグ45における取付ベルト62,63の先端62a,63a側に形成される取付孔62b,63bに挿通され、保持片部120B,120C間に配設される取付ボルト125Cは、図19に示すように、取付ベルト64の先端64a側に形成される取付孔64bに挿通される構成である。さらに、取付ブラケット115Lにおいて、内側端部118L側に配置される取付ボルト125Aは、図21に示すように、取付ベルト65の先端65a側に形成される取付孔65bに挿通される構成である。また、各取付ブラケット115は、エアバッグ45とインフレーター35を取り付けた状態で、各取付ボルト125をケース80の底壁部81から突出させ、底壁部81から突出している取付ボルト125にナット126を締結させることにより、エアバッグ45とインフレーター35とをケース80に取り付けることとなる。このとき、エアバッグ45の取付ベルト62,63,64,65も、それぞれ、先端62a,63a,64a,65a側を、ケース80側に連結されることとなる。
次に、実施形態のエアバッグ装置Mの車両Vへの搭載について説明をする。まず、エアバッグ45を、ケース80内に収納可能に折り畳む。具体的には、エアバッグ45は、車体側壁部46aと歩行者側壁部46bとを重ねるように平らに展開した状態から、前後方向側の幅寸法を縮める前後縮小折りと、左右方向側の幅寸法を縮める左右縮小折りと、を経て折り畳まれることとなる。具体的には、まず、図23及び図24のAに示すように、車体側壁部46aと歩行者側壁部46bとを重ねるように平らに展開した状態のバッグ本体46において、縦膨張部56L,56Rの領域を、横膨張部48の後縁48b近傍にかけて、取付ベルト63もともに、先端(後縁)側から、車体側壁部46a側に向かって巻くようにロール折りして、ロール折り部位141を形成する。次いで、図24のB,25のAに示すように、横膨張部48を、前縁48a近傍にかけて、左右方向に沿った折目CL1を付けて、蛇腹折りし、蛇腹折り部位142を形成する。その後、流入口部51L,51Rの部位を、先端側部位53L,53Rの後縁近傍となる位置で、折目CL1よりも折幅を大きくするように、折目CL2の部位で二つ折りして広幅折畳部143(143L,143R)を形成し(図24のB,25のA参照)、この広幅折畳部143を、折り返して、車両搭載時に蛇腹折り部位142の前面側から下面側にかけてを覆うように配置させて、前後縮小折りを完了する(図25のA,B参照)。この広幅折畳部143は、流入口部51を、元部側部位52と先端側部位53とを重ねるように、折り畳んで、形成されている。次いで、この前後縮小折りバッグ140を、図25のB,Cに示すように、流入口部51L,51Rの左右の外方付近に配置させた折目CL3を付けて、左端140a側と右端140b側とを、それぞれ、左右の中央側に接近させるように、折り返す。実施形態では、左端140a側と右端140b側との領域は、折目CL3よりも左右の外方となる位置に、複数(実施形態の場合、2つ)の折目CL4を付けて、折目CL3よりも左右の外方の領域を、広幅折畳部143に折り重ねるように、蛇腹折りして、折り畳まれる構成である。このように、折目CL3,CL4を付けて蛇腹折りして、左右縮小折り部としての蛇腹折り部位146L,146Rを形成すれば、ケース80内に収納可能な折り完了体145を形成することができる。実施形態の場合、蛇腹折り部位146L,146Rは、流入口部51L,51Rの左右の外方側の1/2程度の領域で、重なるように、形成されている。さらに、実施形態では、蛇腹折り部位146は、流入口部51を折り畳んでいる広幅折畳部143と積層されつつ、図5及び図16の二点鎖線に示すように、折りを前後方向側で重ねられるように横倒しされた状態で、ケース80の端側部位89L,89R内に収納されることとなる。なお、ケース80内に収納された状態では、広幅折畳部143は、ケース80における前壁部83及び底壁部81と、蛇腹折り部位142と、の間において、蛇腹折り部位142の前面側から下面側にかけてを覆うように配置されている。すなわち、蛇腹折り部位146L,146R(左右縮小折り部)は、広幅折畳部143(流入口部51)の後側に配置されるようにして、ケース80内に収納されることとなる。また、折り完了体145において、左右の中央側の中央側折畳部147は、図4に示すように、蛇腹折りのみにより折り畳まれる構成であり、上下方向側で折り重ねられるようにして、ケース80における中央側部位88内におけるインフレーター35の上側に、収納されることとなる。すなわち、実施形態では、折り完了体145は、図25のCに示すように、上下方向側で重ねるように折り畳んだ状態から、図6に示すように、左右両端側の蛇腹折り部位146L,146Rを、中央側折畳部147に対して後方に倒れる方向に捩るようにして、ケース80内に収納されることとなる。
エアバッグ45の折り畳み完了後には、折り完了体145の周囲に、折り崩れ防止用の破断可能なテープ材160(ラッピング材)を巻き付けておく(図6参照)。このとき、流入口部51の先端側の開口51aと、各取付ベルト62,63,64,65の先端62a,63a,64a,65a側と、は、折り完了体145から突出させておく。そして、各インフレーター35を、それぞれ、ガス吐出口部36側を開口51aから流入口部51内に挿入させ、クランプ39を用いて、流入口部51と接続させる。このとき、各インフレーター35は、ガス吐出口36を、それぞれ、蛇腹折り部位146L,146Rの左右の略中央付近の前側(下側)となる位置に配置させるように各流入口部51内に挿入されることとなる(図25のC参照)。その後、折り完了体145の下面側に、各取付ブラケット115を配置させ、クランプ130を利用して、各インフレーター35及び折り完了体145(エアバッグ45)を各取付ブラケット115と連結させる。また、折り完了体145の所定箇所と取付ブラケット115の支持部117とに、図示しない破断可能なテープ材を補助的に巻き付ける。このとき、左右の取付ブラケット115L,115Rは、左側の取付ブラケット115Lの内側端部118Lに形成される取付ボルト125Aを、右側の取付ブラケット115Rの内側端部118Rに形成される取付孔118aに挿通させることにより、連結させておく。また、各取付ベルト62,63,64,65の先端62a,63a,64a,65a側に形成される取付孔62b,63b,64b,65bに、各取付ボルト125A,125C,125Eを挿通させて、エアバッグ組付体を製造する。その後、エアバッグ組付体を、上述したごとく、蛇腹折り部位146L,146Rを中央側折畳部147に対して捩りつつ、各取付ボルト125を底壁部81から突出させるようにして、ケース80内に収納させ、底壁部81から突出している各取付ボルト125に、ナット126を締結させれば、エアバッグ45とインフレーター35とを、ケース80に取り付けることができ、また、エアバッグ45の取付ベルト62,63,64,65をケース80に連結させることができる。その後、エアバッグカバー110をケース80に取り付け、ケース80から延びるブラケット部102を、カウルパネル7aに取り付け、インフレーター35を、図示しない作動回路に接続させれば、エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、図示しない作動回路が、フロントバンパ6に配置される図示しないセンサからの信号に基づいて、車両Vの歩行者との衝突を検知した際に、フード跳ね上げ装置25のアクチュエータ28が、ピストンロッド30によりフードパネル15の後端15cを押し上げるように作動されて、フードパネル15の後端15cとカウル7との間に、エアバッグ突出用の隙間が形成されることとなる。略同時に、インフレーター35が作動されて、内部に膨張用ガスを流入させてエアバッグ45が膨張することとなり、膨張するエアバッグ45が、エアバッグカバー110の扉部111を押し開き、扉部111を押し開いて形成されるケース80の突出用開口80aから、後上方に向かって突出しつつ展開膨張して、カウル7の上面とフロントピラー5L,5Rの前面とを覆うように、膨張を完了させることとなる(図26〜28参照)。
実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ45が、左右縮小折りによって折り畳まれる左右縮小折り部としての蛇腹折り部位146L,146Rを、それぞれ、インフレーター35と接続される流入口部51L,51Rと積層させるように折り畳まれて、収納部位としてのケース80内に収納される構成であることから、エアバッグ45の膨張初期において、インフレーター35からの膨張用ガスを内部に流入させる流入口部51L,51Rが、まず、筒状に膨張しつつ、図29のA,Bに示すように、蛇腹折り部位146L,146Rを直ちにダイレクトに押圧することとなって、ケース80から、押し出すこととなる。詳細に説明すれば、各インフレーター35のガス吐出口部36から吐出される膨張用ガスは、各流入口部51において開口51aから離れた側となる左右方向の外側の端部付近の部位であるガス溜まり部51b(図25のCの二点鎖線及び図30参照)に流入して、一旦溜まるような態様となり、このガス溜まり部51bに溜まった膨張用ガスが、蛇腹折り部位146(146L,146R)をケース80から押し出すように後方に押圧することとなる。そして、ケース80から押し出された蛇腹折り部位146は、図30のA,B及び図31に示すように、折りを解消しつつ、内部に膨張用ガスを流入させて膨張することとなり、縦膨張部56を迅速に展開膨張させることが可能となる。そのため、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ45(バッグ本体46)が、カウル7の上方を車幅方向の略全域にわたって覆うように、膨張完了形状を左右に幅広としていても、左右方向の幅寸法を縮められるように折り畳まれている蛇腹折り部位146(左右縮小折り部)を、エアバッグ45の膨張初期において、ケース80から迅速に突出させつつ、展開膨張させることができて、エアバッグ45を、従来の歩行者用エアバッグ装置と比較して、一層迅速に、膨張させることができる。
したがって、実施形態のエアバッグ装置Mでは、迅速にエアバッグ45を膨張させることができる。
また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、流入口部51L,51Rが、車幅方向(左右方向)で離れた2箇所に配設され、インフレーター35L,35Rも、流入口部51L,51Rに対応して、車幅方向側で離れた2箇所に、配設される構成である。そのため、膨張完了時に車幅方向に沿って配置される長尺状の横膨張部48を備える構成であっても、車幅方向側(左右方向)で離れた2箇所に配置される流入口部51L,51Rによって、車幅方向側(左右)でバランスよく、エアバッグ45を迅速に膨張させることができる。なお、このような点を考慮しなければ、流入口部を、エアバッグにおける左右方向の一方側のみの一箇所に、配置させる構成としてもよい。
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mでは、折り完了体145は、左右縮小折り部としての蛇腹折り部位146(146L,146R)を中央側折畳部147に対して横倒しにするように、左右両端側を捩りつつ、左右縮小折り部としての蛇腹折り部位146(146L,146R)を流入口部51(51L,51R)の後側に配置させるようにして、ケース80の端側部位89(89L,89R)内に収納させていることから、エアバッグ45の膨張初期に、膨張する流入口部51によって、蛇腹折り部位146を円滑に後方に押し出すことができる。特に、実施形態のエアバッグ装置Mでは、流入口部51(51L,51R)を折り畳んで形成される広幅折畳部143(143L,143R)は、蛇腹折り部位142とケース80の底壁部81との間において、蛇腹折り部位142の前面側から下面側にかけてを覆うように配置される構成であることから、エアバッグ45の膨張初期において、内部に膨張用ガスを流入させて膨張した流入口部51(51L,51R)が、蛇腹折り部位146(146L,146R)を、ケース80の突出用開口80aから後上方に向かって突出させることとなる(図29参照)。なお、このような点を考慮しなければ、左右両端側をねじらず、流入口部を左右縮小折り部の下側に配置させるようにして、折り完了体をケースに収納させる構成としてもよく、また、ケース内への収納時に、流入口部を、蛇腹折り部位の下面側を覆うように、配置させなくともよい。
特に、実施形態のエアバッグ装置Mでは、前後縮小折りバッグ140における左端140a側と右端140b側との領域は、それぞれ、折目CL3よりも左右の外方となる位置に、複数(実施形態の場合、2つ)の折目CL4を付けて、広幅折畳部143に折り重ねるように、蛇腹折りして、折り畳まれる構成である。すなわち、実施形態のエアバッグ装置Mでは、前後縮小折りバッグ140において、各流入口部51よりも左右の外方に位置する部位を、それぞれ、全体を、流入口部51に重ねるように折り畳んで、左右縮小折り部(蛇腹折り部位146)を構成している。そのため、エアバッグ45の膨張初期に、インフレーター35のガス吐出口部36から吐出される膨張用ガスをまず流入させて膨張する流入口部51のガス溜まり部51bが、蛇腹折り部位146を、左右の略全域にわたって後方に押し出すことから、左右縮小折りにおいて折り畳まれる領域全体(換言すれば、前後縮小折りバッグ140における流入口部51よりも左右の外方の部位全体)が、ガス溜まり部51bによって押し出され、迅速に、左右縮小折りによる折りを解消するように展開することとなり、エアバッグ45を、迅速に折りを解消して、膨張を完了させることができる。このような点を考慮しなければ、前後縮小折りバッグを、端部を中央側折畳部の領域に位置させるように、単に、流入口部の左右の外方付近に配置させた折目で折り返すようにして、エアバッグを折り畳んでもよい。
さらにまた、実施形態のエアバッグ装置Mでは、折り完了体145において車幅方向の中央側に配置される中央側折畳部147は、ケース80の中央側部位88内において、インフレーター35の上側に収納される構成であることから、ケース80において、中央側折畳部147を収納させる中央側部位88が、前後方向に幅広となることを抑制でき、ケース80を、コンパクトにすることができる。
なお、実施形態では、エアバッグ45として、車体側壁部46aと歩行者側壁部46bとの外周縁相互を、縫合糸を用いて縫着させることにより袋状としたものを使用しているが、エアバッグとしては、実施形態に限られるものではなく、袋織りにより製造されたエアバッグを使用してもよい。
1…ボディ、7…カウル、15…フードパネル、15c…後端、35(35L,35R)…インフレーター、35a…先端、36…ガス吐出口部、45…エアバッグ、46…バッグ本体、46a…車体側壁部、46b…歩行者側壁部、48…横膨張部、51(51L,51R)…流入口部、80…ケース、140…前後縮小折りバッグ、145…折り完了体、146(146L,146R)…蛇腹折り部位(左右縮小折り部)、147…中央折畳部、V…車両、M…歩行者用エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. 車両のフードパネルの後端近傍に配置される収納部位内に折り畳まれて収納されるエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備え、
    前記エアバッグが、
    前記収納部位から突出するように膨張して、膨張完了時に、前記フードパネルの後縁下方のカウルの上方を、車幅方向の略全域にわたって覆い可能に、車幅方向に略沿って配置される横膨張部と、
    該横膨張部の前端付近に配置されて、前記インフレーターと接続されて前記インフレーターから吐出される前記膨張用ガスを内部に流入させる流入口部と、
    を備える構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
    少なくとも前記横膨張部が、外形形状を略同一として、膨張完了時に下面側に配置される車体側壁部と、上面側に配置される歩行者側壁部と、の外周縁相互を連結させることにより、袋状とされて、
    前記流入口部が、前記エアバッグの膨張完了時において、車幅方向に略沿って配置される筒状として、構成され、
    前記エアバッグが、前記車体側壁部と前記歩行者側壁部とを重ねるように平らに展開した状態から、前後方向の幅寸法を縮めるような前後縮小折りと、左右方向の幅寸法を縮めるような左右縮小折りと、を経て、前記収納部位に収納可能な折り完了体を形成するように折り畳まれ、
    前記前後縮小折りにおいて、前記横膨張部が、左右方向に沿った折目を付けた蛇腹折りによって蛇腹折り部位を形成するように折り畳まれ、前記流入口部が、前記蛇腹折り部位よりも折幅を大きくした広幅折畳部を形成するように折り畳まれて、
    前記折り完了体が、前後縮小折りにより折り畳まれた前後縮小折りバッグを、前記流入口部の左右の外方付近に配置させた折目を付けて折り畳むことにより、左右縮小折り部を前記流入口部と積層させるとともに、前記左右縮小折り部を、前記流入口部の後側に配置させ、前記広幅折畳部を、前記蛇腹折り部位の前面側から下面側にかけてを覆うように配置させるようにして、前記収納部位内に収納されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  2. 前記流入口部が、車幅方向で離れた2箇所に配設され、
    前記インフレーターが、前記流入口部に対応して、車幅方向側で離れた2箇所に、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の歩行者用エアバッグ装置。
  3. 前記インフレーターが、軸方向の一端側に、前記膨張用ガスを吐出可能なガス吐出口部を配設させたシリンダタイプとして、軸方向を前記車両の車幅方向に略沿わせるように配置されるとともに、前記ガス吐出口部を、相互に離隔した端部側に配置させて構成され、
    前記折り完了体において車幅方向の中央側に配置される中央側折畳部が、前記収納部位内において、前記インフレーターの上側に収納されていることを特徴とする請求項2に記載の歩行者用エアバッグ装置。
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