JP4793370B2 - 歩行者用エアバッグ装置 - Google Patents
歩行者用エアバッグ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4793370B2 JP4793370B2 JP2007274204A JP2007274204A JP4793370B2 JP 4793370 B2 JP4793370 B2 JP 4793370B2 JP 2007274204 A JP2007274204 A JP 2007274204A JP 2007274204 A JP2007274204 A JP 2007274204A JP 4793370 B2 JP4793370 B2 JP 4793370B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- expansion
- inflating
- right direction
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
エアバッグを収納させる収納部位が、フードパネルの前縁の下方位置であって、かつ、車両の前端側における左右方向の中央付近となる位置に配置されるとともに、膨張時のエアバッグを突出可能に、車両前方側を開口させるように構成されて、
エアバッグが、左右の幅寸法と上下の幅寸法とを縮めるように折り畳まれて、収納部位内に収納される構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
エアバッグが、収納部位側に取り付けられる取付膨張部と、膨張完了時に収納部位から突出してフードパネルの前縁側を覆う保護膨張部と、を備える構成とされ、
取付膨張部が、エアバッグの膨張完了時に、収納部位内で充満するように膨張して、保護膨張部の後面側を支持する構成とされ、
保護膨張部が、膨張完了時に略左右方向に沿って配設される長尺状のセルを、上下方向に沿って複数個並設させて構成され、
各セルが、それぞれ、膨張完了時における車両の左右方向の領域内の取付膨張部の前方側の領域に配置される中央側膨張部と、膨張完了時に中央側膨張部から左右両側に延びるように配置される端側膨張部と、を備える構成とされるとともに、取付膨張部の前方に位置する1つのセルにおける中央側膨張部の部位に、取付膨張部と連通される第1連通孔を、配設させ、セル相互を第2連通孔により連通させる構成とされて、
保護膨張部の左右方向の幅寸法を縮めるような折り畳みが、各端側膨張部の領域だけを折り畳んで、中央側膨張部の領域に前後方向に沿って重ねるように折り畳む構成とされ、
第2連通孔が、中央側膨張部の領域内に、配設されていることを特徴とする。
第2連通孔を、左右方向における2つの第1連通孔間の略中央となる位置に、配置させる構成とすることが好ましい。
第1連通孔を備える連通側壁部と、単体で膨張させた状態で連通側壁部と前後方向で対向する取付側壁部と、を備える構成として、
エアバッグの折り畳み収納時に、連通側壁部と取付側壁部とを前後方向で相互に重ねるように平らに展開した状態で、収納部位における開口と対向する後壁側の内周側に沿うように配置させる構成とすることが好ましい。
膨張完了時に上側に配置される上側セルと、上側セルの下側に配置される下側セルと、の2つのセルから構成し、下側セルを第1連通孔を介して取付膨張部に連通させるとともに、上側セル及び下側セルにおいて上下方向に連ならせるように構成されて膨張完了時に前面側に配置される前側壁部と、後面側に配置される後側壁部と、を備える構成として、
前側壁部と後側壁部とを相互に重ねるように平らに展開した状態から、上側セルの領域を上縁側から後側壁部側に巻くようにロール折りしてロール折り部位を形成し、下側セルの領域を蛇腹折りして蛇腹折り部位を形成して、上下方向の幅寸法を縮めるように折り畳まれた後、左右方向の幅寸法を縮めるように端側膨張部を折り畳まれて、
中央側膨張部の部位において、ロール折り部位を蛇腹折り部位の車両前方側に位置させるように、収納部位内に収納させる構成とすることが好ましい。
9…フードパネル、
9a…前縁、
12…ケース(収納部位)、
12a…開口、
23…インフレーター、
28…エアバッグ、
30…取付膨張部、
31…連通側壁部、
32…取付側壁部、
35…保護膨張部、
35a…上縁、
36…上側セル、
37…中央側膨張部、
38L,38R…端側膨張部、
40…下側セル、
41…中央側膨張部、
42L,42R…端側膨張部、
44…前側壁部、
45…後側壁部、
48…第1連通孔、
49…第2連通孔、
66…第1ロール折り部位、
67…蛇腹折り部位、
69…第2ロール折り部位、
Va…前端面、
V…車両、
M…歩行者用エアバッグ装置。
Claims (4)
- 車両の前端側に搭載されて、膨張完了時に、フードパネルの前縁側を左右方向の略全域にわたって覆い可能なエアバッグを備える構成とされ、
該エアバッグを収納させる収納部位が、前記フードパネルの前縁の下方位置であって、かつ、車両の前端側における左右方向の中央付近となる位置に配置されるとともに、膨張時の前記エアバッグを突出可能に、車両前方側を開口させるように構成されて、
前記エアバッグが、左右の幅寸法と上下の幅寸法とを縮めるように折り畳まれて、前記収納部位内に収納される構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
前記エアバッグが、前記収納部位側に取り付けられる取付膨張部と、膨張完了時に前記収納部位から突出して前記フードパネルの前縁側を覆う保護膨張部と、を備える構成とされ、
前記取付膨張部が、前記エアバッグの膨張完了時に、前記収納部位内で充満するように膨張して、前記保護膨張部の後面側を支持する構成とされ、
前記保護膨張部が、膨張完了時に略左右方向に沿って配設される長尺状のセルを、上下方向に沿って複数個並設させて構成され、
前記各セルが、それぞれ、膨張完了時における車両の左右方向の領域内の前記取付膨張部の前方側の領域に配置される中央側膨張部と、膨張完了時に該中央側膨張部から左右両側に延びるように配置される端側膨張部と、を備える構成とされるとともに、前記取付膨張部の前方に位置する1つの前記セルにおける前記中央側膨張部の部位に、前記取付膨張部と連通される第1連通孔を、配設させ、前記セル相互を第2連通孔により連通させる構成とされて、
前記保護膨張部の左右方向の幅寸法を縮めるような折り畳みが、前記各端側膨張部の領域だけを折り畳んで、前記中央側膨張部の領域に前後方向に沿って重ねるように折り畳む構成とされ、
前記第2連通孔が、前記中央側膨張部の領域内に、配設されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。 - 前記第1連通孔が、2箇所に配置されるとともに、左右方向に沿って離れて、前記中央側膨張部の左右方向の中央を中心とした略左右対称の位置に配置され、
前記第2連通孔が、左右方向における2つの前記第1連通孔間の略中央となる位置に、配置されていることを特徴とする請求項1に記載の歩行者用エアバッグ装置。 - 前記取付膨張部が、
前記第1連通孔を備える連通側壁部と、単体で膨張させた状態で前記連通側壁部と前後方向で対向する取付側壁部と、を備える構成とされ、
前記エアバッグの折り畳み収納時に、前記連通側壁部と前記取付側壁部とを前後方向で相互に重ねるように平らに展開した状態で、前記収納部位における前記開口と対向する後壁側の内周側に沿うように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行者用エアバッグ装置。 - 前記保護膨張部が、
膨張完了時に上側に配置される上側セルと、該上側セルの下側に配置される下側セルと、の2つのセルから構成され、該下側セルを、前記第1連通孔を介して前記取付膨張部に連通させた構成とされるとともに、前記上側セル及び前記下側セルにおいて上下方向に連ならせるように構成されて膨張完了時に前面側に配置される前側壁部と、後面側に配置される後側壁部と、を備える構成とされ、
前記前側壁部と前記後側壁部とを相互に重ねるように平らに展開した状態から、前記上側セルの領域を上縁側から前記後側壁部側に巻くようにロール折りしてロール折り部位を形成し、前記下側セルの領域を蛇腹折りして蛇腹折り部位を形成して、上下方向の幅寸法を縮めるように折り畳まれた後、左右方向の幅寸法を縮めるように前記端側膨張部を折り畳まれて、
前記中央側膨張部の部位において、前記ロール折り部位を前記蛇腹折り部位の車両前方側に位置させるように、前記収納部位内に収納されることを特徴とする請求項3に記載の歩行者用エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007274204A JP4793370B2 (ja) | 2007-10-22 | 2007-10-22 | 歩行者用エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007274204A JP4793370B2 (ja) | 2007-10-22 | 2007-10-22 | 歩行者用エアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009101796A JP2009101796A (ja) | 2009-05-14 |
JP4793370B2 true JP4793370B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=40704037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007274204A Expired - Fee Related JP4793370B2 (ja) | 2007-10-22 | 2007-10-22 | 歩行者用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4793370B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011025916A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-02-10 | Autoliv Development Ab | 車両用エアバッグのインフレータ構造、エアバッグモジュールおよびエアバッグ構造 |
JP5987753B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2016-09-07 | 豊田合成株式会社 | 歩行者用エアバッグ装置 |
KR20150124003A (ko) | 2014-04-25 | 2015-11-05 | 현대자동차주식회사 | 차량의 보행자 에어백 시스템 |
JP6298844B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2018-03-20 | 株式会社Subaru | 車両のサイクリスト保護装置 |
-
2007
- 2007-10-22 JP JP2007274204A patent/JP4793370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009101796A (ja) | 2009-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009101793A (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP4747716B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP5951880B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置及びエアバッグの折り畳み方法 | |
JP2005247118A (ja) | 助手席用エアバッグ | |
JP2007203937A (ja) | 膝保護用エアバッグ装置 | |
JP2008006895A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
EP1747952A1 (en) | Airbag device | |
JP2016190565A (ja) | 膝保護用エアバッグ装置 | |
US9102306B2 (en) | Pedestrian airbag apparatus | |
JP6060913B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP7001027B2 (ja) | 助手席用エアバッグ | |
JP4407548B2 (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP4793370B2 (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP2016030538A (ja) | 車両用シート | |
JP4465873B2 (ja) | 助手席用エアバッグ装置 | |
JP2004299442A (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP2006327360A (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP4244863B2 (ja) | 助手席用エアバッグ | |
JP3928442B2 (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
US8100432B2 (en) | Air-bag with gas deflector | |
JP6747359B2 (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP2010235007A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2006096289A (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP5015851B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
CN110789487B (zh) | 车辆气囊装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110623 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110628 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |