JP4308643B2 - 歩行者用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行者に対する衝撃緩和を図るために車両に搭載される歩行者用エアバッグ装置に関するものである。
従来、走行中の車両が歩行者に衝突した場合、その歩行者は衝突時の衝撃により跳ね上げられ、車両前部のボンネット、フロントガラス、フロントピラー等に2次衝突するおそれがある。
そこで、このような2次衝突による衝撃を緩和するため、いわゆる歩行者用エアバッグ装置が種々提案されている。
例えば、フロントガラスの下方で僅かに前方に位置する車体シャーシ側に、エアバッグ装置を配置し、歩行者に衝突した際には、エアバッグの膨張展開力を利用してボンネットの後部を上方移動させると共に、フロントガラスやフロントピラーの前方に展開して、歩行者の2次衝突による衝撃を緩和する構造のものがある(例えば、特許文献1または特許文献2参照。)。
また、ボンネットの後端部内面側にエアバッグ装置を配置し、フロントガラスやフロントピラーの前方に展開して、歩行者の2次衝突による衝撃を緩和する構造のものもある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−264146号公報 特開2003−252145号公報 米国特許出願公開第2002/0074775号明細書
しかしながら、前記特許文献1や特許文献2に開示のように、エアバッグ装置を車体シャーシ側に取り付ける構造とすれば、その近辺にワイパーユニット等の干渉物が多く、各種の車種に対する共通化が行い難く、汎用性に乏しいという問題があった。
また、前記特許文献3に開示のように、エアバッグ装置をボンネット側に取り付ける構造とすれば、干渉物が少なく取り付けが容易で、各種の車種に対する共通化が行い易い反面、ボンネットの後部は上に移動しない構造であるため、ボンネットに歩行者が衝突した際の2次衝突における衝撃を緩和できない問題があった。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、取り付けが容易で汎用性の向上を図った歩行者用エアバッグ装置を提供することにある。
前記課題を解決するための技術的手段は、後部が上下移動可能とされたボンネットを備えた車両に取り付けられると共に、ガスを発生させるインフレータと、そのガスにより膨張可能で車両のフロントガラス前方に展開するエアバッグを備えた歩行者用エアバッグ装置において、前記エアバッグ装置は前記ボンネットの内側に装着され、前記エアバッグの展開動作によりボンネットの後部が上に移動されてエアバッグが展開する点にある。
また、前記エアバッグ装置は被覆部材を備え、この被覆部材の一端部が直接または間接的に前記ボンネットに固定され、前記被覆部材の他端部が前記エアバッグの膨張展開時に前記ボンネットに離脱可能に取付けられ、前記エアバッグ装置より前記車両後方側で前記ボンネットの下方に位置する車体シャーシに、上向きに突出する突部が設けられ、前記エアバッグの展開時に被覆部材の他端部が前記突部に干渉して前記ボンネットの後部が上に移動する構造とされている。
さらに、前記被覆部材は樹脂製のカバー体からなり、前記他端部は前記エアバッグの展開時に離脱可能に前記ボンネットに保持されている構造としてもよい。
また、前記被覆部材は樹脂製のカバー体からなり、前記他端部はカバー体の一部に設けられたティアラインが前記エアバッグの展開時に切れて形成される構造としてもよい。
また、前記被覆部材は、前記エアバッグの展開後に、前記ボンネットの自重によりボンネットが閉じるように構成されている構造としてもよい。
さらに、前記エアバッグと前記インフレータは防水シートで覆われている構造としてもよい。
また、前記エアバッグ装置に水抜き穴が設けられている構造としてもよい。
さらに、前記エアバックの折り畳み保持状態が、その上面側で車両前方向に向かってロール状に折り畳まれ、そのロール状に折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されている構造としてもよい。
また、前記エアバッグはその両側部に左右のフロントピラーに沿って展開するエアバッグピラー部が突出状に備えられており、エアバックの折り畳み保持状態が、前記エアバッグピラー部はその上面側で車両前方向に向かってロール状に折り畳まれると共に、エアバッグピラー部に続くエアバッグ本体部は蛇腹状に折り畳まれ、そのロール状および蛇腹状にそれぞれ折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されている構造としてもよい。
さらに、前記エアバッグ装置に前記インフレータが複数備えられ、時間差を有してインフレータがガスを発生し、前記エアバッグを展開させる構造としてもよい。
本発明の歩行者用エアバッグ装置によれば、エアバッグ装置はボンネットの内側に装着され、エアバッグの展開動作によりボンネットの後部が上に移動されてエアバッグが展開する構造とされているため、ボンネットやフロントガラス等に対する歩行者の2次衝突による衝撃を有効に緩和できる。
また、ボンネットの内側にエアバッグ装置を装着する構造としているため、取り付けが容易で、共通化も容易となり汎用性に優れる利点がある。
さらに、ボンネットの後部が上に移動されるため、フロントガラスの下部に配置されたワイパー等の干渉物を避けた展開が可能となり、円滑な展開が得られる。
また、エアバッグ装置は被覆部材を備え、この被覆部材の一端部が直接または間接的にボンネットに固定され、前記被覆部材の他端部が前記エアバッグの膨張展開時に前記ボンネットに離脱可能に取付けられ、前記エアバッグ装置より前記車両後方側で前記ボンネットの下方に位置する車体シャーシに、上向きに突出する突部が設けられ、前記エアバッグの展開時に被覆部材の他端部が前記突部に干渉して前記ボンネットの後部が上に移動する構造とすれば、エアバッグの展開に伴ってボンネットの後部が上に移動されるため、エアバッグが展開する際のエアバッグの展開方向をガイドする機能を発揮する。さらに、他端部が車体シャーシの上向きに突出する突部に干渉する構造であるため、エアバッグの展開方向をより上にガイドすることができ、フロントガラス下方に配置されるワイパー等との干渉もより有効に防止できる。
この際、被覆部材の他端部をボンネットに離脱可能に保持しておけば、エアバッグの展開に伴って前記他端部がボンネット側より離脱するため、ボンネット自体の剛性も離脱しない構造と比較してより小さくなり、この点からも2次衝突における衝撃を有効に緩和することができる。
さらに、被覆部材は樹脂製のカバー体からなり、他端部はエアバッグの展開時に離脱可能にボンネットに保持されている構造とすれば、エアバックの展開時に離脱して、ボンネットの後部を上に移動させる機能を有効に発揮できる。
また、被覆部材は樹脂製のカバー体からなり、他端部はカバー体の一部に設けられたティアラインがエアバッグの展開時に切れて形成される構造とすれば、エアバックの展開時にティアラインで切れて、ボンネットの後部を上に移動させる機能を有効に発揮できる。
また、被覆部材は、エアバッグの展開後に、ボンネットの自重によりボンネットが閉じるように構成されている構造とすれば、ボンネットの後部を上に持ち上げ保持する力が強くなく、歩行者のボンネットに対する2次衝突の衝撃も有効に緩和できると共に、展開後にボンネットが閉じるため、前方視界も良好に確保可能となる。
さらに、エアバッグとインフレータは防水シートで覆われている構造とすれば、水の浸入による機能低下が有効に防止できる。
また、エアバッグ装置に水抜き穴が設けられている構造とすれば、水が浸入した場合であっても有効に排水でき、水の浸入による機能低下が有効に防止できる。
さらに、エアバックの折り畳み保持状態が、その上面側で車両前方向に向かってロール状に折り畳まれ、そのロール状に折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されている構造とすれば、展開時におけるワイパーやフロントガラス等との干渉も有効に抑制でき、円滑に展開できる。
また、エアバッグはその両側部に左右のフロントピラーに沿って展開するエアバッグピラー部が突出状に備えられており、エアバックの折り畳み保持状態が、エアバッグピラー部はその上面側で車両前方向に向かってロール状に折り畳まれると共に、エアバッグピラー部に続くエアバッグ本体部は蛇腹状に折り畳まれ、そのロール状および蛇腹状にそれぞれ折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されている構造とすれば、エアバッグにおける蛇腹状の折り畳み部分は展開が速いため、展開時においてボンネットの後部をより迅速に上に移動させることができると共に、フロントピラーに沿った部分では干渉が有効に抑制できて円滑に展開できる。
さらに、エアバッグ装置にインフレータが複数備えられ、時間差を有してインフレータがガスを発生し、エアバッグを展開させる構造とすれば、時間差によりエアバッグ膨張状態の展開時間を長くすることができ、より有効に2次衝突による衝撃を緩和する機能を発揮できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1ないし図3に示される如く、車両1におけるボンネット2の後部内面側に歩行者用エアバッグ装置3が装着された構造とされている。
前記ボンネット2は、その後部が上下に移動可能に構成されており、通常は、適宜備えられた保持機構等により閉じた下降位置で保持されている。例えば、特許文献1に開示のような構造等で下降位置に保持されている。
前記エアバッグ装置3は、ガスを発生させるインフレータ4と、そのガスにより膨張されて、図4や図5に示されるように、車両1のフロントガラス5前方やフロントガラス5両側の左右のフロントピラー6前方に展開されるエアバッグ7を備えた構造とされている。
即ち、エアバッグ7は、フロントガラス5の下半部における左右の幅方向全長にわたると共に、左右フロントピラー6の下半部にわたるエアバッグ本体部7aと、エアバッグ本体部7aの両側部で左右のフロントピラー6に沿ってそれぞれ上方突出状に備えられたエアバッグピラー部7bとを備えた車幅方向に長い形状の構造とされている。
そして、図2の点線で示される如く、エアバッグ装置3はそのエアバッグ7が車幅方向細長状に折り畳まれた状態で、ボンネット2の後部の略中央部に左右方向に沿って装着されている。
また、前記インフレータ4は、歩行者衝突検出センサからの作動信号を受けて動作する構造とされ、歩行者衝突検出センサは車体前部のフロントバンパ等に装着されて車両走行時に歩行者との衝突を検出するように構成されている。
前記フロントガラス5の下方前側に位置したボンネット2との相互間には、図1、図3、図4、図6および図7に示される如く、車幅方向に沿って車体シャーシを構成する樋状のカウルパネル10が配置され、カウルパネル10の下側には、その上側に位置するワイパー11を駆動させるワイパーユニット12が装着されている。なお、13はエンジンルームと車室内とを仕切るダッシュパネルである。
前記エアバッグ装置3は、カウルパネル10のすぐ前方位置でボンネット2の内面側に取り付けられている。この際、エアバッグ7はその折り畳み状態で車幅方向に離隔した複数位置で適宜接着テープ等の保持部材(エアバッグ7の膨張展開時にはその展開時の圧力により容易に切断される)により保持された折り畳み保持状態とされ、この折り畳み保持状態でインフレータ4が支持ブラケット15を介して、ボンネット2の下面側に設けられたネジ止め部2aに取り付けられている。
また、エアバッグ装置3は、インフレータ4やエアバッグ7をボンネット2の下方側から覆う被覆部材としてのカバー体16を備え、本実施形態ではこのカバー体16は可撓性を有した適宜樹脂材からなる樹脂製とされ、図3にも示される如く、断面樋状で車幅方向に適宜長さを有した構造とされている。
そして、カバー体16の一端部、即ち凹溝状の樋部16aの前側上端部より前方に延設された前端取付部16bが、支持ブラケット15の取付け片部15aと共に固定ボルト17によりボンネット2下面側のネジ止め部2aにネジ締結されて固定される構造とされている。なお、この固定ボルト17による前端取付部16bの固定は、車幅方向に離隔した複数位置であってもよく、十分固定保持できれば1個所であってもよい。また、固定位置に支持ブラケット15の取付け片部15aがない場合には、カバー体16の前端取付部16bのみを固定ボルト17で固定すればよい。
また、カバー体16の他端部、即ち樋部16aの後側上端部より後方に係止片部16cが延設されており、ボンネット2の内面側に設けられた係止受け部2bに載置状に係止され、エアバッグ7の膨張による展開時の圧力によりカバー体16が撓み変形された際に離脱可能に保持された構造とされている。この際、係止受け部2bに保持される係止片部16cの位置は、カウルパネル10における前側の上向きに突出する突部10aのすぐ上方に配置される構造とされている。なお、この係止片部16cは車幅方向に離隔して複数配置される構造であってもよく、車幅方向に適宜長さを有する単一の構造であってもよく、必要に応じて適宜決定すればよい。また、車体シャーシ側の突部10aも車幅方向に連続する構造であってもよく、車幅方向に複数備えられた構造であってもよい。
そして、エアバッグ7の展開時の圧力により係止受け部2bから係止片部16cが離脱した際に、係止片部16cが突部10aに干渉し、さらなるエアバッグ7の展開時の圧力により、ボンネット2とカバー体16の相互間の空間部が広げられる。この場合、前側の前端取付部16bが固定ボルト17によりネジ締結されているため、自由端状態となっている後端側の係止片部16c側が固定ボルト17による固定部分をいわゆる回動中心として下方に押し広げられるが、係止片部16cが突部10aに干渉しているため、図4や図7に示される如く、エアバッグ7の展開に伴って相対的にボンネット2の後部が持ち上げられ、ここにボンネット2の後部が上に移動し、その上方移動状態でボンネット2とカバー体16との相互間の間隙よりフロントガラス5方向に向けてエアバッグ7が展開する構造とされている。
また、カバー体16における樋部16aの底部には、水抜き穴16dが車幅方向に適宜数、設けられている。
さらに、本実施形態においては、図8に示すように、エアバッグ7における折り畳み保持状態が、エアバッグピラー部7bとエアバッグ本体部7aの全領域Sにわたって、その上面側で車両1前方向に向かってロール状に折り畳まれ、そのロール状に折り畳まれた状態でさらにその両端部(例えば両側のエアバッグピラー部7bに対応する部分)が内側に折り畳まれた状態で保持される構造とされている。
本実施形態は以上のように構成されており、走行中に車両1が歩行者に衝突した場合には、歩行者衝突検出センサにより歩行者との衝突が検出され、所定値以上の衝突荷重を検出するとエアバッグ装置3のインフレータ4に作動信号が出力される。
そして、インフレータ4の作動によりガスが発生してエアバッグ7が膨張される。このエアバッグ7の膨張に伴ってカバー体16が内面側から押圧されて撓み変形され、固定されていない係止片部16cが係止受け部2bから離脱して突部10aに干渉し、さらなるエアバッグ7の膨張に伴って相対的にボンネット2の後部が上に押し上げられ、その押し上げられた状態で、ボンネット2とカバー体16との相互間の間隙よりフロントガラス5方向に向けてエアバッグ7が展開する。
従って、車両1と衝突した歩行者が跳ね上げられてボンネット2、フロントガラス5、フロントピラー6に衝突するような場合であっても、ボンネット2の後部が上に押し上げられ、フロントガラス5前方やフロントピラー6前方が膨張展開されたエアバッグ7で覆われるため、2次衝突における衝撃を有効に緩和することができる。
この際、ボンネット2の内面側に固定されているエアバッグ装置3のカバー体16の係止片部16cがボンネット2側より離脱するため、ボンネット2自体の剛性も離脱しない構造と比較してより小さくなり、この点からも2次衝突における衝撃を有効に緩和することができる。
また、カバー体16が可撓性を有する樹脂材で形成されているため、ボンネット2の後部を上に持ち上げ保持する力が強くなく、歩行者のボンネット2に対する2次衝突の衝撃もより有効に緩和できる。この際、カバー体16の剛性をボンネット2の自重により撓み変形してボンネット2が閉じる程度の剛性に構成しておけば、エアバッグ7の展開後にボンネット2が自動的に閉じるため、前方視界も良好に確保可能となる。
さらに、ボンネット2の内側に折り畳み保持状態の単純な形状のいわゆるモジュール構成されたエアバッグ装置3を装着する構造としているため、車両1に取り付けられる搭載部品等の干渉物も周囲にあまり無く、量産時においても取り付けが容易で、幅広い各種の車種に対しても同様に取り付けでき、共通化が容易となり汎用性に優れる利点があると共に、エアバッグ装置3の上側をボンネット2で覆った構造であるため、水が掛かり難く、水対策が容易の行える利点がある。
また、エアバッグ7の展開による圧力を利用してボンネット2の後部が上に移動される構造であり、構造の簡素化が図れると共に、ボンネット2の後部が上に移動した状態でエアバッグ7が展開していくため、図7に示されるように、フロントガラス5の下部に配置されたワイパー11等の干渉物を避けた展開が可能となり、エアバッグ7の円滑な展開が得られる。
さらに、エアバッグ7の展開時にカバー体16の係止片部16cが車体シャーシ側の突部10aに干渉して、固定ボルト17による固定位置を回動中心に、突部10aを支点としてボンネット2の後部を上に移動させる構造であり、エアバッグ7の展開に伴ってボンネット2の後部が上に移動されるため、エアバッグ7の展開方向に空間を開け、エアバッグ7が展開する際のエアバッグ7の展開方向をガイドする機能を有効に発揮する。
また、カバー体16の係止片部16cが干渉する車体シャーシ側の位置が上向きに突出する突部10aであるため、エアバッグの展開方向をより上にガイドすることができると共に、ボンネット2の後部をより有効に上に移動させることができ、フロントガラス5下方に配置されるワイパー11等との干渉もより有効に防止できる。
さらに、カバー体16の樋部16aに水抜き穴16dが設けられているため、樋部16a内部に水が浸入した場合であっても有効に排水でき、水の浸入によるインフレータ4やエアバッグ7の機能低下が有効に防止できる。
また、エアバック7の折り畳み保持状態が、その上面側で車両1前方向に向かってロール状に折り畳まれ、そのロール状に折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されている構造であり、エアバッグ7の展開時においては図9ないし図12に示されるように、巻かれた方向と逆方向に転がるように順次展開していくため、ワイパー11やフロントガラス5等との干渉も有効に抑制でき、円滑に展開できる。
これに対し、図8に示されるように、エアバッグピラー部7bのピラー部領域L1を前記同様その上面側で車両1前方向に向かってロール状に折り畳むと共に、エアバッグピラー部7bに続くエアバッグ本体部7aの本体部領域L2を蛇腹状に折り畳み、そのロール状および蛇腹状にそれぞれ折り畳まれた状態でさらにその両端部(例えば両側のエアバッグピラー部7bに対応する部分)を内側に折り畳んだエアバック2の折り畳み保持状態とすれば、エアバッグ7における蛇腹状の折り畳み部分は展開が速いため、エアバッグ7の展開時においは図13ないし図15に示されるように、先ず蛇腹状のエアバッグ本体部7aが素早く展開してボンネット2の後部をより迅速に上に移動させることができると共に、フロントピラー6に沿った部分では干渉が有効に抑制できて円滑に展開できる。
また、図3の仮想線で示されるように、インフレータ4とエアバッグ7を容易に破断される防水シート20で覆った状態で支持ブラケット15に支持させておく構造とすれば、インフレータ4やエアバッグ7に対する水の浸入による機能低下がより有効に防止できる。
さらに、上記実施形態では、インフレータ4が単一の構造とされているが、図2の仮想線で示されるように、複数のインフレータ4a、4b、4cでエアバッグ7を展開させる構造としてもよい。この際、各インフレータ4a、4b、4cに時間差を有してガスが発生するように制御してもよい。例えば、両側のインフレータ4a、4cがガスを発生した後、所定時間経過後に中央のインフレータ4bがガスを発生するように制御すれば、インフレータ4a、4b、4cのガスを発生する時間の時間差によりエアバッグ膨張状態の展開時間を長くすることができ、より有効に2次衝突による衝撃を緩和する機能を発揮できる。
なお、上記実施形態において、カバー体16の係止片部16cがボンネット2に離脱可能に保持された構造を示しているが、カバー体16の前端取付部16bと同様にカバー体16の後端部も固定ボルト等によりボンネット2側に固定し、カバー体16の後部に対応してティアラインを形成し、エアバッグ7の展開時にティアラインが切れてカウルパネル10の突部10aに干渉し、ボンネット2の後部を上に押し上げる構造としてもよい。
この場合も切れたティアライン部分でボンネットの後部を上に移動させる機能を有効に発揮できる。
また、被覆部材としてのカバー体16が樹脂製とされた構造を示しているが、エアバッグ7の展開時の圧力でエアバッグ7が車体シャーシ側を押圧してボンネット2の後部を上に押し上げる構造とすれば、被覆部材は布製等であってもよく、実施形態の材質に何ら限定されない。
さらに、カバー体16の係止片部16cがカウルパネル10の突部10aに当接して、ボンネット2の後部を上に押し上げる構造とされているが、車体シャーシ側のその他の部分に係止片部16cが当接してボンネット2の後部を上に押し上げる構造であってもよく、実施形態の構造に何ら限定されない。
また、エアバッグ装置3をボンネット2の内側に固定ボルト17により直接取り付ける構造を示しているが、ボンネット2の内側に取り付けられた車両1の搭載部品にエアバッグ装置3を取り付ける間接的な固定構造であってもよい。
本発明の実施形態を示す車両の前部側面図である。 同斜視図である。 同要部断面図である。 エアバッグの展開時の前部側面図である。 同斜視図である。 エアバッグ展開時の動作説明図である。 エアバッグ展開時の動作説明図である。 エアバッグの展開状態説明図である。 エアバッグ展開時の動作説明図である。 エアバッグ展開時の動作説明図である。 エアバッグ展開時の動作説明図である。 エアバッグ展開時の動作説明図である。 別の折り畳み状態のエアバッグ展開時の動作説明図である。 同エアバッグ展開時の動作説明図である。 同エアバッグ展開時の動作説明図である。
符号の説明
1 車両
2 ボンネット
3 エアバッグ装置
4 インフレータ
5 フロントガラス
6 フロントピラー
7 エアバッグ
7a エアバッグ本体部
7b エアバッグピラー部
10 カウルパネル
10a 突部
11 ワイパー
12 ワイパーユニット
15 支持ブラケット
16 カバー体
16a 樋部
16b 前端取付部
16c 係止片部
16d 水抜き穴
17 固定ボルト
20 防水シート

Claims (9)

  1. 後部が上下移動可能とされたボンネットを備えた車両に取り付けられると共に、ガスを発生させるインフレータと、そのガスにより膨張可能で車両のフロントガラス前方に展開するエアバッグを備えた歩行者用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグ装置は前記ボンネットの内側に装着され、前記エアバッグの展開動作によりボンネットの後部が上に移動されてエアバッグが展開するものであり、
    前記エアバッグ装置は被覆部材を備え、この被覆部材の一端部が直接または間接的に前記ボンネットに固定され、前記被覆部材の他端部が前記エアバッグの膨張展開時に前記ボンネットに離脱可能に取付けられ、
    前記エアバッグ装置より前記車両後方側で前記ボンネットの下方に位置する車体シャーシに、上向きに突出する突部が設けられ、
    前記エアバッグの展開時に前記被覆部材の他端部が前記突部に干渉して前記ボンネットの後部が上に移動することを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記被覆部材は樹脂製のカバー体からなり、前記他端部は前記エアバッグの展開時に離脱可能に前記ボンネットに保持されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  3. 請求項に記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記被覆部材は樹脂製のカバー体からなり、前記他端部はカバー体の一部に設けられたティアラインが前記エアバッグの展開時に切れて形成されることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記被覆部材は、前記エアバッグの展開後に、前記ボンネットの自重によりボンネットが閉じるように構成されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  5. 請求項ないし請求項4のいずれかに記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグと前記インフレータは防水シートで覆われていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグ装置に水抜き穴が設けられていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記エアバックの折り畳み保持状態が、その上面側で車両前方向に向かってロール状に折り畳まれ、そのロール状に折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  8. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグはその両側部に左右のフロントピラーに沿って展開するエアバッグピラー部が突出状に備えられており、エアバックの折り畳み保持状態が、前記エアバッグピラー部はその上面側で車両前方向に向かってロール状に折り畳まれると共に、エアバッグピラー部に続くエアバッグ本体部は蛇腹状に折り畳まれ、そのロール状および蛇腹状にそれぞれ折り畳まれた状態でさらにその両端部が内側に折り畳まれて保持されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の歩行者用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグ装置に前記インフレータが複数備えられ、時間差を有してインフレータがガスを発生し、前記エアバッグを展開させることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
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