JPH11139241A - ガス発生器ユニット - Google Patents

ガス発生器ユニット

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JPH11139241A
JPH11139241A JP9302611A JP30261197A JPH11139241A JP H11139241 A JPH11139241 A JP H11139241A JP 9302611 A JP9302611 A JP 9302611A JP 30261197 A JP30261197 A JP 30261197A JP H11139241 A JPH11139241 A JP H11139241A
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JP
Japan
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gas
gas generator
airbag
steering wheel
generators
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Application number
JP9302611A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kanda
神田  剛
Koji Tanaka
耕治 田中
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Kobe Steel Ltd
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明のガス発生器ユニットは、複数のガス
発生器をユニット化してステアリングホイールに装着す
る事で、エアバッグを展開初期の段階では緩慢に展開さ
せ、その後は急速に展開させる展開制御を容易に行える
様になし、これによって、エアバッグの安全性を向上さ
せることにある。 【解決手段】 本発明のガス発生器ユニットX1は、2
つのガス発生器Y1,Y2をモジュールケース10の凹
部空間W内に配置可能に、長さ寸法L対外径寸法Dの比
(L/D)が1以上となる長尺円筒状にする。そして、
各ガス発生器Y1,Y2を、エアバッグ装置の装着空間
U内に装着されるモジュールケース10内に相互の軸線
a,bが略並行となる様に組付け固定する。これによっ
て、各ガス発生器Y1,Y2の点火器33の点火タイミ
ングを制御する事で、エアバッグ5の展開制御を可能と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席用エアバッ
グを膨張展開させるガス発生器であって、特に、複数の
ガス発生器をユニット化してステアリングホイールに装
着する事で、エアバッグの展開制御を可能にしたガス発
生器ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突時に生じる衝撃から乗員を
保護するために、高速でエアバッグを膨張展開させるた
めのガス発生器は、ステアリングホイール内に装着され
ており、衝突の際には衝突センサからの衝突検出信号に
よりガス発生器から急速に高圧ガスを発生させるもので
ある。
【0003】運転席の乗員を保護するために、ステアリ
ングホイール内に装着されるガス発生器の一例として
は、図7に示すエアバッグ装置101にユニット化され
たものがある。図7において、エアバッグ装置101
は、ステアリングホイール106の装着空間107内に
装着されており、短尺円筒状のガス発生器102の周囲
に取付けられたエアバッグ103と、折り畳まれたエア
バッグ103を収納してガス発生器102のリテーナ1
02bにリベット等で固定されるバッグカバー104と
で構成されている。そして、エアバッグ装置101は、
衝突センサからの衝突検出信号によりガス発生器102
内のガス発生剤(図示しない)を燃焼させ、複数のガス
放出孔102aからエアバッグ103内に大量の高圧ガ
スを噴出させる事によって、エアバッグ103をバッグ
カバー104の破断面から急速に膨張展開させる様にな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来のエアバッグ装置101では、衝突センサからの衝突
信号によってガス発生器102から大量のガスを放出
し、これによって、エアバッグ103を急速に膨張展開
させる構造となっているが、衝突の形態(低速衝突や高
速衝突等)の如何に拘らず、常に一定の展開形態を有し
ている。従って、自動車の乗員がステアリングホイール
の近傍に着座している場合や、比較的緩やかな衝突形態
の場合等にエアバッグが急速展開すると、急速に前方に
膨出したエアバッグによって、乗員が撥ね飛ばされて障
害を受ける場合(所謂「パンチング現象」)があり、乗
員を保護すべきエアバッグが乗員保護装置を傷付ける場
合があるという問題があった。この防止策として、2つ
のガス発生器を用い、これらに作動時間差を設ける事に
よって、エアバッグを2段階に展開させる方式も提案さ
れているが、従来の短尺円筒状のガス発生器を上記エア
バッグ装置内に装着する事は、ガス発生器の形状及び構
造上不可能であった。
【0005】本発明は、複数のガス発生器をユニット化
してステアリングホイールに装着する事で、エアバッグ
を展開初期の段階では緩慢に展開させ、その後は急速に
展開させる展開制御を容易に行える様になし、これによ
って、エアバッグの安全性を向上させる事のできるガス
発生器ユニットを提供する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガス発生器ユニ
ットでは、各ガス発生器を、ユニットケース内に配置可
能に、長さ寸法対外径寸法の比が1以上となる長尺円筒
状とし、これをユニットケース内に相互の長軸線を略並
行となる様に組付け固定(ユニット化)する構成とした
ので、ステアリングホイールの限られた空間内に、複数
のガス発生器を装着する事が可能となる。従って、各ガ
ス発生器を時間差をもって作動させる事を可能となし、
これによって、エアバッグの展開初期には1のガス発生
器のみで発生した少量のガスにより緩やかに膨張展開さ
せ、その後に他のガス発生器で発生したガスの追加によ
り急速に展開膨張させるエアバッグの多段展開制御が可
能となる。
【0007】又、自動車を直進させるステアリングホイ
ールの正規位置において、各ガス発生器の長軸線をステ
アリングホイールの縦軸線と直交する様にユニットケー
スをステアリングホイールの前記装着空間内に装着する
と、エアバッグの多段展開を行うに際して、エアバッグ
の左右方向に展開の偏りが発生するのを防止する事が可
能となる。又、各ガス発生器を、ステアリングホイール
の縦軸線に対して略対称となる様に配置するのも好まし
い態様であり、これによって、ステアリングホイールの
左右のバランスが崩れるのを防止する事が可能となる。
【0008】更に、各ガス発生器は、そのハウジングの
少なくとも一端側をユニットケース内に並列形成された
組付孔内に挿入突出させて組付け固定される構成にする
と、簡単な構造でユニット化を達成できる。特に、点火
器を各組付孔から突出するハウジング端に設けると、衝
突センサ等との接続を容易に行う事も可能となる。
【0009】又、長短尺2種類のガス発生器を備え、ユ
ニットケースの凹部空間を2種類のガス発生器を組付け
可能とする広狭幅からなる形状に構成とすると、ステア
リングホイールの装着空間の狭い場合にも、各ガス発生
器をステアリングホイールに装着できる。特に、ステア
リングホイールの装着空間が、T字状又はY字状の3本
のスポークで形成される狭い場合にも、容易に各ガス発
生器を装着できる。又この場合に、3本スポークのステ
アリングホイールにおいては、上側に長尺のガス発生器
を配置し、下側に短尺のガス発生器を配置すれば、ステ
アリングホイールのエアバッグ装置装着空間を効率よく
使用する事が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るガ
ス発生器ユニットについて、図面を参照しつつ説明す
る。本発明のガス発生器ユニットは、ステアリングホイ
ールのエアバッグ装置装着空間内に、装着可能にされた
長尺円筒状の2つのガス発生器を組付け固定する構造と
しており、各ガス発生器から夫々独立してガスを発生さ
せる事によって、エアバッグの展開形態を制御可能とし
たものである。例えば、各ガス発生器を時間差をもって
作動させる事で、エアバッグの展開初期に1つのガス発
生器のみで発生した少量のガスで緩やかに展開させ、そ
の後に他のガス発生器で発生するガスの追加によって急
速に展開させる様な多段出力特性を有するものである。
以下、ステアリングホイールに装着された運転席用エア
バッグを膨張展開させるガス発生器ユニットを、図1と
図4に示す2つのタイプについて説明する。
【0011】先ず、図1に示すガス発生器ユニットX1
は、ステアリングホイール1のエアバッグ装置装着空間
U内に、エアバッグ5と共に装着されるものを示してい
る。ガス発生器ユニットX1は、ステアリングホイール
1の前記装着空間Uに装着されるユニットケース10
と、該ユニットケース10内に配置可能な寸法にされた
2つのガス発生器Y1,Y2とで構成されている。
【0012】ユニットケース10は、ステアリングホイ
ール1の環状リム2にX字状に配置された4本のスポー
ク3を連結するハブ4等で形成される凹状のエアバッグ
装置装着空間U内に装着(固定)可能な大きさにされて
おり、各ガス発生器Y1,Y2を組付け固定するケース
本体11とエアバッグ5が取付けられるフランジ部14
とで構成されている。ケース本体11は、4つの側板部
11a〜11dで矩形状(略正方形)に形成されてお
り、これら側板部11a〜11dの一端部を底板部11
eによって閉塞する事で、内部に各ガス発生器Y1,Y
2を組付け固定する凹部空間Wを形成している。又、ケ
ース本体11の開口端は、エアバッグ5に通じるガス流
出用開口13が形成されており、該開口先端から直角に
外側に折れ曲がって各側板部11a〜11dに沿って延
びる矩形状のフランジ部14が一体形成されている。フ
ランジ部14の周囲には、間隔を有して複数の取付孔1
5が形成されており、各取付孔15にリベット等の締結
手段を挿入する事で、図2に示す様に、エアバッグ5の
リテーナリング6をユニットケース10に取付ける。
尚、エアバッグ5は、折り畳まれた状態で外周に巻かれ
た紙テープで保持されている(図示しない)。
【0013】又、ユニットケース10内には、該凹部空
間W内に配置可能な寸法にされた各ガス発生器Y1,Y
2を略並行として組付け固定するための組付孔16,1
7と組付用保持具18とが設けられている。各組付孔1
6,17は、これらの軸線を上下並列して側板部11a
に貫通形成されており、各ガス発生器Y1,Y2の突部
41を前記凹部空間W内から挿入突出させて保持してい
る。組付用保持具18は、各組付孔16,17に対峙す
る側板部11bに設けられており、図3に示す様に、板
部材によって各ガス発生器Y1,Y2のハウジング30
の外周に倣う2つの円周溝19,20が上下に並列形成
されている。各円周溝19,20は、ガス流出用開口1
3側に開口しており、各ガス発生器Y1,Y2のガス放
出孔34aを塞がない様にハウジング30の底部30b
側を支持している。又、円周溝19,20は、図3に示
す様に、ハウジング30の外周の半分以上に亘って保持
する様に形成されており、これによって、各ガス発生器
Y1,Y2の突部41を各組付孔16,17の夫々に挿
入突出させた後、ハウジング30の底部30b側を各円
周溝19,20内の夫々に圧入させる事で、該円筒溝1
9,20の板バネ機能が発揮されて、各組付孔16,1
7と共に各ガス発生器Y1,Y2を相互の長軸線a,b
が略並行する様に、ユニットケース10の凹部空間W内
に組付け固定する。そして、各ガス発生器Y1,Y2を
備えるユニットケース10内には、その凹部空間Wにガ
ス流出用開口13に連通するガス流出空間S1が形成さ
れ、各ガス発生器Y1,Y2から放出される清浄なガス
がガス流出空間S1,ガス流出用開口13を通してエア
バッグ5に噴出されてエアバッグを膨張展開させる。
【0014】上述の様に構成されるガス発生器ユニット
X1は、ステアリングホイール1の前記エアバッグ装置
装着空間U内に装着(固定)される。ガス発生器ユニッ
トX1の装着は、自動車を直進させるステアリングホイ
ール1の正規位置(図1に示す位置)において、該ステ
アリングホイール1の縦軸線cに対して、各ガス発生器
Y1,Y2の長軸線a,bを直交させた状態でユニット
ケース10を前記装着空間Uのバブ4等に固定して装着
する。これにより、ステアリングホイール1の正規位置
において、各ガス発生器Y1,Y2は、ステアリングホ
イール1の縦軸線cに直交した状態で装着されるので、
各ガス発生器Y1,Y2を時間差をもって作動させてエ
アバッグ5の展開制御を行う際に、エアバッグ5の展開
に、その左右方向の偏りが発生するのが防止される。
又、各ガス発生器Y1,Y2を、前記ステアリングホイ
ールの縦軸線1cに対して略対称となる様に配置してい
るので、ステアリングホイール1には左右のブレはな
く、操輪に癖のないステアリングホイールとなす事がで
きる。
【0015】次に、各ガス発生器Y1,Y2の詳細な構
成について説明する。各ガス発生器Y1,Y2は、長尺
円筒状のハウジング30と、該ハウジング30内に配置
されるガス発生剤31及び円筒フィルタ部材32と、ガ
ス発生剤31に点火する点火器33とを主要構成要素と
している。
【0016】ハウジング30は、一端部が開口する有底
の外筒34と、該外筒34の開口端を閉塞する蓋部材3
5とで構成されており、該蓋部材35の鍔部35aを外
筒34の開口端に嵌め込み、外筒34の開口端部36を
折り曲げてカシメ固定する事によって内部に密閉空間を
形成している。ハウジング30は、その長さ寸法Lと外
径寸法Dとを、ユニットケース10の凹部空間W内に略
並行組付けできる寸法にされていると共に、長さ寸法L
対外径寸法Dとの比L/Dを1以上とする長尺円筒状に
されている。これにより、小型化されたハウジング30
をユニットケース10内に略並行として組付け固定でき
る事から、該ユニットケース10によって各ガス発生器
Y1,Y2をステアリングホイール1の前記装着空間U
内に装着する事が可能となる。尚、ハウジング30は、
切削加工の他に鍛造で形成された外筒34に、蓋部材3
5を摩擦圧接や溶接等で接合して構成しても良く、又押
し出し成形等により形成される外筒34の両端部を2つ
の蓋部材35で閉塞して、カシメ固定又は摩擦圧接或い
は溶接等で接合して構成しても良い。
【0017】外筒34の外周には、ユニットケース10
のガス流出空間S1に開口する複数のガス放出孔34a
が形成されている。各ガス放出孔34aは、ハウジンジ
30の軸方向に間隔を隔てて、且つ全周に亘って開口し
ており、外筒34の内周に貼着されたバーストプレート
38で閉塞されている。又、蓋部材35には、鍔部35
aからハウジング30の外部に突出する突部41が一体
形成されている。
【0018】ハウジング30の密閉空間内には、内側の
燃焼室Gと外側のガス通過空間S2とを画成する様に円
筒フィルタ部材32が配置され、該燃焼室G内には、ガ
ス発生剤31が装填されている。フィルタ部材32は、
ハウジング30の底部30bに挿入されて蓋部材35ま
で延びており、該蓋部材35に挿入して支持されてい
る。又、点火器33は、保持部33Aの先端に配置され
た着火部33Bを有し、該保持部33Aを蓋部材35内
のテーパー段部39にシール部材(ゴムシート)を介し
て気密に当接されている。そして、蓋部材35の先端側
を折り曲げて、点火器33をカシメ固定しており、これ
によって、点火器33の着火部33Bは、燃焼室G内の
ガス発生剤31に対峙して配置され、図示しない衝突セ
ンサからの衝突検出信号によって点火されて、ガス発生
剤31を燃焼させる。
【0019】そして、各ガス発生器Y1,Y2は、上述
した様に、ユニットケース10の各組付孔16,17の
夫々に突部41を挿入突出させた後に、ハウジング30
の底部30b側を組付用保持具18の各円周溝19,2
0に圧入して、ユニットケース10の凹部空間Wに組付
け固定される。このとき、各ガス発生器Y1,Y2のハ
ウジング30の底部30b側を、各組付孔16,17に
夫々に挿入突出させ、蓋部材35側を組付用保持具18
に圧入してユニットケース10の凹部空間Wに組付け固
定する事も考えられるが、点火器33を衝突センサ等に
リード線で接続する関係上、蓋部材35側を各組付孔1
6,17に挿入突出させて組付け固定する事が好まし
い。
【0020】次に、ガス発生器ユニットX1によるエア
バッグ5の展開制御の手順を説明する。先ず、衝突セン
サが自動車の衝突を検出すると、その衝突に最適なエア
バッグ5の展開形態によって各ガス発生器Y1,Y2の
点火タイミングを制御する。即ち、自動車の衝突が激
しい時には、各ガス発生器Y1,Y2の点火器33を同
時に点火させて、2つのガス発生器Y1,Y2のガス発
生剤31の燃焼による大量のガスによりエアバッグ5を
急速に膨張展開させる。又、自動車の衝突が中程度の
時には、一方のガス発生器Y1の点火器33を点火させ
た後に、微小時間差をもって他方のガス発生器Y2の点
火器33を点火させてエアバッグ5を展開初期の段階で
緩やかに膨張展開し、途中から急速に膨張展開させる。
更に、自動車の衝突が軽度の時には、一方のガス発生
器Y1の点火器33のみを点火させるか、各ガス発生器
Y1,Y2の点火器33の点火の時間差を長くする事
で、エアバッグ5を緩やかに膨張展開させる事になる。
【0021】例えば、自動車の衝突が中程度の時につい
て説明すると、衝突センサが自動車の衝突を検出する
と、先ず、一方のガス発生器Y1の点火器33を点火さ
せ、その着火部33Bを着火して火炎を燃焼室Gに噴出
させ、この火炎によって燃焼室G内のガス発生剤31を
燃焼させて高温高圧ガスを発生させる。この高温高圧ガ
スは、フィルタ部材32に流入し、通過する過程でスラ
グ捕集と冷却を経て、ガス通過空間S2内に流出する。
続いて、燃焼室G内の燃焼が進み、ハウジング30内が
所定圧力に達すると、バーストプレート38が破裂して
各ガス放出孔34aからガス流出空間S1に放出され
る。このとき、各ガス放出孔34aから放出されるガス
の一部は、ユニットケース10に衝突してスラグ捕集と
冷却を経て、清浄なガスとなってガス流出口13からエ
アバッグ5に噴出され、エアバッグ5を緩やかに膨張展
開させる。又、各ガス放出孔34aからのガス放出に伴
って、燃焼室Gで発生する高温高圧ガスは、ガス通過空
間S2への流出に際して外筒34の内周に衝突する事か
ら、ここでも、スラグ捕集と冷却が効率的に行われる。
この様に、エアバッグ5の展開初期の段階では、一方の
ガス発生器Y1のみで発生する少量のガスによって、エ
アバッグ5を緩やかに膨張展開させる。
【0022】続いて、ガス発生器Y1の点火器33の点
火後に、微小時間差をもって他方のガス発生器Y2の点
火器33を点火させると、同様にして燃焼室G内のガス
発生剤31の燃焼が開始される。燃焼室G内で発生した
高温高圧ガスは、同様にフィルタ部材32等によりスラ
グ捕集と冷却を経て、清浄なガスとなってガス発生器Y
1から放出されるガスと合流してガス流出口13からエ
アバッグ5に噴出し、エアバッグ5を大量のガスによっ
て急速且つ均等に膨張展開させる。
【0023】この様に、ガス発生器ユニットX1によれ
ば、各ガス発生器Y1,Y2をユニットケース10内に
配置可能に長さ寸法L対外径寸法Dの比(L/D)が1
以上となる長尺円筒状として、ユニットケース10内に
相互の長軸線a,bを略並行となる様に組付け固定(ユ
ニット化)する構成としたので、ステアリングホイール
1内の限られたエアバッグ装置装着空間Uに各ガス発生
器Y1,Y2を装着できる。従って、各ガス発生器の点
火器33を時間差をもって点火させる事を可能となし、
これによって、エアバッグ5の展開初期にはガス発生器
Y1のみで発生した少量のガスにより緩やかに膨張展開
させ、その後にガス発生器Y2で発生したガスの追加に
より急速に展開膨張させる多段展開制御を可能にでき
る。この結果、運転席の乗員がステアリングホイール1
の近傍に着座していても、エアバッグ5の展開初期にお
ける急速膨出による衝撃を受ける事なく安全にエアバッ
グ本来の機能が発揮される。
【0024】又、自動車を直進させるステアリングホイ
ール1の正規位置において、各ガス発生器Y1,Y2の
長軸線a,bをステアリングホイール1の縦軸線cに直
交する状態で、ユニットケース10を装着空間U内に装
着すると、エアバッグ5の多段展開を行うに際して、エ
アバッグ5の膨張展開に偏りが生じても、各ガス発生器
Y1,Y2の長軸線a,bの方向に生じる事なくステア
リングホイール1の縦軸線cに偏る様に膨張展開させれ
る事から、エアバッグ5をスポーク3等で阻害される事
なくスムーズに膨張展開できる。又、各ガス発生器Y
1,Y2を前記ステアリングホイールの縦軸線に対して
略対称に配置する事により、ガス発生器の配置によるス
テアリングホイールの左右の重量バランスが崩れる事が
防止されるので、ステアリングホイールの操輪に癖のな
い、安定な操輪が可能となる。
【0025】更に、各ガス発生器Y1,Y2は、ハウジ
ング30の突部41をユニットケース10に並列形成さ
れた組付孔16,17内の夫々に挿入突出させて組付け
固定されているので、簡単な構造でユニット化を達成で
きる。特に、各ガス発生器Y1,Y2の点火器33を各
組付孔16,17から突出させると、衝突センサ等との
接続を容易に行える。
【0026】次に、図4に示すガス発生器ユニットX2
は、3本のスポーク53を有するステアリングホイール
51の前記装着空間U内に、長短尺2種類のガス発生器
Y3,Y4を装着する例を示しており、図1〜図3と同
一の符号は同一の部材を示して重複説明を省略する。
【0027】図4において、ガス発生器ユニットX2の
ユニットケース60は、ステアリングホイール51の環
状リム52にT字状(又はY字状)に配置された3本の
スポーク53を連結するバブ54等で形成される凹状の
装着空間U内に装着(固定)可能な大きさにされてお
り、各ガス発生器Y3,Y4を組付け固定するケース本
体61とエアバッグ5が取付けられるフランジ部64と
で構成されている。ケース本体61は8つの側板部61
a〜61hで上下に略並行する2つの矩形形状を有する
形状にされており、これら側板部61a〜61hの一端
部を底板部61iによって閉塞する事で内部に上下略並
行して広狭幅を有する2つの凹所w1,w2からなる凹
部空間Wを形成している。又、ケース本体61の開口端
は、エアバッグ5に通じるガス流出口13が開口してお
り、その先端から直角に折れ曲がって各側板部61a〜
61hに沿って延びるフランジ部64が一体形成されて
いる。フランジ部64は、ステアリングホイール51の
装着空間Uの形状に倣って下側に向かって縮小する6角
形状にされており、各取付孔65にリベット等の締結手
段を挿入する事で、図5に示す様に、エアバッグ5のリ
テーナ6をユニットケース60に取付ける。
【0028】各ガス発生器Y3,Y4は、ハウジング3
0の長さ寸法L1,L2(L1>L2)を長短尺とした
2種類のものからなり、その長さ寸法L1,L2と外径
寸法Dとをユニットケース60の各凹所w1,w2の夫
々に略並行組付けできる寸法にされている。又、各ガス
発生器Y3,Y4は、その長さ寸法L1,L2対外径寸
法Dの比(L1/D,L2/D)を1以上とする長尺円
筒状にされている。これにより、各ガス発生器Y3,Y
4は、図5に示す様に、ハウジング30の突部41をユ
ニットケース60の各側板部61a,61cに上下略並
列して形成された各組付孔16,17の夫々に挿入突出
させる事で保持されている。又、各ガス発生器Y3,Y
4は、ハウジング30の底部30b側を、図6に示す様
に、各ガス放出孔34aを塞がない様にユニットケース
60の各凹所w1,w2に亘って設けられた組付用保持
具18の各円周溝19,20に圧入して、各組付孔1
6,17と共にユニットケース60の凹部空間W内に相
互の長軸線a,bを略並行にして組付け固定されてい
る。
【0029】上述の様に構成されるガス発生器ユニット
X2は、自動車を直進させるステアリングホイール51
の正規位置(図4に示す位置)において、各ガス発生器
Y3,Y4の長軸線a,bをステアリングホイール51
の縦軸線cに直交する状態でユニットケース60を、前
記装着空間Uのハブ54等に固定する事で装着されてい
る。これにより、ステアリングホイール51の正規位置
において、各ガス発生器Y3,Y4を時間差をもって作
動させるエアバッグ5の展開制御を行う際に、エアバッ
グ5の展開に偏りが生じても、その偏りが各ガス発生器
Y3,Y4の長軸線a,bに生じる事なく、ステアリン
グホイール51の縦軸線c方向に生じる事から、エアバ
ッグ5をスポーク53等で阻害される事なくスムーズに
展開させる事が可能となる。
【0030】次に、ガス発生器ユニットX2によるエア
バッグ5の展開制御の手順を説明する。先ず、衝突セン
サが自動車の衝突を検出すると、その衝突に最適なエア
バッグ5の展開形態により各ガス発生器Y3,Y4の点
火タイミングを制御するが、その具体的な作動は、図1
のガス発生器ユニットX1と同様に、自動車の衝突が激
しい時、中程度の時、軽度の時の3態様で制御される
(ガス発生器ユニットX1で説明した〜記載を参
照)。
【0031】例えば、自動車の衝突が中程度の時につい
て説明すると、衝突センサが自動車の衝突を検出する
と、先ず、短尺(長さ寸法L2)のガス発生器Y4の点
火器33を点火し、図1のガス発生器ユニットX1と同
様にして、燃焼室G内のガス発生剤31を燃焼させて高
温高圧ガスを発生させ、この高温高圧ガスは同様にスラ
グ捕集と冷却を経て、清浄なガスとなってガス流出空間
S1,ガス流出口13からエアバッグ5に噴出し、エア
バッグ5をガス発生器Y4のみで発生する少量のガスに
よって緩やかに展開膨張させる。
【0032】続いて、ガス発生器Y4の点火器33の点
火後に、微小時間差をもって長尺(長さ寸法L1)のガ
ス発生器Y3の点火器33を点火させると、同様にして
燃焼室G内のガス発生剤31の燃焼が開始される。燃焼
室Gで発生した高温高圧ガスは、同様にスラグ捕集と冷
却を経て、清浄なガスとなってガス発生器Y4から放出
されるガスと合流してガス流出口13からエアバッグ5
に噴出し、エアバッグ5を大量のガスによって急速且つ
均等に膨張展開させる。
【0033】この様に、ガス発生器ユニットX2によれ
ば、図1のガス発生器ユニットX1と同様にして、ステ
アリングホイール51の限られた前記装着空間U内に長
短尺2種類のガス発生器Y3,Y4を装着できる事か
ら、エアバッグ5の2段展開制御を可能にできる。この
結果、運転席の乗員がステアリングホイール51の近傍
に着座していても、エアバッグ5の展開初期における急
速膨出による衝撃を受ける事なく安全にエアバッグ本来
の機能が発揮される。
【0034】又、長短尺2種類のガス発生器Y3,Y4
を備え、ユニットケース60の凹部空間Wを広狭幅から
なる2つの凹所w1,w2で形成したので、ステアリン
グホイール51の装着空間Uの狭い場合においても、各
ガス発生器Y3,Y4を装着できる。ステアリングホイ
ール51のエアバッグ装置装着空間Uが、T字状又はY
字状に設けられる3本のスポーク53等で形成される狭
い場合にも容易に各ガス発生器Y3,Y4を装着でき
る。
【0035】
【発明の効果】上述した通り、本発明のガス発生器ユニ
ットでは、各ガス発生器をユニットケース内に配置可能
に長さ寸法対外径寸法の比が1以上となる長尺円筒状と
して、ユニットケース内に相互の長軸線を略並行となる
様に組付け固定(ユニット化)する構成としたので、ス
テアリングホイールの限られた前記装着空間に各ガス発
生器を装着できる。従って、各ガス発生器の作動を時間
差をもってさせる事を可能となし、これによって、エア
バッグの展開初期には1のガス発生器のみで発生した少
量のガスにより緩やかに膨張展開させ、その後に他のガ
ス発生器で発生したガスの追加により急速に展開膨張さ
せる多段展開制御を可能にできる。この結果、運転席の
乗員がステアリングホイールの近傍に着座していても、
エアバッグの展開初期における急速膨出による衝撃を受
ける事なく安全にエアバッグ本来の機能が発揮される。
【0036】又、自動車を直進させるステアリングホイ
ールの正規位置において、各ガス発生器の長軸線をステ
アリングホイールの縦軸線に直交する状態で、ユニット
ケースを前記装着空間内に装着すると、エアバッグの多
段展開を行うに際して、エアバッグの膨張展開に偏りが
生じても、各ガス発生器の軸線の方向に生じる事なくス
テアリングホイールの縦方向に偏るように膨張展開させ
られる事から、エアバッグをスムーズに膨張展開でき
る。
【0037】更に、各ガス発生器は、ハウジングの少な
くとも一端側をユニットケース内に並列形成された組付
孔の夫々に挿入突出させて組付け固定されているので、
簡単な構造でユニット化を達成できる。特に、点火器を
各組付孔から突出するハウジング端に設けると、衝突セ
ンサ等との接続を容易に行う事も可能となる。
【0038】又、長短尺2種類のガス発生器を備え、ユ
ニットケースの凹部空間を2種類のガス発生器を組付け
可能とする広狭幅からなる形状に構成とすると、ステア
リングホイールの装着空間の狭い場合にも、各ガス発生
器をステアリングホイールに装着できる。特に、ステア
リングホイールの装着空間が、T字状又はY字状の3本
のスポークで形成される狭い場合にも容易に各ガス発生
器を装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス発生器ユニットを、4本のスポー
クを有するステアリングホイールに装着した状態を示す
正面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明のガス発生器ユニットを、3本のスポー
クを有するステアリングホイールに装着した状態を示す
正面図である。
【図5】図4のE−E断面図である。
【図6】図4のF−F断面図である。
【図7】従来技術のエアバッグ装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,51 ステアリングホイール 10,60 モジュールケース 11,61 ケース本体 14,64 フランジ部 16,17 組付孔 X1,X2 ガス発生器ユニット Y1〜Y4 ガス発生器 U 装着空間 W 凹部空間 a,b ガス発生器の長軸線 c ステアリングホイールの縦軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 耕治 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール(1,51)のエ
    アバッグ装置の装着空間(U)内に装着され、エアバッ
    グ(5)展開のためのガスを発生させるガス発生器ユニ
    ットにおいて、 前記ステアリングホイール(1,51)の装着空間
    (U)内に装着され、前記エアバッグ(5)が取付けら
    れるフランジ部(14,64)と、該フランジ部(1
    4,64)に連続して凹部空間(W)を形成するケース
    本体(11,61)とからなるユニットケース(10,
    60)と、 該ユニットケース(10,60)の凹部空間(W)内に
    配置可能に長さ寸法(L)対外径寸法(D)の比(L/
    D)が1以上となる長尺円筒状にされ、燃焼によりエア
    バッグ(5)を展開させるガスを発生させる複数のガス
    発生器(Y1,Y2、Y3,Y4)とを備えてなり、 前記各ガス発生器(Y1,Y2、Y3,Y4)は、前記
    ユニットケース(10,60)の凹部空間(W)に相互
    の軸線(a,b)が略並行となる様に組付け固定されて
    いる事を特徴とするガス発生器ユニット
  2. 【請求項2】 前記ユニットケース(10,60)は、
    前記各ガス発生器(Y1,Y2、Y3,Y4)の長軸線
    (a,b)を、前記ステアリングホイール(1,51)
    の正規位置での縦軸線(c)と直交する様に、該ステア
    リングホイール(1,51)の前記装着空間(U)内に
    装着されている事を特徴とする請求項1に記載のガス発
    生器ユニット
  3. 【請求項3】 前記各ガス発生器(Y1,Y2、Y3,
    Y4)は、前記ステアリングホイール(1,51)の縦
    軸線(c)に対して略左右対称に配置されている事を特
    徴とする請求項2に記載のガス発生器ユニット
  4. 【請求項4】 前記各ガス発生器(Y1,Y2、Y3,
    Y4)は、該ガス発生器のハウジング(30)の少なく
    とも一方端を前記ユニットケース(10,60)の凹部
    空間(W)に並列して開口する複数の組付孔(16,1
    7)内に夫々に挿入突出させて組付け固定されている事
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    ガス発生器ユニット
  5. 【請求項5】 前記各ガス発生器(Y3,Y4)は、前
    記ハウジング(30)の長さ寸法(L1,L2)が長短
    尺2種類からなるものであり、 前記ユニットケース(60)の凹部空間(W)は、長短
    2種類のガス発生器(Y3,Y4)を各長軸線(a,
    b)が略並行となる様に組付け可能とする広狭幅を有す
    る形状とされている事を特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のガス発生器ユニット
  6. 【請求項6】 前記長短2種類のガス発生器(Y3,Y
    4)は、上側に長尺ガス発生器(Y3)が配置され、下
    側に短尺ガス発生器(Y4)が配置されてなる事を特徴
    とする請求項5に記載のガス発生器ユニット
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