JP2015136978A - フード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造 - Google Patents

フード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造 Download PDF

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Abstract

【課題】フードの意匠設計の自由度を確保しつつ、フードエアバッグの展開挙動を安定させることができるフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造を得る。【解決手段】フード14に設けられた膨出部70の車両後方側には、車両用歩行者保護エアバッグ装置28が配設されており、膨出部70には、後端壁72B及びフードヒンジ取付部76が設けられている。このため、エアバッグ32の展開反力が後端壁72Bによって支持され、当該展開反力が膨出部70からフードヒンジ取付部76に伝達される。その結果、エアバッグ32が膨張展開したときの展開反力がフードヒンジ24に伝達され、ひいては車体15に伝達される。従って、フード14にエアバッグドア等を設けることなくエアバッグ32を展開させることができると共に、フードヒンジ取付部76の周辺部に応力が集中することを抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、フード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造に関する。
下記特許文献1には、車両用フードエアバッグ装置のシール構造に関する発明が開示されている。この車両用フードエアバッグ装置のシール構造では、フードの内部にエアバッグモジュールが配設されている。これにより、車両が歩行者と衝突すると、フードに設けられたエアバッグドアが展開されてフードエアバッグがフード後端及び左右のフロントピラーに沿って膨張展開されるようになっている。
また、下記特許文献2には、歩行者用エアバッグ装置に関する発明が開示されている。この歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグモジュールがフードの後端部の下面側に配設されている。これにより、車両が歩行者と衝突すると、フードの後端部に設けられたカバーがフードエアバッグに押圧されて展開されると共にフードの後端部が押し上げられ、その状態でウインドシールドガラスに向けてフードエアバッグが膨張展開されるようになっている。
特開2007−196801号公報 特開2005−178587号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された先行技術による場合、エアバッグドアがフードの意匠面に設けられているため、フードの意匠設計の自由度が制限される。
一方、上記特許文献2に記載された先行技術による場合、フードエアバッグがフードの後端部からウインドシールドガラスに向けて膨張展開される構成であるため、特許文献1に記載された先行技術に比し、フードの意匠設計の自由度が確保される。しかし、特許文献2に記載された先行技術では、フードエアバッグ展開時において、フードがフードエアバッグの展開反力を受けて車両前方側に押圧されるため、フードにおけるフードヒンジの周辺部に応力が集中する。その結果、フードエアバッグ展開時におけるフードの挙動が安定せず、ひいてはフードエアバッグの展開挙動が安定しない可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、フードの意匠設計の自由度を確保しつつ、フードエアバッグの展開挙動を安定させることができるフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造は、後端部が車両上方側へ上昇可能とされたフードにおける当該後端部の下方側に配設され、作動することによりガスを噴出するインフレータと、前記フードの後端部の下方側に折り畳まれた状態で格納され、前記インフレータからのガスが供給されることにより前記フードの後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方上面側へ膨張展開される歩行者保護エアバッグと、前記フードの後端部の下方側に設けられ、フードヒンジが取り付けられるフードヒンジ取付部と、前記フードの後端部の下方側に設けられ、前記インフレータが固定されると共に、当該インフレータの車両前方側に前記歩行者保護エアバッグの展開反力を支持可能な支持壁を備えかつ当該展開反力を直接又は部材を介して前記フードヒンジ取付部に伝達するベース部と、を有している。
請求項2記載の本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造は、請求項1に記載の発明において、前記ベース部は、前記フードの内側部材を構成するフードインナパネルの後端部に沿って一体に形成されかつ車両下方側へ膨らむ第1膨出部と、当該フードインナパネルの車両幅方向両端部に沿って一体に形成されると共に当該第1膨出部と接続されかつ車両下方側へ膨らむ第2膨出部と、を含んで当該第1膨出部と当該第2膨出部とが一体に形成されると共に、前記フードヒンジ取付部は、当該第2膨出部に一体に設けられている。
請求項3記載の本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造は、請求項1に記載の発明において、前記ベース部は、連結部材を介して前記フードヒンジ取付部に連結されている。
請求項1記載の本発明によれば、フードの後端部の下方側に配設されたインフレータが作動すると、インフレータからガスが噴出される。このガスは、フードの後端部の下方側に折り畳まれた状態で格納された歩行者保護エアバッグ内へ供給される。一方、フードの後端部は、車両上方側へ上昇し、歩行者保護エアバッグの膨張展開のための開口部が形成される。このため、歩行者保護エアバッグは、フードの後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方上面側へ膨張展開される。このように、本発明では、歩行者保護エアバッグを展開させるために、フードにエアバッグドア等を設ける必要がない。
ところで、フードは、フードヒンジ取付部でフードヒンジに取り付けられると共に、当該フードヒンジによって車体とフードとが連結されている。このため、インフレータが作動して、歩行者保護エアバッグが膨張展開すると、その際の展開反力がインフレータに作用し、フードが当該展開反力を受けて車両前方側に押圧される。その結果、フードにおけるフードヒンジ取付部の周辺部に応力が集中することが考えられる。
ここで、本発明では、フードの後端部の下方側にベース部が設けられており、当該ベース部にインフレータが固定されている。そして、ベース部におけるインフレータの車両前方側には、支持壁が設けられており、歩行者保護エアバッグの展開反力が当該支持壁によって支持されると共に、当該展開反力が直接又は部材を介してベース部からフードヒンジ取付部に伝達される。このため、歩行者保護エアバッグが膨張展開したときの展開反力をベース部からフードヒンジに伝達させることができる。その結果、歩行者保護エアバッグが膨張展開したときの展開反力をフードヒンジを介して車体に伝達させることができ、ひいてはフードにおけるフードヒンジ取付部の周辺部に応力が集中することを抑制することができる。
請求項2記載の本発明によれば、第1膨出部によってフードの後端部が補強されると共に、第2膨出部によってフードの車両幅方向両端部が補強されている。さらに、フードヒンジ取付部は、第2膨出部に一体に設けられている。このため、ベース部によって、フードの後端部及び車両幅方向両端部を一体的に補強し、フード全体の剛性を向上させることができる。
請求項3記載の本発明によれば、ベース部が連結部材を介してフードヒンジ取付部に連結されている。このため、フードの形状に応じてベース部の形状及び当該ベース部とフードヒンジ取付部との位置関係が変更されても、連結部材の形状を変更することにより、ベース部とフードヒンジ取付部とを連結することができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造は、フードの意匠設計の自由度を確保しつつ、フードエアバッグの展開挙動を安定させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造は、歩行者保護エアバッグが膨張展開したときの展開反力をフード全体に分散させつつ当該展開反力をフードヒンジに伝達させることができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造は、フードの設計自由度を確保しつつ、歩行者保護エアバッグが膨張展開したときの展開反力をフードヒンジに伝達させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係るフードを車両下方側から見た底面図である。 第1実施形態に係り、非作動状態の歩行者保護エアバッグ装置の要部を車両前後方向に破断して示す要部拡大斜視図である。 (A)は歩行者保護エアバッグ装置の非作動状態を示す縦断面図であり、(B)は歩行者保護エアバッグ装置の作動状態を示す縦断面図である。 歩行者保護エアバッグ装置が作動して歩行者保護エアバッグが膨張展開した状態を自動車との関係で示す斜視図である。 (A)は第2実施形態に係るフードを車両下方側から見た底面図であり、(B)は(A)のX−X線に沿ったフードの拡大縦断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造が適用された車両用歩行者保護エアバッグ装置の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、又矢印UPは車両上方側を示している。さらに、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図3及び図4に示されるように、車両(自動車)10のパワーユニット11を収容するエンジンルーム(パワーユニット室)12の上面側には、フード14が設けられている。このフード14の前端部は、図示しないフードロックによって通常は車体15にロックされている。
一方、図1に示されるように、フード14の後端部16の車両幅方向両側には、後述するフードヒンジ取付部76が設けられており、当該フードヒンジ取付部76には、フードヒンジ24が取り付けられている。より詳細には、このフードヒンジ24は、車体15に固定される図示しないヒンジベースと、一端部がフードヒンジ取付部76に固定されると共に他端部がヒンジベースにピン結合され、結合点回りに揺動可能とされたヒンジアーム25と、を含んで構成されている。
図4に戻って説明を続けると、フード14の後端部の車両幅方向両側には、歩行者との衝突時にフード14の後端部16を上昇させるポップアップ装置18が配設されている。これにより、フード14の後端部16が車両上方側へ上昇可能とされている。なお、図4では、ポップアップ装置18をガス発生手段が作動することにより上昇するロッド状の部材によって模式的に図示しているが、リンク機構によってフード14の後端部16をポップアップさせてもよいし、種々の構成を採ることができる。
また、図2及び図3(A)に示されるように、フード14は、車両外側に配置されてフード14の意匠面を形成するフードアウタパネル20と、エンジンルーム12側に配置されてフードアウタパネル20を補強するフードインナパネル22と、を含んで構成されている。そして、フードインナパネル22には、後述するように、ベース部としての膨出部70が形成されており、当該膨出部70には、車両用歩行者保護エアバッグ装置(以下、単に「エアバッグ装置」ともいう)28が取り付けられている。
エアバッグ装置28は、車両幅方向を長手方向とする長尺の略箱状に形成されたモジュールケース30と、このモジュールケース30内に折り畳まれた状態で格納されたフードエアバッグすなわち歩行者保護エアバッグ(以下、単に「エアバッグ」ともいう)32と、歩行者との衝突時にガスを噴出してエアバッグ32に供給するインフレータ34と、このインフレータ34をフード14に固定するための後述するインフレータ取付ブラケット36と、を含んで構成されている。
モジュールケース30は、上側取付壁30Aと、上側取付壁30Aの後端部から車両上方側へ屈曲されて車両後方上側に向かって立設された前壁部30Bと、前壁部30Bの上端部から車両後方側へ延出された上壁部30Cと、上壁部30Cの後端部から車両下方側へ屈曲された後壁部30Dと、後壁部30Dの下端部から車両前方側へ延出された下壁部30Eと、下壁部30Eからそのまま車両前方側へ延出されて上側取付壁30Aの下側に配置された下側取付壁30Fと、図示しない左右の側壁部と、を含んで構成されている。上壁部30Cは、フードインナパネル22の一般壁22Aに沿って配置されている。後壁部30Dは前壁部30Bに対して略平行に配置されており、又下壁部30Eは上壁部30Cに対して略平行に配置されている。
また、モジュールケース30の車両後方上側の角部(上壁部30Cと後壁部30Dとが接続されるコーナー部)におけるケース内方側には、V字状の溝が形成されることにより薄肉化されたティア部38が形成されている。ティア部38は、各壁の一般部よりも強度及び剛性が低くなっている。
図2〜図4に示されるように、エアバッグ32は、一例として二枚の基布の外周部を縫製することにより袋状に構成されている。エアバッグ32が膨張展開した状態では、フード14の後端部16に沿って車両幅方向に延在するバッグ本体部40と、このバッグ本体部40と連通されると共に左右一対のフロントピラー42の前面を覆う一対のバッグ側部44と、を備えている。さらに、バッグ本体部40は、フード14の後端部16の下面に沿って車両幅方向に膨張するバッグ基部40Aと、フード14の後端部16とウインドシールドガラス46との間から円筒状に膨張展開されてウインドシールドガラス46の下端部46Aの前面を覆うバッグ円筒部40Bと、によって構成されている。上記構成のエアバッグ32は、蛇腹折り、ロール折りによって折り畳まれた状態でモジュールケース30内に格納されている。
上述したエアバッグ32の内部には、左右一対のインフレータ34が配設されており、当該インフレータ34は、金属製とされかつ軸方向の両端部が閉止された円筒状に形成されている。インフレータ34の軸方向の一端部の軸芯部には、図示しないスクイブ(点火装置)が配設されている。また、インフレータ34の内部には、燃焼することにより大量のガスを発生するガス発生剤が充填されていると共に、発生した高温のガスを冷却するためのクーラント及びガス発生剤が燃焼した際に生じる砕片を除去するためのフィルタ等が収容されている。なお、上記インフレータ34はガス発生剤を用いるタイプのインフレータであるが、高圧ガスが封入されたタイプのインフレータを用いてもよい。また、インフレータ34の周壁部には、複数のガス噴出孔が形成されている。
上記インフレータ34は、車体フロアの中央部に配設された図示しないコントローラ(エアバッグECU)と接続されている。コントローラは、車両(自動車)10の前端部に車両幅方向を長手方向として配置された図示しないフロントバンパに配設された衝突検知センサ(図示省略)或いはプリクラッシュセンサ(図示省略)と接続されている。衝突検知センサとしては、例えば、フロントバンパの裏面側に当該フロントバンパに沿って配置された長尺状の圧力チャンバ又は圧力チューブと、当該圧力チャンバ又は圧力チューブの内圧の変化を検出する圧力センサとによって構成されたものが適用可能である。また、フロントバンパに沿って長尺状の光ファイバセンサを配置する所謂光ファイバ方式等を適用してもよい。一方、プリクラッシュセンサとしては、例えば、歩行者等の衝突体との衝突を、ラジエータグリルに設けられたミリ波レーダや車室内に搭載されたステレオカメラ等を使って予知するものが適用可能である。
ここで、本実施形態では、インフレータ取付ブラケット36と、フードインナパネル22に形成された「ベース部」としての膨出部70とを含んで構成されたフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造によって、エアバッグ装置28が固定されている。以下、本発明の要部である膨出部70を中心としたフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造について詳細に説明する。
まず、インフレータ34を膨出部70に固定するインフレータ取付ブラケット36について説明する。図2に示されるように、このインフレータ取付ブラケット36は、車両前後方向に細長い帯状の金属製の板材をプレス成形することにより製作されている。構造的には、インフレータ取付ブラケット36は、膨出部70に固定される第1固定部48と、インフレータ34が固定される第2固定部50と、を主要な要素として備えている。
第1固定部48は、矩形平板状に形成されており、エアバッグ32の上側取付壁30Aと下側取付壁30Fとの間に挟持されている。また、第2固定部50は、略4分の1円筒状に形成されており、この第2固定部50の上面にインフレータ34が溶接等によって固定されている。なお、エアバッグ装置28が組み付けられた状態において、インフレータ34は、モジュールケース30の前壁部30B及び上壁部30Cと当接状態とされている。
一方、図1及び図2に示されるように、膨出部70は、フードインナパネル22の後端部に沿って一体に形成された第1膨出部72と、フードインナパネル22の車両幅方向両端部に沿って一体に形成された第2膨出部74と、を含んで平面視でH字形状に形成されている。
より詳細に説明すると、第1膨出部72は、車両下方側に面する底壁72Aとモジュールケース30に面する「支持壁」としての後端壁72Bとを備え、車両幅方向に沿って延在すると共に、車両下方側へ膨らんでおり、フードアウタパネル20と閉断面を形成している。これにより、第1膨出部72によってフード14の後端部16が補強されており、換言すれば、第1膨出部72は補強部材として機能する。この第1膨出部72は、フード14の後端部16の車両下方側、より具体的には、フード14の後端部16の直下よりも車両前方側へオフセットした位置に形成されている。そして、第1膨出部72の底壁72A及び後端壁72Bは、底壁72Aにモジュールケース30の上側取付壁30Aを当接させつつ、後端壁72Bにモジュールケース30の前壁部30Bを当接させることができるようにその形状が設定されている。
また、第2膨出部74は、第1膨出部72と同様に車両下方側へ膨らんでおり、フードアウタパネル20と閉断面を形成すると共に、車両前後方向に沿って延在しかつ第1膨出部72と一体に(接続して)形成されている。これにより、第2膨出部74によってフード14の車両幅方向両端部が補強されており、換言すれば、第2膨出部74は補強部材として機能する。この第2膨出部74は、第1膨出部72との境界部分より車両後方側の部分(以下、「後方膨出部74A」と称する。)の幅が、当該境界部分より車両前方側の部分(以下、「前方膨出部74B」と称する。)の幅よりも大きく設定されている。また、前方膨出部74Bの車両前後方向の長さは、後方膨出部74Aの車両前後方向の長さよりも長く設定されている。なお、第1膨出部72と、第2膨出部との境界部分における4箇所の角部は、何れも滑らかな曲面状に形成されている。
上記のように形成された膨出部70では、第1膨出部72及び後方膨出部74Aによって、フードインナパネル22における第1膨出部72の車両後方側に収納スペース26が形成されている。そして、この収納スペース26には、エアバッグ装置28が配設されている。一方、図2に示されるように、インフレータ取付ブラケット36の第1固定部48には、ボルト挿通孔54が形成されている。これに対応して、モジュールケース30の上側取付壁30A及び下側取付壁30Fにも第1固定部48のボルト挿通孔54と同軸上にボルト挿通孔56、58が形成されている。そして、これらのボルト挿通孔56、54、58に取付ボルト60が車両下方側からこの順に挿入されて第1膨出部72の底壁72Aの上面に設けられたウエルドナット62に螺合されている。これにより、インフレータ取付ブラケット36及びモジュールケース30が第1膨出部72の底壁72Aに共締めされ、その結果、エアバッグ装置28がフード14に固定されている。
また、エアバッグ装置28が第1膨出部72に組み付けられた状態において、モジュールケース30の上側取付壁30Aが底壁72Aに、モジュールケース30の前壁部30Bが後端壁72Bに、それぞれ面接触状態で当接されている。さらに、エアバッグ装置28は、第1膨出部72の車両後方側に配置されているため、図3(A)に示されるように、エアバッグ装置28とパワーユニット11との間には、退避スペース(エネルギー吸収スペース)78が確保されている。
一方、図1に示されるように、第2膨出部74における後方膨出部74Aには、当該後方膨出部74Aと一体的にフードヒンジ取付部76が設けられている。このフードヒンジ取付部76は、第2膨出部74の底壁74Cの上面に設けられた図示しないウエルドナットを備えている。これに対応して、ヒンジアーム25の一端部には、図示しないボルト挿通孔が形成されている。そして、そのボルト挿通孔に車両下方側から取付ボルト80が挿通されてフードヒンジ取付部76のウエルドナットに螺合されることにより、ヒンジアーム25がフードヒンジ取付部76に取り付けられている。これにより、フード14がフードヒンジ24に取り付けられると共に、当該フードヒンジ24によって車体15とフード14とが連結されている。なお、本実施形態では、一例として、第1膨出部72及び第2膨出部74の縦断面形状が車両上方側にいくにつれて拡幅されると共に、車両上方側が開放された台形状とされている。また、これに限らず、エアバッグ装置28及びフードヒンジ24の取り付けが可能であれば、第1膨出部72及び第2膨出部74の縦断面形状を円弧状等に設定してもよい。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
歩行者と衝突する前の状態では、図2及び図3(A)に示されるように、ポップアップ装置18及びエアバッグ装置28は非作動状態を維持している。つまり、フード14の後端部16はポップアップされず、エアバッグ32もモジュールケース30内に折り畳まれた状態で格納されている。
この状態から、歩行者と衝突すると、フロントバンパに設けられた図示しない衝突検知センサによって歩行者と衝突したことが検知される。なお、プリクラッシュセンサやステレオカメラを用いて歩行者との衝突が予知された場合も同様である。これにより、図3(B)に示されるように、まず図示しないコントローラによってポップアップ装置18が作動され、フード14の後端部16が車両上方側へ所定の高さまで上昇される(ポップアップされる)。その結果、エアバッグ32の膨張展開のための開口部が形成される。
また、フード14の後端部16の上昇量が所定量に達すると、図示しないコントローラによってエアバッグ装置28のインフレータ34が作動される。このため、インフレータ34のガス噴出孔からガスが噴出され、ガスは折り畳まれた状態のエアバッグ32内へ供給される。これにより、エアバッグ32がモジュールケース30内で膨張し始め、モジュールケース30のティア部38に加わる引張荷重が増加していく。そして、ティア部38に加わる引張荷重が所定値に達すると、図3(B)に示されるように、ティア部38が破断し、モジュールケース30の後壁部30D及び下壁部30Eが車両下方側へ展開される。これにより、エアバッグ32はフード14の後端部16とウインドシールドガラス46との間から車両後方上面側へ膨張展開される。エアバッグ32が膨張展開した状態では、図3(B)及び図4に示されるように、バッグ本体部40のバッグ円筒部40Bがフード14の後端部16に沿って車両幅方向に円筒状に膨張展開し、左右一対のバッグ側部44がフロントピラー42の前面を覆うように膨張展開される。このように、本実施形態では、エアバッグ32を展開させるために、フード14にエアバッグドア等を設ける必要がない。
ところで、フード14は、フードヒンジ取付部76でフードヒンジ24に取り付けられると共に、当該フードヒンジ24によって車体15とフード14とが連結されている。このため、インフレータ34が作動して、エアバッグ32が膨張展開すると、その際の展開反力がインフレータ34に作用し、フード14が当該展開反力を受けて車両前方側に押圧される。その結果、フード14におけるフードヒンジ取付部76の周辺部に応力が集中することが考えられる。
ここで、本実施形態では、フード14の後端部16の車両下方側に膨出部70を構成するベース部としての第1膨出部72が設けられており、当該第1膨出部72にインフレータ34が固定されている。そして、第1膨出部72におけるインフレータ34の車両前方側には、第1膨出部72の後端壁72Bが設けられており、エアバッグ32の展開反力が当該後端壁72Bによって支持されると共に、当該展開反力が膨出部70から直接フードヒンジ取付部76に伝達される。
より具体的に説明すると、エアバッグ32の展開時においてインフレータ34に作用する展開反力は、まず、当該インフレータ34に当接されているモジュールケース30の前壁部30Bに伝達される。この前壁部30Bは、第1膨出部72の後端壁72Bと当接されており、エアバッグ32の展開反力は、当該前壁部30Bを介して第1膨出部72に伝達される。この第1膨出部72は、上述したようにフードアウタパネル20と閉断面を形成しているため、車両前後方向に作用する力に対して十分な剛性を備えている。従って、エアバッグ32の展開反力は、第1膨出部72の後端壁72Bによって受け止められる。そして、後端壁72Bで受け止められたエアバッグ32の展開反力は、第1膨出部72と接続して形成された第2膨出部74に伝達され、当該第2膨出部74に設けられたフードヒンジ取付部76に伝達される。このため、エアバッグ32が膨張展開したときの展開反力を膨出部70からフードヒンジ24に伝達させることができる。
このように、本実施形態では、フード14にエアバッグドア等を設けることなくエアバッグ32を展開させることができる。また、エアバッグ32が膨張展開したときの展開反力をフードヒンジ24を介して車体15に伝達させることができ、ひいてはフード14におけるフードヒンジ取付部76の周辺部に応力が集中することを抑制することができる。その結果、本実施形態によれば、フード14の意匠設計の自由度を確保しつつ、エアバッグ32の展開挙動を安定させることができる。
また、本実施形態では、第1膨出部72によってフード14の後端部16が補強されると共に、第2膨出部74によってフード14の車両幅方向両端部が補強されている。さらに、フードヒンジ取付部76は、第2膨出部74に一体に設けられている。このため、膨出部70によって、フード14の後端部16及び車両幅方向両端部を一体的に補強し、フード14全体の剛性を向上させることができる。その結果、本実施形態によれば、エアバッグ32が膨張展開したときの展開反力をフード14全体に分散させつつ当該展開反力をフードヒンジ24に伝達させることができる。
さらに、本実施形態では、エアバッグ装置28における重量物であるインフレータ34が剛性の高い膨出部70に固定されている。このため、インフレータ34ひいてはモジュールケース30の取り付け状態を安定させることができる。その結果、本実施形態によれば、車両走行時やエアバッグ32の展開時におけるモジュールケース30及びフード14の挙動を安定させることができる。
加えて、本実施形態では、フードインナパネル22に一体に膨出部70が形成されている。このため、部品点数を増加させることなくフード14を補強することができる。その結果、本実施形態によれば、質量及びコストを増加させることなく、フード14におけるエアバッグ32の展開反力に対する剛性を高めることができる。また、展開反力を受け止めるためにフード14の後端部16等を補強する必要がなくなり、或いは補強するにしても補強度合が軽減されるので、フード14の上面の剛性も変わらないか僅かに上がる程度で済む。その結果、本実施形態によれば、フード14の上面の歩行者保護性能を良好に維持することができる。
さらに加えて、本実施形態では、フードインナパネル22における第1膨出部72の車両後方側にエアバッグ装置28が配設されている。このため、フード14の車両下方側のスペースを有効に活用し、エアバッグ装置28とパワーユニット11との間に退避スペース78を確保することができる。その結果、本実施形態によれば、エアバッグ装置28の非作動状態における歩行者保護性能を良好に維持することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係るフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、この第2実施形態では、フードインナパネル90とベース部としてのベース部材92とが別部品で構成されている点及び連結部材としての連結プレート94を備えている点に特徴がある。
具体的に説明すると、図5(A)に示されるように、本実施形態におけるフードインナパネル90は、フードアウタパネル20に沿って配置された平板状のパネル材によって構成されており、当該フードインナパネル90にベース部材92が配置されている。
ベース部材92は、フードインナパネル90の後端部に沿って延在し、平面視で車両前方側に凸となるように緩やかに湾曲された箱体形状とされており、その縦断面形状は、車両上方側にいくにつれて拡幅されると共に車両上方側が開放された台形状とされている。このベース部材92は、第1実施形態における第1膨出部72と同様に、フード14の後端部16の車両下方側、より具体的には、フード14の後端部16の直下よりも車両前方側へオフセットした位置に配置されている。また、ベース部材92は、車両下方側に面する底壁92Aとモジュールケース30に面する支持壁としての後端壁92Bとを備えている。そして、底壁92A及び後端壁92Bは、底壁92Aにモジュールケース30の上側取付壁30Aを当接させつつ、後端壁92Bにモジュールケース30の前壁部30Bを当接させることができるようにその形状が設定されている。なお、本実施形態では、一例として、ベース部材92がアルミニウム合金で構成されており、第1実施形態における第1膨出部72と同様に補強部材として機能する。また、ベース部材92は、エアバッグ32の展開反力に対する十分な剛性を備えていれば、鋼板等で構成してもよいし、樹脂ブロックで構成してもよい。
また、ベース部材92における車両幅方向両側には、車両前後方向に一つずつ合計4つの取付部92Cが設けられており、当該取付部92Cには、図5(B)に示されるように、ボルト挿通孔96が形成されている。これに対応して、フードインナパネル90の上面にはウエルドナット98が設けられている。そして、取付ボルト100が車両下方側からボルト挿通孔96に挿通されてウエルドナット98に螺合されることにより、ベース部材92がフードインナパネル90に固定されている。さらに、ベース部材92の底壁92Aの上面には、図示しないウエルドナットが設けられており、第1実施形態と同様に、エアバッグ装置28が、取付ボルト60によってベース部材92に固定されている。なお、エアバッグ装置28がベース部材92に組み付けられた状態において、モジュールケース30の上側取付壁30Aが底壁92Aに、モジュールケース30の前壁部30Bが後端壁92Bに、それぞれ面接触状態で当接されている。
一方、連結プレート94は、高強度・高剛性の部材で構成されている。構造的には、ベース部材92の底壁92Aに面接触状態で配置された下壁部94Aと、下壁部94Aの車両幅方向外側の端部から屈曲されて車両上方側へ延出された屈曲部94Bと、屈曲部94Bの上端から車両前方側へ延出された上壁部94Cと、によって構成されている。この連結プレート94の下壁部94Aには、車両幅方向に所定の間隔をあけて図示しないボルト挿通孔が2つ形成されている。これに対応して、ベース部材92の底壁92Aの上面における車両幅方向両側には、図示しないウエルドナットが設けられている。そして、取付ボルト102が車両下方側から下壁部94Aのボルト挿通孔に挿通されて底壁92Aのウエルドナットに螺合されることにより、連結プレート94がベース部材92に固定されている。
また、連結プレート94の上壁部94Cには、車両前後方向に所定の間隔をあけて図示しないボルト挿通孔が2つ形成されている。これらのボルト挿通孔は、本実施形態においてフードインナパネル90の車両幅方向両側に設けられたフードヒンジ取付部76のウエルドナットに対応している。さらに、連結プレート94の上壁部94Cが、フードヒンジ取付部76(フードインナパネル90)に面接触状態で配置されると共に、上壁部94Cの車両下方側にヒンジアーム25の一端部が配置されている。そして、ヒンジアーム25及び上壁部94Cの挿通孔が同軸上に配置された状態で、取付ボルト104が車両下方側からヒンジアーム25及び上壁部94Cの挿通孔に挿通されてフードヒンジ取付部76のウエルドナットに螺合されている。これにより、ヒンジアーム25及び連結プレート94がフードヒンジ取付部76に共締めされている。つまり、本実施形態では、ベース部材92とフードヒンジ取付部76とが連結プレート94を介して連結されている。なお、連結プレート94は、高強度・高剛性の部材で構成されているため、補強部材としても機能する。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、フードインナパネル90にベース部材92が固定されており、当該ベース部材92にインフレータ34が固定されている。また、ベース部材92におけるインフレータ34の車両前方側には、後端壁92Bが設けられており、エアバッグ32の展開反力を当該後端壁92Bによって受け止めることができる。そして、後端壁92Bで受け止められたエアバッグ32の展開反力は、連結プレート94を介して、フードヒンジ取付部76に伝達される。このため、エアバッグ32が膨張展開したときの展開反力をベース部材92からフードヒンジ24に伝達させることができる。従って、本実施形態でも、膨出部70をフードインナパネル22に一体に形成したことによる作用及び効果を除き、前述した第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。
また、本実施形態では、ベース部材92が連結プレート94を介してフードヒンジ取付部76に連結されている。このため、フード14の形状に応じてベース部材92の形状及び当該ベース部材92とフードヒンジ取付部76との位置関係が変更されても、連結プレート94の形状を変更することにより、ベース部材92とフードヒンジ取付部76とを連結することが可能となる。その結果、本実施形態によれば、フード14の設計自由度を確保しつつ、エアバッグ32が膨張展開したときの展開反力をフードヒンジ24に伝達させることができる。
さらに、本実施形態では、ベース部材92がフードインナパネル90と別部品で構成されている。このため、フードインナパネル90を大幅に設計変更することなく、フード14にエアバッグ装置28を搭載することができる。その結果、本実施形態によれば、エアバッグ装置28の適用に伴うフード14の設計変更にかかる時間を削減することができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
なお、上述した実施形態では、インフレータ34の周囲に当該インフレータ34のガス噴出孔から噴出されたガスを整流するためのディフューザを設けてもよい。一例として、ディフューザは円筒状に形成されており、軸方向の中間部を軸線側へ加締めることにより、インフレータ34に一体化されていてもよい。この場合、インフレータ取付ブラケット36は、ディフューザの外周部に固定すればよい。また、インフレータ34の外周部にディフューザが設定される場合は、インフレータ34及びディフューザが本発明における「インフレータ」に相当する。
また、上述した実施形態では、インフレータ34は真直円筒状に形成されているが、これに限らず、真直筒状であればよく、真直四角筒状等であってもよい。
10 車両(自動車)
14 フード
16 後端部
22 フードインナパネル
24 フードヒンジ
28 車両用歩行者保護エアバッグ装置
32 歩行者保護エアバッグ
34 インフレータ
46 ウインドシールドガラス
70 膨出部(ベース部)
72 第1膨出部(ベース部)
72B 後端壁(支持壁)
74 第2膨出部(ベース部)
76 フードヒンジ取付部
90 フードインナパネル
92 ベース部材(ベース部)
92B 後端壁(支持壁)
94 連結プレート(連結部材)

Claims (3)

  1. 後端部が車両上方側へ上昇可能とされたフードにおける当該後端部の下方側に配設され、作動することによりガスを噴出するインフレータと、
    前記フードの後端部の下方側に折り畳まれた状態で格納され、前記インフレータからのガスが供給されることにより前記フードの後端部とウインドシールドガラスとの間から車両後方上面側へ膨張展開される歩行者保護エアバッグと、
    前記フードの後端部の下方側に設けられ、フードヒンジが取り付けられるフードヒンジ取付部と、
    前記フードの後端部の下方側に設けられ、前記インフレータが固定されると共に、当該インフレータの車両前方側に前記歩行者保護エアバッグの展開反力を支持可能な支持壁を備えかつ当該展開反力を直接又は部材を介して前記フードヒンジ取付部に伝達するベース部と、
    を有するフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造。
  2. 前記ベース部は、前記フードの内側部材を構成するフードインナパネルの後端部に沿って一体に形成されかつ車両下方側へ膨らむ第1膨出部と、当該フードインナパネルの車両幅方向両端部に沿って一体に形成されると共に当該第1膨出部と接続されかつ車両下方側へ膨らむ第2膨出部と、を含んで当該第1膨出部と当該第2膨出部とが一体に形成されると共に、
    前記フードヒンジ取付部は、当該第2膨出部に一体に設けられている、
    請求項1記載のフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造。
  3. 前記ベース部は、連結部材を介して前記フードヒンジ取付部に連結されている、
    請求項1記載のフード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造。
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