JP2015151054A - 車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造 - Google Patents

車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造 Download PDF

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【課題】フードの中央部の迅速な持ち上げと歩行者の頭部保護性能の確保とを両立させることができる車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造を提供する。
【解決手段】フード14の後端部14B側には、平面視で車両幅方向に延在する第1閉断面部62と車両前後方向に延在する第2閉断面部64及び第3閉断面部66とによって構成され、かつ左右のフードヒンジ取付部70間を車両幅方向に繋ぐ閉断面部60が形成されている。このうち、第1閉断面部62は、フード14の後端14Cから車両前後方向前側へ離間した位置でかつアクチュエータによるフード持上げ点(ボルト挿通孔68の形成位置)よりも車両前方側となる位置に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造に関する。
下記特許文献1には、車両用ポップアップフード装置に関する発明が開示されている。簡単に説明すると、歩行者と衝突すると、カウルサイド側面に配設された左右一対のアクチュエータが作動し、ロッドが車両上方側へ向けて伸長し、フードの後端部を車両上方側へ持ち上げるようになっている。そして、フード持上げ位置付近に車両下方側への衝突荷重が作用すると、ロッドの上端部がフードに沿って車両後方側へ摺動していき、この際にロッドが曲げ変形することによりエネルギーが吸収される。
特許第4410822号公報
上記特許文献1に記載された先行技術による場合、フードの後端部の下面側に車両幅方向に延びる閉断面部を形成してフードの後端部を補強し、この閉断面部の車両幅方向の両端部の下面に左右のフードヒンジのヒンジアームが取り付けられ、当該両端部の下面をロッドで持ち上げる構成となっている。このため、アクチュエータの作動時に、閉断面部で補強されたフード後端部はロッドによって迅速に持ち上げられるが、閉断面部による補強効果が及ばないフードの中央部の持ち上げが遅れる。対策として、フードの全体を補強することも考えられるが、その場合、歩行者の頭部衝突時のエネルギー吸収性能の確保が困難になる。
本発明は上記事実を考慮し、フードの中央部の迅速な持ち上げと歩行者の頭部保護性能の確保とを両立させることができる車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造は、フードの後端部の左右両側と車体とを支点回りに回動可能に連結し、当該フードを開閉可能に支持する一対のフードヒンジと、前記フードの外周部の車両下方側に設けられ、作動することにより当該フードを持ち上げるアクチュエータと、前記フードの後端から車両前後方向前側へ離間した位置でかつ前記アクチュエータによるフード持上げ点よりも車両前方側となる位置に配置され、左右のフードヒンジ取付部間を車両幅方向に繋ぐ閉断面部と、を備えている。
上記構成の本発明によれば、左右のフードヒンジ取付部間が、閉断面部によって車両幅方向に繋げられるため、フードの後端部付近の強度及び剛性が確保される。さらに、当該閉断面部がフードの後端から車両前後方向前側へ離間した位置でかつアクチュエータによるフード持上げ点よりも車両前方側となる位置に配置されているため、フードの後端部の下面側に閉断面部が形成される構造に比し、フードの補強部位が車両前方側へシフトされる。これにより、閉断面部による補強効果がフードの中央部にも及び、フードの中央部の強度及び剛性が前記構造よりも高くなる。その結果、フードの中央部を前記構造よりも迅速に持ち上げることができる。換言すれば、フードの中央部の持ち上げ遅れが解消又は抑制される。また、上記補強部はフードの全体を補強するものではないため、歩行者の頭部がフードの中央部に衝突したときに、フードの中央部から歩行者の頭部へ入力される荷重(反力)はそれほど大きくはならない。つまり、歩行者の頭部保護性能が阻害されることはない。
請求項2記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造は、請求項1に記載の発明において、前記フードを平面視で見た場合に、フードロックストライカが配設される部位に形成された閉断面部の後側頂点と前記フードの後端における車両幅方向中央とを車両前後方向に結んだ線分をLとしたときに、当該フードの後端における車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置に重なるように前記閉断面部が配置されている。
上記構成の本発明によれば、フードロックストライカが配設される部位に形成される閉断面部の後側頂点とフードの後端における車両幅方向中央とを車両前後方向に結んだ線分をLとしたときに、当該フードの後端における車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置に重なるように前記閉断面部が配置されているため、フードの中央部の強度及び剛性が高くなり過ぎることを抑制又は防止することができる。さらに、フードの中央部の下方側に配置されるエンジン等のパワープラントとの干渉も避けることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造は、フードの中央部の迅速な持ち上げと歩行者の頭部保護性能の確保とを両立させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造は、歩行者保護性能が阻害されず、かつパワープラントの部品形状や部品レイアウトを変更する必要がないという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造の要部を示すフードの平面図である。 (A)は対比例となる従来のフードの縦断面図であり、(B)は図1に示されるフードのX−X線に沿った縦断面図である。 図1に示されるフードインナパネルのフードヒンジ取付部付近を拡大して示す要部拡大斜視図である。 フードに対するフードヒンジの配設位置を示す図1に対応するフードの平面図である。 作動前のポップアップフード装置を拡大して示す側面図である。 作動後のポップアップフード装置を拡大して示す図5に対応する側面図である。
以下、図1〜図6を用いて、本発明に係る車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造の一実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、又矢印UPは車両上方側を示している。さらに、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1及び図4に示されるように、自動車(車両)10のエンジンルーム(パワーユニット室)12の上面側には、フード14が設けられている。図2(B)に示されるように、フード14は、車外側に配置されたフードアウタパネル16とエンジンルーム12側に配置されたフードインナパネル18とによって構成されている。フードインナパネル18はフードアウタパネル16よりも板厚が厚く設定されており、このためフードインナパネル18は意匠面を構成するフードアウタパネル16と比べて強度及び剛性のいずれも高い。
また、上記フード14の前端部14Aには、側面視で三角形状に形成された閉断面部20が形成されている。閉断面部20は、略水平に配置された底壁部20Aと、この底壁部20Aの後端から車両上方かつ車両後方へ向けて傾斜された後壁部20Bと、を含んで構成されている。底壁部20Aには、側面視でU字状に形成されたフードロックストライカ22が車両下向きに突出した状態で配設されている。これに対応して、フード14の前端部14Aと車両上下方向に対向する車体前端部には、フードロックストライカ22に対して離脱可能に係合される図示しないフードロック装置が配設されている。フードロックストライカ22がフードロック装置に係合されることにより、フード14は閉止状態を維持するようになっている。
図4に示されるように、上述した自動車10には、歩行者等の衝突体と衝突としたときにフード14の後端部14Bを車両上方側へポップアップさせる車両用ポップアップフード装置24が搭載されている。車両用ポップアップフード装置24はフード14の後端部14Bの左右両側に配設された一対のポップアップ機構部26を主要部として構成されている。左右のポップアップ機構部26は同一に構成されているので、以下においてはドライバ側から見て車両右側に配置されたポップアップ機構部26について説明し、車両左側に配置されたポップアップ機構部26の説明については省略するものとする。
図5及び図6に示されるように、ポップアップ機構部26は、フード14の後端部14Bの左右両側を車体28に開閉可能に支持するフードヒンジ30と、歩行者等の衝突体との衝突時に作動するアクチュエータ32と、によって構成されている。
まず、フードヒンジ30について説明する。図4〜図6に示されるように、フードヒンジ30は、フード14の外周部の下方側(ここでは、フード14の後端部14Bの左右両側)にそれぞれ配設されている。フードヒンジ30は、大別して、車両前方側から見て略L字状に形成されたヒンジベース34と、車両側方から見て略直角三角形状に形成されたロアアーム(揺動アーム)36と、車両前後方向に延びて側面視で直線状に形成されたアッパアーム38と、を主要部として構成されている。
ヒンジベース34は、車体28への取付ベースとなる部材であり、車両前後方向及び車両幅方向に延在する底壁部34Aと、この底壁部34Aの車両幅方向内側の側縁から車両上方側へ立ち上げられた側壁部34Bと、を備えている。底壁部34Aは車体28に締結具40(図4参照)で締結固定されている。また、ロアアーム36は斜辺が車両上方側を向くように配置されており、その後端部が支点としての第1ヒンジピン42によってヒンジベース34の側壁部34Bの上端部に相対回転(揺動)可能に連結されている。さらに、アッパアーム38は車両前方側から見てL字状に形成されており、底壁部38Aとこの底壁部38Aの側縁から車両下方側へ屈曲垂下された側壁部38Bとを備えている。底壁部38Aは、後述する第2閉断面部64の底壁部64Aに締結具43(図4参照)締結固定されている。また、アッパアーム38の前端部は第2ヒンジピン44によってロアアーム36の前端部に相対回転可能に連結されている。上記構成により、フード14の後端部14Bの左右両側と車体28とが第1ヒンジピン42を支点として回動可能に連結されており、フード14は左右一対のフードヒンジ30によって開閉可能に支持されている。
図5及び図6に示されるように、上述したロアアーム36の下端部とアッパアーム38の後端部とは、略円柱状に形成されたアクチュエータ32によって相互に連結されている。アクチュエータ32は、開放側の端部を車両幅方向内側に向けて配置されたU字状断面の取付ブラケット46と、この取付ブラケット46の内側にボルト48及び図示しないナットで固定された略円筒状のシリンダ52と、このシリンダ52内に軸方向移動可能に設けられた真直棒状のピストンロッド54と、によって構成されている。取付ブラケット46の下端部は、ロアアーム36の下端部に第1連結軸56によって相対回転可能に連結されている。また、ピストンロッド54の上端部は、アッパアーム38の後端部に第2連結軸58 によって相対回転可能に連結されている。
図1〜図3に示されるように、上述したフード14には、平面視で略H状に形成された閉断面部60が一体に形成されている。閉断面部60は、フード14の車両前後方向後側において車両幅方向に沿って延在する第1閉断面部62と、この第1閉断面部62の車両幅方向両端部から車両後方側へ延設された第2閉断面部64と、第1閉断面部62の車両幅方向両端部から車両前方側へ延設された第3閉断面部66と、によって構成されている。第3閉断面部66は、第2閉断面部64よりも車両幅方向の長さが短く形成されていると共に第2閉断面部64の長手方向の延長上に配置されている。なお、第3閉断面部66は、後述するフード14の中央部Q(図1参照)を越えた位置まで延出されている。また、第1閉断面部62、第2閉断面部64及び第3閉断面部66は、いずれもフードアウタパネル16とフードインナパネル18とによって構成されている。
第2閉断面部64について更に説明すると、図3に示されるように、第2閉断面部64の底壁部64Aには、前後一対のボルト挿通孔68が形成されている。さらに、第2閉断面部64の底壁部64Aにおいて、前後一対のボルト挿通孔68の形成位置を含みアッパアーム38が取り付けられる領域が、フードヒンジ取付部70とされている。補足すると、底壁部64Aにおいて前後一対のボルト挿通孔68が形成された位置は、前述したフードヒンジ30のアッパアーム38のボルト締結点であり、アクチュエータ32によるフード持上げ位置でもある。
上述した第1閉断面部62は、フード14の後端14Cから車両前後方向前側へ所定距離だけ離間した位置でかつアクチュエータ32によるフード持上げ点(ボルト挿通孔68の形成位置)よりも車両前方側となる位置に配置されている。また、第1閉断面部62は、左右一対の第2閉断面部64を介して左右のフードヒンジ取付部70間を車両幅方向に繋いだ構成とされている。
さらに、図1及び図2(B)に示されるように、フード14を平面視で見た場合に、フードロックストライカ22が配設される部位に形成される閉断面部20の後側頂点20Cとフード14の後端14Cにおける車両幅方向中央とを車両前後方向に結んだ線分をLとしたときに、フード14の後端14Cにおける車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置Pに重なるように第1閉断面部62が配置されている、
(本実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
図4及び図5に示される状態が車両用ポップアップフード装置24の非作動状態である。この状態のときには、アクチュエータ32が非作動状態にあるため、ピストンロッド54の大半がシリンダ52内に収容されている。
この状態から、歩行者等の衝突体と自動車10が前面衝突すると、衝突体と前面衝突したことが図示しない衝突検知センサによって検知され、ECUに衝突信号が出力される。ECUでは、入力された衝突信号に基づいて車両用ポップアップフード装置24を作動させるべきか否かを判断し、車両用ポップアップフード装置24を作動させるべきと判断すると、アクチュエータ32に作動信号が出力される。これにより、アクチュエータ32内に設けられた図示しないガス発生装置が作動して、シリンダ52内にガスが供給される。
シリンダ52内にガスが供給されると、シリンダ52内のガス圧によってピストンロッド54がシリンダ52内を車両上側へ軸方向移動(上昇)する。ピストンロッド54が車両上側へ向けて軸方向移動すると、ピストンロッド54がアッパアーム38の後端部を車両上側へ押上げて、フード14の車幅方向両端部が持ち上げられる(図6参照)。このときには、アッパアーム38がロアアーム36に対して車両上側へ相対回動されると共に、ロアアーム36がヒンジベース34に対して車両上側へ相対回動される。その結果、フード14の後端部14Bが車両上方側へポップアップされ、その状態に保持される。
ここで、本実施形態では、左右のフードヒンジ取付部70間が、閉断面部60によって車両幅方向に繋げられるため、フード14の後端部14B付近の強度及び剛性が確保される。そして、この閉断面部60(より具体的には、左右のフードヒンジ取付部70間を第2閉断面部64を介して車両幅方向に繋ぐ第1閉断面部62)が、フード14の後端14Cから車両前後方向前側へ離間した位置でかつアクチュエータ32によるフード持上げ点(ボルト挿通孔68)よりも車両前方側となる位置に配置されている。このため、図2(A)の対比例に示されるようにフード14の後端部14Bの下面側に第1閉断面部62が形成された構造に比し、フード14の補強部位が車両前方側へシフトされる。これにより、第1閉断面部62による補強効果がフード14の中央部(図1の一点鎖線Qで囲んだ部分)にも及び、フード14の中央部Qの強度及び剛性が前記対比例の構造よりも高くなる。その結果、フード14の中央部Qを前記対比例の構造よりも迅速に持ち上げることができる。換言すれば、フード14の中央部Qの持ち上げ遅れが解消又は抑制される。また、上記第1閉断面部62はフード14の全体を補強するものではないため、歩行者の頭部がフード14の中央部Qに衝突したときに、フード14の中央部Qから歩行者の頭部へ入力される荷重(反力)はそれほど大きくはならない。つまり、歩行者の頭部保護性能が阻害されることはない。
上記より、本実施形態によれば、フード14の中央部Qの迅速な持ち上げと歩行者の頭部保護性能の確保とを両立させることができる。
また、本実施形態では、フードロックストライカ22が配設される部位に形成される閉断面部20の後側頂点20Cとフード14の後端14Cにおける車両幅方向中央とを車両前後方向に結んだ線分をLとしたときに、当該フード14の後端14Cにおける車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置Pに重なるように第1閉断面部62が配置されている。このため、フード14の中央部Qの強度及び剛性が高くなり過ぎることを抑制又は防止することができる。さらに、フード14の中央部Qの下方側に配置されるエンジン等のパワープラントとの干渉も避けることができる。その結果、本実施形態によれば、フードの中央部の迅速な持ち上げと歩行者の頭部保護性能の確保とを両立させることができる。
なお、本実施形態では、第2閉断面部64の車両前方側への延長上に第3閉断面部66を連続して形成したが、これに限らず、第3閉断面部66を省略してもよい。
また、本発明において、「当該フードの後端における車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置に重なるように前記閉断面部が配置されている」とは、フードを平面視で見たときに、フードの後端における車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置Pが第1閉断面部62の前後幅の範囲に含まれていることを意味する。
さらに、本実施形態では、車両用ポップアップフード装置24がフード14の後端部14Bを車両上方側へ持ち上げるタイプのものであったが、これに限らず、フードの前端部を車両上方側へ持ち上げるタイプの車両に対して本発明を適用してもよいし、フードの前端部と後端部の両方を車両上方側へ持ち上げるタイプの車両に対して本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、歩行者保護デバイスとして車両用ポップアップフード装置24を搭載した車両に対して本発明を適用したが、これに限らず、車両用リアポップアップフード装置の他に、第1閉断面部の車両後方側に歩行者保護エアバッグ装置を搭載した車両に対して本発明を適用してもよい。
14 フード
14B 後端部
14C 後端
20 閉断面部
20C 後側頂点
22 フードロックストライカ
24 車両用ポップアップフード装置
28 車体
30 フードヒンジ
32 アクチュエータ
42 第1ヒンジピン(支点)
60 閉断面部
62 第1閉断面部
64 第2閉断面部
70 フードヒンジ取付部
L 線分
P フードの後端からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置

Claims (2)

  1. フードの後端部の左右両側と車体とを支点回りに回動可能に連結し、当該フードを開閉可能に支持する一対のフードヒンジと、
    前記フードの外周部の車両下方側に設けられ、作動することにより当該フードを持ち上げるアクチュエータと、
    前記フードの後端から車両前後方向前側へ離間した位置でかつ前記アクチュエータによるフード持上げ点よりも車両前方側となる位置に配置され、左右のフードヒンジ取付部間を車両幅方向に繋ぐ閉断面部と、
    を備えた車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造。
  2. 前記フードを平面視で見た場合に、フードロックストライカが配設される部位に形成された閉断面部の後側頂点と前記フードの後端における車両幅方向中央とを車両前後方向に結んだ線分をLとしたときに、当該フードの後端における車両幅方向中央からL×(1/4)だけ車両前後方向前側に離間した位置に重なるように前記閉断面部が配置されている、
    請求項1記載の車両用ポップアップフード装置のフード搭載構造。
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