JP5226030B2 - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の条件下で車体に設けられたエンジンフードを上昇させる車両用ポップアップフード装置に関する。
従来、車両が衝突体に衝突したときに車両に備わるフードを押し上げてこのフードを衝突体に近づけ、早期にフードに衝突体を受け止めさせて衝突体の下方へのストロークに要する時間を大きくし、衝突体が受ける衝撃を弱める発明が開示されている。
一例として、特許文献1には、ボンネット12の後端下方にエアバッグ20を配置し、衝突時にエアバッグ20を膨らませてボンネット12(フード)を上方に押し上げるようにした車両の発明が開示されている。この特許文献1では、その図1及び図2に、エアバッグ20が膨らんでボンネット12を押し上げているときの変化の様子が側面視で模式的に示されている。
別の一例として、フードが理想剛体ではなくフードの幅方向両端側を急激に押し上げると撓んでしまうためにフードの幅方向中央側での上昇が遅れるという実情に鑑み、車両のエンジンルーム18の内側で車幅方向中央と車幅方向端部との間の中央位置にアクチュエータ90を配置し、衝突時にアクチュエータ90を作動させてフード70に上昇力を付与するポップアップフード装置の発明が、特許文献2に開示されている。
さらに別の一例として、特許文献3には、車両のフードパネル14とフロントガラス15との間に設けられたカウル16内に配設され、歩行者が衝突する少なくともフロントガラス15及びウインドピラー15aを含む領域を覆うように展開するエアーバッグを含んで構成される歩行者保護用エアーバッグ装置10の発明が開示されている。
国際公開第01/23226号(第8頁第17行〜第32行、第9頁第31行〜第10頁第2行、図1、図2) 特開2009−073273号公報(段落0004〜0005、0043〜0047、図1) 特開2009−196459号公報(段落0021〜0022、図1、図2、図3、図5)
車両を構成する各部品には、車両の骨格をなす部材や車両の外観を形作る部材がある。車両の骨格をなす部材(例えば、フェンダーカバー、カウル、Aピラー)は、剛性が高い。また、車両の外観を形作る部材(例えば、フード)は、車両の軽量化の観点から、一般に剛性が低い。衝突体は、このような車両から衝突されると、その衝撃によりフードの中央部分のみならず、フードの端部やフードの外側に向かって移動することがある。この場合、衝突体がフェンダーカバーやフロントガラス、Aピラー等に衝突し損傷するだけでなく、衝突体がフロントガラスを突き破って車室内に侵入し自動車の乗員を負傷させることも考えられる。
この点、特許文献1には、エアバッグ20がボンネット12における車幅方向のどの箇所を押し上げているかについて記載されておらず、とりわけ、フードの端部やフードの外側に向かって移動する衝突体がどのように保護されるかについては記載されていない。
また、特許文献2に記載のポップアップフード装置では、二つのアクチュエータ90がフード70を二箇所で上昇させてフード70の車幅方向中央の部分を上昇させることが記載されているが、フードの端部やフードの外側に向かった衝突体に対する保護について一切記載されていない。
また、特許文献3には、確かに、カウル16内に配設され、フロントガラス15やAピラー(ウインドピラー14)に対する衝突体の衝突を保護する歩行者保護用エアーバッグ装置10について技術の開示がなされている。しかしながら、一般に、カウル内には、ワイパー等の部品が収納されているため、現実的に、カウル内に歩行者保護用エアーバッグ装置を配設することは難しい。
さらに、特許文献1〜3のいずれに記載の技術では、アクチュエータの駆動により押し上げられたフードの振動を確実に抑えることが難しく、フードの中央部分に向かって移動する衝突体に対しても十分な保護がなされない。より詳細には、特許文献1の記載では、エアバッグ20が車両の前後方向に見て僅かな領域しか接触しておらず、これでは、エアバッグは、フード(ボンネット)がアクチュエータに押し上げられたときのフードの振動を抑えることができない。ましてや、特許文献2に記載のポップアップフード装置や特許文献3に記載の歩行者保護用エアーバッグ装置10では、フード(ボンネット)がアクチュエータに押し上げられたときにフードの振動をエアバックがどのように抑えるかについては、一切記載がない。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、車両の衝突時に、フードを撓ませたり振動させたりすることなく安定して上昇させてフードの中央部分に移動する衝突体を保護し、かつ、フードの端部やフードの外側に向かって移動する衝突体に対しても保護することを目的とする。
なお、特許文献2には、第3の実施の形態として、フードエアバッグ装置を設けた車両用ポップアップフード装置が記載されている(特許文献2の段落0073〜0081、図111、図12)。しかしながら、特許文献2の段落0076にもあるように、この第3の実施の形態では、「基本的に袋体208に供給されたガスの圧力がフードの上昇に寄与せずに、袋体208の膨張に寄与する」ものである。従って、特許文献2に記載の発明においてフードエアバッグ装置と、本発明に備わるエアバッグとは、機能が全く異なる。
本発明の車両用ポップアップフード装置は、
車両の前方側に設けられ上方に開口するエンジンルームの内側かつ、前記エンジンルームを閉止するフードの下方に配置されるアクチュエータと、
前記エンジンルームの底部に配置されるエンジン本体と、
エンジン本体の上面に取り付けられるエンジンカバーと、
前記エンジンルームの内側に収容され、
ガスによって膨らんだ状態で、前記フードの下面に沿って前記フードを支持するとともに前記フードの下面から前記車両の後方側及び車幅方向の少なくとも一方に迫り出し、車幅方向の長さは、エンジンルームの車幅方向の長さ以下であり、車両の前後方向の長さは、エンジンルームの前後方向の長さ以下であり、
ガスによって膨らんだ状態で、前記車両に備わり前記エンジンルームよりも後方側に位置するフロントガラス及びAピラーの少なくとも一方の上方で、WAD(Wrap
Around Distance)が2400mmとなる箇所を超えて迫り出し、
前記エンジン本体と前記エンジンカバーとの間又はエアバッグ袋体の膨張によって破壊されるような素材で形成されるエンジンカバーの内部のいずれか一に予め畳まれて収容されるエアバッグ袋体と、
前記車両に対する衝突を検出すると、前記アクチュエータを駆動して前記フードに上昇力を付与し、前記アクチュエータを駆動した後に、前記エアバッグ袋体を膨らませる駆動装置と、
を備える車両用ポップアップフード装置、を備える。
あるいは、
両の前方側に設けられ上方に開口するエンジンルームの内側かつ、前記エンジンルームを閉止するフードの下方に配置されるアクチュエータと、
前記エンジンルームの底部に配置されるエンジン本体と、
前記フードの下面かつ前記エンジン本体の上面に配置されるフードインシュレータと、
前記エンジンルームの内側に収容され、
ガスによって膨らんだ状態で、前記フードの下面に沿って前記フードを支持するとともに前記フードの下面から前記車両の後方側及び車幅方向の少なくとも一方に迫り出し、車幅方向の長さは、エンジンルームの車幅方向の長さ以下であり、車両の前後方向の長さは、エンジンルームの前後方向の長さ以下であり、
ガスによって膨らんだ状態で、前記車両に備わり前記エンジンルームよりも後方側に位置するフロントガラス及びAピラーの少なくとも一方の上方で、WAD(Wrap
Around Distance)が2400mmとなる箇所を超えて迫り出し、
前記フードと前記フードインシュレータとの間又はエアバッグ袋体の膨張によって破壊されるような素材で形成される前記フードインシュレータの内部のいずれか一に収容されるエアバッグ袋体と、
前記車両に対する衝突を検出すると、前記アクチュエータを駆動して前記フードに上昇力を付与し、前記アクチュエータを駆動した後に、前記エアバッグ袋体を膨らませる駆動装置と、
を備える車両用ポップアップフード装置、を備える。
本発明によれば、車両が衝突体に衝突した場合には、エアバッグ袋体がフードの下面の全体を下方から押し上げてフードの撓みを抑えるので、車両の衝突時にフードを撓ませたり振動させたりすることなく安定して上昇させてフードの中央部分に移動する衝突体を保護することができる。さらに、車両が衝突体に衝突した場合には膨らんだエアバッグ袋体がフードの下面から車両の後方側に迫り出してフロントガラスやAピラーを覆ったりエアバッグ袋体が車幅方向に迫り出してフェンダーカバーを覆ったりして、フロントガラスやAピラー、フェンダーカバーに対する衝突体の衝撃をエアバッグ袋体が吸収するので、フードの端部やフードの外側に向かって移動する衝突体に対しても保護することができる。
第一の実施の形態における、車両用ポップアップフード装置が適用された車両の前方側部分の平面図である。 第一の実施の形態における、車両の前方側部分の斜視図である。 第一の実施の形態における、車両の前方側部分の左断面図である。 第一の実施の形態における、車両の前方側部分の正面断面図である。 (A)〜(D)は、第一の実施の形態における、エアバッグ袋体の畳み方を示す説明図である。 第一の実施の形態における、エアバッグ袋体が展開した状態での車両の前方側部分の平面図である。 第一の実施の形態における、エアバッグ袋体が展開した状態での車両の前方側部分の正面断面図である。 (a)〜(d)は、第一の実施の形態における、エアバッグ袋体が展開する様子を示す車両の前方側部分の左断面図である。 第二の実施の形態における、車両の前方側部分の左断面図である。
実施の一形態を、図1ないし図8に基づいて説明する。説明の便宜上、本実施の形態を第一の実施の形態と呼ぶ。図1は、車両用ポップアップフード装置201が適用された車両101の前方側部分の平面図である。図2は、車両101の前方側部分の斜視図である。なお、図2は、フェンダーカバー105、エンジン本体117、エンジンカバー118及びフード121を省略して示している。車両101は、ボディシェル102を備える。ボディシェル102は、骨格部材としての左右一対のカウルサイドアッパメンバ103を備える。カウルサイドアッパメンバ103は、概ね、その長手方向を車両101の前後方向に向けて配置される。これらのカウルサイドアッパメンバ103の間には、エンジンルーム104とされている。エンジンルーム104は、上方に開口している。また、カウルサイドアッパメンバ103には、車両101の前側の意匠面を構成するフェンダーカバー105が、車幅方向外方側から取り付けられる。フェンダーカバー105は、各カウルサイドアッパメンバ103の車幅方向外側と上方側とを覆う。
エンジンルーム104には、一対のサスペンションタワー106が配置される。各サスペンションタワー106は、車幅方向外側へ開口し且つ車幅方向内側に張り出すよう湾曲する側壁107と、この側壁107の上端を閉塞する上壁108とを含む。各サスペンションタワー106は、いずれも、溶接等によりカウルサイドアッパメンバ103に固定される。各サスペンションタワー106には、各前輪(図示せず)に対応したサスペンション(図示せず)が配置される。
サスペンションタワー106よりも後方側には、カウル110が設けられている。カウル110は、車幅方向に延びて左右のカウルサイドアッパメンバ103の間に架け渡され、各カウルサイドアッパメンバ103に一体的に連結される。このカウル110は、エンジンルーム104における車両101の後方側の側面となっている。
カウルサイドアッパメンバ103の後端側の上面には、フードヒンジ111が設けられる。フードヒンジ111は、ヒンジベース体112と、ヒンジ可動体113と、を有する。ヒンジベース体112は平板状で、厚さ方向を車幅方向に一致させて車両101の前後方向に延びる部材である。ヒンジベース体112における車両101の前方側の端部の下端からは、平板状の基部114が水平に延出する。基部114は、フードヒンジ111の上面にボルト等で締結固定される。ヒンジ可動体113は、略L字形に形成された平板状の部材であり、厚さ方向を車幅方向に一致させて車両101の前後方向に延びる。ヒンジ可動体113における車両101の前方の上面は、フード121(後述)の下面で後方側の部分を支持するフード支持部115となっている。また、ヒンジベース体112における車両101の後方の部分とヒンジ可動体113における車両101の後方の部分とは、車幅方向に延びるシャフト116により連結される。このため、ヒンジ可動体113とは、このシャフト116の軸回り方向に回動自在となっている。
車両101は、フード121を備える。フード121は、エンジンルーム104の上方に位置し、このエンジンルーム104を閉止する。フード121の下面で車両101の後方側の部分は、フード支持部115に支持される。このため、フード121は、車幅方向に延びる軸の軸回り方向に回転自在にフード支持部115に連結している。このため、作業者がフード121の前端部分を持ち上げると、フード121はシャフト116の軸回り方向に回転移動してエンジンルーム104を開く。また、フード121の下面でフード支持部115よりも後方側の部分が上方に押し上げられると、フード121の前端部分よりもその後端部分が大きく上昇し、フード121の後端縁部や車幅方向の両縁部とボディシェル102との間に隙間ができ、エンジンルーム104と外部空間とが連通する。
車両101は、Aピラー131(フロントピラー)を備える。Aピラー131は、エンジンルーム104よりも車両101の後方側に位置する。Aピラー131は、骨格をなすピラーガーニッシュ132と、車両101の外観の一部を構成するフロントアウタパネル133とを有する。ピラーガーニッシュ132は、各カウルサイドアッパメンバ103の後端部でフードヒンジ111よりも車両101の後方側となる箇所から、車両101の後方側かつ上方に延びる。フロントアウタパネル133は、ピラーガーニッシュ132の車幅方向外方側から取り付けられ、このピラーガーニッシュ132の車幅方向外側と上方側とを覆う。
車両101は、フロントガラス134を備える。フロントガラス134は、エンジンルーム104よりも車両101の後方側に位置する。フロントガラス134は、二つのAピラー131に挟まれこれらのAピラー131に固定され、車両101に設けられた車室(図示せず)の前方部分を保護する。
車両101は、エンジン本体117を備える。エンジン本体117は、エンジンルーム104の底部をなすパネル119に固定取付され、このエンジンルーム104の略中央に位置付けられる。エンジン本体117は、車両101を走行させるための駆動源の一部を構成する。また、エンジン本体の上面には、エンジンカバー118が取り付けられる。エンジンカバー118は、エンジン本体117に設けられたボス孔(図示せず)に車両上下方向に差し込まれている。このため、エンジンカバー118は、下方から押し上げられることによって容易に外れるようになっている。
車両用ポップアップフード装置201は、このような車両101に導入される。車両用ポップアップフード装置201は、アクチュエータ202と、エアバッグ袋体203と、駆動装置204と、を備える。
アクチュエータ202は、エンジンルーム104の内側かつ車両101の後方側で左右のカウルサイドアッパメンバ103のそれぞれに寄せて、左右に一対配置される。各アクチュエータ202は、いずれも、シリンダ206と、ピストン207(図7参照)と、ピストンヘッド208と、を有する。シリンダ206は、上下方向に延びる円筒体である。このシリンダ206は、サスペンションタワー106の側壁107のうち、エンジンルーム104における車両101の後方側でフードヒンジ111の近傍でフード支持部115よりも後方側となる箇所に固定される。ピストン207は、軸207a(図7参照)を有し、この軸207aをシリンダ206の内部から上方に突出させている。ピストンヘッド208は、円柱形状をなし、軸207aの上端に設けられる。
シリンダ206の下端には、ガスジェネレータ209が連結する。ガスジェネレータ209の内部には、例えば、燃焼することで瞬時にガスを発生させるガス発生剤やこのガス発生剤を点火する点火装置等が収容される。このガスジェネレータ209は、エンジンルーム104内に配置されたコンピュータ構成のエンジンコントロールユニット210(ECU)に電気的に接続している。
図3は、車両101の前方側部分の左断面図である。図4は、車両101の前方側部分の正面断面図である。エアバッグ袋体203は、図5に示すように予め畳まれた状態で、エンジンルーム104の内側で、エンジン本体117とエンジンカバー118との間に収容される。
駆動装置204は、インフレータ211と、センサ212と、前述したガスジェネレータ209と、前述したエンジンコントロールユニット210と、を有する。インフレータ211は、燃焼することで瞬時にガスを発生させるガス発生剤やこのガス発生剤を点火する点火装置等を収容している。このインフレータ211は、熱害を防止するために、エンジンルーム104内ではなく、カウル110よりも車両101の後方側に配置される。インフレータ211は、エンジンコントロールユニット210(図1参照)に電気的に接続している。
センサ212は、車両101に対する衝突を検出すると、エンジンコントロールユニット210に対して衝突信号を出力する。このセンサ212は、一例として、図3に示すように、カウル110よりも車両101の後方側でインフレータ211の近傍に配置される。
エンジンコントロールユニット210は、車両101に対する衝突が発生した場合に、アクチュエータ202を駆動させる。より詳細には、エンジンコントロールユニット210は、センサ212からの衝突信号の入力を判定すると、点火信号をガスジェネレータ209内の点火装置に入力する。この点火装置は、点火信号が入力されると、ガス発生剤を点火しガスを発生させて、このガスをシリンダ206の内部に送り込む。このガスは、シリンダ206の内圧を上昇させて、ピストンヘッド208を上方に移動させる。このとき、ピストンヘッド208は、フード121の下面でフードヒンジ111の近傍でフード支持部115よりも後方側の箇所に接触し、フード121を上方に押し上げる。これにより、フード121における車幅方向の両縁部分や、車両101の後方側の縁部分が持ち上がる。
また、エンジンコントロールユニット210は、車両101に対する衝突が発生した場合に、エアバッグ袋体203を膨らませることも行う。より詳細には、エンジンコントロールユニット210は、センサ212からの衝突信号の入力を判定すると、点火信号をインフレータ211内の点火装置に入力する。この点火装置は、点火信号が入力されると、ガス発生剤を点火しガスを発生させて、このガスをエアバッグ袋体203内に送り込む。このガスは、エアバッグ袋体203の内圧を上昇させて、エアバッグ袋体203を展開させる。
なお、本実施の形態では、エンジンコントロールユニット210は、センサ212からの衝突信号の入力を判定すると、先にガスジェネレータ209内の点火装置に点火信号を入力し、その後に続けて、インフレータ211内の点火装置に点火信号を入力する。エンジンコントロールユニット210による点火信号の入力の時間差は、最長で、エンジンコントロールユニット210がガスジェネレータ209に対して突信号を送出してからピストンヘッド208がフード121に接触するまでに要する時間である。
図5(A)〜図5(D)は、エアバッグ袋体203の畳み方を示す説明図である。エアバッグ袋体203は、予め畳まれた状態でエンジンルーム104内に収容され、インフレータ211から送り込まれたガスによって膨み平面視略矩形形状に展開する。エアバッグ袋体203の車幅方向の長さは、エンジンルーム104の車幅方向の長さ以上であり、より好ましくは一対のフェンダーカバー105の離間距離よりも300mm長い。また、エアバッグ袋体203における車両101の前後方向の長さは、おおよそ1400mmもしくはそれ以上である。より詳細に述べると、エアバッグ袋体203の長さは、その前端をWAD(Wrap Around Distance;地面から車両形状に沿って測定した長さ)が1000mmとなる箇所Q(図8(d)参照)よりも車両101の前方側に位置させ、その後端をWADが2400mmとなる箇所Rよりも車両101の後方側に位置させるような長さである。さらに、エアバッグ袋体203における車両101の後方側で車幅方向両端部にあたる箇所には、Aピラー131を覆うように突出する耳部203fが設けられている。そして、また、エアバッグ袋体203には、その内部を車両101の前後方向に仕切る第1仕切部205(図8(c)、図8(d)も参照)が車幅方向一杯に形成される。第1仕切部205は、車両101の前方側と後方側とに対応するように二箇所に設けられる。その結果、エアバッグ袋体203の内部は、中央空間203aと、中央空間203aよりも車両101の後方側に位置する後方空間203bと、中央空間203aよりも車両101の前方側に位置する前方空間203cと、に区画される。また、第1仕切部205において車幅方向の略中央位置には、隣り合う空間を連通する第1連通部205aが設けられている。
中央空間203aの車幅方向両側部には、中央空間203aの内部を車幅方向に仕切る第2仕切部205bが形成される。第2仕切部205bは、後方空間203bの車幅方向両縁の延長線に沿って、二箇所に設けられる。その結果、中央空間203aの左側には左側空間203dが隣接し、中央空間203aの右側には右側空間203eが隣接する。また、第2仕切部205bにおいて車両101の前後方向の略中央位置には、隣り合う空間を隣接する第2連通部205cが設けられている。
中央空間203aの下面中央には、インフレータ211に連結しインフレータ211からのガスが送り込まれる連通口213が形成されている。
エアバッグ袋体203は、以下の手順で折り畳まれる。まず、エアバッグ袋体203において左側空間203d及び右側空間203eを形成する部分が、第2仕切部205bを折り目として中央空間203aの上方に位置するよう折り畳まれる(図5(A)→図5(B))。このとき、第2仕切部205bを折り目として一回のみ折られても、エアバッグ袋体203において左側空間203d及び右側空間203eを形成する部分が蛇腹状に複数回折り曲げられた後に第2仕切部205bで折り曲げられても良い。
続いて、エアバッグ袋体203は、中央空間203aの車幅方向の両側部分が上になるように折り畳まれる(図5(B)→図5(C))。このときも、エアバッグ袋体203は、一回のみ折られても、蛇腹状に複数回折り曲げられても良い。
続いて、エアバッグ袋体203における後方空間203b及び前方空間203cを形成する部分は、その部分が中央空間203aに対して上になるように第1仕切部205までロール状に巻かれる(図5(C)→図5(D))。このようにまとめられて小さくなったエアバッグ袋体203は、前方空間203cに対応する部分を車両101の前方に向けてエンジン本体117(図3、図4等参照)とエンジンカバー118(図3、図4等参照)との間に収容される。
図6は、エアバッグ袋体203が展開した状態での車両101の前方側部分の平面図である。図7は、エアバッグ袋体203が展開した状態での車両101の前方側部分の正面断面図である。なお、図6では、フード121を省略して示している。上記のように構成される車両101に対して衝突が生じると、まず、駆動装置204(図1、図3参照)がガスジェネレータ209内の点火装置に点火信号を入力して、アクチュエータ202を駆動し、ピストンヘッド208を上昇させてフード121における車幅方向の両縁部分や車両101の後方側の縁部分を持ち上げる。続けて、駆動装置204は、インフレータ211内の点火装置に点火信号を入力する。これにより、エアバッグ袋体203は、展開を開始する。
図8(a)〜図8(d)は、エアバッグ袋体203が展開する様子を示す車両101の前方側部分の左断面図である。ここで、さらに図8(a)〜図8(d)を参照して説明する。エアバッグ袋体203に対してインフレータ211からガスが送り込まれると、このガスはエアバッグ袋体203における中央空間203aを膨らます。これにより、エアバッグ袋体203において後方空間203bを形成する部分はフード121の下面近くの高さまで上昇する(図8(a))。続いて、このガスは、第1連通部205aからロール状に巻かれた後方空間203bに入り込んで、エアバッグ袋体203における後方空間203bを形成する部分を車両101の後方側に展開させる。同時に、このガスは、第1連通部205aからロール状に巻かれた前方空間203cに入り込んで、エアバッグ袋体203における前方空間203cを形成する部分を車両101の前方側に展開させる(図8(b))。これとほぼ同時に、インフレータ211からのガスは、第2連通部205cに入り込んで、エアバッグ袋体203における車幅方向で折り畳まれた部分を車幅方向外側に展開させる。これにより、中央空間203aは膨張し、エアバッグ袋体203はフード121の下面の中央部分を支持する(図8(b))。このとき、エンジンカバー118は、フード121の膨張によって上方に押し上げられる。これにより、エンジンカバー118は、エンジン本体117のボス孔(図示せず)から外れ、フード121とエアバッグ袋体203との間に挟まれる。
インフレータ211からのガスがエアバッグ袋体203内にさらに送り込まれると、このガスが第2連通部205c(図5(A)参照)を通過して、左側空間203dと右側空間203eとの内圧を上昇させる。これにより、エアバッグ袋体203は、エンジンルーム104内で車幅方向一杯に展開し、フード121とフェンダーカバー105との隙間から突出し、フード121の車幅方向の両端部分よりも150mm程迫り出してフェンダーカバー105の上方を覆う。
また、インフレータ211からのガスがエアバッグ袋体203にさらに送り込まれると、このガスは、第1連通部205a(図5(A)参照)を通過して、膨張し切れていない後方空間203b及び前方空間203c(図8(c))の内圧を上昇させる。これにより、エアバッグ袋体203の後端部分は、フード121とフェンダーカバー105との隙間から突出して、フード121の後端よりも迫り出して、フロントガラス134やAピラー131の上方を覆う(図8(d)及び図6参照)。このとき、エアバッグ袋体203の後端部分は、WADが2400mmとなる箇所Qよりも車両101の後方側まで延びる。また、エアバッグ袋体203の前端部分は、WADが1000mmとなる箇所Rよりも車両101の前方側まで延びてフード121の下面を支持する(図8(d)参照)。
ここで、前述したように、エンジンコントロールユニット210は、衝突信号の入力を判定すると、先にガスジェネレータ209内の点火装置に点火信号を入力し、その後に続けて、インフレータ211内の点火装置に点火信号を入力する。このため、フード121は、まず、アクチュエータ202によって持ち上げられる。これにより、畳まれたエアバッグ袋体203の上方には、エアバッグ袋体203が展開するための空間が確保される。これにより、エアバッグ袋体203が展開しやすくなり、フード121の下面に沿って一気に展開してフード121の下面の全体を支持するとともに、フード121から車幅方向両側及び車両101の後方側に迫り出してフロントガラス134やAピラー131の上方を覆う。
このように、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置201によれば、車両101が衝突体(例えば、人間)に衝突した場合にはエアバッグ袋体203がフード121の下面の全体を下方から押し上げてフード121の撓みを抑える。したがって、車両101の衝突時に、フード121は、撓んだり振動したりすることなく安定して上昇し、衝突によってフード121の中央部分に移動する衝突体を保護する。さらに、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置201によれば、衝突時に膨らんだエアバッグ袋体203がフード121の下面から車両101の後方側に迫り出してフロントガラス134やAピラー131を覆ったりエアバッグ袋体203が車幅方向に迫り出してフェンダーカバー105の上方を覆ったりして、フロントガラス134やAピラー131、フェンダーカバー105に対する衝突体の衝撃がエアバッグ袋体203に吸収される。したがって、フード121の端部やフード121の外側に向かって移動する衝突体に対しても保護することができ、ひいては、衝突体がフロントガラス134を突き破って乗員に衝突することで乗員が受ける被害を抑えることができる。
また、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置201では、エアバッグ袋体203は、箇所R(WAD=1000mm)から箇所Q(WAD=2400mm)にかけて広がって膨らむ。この領域には、地面GLに立っている人間に車両101がその正面から衝突した場合にこの人間の頭部が、高い確率で接触する。このため、車両101が人間に正面衝突してこの人間の頭部がフード121に衝突した場合には、この人間の頭部の下方へのストロークに要する時間を大きくし、人間の頭部が受ける衝撃を弱めることができる。そして、この人間がフード121よりも車両101の後方側まで移動したとしても、フロントガラス134やAピラー131の上に迫り出して膨らんでいるエアバッグ袋体203がこの人間の頭部を受け止めて、人間の頭部が受ける衝撃を弱めることができる。
さらに、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置201では、車両101の衝突時に、まずアクチュエータ202によってフード121が持ち上がり、畳まれたエアバッグ袋体203の上方に空間が確保された後に、エアバッグ袋体203が展開する。このため、エアバッグ袋体203は、展開のときにフード121に干渉されにくくなり、フード121の下面に沿って一気に展開して、フード121の下面を素早く支持し、確実にフード121の撓みや振動を抑えることができる。
本実施の形態(第一の実施の形態)に対する別の実施の形態として、エアバッグ袋体203がエンジンカバー118の内部に収容されるようにしてもよい。このとき、エンジンカバー118は、エアバッグ袋体203の膨張によって破壊されるような素材で形成される必要がある。
また、エンジンカバー118とフード121との間に、フード121の下面に沿ってエアバッグ袋体203が展開するのに充分な空間が確保されている場合、本実施の形態(第一の実施の形態)に対するさらに別の実施の形態として、エンジンコントロールユニット210が、衝突信号の入力を判定した場合に、インフレータ211内の点火装置に点火信号を入力し、これと同時もしくはこれ以降に、ガスジェネレータ209内の点火装置に点火信号を入力するようにしてもよい。
次いで、実施の別の一形態を、図9に基づいて説明する。説明の便宜上、本実施の形態を第二の実施の形態と呼ぶ。この場合、第一の実施の形態と同一の部分については同一の符号を付し、説明も省略する。図9は、車両101の前方側部分の左断面図である。本実施の形態では、フード121の下面にフードインシュレータ122がクリップ留めによって取り付けられている。そして、エアバッグ袋体203は、フードインシュレータ122とフード121との間に収容されている。このエアバッグ袋体203は、カウル110から、WADが1000mmとなる箇所Qよりもさらに車両101の前方の領域に掛けて設けられている。また、エアバッグ袋体203は、その端部(エアバッグ袋体203における後方空間203b、前方空間203c、左側空間203d及び右側空間203e)を折り畳んだりロール状に巻いたりして、平面視において中央空間203aの上にエアバッグ袋体203の端部が重なって見えるようにまとめられる。このとき、前述した実施の形態(第一の実施の形態)のようにエアバッグ袋体203を折り畳んだりロール状に巻いたりしてもよいし、全ての端部をロール状に巻くようにしても良い。
本実施の形態の車両101に対して衝突が生じると、駆動装置204が駆動し、ガスジェネレータ209内の点火装置とインフレータ211内の点火装置とに対して点火信号を入力する。これにより、アクチュエータ202が駆動してフード121を開く。また、エアバッグ袋体203は膨張を開始し、エアバッグ袋体203における中央空間203aを形成する部分がフードインシュレータ122を下方に押し下げる。これにより、フードインシュレータ122をフード121に留めていたクリップが外れ、フードインシュレータ122とエアバッグ袋体203とが落下し、エンジンカバー118の上に到達する。この状態で、エアバッグ袋体203は膨らんで展開し、フード121とフェンダーカバー105との隙間から車幅方向両側と車両101の後方側とから迫り出す。
このように、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置201によっても、車両101が衝突体(例えば、人間)に衝突した場合にはエアバッグ袋体203がフード121の下面の全体を下方から押し上げてフード121の撓みを抑える。したがって、車両101の衝突時に、フード121は、撓んだり振動したりすることなく、安定して上昇する。さらに、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置201によれば、衝突時に膨らんだエアバッグ袋体203がフード121の下面から車両101の後方側に迫り出してフロントガラス134やAピラー131を覆う。このため、フロントガラス134やAピラー131に対する衝突体の衝撃がエアバッグ袋体203に吸収される。したがって、フロントガラス134やAピラー131について生じる衝突体や乗員の被害を抑えることができる。
本実施の形態(第二の実施の形態)に対する別の実施の形態として、エアバッグ袋体203がフードインシュレータ122の内部に収容されていてもよい。このとき、フードインシュレータ122は、エアバッグ袋体203の膨張によって破壊されるような素材で形成される必要がある。
101 車両
104 エンジンルーム
118 エンジンカバー
119 パネル(エンジンルームの底部)
121 フード
122 フードインシュレータ
131 Aピラー
134 フロントガラス134
201 車両用ポップアップフード装置
202 アクチュエータ
203 エアバッグ袋体
204 駆動装置
R WADが2400mmとなる箇所

Claims (2)

  1. 車両の前方側に設けられ上方に開口するエンジンルームの内側かつ、前記エンジンルームを閉止するフードの下方に配置されるアクチュエータと、
    前記エンジンルームの底部に配置されるエンジン本体と、
    エンジン本体の上面に取り付けられるエンジンカバーと、
    前記エンジンルームの内側に収容され、
    ガスによって膨らんだ状態で、前記フードの下面に沿って前記フードを支持するとともに前記フードの下面から前記車両の後方側及び車幅方向の少なくとも一方に迫り出し、車幅方向の長さは、エンジンルームの車幅方向の長さ以下であり、車両の前後方向の長さは、エンジンルームの前後方向の長さ以下であり、
    ガスによって膨らんだ状態で、前記車両に備わり前記エンジンルームよりも後方側に位置するフロントガラス及びAピラーの少なくとも一方の上方で、WAD(Wrap
    Around Distance)が2400mmとなる箇所を超えて迫り出し、
    前記エンジン本体と前記エンジンカバーとの間又はエアバッグ袋体の膨張によって破壊されるような素材で形成されるエンジンカバーの内部のいずれか一に予め畳まれて収容されるエアバッグ袋体と、
    前記車両に対する衝突を検出すると、前記アクチュエータを駆動して前記フードに上昇力を付与し、前記アクチュエータを駆動した後に、前記エアバッグ袋体を膨らませる駆動装置と、
    を備える車両用ポップアップフード装置。
  2. 車両の前方側に設けられ上方に開口するエンジンルームの内側かつ、前記エンジンルームを閉止するフードの下方に配置されるアクチュエータと、
    前記エンジンルームの底部に配置されるエンジン本体と、
    前記フードの下面かつ前記エンジン本体の上面に配置されるフードインシュレータと、
    前記エンジンルームの内側に収容され、
    ガスによって膨らんだ状態で、前記フードの下面に沿って前記フードを支持するとともに前記フードの下面から前記車両の後方側及び車幅方向の少なくとも一方に迫り出し、車幅方向の長さは、エンジンルームの車幅方向の長さ以下であり、車両の前後方向の長さは、エンジンルームの前後方向の長さ以下であり、
    ガスによって膨らんだ状態で、前記車両に備わり前記エンジンルームよりも後方側に位置するフロントガラス及びAピラーの少なくとも一方の上方で、WAD(Wrap
    Around Distance)が2400mmとなる箇所を超えて迫り出し、
    前記フードと前記フードインシュレータとの間又はエアバッグ袋体の膨張によって破壊されるような素材で形成される前記フードインシュレータの内部のいずれか一に収容されるエアバッグ袋体と、
    前記車両に対する衝突を検出すると、前記アクチュエータを駆動して前記フードに上昇力を付与し、前記アクチュエータを駆動した後に、前記エアバッグ袋体を膨らませる駆動装置と、
    を備える車両用ポップアップフード装置。
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