JP4646576B2 - エアバッグの折畳方法及び非乗員保護装置 - Google Patents

エアバッグの折畳方法及び非乗員保護装置 Download PDF

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Description

本発明は、万が一歩行者などの非乗員と車両との衝突が避けられない場合に、衝突した非乗員の保護を図る非乗員保護用のエアバッグの折畳方法及び非乗員保護装置に関する。
従来、万が一車両と歩行者との衝突が避けられない場合に、歩行者への衝撃の緩和を図るいわゆる歩行者保護エアバッグを備えた歩行者保護装置が提案されている。この歩行者保護装置は、車体前部のフードの後端部を上昇可能に支持するとともに、このフードの後端下方に袋状のエアバッグを折り畳んで収納している。そして、この歩行者保護装置は、車両と歩行者との衝突を検出した際に、ガスを供給してエアバッグを展開させ、このエアバッグでフードの後端部を持ち上げて、はね上げられた歩行者がフードにいわゆる二次衝突した際のフードが変形する空間を確保して衝撃吸収特性を向上するとともに、このエアバッグでフロントガラスの両側のピラー部を覆い、歩行者の頭部などがピラー部に衝突する際の衝撃の緩和を図っている。そして、エアバッグは、展開力でフードを持ち上げる部分の両端部が上側に突設されてピラー部を覆う部分となり、前方から見て略U字状の袋状に形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−264146号公報 (第1頁、図3−4)
上記の歩行者保護装置では、フードの変形の空間を確保し、また、エアバッグのピラー部を覆う部分を持ち上げたフードとカウル部との隙間から円滑迅速に展開させるためには、フードを所定の距離だけ迅速に持ち上げるとともに、持ち上げた位置で安定して保持する必要がある。しかしながら、フードの質量は小さいものではなく、フードを迅速に持ち上げるためには、エアバッグにガスを供給するインフレータの容量を大きくするなどの必要がある問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグによりフードを迅速に移動できるエアバッグの折畳方法及び非乗員保護装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグの折畳方法は、車両の前部に設けられたフードと、このフードの後方に位置するウインドシールドと、このウインドシールドの両側部を支持する一対のピラー部とを備えた車両の前記フードの後部下方に折り畳んで収納され、両側方向に延びる基部とこの基部の両側方向の端部から後側に突設された突設部とを備えるとともに、前記基部の長手方向に沿って形成され前記基部の内側を全幅にわたって区画し、前記基部で構成される第1の気室とこの第1の気室の後側に位置し前記基部及び前記突設部で構成される第2の気室とに略気密に区画する隔壁部と、この隔壁部に孔状に形成され前記第1の気室と前記第2の気室とを互いに連通させる連通部とを備え、前記第1の気室と前記第2の気室とは前記連通部のみで互いに連通するように形成され、前記第1の気室は、ガスが供給されて展開し、前記フードを押圧して上方に移動させ、前記第2の気室は、前記第1の気室からガスが供給されて展開し、前記ピラー部の少なくとも一部を覆うエアバッグの折畳方法であって、前記第2の気室は、前記突設部を所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返し、この折り返した部分を前記第1の気室側に集積するものである。
そして、この構成では、車両に非乗員が衝突すると、エアバッグの第1の気室にガスが供給され、この第1の気室が展開して、フードを押圧して上方に移動させる。次いで、第1の気室から第2の気室にガスが供給され、第2の気室が展開してピラー部の少なくとも一部を覆う。車両の前部に衝突しはね上げられた非乗員がさらにフードに衝突した際に、フードの変形に要する空間が確保され、衝撃吸収特性が向上する。また、ピラー部の少なくとも一部がエアバッグで覆われ、非乗員がピラー部に衝突する際の衝撃が緩和される。そして、エアバッグの第2の気室は、所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返され、さらに、この折り返した部分が第1の気室側に集積して折り畳まれているため、展開初期に第1の気室に供給されたガスの第2の気室への供給が抑制され、展開初期に第1の気室が迅速に展開し、フードを迅速に所定の位置に移動させて、フードの変形による衝撃吸収特性を容易に向上し、非乗員が効果的に保護される。また、エアバッグの第2の気室は、所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返されているため、両側方向について小さい寸法で折り畳まれるとともに、第1の気室が十分に展開してフードを所定の位置に移動させた状態では、フードの後端の下方の隙間から他の部材に干渉することなく後方さらには両外側方に円滑に展開し、非乗員が効果的に保護される。さらに、エアバッグの内側に隔壁部を設けて第1の気室と第2の気室とを区画し、これら第1の気室と第2の気室とは通気抵抗の大きい連通部のみを介して互いに連通させたため、エアバッグが十分な圧力で迅速にフードを持ち上げるとともに、第2の気室から第1の気室にガスが戻りにくくなり、圧力を保持したエアバッグにより持ち上げたフードの位置が安定して保持される。
請求項2記載のエアバッグの折畳方法は、請求項1記載のエアバッグの折畳方法において、第2の気室は、ピラー部の長手方向に沿って展開し、所定の折り線は、ピラー部の長手方向に沿って設定された
ものである。
そして、この構成では、エアバッグがピラー部に沿って円滑に展開するとともに、両側方向について小さい寸法で折り畳むことが可能になる。
請求項3記載のエアバッグの折畳方法は、請求項1または2記載のエアバッグの折畳方法において、第2の気室は、所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返した後、この折り返した部分を先端側から巻回して第1の気室側に集積するものである。
そして、この構成では、先端側から巻回して集積することにより、エアバッグの展開初期に第2の気室へのガスの供給を効果的に抑制し、第1の気室が迅速に展開する。
請求項4記載のエアバッグの折畳方法は、請求項3記載のエアバッグの折畳方法において、第2の気室は、折り返した部分を先端側からピラー部側に巻回して集積するものである。
そして、この構成では、第2の気室の展開時に、この第2の気室をピラー部に沿って展開させることが容易になる。
請求項5記載の非乗員保護装置は、車両の前部に設けられた変形可能なフードと、このフードの後方に位置するウインドシールドと、このウインドシールドの両側部を支持する一対のピラー部とを備えた車両の前記フードの後部下方に折り畳んで収納され、両側方向に延びる基部とこの基部の両側方向の端部から後側に突設された突設部とを備えるとともに、前記基部の長手方向に沿って形成され前記基部の内側を全幅にわたって区画し、前記基部で構成される第1の気室とこの第1の気室の後側に位置し前記基部及び前記突設部で構成される第2の気室とに略気密に区画する隔壁部と、この隔壁部に孔状に形成され前記第1の気室と前記第2の気室とを互いに連通させる連通部とを備え、前記第1の気室と前記第2の気室とは前記連通部のみで互いに連通するように形成され、前記第1の気室は、ガスが供給されて展開し、前記フードを押圧して上方に移動させ、前記第2の気室は、前記第1の気室からガスが供給されて展開し、前記ピラー部の少なくとも一部を覆い、前記第2の気室は、前記突設部を所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返し、この折り返した部分を前記第1の気室側に集積して折り畳まれたエアバッグと、このエアバッグにガスを供給するインフレータと、非乗員との衝突を検出して前記インフレータを動作させる制御手段と、前記フードの後部を上方に移動可能に支持する支持部とを具備したものである。
そして、この構成では、車両に非乗員が衝突すると、エアバッグの第1の気室にガスが供給され、この第1の気室が展開して、フードを押圧して上方に移動させる。次いで、第1の気室から第2の気室にガスが供給され、第2の気室が展開してピラー部の少なくとも一部を覆う。車両の前部に衝突しはね上げられた非乗員がさらにフードに衝突した際に、フードの変形に要する空間が確保され、衝撃吸収特性が向上する。また、ピラー部の少なくとも一部がエアバッグで覆われ、非乗員がピラー部に衝突する際の衝撃が緩和される。そして、エアバッグの第2の気室は、所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返され、さらに、この折り返した部分が第1の気室側に集積して折り畳まれているため、展開初期に第1の気室に供給されたガスの第2の気室への供給が抑制され、展開初期に第1の気室が迅速に展開し、フードを迅速に所定の位置に移動させて、フードの変形による衝撃吸収特性を容易に向上し、非乗員が効果的に保護される。また、エアバッグの第2の気室は、所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返されているため、両側方向について小さい寸法で折り畳まれるとともに、第1の気室が十分に展開してフードを所定の位置に移動させた状態では、フードの後端の下方の隙間から他の部材に干渉することなく後方さらには両外側方に円滑に展開し、非乗員が効果的に保護される。さらに、エアバッグの内側に隔壁部を設けて第1の気室と第2の気室とを区画し、これら第1の気室と第2の気室とは通気抵抗の大きい連通部のみを介して互いに連通させたため、エアバッグが十分な圧力で迅速にフードを持ち上げるとともに、第2の気室から第1の気室にガスが戻りにくくなり、圧力を保持したエアバッグにより持ち上げたフードの位置が安定して保持される。このようにして、車両に非乗員が衝突した際に、フードを迅速に所定の位置に移動させるとともに、エアバッグで円滑にピラー部を覆い、車両に衝突した非乗員がフードの変形とピラー部を覆うエアバッグとにより効果的に保護される。
本発明によれば、車両に非乗員が衝突した際に、フードを迅速に所定の位置に移動させるとともに、エアバッグで円滑にピラー部を覆い、車両に衝突した非乗員をフードの変形とピラー部を覆うエアバッグとにより効果的に保護できる。
以下、本発明のエアバッグの折畳方法及び非乗員保護装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は車両である自動車の車体で、この車体1には、前部のエンジンルーム2を覆うフード3と、エンジンルーム2の後方に位置する車室4を覆うウインドシールドとしてのフロントガラス5と、これらエンジンルーム2と車室4との間のカウル部7を覆うカウルトップカバー8となどが取り付けられているとともに、フード3の後端下方などに位置して、非乗員保護装置である歩行者保護装置10が備えられている。なお、以下、前方(矢印F方向)、上方(矢印U方向)、及び両側方向(矢印W方向)などの方向は、車体1の直進方向を基準として説明する。
そして、フード3は、ボンネットフードあるいはフロントフードなどとも呼ばれるもので、車体1の前部に設けられ、1枚あるいは複数枚の金属板などから形成されているとともに、いわゆる歩行者傷害軽減ボディを構成し、歩行者が衝突した際に、容易に変形して衝撃を吸収するようになっている。また、このフード3は、後端部近傍の両側部に設けたヒンジ機構である一対の支持部12を支点すなわち回転軸として開閉可能に設けられているとともに、歩行者保護装置10の動作時には、各支持部12がフード3の後端部を所定の距離だけ上昇可能に支持するようになっている。
また、フロントガラス5は、両側部がピラー部としてのAピラー14により支持されているとともに、前端部近傍の下面が、シール部15を介してカウルトップパネル16により支持されている。
さらに、カウル部7は、エアボックスなどとも呼ばれるもので、カウルトップパネル16とこのカウルトップパネル16の前方に位置する車体パネル17との間に上側を開口した樋状に設けられ、この開口を覆ってカウルトップカバー8が取り付けられている。そして、このカウル部7に、ワイパーを駆動するモータなどが配置されているとともに、空調装置の空気取入部などが接続されている。また、カウルトップカバー8は、後端部がフロントガラス5に嵌合して支持されているとともに、前側部は車体パネル17に設けられた支持台部18上に支持されている。
また、歩行者保護装置10は、いわゆる歩行者保護エアバッグ装置であり、車体1の前側であるフード3の後端部の下方のカウル部7に折り畳んで収納した袋状のエアバッグ21を備えている。そして、このエアバッグ21にガスを供給して展開させることにより、フード3の後端部を持ち上げてフード3の下方に変形領域を確保し、フード3の衝撃吸収特性を向上するとともに、展開したエアバッグ21でカウル部7の上面とAピラー14の前面の少なくとも一部を覆うようになっている。すなわち、この歩行者保護装置10は、エアバッグ21と、このエアバッグ21にガスを供給するインフレータ22と、これらエアバッグ21及びインフレータ22を固定するリテーナ24と、これら部材を収納するケース25と、図示しない制御装置とを備えている。
そして、エアバッグ21は、図1ないし図5に示すように、2枚の基布の外周部同士を外周縫合線31で縫い合わせて外殻とした袋状に形成され、全体として、両側方向に延びる基部33と、この基部33の両側方向の端部から突設された突設部34とで略U字状をなしている。さらに、この外殻の内側には、基部33の長手方向に沿って、基布にて形成された隔壁部36が外殻を構成する各基布に内側縫合線37で縫い合わされている。また、この隔壁部36の両端部近傍には、円孔状などをなす通気部である連通部38が形成されている。そして、この隔壁部36により、エアバッグ21の内側の、本実施の形態では基部33が、連通部38を除いて、第1の気室41と、第2の気室42とに略気密に区画されている。言い換えれば、第1の気室41と、第2の気室42とは、連通部38のみで互いに連通するように形成されている。
そして、第1の気室41は、展開時に少なくとも一部がフード3の下側に位置する前側の気室であり、フード3を押し上げるフード押動部43と、このフード押動部43の後側に連通するカウル被覆部44とを備え、この第1の気室41には、インフレータ22とリテーナ24とが両側に対をなして収納されている。また、第1の気室41は、全体としては、前後方向の寸法が略一定で両側方向を長手方向として形成されているが、両側の端部は、連通部38すなわち第2の気室42に向かって拡開する傾斜面45として形成されている。すなわち、図2に示すように、ガスGが第1の気室41から第2の気室42に流れる部分において、第1の気室41の前側の辺と傾斜面45とのなす角度θについて、直角より大きく(θ>90)設定している。すなわち、フード押動部43からカウル被覆部44に向けて両側方向の寸法が拡開し、フード押動部43よりも第1の気室41のカウル被覆部44の幅寸法が大きく形成されている。さらに、この傾斜面45は、第2の気室42の両側部に滑らかに連続し、第1の気室41のカウル被覆部44よりも、第2の気室42の幅寸法が大きくなるように形成されている。そして、第2の気室42は、第1の気室41の後側に位置する後側の気室であり、各突設部34で構成されるピラー被覆部46と、基部33の上側部であるカウル被覆部47とで構成されている。また、図示しないが、これらの基布には、必要に応じて、防炎布などとも呼ばれる補強布が重ねて縫い合わされている。
また、各インフレータ22は、ガス発生器であり、図2に示すように、略円柱状の本体部22aを備えるとともに、この本体部22aの一端側にガス噴射部22bが設けられている。そして、このインフレータ22は、図示しないコネクタに点火信号が供給されることにより、内部に充填した推進薬を反応させ、あるいは、内部のボンベに貯留したガスを開放などして、ガス噴射部22bの周面に設けた複数の孔部からガスを噴射する。なお、この実施の形態では、2本のインフレータ22は、ガス噴射部22bが互いに反対側を向くように配置されている。
また、リテーナ24は、金属板を折曲などして形成したリテーナ本体部49と、このリテーナ本体部49に固定されたボルト50とを備えたインフレータ固定具である。そして、リテーナ本体部49は、インフレータ22を固定するとともに、ガス噴射部22bから噴射されたガスを案内するようになっている。また、図1に示すように、ボルト50には、ナット51が螺合するようになっている。
さらに、ケース25は、上側を開口した溝状をなすケース本体部54と、このケース本体部54の上側の開口を覆う蓋部55とを備えている。そして、本実施の形態では、ケース本体部54は、カウルトップカバー8と一体に形成されている。一方、蓋部55は、カウルトップカバー8とは別体で、長手方向に沿って弱部である破断可能な破断部としてのテアライン56が形成されている。
また、各インフレータ22のコネクタには、ハーネスを介して、図示しない制御装置に接続されている。この制御装置は、CPUなどを備えるとともに、検出手段である複数のセンサを備え、歩行者と車体1との衝突を検出して、各インフレータ22を作動させる。
また、支持部12は、ケース25の両側すなわち折り畳んで収納されたエアバッグ21の両側に位置して、車体パネル17側とフード3の後端部近傍とを接続している。そして、各支持部12は、例えば、細長い2枚の金属板のリンク軸の一端同士を軸部で回動可能に接続するとともに、一方のリンク軸の他端を車体パネル17側に接続し、他方のリンク軸の他端をフード3側に接続して構成されている。そして、通常のフード3の開閉時には、支持部12の軸部が回転軸となってフード3の前端部が上方に回動する。一方、歩行者保護装置10が作動してフード3の後端部に上方に向かう力が加わった際は、軸部が回転するとともに各リンク軸の他端が回転軸となって回動し、フード3の後端部を所定の寸法、例えば5cm程度上方に移動し、前端側を支点として回動できるようになっている。
そして、この歩行者保護装置10の組立工程は、インフレータ22とリテーナ24とを組み合わせた組立体をエアバッグ21の第1の気室41に挿入するとともに、リテーナ24のボルト50をエアバッグ21の外側に引き出した上、エアバッグ21を後述するように所定の形状に折り畳む。そして、折り畳んだエアバッグ21をケース本体部54に挿入するとともに、ボルト50をカウルトップカバー8及び車体パネル17の支持台部18に貫通させ、支持台部18の下側からボルト50にナット51を螺合して締め付ける。すると、リテーナ24により、車体パネル17の支持台部18に、カウルトップカバー8とともに、エアバッグ21の前側の端部及びインフレータ22が固定される。そして、ケース本体部54の上側の開口部を覆い、蓋部55を取り付けるとともに、インフレータ22と制御装置をハーネスで電気的に接続することにより、図1(a)に示すように、歩行者保護装置10が構成される。
次に、このエアバッグ21の折畳状態及び折畳工程を説明する。
このエアバッグ21は、折り畳まれた状態では、図1(a)及び図5に示すように、基本的には第1の気室41と第2の気室42とが別個に折り畳まれ、第1の気室41が展開した後に、第2の気室42が展開するようになっている。そして、第2の気室42の折畳工程は、まず、図3(a)及び(b)に示すように、エアバッグ21を平面上に広げた状態から、両側のピラー被覆部46を、所定の折り線Aに沿って両側方向Wの内側に1回折り返す。そして、ここでは、所定の折り線Aは、展開時にAピラー14の長手方向に沿った線であり、さらに本実施の形態では、ピラー被覆部46の幅方向の略中央に沿った線であり、両側方向Wに対して上側に向かい若干拡開する傾斜した線となっている。そして、これら両側のピラー被覆部46を折り返した部分を巻回し、図3(b)及び(c)に示すように、第2の気室42をロール状の集積部57として折り畳む。また、この巻回する向きは、上端部である先端部をAピラー14側すなわち下側に巻き付けた方向であり、この集積部57が展開時に巻き戻される際に、Aピラー14をこするように回転する向きとなっている。次いで、図5に示すように、第1の気室41を単に袋を扁平に押し広げるようにして上下の腕部58,59を形成し、これら腕部58,59を集積部57に沿わせて包むように、いわゆるアリゲータ状に折り畳む。すなわち、第2の気室42に対して、第1の気室41は、展開抵抗の小さい折り方とされ、第2の気室42より第1の気室41が迅速に展開可能に折り畳まれている。そして、このように折り畳んだ状態で、図示しない破断可能なラップ部材などで形状を保持し、折畳工程が終了する。
次に、この歩行者保護装置10の動作を説明する。
まず、図1(a)に示すように、折り畳んだエアバッグ21をケース25に収納した状態で、制御装置が車体1の前部と歩行者との衝突を検出すると、制御装置は、信号すなわち電力を供給して、インフレータ22を起動させる。すると、このインフレータ22は、ガス噴射部22bから第1の気室41にガスGを供給する。この時、エアバッグ21は、第2の気室42より第1の気室41が迅速に展開可能に折り畳まれているとともに、隔壁部36により第1の気室41と第2の気室42とに区画されており、これら第1の気室41と第2の気室42とは通気抵抗の大きい連通部38のみを介して互いに連通しているため、展開の初期の状態では、図1(b)に示すように、インフレータ22から供給されたガスGは第1の気室41に留まり、この第1の気室41を迅速かつ確実に展開させる。そして、この展開の圧力により、フード3の後端部を所定の寸法だけ押し上げる。この状態で、第1の気室41のフード押動部43によりフード3とエンジンルーム2内の部材との間に隙間が確保されるとともに、第1の気室41のカウル被覆部44によりカウル部7の一部が覆われる。
さらに、第1の気室41が十分に展開した状態で、両側方向の両端部近傍に設けた連通部38を介してガスGが第1の気室41から第2の気室42に供給され、図1(b)及び(c)に示すように、Aピラー14をこするように回転しながら集積部57が巻き戻され、さらに、折り線Aから外側に展開して、第2の気室42のピラー被覆部46とカウル被覆部47とが展開する。そして、ピラー被覆部46によりAピラー14の一部あるいは全部が覆われるとともに、カウル被覆部47にカウル部7のワイパー及びフロントガラス5の下端部などが覆われる。
すなわち、エアバッグ21は、第1の気室41のフード押動部43が両側の支持部12同士の間に位置し、第1の気室41のカウル被覆部44及び第2の気室42は、第1の気室41の後方に位置するとともに、支持部12より側方に膨出するようにして展開する。
この状態で、はね上げられるなどした歩行者がフード3に衝突すると、フード3は十分なストロークを持って変形し、所定の衝撃吸収特性を発揮し、歩行者に対する衝撃を緩和する。さらに、第2の気室42によりAピラー14やカウル部7の凹凸のある部材などが覆われ、これら部材と歩行者との衝突を回避し、歩行者を保護するようになっている。
このように、本実施の形態によれば、自動車のカウル部7に配置されるいわゆる歩行者保護エアバッグ(歩行者用エアバッグ)において、折り畳んで収納されたエアバッグ21の折畳方法について、まず、後側に位置する第2の気室42のピラー被覆部46を幅を小さくするように所定の折り線Aで車体1の内側に向けて折り返し、その後、ピラー被覆部46の先端部から第1の気室41のフード押動部43の上端の部分まで巻回して折り畳むとともに、フード押動部43はピラー被覆部46よりも展開抵抗が小さく展開しやすい折畳形状としている。そこで、インフレータ22からフード押動部43にガスを供給することにより、展開初期の後方及び外側方に向かう動きを抑制し、展開初期の圧力をフード3の幅に適合したフード押動部43に集中させ、フード押動部43を迅速に展開させ、エアバッグ21により十分な圧力で迅速にフード3を持ち上げることができる。
また、エアバッグ21の内側を単一の気室とはせずに仕切を設けて複数の気室を設け、本実施の形態では、エアバッグ21の内側に隔壁部36を設け、フード3を持ち上げる第1の気室41と、Aピラー14及びフロントガラス5の下端部を含むカウル部7を覆う第2の気室42とを区画したため、エアバッグ21が十分な圧力で迅速にフード3を持ち上げるとともに、第2の気室42から第1の気室41にガスが戻りにくくなり、圧力を保持したエアバッグ21により持ち上げたフード3の位置を安定して保持することができ、フード3の跳ね返りなどを抑制できる。
さらに、迅速かつ安定してフード3を持ち上げることができるため、フード3の後端部とこのフード3の下方のカウルトップカバー8との間に安定して隙間を確保でき、すなわち、十分に持ち上げられたフード3の下方の隙間から、周辺の部材に干渉することなく、迅速かつ円滑に第2の気室42のピラー被覆部46などを展開して、Aピラー14やフロントガラス5の下端部を含むカウル部7を覆うことができる。
また、第2の気室42のピラー被覆部46は、Aピラー14の長手方向に沿った折り線Aで折り返し、先端側から巻回することにより、両側方向Wについて小さい寸法で折り畳みできるとともに、このAピラー14の長手方向に沿って巻戻るように展開させることができる。さらに、第2の気室42のピラー被覆部46は、上端部である先端部をAピラー14側すなわち下側に巻き付けるように巻回したため、Aピラー14をこするようにAピラー14及びフロントガラス5に極めて近接して展開させることができる。
また、第1の気室41のフード押動部43は、両側の支持部12同士の間の比較的両側方向Wの寸法が小さい空間で展開し、第1の気室41のカウル被覆部44及び第2の気室42は、フード押動部43よりも両側方向Wの寸法が大きい空間で展開するが、第1の気室41の側部は、後方に向かって外側に拡開する傾斜面45としたため、第1の気室41内及び第1の気室41から第2の気室42にかけて円滑にガスが流れるとともに、支持部12がエアバッグ21の展開に干渉せず、支持部12より外側の部分についても円滑かつ迅速に展開させることができる。
なお、上記の実施の形態では、第1の気室41のフード押動部43は、いわゆるアリゲータ状に折り畳んだが、この構成に限られず、例えば、蛇腹状に折り畳むこともできる。例えば、図6に示すように、フード押動部43を蛇腹状に折り畳み、このフード押動部43上に載せるようにして、ロール状に折り畳んだ第2の気室42のピラー被覆部46を配置することができる。
また、上記の実施の形態では、第2の気室42のピラー被覆部46は、Aピラー14の長手方向に沿った所定の折り線Aで1回折り返したが、複数の折り線に沿って折り返し、幅寸法を小さくし、あるいは、展開抵抗を大きくすることもできる。例えば、図7に示すように、両側のピラー被覆部46にそれぞれ第1の折り線A1と第2の折り線A2とを設定し、図7(a)及び(b)に示すように、まず、第1の折り線A1に沿って内側に折り返した後、図7(b)及び(c)に示すように、折り返した部分を外側に折り返すこともできる。そして、この図7(c)に示す状態から、上記の実施の形態と同様に、ピラー被覆部46をロール状などに折り畳むことができる。
また、折り線Aは、Aピラー14の長手方向に沿って設定する他、位置をずらして設定することもできる。さらに、例えば、図8に示すように、第2の気室42のピラー被覆部46すなわち突設部34よりも内側に位置して、折り線Bを設定することもできる。
また、上記の実施の形態では、第2の気室42のピラー被覆部46は、上端部である先端部をAピラー14側すなわち下側に巻き付けるように巻回したが、反対に、上端部である先端部を反Aピラー14側すなわち上側から前側に巻き付けるように巻回することもできる。この構成では、ピラー被覆部46は、Aピラー14上を転がるようにして迅速に展開させることができる。
さらに、上記の実施の形態では、各突設部34すなわち、各ピラー被覆部46は、エアバッグ21を平面上に広げた状態で、先端側が拡開する方向に傾斜しているが、この構成に限られず、基部41に対して略垂直に配置し、あるいは、先端側が互いに若干接近する方向に傾斜させることもできる。また、本実施の形態では、連通部38は、隔壁部36に形成した複数の円孔で構成され、各円孔は、一部がピラー被覆部46に向かい、他がカウル被覆部47に向かうように形成したが、スリット状など他の形状などを採ることもできる。
また、上記の実施の形態では、隔壁部36は、基本的には1枚の基布を基部33の前後方向の中間位置で両側方向Wに沿ってほぼ全長にわたって配置して構成したが、この構成に限られず、複数枚の基布で構成することもできる。さらに、エアバッグ21内の気室にガスの流れを案内するガス案内手段を設け、所望の展開特性を実現することもできる。
本発明は、前部にフードを備えた車両に適用できる。
本発明の非乗員保護装置の一実施の形態を示す説明図であり、(a)はエアバッグの展開前、(b)はエアバッグの展開初期、(c)は(b)に続く状態である。 同上非乗員保護装置の説明図である。 同上エアバッグの折畳方法の説明図である。 同上非乗員保護装置の図3のI−I相当位置の説明図である。 同上非乗員保護装置の説明図である。 本発明の非乗員保護装置の他の実施の形態を示す説明図である。 本発明のエアバッグの折畳方法の他の実施の形態を示す説明図である。 本発明のエアバッグの折畳方法のさらに他の実施の形態を示す説明図である。
符号の説明
3 フード
5 ウインドシールドとしてのフロントガラス
10 非乗員保護装置としての歩行者保護装置
12 支持部
14 ピラー部としてのAピラー
21 エアバッグ
22 インフレータ
33 基部
34 突設部
36 隔壁部
38 連通部
41 第1の気室
42 第2の気室
A 折り線


Claims (5)

  1. 車両の前部に設けられたフードと、このフードの後方に位置するウインドシールドと、このウインドシールドの両側部を支持する一対のピラー部とを備えた車両の前記フードの後部下方に折り畳んで収納され、
    両側方向に延びる基部とこの基部の両側方向の端部から後側に突設された突設部とを備えるとともに、前記基部の長手方向に沿って形成され前記基部の内側を全幅にわたって区画し、前記基部で構成される第1の気室とこの第1の気室の後側に位置し前記基部及び前記突設部で構成される第2の気室とに略気密に区画する隔壁部と、この隔壁部に孔状に形成され前記第1の気室と前記第2の気室とを互いに連通させる連通部とを備え、
    前記第1の気室と前記第2の気室とは前記連通部のみで互いに連通するように形成され、
    前記第1の気室は、ガスが供給されて展開し、前記フードを押圧して上方に移動させ、前記第2の気室は、前記第1の気室からガスが供給されて展開し、前記ピラー部の少なくとも一部を覆うエアバッグの折畳方法であって、
    前記第2の気室は、前記突設部を所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返し、この折り返した部分を前記第1の気室側に集積する
    ことを特徴とするエアバッグの折畳方法。
  2. 第2の気室は、ピラー部の長手方向に沿って展開し、所定の折り線は、ピラー部の長手方向に沿って設定された
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグの折畳方法。
  3. 第2の気室は、所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返した後、この折り返した部分を先端側から巻回して第1の気室側に集積する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグの折畳方法。
  4. 第2の気室は、折り返した部分を先端側からピラー部側に巻回して集積する
    ことを特徴とする請求項3記載のエアバッグの折畳方法。
  5. 車両の前部に設けられた変形可能なフードと、このフードの後方に位置するウインドシールドと、このウインドシールドの両側部を支持する一対のピラー部とを備えた車両の前記フードの後部下方に折り畳んで収納され、両側方向に延びる基部とこの基部の両側方向の端部から後側に突設された突設部とを備えるとともに、前記基部の長手方向に沿って形成され前記基部の内側を全幅にわたって区画し、前記基部で構成される第1の気室とこの第1の気室の後側に位置し前記基部及び前記突設部で構成される第2の気室とに略気密に区画する隔壁部と、この隔壁部に孔状に形成され前記第1の気室と前記第2の気室とを互いに連通させる連通部とを備え、前記第1の気室と前記第2の気室とは前記連通部のみで互いに連通するように形成され、前記第1の気室は、ガスが供給されて展開し、前記フードを押圧して上方に移動させ、前記第2の気室は、前記第1の気室からガスが供給されて展開し、前記ピラー部の少なくとも一部を覆い、前記第2の気室は、前記突設部を所定の折り線に沿って両側方向の内側に向かって折り返し、この折り返した部分を前記第1の気室側に集積して折り畳まれたエアバッグと、
    このエアバッグにガスを供給するインフレータと、
    非乗員との衝突を検出して前記インフレータを動作させる制御手段と、
    前記フードの後部を上方に移動可能に支持する支持部と
    を具備したことを特徴とする非乗員保護装置。
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