JP4949916B2 - エアバッグの折り畳み方法、エアバッグの収容方法及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグの折り畳み方法、エアバッグの収容方法及びエアバッグ装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車等の車両に搭載されるエアバッグの折り畳み方法、エアバッグの収容方法及びエアバッグ装置に関し、特に、インフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグに適したエアバッグの折り畳み方法、エアバッグの収容方法及びエアバッグ装置に関する。
自動車等の車両には、衝突時等にエアバッグを車内で膨張展開させて乗員に生ずる衝撃を吸収するためのエアバッグ装置が搭載されているのが一般的になってきている。また、エアバッグを車両の表面で膨張展開させて歩行者に生ずる衝撃を吸収するためのエアバッグ装置も実用化が検討されている。かかるエアバッグ装置には、ステアリングに内装された運転席用エアバッグ装置、インストルメントパネルに内装された助手席用エアバッグ装置、車両側面部又はシートに内装されたサイドエアバッグ装置、ドア上部に内装されたカーテンエアバッグ装置、フード下に内装された歩行者用エアバッグ装置等、種々のタイプが開発・採用されている。これらのエアバッグ装置は、一般に、所定の条件でガスを発生させるインフレータと、インフレータに接続されたエアバッグと、エアバッグを収容するリテーナと、を備えている。ここで、エアバッグの形状は、エアバッグ装置の種類や車種に応じて設計されており、様々な形状のエアバッグが存在している。そして、エアバッグの中には、インフレータに接続された本体部と本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグも存在している。かかる形状のエアバッグを使用したエアバッグ装置には、例えば、歩行者用エアバッグ装置がある。
歩行者用エアバッグ装置は、自動車等の車両が歩行者や自転車等と衝突した場合に、歩行者や自転車等の乗員(以下、「歩行者等」という。)が車両のピラー(ボディと屋根を繋ぐ柱)に衝突する際の衝撃を吸収するためのエアバッグ装置である。車両のピラーは、車両衝突時や横転時に空間を確保するための部材であり、一般に他の部分よりも硬く成形されているためである。また、前記ピラーは、車両の前方側に配置されるAピラー(又はフロントピラー)と、前部座席と後部座席の中間部に配置されるBピラー(又はセンターピラー)と、後方側に配置されるCピラー(又はリアピラー)とに分類される。これらのピラーのうち、Aピラーを覆うエアバッグ装置としては、例えば、特許文献1〜特許文献3に記載されたものが既に知られている。
特許文献1〜3に記載された歩行者用エアバッグ装置は、歩行者等と車両との衝突を検知又は予知した時に、車両の表面にエアバッグを膨張展開させるエアバッグ装置であって、前記エアバッグは、前記車両のフロントウインドガラスの下部に沿って膨張展開する本体部と、前記本体部の両端部から前記車両のAピラーに沿って膨張展開する一対のピラー被覆部(後方展開部又は縦膨張部ともいう。)とを有する。
前記ピラー被覆部は、車両のAピラーに沿って膨張展開されるため、例えば、特許文献1の図2、特許文献2の図12、特許文献3の図3に記載されたように、ロール折により折り畳まれてリテーナに収容されるのが一般的である。
特開2005−350028号公報、図2 特開2006−256447号公報、図12 特開2007−30644号公報、図3
しかしながら、特許文献1〜3に記載されたように、ピラー被覆部をロール折した場合には、ピラーに沿ってエアバッグを膨張展開させるには都合がよいが、エアバッグの折り畳み方法として一般に使用されている蛇腹折や内折と比較して、エアバッグを小さく折り畳むことができず、収容効率が悪いという問題があった。また、その結果、エアバッグを収容するリテーナも大きくせざるを得ず、できるだけエアバッグ装置をコンパクトにしたいという車体側のニーズに応じることが困難であった。なお、これらの問題点は歩行者用エアバッグ装置に特有のものではなく、インフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグに共通する問題点でもある。
本発明は、上述の課題に鑑み創案された発明であり、エアバッグを小さく折り畳むことができ、エアバッグの収容効率を向上させることができ、エアバッグ装置をコンパクトにすることができるエアバッグの折り畳み方法、エアバッグの収容方法及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、所定の条件でガスを発生させるインフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグの折り畳み方法であって、前記エアバッグは、前記本体部が車両のフード上で膨張展開され、前記突出部が車両のピラーに沿って膨張展開されるように構成された歩行者用エアバッグであり、前記突出部を突出方向に沿って前記本体部の突出方向の幅と略同じ大きさとなるまで蛇腹折又は内折する突出部折畳工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に沿って折り畳まれていない前記本体部側に折り重ねる折重工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる捻り工程と、を有することを特徴とするエアバッグの折り畳み方法が提供される。前記捻り工程は、より具体的には、折り畳んだ前記突出部を前記本体部側に折り重ねた時に、表側に露出した面を前記本体部上でリテーナ底面側に近づけるように、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる工程である。
また、本発明によれば、所定の条件でガスを発生させるインフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグを所定のリテーナに収容するエアバッグの収容方法であって、前記エアバッグは、前記本体部が車両のフード上で膨張展開され、前記突出部が車両のピラーに沿って膨張展開されるように構成された歩行者用エアバッグであり、前記突出部を突出方向に沿って前記本体部の突出方向の幅と略同じ大きさとなるまで蛇腹折又は内折する突出部折畳工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に沿って折り畳まれていない前記本体部側に折り重ねる折重工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる捻り工程と、前記リテーナからはみ出した残部を折り重ねて前記リテーナの開口部の形状に合わせる整形工程と、有することを特徴とするエアバッグの収容方法が提供される。また、前記エアバッグの収容方法に、前記エアバッグを折り畳む前にプロテクタークロスを前記リテーナ内に取り付けるプロテクタークロス取付工程と、前記整形工程後のエアバッグを前記プロテクタークロスで包むエアバッグ被覆工程と、を追加するようにしてもよい。また、前記捻り工程は、より具体的には、折り畳んだ前記突出部を前記本体部側に折り重ねた時に、表側に露出した面を前記本体部上でリテーナ底面側に近づけるように、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる工程である。
さらに、本発明によれば、所定の条件でガスを発生させるインフレータと、該インフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグと、該エアバッグを収容するリテーナと、を備えたエアバッグ装置において、前記エアバッグは、前記本体部が車両のフード上で膨張展開され、前記突出部が車両のピラーに沿って膨張展開されるように構成された歩行者用エアバッグであり、前記突出部は、突出方向に沿って前記本体部の突出方向の幅と略同じ大きさとなるまで蛇腹折又は内折され、折り畳まれた前記突出部は突出方向に沿って折り畳まれていない前記本体部側に折り重ねられ、折り畳まれた前記突出部は突出方向に回転されることによって捻られた状態で前記リテーナに収容されている、ことを特徴とするエアバッグ装置が提供される。また、前記エアバッグ装置は、前記リテーナに収容された前記エアバッグを包むプロテクタークロスを有していてもよい。また、前記突出部は、より具体的には、折り畳まれた前記突出部を前記本体部側に折り重ねた時に、表側に露出した面を前記本体部上で前記リテーナの底面側に近づけるように突出方向に回転されて捻られている。

上述した本発明のエアバッグの折り畳み方法、エアバッグの収容方法及びエアバッグ装置によれば、エアバッグの突出部に蛇腹折又は内折を採用したことにより、エアバッグ全体を小さく折り畳むことができ、収容効率を向上させることができる。したがって、リテーナの大きさを小さくすることができ、エアバッグ装置全体をコンパクトにすることができる。また、折り畳まれた突出部を突出方向に回転させて捻るようにしたことにより、膨張展開時に生じる復元力により突出部を車両構造物に沿って迅速に膨張展開させることができ、エアバッグのばたつきを抑制することができる。また、エアバッグ収容時にエアバッグをプロテクタークロスで包むことにより、エアバッグ膨張時におけるエアバッグとリテーナとの間に生じる摩擦を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明のエアバッグ装置を示す図であり、(A)は車載配置図、(B)は断面図(図1(A)におけるB―B断面図)、(C)はエアバッグ装置の他の実施形態の断面図である。なお、図1(A)において、一点鎖線の上側はエアバッグの膨張展開後を示し、下側はエアバッグの膨張展開前を示している。
図1に示した本発明のエアバッグ装置は、車載されたECU(電子制御ユニット)が歩行者等と車両との衝突を検知又は予知した時に、車両の表面に膨張展開されるエアバッグ1と、エアバッグ1にガスを供給するインフレータ2と、エアバッグ1及びインフレータ2を収容するリテーナ3と、を有し、前記エアバッグ1は、車両の表面に膨出される本体部1aと、本体部1aの端部から車両のピラー4に沿って膨張展開されるように突出したピラー被覆部1bと、を有する。前記ピラー被覆部1bは、図1(B)又は図1(C)に示すように、突出方向(膨張展開方向)に沿って蛇腹折され、折り畳まれたピラー被覆部1bは本体部1a側に折り重ねられ、折り重ねられたピラー被覆部1bは突出方向に回転されるように捻られた状態で折り畳まれてリテーナ3内に収容されている。より具体的に説明すれば、突出部であるピラー被覆部1bは、折り畳まれたピラー被覆部1bを本体部1a側に折り重ねた時に、表側に露出した面を本体部1a上でリテーナ3の底面側に近づけるように突出方向(膨張展開方向)に回転されて捻られている。
前記エアバッグ装置は、Aピラー用のエアバッグ装置であり、図1(A)に示したように、フロントフード5の内側の左右2箇所に配置されており、各エアバッグ装置のエアバッグ1が車両の左右両側に配置されたピラー4(Aピラー)のそれぞれを覆うことができるようになっている。
前記エアバッグ1は、図1(A)に示したように、膨張展開前は、リテーナ3内に折り畳まれて収容されており、膨張展開後は、略L字状に膨張してピラー4を覆うようになっている。かかるエアバッグ1は、いわゆる歩行者用エアバッグであり、他の部分よりも硬く成形されているピラー4を覆うことによって、歩行者等と車両が衝突した際の衝撃を緩和するものである。したがって、エアバッグ1が円滑にピラー4を覆うようにしなければならない。一方で、エアバッグ装置の配置スペースは十分に確保できないことが多く、省スペース化を図る必要もある。そこで、本発明では、エアバッグ1の折り畳み方法を工夫することによって、これらの課題を解決している。かかるエアバッグ1の折り畳み方法については後述するが、図1(B)に示す実施形態では、折り畳まれたピラー被覆部1bを突出方向(膨張展開方向)に1/2回転(180°回転)させて本体部1a上に折り重ねた状態を示している。また、図1(C)に示す他の実施形態では、折り畳まれたピラー被覆部1bを突出方向(膨張展開方向)に1/4回転(90°回転)させて本体部1a上に折り重ねた状態を示している。さらに、エアバッグ1をリテーナ3に収容する際には、図1(B)及び図1(C)に示すように、プロテクタークロス6でエアバッグ1を包むようにしてもよい。プロテクタークロス6を取り付けることによって、エアバッグ1の膨張展開時におけるリテーナ3とエアバッグ1の摩擦を低減することができる。なお、プロテクタークロス6は、例えば、エアバッグ1と同じ材質の基布により成形されている。
前記インフレータ2は、略円筒形状をなし、金属製又は樹脂製のケース2aに収容されてエアバッグ1内に収納された状態でリテーナ3に収容されている。ケース2aはボルト・ナット等の締結具2bによりリテーナ3に固定されている。また、インフレータ2は、図示しないECUに接続されており、ECUからの点火電流により点火され、インフレータ2内部に格納された薬剤を燃焼させてガスを発生させ、エアバッグ1にガスを供給する。なお、インフレータ2はリテーナ3に外付けするようにしてもよい。
前記リテーナ3は、図1(B)及び図1(C)に示すように、エアバッグ1及びインフレータ2を収容する空間を有するとともに、上部が開放した形状を有し、開放部はリッドやストラップ等の拘束具(図示せず)により全面又は一部が塞がれている。エアバッグ1及びインフレータ2を収容したリテーナ3は、例えば、フロントフード5に形成された開口部の背面にボルト等により固定される。なお、リテーナ3の形状は車種等によって適宜設計されるものであり、図示した形状に限定されるものではなく、例えば、リテーナ3の車両前後方向の端面に、エアバッグ1を車両の後方側に膨張展開させ易くするために、後方側に延出又は傾斜したガイド部を形成するようにしてもよい。
次に、図1(B)に示したエアバッグ1の折り畳み方法について、図2及び図3を参照しつつ説明する。ここで、図2は、エアバッグの折り畳み方法の第一実施形態を示す図であり、(A)はエアバッグ展開図、(B)〜(D)はピラー被覆部折畳工程、(E)は折重工程、(F)は捻り工程である。なお、説明の都合上、エアバッグ1の歩行者等と接触する側をエアバッグ表面とし、エアバッグ1の車体側表面をエアバッグ裏面とし、エアバッグ裏面には網掛けをして図示することとする。
図2(A)に示すエアバッグ展開図は、エアバッグ1を折り畳む前の状態を示す図であり、エアバッグ表面を表側にして平板上にエアバッグ1を載置している。図2(A)に示すように、破線の右側部分(略L字形状の横棒部分)が本体部1aであり、破線の左側部分(略L字状の縦棒部分)がピラー被覆部1bである。すなわち、エアバッグ1は、本体部1aの端部から略垂直に突出するようにピラー被覆部1bが連設されている。エアバッグ1は、最初に、ピラー被覆部1bを突出方向に沿って一点鎖線の部分で蛇腹折される。なお、本体部1aやピラー被覆部1bの長さや幅は車種等によって適宜設計されるものであり、図示した形状に限定されるものではない。
図2(B)〜(D)に示すピラー被覆部折畳工程は、ピラー被覆部1bを蛇腹折する工程を示している。図2(B)に示すように、まず、ピラー被覆部1bの先端部分を内側に折り曲げる。ここでは、図の表側に折り曲げた場合を図示している。したがって、エアバッグ裏面が表側に現れることとなる。次に、図2(C)に示すように、折り曲げた部分をさらに内側に折り曲げる。このとき、図2(B)で折り曲げた側(図の表側)と反対側(図の裏側)に折り曲げる。その後、図2(D)に示すように、折り曲げた部分をさらに内側に折り曲げる。このとき、図2(C)で折り曲げた側(図の裏側)と反対側(図の表側)に折り曲げる。したがって、エアバッグ裏面が再び表側に現れることとなる。かかるピラー被覆部折畳工程により、ピラー被覆部1bは、3山の蛇腹折に折り畳まれる。このように、ピラー被覆部1bを蛇腹折することによって、ロール折の場合よりも小さく折り畳むことができ、収容効率を向上させることができる。また、ロール折よりも蛇腹折の方が膨張展開時に折りが解除され易いため、より素早くピラー被覆部1bを膨張展開させることもできる。なお、蛇腹折の折り曲げ回数は、図示した3回に限られるものではなく、ピラー被覆部1bの大きさやエアバッグ1が収容されるリテーナ3の大きさ等の条件により適宜変更可能である。
図2(E)に示す折重工程は、ピラー被覆部折畳工程により折り畳まれたピラー被覆部1bを本体部1a側に折り重ねる工程である。具体的には、ピラー被覆部1bは、図2(D)に示した一点鎖線の部分で本体部1a側に折り重ねられる。ここで、本実施形態においては、本体部1aとピラー被覆部1bの境目で折り重ねるようにしたが、エアバッグ1の大きさやリテーナ3の大きさに合わせて境目から外れた位置で折り重ねるようにしてもよい。このように、ピラー被覆部1bを本体部1a側に折り重ねることにより、エアバッグ1の幅を小さくすることができる。
図2(F)に示す捻り工程は、折重工程により折り重ねられたピラー被覆部1bを突出方向に回転させて表裏が逆になるように捻る工程である。具体的には、図2(E)に示す折重工程後のエアバッグ1は、ピラー被覆部1bの蛇腹折された部分がサンドイッチされるように本体部1a側に折り重ねられているが、この蛇腹折された部分が表側に配置されるようにエアバッグ1を捻る。すなわち、ピラー被覆部1bの蛇腹折された部分の表側に露出した裏面を、本体部1a上でリテーナ3の底面側に近づけるように1/2回転(180°回転)させている。なお、ピラー被覆1bの先端部分を図2(B)の折り曲げ方向とは反対側(図の裏側)に折り曲げた場合には、図2(E)において、蛇腹折部分が表側に既に配置されている状態となるが、この場合には、蛇腹折部分がサンドイッチされるように本体部1a上でリテーナ3の底面側に捻るようにすればよい。これは、蛇腹折の回数が偶数回の場合も同じである。このように、折り重ねられたピラー被覆部1bを突出方向に回転させることによって捻ることにより、エアバッグ1の膨張展開時に捻り部分を元に戻そうとする復元力を発生させることができ、この復元力を利用して蛇腹折されたピラー被覆部1bをピラー4に沿って膨張展開させることができる。なお、ここでは、蛇腹折されたピラー被覆部1bを1/2回転(180°回転)させた場合について説明したが、図1(C)に示したように1/4回転(90°回転)させてもよいし、1回転(360°回転)させてもよく、その回転数や回転角度はエアバッグ1の種類や形状によって任意に設定することができる。ただし、捻りの復元力を有効に発生させるためには、1/4回転(90°回転)〜1回転(360°回転)程度の範囲内で設定することが好ましく、エアバッグ1の収容効率を考慮すれば1/2回転(180°回転)とすることが好ましい。
上述した本発明のエアバッグ1の折り畳み方法によれば、ピラー被覆部1bに蛇腹折を採用するとともに折り重ね時に捻りを加えたことにより、エアバッグ1の収容効率の改善と膨張展開時の方向制御の両方を満たす折り畳み方法が実現される。また、図示しないが、図2(B)〜(D)に示すピラー被覆部折畳工程において、蛇腹折に替えて内折を採用してもよい。ここで、内折とは、エアバッグ1の図2(A)における表側基布及び裏側基布をそれぞれ個別に蛇腹折とした折り畳み方法である。この内折を採用した場合、蛇腹折に比して折り方が面倒であるが、蛇腹折と同様に小さく折り畳むことができるだけでなく、蛇腹折よりも更に折りを解除され易くすることができる。
次に、図1(B)に示したエアバッグ1の折り畳み方法の第二実施形態について説明する。ここで、図3は、エアバッグの折り畳み方法の第二実施形態を示す図であり、(A)はエアバッグ展開図、(B)〜(D)はピラー被覆部折畳工程、(E)は捻り工程、(F)は折重工程である。なお、図3(A)〜(D)に示す工程は、図2に示した第一実施形態の図2(A)〜(D)の工程と同じであるため、詳細な説明を省略する。
図3に示す第二実施形態は、図2に示した第一実施形態のうち、図2(E)の折重工程と図2(F)の捻り工程の順番を入れ替えたものである。すなわち、蛇腹折されたピラー被覆部1bを本体部1a側に折り重ねる前に突出方向に回転させて表裏が逆になるように捻っている。図3(E)では、蛇腹折された部分が図の裏側に配置されるようにピラー4側に回転させている。その後、図3(F)に示すように、捻られたピラー被覆部1bを本体部1a側に折り重ねている。このように、折重工程と捻り工程の順番を入れ替えたとしても、第一実施形態と同じようにエアバッグ1を折り畳むことができる。なお、上述した第一実施形態及び第二実施形態では、便宜上、折重工程と捻り工程とを区別して説明したが、実際にエアバッグ1を折り畳む際には、略同時に実施するようにしてもよい。
次に、図1(B)に示したエアバッグ1の収容方法について、図4を参照しつつ説明する。ここで、図4は、エアバッグの収容方法を示す図であり、(A)はプロテクタークロス取付工程、(B)はエアバッグ取付工程、(C)はエアバッグ折畳工程、(D)はエアバッグ整形工程、(E)はエアバッグ被覆工程、(F)はエアバッグ拘束工程である。
図4(A)に示すプロテクタークロス取付工程は、リテーナ3の内面にプロテクタークロス6を敷いて固定する工程である。具体的には、図示していないが、リテーナ3に配設されているエアバッグ取付用のボルト等の出っ張りに、プロテクタークロス6に予め形成しておいた開口部を係止させることによって、プロテクタークロス6をリテーナ3に取り付ける。なお、リテーナ3が樹脂等で成形されている場合のように、プロテクタークロス6が必要ない場合には、この工程を省略することができる。
図4(B)に示すエアバッグ取付工程は、インフレータ2を装着したエアバッグ1のインフレータ2の部分をリテーナ3に固定する工程である。具体的には、図1(B)に示したケース2aにインフレータ2を挿入し、エアバッグ1に形成されたインフレータ装着部にインフレータ2及びケース2aを挿入した状態で、リテーナ3内にインフレータ2及びケース2aを嵌め込み、締結具2bでリテーナ3に固定する。なお、エアバッグ1とインフレータ2の取付方法は、上述したものに限られず、インフレータ2をリテーナ3に固定してからエアバッグ1をインフレータ2に装着するようにしてもよい。
図4(C)に示すエアバッグ折畳工程は、図2や図3に示したエアバッグの折り畳み方法によりエアバッグ1を折り畳む工程である。詳細については既に述べたとおりであるので、ここでは詳細な説明を省略する。
図4(D)に示すエアバッグ整形工程は、図4(C)に示すように、折り畳んだエアバッグ1がリテーナ3からはみ出している場合に、リテーナ3からはみ出した残部を折り重ねてリテーナ3の開口部の形状に合わせる工程である。具体的には、図4(D)では、図の上側にはみ出た部分を内側に折り畳み、次に図の下側にはみ出た部分を内側に折り畳み、最後に図の右側にはみ出た部分を内側に折り畳んでいる。はみ出た部分が1回の折り畳みでリテーナ3に収容できない場合には、2回、3回と各部を適宜折り畳むようにしてもよい。
図4(E)に示すエアバッグ被覆工程は、エアバッグ整形工程後のエアバッグ1をプロテクタークロス6で包む工程である。プロテクタークロス6は、エアバッグ1の膨張展開時におけるリテーナ3とエアバッグ1の摩擦を低減するためのものであり、エアバッグ1がリテーナ3と直接接触しないようにしておけばよく、包み方は任意である。なお、プロテクタークロス6がない場合は、本工程は省略される。
図4(F)に示すエアバッグ拘束工程は、リテーナ3内に収容したエアバッグ1が崩れないように拘束しておくための工程である。具体的には、例えば、図4(F)に示すように、ストラップ7でリテーナ3の開口部を部分的に覆う。ストラップ7は、エアバッグ1と同じ材質又はそれよりも切れ易い材質の基布により成形されている。また、ストラップ7の代わりにリッド等の蓋部材で開口部の全面を覆うようにしてもよい。
上述したエアバッグ1の収容方法では、エアバッグ1の折り畳み方法に本発明の折り畳み方法を採用しているため、エアバッグ1を小さく折り畳むことができ、収容効率を向上させることができ、リテーナ3を小さく成形することができる。したがって、エアバッグ装置全体をコンパクトにすることができる。
最後に、エアバッグが車両の左右両側のピラー4,4を同時に被覆することができる略凹字状のエアバッグ8に本発明を適用した場合について、図5を参照しつつ説明する。ここで、図5は、略凹字状のエアバッグ8の折り畳み方法を示す図であり、(A)はエアバッグ展開図、(B)はピラー被覆部折畳工程、(C)は折重工程、(D)は捻り工程である。なお、説明の都合上、エアバッグ1の歩行者等と接触する側をエアバッグ表面とし、エアバッグ1の車体側表面をエアバッグ裏面とし、エアバッグ裏面には網掛けをして図示することとする。
図5(A)に示すエアバッグ展開図は、エアバッグ8を折り畳む前の状態を示す図であり、エアバッグ表面を表側にして平板上にエアバッグ8を載置している。図5(A)に示すように、破線に挟まれた部分(略凹字状の横棒部分)が本体部8aであり、破線の左右両側部分(略凹字状の2つの縦棒部分)がピラー被覆部8bである。すなわち、エアバッグ8は、本体部8aの両端から略垂直に突出するように一対のピラー被覆部8bが連設されている。エアバッグ8は、最初に、各ピラー被覆部8bを突出方向に沿って一点鎖線の部分で蛇腹折される。
図5(B)に示すピラー被覆部折畳工程は、各ピラー被覆部8bを蛇腹折する工程を示している。まず、ピラー被覆部8bの先端部分を内側に折り曲げる。ここでは、図の表側に折り曲げることとする。次に、折り曲げた部分をさらに内側に折り曲げる。このとき、最初に折り曲げた側(図の表側)と反対側(図の裏側)に折り曲げる。その後、折り曲げた部分をさらに内側に折り曲げる。このとき、2回目に折り曲げた側(図の裏側)と反対側(図の表側)に折り曲げる。かかる折り曲げにより、図5(B)に示したように、各ピラー被覆部8bは蛇腹折される。このように、各ピラー被覆部8bを蛇腹折することによって、ロール折の場合よりも小さく折り畳むことができ、収容効率を向上させることができる。また、ロール折よりも蛇腹折の方が膨張展開時に折りが解除され易いため、より素早く各ピラー被覆部8bを膨張展開させることもできる。なお、蛇腹折の折り曲げ回数は、上述した3回に限られるものではなく、ピラー被覆部8bの大きさやエアバッグ8が収容されるリテーナ(図示せず)の大きさ等の条件により適宜変更可能である。なお、蛇腹折の詳細な工程は、図2(B)〜(D)に記載された工程と同じであるため、ここでは詳細な図を省略する。
図5(C)に示す折重工程は、ピラー被覆部折畳工程により折り畳まれた各ピラー被覆部8bを本体部8a側に折り重ねる工程である。具体的には、各ピラー被覆部8bは、図5(B)に示した一点鎖線の部分で本体部8a側に折り重ねられる。ここでは、本体部8aと各ピラー被覆部8bの境目で折り重ねるようにしたが、エアバッグ8の大きさやリテーナの大きさに合わせて境目から外れた位置で折り重ねるようにしてもよい。このように、各ピラー被覆部8bを本体部8a側に折り重ねることにより、エアバッグ8の幅を小さくすることができる。
図5(D)に示す捻り工程は、折重工程により折り重ねられた各ピラー被覆部8bを突出方向に回転させて表裏が逆になるように捻る工程である。具体的には、図5(C)に示す折重工程後のエアバッグ8では、各ピラー被覆8bの蛇腹折された部分がサンドイッチされるように本体部8a側に折り重ねられているが、この蛇腹折された部分が表側に配置されるようにエアバッグ8を捻る。すなわち、ピラー被覆部1bの蛇腹折された部分の表側に露出した裏面を、本体部8a上でリテーナ底面側に近づけるように1/2回転(180°回転)させている。なお、ピラー被覆8bの先端部分を図5(B)の折り曲げ方向とは反対側(図の裏側)に折り曲げた場合には、図5(C)において、蛇腹折部分が表側に既に配置されている状態となるが、この場合には、蛇腹折部分がサンドイッチされるように本体部8a上でリテーナ底面側に捻るようにすればよい。これは、蛇腹折の回数が偶数回の場合も同じである。このように、折り重ねられた各ピラー被覆部8bを突出方向に回転させることによって捻ることにより、エアバッグ8の膨張展開時に捻り部分を元に戻そうとする復元力を発生させることができ、この復元力を利用して蛇腹折された各ピラー被覆部8bを左右両側のピラー4,4に沿って同時に膨張展開させることができる。なお、ここでは、蛇腹折されたピラー被覆部8bを1/2回転(180°回転)させた場合について説明したが、1/4回転(90°回転)させてもよいし、1回転(360°回転)させてもよく、その回転数や回転角度はエアバッグ8の種類や形状によって任意に設定することができる。ただし、捻りの復元力を有効に発生させるためには、1/4回転(90°回転)〜1回転(360°回転)程度の範囲内で設定することが好ましく、エアバッグ1の収容効率を考慮すれば1/2回転(180°回転)とすることが好ましい。
上述した本発明のエアバッグ8の折り畳み方法によれば、各ピラー被覆部8bに蛇腹折を採用するとともに折り重ね時に捻りを加えたことにより、エアバッグ8の収容効率の改善と膨張展開時の方向制御の両方を満たす折り畳み方法が実現される。また、図示しないが、図5(B)に示すピラー被覆部折畳工程において、蛇腹折に替えて内折を採用してもよい。また、図3に示したエアバッグ1の折り畳み方法の第二実施形態と同様に、図5(C)の折重工程と図5(D)の捻り工程の順序を入れ替えてもよいし、折重工程と捻り工程を略同時に行うようにしてもよい。なお、エアバッグ8の収容方法については、エアバッグ8の形状とリテーナの大きさが異なるが、基本的にエアバッグ1の収容方法と同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
本発明は上述した実施形態に限定されず、例えば、BピラーやCピラーに配置される歩行者用エアバッグに本発明を適用してもよい、突出部を有するエアバッグであれば車内に配置される様々なエアバッグに本発明を適用してもよい、エアバッグの突出部は本体部の端部から突出するものに限られない等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
本発明のエアバッグ装置を示す図であり、(A)は車載配置図、(B)は断面図(図1(A)におけるB―B断面図)、(C)はエアバッグ装置の他の実施形態の断面図である。 エアバッグの折り畳み方法の第一実施形態を示す図であり、(A)はエアバッグ展開図、(B)〜(D)はピラー被覆部折畳工程、(E)は折重工程、(F)は捻り工程である。 エアバッグの折り畳み方法の第二実施形態を示す図であり、(A)はエアバッグ展開図、(B)〜(D)はピラー被覆部折畳工程、(E)は捻り工程、(F)は折重工程である。 エアバッグの収容方法を示す図であり、(A)はプロテクタークロス取付工程、(B)はエアバッグ取付工程、(C)はエアバッグ折畳工程、(D)はエアバッグ整形工程、(E)はエアバッグ被覆工程、(F)はエアバッグ拘束工程である。 略コ字状のエアバッグ8の折り畳み方法を示す図であり、(A)はエアバッグ展開図、(B)はピラー被覆部折畳工程、(C)は折重工程、(D)は捻り工程である。
符号の説明
1,8 エアバッグ
1a,8a 本体部
1b,8b ピラー被覆部
2 インフレータ
2a ケース
2b 締結具
3 リテーナ
4 ピラー
5 フロントフード
6 プロテクタークロス
7 ストラップ

Claims (8)

  1. 所定の条件でガスを発生させるインフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグの折り畳み方法であって、
    前記エアバッグは、前記本体部が車両のフード上で膨張展開され、前記突出部が車両のピラーに沿って膨張展開されるように構成された歩行者用エアバッグであり、
    前記突出部を突出方向に沿って前記本体部の突出方向の幅と略同じ大きさとなるまで蛇腹折又は内折する突出部折畳工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に沿って折り畳まれていない前記本体部側に折り重ねる折重工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる捻り工程と、を有することを特徴とするエアバッグの折り畳み方法。
  2. 前記捻り工程は、折り畳んだ前記突出部を前記本体部側に折り重ねた時に、表側に露出した面を前記本体部上でリテーナ底面側に近づけるように、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる工程である、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグの折り畳み方法。
  3. 所定の条件でガスを発生させるインフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグを所定のリテーナに収容するエアバッグの収容方法であって、
    前記エアバッグは、前記本体部が車両のフード上で膨張展開され、前記突出部が車両のピラーに沿って膨張展開されるように構成された歩行者用エアバッグであり、
    前記突出部を突出方向に沿って前記本体部の突出方向の幅と略同じ大きさとなるまで蛇腹折又は内折する突出部折畳工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に沿って折り畳まれていない前記本体部側に折り重ねる折重工程と、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる捻り工程と、前記リテーナからはみ出した残部を折り重ねて前記リテーナの開口部の形状に合わせる整形工程と、有することを特徴とするエアバッグの収容方法。
  4. 前記エアバッグを折り畳む前にプロテクタークロスを前記リテーナ内に取り付けるプロテクタークロス取付工程と、前記整形工程後のエアバッグを前記プロテクタークロスで包むエアバッグ被覆工程と、を有することを特徴とする請求項3に記載のエアバッグの収容方法。
  5. 前記捻り工程は、折り畳んだ前記突出部を前記本体部側に折り重ねた時に、表側に露出した面を前記本体部上でリテーナ底面側に近づけるように、折り畳んだ前記突出部を突出方向に回転させる工程である、ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のエアバッグの収容方法。
  6. 所定の条件でガスを発生させるインフレータと、該インフレータに接続された本体部と該本体部から所定の方向に突出した突出部とを有するエアバッグと、該エアバッグを収容するリテーナと、を備えたエアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、前記本体部が車両のフード上で膨張展開され、前記突出部が車両のピラーに沿って膨張展開されるように構成された歩行者用エアバッグであり、
    前記突出部は、突出方向に沿って前記本体部の突出方向の幅と略同じ大きさとなるまで蛇腹折又は内折され、折り畳まれた前記突出部は突出方向に沿って折り畳まれていない前記本体部側に折り重ねられ、折り畳まれた前記突出部は突出方向に回転されることによって捻られた状態で前記リテーナに収容されている、ことを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 前記リテーナに収容された前記エアバッグを包むプロテクタークロスを有する、ことを特徴とする請求項6に記載のエアバッグ装置。
  8. 前記突出部は、折り畳まれた前記突出部を前記本体部側に折り重ねた時に、表側に露出した面を前記本体部上で前記リテーナの底面側に近づけるように突出方向に回転されて捻られている、ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のエアバッグ装置。
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